JPH11198982A - ガラス板等の板状物収納ラック - Google Patents

ガラス板等の板状物収納ラック

Info

Publication number
JPH11198982A
JPH11198982A JP228298A JP228298A JPH11198982A JP H11198982 A JPH11198982 A JP H11198982A JP 228298 A JP228298 A JP 228298A JP 228298 A JP228298 A JP 228298A JP H11198982 A JPH11198982 A JP H11198982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
glass plate
glass
rack
storage groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP228298A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Yamamoto
卓 山本
Toshinori Kobayashi
憲紀 小林
Yukishige Nishio
幸重 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA EKON KENTETSU KK
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
OSAKA EKON KENTETSU KK
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSAKA EKON KENTETSU KK, Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical OSAKA EKON KENTETSU KK
Priority to JP228298A priority Critical patent/JPH11198982A/ja
Publication of JPH11198982A publication Critical patent/JPH11198982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/062Easels, stands or shelves, e.g. castor-shelves, supporting means on vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/068Stacking or destacking devices; Means for preventing damage to stacked sheets, e.g. spaces
    • B65G49/069Means for avoiding damage to stacked plate glass, e.g. by interposing paper or powder spacers in the stack

Landscapes

  • Handcart (AREA)
  • Pallets (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板の出し入れを簡単かつスムーズに行
うことができるガラス板収納ラックを提供する。 【解決手段】 ガラス板載置架台1と、架台1の後端縁
に設けられる背枠4と、架台1に、架台幅方向に沿って
所定の間隔おきに複数平行に配置される仕切部材6とを
備え、架台1における隣り合う仕切部材6間に対応する
位置に、架台前後方向に沿ってガラス板Gの下端を案内
収納するためのガラス板案内収納溝36が形成されると
ともに、その溝36の底部に、ガラス板Gの溝36内に
おける移動を、転がり接触によって円滑に行うためのこ
ろ38が設けられてなるガラス板収納ラック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば工場内に
おいて、ガラス板等の板状物を1枚ないしは少数枚数ご
とに分けた状態で収納するようにしたガラス板等の板状
物収納ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス板加工工場等において、複層ガラ
ス等を製造するような場合、多種類のガラス板が使用さ
れるので、その複層ガラス製造時に使用されるガラス板
収納ラックとしては、多種類のガラス板を収納でき、し
かも必要に応じて、どの種類のガラス板でも簡単に取り
出すことができるようにしたものを使用するのが望まし
い。
【0003】この種のラックとして、従来より、ガラス
板載置架台と、その架台の後端縁に立ち上がり状に取り
付けられた背枠と、ガラス板載置架台に、架台幅方向に
沿って所定の間隔おきに複数配置された仕切部材とを備
えた、本棚のような形状のラックがが周知である。
【0004】このラックにおいては、各仕切部材間の前
方に各ガラス板の端縁をそれぞれ対向させるように配置
して、各ガラス板を各仕切部材間にそれぞれ挿入するこ
とにより、各ガラス板を各仕切部材間にそれぞれ収納す
る一方、必要に応じて、所定の仕切部材間から所定のガ
ラス板を前方にに取り出せるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ガラス板収納ラックは、ガラス板を仕切部材間に挿入す
る際、ガラス板の下端を架台上面に沿って滑らせながら
挿入するものであるが、ときおり、ガラス板下端が架台
上面に引っかかって、ガラス板の挿入を円滑に行うこと
ができないという問題があった。特に金網入りガラス等
においては、多くの場合、ガラス板下端から針金が突出
しており、その針金が架台上面に掛止して、ガラス板の
移動が一段と困難となり、ガラス板の挿入作業が非常に
困難にであるという問題があった。
【0006】一方、収納されたガラス板を取り出す場合
においても、上記と同様、ガラス板下端を架台上面に沿
って滑らせながら引き出すものであるため、その引き出
し時にガラス板の下端が架台上面に引っかかって、ガラ
ス板の取出作業が困難であるという問題も有している。
【0007】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、ガラス板等の板状物の出し入れを簡単かつスムーズ
に行うことができるガラス板等の板状物収納ラックを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のガラス板等の板状物収納ラックは、板状
物載置架台と、前記板状物載置架台の後端縁に立ち上が
り状に設けられる背枠と、前記板状物載置架台に、架台
幅方向に沿って所定の間隔おきに互いに平行に複数配置
されて、相互間にガラス板等の板状物を挿入し得る間隙
部が形成される仕切部材とを備え、前記板状物載置架台
における隣り合う前記仕切部材間に対応する位置に、架
台前後方向に沿って前記板状物の下端を案内収納するた
めの板状物案内収納溝が形成されるとともに、その板状
物案内収納溝の底部に前記板状物に対する摩擦を低減す
るための減摩手段が設けられてなるものを要旨としてい
る。
【0009】本発明の板状物収納ラックにおいては、板
状物載置架台における板状物案内収納溝の底部に、減摩
手段を設けているため、板状物を案内収納溝に沿って収
納したり取り出したりする際に、板状物を減摩手段によ
って低摩擦で円滑に移動させることができる。
【0010】更に本発明においては、前記減摩手段を、
前記板状物案内収納溝内に回転自在に取り付けられたこ
ろにより構成するのが良い。
【0011】すなわちこの場合、板状物を、ころの転が
り接触によって、一段と円滑に板状物案内収納溝に沿っ
て移動させることができる。
【0012】また本発明においては、板状物が前記板状
物案内収納溝内に収納された状態において、その板状物
の前方への滑り出しを防止するための滑り止め手段が設
けられてなる構成を採用するのが好ましい。
【0013】すなわちこの構成を採用した場合、滑り止
め手段によって、ラック内に収納配置された板状物の滑
り止めが図られて、ラックから板状物が不本意に滑り出
してしまうことを防止することができる。
【0014】更に本発明においては、前記滑り止め手段
を、前記板状物案内収納溝内の底部前端に設けられた弾
性部材により構成するのがより一層、好ましい。
【0015】すなわちこの場合には、弾性部材を設ける
という簡単な構造で、板状物の不本意な滑り出しを防止
することができる。
【0016】また本発明においては、前記板状物案内収
納溝の前方に、前記板状物を前記板状物案内収納溝内に
誘導するための板状物誘導手段が設けられてなる構成を
採用するのが望ましい。
【0017】すなわちこの構成を採用する場合には、板
状物を案内収納溝に挿入する際に、板状物をスムーズに
板状物案内収納溝まで誘導することができる。
【0018】更に本発明においては、前記板状物誘導手
段を、前記板状物載置架台の前端縁に回転自在に取り付
けられたローラにより構成するのが、より一層望まし
い。
【0019】すなわちこの場合には、板状物を、ローラ
の転がり接触による小さい操作力で、一段とスムーズに
板状物案内収納溝まで誘導することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1及び図2はこの発明の実施形
態であるガラス板収納ラックを示す図である。これらの
図に示すように、このラックは、ガラス板載置架台
(1)と、その架台(1)の後端縁に立ち上がり状に固
定された背枠(4)と、架台(1)の両側前端と背枠
(4)の両側上端との間に架け渡すように固定された横
枠(5)(5)と、架台(1)上における横枠(5)
(5)間に多数配置される仕切部材(6)とを基本的な
構成要素として備えている。
【0021】ガラス板載置架台(1)は、台枠(2)
と、その台枠(2)の上面に取り付けられる床面ユニッ
ト(3)とを有している。
【0022】図8に示すように、台枠(2)は、フレー
ム部材が矩形状に組み合わされて形成されており、前端
縁に前方に向けて突出するように支持板(22)が取り
付けられている。
【0023】支持板(22)は、図3に示すように、前
方に向けて傾斜するように配置される仕切部材支持板部
(23)と、水平に配置されるローラ支持板部(24)
とを有している。ローラ支持板部(24)には、ラック
幅方向に沿って所定の間隔おきに、複数のローラ支持金
具(25)が固定されており、各ローラ支持金具(2
5)間に架け渡されるようにして、ガラス板誘導手段と
してのローラ(26)が回転自在に支持される。こうし
て複数のローラ(26)が架台(1)の前端縁に沿って
直列状に並んで配置される。
【0024】図2ないし図7に示すように、床面ユニッ
ト(3)には、前端位置、中間位置及び後端位置にラッ
ク幅方向に沿って延びるフレーム(31)(32)(3
3)が設けられている。これらのフレームのうち前端フ
レーム(31)の上面には、ラック幅方向に沿って、ア
クリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂
等の弾性部材からなる滑り止め手段(39)が配設され
ている。
【0025】また上記フレーム(31)(32)(3
3)に支持されるようにして、ラック前後方向に延びる
多数のころ支持部材(34)が、ラック幅方向に沿って
所定の間隔おきに、かつ互いに平行に取り付けられる。
【0026】更に各ころ支持部材(34)の上面には、
木製の溝構成部材(35)がころ支持部材(34)と同
様な配置で取り付けられる。これにより、隣り合う溝構
成部材(35)間に多数のガラス板案内収納溝(36)
が形成され、各溝(36)が、ラック幅方向に沿って所
定の間隔おきに、互いに平行に配置される。
【0027】なお溝構成部材(35)は、その前端側が
ころ支持部材(34)の前端位置より前方へ延設され
て、上記滑り止め手段(39)上に配置されており、そ
の結果、各溝構成部材(35)間に形成されるガラス板
案内収納溝(36)の床面部における前端位置に、滑り
止め手段(39)が配置される。
【0028】また各ころ支持部材(34)を貫通するよ
うにして、ラック幅方向に延びる多数のころ支持軸(3
7)が、ラック前後方向に適当な間隔おきに、互いに平
行に取り付けられる。更に減摩手段としての多数のころ
(38)が、各ころ支持部材(34)間に配置されるよ
うに、ころ支持軸(37)に回転自在に取り付けられ
る。これにより各ガラス板案内収納溝(36)内におけ
る底面部分に、溝長さ方向に沿って適当な間隔おきに多
数のころ(38)が配置される。
【0029】このような構成の床面ユニット(3)が、
図2等に示すように台枠(2)の上面に固定されて、ガ
ラス板載置架台(1)が構成される。このとき図3に示
すように、ローラ(26)の上端、滑り止め手段(3
9)の上面及びころ(38)の上端がほぼ同一の水平面
に配置されるよう構成されている。
【0030】図2に示すように、仕切部材(6)は、丸
パイプが曲げ加工されることにより形成されており、外
周面のうち上下両端を除く領域に、ガラス板(G)との
衝突時に衝撃を緩和するための緩衝部材(61)が取り
付けられている。
【0031】図9及び図10に示すように、仕切部材
(6)の上端を固定するための仕切部材固定金具(7)
は、断面コ字型の溝型部材により構成されており、両側
片下端に長さ方向に沿って所定の間隔おきに多数の仕切
部材押さえ用切欠部(71)が形成されている。
【0032】そして仕切部材(6)の上端が背枠(4)
の上端水平材(41)の上面に配置されるとともに、固
定金具(7)の切欠部(71)内に仕切部材(6)の上
端が配置されるようにして、固定金具(7)が背枠
(4)の上端水平材(41)の上面に配置され、その状
態で、固定金具(7)が背枠(4)の上端水平材(4
1)に固着具(72)により固定され、これにより仕切
部材(6)の上端が背枠(4)に固定される。更に図3
に示すように、仕切部材(6)の下端が、上記と同様な
仕切部材固定金具(8)によって、同様に台枠(2)の
支持板(22)における上記仕切部材支持板部(23)
に固定される。
【0033】こうして多数の仕切部材(6)が、ラック
幅方向に沿って所定の間隔おきに配置される。このとき
各仕切部材(6)間にガラス板(G)を挿入可能な間隙
部が形成されるとともに、各仕切部材(6)間が、上記
ガラス板案内収納溝(36)に位置的に対応して配置さ
れる。
【0034】なお図1及び図2において、(11)は背
枠(4)及び横枠(5)に固定されたラック移動操作用
ハンドル、(12)は背枠(4)の上端水平材(41)
前面に取り付けられた緩衝部材、(13)は背枠(4)
の中間水平材(42)前面に取り付けられた緩衝部材で
ある。
【0035】以上のように構成された本実施形態のガラ
ス板収納ラックに、ガラス板(G)を収納する場合に
は、図3の想像線に示すように、所定の仕切部材(6)
間に、ガラス板(G)の一端縁を対向させた状態で、そ
のガラス板(G)の一端側下端をローラ(26)に載置
する。そしてガラス板(G)をそのローラ(26)の回
転によって移動させるように背枠(4)側へ押し込ん
で、ガラス板(G)を所定の仕切部材(6)間に挿入
し、更にガラス板(G)の一端側下端を所定のガラス板
案内収納溝(36)内に挿入してころ(38)上に載置
する。
【0036】続けてガラス板(G)を、その一端側下端
はころ(38)上に載置したまま、他端側を少し持ち上
げて滑り止め手段(39)から離脱させた状態で、背枠
(4)側へ押し込み、ころ(38)の回転によってガラ
ス板(G)をガラス板案内収納溝(36)に沿って挿入
していく。
【0037】こうして図3の実線に示すように、ガラス
板(G)をその他端側下端が滑り止め手段(39)上に
位置するまで押し込んだところで、ガラス板他端側の持
ち上げを解除して他端側下端を滑り止め手段(39)上
に載置し、これによりガラス板(G)の収納を完了す
る。
【0038】以下、同様にして、所定の仕切部材(6)
間にガラス板(G)をそれぞれ収納することにより、複
数のガラス板(G)を収納することができる。
【0039】この収納作業時においては、ローラ(2
6)の回転によりガラス板(G)をガラス板案内収納溝
(36)に誘導するようにしているため、小さい操作力
でスムーズにガラス板(G)をガラス板案内収納溝(3
6)内に挿入することができる。更にころ(38)の回
転によりガラス板(G)を案内収納溝(36)に沿って
移動させるようにしているため、小さい操作力で簡単か
つスムーズにガラス板(G)を溝(36)内に収納する
ことができる。
【0040】またガラス板(G)の収納状態において
は、ガラス板(G)の他端側下端が弾性部材等の滑り止
め手段(39)上に配置されるため、ガラス板(G)の
他端側下端が滑り止め手段(39)に係止することによ
り、ガラス板(G)の不本意な滑りが防止される。この
ためガラス板(G)が前方に滑り出す方向に何らかの力
が作用したとしても、ガラス板(G)がラック前方へ滑
り出すような不具合が発生するのを確実に防止すること
ができる。
【0041】一方逆に、ガラス板収納ラックからガラス
板(G)を取り出す場合には、ガラス板(G)の他端側
(前方側)を少し持ち上げることによりその他端側下端
を滑り止め手段(39)から離脱させた状態で、ガラス
板(G)を前方へ少量引っ張り出して、ガラス板(G)
の他端側下端をローラ(26)上に載置する。その後、
ローラ(26)及びころ(38)の回転を利用して、ガ
ラス板(G)をラックから引き出す。
【0042】このガラス板取出作業においても、ガラス
板(G)はころ(38)及びローラ(26)の回転によ
って円滑に移動するので、ガラス板(G)が溝(36)
等に引っかかるようなことはなく、小さい操作力で簡単
かつスムーズにガラス板(G)を取り出すことができ
る。
【0043】以上のように、本実施形態のガラス板収納
ラックによれば、ガラス板(G)を案内収納溝(36)
に沿って収納したり取り出したりする際に、ガラス板
(G)をころ(38)の回転によって円滑に移動させる
ことができるので、小さい操作力で簡単かつスムーズに
ガラス板(G)を出し入れすることができる。
【0044】更にガラス板(G)を案内収納溝(36)
に挿入する際に、ガラス板(G)をローラ(26)によ
って溝(36)内に誘導するようにしているので、小さ
い操作力で、より一層簡単にガラス板(G)を収納する
ことができる。
【0045】またガラス板案内収納溝(36)内におけ
る前端に弾性部材からなる滑り止め手段(39)を設け
ているため、ガラス板(G)を収納溝(36)内に収納
した状態においては、そのガラス板(G)の下端の一部
が滑り止め手段(39)上に載置されるので、ガラス板
(G)が滑り止め手段(39)に係止することにより、
ガラス板(G)が不本意に滑り出すのを防止することが
できる。
【0046】なお上記実施形態においては、減摩手段と
して、ころを使用しているが、本発明においてはこれだ
けに限られず、減摩手段として、滑り摩擦を低減するこ
とができるろう等の高分子材料により構成することも可
能である。またガラス板誘導手段も、ローラだけに限ら
れることはなく、例えば棒状部材やパイプ状部材により
構成しても良く。更にこれらの棒状部材やパイプ状部材
の外周面に、ろう等の高分子材料を設けたもの等により
構成しても良い。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明のガラス板等の板
状物収納ラックによれば、板状物載置架台における板状
物案内収納溝内に、ころ等の減摩手段を設けているた
め、板状物を収納溝に沿って収納したり取り出したりす
る際に、板状物を減摩手段によって低摩擦で円滑に移動
させることができるので、例えば板状物が溝内に引っか
かったりするようなことはなく、小さい操作力で簡単か
つスムーズに板状物を出し入れすることができるという
効果が得られる。
【0048】また本発明において、板状物を板状物案内
収納溝内に収納した状態において、その板状物の前方へ
の滑り出しを防止するための弾性部材等の滑り止め手段
を設ける場合には、ラック内に収納された板状物が不本
意に滑り出してラックから飛び出すのを防止できるとい
う利点がある。
【0049】更に本発明において、板状物案内収納溝の
前方に、ローラ等の板状物誘導手段を設ける場合には、
板状物を案内収納溝に挿入する際に、誘導手段によって
板状物をスムーズに板状物案内収納溝まで誘導すること
ができるので、より一層簡単に板状物を収納できるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるガラス板収納ラック
を示す斜視図である。
【図2】実施形態のガラス板収納ラックを示す側面断面
図である。
【図3】図2の一点鎖線Pで囲まれる部分を拡大して示
す断面図である。
【図4】図2の一点鎖線Qで囲まれる部分を拡大して示
す断面図である。
【図5】図2の一点鎖線Rで囲まれる部分を拡大して示
す断面図である。
【図6】実施形態のガラス板収納ラックにおける床面ユ
ニットを示す平面図である。
【図7】実施形態のガラス板収納ラックにおける床面ユ
ニットを示す側面断面図である。
【図8】実施形態のガラス板収納ラックにおける台枠を
示す平面図である。
【図9】図2の一点鎖線Sで囲まれる部分を拡大して示
す断面図である。
【図10】実施形態のガラス板収納ラックにおける仕切
部材固定金具を示す図であって、同図(a)は平面図、
同図(b)は正面図、同図(c)は側面断面図である。
【符号の説明】
1…架台 4…背枠 6…仕切部材 25…ローラ 36…ガラス板案内収納溝 38…ころ 39…滑り止め手段 G…ガラス板
フロントページの続き (72)発明者 西尾 幸重 大阪府堺市鳳南町三丁二百番地 大阪エコ ン建鉄株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状物載置架台と、 前記板状物載置架台の後端縁に立ち上がり状に設けられ
    る背枠と、 前記板状物載置架台に、架台幅方向に沿って所定の間隔
    おきに互いに平行に複数配置されて、相互間にガラス板
    等の板状物を挿入し得る間隙部が形成される仕切部材と
    を備え、 前記板状物載置架台における隣り合う前記仕切部材間に
    対応する位置に、架台前後方向に沿って前記板状物の下
    端を案内収納するための板状物案内収納溝が形成される
    とともに、 その板状物案内収納溝の底部に前記板状物に対する摩擦
    を低減するための減摩手段が設けられてなることを特徴
    とするガラス板等の板状物収納ラック。
  2. 【請求項2】 前記減摩手段が、前記板状物案内収納溝
    内に回転自在に取り付けられたころをもって構成されて
    なる請求項1記載のガラス板等の板状物収納ラック。
  3. 【請求項3】 板状物が前記板状物案内収納溝内に収納
    された状態において、その板状物の前方への滑り出しを
    防止するための滑り止め手段が設けられてなる請求項1
    又は2記載のガラス板等の板状物収納ラック。
  4. 【請求項4】 前記滑り止め手段が、前記板状物案内収
    納溝内の底部前端に設けられた弾性部材をもって構成さ
    れてなる請求項1ないし3のいずれかに記載のガラス板
    等の板状物収納ラック。
  5. 【請求項5】 前記板状物案内収納溝の前方に、前記板
    状物を前記板状物案内収納溝内に誘導するための板状物
    誘導手段が設けられてなる請求項1ないし4のいずれか
    に記載のガラス板等の板状物収納ラック。
  6. 【請求項6】 前記板状物誘導手段が、前記板状物載置
    架台の前端縁に回転自在に取り付けられたローラをもっ
    て構成されてなる請求項1ないし5のいずれかに記載の
    ガラス板等の板状物収納ラック。
JP228298A 1998-01-08 1998-01-08 ガラス板等の板状物収納ラック Pending JPH11198982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP228298A JPH11198982A (ja) 1998-01-08 1998-01-08 ガラス板等の板状物収納ラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP228298A JPH11198982A (ja) 1998-01-08 1998-01-08 ガラス板等の板状物収納ラック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11198982A true JPH11198982A (ja) 1999-07-27

Family

ID=11525024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP228298A Pending JPH11198982A (ja) 1998-01-08 1998-01-08 ガラス板等の板状物収納ラック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11198982A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003050007A1 (fr) * 2001-12-13 2003-06-19 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Dispositif de transport d'elements en plaques
JP2007320563A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Central Glass Co Ltd ガラス板用運搬台車およびその輸送方法
CN101875429A (zh) * 2010-03-19 2010-11-03 常州亿晶光电科技有限公司 挡杆式电池层压件中转装载车
CN101875365A (zh) * 2010-03-19 2010-11-03 常州亿晶光电科技有限公司 斜置式电池层压件周转车
CN101875363A (zh) * 2010-03-19 2010-11-03 常州亿晶光电科技有限公司 升降式电池层压件中转装载车
CN101875364A (zh) * 2010-03-19 2010-11-03 常州亿晶光电科技有限公司 平地式电池层压件中转装载车
KR101176034B1 (ko) 2011-12-21 2012-08-24 주식회사 코아테크시스템 엘시디 글라스 크레이트용 차폐장치
JP6490864B1 (ja) * 2018-10-01 2019-03-27 五郎 寺尾 荷役補助装置、ロールボックスパレットの持ち上げ方法
JP2020011541A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 ホリゾン・インターナショナル株式会社 ハーネスボード用台車、ハーネスボード収納ラックおよびハーネスボード運用支援システム
CN112249706A (zh) * 2020-10-19 2021-01-22 陕西花弄影家具有限公司 一种用于建筑易碎材料装卸运输的装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003050007A1 (fr) * 2001-12-13 2003-06-19 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Dispositif de transport d'elements en plaques
CN100336698C (zh) * 2001-12-13 2007-09-12 日本板硝子株式会社 板状物体输送工具
JP2007320563A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Central Glass Co Ltd ガラス板用運搬台車およびその輸送方法
CN101875429A (zh) * 2010-03-19 2010-11-03 常州亿晶光电科技有限公司 挡杆式电池层压件中转装载车
CN101875365A (zh) * 2010-03-19 2010-11-03 常州亿晶光电科技有限公司 斜置式电池层压件周转车
CN101875363A (zh) * 2010-03-19 2010-11-03 常州亿晶光电科技有限公司 升降式电池层压件中转装载车
CN101875364A (zh) * 2010-03-19 2010-11-03 常州亿晶光电科技有限公司 平地式电池层压件中转装载车
KR101176034B1 (ko) 2011-12-21 2012-08-24 주식회사 코아테크시스템 엘시디 글라스 크레이트용 차폐장치
JP2020011541A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 ホリゾン・インターナショナル株式会社 ハーネスボード用台車、ハーネスボード収納ラックおよびハーネスボード運用支援システム
JP6490864B1 (ja) * 2018-10-01 2019-03-27 五郎 寺尾 荷役補助装置、ロールボックスパレットの持ち上げ方法
CN112249706A (zh) * 2020-10-19 2021-01-22 陕西花弄影家具有限公司 一种用于建筑易碎材料装卸运输的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11198982A (ja) ガラス板等の板状物収納ラック
NL1016205C2 (nl) Inrichting voor het vastzetten van velvormig materiaal.
US9756938B2 (en) Storage device
JP3936761B2 (ja) 板ガラス輸送用具及び板ガラス搭載方法
KR20040066164A (ko) 판형상체 반송기구
JP3115333U (ja) 着脱式跳ね上げ収納扉機構
JPH11346879A (ja) 商品陳列棚
KR101831845B1 (ko) 유리 이송용 거치대
JPH08290805A (ja) スタッカークレーンおよび物品移載方法
US3011852A (en) Filing cabinet
CN108703805B (zh) 一种结构优化的医疗器械托盘
EP1988036A1 (en) Pallet storage system
US416030A (en) Drawer-guide
JPH0513217Y2 (ja)
JP3106279B2 (ja) 物品の保持装置
US962981A (en) Jewelry-tray.
EP0129400A1 (en) Free stop retainer
JPH0815445B2 (ja) サスペンションレール機構
US20050110372A1 (en) Foldable shelf
JP3106280B2 (ja) 収納装置
JP3700594B2 (ja) 収納棚の仕切装置
JP3624958B2 (ja) スライドトレーの支持装置
JP4412239B2 (ja) 引き出しの支持構造
JPH0970325A (ja) 引出しのストッパ機構を有する家具
KR101618840B1 (ko) 각도 조절이 가능한 선반