JPH11198953A - 紙パック - Google Patents

紙パック

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JPH11198953A
JPH11198953A JP10003981A JP398198A JPH11198953A JP H11198953 A JPH11198953 A JP H11198953A JP 10003981 A JP10003981 A JP 10003981A JP 398198 A JP398198 A JP 398198A JP H11198953 A JPH11198953 A JP H11198953A
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JP
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paper pack
paper
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bent
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JP10003981A
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English (en)
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Masami Chiku
真巳 知久
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は詰め替え用のレフィル容器として使用
される紙パックに関し、使用性及び保管性を向上させる
ことを課題とする。 【解決手段】紙材12をパック状に成形し内容物が充填
されるよう構成された紙パック本体11と、内容物を取
り出す取出口15とを具備する紙パックにおいて、取出
口15に屈曲部26Aを設けることにより、屈曲部26
Aの屈曲状態により、取出口15がパック本体11の天
板部11aから突出した使用状態と、取出口15が天板
部11aより窪んだ収納状態とに状態変化可能な構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙パックに係り、特
に詰め替え用のレフィル容器として使用される紙パック
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、牛乳,ジュース,酒類等の容器
として図9に示されるような紙パック1が知られてい
る。この紙パック1は、内容物の長期保存ができると共
に比較的低コストで製造でき経済性に優れている。ま
た、紙製であるため廃棄が容易であり、かつ表面部分に
各種印刷ができるため陳列効果もあり、種々の内容物の
対する容器として近年その利用度が増してきている。
【0003】この紙パック1は、内部に充填された液状
内容物が外部に漏れ出すことのないよう、基材となる紙
に低密度ポリエチレン,アルミ箔等を積層し防水構造と
した紙材2を用いている。そして、この紙材2を内部に
内容物が充填できるようパック状に成形することにより
紙パック1が形成される。上記の紙パック1は、前記の
ように経済性に優れ、また容易に廃棄できる利便性等の
種々の利点があるため、飲料品以外の容器としての利用
が考えられ始めている。その一つとして、例えば紙パッ
クをシャンプー,リンス等(以下、内容物という)の詰
め替え用容器として用いることが考えられている。
【0004】図10は、従来のシャンプー,リンス等の
詰め替え用の紙パック3を示している。この紙バック3
は、紙材により形成された紙パック本体4と、この紙パ
ック本体4の天板部4aに配設された取出口5とにより
構成されている。この取出口5は硬質樹脂により形成さ
れており、下端部分に形成された鍔部7は紙パック本体
4に固定され、また上部は紙パック本体4の天板部4a
から上方に突出した構成とされている。また、この突出
部分にはネジ部が形成されており、栓6が着脱可能に取
り付けられる構成とされている。
【0005】このように、取出口5を紙パック本体4の
天板部4aから上方に突出した構成としたのは次の理由
による。即ち、図9に示す構成の紙製容器1では、紙材
の上部を切り開いて開口部を形成し、この開口部から詰
め替えを行なう構成となるため、被詰め替え容器に対し
内容物を移し替えるのは困難となる。これに対し、図1
0に示すように、取出口5が紙パック本体4の天板部4
aから上方に突出した構成とすることにより、詰め替え
時において被詰め替え容器に対し紙パック本体4内の内
容物をこぼすことなく簡単かつ確実に移し替えることが
できる。また、被詰め替え容器の容量に対して紙パック
本体4の容量が大きく、よって紙パック本体4内に内容
物が残留した場合においても、栓6を取出口5に螺着す
ることにより内容物の劣化発生を抑制することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図10に示
す紙バック3では、紙パック本体4の天板部4aから上
方に取出口5を突出した構成であるため、この紙バック
3を2段,3段と積み重ねることができない。このた
め、紙バック3を詰め替え容器として用いた場合、製品
出荷時に積み重ねた梱包ができないため、効率のよい梱
包を行なうことができず、また店頭に陳列する場合にお
いても、同様に積み重ねることができないために陳列ス
ペースを大きく必要としてしまう。このため、従来の紙
パック3では、保管性が悪化してしまうという問題点が
あった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、保管性の向上を図った紙パックを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴と
するものである。請求項1記載の発明では、紙材をパッ
ク状に成形してなり、内容物が充填される紙パック本体
と、該紙パック本体の天板部に配設されており、前記内
容物を外部に取り出す取出口とを具備する紙パックにお
いて、前記取出口に屈曲部を設けることにより、該屈曲
部の屈曲状態により、前記取出口が前記紙パック本体の
天板部から突出した使用状態と、前記取出口が前記紙パ
ック本体の天板部より窪んだ収納状態とに状態変化可能
な構成としたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の紙パックにおいて、前記取出口を可撓性を有
する樹脂で形成したことを特徴とするものである。ま
た、請求項3記載の発明では、前記請求項1または2記
載の紙パックにおいて、前記屈曲部は、前記取出口は栓
が螺着されるネジ部と、前記紙パック本体に固定される
固定部との間に全体的に形成された肉薄部により構成し
たことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項4記載の発明では、前記請求
項1または2記載の紙パックにおいて、前記屈曲部は、
前記取出口は栓が螺着されるネジ部と、前記紙パック本
体に固定される固定部との間の複数箇所に形成された肉
薄部により構成したことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項5記載の発明では、前記請求
項1または2記載の紙パックにおいて、前記屈曲部は、
前記取出口は栓が螺着されるネジ部と、前記紙パック本
体に固定される固定部との間に形成された蛇腹部により
構成したことを特徴とするものである。
【0012】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、取出口に設けた屈曲部の屈
曲状態により、取出口が紙パック本体の天板部から突出
した使用状態と、取出口が紙パック本体の天板部より窪
んだ収納状態とに状態変化可能な構成としたことによ
り、取出口を収納状態とすることにより紙パック本体を
積み上げることが可能となり保管性が向上し、また取出
口を使用状態とすることにより内容物を取り出す際の使
用性を維持することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、単に
取出口の材質を可撓性樹脂とするだけで保管性及び使用
性を向上させることができる。また、請求項3乃至5記
載の発明によれば、屈曲部をネジ部と固定部との間に全
体或いは部分的に形成された肉薄部、或いは蛇腹部によ
り構成したことにより、容易かつ安価に保管性及び使用
性を向上させた紙パックを実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面と共に説明する。図1は本発明の一実施例であ
る紙パック10の外観図であり、また図2は紙パック1
0の断面図である。各図に示されるように、紙パック1
0は、大略すると紙パック本体11と取出口15とによ
り構成されている。尚、以下の説明では、紙パック10
をシャンプー,リンス等の詰め替え用容器として用いた
例について説明する。
【0015】紙パック10を構成する紙パック本体11
は、内部に内容物が充填できるよう紙材12をパック状
に成形され、また紙材12の端部12-1, 12-2, 12
-3,12-4が所定接合部13,14において接合された
構成を有している。この接合部13,14は、紙パック
本体11の上部及び底部に選定されている。この紙パッ
ク本体11を構成する紙材12は、紙を基材として複数
の層が積層されたラミネート構造とされている。ここ
で、図5に紙材12の端部12-1〜12-4の断面を拡大
して示す。尚、各端部12-1〜12-4は同一構成である
ため、端部12-1のみ図示して説明する。
【0016】同図に示す紙材12は、例えばその表側よ
り低密度ポリエチレン(LDPE)層16,紙17,L
DPE層18,アルミ箔層19,ポリエチレンテレフタ
レート(PET)層20,LDPE層21が順次多層化
された構造を有している。尚、紙材12の構造はこれに
限定されるものではなく、充填される内容物により種々
の構造の紙材が適用できる。例えば、内容物によっては
表側より低密度ポリエチレン(LDPE)層16,紙1
7,LDPE層18が積層された3層の紙材の適用も考
えられる。
【0017】上記構成とされた紙材12は、その各構成
層の内紙17を除くLDPE層16,18,21、アル
ミ箔層19、PET層20は防水性を有しているが、紙
17は水を浸透させてしまう。また、紙材12の端面1
2a-1〜12a-4では上記各層16〜21の端面は外部
に露出した状態であり、紙17の端面17aも外部に露
出しており、よってこの部分から水が紙17に浸透す
る。
【0018】従って、この端面12a-1(12a-2〜1
2a-4)が水に触れないよう防水処理を行うことによ
り、紙17に水が浸透するのを防止することができる。
続いて、接合部13,14の構造について図2を用いて
説明する。紙パック10の上部に配設されさた接合部1
3においていは、紙材12の端部12-1は図に示される
ように下側に、また端部12-2は上側に巻き込まれるよ
う折曲形成される。そして、各端部12-1,12-2の端
面が突き合わされた状態で、その所定範囲が接着等によ
り固定される。尚、上記の端面が突き合わされた位置を
図中参照符号22で示し、以下この位置を対向部とい
う。
【0019】このように各端部12-1及び12-2を固定
することにより、各端部12-1,12-2の端面、即ち水
の浸透位置となる対向部22は折曲形成された紙材12
に囲繞された構成となり、外部に対して被覆された構成
となる。また、各端部12-1,12-2の所定範囲に行わ
れる上記接着処理は、液密構造となる接着処理とされて
いる。
【0020】よって、対向部22に水等が侵入すること
はなくなり、各端部12-1,12-2の端面から水等が紙
材12内に浸透することを確実に防止することができ
る。また、紙パック10の底部に配設されさた接合部1
4も接合部13と同様の構成とされており、紙材12の
端部12-4は図に示されるように下側に、また端部12
-3は上側に巻き込まれるよう折曲形成される。そして、
各端部12-3,12-4の端面が突き合わされた状態でそ
の所定範囲が接着等により固定され、対向部23は折曲
形成された紙材12に囲繞された構成となる。
【0021】よって、対向部23に水等が侵入すること
はなくなり、各端部12-3,12-4の端面から水等が紙
材12内に浸透することを確実に防止することができ
る。続いて、本発明の要部となる取出口15について説
明する。取出口15は、本実施例では可撓性を有する樹
脂により形成されている。具体的には、取出口15の材
質としては、低密度ポリエチレン(LDPE),リニア
低密度ポリエチレン(LLDPE)等の使用が考えられ
る。
【0022】この取出口15は、下端部分に鍔状部24
が形成されると共に、上端近傍部分にネジ部25が形成
されている。更に、この鍔状部24とネジ部25との間
には屈曲部26Aが形成されている。この取出口15を
構成する鍔状部24,ネジ部25,及び屈曲部26A
は、一体的に形成されており、よって容易に形成するこ
とができる。
【0023】上記構成とされた取出口15は、紙パック
本体11の天板部11aに固定される。具体的には、紙
パック本体11の天板部11aには開口部27が形成さ
れており、取出口15に設けられた鍔状部24をこの開
口部27の縁部に内側から接合(例えば溶着或いは接着
等)することにより、取出口15は紙パック本体11に
固定される。この固定状態で、取出口15は紙パック本
体11に液密に固定される。よって、この取出口15と
紙パック本体11との固定位置から内容物が漏洩するよ
うなことはない。
【0024】また、前記したように取出口15の上端近
傍にはネジ部25が形成されており、このネジ部25に
はキャップ28(栓)が螺着される構成となっている。
よって、内容物を取り出す際には、後に詳述するように
キャップ28aを取出口15から取り外し、紙パック本
体11を傾けることにより取り出しを行なう。また、上
記した鍔上部24とネジ部25との間には屈曲部26A
が形成されている。鍔上部24の内径寸法L1はネジ部
25の内径寸法L2より大きく設定されている(L1>
L2)であるため、屈曲部26Aは円錐台形状となって
いる。更に、図1及び図2に示す伸長された状態(以
下、この状態を使用状態という)において、屈曲部26
A及びネジ部25は紙パック本体11の天板部11aよ
り上方に向け突出した状態となっている。
【0025】紙パック10に装填されている内容物を、
被詰め替え容器であるシャンプー容器等に詰め替える場
合、紙パック10を図1及び図2に示される使用状態、
即ち屈曲部26A及びネジ部25が紙パック本体11の
天板部11aより上方に向け突出した状態で実施する。
シャンプー容器等の被詰め替え容器は、一般にシャンプ
ー等を充填する充填口は容器本体径に比べて小さくなっ
いる。よって、屈曲部26A及びネジ部25が紙パック
本体11の天板部11aより突出した使用状態で詰め替
え処理を行なうことにより、充填容器の充填口が比較的
小径とされている場合であっても、漏れなく確実に詰め
替え処理を行なうことができる。よって、本実施例の構
成によれば、使用性よく紙パック10から被詰め替え容
器へ内容物を詰め替えすることができる。
【0026】ところで、図1及び図2に示す使用状態で
は、屈曲部26A及びネジ部25が紙パック本体11の
天板部11aより上方に向け突出した状態のままでは、
屈曲部26A及びネジ部25が邪魔になり紙パック10
を積み重ねることができない。この場合、梱包時におい
ては効率のよい梱包を行なうことができず、また陳列時
においても積み重ねることができないために陳列スペー
スが広く表となり、保管性が悪化してしまうことは前述
した通りである。
【0027】しかるに、本実施例に係る紙パック10
は、取出口15を可撓性を有する樹脂により形成すると
共に、屈曲部26Aの形状を屈曲し易い円錐台形状とし
ているる。このため、図2に矢印Fで示すように、ネジ
部25(キャップ28)を下方に向け強く押すことによ
り、屈曲部26Aは図3及び図4に示すように紙パック
本体11内に向け突出するように屈曲する。
【0028】これにより、ネジ部25に螺合したキャッ
プ28の上面は、紙パック本体11の天板部11aより
窪んだ状態となる(以下、この状態を収納状態とい
う)。この収納状態では、天板部11a上に突出するも
のは存在しないため、紙パック10を積み重ねることが
可能となり、よって保管性を向上させることができる。
また、この収納状態から図1及び図2に示す使用状態と
するためには、単にキャップ28を把持して摘み上げれ
ばよく、容易に状態変化を行なうことができる。
【0029】上記のように、本実施例では取出口15に
屈曲部26Aを設けたことにより、この屈曲部26Aの
屈曲状態により、ネジ部25,キャップ28等が紙パッ
ク本体11の天板部11aから突出した使用状態と、ネ
ジ部25,キャップ28等が天板部11aより窪んだ収
納状態とに状態変化することが可能となる。よって、取
出口15を収納状態とすることにより紙パック本体11
を積み上げることが可能となり保管性が向上し、また取
出口15を使用状態とすることにより内容物を取り出す
際の使用性を維持することができる。また、本実施例で
は、単に取出口15の材質を可撓性樹脂とすると共に、
その形状を円錐台形状とするのみで保管性及び使用性を
向上させることができるため、上記の効果を低コストで
実現することができる。
【0030】図6乃至図8は、図1乃至図4に示した実
施例に係る紙パック10の変形例を示している。また、
各図では取出口近傍のみを拡大して示している。尚、図
6乃至図8において、図1乃至図4に示した構成と同一
構成については同一符号を付してその説明を省略する。
図6に示す変形例では、鍔状部24からネジ部25に到
る全領域において、鍔状部24及びネジ部25の肉厚よ
り薄く形成することにより屈曲部26Bを構成してい
る。この構成とすることによっても、キャップ28の下
方押圧時において、取出口15を構成する屈曲部26B
を屈曲させることができる。
【0031】また、図7に示す変形例では、鍔状部24
からネジ部25に到る複数(本例では2箇所)におい
て、鍔状部24及びネジ部25の肉厚より薄く形成する
ことにより屈曲部26Cを構成している。この構成とす
ることによっても、キャップ28の下方押圧時におい
て、取出口15を構成する屈曲部26Cを屈曲させるこ
とができる。
【0032】更に、図8に示す変形例では、鍔状部24
からネジ部25に到る部分を蛇腹状とすることにより屈
曲部26Dを構成している。この構成とすることによっ
ても、キャップ28の下方押圧時において、取出口15
を構成する屈曲部26Dを屈曲させることができる。
尚、上記した実施例では、屈曲部26A〜26Dを取出
口15,15A〜15Cに一体的に形成した構成を示し
たが、屈曲部26の形成位置は取出口に限定されるもの
ではなく、紙パック本体11に形成することも可能であ
る。
【0033】また、本実施例の構成では、屈曲部が状態
変化する際に鍔状部24と紙パック本体11との接合部
分に大きな力が作用する。このため、鍔状部24と紙パ
ック本体11との接合手段としては接合強度の高い溶着
を用いてるが、接着剤を用いる場合には特に接合力の強
い接着剤を用いることが重要である。また、鍔状部の形
状を二股状として紙パック本体11を挟み込む等の補強
手段を用いる構成とすることも有効である。
【0034】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、取出口を収納状態とすることにより紙パッ
ク本体を積み上げることが可能となり保管性が向上し、
また取出口を使用状態とすることにより内容物を取り出
す際の使用性を維持することができる。。
【0035】また、請求項2記載の発明によれば、単に
取出口の材質を可撓性樹脂とするだけで保管性及び使用
性を向上させることができる。また、請求項3乃至5記
載の発明によれば、容易かつ安価に保管性及び使用性を
向上させた紙パックを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である紙パックの使用状態を
示す外観図である。
【図2】本発明の一実施例である紙パックの使用状態を
示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例である紙パックの収納状態を
示す外観図である。
【図4】本発明の一実施例である紙パックの収納状態を
示す断面図である。
【図5】紙パックを構成する紙材の構造を説明するため
の図である。
【図6】屈曲部の変形性を説明するための図である(そ
の1)。
【図7】屈曲部の変形性を説明するための図である(そ
の2)。
【図8】屈曲部の変形性を説明するための図である(そ
の3)。
【図9】従来の紙パックの一例を示す外観図である。
【図10】従来の紙パックの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 紙パック 11 紙パック本体 12 紙材 12-1〜12-6 端部 13,14,25 接合部 15,15A〜15C 取出口 16,18,21 LDPE層 17 紙 19 アルミ箔層 20 PET層 24 鍔状部 25 ネジ部 26A〜26D 屈曲部 27 開口部 28 キャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙材をパック状に成形してなり、内容物
    が充填される紙パック本体と、 該紙パック本体の天板部に配設されており、前記内容物
    を外部に取り出す取出口とを具備する紙パックにおい
    て、 前記取出口に屈曲部を設けることにより、 該屈曲部の屈曲状態により、前記取出口が前記紙パック
    本体の天板部から突出した使用状態と、前記取出口が前
    記紙パック本体の天板部より窪んだ収納状態とに状態変
    化可能な構成としたことを特徴とする紙パック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙パックにおいて、 前記取出口を可撓性を有する樹脂により形成したことを
    特徴とする紙パック。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の紙パックにおい
    て、 前記屈曲部は、前記取出口は栓が螺着されるネジ部と、
    前記紙パック本体に固定される固定部との間に全体的に
    形成された肉薄部により構成したことを特徴とする紙パ
    ック。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の紙パックにおい
    て、 前記屈曲部は、前記取出口は栓が螺着されるネジ部と、
    前記紙パック本体に固定される固定部との間の複数箇所
    に形成された肉薄部により構成したことを特徴とする紙
    パック。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の紙パックにおい
    て、 前記屈曲部は、前記取出口は栓が螺着されるネジ部と、
    前記紙パック本体に固定される固定部との間に形成され
    た蛇腹部により構成したことを特徴とする紙パック。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105681A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 詰め替え容器
JP2017105499A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 日本製紙株式会社 詰め替え容器

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