JPH11199116A - シート状製品積み重ね装置 - Google Patents

シート状製品積み重ね装置

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JPH11199116A
JPH11199116A JP661798A JP661798A JPH11199116A JP H11199116 A JPH11199116 A JP H11199116A JP 661798 A JP661798 A JP 661798A JP 661798 A JP661798 A JP 661798A JP H11199116 A JPH11199116 A JP H11199116A
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stacking
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孝夫 並木
Yoshiyuki Kato
吉幸 加藤
Hideji Watanabe
秀治 渡辺
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MIYAKOSHI MACHINERY CO Ltd
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MIYAKOSHI MACHINERY CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状製品を昇降台上に崩れることなく積
み重ねることができるようにする。 【解決手段】 シート状製品搬送装置1の搬送方向下流
側に、このシート状製品搬送装置1にて1枚ずつ搬送さ
れてくるシート状製品5を昇降台8にて受けて積み重ね
蓄積するシート状製品積み重ね装置において、昇降台8
の上方に、この昇降台8上へのシート状製品5の落下経
路を横切る方向に出没、及び上下方向に移動可能にして
プレス板12を設けた構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚ずつ間隔を持
って搬送されてくるシート状製品を昇降台上に積み重ね
て蓄積する積み重ね装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の積み重ね装置にあって
は、昇降台上に積み重ねて蓄積されたシート状製品を、
プレスすることなく、自然落下状態で積み重ねしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】受け台上に積み重ねる
シート状製品が、各シートが何層にか折り曲げられた製
品で、かつ幅が狭いシート状製品だったり、間に空気が
入り易く、幅の狭いシート状製品の場合、積み重ね中に
シート状製品が幅方向のどちらかに傾き易く、傾いたま
ま積み重ねが続けられると、途中で崩れてしまうことが
あった。また、積み重ねたシート状製品は浮き上がって
不安定な状態となり、そのままの状態で次工程へ搬送す
ると姿勢が崩れてしまうことがあった。
【0004】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、崩れやすいシート状製品でも、昇降台上に途中で
崩れることなく安定した状態で積み重ねることができ、
また次工程へ積み重ねた状態のまま崩れることなく搬送
できるようにしたシート状製品の積み重ね装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るシート状製品の積み重ね装置は、シー
ト状製品搬送装置の搬送方向下流側に、このシート状製
品搬送装置にて1枚ずつ搬送されてくるシート状製品を
昇降台にて受けて積み重ね蓄積するシート状製品積み重
ね装置において、昇降台の上方に、この昇降台上へのシ
ート状製品の落下経路を横切る方向に出没、及び上下方
向に移動可能にしてプレス板を設けた構成となってい
る。
【0006】また上記プレス板の上方に、シート状製品
を仮受けする仮受け部材を、シート状製品の落下経路を
横切る方向に出没可能に設けた。
【0007】
【作 用】シート状製品搬送装置からシート状製品積
み重ね装置の昇降台上に落下して積み重ねられたシート
状製品は、このシート状製品の上方へ突出したプレス板
を下動することによりプレスされる。
【0008】また、上記プレス板の上方に仮受け部材を
設けた場合には、上記プレス板によるプレス動作時に、
シート状製品搬送装置から搬送されてくるシート状製品
をこの仮受け部材にて受けておき、この上に小束状に蓄
積されたシート状製品をまとめて落下させる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図中1は相接して設けられた上部コンベ
ヤベルト2と下部コンベヤベルト3とからなるシート状
製品搬送装置であり、4はこのシート状製品搬送装置1
の搬送方向下流端側に設けられたシート状製品積み重ね
装置である。
【0010】このシート状製品積み重ね装置4は、シー
ト状製品搬送装置1から搬送されてくるシート状製品5
が突き当たる前当て板6と、この前当て板6に対向する
後当て板7と、この両当て板6,7の間に位置されて上
記シート状製品5を受ける昇降台8と、この昇降台8を
シート状製品の積み重ね速度に同期して下降し、かつ、
任意に昇降するための昇降装置9と、上記シート状製品
搬送装置1の搬送落下部の下側に位置し、この搬送落下
部から落下するシート状製品5を仮に受けるクシ棒10
を、出没可能に設けたシート状製品仮受け装置11と、
このシート状製品仮受け装置11のクシ棒10と昇降台
8との間に位置し、この昇降台8上のシート状製品をプ
レスするプレス板12を出没可能に、かつ上下動可能に
設けたプレス装置13とからなっている。
【0011】上記シート状製品仮受け装置11のクシ棒
10はエアシリンダ14にて上記シート状製品5の落下
位置に対して出没動作するようになっている。またプレ
ス装置13のプレス板12は昇降用エアシリンダ15に
て昇降するようになっており、かつこの昇降用エアシリ
ダ15は水平動用エアシリンダ16にて水平方向に、プ
レス板12が上記シート製品5の落下位置に対して出没
動作できるようになっている。
【0012】上記構成における動作を図2から図10を
参照して説明する。
【0013】動作(1)(図2)、シート状製品搬送装
置1にて1枚ずつ搬送されてくるシート状製品5を、突
出しているシート状製品仮受け装置11のクシ棒10に
て仮受する。
【0014】動作(2)(図3)、クシ棒10にて仮に
受けているシート状製品が設定した枚数に達したとき
に、クシ棒10を引いて、このクシ棒10上に仮受けさ
れていたシート状製品5を突出しているプレス板12上
に落とす。その後直ちにクシ棒10を突出する。
【0015】動作(3)(図4)、搬送されてくるシー
ト状製品5をクシ棒10にて仮受けしている間に、プレ
ス板12を引いてプレス板12上に載っていた小束のシ
ート状製品5を昇降台8上に落下する。その後プレス板
12を引いたままの状態で上へ上げる。
【0016】動作(4)(図5)、クシ棒10で搬送さ
れてくるシート状製品5を仮受けている間に、プレス板
12を上へ上げた状態でこれを昇降台8上の小束のシー
ト状製品の上に突出する。
【0017】動作(5)(図6)、クシ棒10で搬送さ
れてくるシート状製品5を仮受けしている間に、プレス
板12を下降してプレス板12と昇降台8の間にある小
束のシート状製品5にプレスをかけ続ける。
【0018】動作(6)(図7)、クシ棒10で仮受け
しているシート状製品5が設定した枚数に達したときに
クシ棒10を引いてクシ棒10上のシート状製品をプレ
ス板12上に落下する。その後直ちにクシ棒10を突出
する。
【0019】動作(7)(図8)、搬送されてくるシー
ト状製品5をクシ棒10で受けている間に、プレス板1
2を引いて、このプレス板12上に載っていた小束のシ
ート状製品を昇降台8上に落下する。その後、プレス板
12を引いたままの状態で上へ上げる。
【0020】動作(8)(図9)、搬送されてくるシー
ト状製品5を受けている間に、プレス板12を上へ上げ
たままの状態で小束のシート状製品上に突出する。
【0021】動作(9)(図10)、クシ棒10で搬送
されてくるシート状製品5を仮受けしている間に、プレ
ス板12を下に下げてプレス板12と昇降台8の間にあ
る小束のシート状製品にプレスをかけ続ける。
【0022】クシ棒10で受けているシート状製品が設
定の枚数に達した場合、以上の動作を繰返す。
【0023】上記実施の形態では、シート状製品積み重
ね装置4の昇降台8の上方に、昇降台8上のシート状製
品5をプレスするプレス板12と、このプレス板12の
上方に、シート状製品搬送装置1から搬送されてくるシ
ート状製品5を仮に受けるクシ棒10を設けた例を示し
たが、必ずしもこのクシ棒10はなくてもよい。
【0024】この場合、プレス板12によるプレス動作
中に、上記シート状製品5はこのプレス板12上に落下
してくるが、プレス動作の終了のたびに、プレス板12
を引き抜いて上昇し、これを落下してきたシート状製品
5の上側に突出して再びプレス動作をする。
【0025】
【発明の効果】本発明は、昇降台8上に積まれたシート
状製品を小束ずつ、崩れる前にプレス板12にてプレス
して膨らみを潰して整えることができるので、崩れやす
いシート状製品でも、昇降台8上に途中で崩れることな
く安定した状態で積み重ねることができる。またこの積
み重ねた状態が安定するので、次工程に搬送する場合
も、積み重ねた状態のまま崩れることなく搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明の動作説明図である。
【図5】本発明の動作説明図である。
【図6】本発明の動作説明図である。
【図7】本発明の動作説明図である。
【図8】本発明の動作説明図である。
【図9】本発明の動作説明図である。
【図10】本発明の動作説明図である。
【符号の説明】
1…シート状製品搬送装置、2…上部コンベヤベルト、
3…下部コンベヤベルト、4…シート状製品積み重ね装
置、5…シート状製品、6…前当て板、7…後当て板、
8…昇降台、9…昇降装置、10…クシ棒、11…シー
ト状製品仮受け装置、12…プレス板、13…プレス装
置、14,15,16…エアシリンダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状製品搬送装置1の搬送方向下流
    側に、このシート状製品搬送装置1にて1枚ずつ搬送さ
    れてくるシート状製品5を昇降台8にて受けて積み重ね
    蓄積するシート状製品積み重ね装置において、昇降台8
    の上方に、この昇降台8上へのシート状製品5の落下経
    路を横切る方向に出没、及び上下方向に移動可能にして
    プレス板12を設けたことを特徴とするシート状製品積
    み重ね装置。
  2. 【請求項2】 プレス板12の上方に、シート状製品を
    仮受けする仮受け部材を、シート状製品5の落下経路を
    横切る方向に出没可能に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のシート状製品積み重ね装置。
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