JPH11198998A - 給油所管理システム - Google Patents

給油所管理システム

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JPH11198998A
JPH11198998A JP261198A JP261198A JPH11198998A JP H11198998 A JPH11198998 A JP H11198998A JP 261198 A JP261198 A JP 261198A JP 261198 A JP261198 A JP 261198A JP H11198998 A JPH11198998 A JP H11198998A
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一洋 小原
Tatsuya Renbutsu
達也 蓮仏
Yoshio Inai
義夫 井内
Noriyuki Uchiumi
典之 内海
Shuichi Murata
修一 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はセルフ給油を行う際に設定した油種
と異なる油種の給油ノズルで給油することを防止するこ
とを課題とする。 【解決手段】 給油所管理システムは、大略、給油所の
事務所等の屋内に設置される屋内機器11と、給油を行
う屋外機器12とからなる。屋内機器11としては、給
油所制御装置13、監視モニタ14、POS端末機1
5、インタフォン16等が設けられている。また、屋外
機器2としては、セルフ給油用の複数の計量機171
17n 、各計量機171 〜17n の給油処理を設定する
セルフサービスユニット181 〜18n 、各計量機17
1 〜17n を監視するための監視用カメラ191 〜19
n が設けられている。給油所制御装置13は、設定器部
25により設定された給油データの油種とノズル掛け2
9から外された給油ノズル27の油種とを比較し、比較
結果に基づいて油種不一致を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油所管理システム
に係り、特にセルフ給油化した給油所の管理に好適な給
油所管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、給油所等には複数の計量機が設
置されている。そして、各計量機には、レギュラーガソ
リン用、ハイオクガソリン用、軽油用の各給油ノズルが
設けられている。このような給油所では、給油を行うた
め顧客の自動車が到着すると、その運転者自身が自分で
エンジン仕様に応じた油種の給油ノズルを燃料タンクの
給油口に挿入して地下タンクに貯蔵された油液を燃料タ
ンクに給油する所謂セルフ給油を行うことが検討されて
いる。
【0003】給油所において、セルフ給油が実施される
と、給油所に入場した運転者は作業員の誘導なしに計量
機の給油エリアに移動し、自動車を計量機の前で停車さ
せ、運転者自身が給油作業を行う。そして、各計量機
は、POSシステムにより管理されており、設定器によ
り給油すべき油種、給油量、支払い方法等の給油データ
を入力すると、POS端末機から給油許可信号が出力さ
れて当該給油ポイントでの給油が可能となる。この後、
給油すべき油種の給油ノズルをノズル掛けから外すと、
当該油種のポンプが起動され、給油が終了して給油ノズ
ルをノズル掛けに戻すとポンプ停止となる。
【0004】また、POSシステムでは、給油終了後に
計量機からPOS端末機へ給油データが送信されると、
給油所の事務所等に設置されたPOS端末機より給油
量、給油油種、給油料金等の給油データが記載された伝
票を給油料金の精算の為に発行させる。そして、セルフ
給油が終了した顧客は、事務所の精算所で伝票に記載さ
れた給油料金を支払って給油所を退場する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の給油所管理シス
テムでは、各計量機の設定器により給油データが入力さ
れると、POS端末機から当該計量機に給油許可信号が
送信されるため、当該計量機の全油種の給油ノズルが給
油可能な状態となる。そのため、セルフ給油に不慣れな
顧客が誤って設定した油種と異なる油種の給油ノズルを
ノズル掛けから取り出した場合でも別の油種のポンプが
起動されて設定した油種と異なる油種を給油できないよ
うにする必要がある。
【0006】このような構成とした場合、例えば、設定
器で「レギュラーガソリン」を設定したのに、顧客自身
が誤って「ハイオクガソリン用」の給油ノズルをノズル
掛けから取り出し、そのまま顧客が気付かずに給油操作
を行っても軽油用のポンプが起動されていないので、給
油を開始できない。ところが、顧客は、給油できない理
由が分からないため、給油所の係員に問い合わせるが、
給油所の事務所内で各計量機を監視する係員には、単に
計量機の給油データが設定されたことを確認できるだけ
で、顧客がどの給油ノズルを取り出したのか分からない
ようになっている。そのため、給油所の係員は、顧客か
らの問い合わせが有るたびに計量機の場所まで出向かな
ければならない。
【0007】さらに、顧客の車両が給油ポイントに停車
したまま給油が行われないため、後から給油所に到着し
た車両の待ち時間が延長されてしまい、顧客の回転率が
低下して給油所の売上げが低下するおそれがある。そこ
で、本発明は上記課題を解決し、セルフ給油を導入する
給油所内における給油効率を向上し得る給油所管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。上記請求項1記
載の発明は、油種の異なる給油ノズルが複数設けられる
と共に該給油ノズル毎に当該給油ノズルによる給油作業
開始を検出する給油作業開始検出手段が設けられた計量
機と、該計量機に対応して設けられ給油に関するデータ
を予め設定する設定器と、該設定器から送信される給油
データ及び前記給油作業開始検出手段から送信される作
業開始データを管理する制御部とを有する給油所管理シ
ステムにおいて、前記設定器により設定された給油デー
タの油種と前記給油作業開始検出手段により検出された
給油ノズルの油種とを比較する比較手段と、該比較手段
の比較結果に基づいて油種不一致を報知する報知手段
と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0009】従って、上記請求項1記載の発明によれ
ば、設定器により設定された給油データの油種と設定器
により設定された給油ノズルの油種とを比較した結果に
基づいて油種不一致を報知するため、セルフ給油を行う
顧客が誤って設定した油種と異なる油種の給油ノズルを
取り出した場合でも給油ノズルの油種を確認できるの
で、給油所の係員が計量機まで出向かずに済む。また、
顧客自身が設定した油種と異なる給油ノズルを取り出し
たことに気付かない場合でも給油所側の係員が給油ノズ
ルの油種が設定された油種と一致するか否かを確認でき
るので、給油ポイントに停車された車両が給油できない
まま長時間給油ポイントを塞ぐことを防止できる。
【0010】また、上記請求項2の発明は、油種の異な
る給油ノズルが複数設けられた計量機と、該計量機に対
応して設けられ給油に関するデータを予め設定する設定
器と、該設定器から送信される給油データを管理する制
御部とを有する給油所管理システムにおいて、前記制御
部には前記設定器により設定された給油データの油種に
対応する給油ノズルを検出して給油許可信号を出力する
許可信号出力手段が設けられ、前記計量機には前記給油
許可信号に基づき、前記設定器により設定された給油デ
ータの油種に対応する給油ノズルを収納位置からノズル
取り出し位置へ平行移動させるノズル移動機構を備えて
なることを特徴とするものである。
【0011】従って、上記請求項2記載の発明によれ
ば、給油許可信号に基づき、前記設定器により設定され
た給油データの油種に対応する給油ノズルを収納位置か
らノズル取り出し位置へ平行移動させるため、設定した
油種と異なる給油ノズルを取り出すことが防止され、セ
ルフ給油に不慣れな顧客でも設定した油種の給油ノズル
を正確に取り出すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる給油所管理
システムの一実施例の全体構成を示す構成図である。本
発明の給油所管理システムは、大略、給油所の事務所等
の屋内に設置される屋内機器11と、給油を行う屋外機
器12とからなる。屋内機器11としては、給油所制御
装置13、監視モニタ14、POS端末機15、インタ
フォン16等が設けられている。
【0013】また、屋外機器2としては、セルフ給油用
の複数の計量機171 〜17n 、各計量機171 〜17
n の給油処理を設定するセルフサービスユニット(設定
器)181 〜18n 、各計量機171 〜17n を監視す
るための監視用カメラ191〜19n が設けられてい
る。図2は屋内機器11と屋外機器12との接続を示す
構成図である。
【0014】図2に示されるように、給油所制御装置1
3は、POS端末機15及び計量機171 〜17n 、セ
ルフサービスユニット181 〜18n とSS−LAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)20,21を介し
て接続されている。そのため、給油所制御装置13は、
計量機171 〜17n 、セルフサービスユニット181
〜18n の状態を監視すると共に、給油に関するデータ
の送受信を行うと共に精算処理を行う。
【0015】また、給油所制御装置13は、監視モニタ
14とRS232Cインタフェースを介してシリアル通
信線22により接続されており、監視モニタ14の分割
や表示位置の切替え制御を行う。また、各計量機171
〜17n から給油所制御装置13に送信される電文(送
信データ)としては、例えば給油ノズルの外れ、戻しの
状態と、その給油ノズル番号、給油中は給油量などがあ
る。逆に、給油所制御装置13から各計量機17 1 〜1
n に送信される電文(信号)としては、給油許可信号
などがある。
【0016】また、セルフサービスユニット181 〜1
n から給油所制御装置13に送信される電文(送信デ
ータ)としては、顧客が設定した油種や給油量、支払い
方法などの情報がある。そして、給油所制御装置13か
らPOS端末機15に送信される電文(送信データ)と
しては、例えば給油終了の信号がある。POS端末機1
5は給油所制御装置13からの給油終了信号を受ける
と、精算処理が可能になる。
【0017】監視モニタ14は、屋外に設置された監視
カメラ19により撮像された各計量機171 〜17n
給油ポイントの画像のうち4箇所の画像のみを写し出
す。監視カメラ191 〜19n は、セルフサービスユニ
ット181 〜18n の設定操作および各計量機171
17n の給油操作等の顧客の様子を写すためのビデオカ
メラである。給油所制御装置13は、監視カメラ191
〜19n により撮像された画像の中から給油作業を行っ
ている給油ポイントを選択し、給油作業中の場所のみを
監視モニタ14に写す。
【0018】インターフォン16は、セルフ給油作業を
行っている顧客がセルフサービスユニット181 〜18
n の設定方法、あるいは計量機171 〜17n の操作方
法等について質問、回答などのコミュニケーションを図
るときに使用する。各計量機171 〜17n は、地下タ
ンク(図示せず)に貯蔵された油液を内蔵ポンプ(図示
せず)で汲み上げて給油を行うと共に、給油量を計測し
て出力する機器である。また、各計量機171 〜17n
は、両側に給油ポイントが設けられており、夫々の給油
ポイントに対応して各油種毎に4本の給油ノズル27a
〜27d、給油ホース28a〜28dが設けられてい
る。
【0019】各給油ノズル27a〜27dは、計量機1
1 〜17n の側面に設けられたノズル掛け29a〜2
9dに掛止され、給油を行う際にノズル掛け29a〜2
9dから外されて車両の給油口に挿入される。また、ノ
ズル掛け29a〜29dには、夫々各給油ノズル27a
〜27dの掛け外しを検出するためのノズル着脱検出ス
イッチ(給油作業開始検出手段)30a〜30dが設け
られている。尚、ノズル着脱検出スイッチ30a〜30
dは、給油ノズル27a〜27dにより押圧されてオン
状態に切り替わるようにノズル掛け29a〜29dの内
部に設けられており、給油ノズル27a〜27dがノズ
ル掛け29a〜29dに掛けられているときは、隠れて
見えない。
【0020】各計量機171 〜17n の内蔵ポンプは、
給油所制御装置13から送信された給油許可信号を受け
ると、許可された油種の内蔵ポンプが動作して地下タン
クの油液を汲み上げるため、車両への給油が可能とな
る。また、セルフサービスユニット181 〜18n は、
インターフォン子機23、音声出力用スピーカ24、設
定器部25、プリンタ26を内蔵している。インターフ
ォン子機23は、通信ケーブルを介してインターフォン
16と相互に接続されており、屋内にいる給油所の係員
と会話を交わすことが出来る。
【0021】尚、各セルフサービスユニット181 〜1
n には、インターフォン子機23、音声出力用スピー
カ24、設定器部25、プリンタ26が夫々一対ずつ設
けられており、各計量機171 〜17n の両側に設けら
れた給油ポイントに対応した構成となっている。音声出
力用スピーカ24は、例えば設定器部25により設定さ
れた油種と違う油種の給油ノズル27がノズル掛け29
から外された場合、「ノズルが違います」という音声を
出力して顧客に給油できないことを報知する。
【0022】設定器部25は、各給油ポイント毎に顧客
自身が入力操作して給油すべき油種、給油量等のデータ
からなる給油条件を設定するための装置である。そし
て、設定器部25により設定された給油条件は、給油所
制御装置13に送信される。図3は給油所制御装置13
の構成を示すブロック図である。図3に示されるよう
に、給油所制御装置13は、各計量機171 〜17n
びセルフサービスユニット181 〜18n からの給油デ
ータを管理する演算装置35と、CRT又はLCDディ
スプレイよりなる表示装置36と、表示装置36の画面
上に設けられたタッチパネル等からなる入力装置37
と、磁気ディスク装置等からなる記憶装置38と、シリ
アル通信インターフェイス39と、パラレル入出力イン
ターフェイス40とから構成されている。
【0023】また、記憶装置38には、設定器部25に
より設定された給油データの油種とノズル着脱検出スイ
ッチ30a〜30dにより検出された給油ノズル27の
油種とを比較する制御プログラム(比較手段)と、比較
結果に基づいて油種不一致を報知する制御プログラム
(報知手段)とが記憶されている。図4は表示装置36
に表示される画像の表示例を示す図である。
【0024】図4に示されるように、表示装置36の画
面に表示される画像45は、給油所全体の構成、すなわ
ち計量機17を上方からみた形状に似たアイコンA1が
実際に計量機17が配置されたレイアウトに応じて配置
された表示例となっている。また、表示装置36に表示
される画像45では、実際の計量機171 〜17nの配
置パターンに合わせたレイアウトで表示される。また、
表示装置36に表示される各計量機171 〜17n のア
イコンA1は、ほぼ実際の計量機を上方からみた形状で
表示される。そして、各計量機171 〜17n の両側に
は、車両が停車して給油を行える給油ポイントの表示エ
リアA5が2つずつ設けられている。従って、各計量機
171 〜17n のアイコンA1の両側には、給油ポイン
トNo.1〜No.6が設定され、各給油ポイントNo.1〜No.6に
対応する番号1〜6も表示される。
【0025】また、表示装置36には、各給油ポイント
No.1〜No.6毎に各計量機171 〜17n の状態(給油
中、待機中、停止中等)を知らせる状態表示A2や、車
両への給油油種、給油量等)を知らせる給油状況A3が
表示される。このように、表示装置36の表示により各
給油ポイントNo.1〜No.6毎の状態を一目で把握すること
ができる。
【0026】尚、上記表示装置36の表示例では、給油
ポイントNo.7が灯油の給油が行えるように灯油専用計量
機のアイコンA4が表示されている。さらに、各計量機
11 1 〜11n の状態に応じて表示色を変更することに
より、一層分かりやすくなり、間違えにくい表示内容と
することができる。また、本実施例では、通信制御装置
14が同一の給油ポイントに対して最大3データまで表
示されるように管理することができるように設定されて
いる。例えば、給油後タッチアップエリアなどへ移動し
て何らかの作業を行い精算が遅れた場合でも、その給油
ポイントで次の顧客が給油可能となる。本システムで
は、同様にその次の3人目まで給油可能となっている。
【0027】また、画像45の下側には、メニュー釦4
6、カメラ釦47、ポンプ釦48、許可釦49、精算釦
50の各アイコンが表示される。メニュー釦46は、後
述する釦の機能を切り替えるものである。表示装置36
の画面には、タッチパネルが設けられているので、メニ
ュー釦46が一度押下されると、画面右端に閉店釦(図
示せず)が表示される。メニュー釦46がもう一度押下
されると、図4の画像が表示される。
【0028】カメラ釦47が押下されると、監視モニタ
14の表示が切り替えられる。例えば、画面上の監視し
たい給油ポイント1〜7の何れかに触ってから、カメラ
釦47を押下すると、監視したい給油ポイントの画像が
監視モニタ14に表示される。また、ポンプ釦48は、
各給油ポイント毎に給油を停止したり、再開したりする
ための操作釦である。許可釦49の機能については、後
述するように給油許可を指示するための操作釦である。
【0029】精算釦50は、給油終了後、給油データを
POS端末機15に送信するための操作釦である。ここ
で、本実施例におけるセルフサービス給油の操作手順に
ついて説明する。図5はセルフ給油を行う場合の各機器
間での給油手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【0030】図5に示されるように、給油所に到着した
顧客は、(動作10)で給油ポイントNo.1〜No.8のなか
で空いている給油ポイントへ移動する。そして、空いて
いる給油ポイントに車両を停車させる。次の(動作1
1)では、給油ポイントに設置されたセルフサービスユ
ニット18の設定器部25を用いて給油する油種、給油
量、支払い方法等の給油条件を設定する。
【0031】次の(動作12)では、設定終了後、顧客
自身が計量機17から給油ノズル27を外し、車両の給
油口に給油ノズル27の吐出パイプを挿入させる。そし
て、(動作13)では、給油を終了し、計量機17に給
油ノズル27を戻す。また、顧客は、(動作14)でプ
リンタ26から発行された仮伝票を持って、精算所に行
き、給油料金の精算を行う。そして、(動作15)で顧
客は給油所から退場する。
【0032】上記顧客の(動作10〜15)に連動して
セルフサービスユニット18は、以下のような処理を実
行する。すなわち、セルフサービスユニット18は、顧
客が給油ポイントに入ると、ステップS11(以下「ス
テップ」を省略する)で設定開始待ちの待機モードとな
る。これは、何らかの車両検知装置を計量機17に備
え、その信号をセルフサービスユニット18が受け取っ
ても良いが、前に給油した車両が給油ポイントを離れた
時点で設定待ちになっても良い。
【0033】また、顧客が設定操作を終了したら、S1
2で設定値を制御装置に送信する。プリンタ26は、S
13で制御装置の印字命令を受け、設定されたフォーマ
ットに従って、伝票番号等を印字した仮伝票を発行す
る。また、上記顧客の(動作10〜15)に連動して給
油所制御装置13は、以下のような処理を実行する。す
なわち、給油所制御装置13は、S14でセルフサービ
スユニット18の設定器部25から各種設定が送信され
ると、計量機17に給油許可を与える。
【0034】次のS15は、計量機17から給油終了及
び給油量が送信されると、合計金額を演算する。そし
て、S16には、プリンタに金額、伝票番号等を送信
し、印字を命令する。一方、計量機では、S17で給油
所制御装置13から給油許可が下りると、給油開始から
待ち時間に入る。また、S18では、顧客が給油を開始
すると、ポンプを作動させ、燃料が給油ノズル27から
車両の燃料タンクへ給油される。次のS19では、顧客
が給油を終了すると、ポンプを停止させ、給油所制御装
置13に給油の終了と給油量を送信する。
【0035】また、給油が終了すると、顧客は、セルフ
サービスユニット18のプリンタ26から給油ポイント
番号又は計量機番号、追番号(伝票番号)、日時、油
種、給油量、給油金額等の給油データが表示された仮伝
票を取り、事務所内の精算所に移動する。これで、セル
フ給油を行う場合の動作手順が終了する。セルフサービ
スユニット18の設定器部26により入力された設定内
容は、同時に給油所制御装置13の表示装置36に表示
される。そのため、給油所の係員は、給油所の事務所に
設置された給油所制御装置13の表示装置36により、
各計量機171 〜17n の設定の有無及び設定内容を確
認することができる。
【0036】また、給油所の係員は、給油客から仮伝票
を受け取り、その内容に該当するデータを給油所制御装
置13の表示装置36に表示された画面上から選択し、
入力装置37により精算の操作を行う。これで、給油デ
ータは、給油所制御装置13からPOS端末機15に送
信される。これにより、POS端末機15のプリンタ
(図示せず)から伝票が発行され、給油代金と引換えに
伝票を顧客に渡す。
【0037】このようにして給油操作及び給油代金の精
算を行う際、給油所制御装置13の表示装置36には、
図4に示すような実際に各計量機111 〜114 の配置
パターンとほぼ同じレイアウトで各計量機111 〜11
4 のアイコンA1が表示されると共に、各給油ポイント
毎に状態表示A2や、車両への給油状況A3が表示され
るので、簡易伝票に記載された給油ポイントの給油デー
タ(油種、給油量等)を簡単に確認することができる。
また、給油所の各計量機11の状態を給油所制御装置1
3の表示装置36に表示されたレイアウト画像25によ
り各給油ポイントの状況を監視することができる。
【0038】図6は表示装置36の画面上に表示される
給油ポイントの表示例の変化を説明するための図であ
る。顧客の車両が給油ポイントに到着する前は、図6
(A)に示されるように、状態表示A2に「待機中」が
表示される。次に顧客が給油ポイントに車両を停車させ
てセルフサービスユニット18の設定器部25で設定を
行うと、図6(B)に示されるように、給油状況A3に
設定内容が表示される。
【0039】続いて、設定器部25による設定操作が完
了し、当該給油ポイントの計量機17の設定された油種
に対応する給油ノズル27がノズル掛け29から外され
ると、図6(C)に示されるように、状態表示A2に
「給油待」が表示されるとともに、給油ポイントの表示
色が「白色」から「青色」に変化し、且つブザーを短く
鳴動させて給油所の係員に給油準備が完了したことを知
らせる。
【0040】そして、給油所の係員は、監視モニタ14
に表示された当該給油ポイントの画像を確認して、間題
なく給油できると判断した場合、表示装置36に表示さ
れた許可釦46を押下する。これにより、表示装置36
の当該給油ポイントには、図6(D)に示されるよう
に、給油ポイント表示エリアA5の表示色が「白色」に
戻り、状態表示A2に「給油中」が表示されると共に、
給油状況A3に伝票番号が表示される。また、給油中
は、図6(E)に示されるように、状態表示A2に「給
油中」が表示されると共に、給油状況A3に現在の給油
量が表示される。
【0041】当該給油ポイントでの満タン給油が終了
し、給油ノズル27が計量機17のノズル掛け29に戻
されると、図6(F)に示されるように、状態表示A2
に「待機中」が表示されると共に、給油状況A3の表示
色が「白色」から「緑色」に変化して給油が終了したこ
とを表示する。これで、一連の給油処理が終了する。こ
こで、設定器部25による設定操作が完了し、図6
(B)に示されるように、給油状況A3に設定内容が表
示される状態で顧客自身が設定した油種とは異なる油種
の給油ノズル27を誤ってノズル掛け29から外した
時、給油所制御装置13は表示装置36にノズル間違い
であることを表示する。すなわち、図6(G)に示され
るように、表示装置36の給油ポイント表示エリアA5
の表示色が「白色」から「赤色」に変化し、且つブザー
を間欠的に鳴動させて給油所の係員に給油ノズル27の
油種が設定された油種と異なることを知らせる。
【0042】この状態で顧客自身が設定した油種と異な
る給油ノズル27を取り上げたことに気付かない時は、
給油所制御装置13を操作している給油所の係員がイン
ターフォン16を使ってセルフサービスユニット18の
音声出力用スピーカ24から顧客に対し「設定された油
種の給油ノズルを取る」といったような指示を音声で与
える。
【0043】そして、顧客自身が設定された油種と異な
る油種の給油ノズル27を取り出したことに気付いて間
違った給油ノズル27を計量機17のノズル掛け29に
戻した後、設定された油種の給油ノズル27を計量機1
7のノズル掛け29から取り直せば、給油所制御装置1
3は表示装置36の画面の表示が図6(C)に示される
ように、状態表示A2に「給油待」が表示されるととも
に、給油ポイントの表示色が「白色」から「青色」に変
化し、且つブザーを短く鳴動させて給油所の係員に給油
準備が完了したことを知らせる。
【0044】尚、これ以降は、前述した正常な手順と同
様に図6(C)〜(F)に示されるように表示処理が実
行される。ここで、給油所制御装置13が実行する制御
処理について説明する。図7は給油所制御装置13が実
行する表示装置36の画面の表示を制御する処理のフロ
ーチャートである。
【0045】図7に示されるように、S21では表示装
置36の画面に表示される当該給油ポイントの画像(表
示エリアA5)を図6(A)に示されるような「待機中
表示」にする。次のS22では、セルフサービスユニッ
ト18から電文が送られるまで待つ。S22において、
セルフサービスユニット18から電文が送信されると、
S23に進み、セルフサービスユニット18から送られ
てきた設定内容に関する電文を読み込み、その情報に基
づいて図6(B)に示されるような表示装置36の画面
に表示される当該給油ポイントの画像(表示エリアA
5)を「設定表示」として表わす。
【0046】次のS24では、計量機17から電文が送
られるまで待つ。このS24において、計量機17から
電文が送信されると、S25に進み、計量機17から送
信された「ノズル番号惰報」を読み込む。そして、S2
6において、セルフサービスユニット18から送信され
た「設定油種情報」と計量機17から送信された「ノズ
ル番号情報」とを比較する。このS26の比較結果によ
り、顧客が取り上げた給油ノズル27がセルフサービス
ユニット18の設定器部26により設定された油種と同
一油種の給油ノズル27であれば、S27に進み、表示
装置36の画面に表示される当該給油ポイントの画像
(表示エリアA5)を図6(C)に示されるような「給
油許可待ち表示」にし、ブザーを短く鳴動させる。その
後、S29に進む。
【0047】しかし、上記S26において、比較結果が
顧客が取り上げた給油ノズル27がセルフサービスユニ
ット18の設定器部26により設定された油種と異なる
油種の給油ノズル27であるときは、S28へ進み、表
示装置36の画面に表示される当該給油ポイントの画像
(表示エリアA5)を図6(G)に示されるような「ノ
ズル間違い表示」にし、ブザーを間欠的に鳴動させる。
その後、S24へ戻り、S24以降の処理を実行する。
【0048】S29では、表示装置36の画面に表示さ
れた許可釦46が押下されるまで待つ。次のS30で
は、計量機17へ給油許可電文を出力すると共に、表示
装置36の画面に表示される当該給油ポイントの画像
(表示エリアA5)を図6(D)に示されるような「給
油開始表示」にする。続いてS31では、計量機17か
ら電文が送られるまで待つ。そして、S31において、
計量機17から送信された給油データの電文を受信する
と、S32に進み、計量機17から送信された給油量、
またはノズル戻しに関する電文を読み込む。そして、計
量機17から送信された給油量に基づいて表示装置36
の画面に表示される当該給油ポイントの画像(表示エリ
アA5)を図6(E)に示されるような「給油中表示画
面」として表わす。
【0049】次のS33では、計量機17から送信され
た電文が「ノズル戻り」である否かを判定する。このS
33において、計量機17から送信された電文が「ノズ
ル戻り」である場合にはS34へ進み、表示装置36の
画面に表示される当該給油ポイントの画像(表示エリア
A5)を図6(F)に示されるような「給油終了表示」
にする。また、上記計量機17から送信された電文が
「ノズル戻り」でない場合にはS31に戻り、S31以
降の処理を繰り返す。
【0050】そして、S34以降、給油所制御装置13
は精算釦47が押下されるのを待って、POS端末機1
5に給油終了電文を送信する。そして、S21へ戻る。
このように、設定器部26により設定された給油データ
の油種と設定器部26により設定された給油ノズル27
の油種とを比較した結果に基づいて油種一致又は油種不
一致を出力するため、セルフ給油を行う顧客が誤って設
定した油種と異なる油種の給油ノズル27を取り出した
場合でも給油ノズル27の油種を確認できるので、給油
所の係員が計量機17まで出向かずに済む。
【0051】また、顧客自身が設定した油種と異なる給
油ノズル27を取り出したことに気付かない場合でも、
給油所側の係員が給油ノズル27の油種が設定された油
種と一致するか否かを確認できるので、給油ポイントに
停車された車両が給油できないまま長時間給油ポイント
を塞ぐことを防止できる。次に本発明の変形例1につい
て説明する。
【0052】図8は本発明の変形例1に用いられる計量
機の構成を示す図である。図8に示されるように、計量
機51は、前述した計量機17と同様に地下タンク(図
示せず)に貯蔵された油液を内蔵ポンプ(図示せず)で
汲み上げて給油を行うと共に、給油量を計測して出力す
る機器である。また、計量機51には、両側に給油ポイ
ントが設けられており、夫々の給油ポイントに対応して
各油種毎に3本の給油ノズル52(521 〜523 )、
給油ホース53(531 〜533 )が設けられている。
各給油ノズル53(531 〜533 )は、計量機51の
側面に設けられたノズル掛け54(541 〜543 )に
掛止され、給油を行う際にノズル掛け54(541 〜5
3 )から外されて車両の給油口に挿入される。
【0053】ノズル掛け54(541 〜543 )は、計
量機51のノズル収納部51a内に移動可能に設けられ
ている。すなわち、ノズル掛け54(541 〜543
は、給油ノズル52(521 〜523 )を収納するノズ
ル収納位置Iと、給油ノズル52(521 〜523 )が
取り出し可能となる計量機51の外部に突出するノズル
取出位置IIとの間で移動可能に設けられている。また、
計量機51には、給油ホース53(531 〜533 )を
収納するためのホース収納部51bが設けられている。
【0054】図9はノズル掛け54を移動させるノズル
移動機構の構成を説明するための縦断面図である。図9
に示されるように、ノズル掛け54は、移動方向(X方
向)に延在するレール55と、レール55の端部に設け
られたノズル掛止部56と、抜け防止用のストッパ58
とからなる。ノズル掛止部56は、給油ノズル52を起
立状態に掛止するため、給油ノズル52のグリップ52
aが嵌合する凹部56aと、給油ノズル52のレバーガ
ード52bを支持する支持部56bとを有する。
【0055】ノズル移動機構57は、レール55の上下
面に当接して移動位置をガイドするガイドローラ59,
60と、レール55を延在方向(X方向)に駆動する駆
動ローラ61と、駆動ローラ61をベルト62を介して
駆動するノズル掛け駆動モータ63とから構成されてい
る。そのため、ノズル掛け54は、駆動ローラ61が回
転駆動されると、ガイドローラ59,60及び駆動ロー
ラ61にガイドされながらX方向に平行移動する。
【0056】これにより、ノズル掛止部56に掛止され
た給油ノズル52は、計量機51の収納部51a内に収
納されるノズル収納位置I(図9中、破線で示す)、又
は給油ノズル52が取り出し可能となるノズル取出位置
II(図9中、実線で示す)に平行移動する。尚、駆動ロ
ーラ61の代わりにレール55の下面側にラックを形成
してギヤを噛合させる構成とし、駆動モータ63により
ギヤを駆動してノズル掛け54をX方向に移動させても
良い。
【0057】図10は給油所管理システムの全体構成を
示すブロック図である。図10に示されるように、給油
所管理システムは、上記計量機51、セルフサービスユ
ニットの設定器65、POS端末機の制御装置66から
なる。計量機51は、複数のノズル52(521 〜52
3 )、ノズル掛け54(541 〜543)、ノズル掛け
駆動モータ63(631 〜633 )、ポンプ67(67
1 〜67 3 )、ノズル着脱検知スイッチ68(681
683 )を有する。
【0058】ノズル掛け駆動モータ63(631 〜63
3 )、ポンプ67(671 〜673)、ノズル着脱検知
スイッチ68(681 〜683 )は、計量機51に内蔵
された計量機制御部70に接続されている。また、設定
器65は、給油する油種、給油量を設定するための装置
であり、設定した内容は制御装置66に送られる。制御
装置66は、制御部71と操作盤72とよりなる。尚、
計量機制御部70は、上記設定器65及び制御装置66
とシリアル通信線73を介して接続されている。
【0059】操作盤72は、設定器65により給油情報
が設定されたことが確認されたとき、給油許可を入力す
るための許可信号出力手段としての入力装置である。制
御部71は設定器65からの設定内容の受け取ると、計
量機51へのノズル掛け駆動命令(前進又は後退信
号)、及びボンプ起動又は停止命令の信号を出力させ
る。また、制御部71は、後述するように操作盤72か
らの入力された内容と設定器65から送信された油種情
報を基にノズル取出位置IIへ移動させる必要のあるノズ
ル掛け番号(油種)を判断し、計量機51ヘノズル掛け
駆動命命を発生させる。
【0060】図11は設定器65、制御装置66、計量
機51の制御及び動作を説明するためのフローチャート
である。図11に示されるように、S41において、給
油を行う顧客は、設定器65を用いて油種、給油量の設
定を行う。これにより、制御装置66は、S42で設定
器65により設定された設定内容(給油情報)を読み取
り、この設定内容を操作盤72の表示部(図示せず)に
表示する。
【0061】次のS43では、給油所の係員が上記操作
盤72の表示部に表示された設定内容を確認し、操作盤
72の入力部から給油許可が入力された否かをチェック
する。このS43において、給油許可が入力されると、
S44に進み、給油許可を読み取ると共に、設定器65
から送られてきた油種情報に基づいて、ノズル取出位置
IIへ移動させるノズル番号(又はせり出すべきノズル掛
け54の番号)を判別して計量機51に設定された油種
の給油ノズルをノズル取出位置IIへ移動させるノズル移
動信号を出力する。
【0062】計量機51では、S45で計量機51の計
量機制御部70は、上記ノズル移動信号を受け取ると、
ノズル掛け駆動モータ63に通電して駆動ローラ61を
回転駆動し、ノズル掛け54をノズル取出位置IIへ移動
させる。これで、設定された油種の給油ノズル52は、
ノズル掛け54と共にノズル取出位置IIへ移動して取り
出し可能になる。そのため、顧客は、設定した油種の給
油ノズル52のみが取り出し可能になり、設定した油種
以外の油種の給油ノズルを取り出すことができない。よ
って、給油ノズル52の油種間違いが防止される。
【0063】次のS46で制御装置66は、S44の処
哩に引き続き、計量機51のポンプ67を起動させる動
作信号を出力する。これにより、S47で計量機51の
ボンプ67は、上記ポンプ動作信号を受け取り、ボンプ
駆動モータ(図示せず)を起動させる。顧客はノズル掛
け54をノズル取出位置IIへ移動することにより給油ノ
ズル52の油種を確認し、その後給油ノズル52をノズ
ル掛け54から外す。そのため、次のS48では、ノズ
ル着脱検知スイッチ68がオフになると、給油ノズル5
2をノズル掛け54から外されたものと判断する。そし
て、顧客は、給油ノズル52の吐出パイプを車両の給油
口に挿入させて給油ノズル52のノズルレバーを開弁方
向に操作して、給油を開始する。
【0064】よって、S49では、給油ノズル52の開
弁操作により給油が行われ、給油量が計量機51の流量
計(図示せず)により計測される。顧客が設定した満タ
ン給油又はプリセット給油が完了すると、S50におい
て、給油ノズル52がノズル掛け54に戻される。この
後、顧客は、給油量に応じた金額を精算所で精算した
後、退場する。
【0065】一方、計量機51では、S51で計量機5
1のノズル着脱検知スイッチ68がオンに切り替わり、
給油ノズル52が戻されたことを検知する。これによ
り、S52で制御装置66はノズル着脱検知スイッチ6
8からのオン信号を受け取ると、計量機51のボンプ6
7に停止信号を出力する。次のS53では、計量機51
のポンプ67は、上記停止信号を受けて停止状態にな
る。そして、S54で制御装置66は、S52の処理に
引き続き計量機51にノズル掛け54をノズル収納位置
Iに戻す復帰信号を出力する。
【0066】その結果、計量機51では、ノズル掛け駆
動モータ63を取り出し時と逆方向に回転駆動され、駆
動ローラ61をノズル収納方向に回転駆動する。これに
より、ノズル掛け54はノズル取出位置IIからノズル収
納位置Iへ移動する。この後、新規の顧客が入場する
と、上記S41の処哩に戻る。次に、本発明の変形例2
について説明する。
【0067】図12は変形例2の給油所管理システムを
説明するための給油所の平面図である。また、図13は
給油所管理システムを説明するための給油所の側面図で
ある。図12及び図13に示されるように、給油所には
ゲート式のセルフ給油用計量機17が平行に設置されて
いる。計量機17の両側には、給油ポイントNo.1〜No.4
が設けられている。そして、各給油ポイントNo.1〜No.4
の上方に装架されたキャノピー81の天井には、車両が
到着したことを検出する車両センサ82(82a〜82
d)と、行動指示機83(83a〜83d)とが設けら
れている。車両センサ82(82a〜82d)として
は、例えば超音波センサ、あるいは赤外線センサ等が用
いられる。
【0068】また、行動指示機83(83a〜83d)
は、セルフ給油を行う顧客に行動を指示するメッセージ
を表示する表示装置である。そのため、行動指示機83
(83a〜83d)は、各給油ポイントNo.1〜No.4から
見やすい位置、本実施例ではキャノピー81の天井に吊
下される。図14は行動指示機83の一例を示す斜視図
である。
【0069】図14に示されるように、行動指示機83
は、箱型の筐体84の各給油ポイントNo.1〜No.4に対向
する前面にメッセージ表示部85a〜85fが設けられ
ている。メッセージ表示部85a〜85fには、上から
順に「給油して下さい」「給油中です、車を停めて下さ
い」「ノズルの油種が間違っています」「精算をお願い
します」「車を移動させて下さい」「先に精算して下さ
い」といったようなメッセージが表示されている。
【0070】そして、メッセージ表示部85a〜85f
の内側には、電球あるいは蛍光灯が内蔵されており、後
述するように適宜内蔵された電球あるいは蛍光灯が点灯
してメッセージ表示部85a〜85fに表示されたメッ
セージが対応する給油ポイントの顧客から見えるように
する。図15は変形例2の給油所管理システムの構成を
説明するためのブロックである。
【0071】図15に示されるように、給油所制御装置
88は、計量機状態監視・制御部89、車両センサ入力
部90、精算処理部91、給油状況判定部92、行動指
示機制御部93から構成されている。計量機監視・制御
部89は、各計量機17に接続され、各計量機17の動
作状態を監視すると共に、各計量機17のポンプ制御を
行う。また、計量機状態監視・制御部89により検出さ
れた監視状況は、給油状況判定部92及び精算処理部9
1に出力される。
【0072】車両センサ入力部90は、車両センサ82
(82a〜82d)に接続されており、各給油ポイント
No.1〜No.4における車両の有無を判定することができ
る。また、行動指示機制御部93は、行動指示機83
(83a〜83d)を制御する制御信号を出力する。
尚、本変形例の場合、行動指示機83(83a〜83
d)へ出力される制御信号としては、給油要求、車停止
要求、ノズル変更要求、精算要求、車移動要求、車停止
・精算要求の6種類がある。
【0073】従って、行動指示機83(83a〜83
d)は、行動指示機制御部93から入力された制御信号
の内容に応じてメッセージ表示部85a〜85fに内蔵
されたランプの何れかを点灯させて給油ポイントの顧客
に行動を指示する。図16は給油状況判定部92が実行
する判定手順を説明するためのフローチャートである。
【0074】図16に示されるように、S61では、車
両センサ82(82a〜82d)がオンか否かをチェッ
クする。S61において、車両センサ82(82a〜8
2d)がオンであるときは、対応する給油ポイントNo.1
〜No.4に車両が到着したものと判断し、S62に進む。
S62では、給油すべき油種、給油量等の給油データの
設定が完了したことを確認する。
【0075】そして、次のS63では、計量機17のノ
ズルスイッチがオフになったかどうかをチェックする。
このS63において、ノズルスイッチがオフになると、
顧客が給油ノズルを取り上げたものと判断し、次のS6
4に進む。S64では、顧客が取り上げた給油ノズルの
油種が設定された油種とを比較し、両方の油種が一致す
るか否かをチェックする。上記S64において、油種が
一致する場合、S65で給油許可を出力して計量機17
に内蔵された当該油種のポンプを起動させる。
【0076】また、上記S64において、油種が不一致
の場合、S66に進み、当該給油ポイントに設置された
行動指示機83に「ノズル変更要求」信号を出力する。
これにより、メッセージ表示部85cの内蔵ランプ(図
示せず)が点灯し、「ノズルの油種が間違っています」
といったメッセージが表示される。そのため、顧客は、
行動指示機83に表示されたメッセージにより設定した
油種と違う油種の給油ノズルを取り上げたことに気付
き、この給油ノズルをノズル掛けに戻すと共に正しい油
種の給油ノズルを取り上げることができる。この場合、
上記S62に戻り、設定操作からやり直す。
【0077】また、上記S65で給油許可が出力される
と、S67に進み、計量機状態監視・制御部89から給
油中の信号が入力されないときは、S68に進み、規定
時間が経過したか否かをチェックする。そして、S68
で規定時間が経過すると、S69に進み、行動指示機8
3に「給油要求」信号を出力する。これにより、メッセ
ージ表示部85aの内蔵ランプ(図示せず)が点灯し、
「給油して下さい」といったメッセージが表示される。
そのため、顧客は、行動指示機83に表示されたメッセ
ージにより給油開始操作、すなわち給油ノズルの開弁操
作を行っていないことに気付きノズルレバーを開弁方向
に操作する。
【0078】また、上記S67において、計量機状態監
視・制御部89から給油中の信号が入力されたときは、
S70に進み、車両センサ82(82a〜82d)がオ
ンか否かをチェックする。S70において、車両センサ
82(82a〜82d)がオンでないときは、対応する
給油ポイントNo.1〜No.4に車両がいないものと判断し、
S71に進む。このS71では、当該給油ポイントに対
応する計量機17のポンプを停止される。続いて、S7
2で行動指示機83に「車停止要求」信号を出力する。
これにより、メッセージ表示部85bの内蔵ランプ(図
示せず)が点灯し、「給油中です、車を停めて下さい」
といったメッセージが表示される。そのため、顧客は、
行動指示機83に表示されたメッセージにより車両を当
該給油ポイントに停止させる。この場合、上記S61に
戻り、S61以降の処理を実行する。
【0079】また、上記S70において、車両センサ8
2(82a〜82d)がオンであるときは、対応する給
油ポイントNo.1〜No.4に車両が到着したものと判断し、
S73に進む。このS73では、車両への給油が完了し
たか否かをチェックしており、給油が完了していないと
きは、上記S70に戻る。しかし、S73において、車
両への給油が完了したときは、S74に進み、再度車両
センサ82(82a〜82d)がオンか否かをチェック
する。
【0080】S74において、車両センサ82(82a
〜82d)がオンでないときは、対応する給油ポイント
No.1〜No.4に車両がいないものと判断し、S75に進
む。このS75では、給油料金が精算されたかどうかを
チェックする。S75において、精算済みの場合、顧客
は給油所から退場する。そして、今回の一連の処理を終
了して上記S61に戻る。
【0081】また、S75において、精算が済んでいな
いときは、S76に進み、行動指示機83に「車停止・
精算要求」信号を出力する。これにより、メッセージ表
示部85fの内蔵ランプ(図示せず)が点灯し、「先に
精算して下さい」といったメッセージが表示される。そ
のため、顧客は、行動指示機83に表示されたメッセー
ジにより車両を停止させて給油料金の精算を行う。よっ
て、セルフ給油が完了した顧客は、給油料金を支払わず
に退場することがしにくくなり、心理的に給油料金の支
払いを促すことができる。
【0082】また、上記S74において、車両センサ8
2(82a〜82d)がオンであるときは、対応する給
油ポイントNo.1〜No.4に車両がいるものと判断し、S7
7に進む。このS77では、給油料金が精算されたかど
うかをチェックする。S77において、精算済みでない
の場合、S78に進む。S78では、規定時間が経過し
たか否かをチェックする。そして、S78で規定時間が
経過すると、S79に進み、行動指示機83に「精算要
求」信号を出力する。これにより、給油料金の精算が済
むまでメッセージ表示部85dの内蔵ランプ(図示せ
ず)を点灯させて「精算をお願いします」といったメッ
セージを表示し続ける。よって、セルフ給油が完了した
顧客は、給油料金を支払わずに退場することがしにくく
なり、心理的に給油料金の支払いを促すことができる。
そして、上記S74に戻る。
【0083】また、S77において、精算済みの場合は
S80に進む。S80では、規定時間が経過したか否か
をチェックする。そして、S80で規定時間が経過する
と、S81に進み、行動指示機83に「車移動要求」信
号を出力する。これにより、給油料金の精算が済むまで
メッセージ表示部85eの内蔵ランプ(図示せず)を点
灯させて「車を移動させて下さい」といったメッセージ
を表示し続ける。よって、給油及び精算が終了した顧客
の車両が給油ポイントに長時間停車することを防止でき
る。
【0084】また、上記行動指示機83の代わりに音声
で指示することも可能であり、また、「車停止・精算要
求」信号を出力するには不正給油の可能性が高いので、
給油所側の係員に分かりやすくため、該当する給油ポイ
ントからの出口をスポットライトで照らすようにするこ
ともできる。尚、上記実施例では、地上設置型の給油装
置を一例として挙げたが、これに限らず、例えば給油ノ
ズルを昇降させる懸垂式給油装置にも適用できるのは勿
論である。
【0085】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、設定器により設定された給油データの油種と設定器
により設定された給油ノズルの油種とを比較した結果に
基づいて油種不一致を報知するため、セルフ給油を行う
顧客が誤って設定した油種と異なる油種の給油ノズルを
取り出した場合でも給油ノズルの油種を確認できるの
で、給油所の係員が計量機まで出向かずに済む。また、
顧客自身が設定した油種と異なる給油ノズルを取り出し
たことに気付かない場合でも給油所側の係員が給油ノズ
ルの油種が設定された油種と一致するか否かを確認でき
るので、給油ポイントに停車された車両が給油できない
まま長時間給油ポイントを塞ぐことを防止できる。
【0086】また、上記請求項2記載の発明によれば、
給油許可信号に基づき、前記設定器により設定された給
油データの油種に対応する給油ノズルを収納位置からノ
ズル取り出し位置へ平行移動させるため、設定した油種
と異なる油種の給油ノズルを取り出すことが防止され、
セルフ給油に不慣れな顧客でも設定した油種の給油ノズ
ルを正確に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油所管理システムの一実施例の
全体構成を示す構成図である。
【図2】屋内機器11と屋外機器12との接続を示す構
成図である。
【図3】給油所制御装置13の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】表示装置36に表示される画像の表示例を示す
図である。
【図5】セルフ給油を行う場合の各機器間での給油手順
を説明するためのフローチャートである。
【図6】表示装置36の画面上に表示される給油ポイン
トの表示例の変化を説明するための図である。
【図7】給油所制御装置13が実行する表示装置36の
画面の表示を制御する処理のフローチャートである。
【図8】本発明の変形例1に用いられる計量機の構成を
示す図である。
【図9】ノズル掛け54を移動させるノズル移動機構の
構成を説明するための縦断面図である。
【図10】給油所管理システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】設定器65、制御装置66、計量機51の制
御及び動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】変形例2の給油所管理システムを説明するた
めの給油所の平面図である。
【図13】給油所管理システムを説明するための給油所
の側面図である。
【図14】行動指示機83の一例を示す斜視図である。
【図15】変形例2の給油所管理システムの構成を説明
するためのブロックである。
【図16】給油状況判定部92が実行する判定手順を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 屋内機器 12 屋外機器 13 給油所制御装置(報知手段) 14 監視モニタ 15 POS端末機 171 〜17n 計量機 181 〜18n セルフサービスユニット(設定器) 191 〜19n 監視用カメラ 23 インターフォン子機 24 音声出力用スピーカ(報知手段) 25 設定器部(設定器) 26 プリンタ 27a〜27d 給油ノズル 28a〜28d 給油ホース 29a〜29d ノズル掛け 30a〜30d ノズル着脱検出スイッチ(給油作業開
始検出手段) 36 表示装置 37 入力装置 38 記憶装置 39 シリアル通信インターフェイス 40 パラレル入出力インターフェイス 45 画像 46 メニュー釦 47 カメラ釦 48 ポンプ釦 49 許可釦 50 精算釦 51 計量機 52(521 〜523 ) 給油ノズル 53(531 〜533 ) 給油ホース 54(541 〜543 ) ノズル掛け 55 レール 56 ノズル掛止部 57 ノズル移動機構 59,60 ガイドローラ 61 駆動ローラ 63 ノズル掛け駆動モータ 65 設定器 66 制御装置 68(681 〜683 ) ノズル着脱検知スイッチ 70 計量機制御部 71 制御部 72 操作盤 88 給油所制御装置 89 計量機状態監視・制御部 90 車両センサ入力部 91 精算処理部 92 給油状況判定部 93 行動指示機制御部 82(82a〜82d) 車両センサ 83(83a〜83d) 行動指示機 85a〜85f メッセージ表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内海 典之 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 村田 修一 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油種の異なる給油ノズルが複数設けられ
    ると共に該給油ノズル毎に当該給油ノズルによる給油作
    業開始を検出する給油作業開始検出手段が設けられた計
    量機と、該計量機に対応して設けられ給油に関するデー
    タを予め設定する設定器と、該設定器から送信される給
    油データ及び前記給油作業開始検出手段から送信される
    作業開始データを管理する制御部とを有する給油所管理
    システムにおいて、 前記設定器により設定された給油データの油種と前記給
    油作業開始検出手段により検出された給油ノズルの油種
    とを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に基づいて油種不一致を報知する
    報知手段と、 を備えてなることを特徴とする給油所管理システム。
  2. 【請求項2】 油種の異なる給油ノズルが複数設けられ
    た計量機と、該計量機に対応して設けられ給油に関する
    データを予め設定する設定器と、該設定器から送信され
    る給油データを管理する制御部とを有する給油所管理シ
    ステムにおいて、 前記制御部には前記設定器により設定された給油データ
    の油種に対応する給油ノズルを検出して給油許可信号を
    出力する許可信号出力手段が設けられ、 前記計量機には前記給油許可信号に基づき、前記設定器
    により設定された給油データの油種に対応する給油ノズ
    ルを収納位置からノズル取り出し位置へ平行移動させる
    ノズル移動機構を備えてなることを特徴とする給油所管
    理システム。
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