JPH11199078A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH11199078A
JPH11199078A JP2036298A JP2036298A JPH11199078A JP H11199078 A JPH11199078 A JP H11199078A JP 2036298 A JP2036298 A JP 2036298A JP 2036298 A JP2036298 A JP 2036298A JP H11199078 A JPH11199078 A JP H11199078A
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recording paper
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recording
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Application number
JP2036298A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Kumano
利広 熊野
Yuji Ishii
祐二 石井
Hiroyuki Yamada
博幸 山田
Setsunori Matsumoto
節則 松本
Morio Tada
守夫 多田
Hisayuki Ohinata
久幸 大日向
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Panasonic System Networks Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に記録紙の搬送方向端を揃えた状態で
的確な給紙動作を行うことができ、また、一旦セットし
た記録紙を取り出すことなく、簡単な動作で新たな記録
紙を追加補充することができること。 【解決手段】 給紙トレー本体101上に積載された記
録紙102と対向する位置に、給紙待機中は積載された
記録紙102を給紙トレー本体101方向へ押圧する押
圧板108を回動自在に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、複写機等に適用可能な給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置では、装置全体の小型
化を図るために、給紙トレーを急勾配に傾斜させて配置
する方法が採られていた。給紙トレーを傾斜させて配置
すると、装置を設置するのに必要な面積を小さくするこ
とができ、また、給紙トレーを傾斜させることによっ
て、記録紙は自重により下端が揃うため、記録紙の上端
を囲うための枠を必要としない。このため、給紙トレー
は、記録紙全体を覆うほどの大きさを有する必要はな
く、上方に開口していれば足りる。従って、給紙トレー
を傾斜させて配置することにより、装置全体を小型化さ
せることができる。この場合、給紙トレーの長さ方向に
はみ出す記録紙の一部分が、記録紙自身の重さによって
給紙トレーの背面側に垂れ下がることを防止するため、
給紙トレーの延長上で伸縮自在の給紙ガイドを設けると
都合が良い。
【0003】このような従来の給紙装置の構成及び動作
について図9を参照して説明する。図9は、給紙トレー
を急勾配に傾斜させて配置した従来の給紙装置の横断面
図である。図9において、給紙トレー本体901は、記
録紙902を積載する。給紙トレー本体901の記録紙
搬送方向側の底面には、底板903が設けられている。
この底板903は、給紙動作の際、底板スプリング90
4の弾力によって、記録紙902を後述する給紙ローラ
906に当接させる機能を有する。
【0004】また、給紙トレー本体901の記録紙搬送
方向側であって記録紙と当接する面の給紙ローラ側の端
部には、記録紙902の最上層の角部が当接するように
分離爪905が設けられている。この分離爪905は、
給紙の際、給紙トレー本体901に積載された複数枚の
記録紙902から最上層の1枚のみを他の記録紙から分
離するためのものである。
【0005】また、記録紙の搬送方向先端と対向する位
置には、記録紙902を図示しない記録部へ送り出す給
紙ローラ906が設けられている。この給紙ローラ90
6は、図示しない動力源からの動力によって、図の矢印
方向、すなわち半時計回りに回転する。この給紙ローラ
906の回転によって最上層の記録紙902が送り出さ
れる。送り出された記録紙902は、給紙ローラ906
とこれに対向して設けられたピンチローラ907とに挟
まれながら、図示しない記録部に搬送される。なお、押
圧板908は、記録紙902を給紙トレー本体901上
に積載する場合のガイドとなる。
【0006】次に、従来の給紙装置の記録紙搬送動作に
ついて説明する。図9では、最上層の記録紙902が搬
送され始めた状態を示している。図示しない制御部から
給紙開始信号が発せられると、図示しない動力源からの
動力を受けて、給紙ローラ906が回転する。この給紙
ローラ906が最上層の記録紙902を送り出そうとす
ると、分離爪905に最上層の記録紙902が引っかか
るため、その記録紙902がたわむ。更に給紙ローラ9
06が記録紙902を送り出すと、記録紙902は、自
身の弾力によって分離爪905を弾いて乗り越える。こ
れによって、最上層の記録紙902を一枚だけ送り出す
ことができる。この記録紙902は、給紙ローラ906
とピンチローラ907に挟まれて図示しない記録部へ搬
送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の給紙装置では、以下のような問題点があった。こ
の問題点について、図10及び図11を参照して説明す
る。
【0008】まず、給紙動作終了後における従来の給紙
装置の問題点について、図10を参照して説明する。図
10は、従来の給紙装置の横断面図である。最上層の記
録紙902の搬送が終了すると、底板903は、給紙ト
レー本体901上の最低部に下がる。しかし、給紙待機
中の記録紙902も底板903に伴って最低部に下がる
とは限らず、図10に示すように、給紙待機中の記録紙
902が給紙口付近に残ったり、場合によっては給紙口
へ入り込むことがある。特に、給紙トレー本体901を
急勾配で配置する場合はこの事態が起こりやすい。その
結果、給紙待機中の記録紙902の搬送方向端が不揃い
となり、次の給紙動作の際、印字のずれや記録紙の詰ま
り、さらには記録紙の破損等の不都合が生じてしまう。
【0009】さらに、給紙待機中の記録紙902が給紙
口付近に残ったり、給紙口へ入り込むという事態は、新
たに記録紙を補給する際にも問題となる。この問題点に
ついて、図11を参照して説明する。図11は、従来の
給紙装置の横断面図である。
【0010】図11(a)は、予め積載されている記録
紙902上に新たに記録紙909を差し込もうとした状
態を示している。ここでは、給紙待機状態となって底板
903が給紙トレー本体901の最低部に下がっても、
記録紙902の端部が給紙口付近に残っており、これが
分離爪905に当接している。このため、図に示すよう
に、追加補給する記録紙909を差し込もうとすると、
記録紙902を褶曲させてしまう。
【0011】さらに追加補給する記録紙909を差し込
むと、図11(b)に示すように記録紙909の先端が
不揃いとなってしまう。このまま給紙動作を開始する
と、印字のずれや記録紙の詰まり、記録紙の破損等の不
都合を生じることとなる。
【0012】従って、このような不都合を回避するた
め、オペレータは、記録紙を補給する場合は、既にセッ
トされた一束の記録紙902を一旦取り出し、新たな記
録紙909の束を加えて全体を揃えた上で、記録紙を再
セットするという作業をする必要があった。
【0013】しかし、このような作業は、適切な給紙を
行うためには必要であるが、記録紙を補給するたびに上
記のような作業を行わなければならないのは、面倒であ
る。
【0014】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、常に記録紙の搬送方向端を揃えた状
態で的確な給紙動作を行うことができ、また、一旦セッ
トした記録紙を取り出すことなく、簡単な動作で新たな
記録紙を追加補充することができる給紙装置を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、以下のような手段を講じた。
【0016】請求項1記載の給紙装置の発明は、記録紙
を積載する記録紙積載手段と、この記録紙積載手段の記
録紙搬送方向端面近傍に設けられ最上層の記録紙を他の
複数の記録紙から分離する分離爪と、前記積載された記
録紙を積載した状態で昇降する底板と、前記積載された
記録紙を搬送する給紙ローラと、前記積載された記録紙
と対向する位置に回動自在に設けられ、給紙待機中に前
記積載された記録紙を前記記録紙積載手段方向へ押圧す
る押圧板とを備える構成を採る。
【0017】この構成により、給紙待機状態において、
積載された記録紙を記録紙積載手段側に押し付けること
ができるため、記録紙を常に記録紙積載手段の記録紙搬
送方向端面上で揃えることができる。これにより、給紙
待機中の記録紙が給紙口付近に残ったり、記録紙が給紙
口に入り込むことによる不都合を回避し、適切な給紙を
行うことができる。また、記録紙を追加補給する場合、
予め積載されている記録紙が給紙口付近に残っているこ
とがないため、オペレータは追加補給する記録紙をその
まま予め積載されている記録紙上に積載することがで
き、容易に記録紙の補充作業を行うことができる。
【0018】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の給紙装置において、押圧板は、給紙待機状態では、
前記分離爪よりも前記記録紙積載手段側で前記記録紙を
押圧し、給紙状態では、前記分離爪と対向する方向に退
避する構成を採る。
【0019】この構成により、給紙待機状態では、押圧
板の先端が分離爪よりも記録紙側に位置するため、積載
された記録紙が分離爪を超えて給紙口付近に残ったり、
給紙口に入り込むことをより効果的に防止することがで
きる。また、記録紙を追加補給する場合にも、分離爪を
超えて記録紙が補給されることを防止することができる
ため、適切に追加記録紙の補給を行うことができる。さ
らに、給紙状態では、押圧板は分離爪と対向する方向に
退避するため、押圧板が搬送中の記録紙に接触して記録
紙の搬送を妨げる事態を回避することができる。
【0020】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は請求項2記載の給紙装置において、押圧板は、給紙開
始時における前記底板の上昇と連動して前記分離爪と対
向する方向に退避する構成を採る。
【0021】この構成により、給紙開始と同時に記録紙
を押圧していた押圧板が底板と連動して分離爪と対向す
る方向へ退避するため、押圧板が給紙動作を妨げること
なく、円滑な給紙を行うことができる。
【0022】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の給紙装置において、押圧
板は、最上層の記録紙の搬送が終了するまで前記分離爪
と対向する位置で退避する構成を採る。
【0023】この構成により、記録紙搬送状態におい
て、押圧板が搬送中の記録紙に接触することがなくなる
ため、押圧板が記録紙の搬送を妨げることなく、円滑な
記録紙の搬送を行うことができる。
【0024】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の給紙装置において、押圧
板は、給紙後における底板の下降と連動して記録紙側に
戻らず、最上層の記録紙の搬送が終了するまで前記分離
爪と対向する位置で退避する構成を採る。
【0025】この構成により、記録紙が一旦給紙される
と、この記録紙の搬送を妨げないように、底板は下降す
るが、押圧板は記録紙側へ降りる際に前記下降動作には
連動せずに遅れて戻るので、記録紙搬送状態において、
押圧板が搬送中の記録紙に接触することがなくなり、押
圧板は記録紙の搬送を妨げることなく、円滑な記録紙の
搬送を行うことができる。
【0026】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載の給紙装置において、給紙
ローラと同一回転軸上に回転位置によって前記分離爪を
押圧する偏心した第一カムを備え、前記第一カムの回転
位置によって前記底板を昇降させる構成を採る。
【0027】この構成により、第一カムが分離爪を押圧
することによって、小さい変位で給紙待機中の記録紙を
給紙ローラから引き離すことができるため、記録紙積載
手段上の記録紙が多い場合であっても、底板の変動を小
さくすることができる。その結果、記録紙の動く範囲を
狭くすることができるため、安定した給紙を行うことが
できる。
【0028】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載の給紙装置において、底板
を押し下げる底板アームと、給紙ローラと同一回転軸上
に設けられ回転位置によって前記底板アームを押圧する
偏心した第二カムとを備え、前記第二カムの回転位置に
よって前記底板を昇降させる構成を採る。
【0029】この構成により、底板の可動範囲を大きく
することができるため、記録紙積載手段に多くの記録紙
を積載することができる。
【0030】また、請求項8記載の発明は、請求項1乃
至請求項7のいずれかに記載の給紙装置において、押圧
板と底板とは、給紙ローラと同一の駆動系から動力を受
けて連携して動作する構成を採る。
【0031】この構成により、給紙ローラによる給紙動
作と、底板の昇降動作と、押圧板の回動動作とを単一の
駆動系により行うことができるため、連動精度を高める
ことができ、安定した給紙を行うことができる。また、
単一の駆動系を用いるため、装置の全体構成を簡略化す
ることができ、装置全体の小型化を図ることが可能とな
る。
【0032】また、請求項9記載の発明は、記録紙を積
載する記録紙積載手段と、この記録紙積載手段の記録紙
搬送方向端面近傍に設けられ最上層の記録紙を他の記録
紙から分離する分離爪と、前記積載された記録紙を積載
した状態で昇降する底板と、前記積載された記録紙を搬
送する給紙ローラと、この給紙ローラと同一回転軸上に
回転位置によって前記分離爪を押圧する偏心したカムと
を備え、前記カムの回転位置によって前記底板を昇降さ
せる構成を採る。
【0033】この構成により、第一カムが分離爪を押圧
することによって、小さい変位で給紙待機中の記録紙を
給紙ローラから引き離すことができるため、記録紙積載
手段上の記録紙が多い場合であっても、底板の変動を小
さくすることができる。その結果、記録紙の動く範囲を
狭くすることができるため、安定した給紙を行うことが
できる。
【0034】また、請求項10記載の発明は、請求項1
乃至請求項9のいずれかに記載の給紙装置において、記
録紙積載手段を、傾斜させて配置した構成を採る。
【0035】この構成により、装置全体の小型化を図る
ことができ、装置を設置するのに必要な面積を小さくす
ることができる。また、記録紙積載手段を傾斜させて配
置しても、押圧板が記録紙を記録紙積載手段側に押圧す
るため、給紙待機中の記録紙が給紙口付近に残ったり、
記録紙が給紙口に入り込むことによる不都合を回避する
ことができ、適切な給紙を行うことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
の形態に係る給紙装置の横断面図である。
【0037】本発明の一実施の形態に係る給紙装置10
0は、給紙トレー本体101を急勾配に傾斜させて配置
する。図1において、給紙トレー本体101は、記録紙
102を積載する。給紙トレー本体101の記録紙搬送
方向側の底面には、底板103が設けられている。この
底板103は、給紙動作の際、底板スプリング104の
弾力によって、記録紙102を、後述する給紙ローラ1
06に当接させる。
【0038】また、給紙トレー本体101の記録紙搬送
方向側であって記録紙と当接する面の給紙ローラ側の端
部には、最上層の記録紙902における2つの角部が当
接するように分離爪105が一対設けられている。この
分離爪105は、給紙の際、給紙トレー本体101上に
積載された複数枚の記録紙102から最上層の1枚のみ
を他の記録紙から分離するためのものである。
【0039】また、記録紙102の搬送方向先端と対向
する位置には、記録紙102を図示しない記録部へ送り
出す給紙ローラ106が設けられている。この給紙ロー
ラ106は、図示しない動力源からの動力によって図1
における半時計回りに回転する。この給紙ローラ106
の回転によって最上層の記録紙102が送り出される。
送り出された記録紙102は、給紙ローラ106とこれ
に対向して設けられたピンチローラ107とに挟まれな
がら、図示しない記録部に搬送される。
【0040】また、記録紙102の搬送方向端と対向す
る部分に、記録紙102を底板103側に押し付ける押
圧板108が回動自在に設けられている。この押圧板1
08が記録紙102を底板側に押し付けるガイドとなる
ことによって、搬送しやすい状態で記録紙102を給紙
トレー本体101に積載することができる。この押圧板
108は、図1中、点線で示すように、給紙待機中は、
記録紙102側に向いており、その先端は分離爪105
よりも記録紙102側に位置している。この場合、押圧
板108の先端部は最上層の記録紙102に当接して力
を加えているため、給紙待機中の記録紙102が給紙口
付近に残ったり、給紙口内に入り込むことがない。ま
た、記録紙102の搬送方向端を給紙トレー本体101
の給紙方向側の端面上で揃えることができる。
【0041】次に、本発明の一実施の形態に係る給紙装
置の記録紙搬送動作について説明する。図1は、最上層
の記録紙102が搬送され始めた状態を示している。図
示しない制御部から給紙開始信号が発せられると、図示
しない動力源からの動力を受けて、給紙ローラ106が
回転する。また、この給紙ローラ106とともに図示し
ない底板カムが回転し、底板103に力を加えなくなる
ため、底板103が底板スプリング104の弾力によっ
て給紙ローラ106側に移動する。これに伴って、給紙
トレー本体101上に積載されている記録紙102のう
ち、最上層の記録紙が給紙ローラ106に当接する。
【0042】また、図1において、押圧板108は、給
紙待機中は点線で示した位置にあるが、給紙動作中は、
搬送中の記録紙102に接触して搬送を妨げないよう
に、底板103の移動と同時に図の矢印方向に移動す
る。この押圧板108の移動は、後述するように、給紙
ローラ106に伝達される動力を利用して行われる。
【0043】給紙ローラ106が最上層の記録紙102
を送り出そうとすると、分離爪105に最上層の記録紙
102が引っかかるため、その記録紙102がたわむ。
更に給紙ローラ106が記録紙102を送り出すと、記
録紙102は、自身の弾力によって分離爪105を弾い
て乗り越える。これによって、最上層の記録紙102を
一枚だけ送り出すことができる。この記録紙102は、
給紙ローラ106とピンチローラ107に挟まれて図示
しない記録部へ搬送される。
【0044】次に、本発明の一実施の形態に係る給紙装
置における記録紙の追加補給動作について説明する。図
2は、本発明の一実施の形態に係る給紙装置の横断面図
であり、給紙待機状態において新たに記録紙109を補
給する動作を示している。
【0045】給紙待機状態では、押圧板108の端部
は、分離爪105の位置よりも記録紙102側にあり、
最上層の記録紙102に当接して図の矢印方向に力を加
えている。従って、従来の給紙装置のように、給紙待機
中の記録紙が給紙口付近に残ったり、給紙口に入り込む
ことがなく、記録紙102は、底板103とともに給紙
トレー本体101上に整った状態で積載される。
【0046】オペレータが、給紙トレー本体101の記
録紙挿入口201に新たに追加補給する記録紙109を
挿入すると、この追加補給する記録紙109が、押圧板
108を押し上げながら進み、給紙トレー本体101の
給紙方向側の端面に当接する。この場合、最上層の記録
紙109は、押圧板108から常に押圧されているた
め、記録紙の厚さ方向に膨らんで搬送方向端部が不揃い
となることはない。
【0047】次に、本発明の一実施の形態に係る給紙装
置における底板103の昇降動作及び押圧板108の回
動動作について、図3及び図4を参照して説明する。図
3は、本発明の一実施の形態に係る給紙装置における底
板103と押圧板108付近を示す概略斜視図である。
また、図4は、本発明の一実施の形態に係る給紙装置の
横断面図である。
【0048】ここで、図4中、摺動ベルト401は、底
板103と連動して給紙トレー本体101の記録紙搬送
方向の端面上を記録紙102を載せたまま移動する。給
紙時には、摺動ベルト401は、底板103の上昇とと
もにベルトアーム402を介したスプリング403の弾
力を受けて給紙ローラ106側に引き出される。一方、
給紙待機時には、摺動ベルト401は、底板103の下
降とともに給紙トレー本体101の底部方向に引き込ま
れる。このように摺動ベルト401が記録紙102を載
せたまま移動することによって、適切な給紙を行うこと
ができる。
【0049】また、記録紙センサ404は、記録紙の通
過を検出し、搬送ローラ405は、給紙トレー本体10
1から送られてきた記録紙を図示しない記録部へ搬送す
る。
【0050】図3(a)は、給紙待機状態における底板
103と押圧板108との状態を示している。ここで、
給紙ローラ106と同一の回転軸上で、一対の分離爪1
05とそれぞれ当接する位置に一対の爪カム301が設
けられている。この爪カム301は、長軸と短軸とを有
する楕円形状で、偏心している。図3(a)に示すよう
に、給紙待機状態では、この爪カム301の長軸が分離
爪105に当接し、この分離爪105に力を加えるた
め、底板103が押し下げられる。この状態を横断面図
として表したのが図4(a)である。この図に示すよう
に、給紙待機中は、底板103は、最上層の記録紙10
2が給紙ローラ106に接触しない程度に押し下げられ
ている。また、押圧板108は、給紙待機中の記録紙側
に降りており、その先端は、分離爪105よりも記録紙
側に位置して給紙待機中の記録紙を押える。
【0051】次に、図3(b)は、給紙状態における底
板103と押圧板108との状態を示している。給紙時
には、給紙ローラ106の回転とともに爪カム301が
回転し、この爪カム301の長軸が分離爪105と当接
しなくなるため、図示しない底板スプリングの弾力を受
けて、底板103が、記録紙を載せたまま給紙ローラ1
06側に上昇する。この状態を横断面図として表したの
が図4(b)である。図に示すように、底板103が、
底板スプリング104の弾力を受けて、給紙ローラ10
6側に上昇している。この底板103の上昇とともに、
摺動ベルト401が記録紙102を載せて給紙ローラ1
06側へ移動する。最上層の記録紙が給紙ローラ106
に当接すると、図示しない記録部へ向けて記録紙の搬送
が開始される。また、この場合、押圧板108は、記録
紙の搬送の妨げとならないよう、底板103の上昇とと
もに記録紙と対向する方向へ退避する。
【0052】次に、図3(c)は、記録紙搬送中におけ
る底板103と押圧板108との状態を示している。記
録紙搬送中は、次に給紙される記録紙が給紙ローラ10
6に接触しないよう、爪カム301の長軸が分離爪10
5と当接して力を加え、底板103を押し下げる。この
状態を横断面図として表したのが、図4(c)である。
この図に示すように、記録紙搬送中は、底板103は、
最上層の記録紙102が給紙ローラ106に接触しない
程度に押し下げられている。しかし、押圧板108は、
搬送中の記録紙に接触しないよう、記録紙の上方に退避
したままとなっている。なお、押圧板108は、搬送中
の記録紙が、記録紙センサ404に到達した段階で、給
紙待機状態に戻る。
【0053】このように、本発明の一実施の形態に係る
給紙装置においては、給紙待機中及び記録紙搬送中は、
底板103は、最上層の記録紙102が給紙ローラ10
6に接触しない程度に押し下げられるため、給紙待機中
の記録紙が給紙ローラ106に接触して重ねて搬送され
ることがない。また、押圧板108は、記録紙の搬送が
終了するまで記録紙の上方に退避しているため、現在搬
送中の記録紙に接触してその搬送を妨げることがない。
従って、円滑な記録紙の給紙・搬送を行うことができ
る。
【0054】また、本発明の一実施の形態に係る給紙装
置においては、最上層の記録紙が給紙ローラと接触しな
いようにするために、分離爪に対して爪カムが力を加え
ることによって底板を押し下げる方法を採るので、底板
の変位を必要最小限に抑え、記録紙の移動範囲を小さく
することができる。その結果、安定した給紙を行うこと
が可能となる。
【0055】次に、底板103の昇降動作の変形例につ
いて、図5を参照して説明する。図5は、本発明の一実
施の形態に係る給紙装置における底板103と押圧板1
08付近を示す概略斜視図である。この変形例では、給
紙ローラ106と同一の回転軸上に底板カム501を一
対設けた。この底板カム501は、長軸と短軸とを有す
る楕円形状で、偏心している。また、これら一対の底板
カム501からの力を受けて底板103を押し下げる機
能を果たす底板アーム502を一対設けた。その他の構
成については、図3に示した形態と同様であるため、説
明を省略する。
【0056】図5(a)は、給紙待機状態における底板
103と押圧板108との状態を示している。給紙待機
状態では、この底板カム501の長軸が底板アーム50
2に当接し、力を加えるため、底板103が押し下げら
れる。
【0057】次に、図5(b)は、給紙状態における底
板103と押圧板108との状態を示している。給紙時
には、給紙ローラ106の回転とともに底板カム501
が回転し、この底板カム501の長軸が底板アーム50
2と当接しなくなるため、図示しない底板スプリングの
弾力を受けて、底板103が、記録紙を載せたまま給紙
ローラ106側に上昇する。最上層の記録紙が給紙ロー
ラ106に当接すると、図示しない記録部へ向けて記録
紙の搬送が開始される。
【0058】次に、図5(c)は、記録紙搬送中におけ
る底板103と押圧板108との状態を示している。記
録紙搬送中は、次に給紙される記録紙が給紙ローラ10
6に接触しないよう、底板401の長軸が底板アーム5
02と当接して力を加え、底板103を図示しない給紙
トレー本体の最低部に押し下げる。
【0059】このように、底板103を昇降させるため
に底板アーム502を用いることによって、底板103
のストローク幅を大きくすることができるため、給紙ト
レー上に積載する記録紙の枚数を大きくすることができ
る。
【0060】以上のような本発明の一実施の形態に係る
給紙装置における底板103と押圧板108の動作は、
給紙ローラ106を回転させるための駆動系と同一の駆
動系によって行われる。これについて、図6乃至図8を
参照して説明する。図6乃至図8は、本発明の一実施の
形態に係る給紙装置における底板と押圧板との動作を同
一の駆動系より行うことを示す模式図である。
【0061】図6(a)において、モータ601は、給
紙装置全体に動力を供給する単一の駆動源である。第一
段目ギア602は、給紙ローラ106を回転させるため
の減速ギアとして機能する。第二段目ギア603は、給
紙ローラ106を回転させるアイドラギアである。給紙
ローラギア604は、一部の歯が欠けており、給紙ロー
ラ106を一定量回転させる。第三段目ギア605は、
回転方向の切替で後述するラッチを解除し、また、給紙
ローラを回転させる減速ギアである。第四段目ギア60
6は、給紙ローラギア604を回転させるアイドラギア
である。揺動ギア607は、2つのギアを備えており、
この2つのギアが切り替わることによって、モータ60
1の正転・逆転に関わらず、給紙ローラ106の回転を
常に一定方向に回転させる。
【0062】また、押圧板108の回転軸上に第一爪6
08が設けられており、ラッチ609と係合したり外れ
たりすることによって、押圧板108の位置を決定す
る。スプリングクラッチ610は、モータ601の逆回
転に伴って、ラッチ609と係合した第一爪608を解
除する。なお、図6(b)に示す構成については、既述
したため、ここでは説明を省略する。
【0063】また、図6(c)において、給紙ローラ1
06と同一の回転軸上に、給紙ローラカム611が設け
られている。この給紙ローラカム611は、半月状に形
成されており、給紙ローラ106の回転とともに回転す
る。押圧板アーム612は、給紙ローラカム611から
の力を受けて第二爪613に対して圧力を加える。この
第二爪613は、押圧板108と同一の回転軸上に設け
られており、押圧板108とともに回転する。この第二
爪613には、常に、押圧板スプリング614からの張
力がかけられている。
【0064】次に、本発明の一実施の形態に係る給紙装
置における底板103と押圧板108との動作について
説明する。
【0065】待機状態では、底板103は、爪カム30
1からの圧力によって押し下げられ、給紙トレー本体1
01の底面方向に下がっている。また、押圧板108
も、第二爪613を介して押圧板スプリング614から
の張力を受け、図6(b)に示すように、記録紙102
に当接して圧力を加えている。この際、押圧板カム61
1は、半月状の弦の部分が押圧板アーム612に当接し
ている。
【0066】次に、給紙動作について、図7を参照して
説明する。図示しない制御部から給紙開始信号が発せら
れると、給紙動作が開始される。図7(a)に示すよう
に、モータ601が逆転し、第一段目ギア602、第二
段目ギア603、第三段目ギア605を介して揺動ギア
607が有する2つのギアの一方が給紙ローラギア60
4に噛み合い、給紙ローラ106と、これと同一回転軸
上にある爪カム301及び押圧板カム611を回転させ
る。
【0067】また、図7(b)に示すように、爪カム3
01が回転することにより、爪カム301の長軸が分離
爪105と当接しなくなるため、底板103が、底板ス
プリング104の弾力によって給紙ローラ106側に上
昇する。同時に、摺動ベルト401が記録紙102を載
せたまま給紙ローラ106側に移動する。最上層の記録
紙102が給紙ローラ106に当接すると、給紙ローラ
106の回転によって送り出され、分離爪105から外
れて図示しない記録部へ搬送される。
【0068】一方、図7(c)に示すように、押圧板カ
ム611が回転することにより、押圧板カム611の弧
の部分が押圧板アーム612に当接して力を加えるた
め、押圧板アーム612が回転する。この押圧板アーム
612の回転力が第二爪613に伝達され、この第二爪
613が回転することによって、押圧板108が回転軸
上で回動し、記録紙102と対向する方向へ退避する。
このため、押圧板108が搬送中の記録紙に接触して記
録紙の搬送を妨げることがない。
【0069】次に、搬送中の動作について、図8を参照
して説明する。記録紙が搬送され、図示しない記録紙セ
ンサを通過すると、この記録紙センサが信号を発し、こ
の信号を合図として図8(a)に示すモータ601が正
転する。すると、第三段目ギア605が回転して揺動ギ
アが有する2つのギアのうち給紙ローラギア604に噛
んでいたギアが外れ、他方のギアが給紙ローラギア60
4に噛み合う。この揺動ギア607によって、給紙ロー
ラギア604は、モータの正転・逆転に関わらず常に給
紙を行う方向に回転する。
【0070】給紙ローラギア604は、ギアの歯が一部
分欠けているため、一回転後に駆動力が切断される。こ
のため、給紙ローラ106は一回転すると停止する。同
様に、給紙ローラ106と同一軸上にある爪カム301
も一回転後に待機状態と同じ状態で停止する。図8
(b)に示すように、爪カム301の長軸が分離爪10
5を押すため、底板103が給紙トレー本体101の底
面方向に下げられる。底板103が下がるとともに、摺
動ベルト401が給紙待機中の記録紙102を載せたま
ま給紙トレー本体101の底面方向に引き込まれる。
【0071】一方、図8(c)に示すように、記録紙搬
送中は、押圧板カム611は、一回転すると半月状の弦
の部分が押圧板アーム612と当接するため、押圧板ア
ーム612に圧力を加えなくなる。しかし、図8(a)
に示すように、第一爪608がラッチ609と係合する
ため、図8(b)に示すように押圧板108は記録紙1
02の上方で退避したままとなる。従って、押圧板10
8が搬送中の記録紙に接触して記録紙の搬送を妨げるこ
とがない。
【0072】次に、給紙動作の終了について説明する。
搬送された記録紙が図示しない記録紙センサを完全に通
過すると、この記録紙センサが信号を発し、この信号を
合図としてモータ601が逆転する。モータ601は、
第三段目ギア605が回転することによって揺動ギアが
有する2つのギアのうち、給紙時に回転していなかった
方のギアが給紙ローラギア604に噛み合うまで逆転す
る。ここで、スプリングクラッチ610が、第一爪60
8と係合していたラッチ609を解除する。この第一爪
608がラッチ609から外れると、押圧板108は、
押圧板スプリング614の張力を受けて待機状態とな
り、給紙トレー本体101上の記録紙102と当接して
押圧する。
【0073】このように、給紙動作と、押圧板の回動動
作と、底板の昇降動作とを単一の駆動系により行うこと
ができるため、連動精度を高めることができるととも
に、装置の全体構造の簡略化を図ることができる。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、給紙待機状態において、積載された記録紙を
記録紙積載手段側に押し付けることができるため、記録
紙を常に記録紙積載手段の記録紙搬送方向端面上で揃え
ることができる。これにより、給紙待機中の記録紙が給
紙口付近に残ったり、記録紙が給紙口に入り込むことに
よる不都合を回避し、適切な給紙を行うことができる。
また、記録紙を追加補給する場合、予め積載されている
記録紙が給紙口付近に残っていることがないため、オペ
レータは追加補給する記録紙をそのまま予め積載されて
いる記録紙上に積載することができ、容易に記録紙の補
充作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る給紙装置が最上層
の記録紙を搬送する状態を示す横断面図
【図2】上記実施の形態に係る給紙装置の横断面図
【図3】上記実施の形態に係る給紙装置における底板と
押圧板を示す概略斜視図
【図4】上記実施の形態に係る給紙装置の給紙状態を示
す横断面図
【図5】上記実施の形態に係る給紙装置における底板と
押圧板の変形例を示す概略斜視図
【図6】上記実施の形態に係る給紙装置における底板と
押圧板との待機状態を示す模式図
【図7】上記実施の形態に係る給紙装置の給紙時におけ
る底板と押圧板との動作を示す模式図
【図8】上記実施の形態に係る給紙装置の搬送時におけ
る底板と押圧板との動作を示す模式図
【図9】給紙トレーを急勾配に傾斜させて配置した従来
の給紙装置の横断面図
【図10】上記従来の給紙装置の一問題点を示す横断面
【図11】上記従来の給紙装置の他の問題点を示す横断
面図
【符号の説明】
100 給紙装置 101 給紙トレー本体 102 記録紙 103 底板 104 底板スプリング 105 分離爪 106 給紙ローラ 107 ピンチローラ 201 記録紙挿入口 301 爪カム 401 摺動ベルト 402 ベルトアーム 403 スプリング 404 記録紙センサ 405 搬送ローラ 501 底板カム 502 底板アーム 601 モータ 602 第一段目ギア 603 第二段目ギア 604 給紙ローラギア 605 第三段目ギア 606 第四段目ギア 607 揺動ギア 608 第一爪 609 ラッチ 610 スプリングクラッチ 611 押圧板カム 612 押圧板アーム 613 第二爪 614 押圧板スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 節則 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送株式会社内 (72)発明者 多田 守夫 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送株式会社内 (72)発明者 大日向 久幸 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を積載する記録紙積載手段と、こ
    の記録紙積載手段の記録紙搬送方向端面近傍に設けられ
    最上層の記録紙を他の複数の記録紙から分離する分離爪
    と、前記積載された記録紙を積載した状態で昇降する底
    板と、前記積載された記録紙を搬送する給紙ローラと、
    前記積載された記録紙と対向する位置に回動自在に設け
    られ、給紙待機中に前記積載された記録紙を前記記録紙
    積載手段方向へ押圧する押圧板とを備えることを特徴と
    する給紙装置。
  2. 【請求項2】 押圧板は、給紙待機状態では、前記分離
    爪よりも前記記録紙積載手段側で前記記録紙を押圧し、
    給紙状態では、前記分離爪と対向する方向に退避するこ
    とを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 押圧板は、給紙開始時における前記底板
    の上昇と連動して前記分離爪と対向する方向に退避する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の給紙装
    置。
  4. 【請求項4】 押圧板は、最上層の記録紙の搬送が終了
    するまで前記分離爪と対向する位置で退避することを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の給紙
    装置。
  5. 【請求項5】 押圧板は、給紙後における底板の下降と
    連動して記録紙側に戻らず、最上層の記録紙の搬送が終
    了するまで前記分離爪と対向する位置で退避することを
    特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の給
    紙装置。
  6. 【請求項6】 給紙ローラと同一回転軸上に回転位置に
    よって前記分離爪を押圧する偏心した第一カムを備え、
    前記第一カムの回転位置によって前記底板を昇降させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 底板を押し下げる底板アームと、給紙ロ
    ーラと同一回転軸上に設けられ回転位置によって前記底
    板アームを押圧する偏心した第二カムとを備え、前記第
    二カムの回転位置によって前記底板を昇降させることを
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の給
    紙装置。
  8. 【請求項8】 押圧板と底板とは、給紙ローラと同一の
    駆動系から動力を受けて連携して動作することを特徴と
    する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の給紙装
    置。
  9. 【請求項9】 記録紙を積載する記録紙積載手段と、こ
    の記録紙積載手段の記録紙搬送方向端面近傍に設けられ
    最上層の記録紙を他の記録紙から分離する分離爪と、前
    記積載された記録紙を積載した状態で昇降する底板と、
    前記積載された記録紙を搬送する給紙ローラと、この給
    紙ローラと同一回転軸上に回転位置によって前記分離爪
    を押圧する偏心したカムとを備え、前記カムの回転位置
    によって前記底板を昇降させることを特徴とする給紙装
    置。
  10. 【請求項10】 記録紙積載手段を、傾斜させて配置し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに
    記載の給紙装置。
JP2036298A 1998-01-16 1998-01-16 給紙装置 Pending JPH11199078A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100663822B1 (ko) 2003-03-07 2007-01-03 캐논 가부시끼가이샤 시트 급송 장치 및 화상 형성 장치
JP2011057304A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Canon Inc シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置

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