JP3106280B2 - 収納装置 - Google Patents
収納装置Info
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- JP3106280B2 JP3106280B2 JP06315471A JP31547194A JP3106280B2 JP 3106280 B2 JP3106280 B2 JP 3106280B2 JP 06315471 A JP06315471 A JP 06315471A JP 31547194 A JP31547194 A JP 31547194A JP 3106280 B2 JP3106280 B2 JP 3106280B2
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Description
内に物品を収納保持するための収納装置に関する。
ンスタント食品あるいは台所用品など、種々の物品を収
納するための収納装置が設置されることがある。このよ
うな収納装置は前面が開放し、その開放面が扉によって
開閉される箱型の本体を有する。この本体の内部には籠
状の網棚などの保持部が設けられ、その保持部に物品を
載置するようにしている。
きるようにするためには、上記本体を大型化する必要が
ある。本体を大型化する場合、その本体の幅寸法を大き
くしたり、奥行き寸法を大きくするなどのことが行なわ
れる。本体の幅寸法を大きくできずに、奥行き寸法を大
きくしなければならない場合、上記保持部の奥行き寸法
も多きくする必要がある。
法を大きくした場合、その保持部の後方向、つまり本体
の奥行き方向後方に収容保持された物品を容易に取り出
すことができなくなる。しかも、後方に収容された物品
は前方からは確認しずらいので、取り出したい物品を見
つけるのに手間が掛かるということがあり、これらのこ
とによって使い勝手が悪いという欠点を有する。
の物品を収納できるよう、本体や保持部の奥行き寸法を
大きくすると、後方向に収容された物品の取り出しや確
認が容易でなくなるから、使いずらくなるいうことがあ
った。
でその目的とするところは、奥行き寸法を大きくして
も、物品が取り出しずらくなったり、確認しずらくなる
などのことがないようにした収納装置を提供することに
ある。
にこの発明は、内部に物品を収納する収納装置におい
て、前面が開放した本体と、この本体内の上面と下面と
にそれぞれ幅方向に沿って形成されているとともに上記
本体の奥行き方向後方に向かって湾曲した略円弧状に刻
設された一対の第1の案内溝と、上記本体の上面の幅方
向中央部に、本体の前後方向に沿って刻設された第2の
案内溝と、上記本体の下面の幅方向中央部に、本体の前
後方向に沿って刻設された第3の案内溝と、矩形枠状に
形成され幅方向一端側の上端と下端とがそれぞれ上記第
1の案内溝にスライド自在に係合され、幅方向中央部の
上端が上記第2案内溝にスライド自在に係合され、高さ
方向に所定の間隔でかつ一方の面と他方の面とに突出し
さらに左右両端面が湾曲した物品を保持するための複数
の籠状の網棚が着脱自在に取り付けられた保持体と、上
記保持体の幅方向中央部の下端に回転自在に設けられる
とともに上記第3の案内溝に係合され、上記保持体を上
記第1の案内溝に沿って回転させたときに上記第3の案
内溝に沿って前後方向に転動するとともに上記保持体の
回転を可能にする転輪装置とを具備したことを特徴とす
る。
その背面側に保持された物品を前面側に位置させること
ができるから、取り出しや確認が容易であり、また保持
体を回転させるとき、その中途部の転輪が本体の前後方
向に沿って転動するため、保持体の幅寸法に比べてその
保持体を回転させるために必要な奥行き寸法を十分に小
さくできる。保持体の高さ方向に所定間隔で複数の網棚
を着脱自在に取り付けたので、網棚の間隔を変更させて
物品の大きさに対応することができる。網棚の左右両端
面を湾曲させたので矩形枠状の保持体の左右の枠内いっ
ぱいにまで大きくしても本体に当接することなく保持体
と共に回転できるから、網棚の幅寸方を大きくさせて物
品の保持を多くできる。
明する。図1乃至図6はこの発明の−実施例を示し、図
中1は前面が開放した箱型の本体である。この本体1の
前面には一対の扉2がヒンジ2aによって開閉自在に設
けられている。
それぞれ第1の案内溝3が刻設されている。第1の案内
溝3は図4に示すように本体1の幅方向に沿って所定の
幅及び深さに形成されているとともに、上記本体1の奥
行き方向後方に向かって湾曲した略円弧状に刻設されて
いる。
ように上記本体1の幅方向両端部で、その本体1の奥行
き方向のほぼ中央部に位置するように設定されている。
部には、本体1の前後方向に沿って所定幅及び深さの第
2の案内溝4が刻設され、本体1の下面1bの幅方向中
央部には、前後方向に沿って所定幅及び深さの第3の案
内溝5が刻設されている。
わずかに小さく形成された矩形枠状の保持体6が配設さ
れている。この保持体6には、それぞれ物品を載置する
ための保持部となる籠状の複数の網棚7が高さ方向に所
定の間隔で、かつ一方の面と他方の面とに突出しさらに
図4及び図5に示すように左右両端面が湾曲して着脱自
在に取り付けられている。
とには、図1に示すようにそれぞれ第1のスライド体と
してのロ−ラ8が回転自在に設けられ、保持体6の幅方
向中央部の上端には第2のスライド体としてのロ−ラ9
が回転自在に設けられている。上記第1のスライド体と
してのロ−ラ8は上記本体1の上下面に刻設された第1
の案内溝3内にスライド自在に係合され、第2のスライ
ド体としてのロ−ラ9は上記第2の案内溝4内にスライ
ド自在に係合されている。なお、図示しないが上記第1
のスライド体8及び第2のスライド体9には、ロ−ラに
代わり滑沢性の合成樹脂からなる軸状体を設け、その軸
状体を第1、2の案内溝3、4にスライド自在に係合さ
せるようにしてもよい。
輪装置10が設けられている。この転輪装置10は一般
的に家具等に用いられているものであって、本体10a
に転輪10bが回転自在に取り付けられ、本体10aは
回転部10cを介して保持体6に回転自在に取り付けら
れている。そして上記転輪装置10の転輪10bが上記
本体1の下面に刻設された第3の案内溝5内に係合さ
れ、この第3の案内溝5に沿って転動する。したがっ
て、第1のスライド体(ロ−ラ)8を第1の案内溝3に
沿ってスライドさせながら上記保持体6を回転させる
と、上記第2のスライド体(ロ−ラ)9が前後方向に上
記第2の案内溝4に沿ってスライドし、上記転輪10b
が第3の案内溝5に沿って前後方向に転動するようにな
っている。
合について説明する。本体1内に物品が収容された状態
においては、図4に示すように保持体6が本体1の幅方
向とほぼ平行な状態で扉2が閉じられている。この状態
において、保持体6の幅方向一端側の上下端に設けられ
たロ−ラ8は第1の案内溝3の一端側に位置している。
けられた網棚7に載置された物品を取り出す場合、まず
一対の扉2を開放する。それによって、必要とする物品
が本体1の前面側に位置する上記保持体6の一方の面の
網棚7に載置されていれば、その物品を直ちに取り出す
ことができる。この時上記網棚7の一方の面と他方の面
が保持体6から突出しているので、網棚7に物品を載置
したりとりだしたりすることが容易にできる。
体6の他方の面の網棚7に載置されている場合は、上記
保持体6を図4に矢印aで示す反時計廻り方向へ回転さ
せる。保持体6を回転させると、その幅方向一端側に設
けられたロ−ラ8が第1の案内溝3に沿ってスライドす
るとともに同図に矢印bで示すように中央部の上端に設
けられたロ−ラ9が第2の案内溝4に沿って本体1の前
方へスライドし、中央部の下端に設けられた転輪装置1
0の回転部10cが回転し、転輪10bが第3の案内溝
5に沿って本体1の前方へ転動する。
けられた中央部が本体1の前方へ転動しながら回転する
ことになるため、保持体6の幅寸法に対して本体1の奥
行き寸法が小さくとも、上記保持体6を回転させること
が可能である。つまり、保持体6の幅寸法に対して本体
1を薄型化することができる。上記保持体6が回転した
時上記網棚7は、矩形枠状の保持体6の左右の枠内いっ
ぱいにまで大きくしても網棚7の左右両端面が湾曲して
いることにより本体1に当接することがなく保持体6と
共に回転することができる。
態を実線で示し、回転角度が90度よりも小さな状態と
大きな状態を鎖線で示す。上記保持体6をほぼ90度回
転させた状態で、その他方の面の網棚7に所望する物品
が載置されていることが確認できることがあり、その場
合にはその位置で物品を取り出せばよい。
のスライド体であるロ−ラ9及び転輪10bが第2、第
3の案内溝4、5の最も前方に位置し、回転角度が90
度以上になると、上記ロ−ラ9及び転輪10bは後方へ
戻ることになる。
せた状態を示し、それによって上記保持体6の他方の面
が本体1の前面側に位置することになるから、その他方
の面の網棚7に載置された物品を取り出すことができ
る。
とで、その一端に設けられたロ−ラ8が第1の案内溝3
の他方の終端部に当たり、それ以上回転するのが阻止さ
れる。したがって、上記保持体6が回転し過ぎてロ−ラ
8が第1の案内溝3から外れるようなことがない。
を取り出したならば、その状態で扉2を閉じればよく、
その状態は最初の状態に対して保持体6が180度回転
した状態となる。従って、次に保持体6の一方の面側の
網棚7に載置された物品を取り出す場合には、その保持
体6を図6に矢印cで示す時計廻り方向へ回転させれば
よい。
に形成したが、枠状に限られず、矩形板状あるいは矩形
状の枠にネットを張り、そのネットに網棚等の保持部を
着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
上面と下面とに、湾曲した略円弧状の第1の案内溝を幅
方向に沿って刻設するとともに、本体の上面の幅方向中
央部に前後方向に沿って第2の案内溝を刻設し、下面の
幅方向中央部に前後方向に沿って第3の案内溝を刻設
し、矩形枠状に形成され幅方向一端側の上端と下端とが
それぞれ上記第1の案内溝にスライド自在に係合され、
幅方向中央部の上端が上記第2案内溝にスライド自在に
係合された保持体に、高さ方向に所定の間隔でかつ一方
の面と他方の面とに突出しさらに左右両端面が湾曲した
物品を保持するための複数の籠状の網棚を着脱自在に取
り付けと、保持体の幅方向中央部の下端に、上記第3の
案内溝に係合されるとともに第3の案内溝に沿って転動
自在かつ上記保持体の回転を可能にする転輪装置を設け
るようにした。
で、保持体のいずれの側面に物品が保持されていても、
容易に確認して取り出すことができる。しかも、上記保
持体は転輪装置を前後方向に転動させながら回転するの
で、保持体の幅寸法に比べて本体の奥行き寸法が小さく
ても、上記保持体を回転させることができる。つまり、
装置の薄型化を計ることができる。更に、保持体の高さ
方向に所定間隔で複数の網棚を着脱自在に取り付けたの
で、網棚の間隔を変更させて物品の大きさに対応するこ
とができる。網棚の左右両端面を湾曲させたので矩形枠
状の保持体の左右の枠内いっぱいにまで大きくしても本
体に当接することなく保持体と共に回転できるから、網
棚の幅寸方を大きくさせて物品の保持を多くできる。
を示した断面図。
図。
図。
面図。
5・・・第3の案内溝、6・・・保持体、8・・・第1のスライ
ド体、9・・・第2のスライド体、10・・・転輪装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に物品を収納する収納装置におい
て、前面が開放した本体と、この本体内の上面と下面と
にそれぞれ幅方向に沿って形成されているとともに上記
本体の奥行き方向後方に向かって湾曲した略円弧状に刻
設された一対の第1の案内溝と、上記本体の上面の幅方
向中央部に、本体の前後方向に沿って刻設された第2の
案内溝と、上記本体の下面の幅方向中央部に、本体の前
後方向に沿って刻設された第3の案内溝と、矩形枠状に
形成され幅方向一端側の上端と下端とがそれぞれ上記第
1の案内溝にスライド自在に係合され、幅方向中央部の
上端が上記第2案内溝にスライド自在に係合され、高さ
方向に所定の間隔でかつ一方の面と他方の面とに突出し
さらに左右両端面が湾曲した物品を保持するための複数
の籠状の網棚が着脱自在に取り付けられた保持体と、上
記保持体の幅方向中央部の下端に回転自在に設けられる
とともに上記第3の案内溝に係合され、上記保持体を上
記第1の案内溝に沿って回転させたときに上記第3の案
内溝に沿って前後方向に転動するとともに上記保持体の
回転を可能にする転輪装置とを具備したことを特徴とす
る物品の保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06315471A JP3106280B2 (ja) | 1994-11-26 | 1994-11-26 | 収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06315471A JP3106280B2 (ja) | 1994-11-26 | 1994-11-26 | 収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08140756A JPH08140756A (ja) | 1996-06-04 |
JP3106280B2 true JP3106280B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=18065762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06315471A Expired - Fee Related JP3106280B2 (ja) | 1994-11-26 | 1994-11-26 | 収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106280B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-26 JP JP06315471A patent/JP3106280B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08140756A (ja) | 1996-06-04 |
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