JPH11198659A - 乗合車両用雨避け装置 - Google Patents

乗合車両用雨避け装置

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JPH11198659A
JPH11198659A JP3789498A JP3789498A JPH11198659A JP H11198659 A JPH11198659 A JP H11198659A JP 3789498 A JP3789498 A JP 3789498A JP 3789498 A JP3789498 A JP 3789498A JP H11198659 A JPH11198659 A JP H11198659A
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JP
Japan
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opening
getting
switch
port
umbrella member
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JP3789498A
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Motohiko Fujimura
元彦 藤村
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Abstract

(57)【要約】 乗合車両の乗降口の上方に突出収納自在な傘部材を有す
る雨避け装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、車両の乗降者のために用いられ
る雨避け装置に関する。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の乗降者のた
めに用いられる雨避け装置に関する。
【0003】
【従来の技術】乗合バス、マイクロバス、バン型車両等
の乗合車両においては、多数の人間が比較的狭い乗降口
を通って順に乗降する。よって、多数の乗客が乗合車両
に乗り込む場合は、乗降口から長く待ち行列が出来る。
このようなとき、降雨または降雪があると、待ち行列中
の乗客は、傘をさして待つのであるが、乗降口のステッ
プに足をかけるタイミングにて傘をすぼめるのである。
【0004】しかし乍ら、素早く乗降口内に入れる場合
ばかりとは限らず、直前の乗客がステップに止まったよ
うな場合次の乗客は傘をすぼめたままで待たねばならず
雨または雪に曝されてしまう。なお、本明細書において
乗合車両と言う述語によって,引戸式又は内側に中折れ
に折れ込む式の開閉ドアを有する車両を意味することと
する。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑みてなされたものであり、乗合車両の乗降口近傍にお
いて乗降客が雨または雪に曝されるのを防止する乗合車
両雨避け装置を提供する事を目的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明による乗合車両に用いる雨避け装
置は、乗合車両の乗降口の開閉ドアの収納側の上方にお
いて、一端が枢着される第1リンク部材と、前記第1リ
ンク部材の他端に対して枢着した一端を有しかつ前記開
開ドアの最突出部の上方に枢着される第2リンク部材
と、前記第1リンク部材の枢動に従って前記乗合車両の
乗降口上方において畳開する帆布部材とを有する。
【0007】
【発明の作用】かかる構成の雨避け装置によれば、乗合
車両の乗降口の開閉ドアが開いた時は、乗降口上方に傘
部材が突出して小さな屋根を形成する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および2は、本発明の実施例
としての乗合バス用の雨避け装置を示している。図1に
おいて、本発明による雨避け装置は、乗合バスのボデー
1の乗降口1aの上方に設置されている。ここで、乗降
口1aは、引戸式あるいは中折れ式の如き開閉ドア1b
によって開閉されるようになっている。
【0009】雨避け装置は、ボデー1の屋根部1cの上
に溶接、接着あるいはボルトナット等の適当な固着手段
によって固接されるべき収納体2を含んでいる。収納体
2は、例えば、全体として直方体形状の筐体からなり、
乗降口上方において開口している。傘部材3が収納体2
の底部に設けられた支持機構によって収納体2の開口端
において突出収納自在に設けられている。この支持機構
は、例えば、回転ギヤ4a,4bを回転自在に軸支する
軸支部材5a,5bからなっている。そして、傘部材3
の下面に設けられたラックギアが回転ギア4a,4bに
噛合しており、回転ギア4a,4bの少なくとも一方が
図示しないトルク伝達系を介して、直流電動モータMに
よって回転駆動されるようになっている。なお、収納体
2の開口端部には、柔軟なゴム状シート6が設けられ
て、収納体2内へのゴミ等の異物の侵入をある程度抑制
して収納体2内にある支持機構を保護している。
【0010】直流電動モータMは、図2に示したよう
に、切換スイッチCSWによって正逆方向に切換駆動さ
れるようになっている。すなわち、切換スイッチCSW
は、正接点P、中立接点N、及び負接点Mを有し、これ
らの接点に択一的に接触出来る可動接点mcをも有して
いる。従って、例えば切り換えスイッチCSWが手動操
作されて可動接点mcが接点Pに接触せしめられると、
可動接点mcに正電圧が供給される。この正電圧は、開
閉ドアが開いてスイッチSW1及びSW2が閉成してい
る限り、抵抗R0を介してモータMに供給される。ま
た、可動接点mcが負接点Mに接触していると、負電圧
がモータMに供給されることになる。スイッチSW1
は、開閉ドア1bが完全に開放している限りオンとなる
メカニカルスイッチであり、例えば、開閉ドアに固着せ
しめられたアクチュエータによって開閉ドアの完全解放
状態の際にオンとなるように乗降口の適所に設けられ
る。SW2も、SW1と同様なメカニカルスイッチであ
り、開閉ドア1bの完全な開放の際にオンとなるのであ
る。なお、スイッチSW2は、スイッチSW2とは異な
る位置に設けられている。スイッチSW1及びSW2を
設けたのは、スイッチSW1およびSW2の双方のオン
状態によってのみ傘部材3の突出を可能として、走行中
の傘部材の突出の防止あるいは、開閉ドアの完全開放時
のみにおける傘部材3の動作、等を確実にするためであ
る。なお、場合によってはスイッチSW1及びSW2の
いずれか一方を省略する事も考えられる。
【0011】なお、傘部材3の可動範囲は、図示しない
ストッパによって制限されており、傘部材3が最突出位
置、また収納完了位置に達した時は、モータMへの負荷
電流が増大するのでこれをセンサDによって検知してス
イッチSW3をオフとしてモータMへの電力供給を断と
するようになっている。また、電動モータMのスイッチ
SW1に直列に乗合バスの変速装置の変速位置例えばギ
アトランスミッションのギアシフト位置がニュートラ
ル、あるいはパーキング位置にある時のみオンとなるス
イッチ(図示せず)を挿入して、乗合バスの停車中のみ
傘部材の突出を可能とする構成とする事も出来る。そし
て、傘部材3の収納完了位置にあるとき動作するスイッ
チによって傘部材3の突出中には警報ランプを点灯さ
せ、更にはエンジンスタートを禁止する手段を設ける事
も可能である。
【0012】図3は、図2の回路に代わる変形例を示し
ている。図3の回路においては、傘部材3の駆動が望ま
れる場合にオンに操作される制御スイッチCTSWを介
して正電源が選択的に供給されるようになっている。ま
た、SW2は省略され、SW1がメークブレークスイッ
チとされている。SW1のブレーク接点及びスイッチS
W4並びに抵抗R1を介して負電源がモータMに供給さ
れるようになっている。スイッチSW4は、乗合車両の
走行中にのみ閉成することとされている。例えば、イグ
ニッションスイッチに連動するスイッチ、車速センサに
よって走行速度が所定値以上のときのみオンとなるよう
なスイッチであってもよい。
【0013】かかる構成により、開閉ドアが開かない限
りモータMは逆方向に励起されて、傘部材3が収納位置
に保持されるのである。なお、図示しないストッパをス
イッチSW4を介した負電圧によって駆動してストッパ
が駆動されている限り、傘部材3をロックするようにし
ても良い。前記ストッパは、スイッチSW1に連動する
スイッチ(図示せず)によって駆動して傘部材3の移動
を禁止しても良い。また、適当なバネ部材を用いて、傘
部材3を収納方向に機械的なバイアスを加えて、バス走
行中の傘部材3の突出を防止することも考えられる。
【0014】上記した例では、乗合車両の屋根の上に雨
避け装置を取りつけることとしたが、乗合車両のボデー
と一体に形成することが出来ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による雨避け装置の機構部を示す断面
図。
【図2】 本発明による雨避け装置の電力供給制御回路
を示す図。
【図3】 本発明による雨避け装置の電力供給制御回路
の変形例を示す回路図。
【主要部分の符号の説明】
1 ボデー 2 収納体 3 傘部材 1b 開閉ドア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗合車両に用いる雨避け装置であって、
    傘部材を前記乗合車両の乗降口の上方に突出収納自在に
    支持する支持機構と、前記傘部材の突出収納を行う駆動
    手段と、からなり、 前記駆動手段は、前記傘部材に結合した可動部材と、電
    力が供給されると前記可動部材を移動せしめる電動モー
    タと、前記乗降口の開閉を行う開閉ドアの開放を待って
    オンとなるスイッチ手段と、前記スイッチ手段を介して
    前記電動モータに電力を選択的に供給する電力供給手段
    と、からなることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段は、前記開閉ドアが完
    全に開いている限りオンとなるスイッチからなることを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記電力供給手段は、前記スイッチ手段
    と直列に接続されて過電流検出の際前記モータへの電力
    供給を停止する電流停止手段を含んでいることを特徴と
    する請求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記電力供給手段は、前記乗合車両の変
    速装置の変速位置に応じて前記モータへの電力供給を強
    制的に制御する事を特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記傘部材が突出位置にあるときは、前
    記乗合車両のエンジンの始動を禁止したり警報を発した
    りする手段を含む事を特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記乗合車両の走行中あるいは開閉ドア
    の閉成中は、前記傘部材の移動を禁止する手段を有する
    事を特徴とする請求項1記載の装置。
JP3789498A 1998-01-13 1998-01-13 乗合車両用雨避け装置 Pending JPH11198659A (ja)

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JP3789498A JPH11198659A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 乗合車両用雨避け装置

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JPH11198659A true JPH11198659A (ja) 1999-07-27

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JP3789498A Pending JPH11198659A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 乗合車両用雨避け装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056150A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Ryoichi Aoyanagi 車両用雨避け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008056150A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Ryoichi Aoyanagi 車両用雨避け装置

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