JPH11198124A - 吸着盤移動装置 - Google Patents
吸着盤移動装置Info
- Publication number
- JPH11198124A JPH11198124A JP1338398A JP1338398A JPH11198124A JP H11198124 A JPH11198124 A JP H11198124A JP 1338398 A JP1338398 A JP 1338398A JP 1338398 A JP1338398 A JP 1338398A JP H11198124 A JPH11198124 A JP H11198124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- rotated
- moving apparatus
- suction disk
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸着盤を正確に位置制御できる移動装置の提
供を目的とする。 【構成】 プレス機に固設された金型2に対し吸着盤
4,5を横移動かつ上下動させる移動装置であって、横
移動はサーボモーター10で回転されるボールネジ11
を介して行い、上下動は別のサーボモーター13で回転
されるボールスプライン14に設けたピニオンラック機
構15,16を介して行うように構成する。
供を目的とする。 【構成】 プレス機に固設された金型2に対し吸着盤
4,5を横移動かつ上下動させる移動装置であって、横
移動はサーボモーター10で回転されるボールネジ11
を介して行い、上下動は別のサーボモーター13で回転
されるボールスプライン14に設けたピニオンラック機
構15,16を介して行うように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸着盤を横移動かつ
上下動させることのできる移動装置に関するものであ
る。
上下動させることのできる移動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、粘土瓦を成型する際
に、プレス機に固設された金型内に、投入用吸着盤を介
し荒地を投入し、また、成型後に、金型から取り出し用
吸着盤を介し成型品を取り出しており、このような投入
用の吸着盤および取り出し用の吸着盤は、従来ではシリ
ンダにより横移動させ、また、上下動させるように構成
されており、シリンダを作動させるためのエア制御が必
要で、正確な位置へ吸着盤を移動させることに困難を伴
う場合があった。
に、プレス機に固設された金型内に、投入用吸着盤を介
し荒地を投入し、また、成型後に、金型から取り出し用
吸着盤を介し成型品を取り出しており、このような投入
用の吸着盤および取り出し用の吸着盤は、従来ではシリ
ンダにより横移動させ、また、上下動させるように構成
されており、シリンダを作動させるためのエア制御が必
要で、正確な位置へ吸着盤を移動させることに困難を伴
う場合があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、極めて正確に吸着盤を
所定位置へ移動させることのできる吸着盤移動装置を提
供せんことを目的とし、その要旨は、プレス機に固設さ
れた金型に対し吸着盤を横移動かつ上下動させる移動装
置であって、前記横移動は、サーボモーターで回転され
るボールネジを介して行い、前記上下動は、別のサーボ
モーターで回転されるボールスプラインに設けたピニオ
ンラック機構を介して行うように構成したことである。
点に鑑み案出したものであって、極めて正確に吸着盤を
所定位置へ移動させることのできる吸着盤移動装置を提
供せんことを目的とし、その要旨は、プレス機に固設さ
れた金型に対し吸着盤を横移動かつ上下動させる移動装
置であって、前記横移動は、サーボモーターで回転され
るボールネジを介して行い、前記上下動は、別のサーボ
モーターで回転されるボールスプラインに設けたピニオ
ンラック機構を介して行うように構成したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、プレス機に固設された下型2と上型3か
らなる金型に対し、投入用吸着盤4および取り出し用吸
着盤5を移動させることのできる移動装置の一部破断構
成図であり、また図2は、この移動装置の平面配置の1
側側を示す平面構成図である。
する。図1は、プレス機に固設された下型2と上型3か
らなる金型に対し、投入用吸着盤4および取り出し用吸
着盤5を移動させることのできる移動装置の一部破断構
成図であり、また図2は、この移動装置の平面配置の1
側側を示す平面構成図である。
【0005】図において、プレス機1には下型2と上型
3が設けられており、コンベア6上を移送されてくる荒
地を吸着して下型2内に投入するために投入用吸着盤4
が配設されており、また、下型2から成型された成型品
を取り出すために取り出し用吸着盤5が配設されてお
り、この取り出し用吸着盤5で吸着されて取り出された
成型品はタメシ型7上に載置されるように構成されてい
る。
3が設けられており、コンベア6上を移送されてくる荒
地を吸着して下型2内に投入するために投入用吸着盤4
が配設されており、また、下型2から成型された成型品
を取り出すために取り出し用吸着盤5が配設されてお
り、この取り出し用吸着盤5で吸着されて取り出された
成型品はタメシ型7上に載置されるように構成されてい
る。
【0006】前記投入用吸着盤4および取り出し用吸着
盤5は枠状に形成された上下動枠8に取り付けられたも
のとなっており、この上下動枠8の外側には枠状のスラ
イド枠9が設けられており、このスライド枠9にピニオ
ンラック機構を介し前記上下動枠8が上下動可能に連結
されたものとなっている。また、スライド枠9はサーボ
モーター10により回転されるボールネジ11に外嵌さ
れたネジ筒体12に連結されており、サーボモーター1
0によりボールネジ11が回転されることにより、スラ
イド枠9は水平面内で横移動できるものであり、スライ
ド枠9が横移動することにより前記上下動枠8も共に横
移動し、これに伴い上下動枠8に取り付けられた前記投
入用吸着盤4および取り出し用吸着盤5が同一方向に横
移動されるものであり、これにより投入用吸着盤4は前
記下型2の上方に配置される投入位置から前記コンベア
6上に配置される吸着位置に亘り横移動され、また、取
り出し用吸着盤5は前記下型2の上方に位置する取り出
し位置から前記タメシ型7上に配置される載置位置に亘
り横移動されるものである。
盤5は枠状に形成された上下動枠8に取り付けられたも
のとなっており、この上下動枠8の外側には枠状のスラ
イド枠9が設けられており、このスライド枠9にピニオ
ンラック機構を介し前記上下動枠8が上下動可能に連結
されたものとなっている。また、スライド枠9はサーボ
モーター10により回転されるボールネジ11に外嵌さ
れたネジ筒体12に連結されており、サーボモーター1
0によりボールネジ11が回転されることにより、スラ
イド枠9は水平面内で横移動できるものであり、スライ
ド枠9が横移動することにより前記上下動枠8も共に横
移動し、これに伴い上下動枠8に取り付けられた前記投
入用吸着盤4および取り出し用吸着盤5が同一方向に横
移動されるものであり、これにより投入用吸着盤4は前
記下型2の上方に配置される投入位置から前記コンベア
6上に配置される吸着位置に亘り横移動され、また、取
り出し用吸着盤5は前記下型2の上方に位置する取り出
し位置から前記タメシ型7上に配置される載置位置に亘
り横移動されるものである。
【0007】なお、スライド枠9に対する前記上下動枠
8の上下動は、別に配置されたサーボモーター13によ
り図示しないクランク機構を介してボールスプライン1
4が回転されることにより行なわれ、このボールスプラ
イン14は図2に示すように、スライド枠9よりも横長
に配置されており、図3の断面拡大図で示すように、こ
のボールスプライン14には所定位置に一対のピニオン
15,15が外嵌されており、ボールスプライン14の
回動によりピニオン15も回動して、このピニオン15
に噛合されているラック16が上下動されるように構成
されており、ラック16の上下動により前記上下動枠8
が上下動されるものであり、上下動枠8の上下動により
前記投入用吸着盤4および取り出し用吸着盤5が上下動
して、投入用吸着盤4はコンベア6上の荒地を吸着で
き、また、下型2に荒地を投入することができるもので
あり、一方、取り出し用吸着盤5は下型2から成型品を
吸着して取り上げることができ、また、タメシ型7上に
成型品を載置することができるものである。
8の上下動は、別に配置されたサーボモーター13によ
り図示しないクランク機構を介してボールスプライン1
4が回転されることにより行なわれ、このボールスプラ
イン14は図2に示すように、スライド枠9よりも横長
に配置されており、図3の断面拡大図で示すように、こ
のボールスプライン14には所定位置に一対のピニオン
15,15が外嵌されており、ボールスプライン14の
回動によりピニオン15も回動して、このピニオン15
に噛合されているラック16が上下動されるように構成
されており、ラック16の上下動により前記上下動枠8
が上下動されるものであり、上下動枠8の上下動により
前記投入用吸着盤4および取り出し用吸着盤5が上下動
して、投入用吸着盤4はコンベア6上の荒地を吸着で
き、また、下型2に荒地を投入することができるもので
あり、一方、取り出し用吸着盤5は下型2から成型品を
吸着して取り上げることができ、また、タメシ型7上に
成型品を載置することができるものである。
【0008】このように本例では、サーボモーター10
によりボールネジ11を回転させてスライド枠9を横方
向に移動させて投入用吸着盤4および取り出し用吸着盤
5を横移動させることができ、また、別のサーボモータ
ー13の駆動によりボールスプライン14を回転させて
ピニオンラック機構15,16を介して投入用吸着盤4
および取り出し用吸着盤5を上下動させることができ、
サーボモーター10,13は正確に電気制御することが
でき、サーボモーター10,13により前記投入用吸着
盤4および取り出し用吸着盤5を正確な位置に移動させ
ることができるものとなる。
によりボールネジ11を回転させてスライド枠9を横方
向に移動させて投入用吸着盤4および取り出し用吸着盤
5を横移動させることができ、また、別のサーボモータ
ー13の駆動によりボールスプライン14を回転させて
ピニオンラック機構15,16を介して投入用吸着盤4
および取り出し用吸着盤5を上下動させることができ、
サーボモーター10,13は正確に電気制御することが
でき、サーボモーター10,13により前記投入用吸着
盤4および取り出し用吸着盤5を正確な位置に移動させ
ることができるものとなる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、プレス機に固設された金型に
対し吸着盤を横移動かつ上下動させる移動装置であっ
て、前記横移動は、サーボモーターで回転されるボール
ネジを介して行い、前記上下動は、別のサーボモーター
で回転されるボールスプラインに設けたピニオンラック
機構を介して行うように構成したことにより、吸着盤を
サーボモーターによりボールネジを回転させて正確な位
置に横移動させることができ、また、別のサーボモータ
ーで回転されるボールスプラインに設けられたピニオン
ラック機構により吸着盤を正確に上下動させることがで
き、サーボモーターは制御が正確に行えて、従来のシリ
ンダを用いる移動装置に比べて移動制御をより正確かつ
緻密に行える効果を有する。
対し吸着盤を横移動かつ上下動させる移動装置であっ
て、前記横移動は、サーボモーターで回転されるボール
ネジを介して行い、前記上下動は、別のサーボモーター
で回転されるボールスプラインに設けたピニオンラック
機構を介して行うように構成したことにより、吸着盤を
サーボモーターによりボールネジを回転させて正確な位
置に横移動させることができ、また、別のサーボモータ
ーで回転されるボールスプラインに設けられたピニオン
ラック機構により吸着盤を正確に上下動させることがで
き、サーボモーターは制御が正確に行えて、従来のシリ
ンダを用いる移動装置に比べて移動制御をより正確かつ
緻密に行える効果を有する。
【図1】吸着盤移動装置の一部破断配置構成図である。
【図2】図1の一部省略平面構成図である。
【図3】ピニオンラック機構の拡大構成図である。
1 プレス機 2 下型 3 上型 4 投入用吸着盤 5 取り出し用吸着盤 6 コンベア 7 タメシ型 8 上下動枠 9 スライド枠 10 サーボモーター 11 ボールネジ 12 ネジ筒体 13 サーボモーター 14 ボールスプライン 15 ピニオン 16 ラック
Claims (1)
- 【請求項1】 プレス機に固設された金型に対し吸着盤
を横移動かつ上下動させる移動装置であって、前記横移
動は、サーボモーターで回転されるボールネジを介して
行い、前記上下動は、別のサーボモーターで回転される
ボールスプラインに設けたピニオンラック機構を介して
行うように構成したことを特徴とする吸着盤移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1338398A JPH11198124A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 吸着盤移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1338398A JPH11198124A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 吸着盤移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11198124A true JPH11198124A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11831580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1338398A Pending JPH11198124A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 吸着盤移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11198124A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017038093A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | 坂東機工株式会社 | ガラス板加工装置 |
JP2017048112A (ja) * | 2016-12-01 | 2017-03-09 | 坂東機工株式会社 | ガラス板加工装置 |
CN109311181A (zh) * | 2016-04-12 | 2019-02-05 | 斯蒂-B及T集团股份公司 | 卫生用品生产线 |
-
1998
- 1998-01-06 JP JP1338398A patent/JPH11198124A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017038093A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | 坂東機工株式会社 | ガラス板加工装置 |
JPWO2017038093A1 (ja) * | 2015-09-01 | 2017-08-31 | 坂東機工株式会社 | ガラス板加工装置 |
KR20180041682A (ko) * | 2015-09-01 | 2018-04-24 | 반도키코 가부시키가이샤 | 유리판 가공 장치 |
US11420359B2 (en) | 2015-09-01 | 2022-08-23 | Bando Kiko Co., Ltd. | Glass-plate working apparatus |
CN109311181A (zh) * | 2016-04-12 | 2019-02-05 | 斯蒂-B及T集团股份公司 | 卫生用品生产线 |
CN109311181B (zh) * | 2016-04-12 | 2020-09-29 | 斯蒂-B及T集团股份公司 | 卫生用品生产线 |
JP2017048112A (ja) * | 2016-12-01 | 2017-03-09 | 坂東機工株式会社 | ガラス板加工装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105328548B (zh) | 一种多工站自动除毛刺机 | |
CN204774024U (zh) | 转盘移印机 | |
CN109051758B (zh) | 一种多工位组装保压机 | |
CN117140842A (zh) | 自动化注塑成型一体生产线 | |
JPH11198124A (ja) | 吸着盤移動装置 | |
CN107650311A (zh) | 全自动树脂镜片模具合模、浇注系统 | |
CN106001520A (zh) | 一种自动浇铸取件设备 | |
CN211389849U (zh) | 智能嵌件注塑生产设备 | |
CN206030055U (zh) | 一种冲床的自动上下料机械手 | |
CN211529917U (zh) | 一种半导体器件整形装置 | |
CN211993911U (zh) | 用于镜片注胶机的上料夹爪装置 | |
KR101567348B1 (ko) | 다수의 아암이 개별 작동하는 다축 정밀 고속 자동화 트렌스퍼 장치 | |
CN208802573U (zh) | 一种装载液晶显示屏的上下料装置 | |
WO2003048055A1 (en) | Apparatus for molding a glass product for use in a cathode ray tube | |
JPS5882716A (ja) | 金型装置における成形品取出し装置 | |
CN215430908U (zh) | 一种全自动连续整形机 | |
JPS62197263A (ja) | 低圧鋳造機のフイルタ插入装置 | |
CN220384174U (zh) | 一种龙珠茶成型装置 | |
CN218227657U (zh) | 一种高效成型医疗设备外壳注塑模具 | |
CN214375872U (zh) | 一种手表后盖组装装置 | |
CN109773021A (zh) | 空调压缩机上盖装配线 | |
CN219256511U (zh) | 一种培养皿生产用合盖机构 | |
CN108160852A (zh) | 一种记忆双金属片自动成型加工装置 | |
CN219408190U (zh) | 五金小件圆盘式多工位自动化摆料设备 | |
CN207787501U (zh) | 一种翻边整形装置 |