JPH11198019A - 固定砥粒付ワイヤソー及びその被加工物切断方法 - Google Patents

固定砥粒付ワイヤソー及びその被加工物切断方法

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JPH11198019A
JPH11198019A JP10007927A JP792798A JPH11198019A JP H11198019 A JPH11198019 A JP H11198019A JP 10007927 A JP10007927 A JP 10007927A JP 792798 A JP792798 A JP 792798A JP H11198019 A JPH11198019 A JP H11198019A
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wire
workpiece
fixed
wire saw
cutting
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JP10007927A
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Kazuhiro Tago
一弘 田子
Shuichi Tsukada
修一 塚田
Mikio Tsuji
幹男 辻
Yasuo Mizuno
康男 水野
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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    • B28D5/00Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
    • B28D5/0058Accessories specially adapted for use with machines for fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material
    • B28D5/007Use, recovery or regeneration of abrasive mediums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被加工物を高精度に切断することができる固定
砥粒付ワイヤソー及びその被加工物切断方法の提供。 【解決手段】インゴットInを回転させながら走行する
固定砥粒付ワイヤ26のワイヤ列28に押し当てて切断
する。このように切断することにより、インゴットIn
と固定砥粒付ワイヤ26との接触長を短くすることがで
き、切断抵抗の変化の少ない安定した高精度な切断を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定砥粒付ワイヤ
ソー及びその被加工物切断方法に係り、特にシリコン、
ガラス、セラミック等の硬脆性材料を切断する固定砥粒
付ワイヤソー及びその被加工物切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン等の硬脆性材料のインゴットか
らウェーハを切り出す装置の一つに固定砥粒付ワイヤソ
ーがある。この固定砥粒付ワイヤソーは、周面に砥粒が
固着された固定砥粒付ワイヤを高速走行させ、その走行
する固定砥粒付ワイヤにインゴットを押し当てることに
より、インゴットをウェーハに切断する装置である。そ
して、従来の固定砥粒付ワイヤソーでは、インゴットを
固定砥粒付ワイヤに対して垂直に押し当てて切断してい
た(直進切断)。
【0003】しかしながら、このようにインゴットを固
定砥粒付ワイヤに対して垂直に押し当てて切断すると、
インゴットが円柱状の場合、インゴットとワイヤとの接
触長がインゴットの切断位置に応じて変化するため、切
断中に切断抵抗が変化するという問題がある。このよう
な問題点を解決するために、従来の固定砥粒付ワイヤソ
ーでは、インゴットとワイヤとの接触長に応じてワイヤ
の走行速度を変化させたり、インゴットの送り速度を変
化させたりして対処していた。また、特開平8−850
53号公報に開示されたワイヤソーでは、揺動自在なア
ームの先端にインゴットを保持し、インゴットを揺動さ
せながら切断することにより対処していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイヤ
の走行速度あるいはインゴットの送り速度を制御する方
法では、接触長を変えることができないため、内部への
加工液の供給が不足して高精度な切断を完全には実現で
きないという欠点がある。また、特開平8−85053
号公報に開示されたインゴットを揺動させながら切断す
る方法では、装置構成が複雑、大型化するという欠点が
ある。また、この方法の場合、インゴットの揺動角度に
応じてインゴットの送り量を調整しなければならないた
め、複雑な制御を行わなければならないという欠点があ
る。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、被加工物を高精度に切断することができる固
定砥粒付ワイヤソー及びその被加工物切断方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、被加工物を保持した送りテーブルを走行す
る固定砥粒付ワイヤに向けて送り、その走行する固定砥
粒付ワイヤに前記被加工物を押し当てることにより、該
被加工物を切断する固定砥粒付ワイヤソーにおいて、前
記送りテーブルは、前記被加工物の一端又は両端を回転
自在に保持するとともに、その保持した被加工物を周方
法に回転させる回転駆動手段を備え、前記被加工物を回
転させながら前記走行する固定砥粒付ワイヤに押し当て
て切断することを特徴とする。
【0007】本発明によれば、被加工物を周方向に回転
させながら走行する固定砥粒付ワイヤに押し当てて切断
する。このように切断することにより、被加工物と固定
砥粒付ワイヤとの接触長を短くすることができ、切断抵
抗の変化の少ない安定した高精度な切断を行うことがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る固定砥粒付ワイヤソー及びその被加工物切断方法の好
ましい実施の形態について詳説する。図1、図2は、そ
れぞれ本発明に係る固定砥粒付ワイヤソーの第1の実施
の形態の正面図と側面図である。同図に示すように、固
定砥粒付ワイヤソー10は、主として、インゴットIn
の切断を行う切断ユニット12と、インゴットInに送
りを与えるワーク送りユニット14と、切断されたウェ
ーハを回収するウェーハ回収ユニット16とから構成さ
れている。
【0009】まず、切断ユニット12の構成から説明す
る。防振台17、17、…を介して水平に設置された架
台18上には、一対のスピンドルブラケット20、20
が垂直に立設されている。このスピンドルブラケット2
0、20には、それぞれ三組のスピンドルユニット22
A、22B、22Cが三角形を成すように配設されてい
る。
【0010】前記スピンドルユニット22A、22B、
22Cには、それぞれ外周に螺旋状の溝が形成されたグ
ルーブローラ24A、24B、24Cが回動自在に支持
されている。そして、このグルーブローラ24A〜24
Cに固定砥粒付ワイヤ26を順次巻き掛けてゆくことに
より、水平なワイヤ列28が形成される。前記グルーブ
ローラ24A〜24Cの側部には、ワイヤ列28を形成
した固定砥粒付ワイヤ26をグルーブローラ24A〜2
4Cの一方端から他方端に向けてガイドするためのガイ
ドローラ30L、30L、30R、30Rが設置されて
いる。このガイドローラ30L、30L、30R、30
Rは、前記グルーブローラ24A〜24Cの一方端側と
他方端側にそれぞれ一組ずつ配設されており、前記架台
18上に設置された図示しないフレームに回転自在に支
持されている。前記グルーブローラ24A〜24Cの一
方端から繰り出された固定砥粒付ワイヤ26は、このガ
イドローラ30L、30L、30R、30Rに順次巻き
かけてゆくことにより他方端側にガイドされる。そし
て、その他方端側において、その両端部をレーザー溶接
等でつなぎ合わされて無端状に形成される。
【0011】また、前記グルーブローラ24A〜24C
の側部には、走行する固定砥粒付ワイヤ26に所定の張
力を付与するテンションユニット32が設置されてい
る。このテンションユニット32は、一対の固定ガイド
ローラ34、34と、その固定ガイドローラ34、34
の間に配設されたテンションローラ36とから構成され
ており、固定ガイドローラ34、34は、前記架台18
上に設置された図示しないフレームに回動自在に支持さ
れている。一方、前記テンションローラ36は、ガイド
レール38上を上下動自在に支持されたスライドブロッ
ク40に回動自在に支持されており、所定荷重のテンシ
ョンウェイト42が吊設されている。
【0012】前記のごとく両端をつなぎ合わされた固定
砥粒付ワイヤ26は、このテンションユニット32の固
定ガイドローラ34、34及びテンションローラ36に
巻き掛けられることにより、所定の張力が付与される。
また、前記三本のグルーブローラ24A〜24Cのうち
最下部に位置するグルーブローラ24Cには、グルーブ
ローラ回転用モータ44の出力軸が連結されている。前
記のごとく張設されたワイヤ列28は、このグルーブロ
ーラ回転用モータ44でグルーブローラ24Cを回転さ
せることにより走行する。
【0013】また、前記ワイヤ列28の上方位置には、
一対のノズル45、45が所定の間隔をもって配設され
ており、該ノズル45、45からワイヤ列28に向けて
クーラントが供給される。供給されたクーラントは、イ
ンゴットInの切断に寄与したのち、落下してグルーブ
ローラ24Cの下方部に設置されたドレン47で回収、
廃棄される。
【0014】切断ユニット12は、以上のように構成さ
れる。次に、切断送りユニット14の構成について説明
する。前記架台18上には、コラム46が垂直に立設さ
れている。このコラム46の正面部には、一対のガイド
レール48、48が敷設されており、該ガイドレール4
8、48上をワーク送りテーブル50が摺動自在に支持
されている。
【0015】また、前記コラム46の正面部には、前記
ガイドレール48、48に沿ってネジ棒52が配設され
ており、該ネジ棒52は、その両端部を前記コラム46
に設けられた図示しない軸受部材に回動自在に支持され
ている。このネジ棒52の上端部には、前記コラム46
の頂部に設けられたワーク送りモータ54の出力軸が連
結されており、このワーク送りモータ54を駆動するこ
とによりネジ棒52が回動する。
【0016】前記ワーク送りテーブル50の背面部に
は、前記ネジ棒52と螺合する図示しないナット部材が
固着されている。したがって、前記ワーク送りテーブル
50は、前記ワーク送りモータ54を駆動してネジ棒5
2を回動させることによりガイドレール48に沿って移
動する。前記ワーク送りテーブル50の正面部には、モ
ータブラケット56が設けられている。このモータブラ
ケット56の先端部には、軸受ユニット58が設けられ
ており、該軸受ユニット58には支軸60が回動自在に
支持されている。
【0017】前記支軸60の基端部には、前記モータブ
ラケット56に設けられたワーク回転用モータ62の出
力軸が連結されており、該ワーク回転用モータ62を駆
動することにより、前記支軸60が回転する。また、前
記支軸60の先端部には、被加工物であるインゴットI
nを保持するワーク保持部60aが設けられている。ス
ライスベースSを介してマウンティングブロックMに接
着されたインゴットInは、そのマウンティングブロッ
クMの部分をこのワーク保持部60aにネジ等で固定し
て装着する。そして、このワーク保持部60aに装着さ
れたインゴットInは、その軸芯が前記支軸60の軸芯
と一致した状態で保持される。
【0018】切断送りユニット14は以上のように構成
される。次に、ウェーハ回収ユニット16の構成につい
て説明する。前記インゴットInを切断するワイヤ列2
8の下方部には、上部が開口されたウェーハ回収槽64
が設置されている。このウェーハ回収槽64は、前記ス
ピンドルブラケット20、20に支持部材66を介して
支持されており、内部には水が貯留されている。
【0019】また、このウェーハ回収槽64内には、所
定の位置にウェーハ回収カセット68が着脱自在に設け
られており、前記ワイヤ列28で切断されたウェーハW
は、落下してこのウェーハ回収カセット68内に収容さ
れる。ウェーハ回収ユニット16は以上のように構成さ
れる。次に、前記のごとく構成された本実施の形態の固
定砥粒付ワイヤソー10の作用について説明する。
【0020】まず、インゴットInの一方端にスライス
ベースSを接着を介してマウンティングブロックMを接
着する。そして、そのマウンティングブロックMが接着
されたインゴットInをワーク送りテーブル50に設け
られた支軸60のワーク保持部60aに装着する。次
に、グルーブローラ回転用モータ44を駆動して、グル
ーブローラ24Cを高速回転させる。この結果、グルー
ブローラ24A〜24Cに張設されているワイヤ列28
が高速走行する。この時同時に、走行するワイヤ列28
に向けてノズル45、45からクーラントが供給され
る。
【0021】次に、ワーク回転用モータ62を駆動し
て、支軸60を所定の回転速度で回転させる。この結
果、支軸60の先端部に保持されたインゴットInが、
そのインゴット軸を中心に所定の回転速度で回転する。
次に、ワーク送りモータ54を駆動して、ワーク送りテ
ーブル50を所定の送り速度で下降させる。この結果、
インゴットInが回転しながら所定の送り速度でワイヤ
列28に向かって下降する。そして、そのワイヤ列28
に回転しながら押し当てられる。
【0022】走行するワイヤ列28に回転しながら押し
当てられたインゴットInは、そのワイヤ列28との接
触部を固定砥粒付ワイヤ26の周面に固着された砥粒に
研削されて、多数枚のウェーハWに同時に切断される。
ここで、切断されたウェーハWは自重で下方に落下する
が、ワイヤ列28の下方部にはウェーハ回収槽64が設
置されているので、切断されたウェーハWは、このウェ
ーハ回収槽64内に落下する。このとき、ウェーハ回収
槽64内には水が貯留されているので、落下の衝撃でウ
ェーハWが割れるようなことはない。
【0023】また、ウェーハ回収槽64内に落下したウ
ェーハWは、そのウェーハ回収槽64内に設置されたウ
ェーハ回収カセット68内に収容され、オペレータは、
切断終了後、このウェーハ回収カセット68をウェーハ
回収槽64から引き上げることにより、切断されたウェ
ーハWの回収を行う。このように、本実施の形態の固定
砥粒付ワイヤソー10では、インゴットInを回転させ
ながらワイヤ列28に押し当てて切断する。このように
切断することにより、図3に示すように、直進切断のと
き(図3(a)のとき)と比べて固定砥粒付ワイヤ26
とインゴットInとの接触長を短くすることができる。
これにより、固定砥粒付ワイヤ26の曲がりの発生を抑
制することができ、反りの少ない良好なウェーハWを切
断することができる。
【0024】また、接触長が短くなることにより、イン
ゴットInの内部まで効果的にクーラントが供給される
ようになり、切断部の冷却効果が向上する。また、接触
長がほぼ一定の状態で切断が進行するため、切断抵抗の
変化の少ない安定した切断を行うことができる。さら
に、直進切断に比べ、切断ストローク(インゴットIn
の送り量)が半分で済むため、平面度、BOWの良好な
ウェーハWを切断することができる。
【0025】また、このように切断することにより、イ
ンゴットInの周面部にスライスベースを取り付ける必
要がなくなり、切断後のスライスベースの剥離工程が不
要になる。これにより、生産効率が向上する。なお、本
実施の形態では、インゴットInの回転方向とワイヤ列
28の走行方向の関係については特に言及していない
が、インゴットInの回転方向をワイヤ列28の走行方
向と逆方向に設定することにより、インゴットInとワ
イヤ列28との間の相対的な線速を上げることができ、
切断能力を向上させることができる。また、このように
線速を上げることにより、石英ガラスやフェライト等の
難削材を効果的に切断することができる。
【0026】また、本実施の形態では、インゴットIn
の回転速度を常に一定にして切断しているが、インゴッ
トInとワイヤ列28との間の相対的な線速に基づいて
インゴットInの回転速度を変化させて切断してもよ
い。すなわち、インゴットInとワイヤ列28との間の
相対的な線速は、インゴットInの外周部を切断すると
きが最も速く、中心部に近づくほど遅くなる。しかし、
安定した切断を行うためには、単位時間当たりの仕事量
が常に一定になるように切断するのが好ましい。このた
め、インゴットInとワイヤ列28との間の相対的な線
速が常に一定になるように、インゴットInの回転速度
を変化させる。これにより、安定した切断が可能にな
る。
【0027】また、インゴットInの回転速度を一定と
し、インゴットInとワイヤ列28との間の相対的な線
速が常に一定になるように、ワイヤ列28の走行速度を
変化させても同様の効果を得ることができる。次に、本
発明に係る固定砥粒付ワイヤソーの第2の実施の形態に
ついて説明する。
【0028】図4、図5は、それぞれ第2の実施の形態
の固定砥粒付ワイヤソー100の要部の構成を示す正面
図と側面分断面図である。同図に示すように、第2の実
施の形態の固定砥粒付ワイヤソー100は、切断ユニッ
ト102、ワーク送りユニット104及びウェーハ回収
ユニット106とから構成されている。なお、切断ユニ
ット102の構成は、上述した第1の実施の形態と同一
なので、ここではワーク送りユニット104とウェーハ
回収ユニット106の構成についてのみ説明し、切断ユ
ニット102には前記第1の実施の形態と同一符号を付
してその説明を省略する。
【0029】まず、ワーク送りユニット104の構成に
ついて説明する。図4、図5に示すように、架台(図1
参照)上に垂直に立設されたコラム108には、一対の
ガイドレール110、110が敷設されており、該ガイ
ドレール110、110上をワーク送りテーブル112
がスライド自在に支持されている。このワーク送りテー
ブル112は、前記コラム108の頂部に設置された送
りモータ113に駆動されて、前記ガイドレール11
0、110上をスライド移動する。
【0030】前記ワーク送りテーブル112の正面部に
は、門型に形成されたワーク保持フレーム114が設け
られている。このワーク保持フレーム114には、一対
の軸受ユニット116、116が互いに対向するように
設けられており、該軸受ユニット116、116には、
それぞれ支軸118、118が回動自在に支持されてい
る。
【0031】前記支軸118、118の先端部には、そ
れぞれインゴットInの両端部に接着されたマウンティ
ングブロックMを着脱自在に保持するワーク保持部11
8a、118aが設けられている。インゴットInは、
その両端部に接着されたマウンティングブロックMを、
このワーク保持部118a、118aに取り付けること
により、支軸118、118と同軸上に保持される。
【0032】また、一方の支軸118(図中右側)に
は、前記ワーク保持フレーム114に設けられたワーク
回転用モータ120の出力軸が連結されており、このワ
ーク回転用モータ120を駆動することにより、前記支
軸118、118に保持されたインゴットInが回転す
る。ワーク送りユニット104は、以上のように構成さ
れる。次に、ウェーハ回収ユニット106の構成につい
て説明する。
【0033】図4、図5に示すように、前記ワーク送り
テーブル112の両側には、ブラケット121、121
を介してリニアベアリング122、122が固定されて
いる。このリニアベアリング122、122には、それ
ぞれリニアガイド126、126が上下動自在に支持さ
れており、該リニアガイド126、126には上下コラ
ム124、124が固着されている。
【0034】また、前記ワーク送りテーブル112の両
側には、前記ブラケット121、121と対向するよう
にして固定シリンダー128、128が設けられてお
り、該固定シリンダー128、128のロッドを伸張さ
せることにより、前記上下コラム124、124がリニ
アベアリング122、122に押圧されて固定される。
前記上下コラム124、124は、前記ワーク送りテー
ブル112と引っ張りバネ130によって連結されてお
り、この結果、上下コラム124、124は上方に向け
て付勢される。また、この上下コラム124、124の
下端部には、係止板124a、124aが設けられてお
り、該係止板124a、124aは、スピンドルブラケ
ット20、20に設けられたストッパー132、132
に係止されている。
【0035】前記上下コラム124、124の下端部に
は、矩形状に形成された揺動ベース134が固着されて
いる。図5、図6に示すように、この揺動ベース134
には軸134a、134aを支点として揺動フレーム1
38が揺動自在に支持されている。また、この揺動フレ
ーム138には、軸142a、142aを支点として冷
凍器142が揺動自在に支持されており、該冷凍器14
2の上面には受皿144が固着されている。
【0036】前記受皿144の上面には、円弧状の凹部
144aが形成されており、該凹部144aは切断する
インゴットInの曲率とほぼ一致するように形成されて
いる。また、この受皿144の内部には、図示しない外
部の水分供給装置からホース146によって供給された
水分を前記凹部144aに導くための流路144bが形
成されている。
【0037】また、前記揺動ベース134及び揺動フレ
ーム138には、それぞれクランプシリンダー136、
140が設けられており、必要時に揺動フレーム138
と冷凍器142を固定できるように構成されている。な
お、前記冷凍器142は、内部に図示しない熱電対素子
(ベルチェ素子とも呼ばれている。)が内蔵されて構成
されている。この熱電対素子は、直流電流を流すと片側
からカロリーを吸収し反対側に放出するもので、片側
(受皿144側)が0℃以下に冷却され反対側が発熱す
る。なお、発熱する側には図示しない冷却水が循環され
て冷却されている。
【0038】ウェーハ回収ユニット106は以上のよう
に構成される。次に、前記のごとく構成された本実施の
形態の固定砥粒付ワイヤソー100の作用について説明
する。まず、インゴットInの両端部にスライスベース
S、Sを介してマウンティングブロックM、Mを接着す
る。そして、そのマウンティングブロックM、Mが接着
されたインゴットInを支軸118、118のワーク保
持部118a、118aに装着する。
【0039】次に、グルーブローラ回転用モータ(図示
せず)を駆動して、グルーブローラ24Cを高速回転さ
せる。この結果、グルーブローラ24A〜24Cに張設
されているワイヤ列28が高速走行する。この時同時
に、走行するワイヤ列28に向けてノズル(図示せず)
からクーラントが供給される。次に、ワーク回転用モー
タ120を駆動して、支軸118を所定の回転速度で回
転させる。この結果、支軸118、118に保持された
インゴットInが、そのインゴット軸を中心に所定の回
転速度で回転する。
【0040】次に、ワーク送りモータ113を駆動し
て、ワーク送りテーブル112を所定の送り速度で下降
させる。この結果、インゴットInが回転しながら所定
の送り速度でワイヤ列28に向かって下降する。そし
て、そのワイヤ列28に回転しながら押し当てられて切
断される。ここで、前記インゴットInは、中心部近傍
の所定位置まで切断されると、回転が停止されて、送り
のみが与えられるようになる。すなわち、回転切断から
直進切断に切り替わる。そして、この直進切断で所定量
切断が進行すると、インゴットInは、ウェーハ回収ユ
ニット106の受皿144に当接する。このとき、受皿
144は、インゴットInの姿勢に倣って揺動し、イン
ゴットInとの隙間が最小になるように当接する。
【0041】前記のごとくインゴットInが受皿144
に当接すると、次いで、クランプシリンダー136、1
40が駆動されて、受皿144が固定される。そして、
その受皿144の上面に、外部の水分供給装置から水分
が所定量供給される。また、この受皿144への水分の
供給と同時に冷凍器142が駆動されて、受皿144に
供給された水分が冷却される。この結果、図7に示すよ
うに、供給された水分が氷148になり、この氷148
によってインゴットInと受皿144とが接合される。
【0042】前記のごとくインゴットInと受皿144
とが接合されると、次いで、固定シリンダー128、1
28によって上下コラム124、124がワーク送りテ
ーブル112に固定される。そして、この状態で切り終
わりまで切断が進行する。切り出されたウェーハWは、
本願出願人が特顕平6−732号に開示しているワーク
取出し装置を用いて回収する。すなわち、当該ワーク取
出し装置のアームでウェーハの外形を掴み、この状態で
冷凍器142の電流の向きを変えてウェーハWと受皿1
44との間の氷を解かす。そして、その接合が解除され
た後、ワーク取出し装置のアームによってウェーハを装
置外に取り出す。
【0043】このように、本実施の形態の固定砥粒付ワ
イヤソー100においても、上述した第1の実施の形態
の固定砥粒付ワイヤソー10と同様に、インゴットIn
を回転させながら切断することにより高精度な切断を行
うことができる。また、本実施の形態の固定砥粒付ワイ
ヤソー100では、インゴットInを両側から保持して
切断するため、より安定した切断を行うことができる。
【0044】また、本実施の形態の固定砥粒付ワイヤソ
ー100では、インゴットInを保持した状態で切り終
わり部分の切断を行うことができるので、切り終わりの
部分の切断精度が向上する。また、切断されたウェーハ
Wを容易に回収することができる。なお、以上説明した
実施の形態では、受皿144はインゴットInの姿勢に
容易に倣うように揺動自在に支持したが、インゴットI
nに対する受皿144の姿勢をあらかじめ設定できる場
合は、このような機構はなくてもよい。
【0045】また、ウェーハの取り出しを、ワーク取出
し装置を用いて行うようにしたが、受皿144を冷凍器
142に対して着脱自在に構成し、受皿144ごと外部
へ取り出すようにしてもよい。また、本実施の形態で説
明したウェーハ回収ユニット106は、上述した第1の
実施の形態の固定砥粒付ワイヤソー10にも適用するこ
とができるし、同様に、第1の実施の形態で説明したウ
ェーハ回収ユニット16は、本実施の形態の固定砥粒付
ワイヤソー100にも適用することができる。
【0046】さらに、本実施の形態では、冷凍器142
の冷凍手段として熱電対素子を用いた例で説明している
が、これに限らず、冷凍サイクルを構成したものを使用
してもよい。また、本実施の形態では、ワーク送りテー
ブル112に連結された上下コラム124によってウェ
ーハ回収ユニット106を上下動させるように構成して
いるが、別途昇降手段を設けて昇降移動させるようにし
てもよい。例えば、揺動ベース134にシリンダを連結
して昇降移動させてもよいし、モータで作動する送りネ
ジによって揺動ベース134を昇降移動させてもよい。
【0047】なお、上述した一連の実施の形態では、エ
ンドレスタイプの固定砥粒付ワイヤソー10、100に
本発明を適用した例で説明したが、本発明は、以下図8
〜図10に示すような固定砥粒付ワイヤソーにも同様に
適用することができる。たとえば、図8に示す固定砥粒
付ワイヤソー100は、一対のワイヤリール112A、
112B間を走行する固定砥粒付ワイヤ114を3本の
グルーブローラ122、122、122に巻き掛けてワ
イヤ列124を形成するタイプの固定砥粒ワイヤソーで
ある。
【0048】また、図9に示す固定砥粒付ワイヤソー1
60は、矩形状に形成されたフレーム162に多数の固
定砥粒付ワイヤ164、164、…を一定ピッチで張設
してワイヤ列166を形成するタイプの固定砥粒付ワイ
ヤソーであり、フレーム162をワイヤの張設方向に沿
って往復動させることにより、ワイヤ列166を走行さ
せる。
【0049】また、図10に示す固定砥粒付ワイヤソー
170は、一対のグルーブローラ172、172に無端
状に形成された多数の固定砥粒付ワイヤ174、17
4、…を一定ピッチで張架してワイヤ列176を形成す
るタイプの固定砥粒付ワイヤソーであり、グルーブロー
ラ172を回転させることにより、ワイヤ列176を走
行させる。
【0050】なお、エンドレスタイプの固定砥粒付ワイ
ヤソー10は、図8に示す固定砥粒付ワイヤソー100
と比較すると、一台の駆動モータ44で固定砥粒付ワイ
ヤ26を走行させるため、ワイヤを高速させることがで
き、また、その走行制御も簡単に行うことができるとい
うメリットがある。すなわち、図8に示す固定砥粒付ワ
イヤソー100は、各々のワイヤリール12A、12B
に連結された駆動モータ118A、118Bを同期させ
て駆動しなければならないため、走行制御及び高速化と
いう面では問題がある。この点では、図8に示す固定砥
粒付ワイヤソー100よりも、図1、図4に示したエン
ドレスタイプの固定砥粒付ワイヤソー10の方が高速化
の面では優れているといえる。
【0051】また、エンドレスタイプの固定砥粒付ワイ
ヤソー10は、図10に示す固定砥粒付ワイヤソー17
0と比較すると、一本の無端状の固定砥粒付ワイヤ26
によってワイヤ列28を形成しているため、均一な精度
のウェーハを切断することができるというメリットがあ
る。すなわち、図10に示す固定砥粒付ワイヤソー17
0は、1本1本のワイヤが独立しているため、砥粒固着
分布や目詰まり具合の違いなどにより、切断時の各ワイ
ヤの挙動がバラバラとなり、切断されるウェーハの精度
が1枚1枚異なってくるおそれがある。この点では、図
10に示す固定砥粒付ワイヤソー100よりも、図1、
図4に示したエンドレスタイプの固定砥粒付ワイヤソー
10の方が優れているといえる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被加工物を周方向に回転させながら走行する固定砥粒付
ワイヤに押し当てて切断する。このように切断すること
により、被加工物と固定砥粒付ワイヤとの接触長を短く
することができ、切断抵抗の変化の少ない安定した高精
度な切断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の固定砥粒付ワイヤソーの構
成を示す正面図
【図2】第1の実施の形態の固定砥粒付ワイヤソーの構
成を示す側面図
【図3】第1の実施の形態の固定砥粒付ワイヤソーの作
用の説明図
【図4】第2の実施の形態の固定砥粒付ワイヤソーの要
部の構成を示す正面図
【図5】第2の実施の形態の固定砥粒付ワイヤソーの要
部の構成を示す側面図
【図6】ウェーハ回収ユニットの要部の構成を示す正面
断面図
【図7】ウェーハ回収ユニットの要部の構成を示す側面
断面図
【図8】固定砥粒付ワイヤソーの他の実施の形態の斜視
【図9】固定砥粒付ワイヤソーの他の実施の形態の斜視
【図10】固定砥粒付ワイヤソーの他の実施の形態の斜
視図
【符号の説明】
10、100…固定砥粒付ワイヤソー 12、102…切断ユニット 14、104…ワーク送りユニット 16、106…ウェーハ回収ユニット 24A、24B…グルーブローラ 26…固定砥粒付ワイヤ 28…ワイヤ列 50、112…ワーク送りテーブル 54、113…ワーク送りモータ 60、118…支軸 62、120…ワーク回転用モータ 64…ウェーハ回収槽 114…ワーク保持フレーム 134…揺動ベース 138…揺動フレーム 142…冷凍器 144…受皿 In…インゴット M…マウンティングブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 康男 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を保持した送りテーブルを走行
    する固定砥粒付ワイヤに向けて送り、その走行する固定
    砥粒付ワイヤに前記被加工物を押し当てることにより、
    該被加工物を切断する固定砥粒付ワイヤソーにおいて、 前記送りテーブルは、前記被加工物の一端又は両端を回
    転自在に保持するとともに、その保持した被加工物を周
    方向に回転させる回転駆動手段を備え、前記被加工物を
    回転させながら前記走行する固定砥粒付ワイヤに押し当
    てて切断することを特徴とする固定砥粒付ワイヤソー。
  2. 【請求項2】 前記固定砥粒付ワイヤソーは、前記固定
    砥粒付ワイヤの下方部に液体を貯留した回収槽を備え、
    前記固定砥粒付ワイヤで切断された被加工物を該回収槽
    内に落下させて回収することを特徴とする請求項1記載
    の固定砥粒付ワイヤソー。
  3. 【請求項3】 前記固定砥粒付ワイヤソーは、 前記固定砥粒付ワイヤの下方部に設置され、前記固定砥
    粒付ワイヤで切断された被加工物を受ける受皿と、 前記受皿を前記送りテーブルに保持された被加工物に対
    して進退移動させる移動手段と、 前記受皿内に液体を供給する液体供給手段と、 前記受皿内に供給された液体を冷凍する冷凍手段と、 を備え、回転を停止させた被加工物の下部に前記受皿を
    当接させ、その受皿を前記送りテーブルに同期させて移
    動させるとともに、該受皿内に前記液体供給手段から液
    体を供給し、その供給された液体を前記冷凍手段で冷凍
    させて前記固定砥粒付ワイヤで切断された被加工物を保
    持することを特徴とする請求項1記載の固定砥粒付ワイ
    ヤソー。
  4. 【請求項4】 走行する固定砥粒付ワイヤに被加工物を
    押し当てることにより、該被加工物を切断する固定砥粒
    付ワイヤソーの被加工物切断方法において、 前記被加工物を周方向に回転させながら前記走行する固
    定砥粒付ワイヤに押し当てて切断することを特徴とする
    固定砥粒付ワイヤソーの被加工物切断方法。
  5. 【請求項5】 前記被加工物と前記固定砥粒付ワイヤと
    の接触点における相対速度が常に一定になるように、前
    記被加工物の回転速度又は前記固定砥粒付ワイヤの走行
    速度を変化させることを特徴とする請求項4記載の固定
    砥粒付ワイヤソーの被加工物切断方法。
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