JPH11198825A - 車両構成部品用のダンパ - Google Patents
車両構成部品用のダンパInfo
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- JPH11198825A JPH11198825A JP10289703A JP28970398A JPH11198825A JP H11198825 A JPH11198825 A JP H11198825A JP 10289703 A JP10289703 A JP 10289703A JP 28970398 A JP28970398 A JP 28970398A JP H11198825 A JPH11198825 A JP H11198825A
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Abstract
個別部品から成るようにし、種々の使用目的にモジュー
ル形式で組立てでき、かつ僅かな所要スペースで高い機
能確実性と寿命とを有するようにする。 【解決手段】 硬質・軟質部材が、少なくとも2つの互
いに、かつ事実上圧力による負荷を受ける弾性部材30
を含み、該弾性部材が、ハウジング10内でハウジング
と、圧縮力をほぼ軸方向に伝達する連結部材20との間
に配置され、かつハウジング10の長手軸線に対し、連
結部材20の傾斜位置ならびに軸線平行のずれに抗する
作用を有するようにした。
Description
ダンパ(Daempfer)、特に自動車のシャーシ構
成部品(Fahrwerkskomponente
n)、例えば、構成部品の事実上軸方向に負荷を受ける
エントロピー−弾性的な硬質・軟質部材(entrop
ie−elastischen Hart−Weich
−Element)を有するステアリングタイロッド
(Spurstargen)およびスタビライザ連結ロ
ッド(Stabilisatorkoppelstan
gen)用のダンパに関するものである。
およびスタビライザ連結ロッドの場合、これらシャーシ
構成部品に、エントロピー−弾性的な硬質・軟質部材を
組付けることで、ダンパ機能を与えることは公知であ
る。その場合、事実上軸方向に荷重が加わる硬質・軟質
部材により、限られた軸方向の動程(Hub)が可能に
なり、特に、衝撃的な荷重負荷の低減または補償が可能
になる。各シャーシ構成部品に加わる衝撃のこうした緩
衝は、特に摩耗を低減する効果を有している。ステアリ
ングタイロッドにダンパを組込む場合、かじ取り衝撃
(Lenkstoeβigkeit)が減り、騒音伝達
(Schalluebertragung)が低減また
は相殺され、かじ取りの応答挙動(Ansprechv
erhalten)が穏やかになる。油圧式や電気・油
圧式ステアリング装置が市場に次第に多く出回るように
なってきたため、ダンパにより、ステアリングタイロッ
ドの玉継手、ラック、ピニオン、支承箇所全体の摩耗が
大幅に低減され、しかも、その場合、ダンパが軸方向継
手、玉継手のどちらと結合されているかということとは
無関係である。
部品に用いられる以外に、広く車両構成部品用に、例え
ばエンジンや上部構造物(Aufbauteile
n)、例えば車室の弾性的な懸架用に使用できる。
ー−弾性的な硬質・軟質部材は、これまでゴム・金属−
部材によって形成され、これら部材の弾性的な部分は、
事実上スラストによる荷重を受けるように、金属部分と
結合されている。これら公知のゴム・金属−部材の欠点
は、荷重が高まると、特に持続的な荷重負荷の場合、金
属部分と弾性部分との結合部が解離し、そのためにダン
パが無効になる点である。
は、公知のゴム・金属−部材の金属部分と弾性部分との
間の結合面は、相応に大きく構成せねばならず、そのた
めに組付けスペースや組付け面の問題が生じることが多
い。さらに公知のゴム・金属−部材の別の欠点は、例え
ば陽極/陰極浸漬被覆(anodische/kath
odische Tauchlackierung)に
よる表面保護被覆(Oberflaechenschu
tzbeschichichtungen)の適用が条
件付きでしか可能でない点である。該浸漬被覆は、高温
のため、弾性部分および弾性部分と金属部分との付着部
を破壊する恐れがあるからである。金属部分の被覆も、
条件付きでしか可能ではない。なぜなら、その種の被覆
は、弾性部分を付着させるための下地としては不適であ
るため、被覆後に付着面を再加工せねばならず、そのこ
とでまた付加費用が必要となるからである。
題は、冒頭に述べた種類のダンパが、種々の使用目的の
ために、構成の簡単な、安価に製造可能な個別部品から
モジュール式に組立でき、かつ僅かな所要スペースで高
い機能確実性(Funkionssicherhei
t)と寿命とを有するようにすることにある。
解決策は、硬質・軟質部材が、少なくとも2つの互い
に、事実上圧縮による負荷を受ける弾性部材を含み、該
弾性部材が、ハウジング内で該ハウジングと、圧縮力を
ほぼ軸方向に伝達する連結部材との間に配置され、かつ
該ハウジングの長手軸線に対し、連結部材の位置の傾斜
(Schraegstellung)および同軸のずれ
(koaxialen Versatz)とに抗する作
用を有することを特徴としている。
な構成によって、モジュール式の構成により簡単にそれ
ぞれの用途に適応可能なダンパが得られ、しかも、弾性
部材のばね剛性が、弾性部材の寸法を介してのみなら
ず、その時々に使用される材料のショア硬さによって
も、予め決めることができるので、構成部品の寸法変更
なしにその時々のばね剛性を広範囲にわたって選択可能
である。双方の弾性部材は、互いに圧縮による負荷を受
けるため、金属部材と摩擦接続(kraftschlu
essige Verbindung)式に結合される
必要がなく、ハウジングと連結部材との間にルーズに配
置されるだけなので、一方では、弾性部材とハウジング
との間の、他方では、弾性部材と連結部材との間の摩擦
接続は事前にも事後にも行われない。このため、金属部
材の表面保護被覆は、その時々の要求に応じて自由に選
択できる。加えて、本発明によるダンパでは、弾性部材
とハウジングまたは連結部材とが摩擦接続されないこと
で、省スペースの構成が可能になり、その結果、本発明
によるダンパは、狭いスペース状態でも、例えば、自動
車のステアリング装置の幾何形状を顧慮しながらステア
リング装置にシャーシ構成部品を配属するさいに当面す
るようなスペース状態でも、使用可能である。本発明に
よるダンパは、そのコンパクトな構造形式によって、軸
方向継手、玉継手のいずれとも接続して使用可能であ
る。
ルーズな構成部材として、ハウジングと連結部材との間
に形状接続式に(formschluessig)配置
されているので、本発明によるダンパの場合、モジュー
ル式の構成形式が可能であり、特に特定材料製の弾性部
材の相応のモジュールを選択することにより、ダンパを
その時々の使用目的に問題なく適応させることができ
る。
が、ハウジング内で連結部材を半径方向支承可能な構成
部分と、軸方向に力を伝達可能な構成部分とから成るよ
うに構成されている。ハウジング内に連結部材を半径方
向に支承可能な構成部分は、本発明の一好適実施例の場
合、中空円筒部として構成され、該中空円筒部が、その
外套面(Mantelflaeche)をハウジングの
円筒形孔に密着させ、連結部材の軸が該中空円筒部内へ
突入している。軸方向に力を伝達する弾性部材構成部分
は、本発明によれば、断面が円錐曲線形の面を介して、
ハウジングの相応の対応面に密着している。この場合、
前記断面は、円形、双曲線形、放物線形、楕円形のいず
れでもよい。あるいはまた、この特徴の代わりに、本発
明は、また軸方向に力を伝達する弾性部材構成部分を、
円錐形の面を介してハウジングの相応の対応面に密着す
るようにすることを提案する。
易にするために、弾性部材の中空円筒部は、本発明によ
り凹部を有することができ、該凹部は、軸方向、環状、
螺旋状のいずれかで延在する溝として構成するのが好ま
しい。これにより、弾性部材の圧縮率が、組立時にも使
用時にも高められる。溝として構成するのが好ましい凹
部内への塵埃の侵入を防止するために、弾性部材端面と
反対側の溝端部に環状のシールリップを形成し弾性部材
の端面(Stirnflaeche)から距離を置いて
溝が終わっている。
材は、少なくとも2部分から成っている。一方の部分
は、好ましくは、例えば鋼、アルミニウム、その他の類
似材料のいずれかで造られた支持ブッシュであり、該支
持ブッシュ内へ第2部材としてゴム部材が挿入されてい
る。この支持ブッシュは、ほぼ中空円筒形であり、一端
に外方へ突出した周方向のつばを有している。ゴム部材
は、支持ブッシュの円筒形区域に形状接続式にはめ込ま
れ、端部のつばに完全にかぶさるようにされ、そのさ
い、少なくとも、残りの支持ブッシュとは軸方向で反対
側のつば区域が、ゴム部材によって完全に取囲まれるよ
うにされる。好ましくは、軸方向でつばに密着している
ゴム部材部分は、圧縮ばねの機能を有するように構成さ
れ、圧縮力を吸収する厚いゴム区域を形成している。本
発明による弾性部材は、簡単かつ経済的に製造でき、簡
単に使用可能な点が特徴である。円筒形区域とつばとか
ら成る支持ブッシュの使用によって、半径方向支承も軸
方向締付けも、考えられる限り簡単に実現され、その結
果、ハウジングも相応に簡単に構成できる。
が、ボルト状(bolzenfoermig)に構成さ
れ、ハウジング内で半径方向に支承する軸と、軸方向に
力を伝達する弾性部材構成部分の接触用の拡径されたフ
ランジリングとを有している。連結部材のフランジリン
グは、この場合、本発明によれば、ハウジングの互いに
間隔を置いたストッパ面の間に位置し、しかもこの間隔
がフランジリングの軸方向厚より大きいので、ダンパの
軸方向に僅かの空隙が得られる。
に、本発明の別の特徴によれば、弾性部材が、該空隙に
突入する延長部を備えている。これらの延長部は、閉じ
たリングとして構成するのが好ましい。また、その時々
に圧力による負荷を受ける弾性部材のこれらの延長部
は、連結部材のフランジリングがハウジングの相応のス
トッパ面に接触する前にかならず圧縮される。
材を受容する本体部材と、該本体部材を閉じる閉鎖部材
との2部分から構成されるようにすることを提案する。
この構成により、ダンパの製造や組立てが簡単化され
る。また双方の弾性部材を等しい構成にすることで、在
庫管理の面でも、さらに簡単化することができる。本発
明により、ハウジングおよび/または連結部材は、車両
構成部品(Fohrzeugkomponente)の
構成部材として構成されるか、または車両の構成部品の
ための接続部を備えるようにすることができる。
示の異なる実施例につき説明する。図1に側面図で示し
たステアリングタイロッドは、公知の玉継手Kと、同じ
く公知の軸方向継手Aとを含み、軸方向継手Aの継手ピ
ンAZ が、ロッド体部Sを介して玉継手Kの継手ハウジ
ングKG と調節可能に連結されている。
場合、ダンパDが、玉継手Kの継手ハウジングKG に一
体成形されている。ダンパDについては後述する。図6
に示したステアリングタイロッドの第2実施例によれ
ば、このダンパDは、軸方向継手Aの継手ピンAZ のと
ころにも設けることができる。その他の点では、図1と
図6とのダンパDの構造および作用形式は等しい。
ンパDは、ハウジング10と、連結部材20と、2個の
弾性部材30とから成っている。これらの弾性部材30
は、第1実施例の場合は等しく構成されており、ハウジ
ング10と連結部材20との間にルーズな構成部材とし
てはめ込まれている。ダンパDのハウジング10は、第
1実施例の場合、玉継手Kの継手ハウジングKG と一体
に構成されている。連結部材20は、一体成形されたネ
ジロッドを介してステアリングタイロッドのロッド体部
Sと結合されている。
結部材20を半径方向に支承する構成部分31と、軸方
向の力の伝達を可能にする構成部分32とを含んでい
る。図1から図5までの実施例では、構成部分31が中
空円筒部として構成され、該中空円筒部が、その外套面
をハウジング10の円筒形の孔11に密着させており、
該中空円筒部内へ連結部材20の円筒形の軸21が突入
している。連結部材20は、2つの逆方向を向いた軸2
1を備え、これら軸の間には拡径されたフランジリング
22が形成されている。このフランジリング22を受容
するために、ハウジング10は、拡径された孔12を有
している。第1実施例の場合、孔11、12を有する本
体部材と、閉鎖部材13とから成り、閉鎖部材13は、
孔12に挿入され、図1の断面図で分かるように、ハウ
ジング縁部を縁曲げ(Umboerdeln)すること
でダンパDの組付け後に本体部材から抜け落ちないよう
に保持される。
は、連結部材20の軸21上にはめ込まれ、図1と特に
図3の拡大詳細図から分かるように、軸方向の力を伝達
可能にする構成部分32の端面が、連結部材20のフラ
ンジリング22に密着するようにされる。次いで、双方
の弾性部材30がはめ込まれた連結部材20がハウジン
グ10内へ挿入され、ハウジング10が閉鎖部材13に
よって閉じられる。その場合、この実施例では円錐形の
面(kegelfoermigen Flaeche)
33を備えた弾性部材30は、ハウジング10の本体部
材の円錐形対応面14と、閉鎖部材13の円錐形対応面
15とに密着するようにする。しかもその場合、相応の
寸法の選択によって予圧が与えられるようにするのが好
ましい。
ハウジング10の長手軸線に対する連結部材20の一定
の位置傾斜と、連結部材20およびハウジング10間の
僅かな軸線平行のずれ(achsparallelen
Versatz)とを可能にするために、第1実施例
では、各弾性部材30が、ハウジング10内で連結部材
20を半径方向に支承する構成部分31の外套面に、特
に図4の断面図で分かるように、この実施例では軸方向
溝34として構成されている凹部を備えている。これら
の軸方向溝34内への外部からの塵埃の侵入を防止する
ため、図5から最もよく分かるように、弾性部材30の
構成部分31の端面から距離を置いて軸方向溝34が終
わり、環状のシールリップ35が設けられている。
部材と閉鎖部材13とによりストッパ面16が形成され
ており、これらのストッパ面は、連結部材20のフラン
ジリング22の軸方向厚より広い間隔で位置している。
これにより、ハウジング10内部で連結部材20がほぼ
軸方向に動くことができる。この動きのさいに予め定め
た緩衝度が達せられるように、双方の弾性部材30が、
構成部分32の区域に、両ストッパ面16の空隙に突入
する延長部を有しており、これらの延長部が、この実施
例では、閉じたリング36として構成されている。した
がって、一方のストッパ面16の方向へ、フランジリン
グ22が、ほぼ軸線方向に相対運動するさいには、先ず
各弾性部材30の、予圧を与えられている構成部分32
が、ほぼ線形の推移(linearen Verlau
f)をたどって圧縮される。その時々に圧力負荷される
弾性部材30のリング36が、ストッパ面16とフラン
ジリング22との間で接触した場合に初めて、ばね剛性
の漸増的な推移が生じ、しかもこの推移は、それぞれの
ストッパ面16にフランジリング22が直接に接触する
まで続く。このようにして、軸方向の衝撃が避けられ
る。予圧を与えて弾性部材30を組付けることにより、
除圧後、また連結部材20は中央位置へ復帰する。
20との間にルーズな構成部材としてはめ込まれるた
め、ハウジング10と連結部材20とは、任意にその時
々に望まれる表面保護を施すことができる。なぜなら、
一方では弾性部材30・ハウジング10間の、他方では
弾性部材30・連結部材20間の摩擦接続を顧慮する必
要がないからである。弾性部材30の寸法と材料とを選
択することによって、ダンパDは、その時々に望まれる
用途に簡単に適応させることができる。
パDが、ステアリングタイロッドに属する玉継手Kの、
一体形成された構成部分であるのに対し、図6に示した
ステアリングタイロッドの場合は、ダンパDが、軸方向
継手Aの継手ピンAZ と共に一つの構成ユニットを形成
している。図7には、端部にそれぞれ1つの玉継手Kを
備えたスタビライザ連結ロッド(Fahrwerkstrebe)Fの実
施例が示されており、この実施例には、一方の玉継手K
のハウジングに一体成形されたハウジング10と、ロッ
ドFに一体成形された連結部材20とを有するダンパD
の一形式が示されている。ダンパDの、このほかの構成
部材は、図1〜図5の実施例に関連して先に説明した構
成部材に対応する。
材20が、貫通ねじ孔23を有し、該貫通ねじ孔内へは
ロッド体部SのねじピンSZ がねじ付けられる。この実
施例では、双方の弾性部材30が等しく、第1実施例に
ついて先述した形式で構成されている。
施例では、2つの弾性部材30が異なる構成を有してい
る。図10の分解図で左側に示された弾性部材30は、
既述の形式同様に貫通孔を有する他方の弾性部材30よ
り小さい寸法の中実部材として構成されている。この実
施例でも、各弾性部材は、ハウジング10内で連結部材
20を半径方向に支承する構成部分31と、軸方向力伝
達用の構成部分32とを有している。また、この実施例
でも、円錐形の面が、ハウジング10または閉鎖部材1
3に各弾性部材30を接触させるために設けられてい
る。しかし、この実施例の場合には、連結部材20が、
2つの軸21の代わりに、1つだけの軸21を有してお
り、フランジリング22の他方の側には、他方の軸に代
えて盲孔24が設けられており、該盲孔内へは、ハウジ
ング10内で連結部材20を半径方向に支承するため、
小さい方の弾性部材30の円筒形構成部分31が突入し
ている。
れている。この弾性部材40は、二つの部分で構成さ
れ、鋼、アルミニウム、その他類似材料のいずれかで製
造された支持ブッシュ41と、ゴム部材42とから成っ
ている。支持ブッシュ41は、片側につば44を備えた
円筒形区域43を有している。支持ブッシュ41内へ
は、形状接続式にゴム部材42がはめ込まれており、該
ゴム部材42は、支持ブッシュ41の軸方向長さにわた
って延在する円筒形区域を有し、該円筒形区域が、つば
44の区域に、つば44に完全にかぶさるつば延長部4
6を有している。つば44には軸方向にゴム部材42の
一部47が当付けられており、該ゴム部材42は圧縮ば
ね機能により軸方向力を吸収する。図12および図13
には、図11の弾性部材30の組付け区域が示されてい
る。この場合、ダンパのハウジング50が軸方向継手A
に直接に配置されている。ハウジング50は第1円筒形
区域54を有し、該区域内へは弾性部材40が挿入され
る。次いで、既述のように、連結部材51が挿入され、
他方の側から弾性部材40がはめ込まれる。弾性部材4
0は、支持ブッシュ41の使用により、ほぼ直角のつば
延長部46を有しているので、軸方向力吸収のための組
付けは、極めて簡単化されている。第2の弾性部材40
上には、その組付け後、組付けブッシュ52がはめ込ま
れ、該組付けブッシュのつば延長部が、第3の中空円筒
形区域56内へはめ込まれる。このため、弾性部材40
は、中空円筒形区域54、55内に組付けブッシュ52
と一緒に最適な軸方向相互位置に位置決めされ、同時に
半径方向に最適支承される。中空円筒形区域56を形成
する、ダンパハウジング50の延長部は、突出したつば
付き縁部を有しており、該縁部が最後に内方へ押し曲げ
られる。こうして、図13に示された組付け状態が得ら
れる。
ドの部分断面図。
で、ダンパを断面で示した図。
図。
ドの第2実施例の部分断面図。
ド(Fahrwerkstrebe)の一実施例の部分断面図。
した断面図。
材とを示す分解図。
を示す分解部分断面図。
面図。
Claims (20)
- 【請求項1】 車両構成部品用のダンパ、特に自動車の
シャーシ構成部品、例えば、構成部品のほぼ軸方向に負
荷を受けるエントロピー−弾性的な硬質・軟質部材を有
するステアリングタイロッドおよびスタビライザ連結ロ
ッド用のダンパにおいて、 該硬質・軟質部材が、少なくとも2つの互いに、事実上
圧縮による負荷を受ける弾性部材(30)を含み、該弾
性部材が、ハウジング(10)内で該ハウジングと、圧
縮力を事実上軸方向に伝達する連結部材(20)との間
に配置され、かつハウジング(10)の長手軸線に対
し、連結部材(20)の位置の傾斜と同軸のずれとに抗
する作用を有することを特徴とする車両構成部品用のダ
ンパ。 - 【請求項2】 前記弾性部材(30)が、ルーズな構成
部材としてハウジング(10)と連結部材(20)との
間に形状接続式に配置されていることを特徴とする請求
項1に記載されたダンパ。 - 【請求項3】 各弾性部材(30)が、ハウジング(1
0)内に連結部材(20)を半径方向に支承する構成部
分(31)と、軸方向力の伝達を可能にする構成部分
(32)とを有するように構成されていることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載されたダンパ。 - 【請求項4】 ハウジング(10)内に連結部材(2
0)を半径方向に支承する前記構成部分(31)が、中
空円筒部として構成され、該中空円筒部が、その外套面
をハウジング(10)の円筒形の孔(11)に密着さ
せ、かつ該中空円筒部内へは、連結部材(20)の軸
(21)が突入していることを特徴とする請求項3に記
載されたダンパ。 - 【請求項5】 弾性部材(30)の、軸方向力の伝達を
可能にする前記構成部分(32)が、円錐曲線形の面
(33)を介してハウジング(10)の相応の対応面
(14、15)に密着していることを特徴とする請求項
3に記載されたダンパ。 - 【請求項6】 弾性部材(30)の、軸方向力の伝達を
可能にする前記構成部分(32)が、円錐形の面(3
3)を介してハウジング(10)の相応の対応面(1
4、15)に密着していることを特徴とする請求項3に
記載されたダンパ。 - 【請求項7】 弾性部材(30)の、前中空円筒形の構
成部分(31)が凹部(34)を備えていることを特徴
とする請求項4に記載されたダンパ。 - 【請求項8】 前記凹部が、軸方向、環状、螺旋状のい
ずれかで延在する溝(34)として構成されていること
を特徴とする請求項7に記載されたダンパ。 - 【請求項9】 前記溝(34)が、環状のシールリップ
(35)の形成により弾性部材(30)の端面から距離
を置いて終わっていることを特徴とする請求項8に記載
されたダンパ。 - 【請求項10】 弾性部材(40)が、支持ブッシュ
(41)と、該支持ブッシュ内にはめ込まれたゴム部材
(42)とから形成されていることを特徴とする請求項
1から請求項9までのいずれか1項に記載されたダン
パ。 - 【請求項11】 前記支持ブッシュ(41)が、円筒形
区域(43)と、端部周囲のつば(44)とを有するこ
とを特徴とする請求項10に記載されたダンパ。 - 【請求項12】 前記ゴム部材(42)が、支持ブッシ
ュ(41)の円筒形区域(43)にはめ込まれた円筒形
区域(45)と、つば(44)にかぶせられたつば延長
部(46)とを有することを特徴とする請求項10また
は請求項11に記載されたダンパ。 - 【請求項13】 軸方向でつば(44)に密着されてい
る、つば延長部(46)の部分(47)が、軸方向の圧
縮力を吸収することを特徴とする請求項12に記載され
たダンパ。 - 【請求項14】 前記連結部材(20)が、ボルト状に
構成され、ハウジング(10)内での半径方向支承を可
能にする軸(21)と、弾性部材(30)の、軸方向力
の伝達を可能にする構成部分(32)の接触用の拡径さ
れたフランジリング(22)とを有することを特徴とす
る請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載さ
れたダンパ。 - 【請求項15】 連結部材(20)のフランジリング
(22)が、ハウジング(10)の互いに間隔をおいた
ストッパ面(16)の間に配置され、しかもストッパ面
(16)の間隔が、フランジリング(22)の軸方向厚
より大であることを特徴とする請求項14に記載された
ダンパ。 - 【請求項16】 各弾性部材(30)が、ハウジング
(10)の両ストッパ面(16)の間の空隙内へ突入す
る延長部(36)を備えていることを特徴とする請求項
15に記載されたダンパ。 - 【請求項17】 前記延長部が、閉じたリング(36)
として構成されていることを特徴とする請求項16に記
載されたダンパ。 - 【請求項18】 前記ハウジング(10)が、2部分か
ら成り、連結部材(20)を受容する本体部材と、この
本体部材を閉じる閉鎖部材(13)とから構成されてい
ることを特徴とする請求項1から請求項17までのいず
れか1項に記載されたダンパ。 - 【請求項19】 双方の弾性部材(30)が等しい形状
を有していることを特徴とする請求項1から請求項18
までのいずれか1項に記載されたダンパ。 - 【請求項20】 前記ハウジング(10)および/また
は連結部材(20)が、車両の一構成部品の構成部材と
して設計されるか、または車両の一構成部品に対する直
接の接続部を備えていることを特徴とする請求項1から
請求項19までのいずれか1項に記載されたダンパ。
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