JPH11199030A - コンベヤ装置 - Google Patents
コンベヤ装置Info
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- JPH11199030A JPH11199030A JP119198A JP119198A JPH11199030A JP H11199030 A JPH11199030 A JP H11199030A JP 119198 A JP119198 A JP 119198A JP 119198 A JP119198 A JP 119198A JP H11199030 A JPH11199030 A JP H11199030A
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- roller
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- load
- driving
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、制御装置を削除してコストの低減
を実現でき、さらに省エネルギーを実現できるコンベヤ
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ゾーン毎に、搬送用ローラをドライブモ
ータローラ４とフリーローラ５で形成し、これらモータ
ローラ４とフリーローラ５を互いに巻回された駆ベルト
６で連結し、ゾーン毎に、在荷検出用の光電スイッチ22
とモータローラ４を駆動するドライブ基板21を設け、各
ドライブ基板21は、光電スイッチ22により検出される在
荷信号、上流のゾーンのドライブ基板21からの駆動指令
信号、および下流のゾーンのドライブ基板21からの搬送
状態信号に応じて、モータローラ５を駆動する。この構
成によれば、ドライブ基板21に簡単な判断機能を付加す
るだけでアキュームレーション機能を実現でき、よって
コンベヤ装置全体の制御を統括する従来のような制御装
置が不要となり、コストを低減することができる。
を実現でき、さらに省エネルギーを実現できるコンベヤ
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ゾーン毎に、搬送用ローラをドライブモ
ータローラ４とフリーローラ５で形成し、これらモータ
ローラ４とフリーローラ５を互いに巻回された駆ベルト
６で連結し、ゾーン毎に、在荷検出用の光電スイッチ22
とモータローラ４を駆動するドライブ基板21を設け、各
ドライブ基板21は、光電スイッチ22により検出される在
荷信号、上流のゾーンのドライブ基板21からの駆動指令
信号、および下流のゾーンのドライブ基板21からの搬送
状態信号に応じて、モータローラ５を駆動する。この構
成によれば、ドライブ基板21に簡単な判断機能を付加す
るだけでアキュームレーション機能を実現でき、よって
コンベヤ装置全体の制御を統括する従来のような制御装
置が不要となり、コストを低減することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム本体に、
荷の搬送路を形成する多数の搬送用ローラを配設し、こ
れら搬送用ローラを搬送方向で少なくともゾーンに分け
て各ゾーン毎に駆動できるようにしたコンベヤ装置に関
するものである。
荷の搬送路を形成する多数の搬送用ローラを配設し、こ
れら搬送用ローラを搬送方向で少なくともゾーンに分け
て各ゾーン毎に駆動できるようにしたコンベヤ装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の上記コンベヤ装置（アキュームレ
イトコンベヤ）としては、たとえば特開平４−２０１９
１７号公報に開示されているように、本体フレーム側
に、多数の搬送用ローラを配設し、これら搬送用ローラ
を搬送方向で複数のユニットに分けるとともに、各ユニ
ット毎に、ユニット単位で前記搬送用ローラを駆動する
モータとユニット内での荷の有無を検出するセンサ（在
荷検出装置）を設け、各ユニットのモータとセンサに接
続され、各モータを駆動する制御装置を設けている。
イトコンベヤ）としては、たとえば特開平４−２０１９
１７号公報に開示されているように、本体フレーム側
に、多数の搬送用ローラを配設し、これら搬送用ローラ
を搬送方向で複数のユニットに分けるとともに、各ユニ
ット毎に、ユニット単位で前記搬送用ローラを駆動する
モータとユニット内での荷の有無を検出するセンサ（在
荷検出装置）を設け、各ユニットのモータとセンサに接
続され、各モータを駆動する制御装置を設けている。
【０００３】前記制御装置は、各ユニットにおいて、ユ
ニットのセンサにより運搬物を検出すると、下流のユニ
ットに運搬物が無いときにこのユニットを作動し、運搬
物が有ると作動させないようにして、運搬物の衝突を起
こすことなくストレージ動作を実行している。
ニットのセンサにより運搬物を検出すると、下流のユニ
ットに運搬物が無いときにこのユニットを作動し、運搬
物が有ると作動させないようにして、運搬物の衝突を起
こすことなくストレージ動作を実行している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のアキュ
ームレイトコンベヤ装置では、コンベヤ装置全体の制御
を行う高価な制御装置が必要であり、コンベヤ装置を組
み合わせて構成される搬送設備では、コストが大幅に増
加するという問題があった。
ームレイトコンベヤ装置では、コンベヤ装置全体の制御
を行う高価な制御装置が必要であり、コンベヤ装置を組
み合わせて構成される搬送設備では、コストが大幅に増
加するという問題があった。
【０００５】本発明は上記問題を解決するものであり、
制御装置を削除してコストの低減を実現でき、さらに省
エネルギーを実現できるコンベヤ装置を提供することを
目的とするものである。
制御装置を削除してコストの低減を実現でき、さらに省
エネルギーを実現できるコンベヤ装置を提供することを
目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
第１発明のコンベヤ装置は、フレーム本体に、荷の搬送
路を形成する多数の搬送用ローラを配設し、これら搬送
用ローラを搬送方向で少なくともゾーンに分けるととも
に、各ゾーン毎に在荷検出装置を設けたコンベヤ装置で
あって、ゾーン毎に、前記搬送用ローラをフリーローラ
とモータ内蔵の駆動ローラで形成し、これらフリーロー
ラと駆動ローラを互いに巻回された駆動伝達用索体で連
結し、ゾーン毎に、前記在荷検出装置と前記駆動ローラ
に接続され、駆動ローラを駆動する作動装置を設け、各
作動装置は、上流のゾーンの作動装置からの駆動指令信
号、前記在荷検出装置により検出される在荷信号、およ
び下流のゾーンの作動装置からの搬送状態信号に応じ
て、前記駆動ローラを駆動することを特徴とするもので
ある。
第１発明のコンベヤ装置は、フレーム本体に、荷の搬送
路を形成する多数の搬送用ローラを配設し、これら搬送
用ローラを搬送方向で少なくともゾーンに分けるととも
に、各ゾーン毎に在荷検出装置を設けたコンベヤ装置で
あって、ゾーン毎に、前記搬送用ローラをフリーローラ
とモータ内蔵の駆動ローラで形成し、これらフリーロー
ラと駆動ローラを互いに巻回された駆動伝達用索体で連
結し、ゾーン毎に、前記在荷検出装置と前記駆動ローラ
に接続され、駆動ローラを駆動する作動装置を設け、各
作動装置は、上流のゾーンの作動装置からの駆動指令信
号、前記在荷検出装置により検出される在荷信号、およ
び下流のゾーンの作動装置からの搬送状態信号に応じ
て、前記駆動ローラを駆動することを特徴とするもので
ある。
【０００７】上記構成により、ゾーン毎の作動装置によ
り上流のゾーンの作動装置からの駆動指令信号、在荷検
出装置により検出される在荷信号、および下流のゾーン
の作動装置からの搬送状態信号に応じて、駆動ローラが
駆動される。よって、コンベヤ装置全体の制御を統括す
る従来のような制御装置が不要となる。
り上流のゾーンの作動装置からの駆動指令信号、在荷検
出装置により検出される在荷信号、および下流のゾーン
の作動装置からの搬送状態信号に応じて、駆動ローラが
駆動される。よって、コンベヤ装置全体の制御を統括す
る従来のような制御装置が不要となる。
【０００８】また第２発明のコンベヤ装置は、上記第１
発明のコンベヤ装置であって、各作動装置は、上流のゾ
ーンへ搬送状態信号を伝送し、下流のゾーンの作動装置
へ、前記駆動ローラを起動し、かつ在荷検出装置により
在荷有りを検出しているとき、駆動指令信号を伝送する
ことを特徴とするものである。
発明のコンベヤ装置であって、各作動装置は、上流のゾ
ーンへ搬送状態信号を伝送し、下流のゾーンの作動装置
へ、前記駆動ローラを起動し、かつ在荷検出装置により
在荷有りを検出しているとき、駆動指令信号を伝送する
ことを特徴とするものである。
【０００９】上記構成により、下流のゾーンの作動装置
へ、駆動ローラを起動し、かつ在荷検出装置により荷有
りを検出しているとき、駆動指令信号が伝送され、下流
のゾーンの作動装置は、この駆動指令信号と次の下流側
のゾーンの作動装置から伝送されてくる搬送状態信号に
応じて駆動ローラを駆動する。
へ、駆動ローラを起動し、かつ在荷検出装置により荷有
りを検出しているとき、駆動指令信号が伝送され、下流
のゾーンの作動装置は、この駆動指令信号と次の下流側
のゾーンの作動装置から伝送されてくる搬送状態信号に
応じて駆動ローラを駆動する。
【００１０】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図１は本発明の実施の形態におけるコン
ベヤ装置の平面図、図２は同コンベヤ装置の要部側面図
である。
いて説明する。図１は本発明の実施の形態におけるコン
ベヤ装置の平面図、図２は同コンベヤ装置の要部側面図
である。
【００１１】コンベヤ装置１は、荷２の搬送方向（矢印
Ａ方向）へ並べた複数のゾーンから構成されている。各
ゾーンは、コンベヤ本体３に、１本のモータ内蔵の駆動
ローラであるドライブモータローラ４と９本のフリーロ
ーラ５をその回転方向に並べて支持し、各ローラ４，５
間を互いに巻回された駆動伝達用索体であるベルト６に
より連結して構成されている。
Ａ方向）へ並べた複数のゾーンから構成されている。各
ゾーンは、コンベヤ本体３に、１本のモータ内蔵の駆動
ローラであるドライブモータローラ４と９本のフリーロ
ーラ５をその回転方向に並べて支持し、各ローラ４，５
間を互いに巻回された駆動伝達用索体であるベルト６に
より連結して構成されている。
【００１２】ドライブモータローラ４は、図３に示すよ
うに、荷２の搬送面を形成するローラ管11と、ローラ管
11を支持する、コンベヤ本体３に固定された給電軸12お
よびコンベヤ本体３に出退自在に支持された支軸13と、
ローラ管11の内部にローラ管に接触しないように設け
た、給電軸12を介して給電されるモータの固定子14およ
び永久磁石からなる回転子15と、この回転子15に連結さ
れた減速機構16と、この減速機構16により伝動された回
転子15の回転力をローラ管11へ伝動する駆動ホイール17
により形成されている。また支軸13はばね体19により、
軸方向へ出退自在に保持されている。
うに、荷２の搬送面を形成するローラ管11と、ローラ管
11を支持する、コンベヤ本体３に固定された給電軸12お
よびコンベヤ本体３に出退自在に支持された支軸13と、
ローラ管11の内部にローラ管に接触しないように設け
た、給電軸12を介して給電されるモータの固定子14およ
び永久磁石からなる回転子15と、この回転子15に連結さ
れた減速機構16と、この減速機構16により伝動された回
転子15の回転力をローラ管11へ伝動する駆動ホイール17
により形成されている。また支軸13はばね体19により、
軸方向へ出退自在に保持されている。
【００１３】このドライブモータローラ４の上記モータ
の固定子14へ給電されると、回転子15が回転し、この回
転力は減速機構16および駆動ホイール17を介してローラ
管11へ伝達され、ローラ管11が回転し、よって各ゾーン
のローラ４，５が矢印Ａの方向に回転し、荷２が矢印Ａ
の方向に搬送される。またモータの固定子14への給電が
遮断されると、回転子15が停止し、よってゾーンのロー
ラ４，５が停止し、荷２が停止される。
の固定子14へ給電されると、回転子15が回転し、この回
転力は減速機構16および駆動ホイール17を介してローラ
管11へ伝達され、ローラ管11が回転し、よって各ゾーン
のローラ４，５が矢印Ａの方向に回転し、荷２が矢印Ａ
の方向に搬送される。またモータの固定子14への給電が
遮断されると、回転子15が停止し、よってゾーンのロー
ラ４，５が停止し、荷２が停止される。
【００１４】また図１および図２において、21はドライ
ブモータローラ４の作動装置であるドライブ基板であ
り、コンベヤ本体３に内蔵されている。またローラ４，
５の下方でコンベヤ本体３の内側面に、ローラ４，５間
に光を照射して、ローラ４，５上の荷２の有無を検出す
る反射型の光電スイッチ22が取り付けられており、この
光電スイッチ22は、ドライブ基板21に接続されている。
ブモータローラ４の作動装置であるドライブ基板であ
り、コンベヤ本体３に内蔵されている。またローラ４，
５の下方でコンベヤ本体３の内側面に、ローラ４，５間
に光を照射して、ローラ４，５上の荷２の有無を検出す
る反射型の光電スイッチ22が取り付けられており、この
光電スイッチ22は、ドライブ基板21に接続されている。
【００１５】また図４に示すように、上流と下流のゾー
ンの各ドライブ基板21間は接続されており、またコンベ
ヤ装置１間のドライブ基板21も接続されている。また図
５に示すように、最上流のゾーンのドライブ基板21には
搬送設備全体を制御する設備コントローラ23が接続さ
れ、最下流のドライブ基板21には、終端からの荷２の落
下を防止するストッパ24のコントローラ25が接続されて
いる。
ンの各ドライブ基板21間は接続されており、またコンベ
ヤ装置１間のドライブ基板21も接続されている。また図
５に示すように、最上流のゾーンのドライブ基板21には
搬送設備全体を制御する設備コントローラ23が接続さ
れ、最下流のドライブ基板21には、終端からの荷２の落
下を防止するストッパ24のコントローラ25が接続されて
いる。
【００１６】そして図４，図５に示すように、各ドライ
ブ基板21には、光電スイッチ22の在荷検出信号と、上流
のゾーンのドライブ基板21からの「搬入」と「停止」の
信号からなる駆動指令信号と、下流のゾーンのドライブ
基板21からの「起動中」と「停止中」の信号からなる搬
送状態信号が入力されており、各ドライブ基板21はこれ
ら入力信号に応じて、ドライブモータローラ４の起動／
停止を判断している。また各ドライブ基板21は、上流の
ゾーンのドライブ基板21へ「起動中」と「停止中」の信
号からなる搬送状態信号を出力し、下流のゾーンのドラ
イブ基板21へ「搬入」と「停止」の信号からなる駆動指
令信号を出力している。なお、設備コントローラ23とス
トッパ24のコントローラ25へは出力を行う必要はない。
ブ基板21には、光電スイッチ22の在荷検出信号と、上流
のゾーンのドライブ基板21からの「搬入」と「停止」の
信号からなる駆動指令信号と、下流のゾーンのドライブ
基板21からの「起動中」と「停止中」の信号からなる搬
送状態信号が入力されており、各ドライブ基板21はこれ
ら入力信号に応じて、ドライブモータローラ４の起動／
停止を判断している。また各ドライブ基板21は、上流の
ゾーンのドライブ基板21へ「起動中」と「停止中」の信
号からなる搬送状態信号を出力し、下流のゾーンのドラ
イブ基板21へ「搬入」と「停止」の信号からなる駆動指
令信号を出力している。なお、設備コントローラ23とス
トッパ24のコントローラ25へは出力を行う必要はない。
【００１７】
【表１】
【００１８】各ドライブ基板21のドライブモータローラ
４の駆動方法を説明する（図６および表１参照）。 ステップ−１ まず、在荷検出信号によりゾーンのローラ４，５上に荷
２があるかどうか確認する。 ステップ−２ ステップ−１において、在荷検出信号により荷有りを確
認すると、下流のゾーンのドライブ基板21からの搬送状
態信号が「起動中」か「停止中」かを確認する。 ステップ−３ 搬送状態信号が「起動中」のとき、ドライブモータロー
ラ４を起動する。 ステップ−４ ステップ−２において、搬送状態信号が「停止中」のと
きドライブモータローラ４を停止する。 ステップ−５ ステップ−１において、在荷検出信号により荷無しを確
認すると、上流のゾーンのドライブ基板21からの駆動指
令信号が「搬入」か「停止」かを確認する。
４の駆動方法を説明する（図６および表１参照）。 ステップ−１ まず、在荷検出信号によりゾーンのローラ４，５上に荷
２があるかどうか確認する。 ステップ−２ ステップ−１において、在荷検出信号により荷有りを確
認すると、下流のゾーンのドライブ基板21からの搬送状
態信号が「起動中」か「停止中」かを確認する。 ステップ−３ 搬送状態信号が「起動中」のとき、ドライブモータロー
ラ４を起動する。 ステップ−４ ステップ−２において、搬送状態信号が「停止中」のと
きドライブモータローラ４を停止する。 ステップ−５ ステップ−１において、在荷検出信号により荷無しを確
認すると、上流のゾーンのドライブ基板21からの駆動指
令信号が「搬入」か「停止」かを確認する。
【００１９】駆動指令信号が「搬入」のとき、ステップ
−３によりドライブモータローラ４を起動し、駆動指令
信号が「停止」のとき、ステップ−４によりドライブモ
ータローラ４を停止する。
−３によりドライブモータローラ４を起動し、駆動指令
信号が「停止」のとき、ステップ−４によりドライブモ
ータローラ４を停止する。
【００２０】上記ドライブモータローラ４の駆動方法に
より、表１に示すように、光電スイッチ22により検出さ
れる在荷検出信号により、ゾーン内に荷２が有ることが
確認されると、下流ゾーンの搬送状態を確認し、下流ゾ
ーンが起動中のときのみドライブモータローラ４を起動
し、停止中のときドライブモータローラ４を停止する。
したがって、荷２がゾーンより搬出されて下流ゾーンの
荷２に衝突することが防止される。またゾーン内に荷２
が無く、上流のゾーンのドライブ基板21からが搬入指令
信号を入力しているとき、ドライブモータローラ４を起
動する。したがって、上流のゾーンから荷２が搬入され
る。各ゾーンのドライブ基板21の動作により、アキュー
ムレーション機能が実現される。
より、表１に示すように、光電スイッチ22により検出さ
れる在荷検出信号により、ゾーン内に荷２が有ることが
確認されると、下流ゾーンの搬送状態を確認し、下流ゾ
ーンが起動中のときのみドライブモータローラ４を起動
し、停止中のときドライブモータローラ４を停止する。
したがって、荷２がゾーンより搬出されて下流ゾーンの
荷２に衝突することが防止される。またゾーン内に荷２
が無く、上流のゾーンのドライブ基板21からが搬入指令
信号を入力しているとき、ドライブモータローラ４を起
動する。したがって、上流のゾーンから荷２が搬入され
る。各ゾーンのドライブ基板21の動作により、アキュー
ムレーション機能が実現される。
【００２１】次に各ドライブ基板21による信号の出力方
法を説明する（図７および表１参照）。 ステップ−１ ドライブモータローラ４が起動中か停止中かを確認す
る。 ステップ−２ ドライブモータローラ４が起動中のとき、上流のゾーン
のドライブ基板21へ「起動中」の搬送状態信号を出力す
る。 ステップ−３ 次に、在荷検出信号によりゾーンのローラ４，５上に荷
２があるかどうか確認する。 ステップ−４ 在荷検出信号により荷有りを確認すると、下流のゾーン
のドライブ基板21へ「搬入」の駆動指令信号を出力す
る。 ステップ−５ ステップ−３において、在荷検出信号により荷無しを確
認すると、下流のゾーンのドライブ基板21へ「停止」の
駆動指令信号を出力する。 ステップ−６ ステップ−１において、ドライブモータローラ４が停止
中であることを確認すると、上流のゾーンのドライブ基
板21へ「停止中」の搬送状態信号を出力し、続いてステ
ップ−５により下流のゾーンのドライブ基板21へ「停
止」の駆動指令信号を出力する。
法を説明する（図７および表１参照）。 ステップ−１ ドライブモータローラ４が起動中か停止中かを確認す
る。 ステップ−２ ドライブモータローラ４が起動中のとき、上流のゾーン
のドライブ基板21へ「起動中」の搬送状態信号を出力す
る。 ステップ−３ 次に、在荷検出信号によりゾーンのローラ４，５上に荷
２があるかどうか確認する。 ステップ−４ 在荷検出信号により荷有りを確認すると、下流のゾーン
のドライブ基板21へ「搬入」の駆動指令信号を出力す
る。 ステップ−５ ステップ−３において、在荷検出信号により荷無しを確
認すると、下流のゾーンのドライブ基板21へ「停止」の
駆動指令信号を出力する。 ステップ−６ ステップ−１において、ドライブモータローラ４が停止
中であることを確認すると、上流のゾーンのドライブ基
板21へ「停止中」の搬送状態信号を出力し、続いてステ
ップ−５により下流のゾーンのドライブ基板21へ「停
止」の駆動指令信号を出力する。
【００２２】上記信号の出力方法により、上流のゾーン
のドライブ基板21へドライブモータローラ４の駆動状態
により搬送状態信号が出力される。上流のゾーンでは、
この搬送状態信号により、上記のようにドライブモータ
ローラ４の起動／停止が判断される。さらに、下流のゾ
ーンのドライブ基板21へ、ドライブモータローラ４が起
動中でかつ光電スイッチ22により荷有りを検出している
とき、「搬入」駆動指令信号が出力される。下流のゾー
ンでは、この駆動指令信号により、上記のようにドライ
ブモータローラ４の起動／停止が判断される。
のドライブ基板21へドライブモータローラ４の駆動状態
により搬送状態信号が出力される。上流のゾーンでは、
この搬送状態信号により、上記のようにドライブモータ
ローラ４の起動／停止が判断される。さらに、下流のゾ
ーンのドライブ基板21へ、ドライブモータローラ４が起
動中でかつ光電スイッチ22により荷有りを検出している
とき、「搬入」駆動指令信号が出力される。下流のゾー
ンでは、この駆動指令信号により、上記のようにドライ
ブモータローラ４の起動／停止が判断される。
【００２３】このように、ドライブ基板21に簡単な判断
機能を付加するだけで、アキュームレーション機能を実
現でき、よってコンベヤ装置全体の制御を統括する従来
のような制御装置が不要となり、コストを低減すること
ができる。また「搬入」駆動指令信号は、本ゾーンで荷
２を検出していないとき、下流のゾーンへ出力されない
ことから、荷２が蓄積されていない最初の状態のとき、
「搬入」駆動指令信号が下流のゾーンへ次々と伝達さ
れ、搬送に寄与していないゾーンが駆動されることを防
止できる（荷２の有無に関係なく搬入駆動指令信号が下
流のゾーンへ出力されると、本ゾーンでは荷無しの状態
であるから、各ゾーンは起動してしまう）。その結果、
省エネルギーを実現することができる。さらにドライブ
モータローラ４を使用することにより、全て電気でコン
ベヤ装置１を駆動でき、エア配管が不要となり、コンベ
ヤ装置１の構造を簡単にすることができる。
機能を付加するだけで、アキュームレーション機能を実
現でき、よってコンベヤ装置全体の制御を統括する従来
のような制御装置が不要となり、コストを低減すること
ができる。また「搬入」駆動指令信号は、本ゾーンで荷
２を検出していないとき、下流のゾーンへ出力されない
ことから、荷２が蓄積されていない最初の状態のとき、
「搬入」駆動指令信号が下流のゾーンへ次々と伝達さ
れ、搬送に寄与していないゾーンが駆動されることを防
止できる（荷２の有無に関係なく搬入駆動指令信号が下
流のゾーンへ出力されると、本ゾーンでは荷無しの状態
であるから、各ゾーンは起動してしまう）。その結果、
省エネルギーを実現することができる。さらにドライブ
モータローラ４を使用することにより、全て電気でコン
ベヤ装置１を駆動でき、エア配管が不要となり、コンベ
ヤ装置１の構造を簡単にすることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゾ
ーン毎の作動装置に簡単な判断機能を付加するだけで、
アキュームレーション機能を実現でき、よってコンベヤ
装置全体の制御を統括する従来のような制御装置が不要
となり、コストを低減することができる。
ーン毎の作動装置に簡単な判断機能を付加するだけで、
アキュームレーション機能を実現でき、よってコンベヤ
装置全体の制御を統括する従来のような制御装置が不要
となり、コストを低減することができる。
【図１】本発明の実施の形態におけるコンベヤ装置の平
面図である。
面図である。
【図２】同コンベヤ装置の要部側面図である。
【図３】同コンベヤ装置のドライブモータローラの説明
図である。
図である。
【図４】同コンベヤ装置の制御構成図である。
【図５】同コンベヤ装置の制御構成図である。
【図６】同コンベヤ装置のドライブ基板の動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図７】同コンベヤ装置のドライブ基板の動作を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
１ コンベヤ装置 ２ 荷 ３ コンベヤ本体 ４ ドライブモータローラ（駆動ローラ） ５ フリーローラ ６ ベルト（駆動伝達用索体） 11 ローラ管 12 給電軸 13 支軸 14 モータの固定子 15 モータの回転子 16 減速機構 17 駆動ホイール 19 ばね体 21 ドライブ基板（作業装置） 22 光電スイッチ（在荷検出装置） 23 設備コントローラ 24 ストッパ 25 ストッパのコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ６５Ｇ 47/29 Ｂ６５Ｇ 47/29 Ｆ
Claims (2)
- 【請求項１】 フレーム本体に、荷の搬送路を形成する
多数の搬送用ローラを配設し、これら搬送用ローラを搬
送方向で少なくともゾーンに分けるとともに、各ゾーン
毎に在荷検出装置を設けたコンベヤ装置であって、 ゾーン毎に、前記搬送用ローラをフリーローラとモータ
内蔵の駆動ローラで形成し、これらフリーローラと駆動
ローラを互いに巻回された駆動伝達用索体で連結し、 ゾーン毎に、前記在荷検出装置と前記駆動ローラに接続
され、駆動ローラを駆動する作動装置を設け、 各作動装置は、上流のゾーンの作動装置からの駆動指令
信号、前記在荷検出装置により検出される在荷信号、お
よび下流のゾーンの作動装置からの搬送状態信号に応じ
て、前記駆動ローラを駆動することを特徴とするコンベ
ヤ装置。 - 【請求項２】 各作動装置は、上流のゾーンへ搬送状態
信号を伝送し、下流のゾーンの作動装置へ、前記駆動ロ
ーラを起動し、かつ在荷検出装置により在荷有りを検出
しているとき、駆動指令信号を伝送することを特徴とす
る請求項１記載のコンベヤ装置。
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