JPH11197884A - 2電極エレクトロガスア−ク溶接方法 - Google Patents
2電極エレクトロガスア−ク溶接方法Info
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Abstract
て、良好な溶接作業性と優れた溶接金属性能が得られる
2電極エレクトロガスアーク溶接方法。 【解決手段】 裏当材側電極にスラグ生成率が溶着金属
に対する重量%で、0.5%以上 2.6%以下である
鋼ワイヤまたは、フラックス入りワイヤを用い、摺動銅
板側電極にスラグ生成率がが溶着金属に対する重量%
で、2.7%以上5.5%以下であるフラックス入りワ
イヤを用い、さらに、裏当材側電極および摺動銅板側電
極ワイヤ中のC、Si、Mn、Ti、Bの組成が重量%
で、C:0.03%以上 0.15%以下、Si:0.
4%以上1.5%以下、Mn:1.2%以上3.5%以
下、Ti:0.06%以上0.3%以下、B:0.00
4%以上0.012%以下、であることを特徴とする2
電極エレクトロガスアーク溶接方法。
Description
ク溶接方法に関し、特に、極厚鋼の2電極エレクトロガ
スアーク溶接において優れた溶接作業性および良好な裏
ビード形状と、板厚方向のばらつきが少なく、良好な溶
接継手性能が得られる溶接方法に関するものである。
部の一方に摺動銅板を、他方にセラミックスや銅製の裏
当材を配置し、摺動銅板の上方から電極ワイヤを送給し
てガスシールドアーク溶接を行う溶接方法である。エレ
クトロガスアーク溶接方法は、他の溶接法に比べ高能率
であることから、軟鋼、490〜590N/mm2級鋼
等の厚板を用いる船舶、橋梁、石油タンク等の製作に使
用されている。
ーキ部や、橋梁の橋桁部では板厚50mm以上の極厚鋼
板が使用されるようになってきているが、このような極
厚鋼板を従来の1電極1パス溶接法で溶接した場合に
は、融合不良等の欠陥が発生し易くなると共に、溶接速
度も遅いため、2電極エレクトロガスアーク溶接法が開
発されている。例えば、特開平8−187579号公報
に電極を2本用いたエレクトロガス溶接方法及びその装
置が開示されている。
ク溶接用のワイヤとしては、例えば、特開平9−285
891号公報にワイヤ成分を特定することにより、良好
な低温靱性と優れた溶接作業性の得られるフラックス入
りワイヤが開示されているが、2電極エレクトロガスア
ーク溶接法において、各電極に用いる最適なワイヤの形
態およびその組成を検討した例は見当たらない。
アーク溶接は上述のように非常に高能率な溶接方法であ
り、特開平8−187579号公報にも開示されている
ように、開先をできるだけ狭開先とし、また、裏当材側
の開先を狭く摺動銅板側の開先を広くしたV型開先とす
るのが一般的である。しかし、従来の溶接方法のよう
に、両電極にフラックス入りワイヤを用いて2電極エレ
クトロガスアーク溶接を行った場合、裏当材側および電
極間のスラグ被包量が過大になり、溶融プールの摺動銅
板側電極と裏当材側電極との間にスラグが滞留し、スラ
グ跳ねが発生し易くなることがあった。跳ねたスラグは
開先面に付着して、融合不良の原因になると共に、極端
にスラグ跳ねが多い場合には、溶接トーチにスラグが多
量付着し、溶接トーチが開先面に固着し溶接が不能にな
る事もあり、2電極エレクトロガスアーク溶接法の大き
な課題となっていた。
に鋼ワイヤを適用した場合には、アークが不安定にな
り、スパッタの発生が著しく、良好な溶接が不可能であ
ると共に、溶接金属性能も低温靭性が劣化するため適用
が困難であった。
に、本発明では、種々の成分に調整したワイヤを用いて
溶接作業性を調査した結果、裏当材側電極に用いるワイ
ヤのスラグ生成率と摺動銅板側電極ワイヤのスラグ生成
率をコントロールし、かつ、ワイヤ成分も適性範囲に制
御する方法により、スパッタおよびスラグ跳ねが少なく
かつビード外観の良好な溶接継手が得られることを究明
し、発明を完成した。即ち、2電極エレクトロガスアー
ク溶接方法において、裏当材側電極にスラグ生成率がワ
イヤ溶融量に対する重量%で、0.5%以上2.6%以
下である鋼ワイヤまたは、フラックス入りワイヤを用
い、摺動銅板側電極にスラグ生成率がワイヤ溶融量に対
する重量%で、2.7%以上5.5%以下であるフラッ
クス入りワイヤを用い、さらに、裏当材側電極および摺
動銅板側電極ワイヤ中のC、Si、Mn、TiおよびB
の成分が重量%で、C:0.03%以上0.15%以
下、Si:0.4%以上1.5%以下、Mn:1.2%
以上3.5%以下、Ti:0.06%以上0.3%以
下、B:0.004%以上0.012%以下を含有する
ことを特徴とする2電極エレクトロガスアーク溶接方法
によりアークが安定で、かつ溶接欠陥の少ない良好な作
業性と溶接金属性能が得られた。
たはフラックス入りワイヤに、0.1%以上0.5%以
下のMoを添加し溶接金属の強度を確保すること、およ
び裏当材側電極の鋼ワイヤまたはフラックス入りワイヤ
に、0.5%以上4.0%以下のNiを添加し靭性の優
れた溶接継手とすることが好ましい。
ガスアーク溶接方法についての実施の形態を詳細に説明
する。
置を用いて溶接する場合の状態を模式図で示す。溶接ト
ーチ2の裏当材3側に裏当材電極5、溶接部をシールド
するシールドガスのガス供給口9を有する摺動銅板10
側に摺動銅板側電極4を備え、ワイヤ極間11を一定に
保ち、かつ裏当材3と摺動銅板10との間で電極を揺動
方向1に示すように揺動しながら、アーク6により溶接
金属8を形成させて溶接する。
逃がし12より容易に逃がすことができるが、溶接トー
チ2間や裏当材3側の溶融スラグ7は外部に逃がすこと
は困難で溶接作業性に大きく影響する。
溶接方法を効果的に実施するには、裏当材側電極及び摺
動銅板側電極に用いるワイヤのスラグ生成率をコントロ
ールする必要がある。また、ワイヤ成分も適正範囲に制
御しなければならない。
るスラグ生成率を0.5%以上2.6%以下とした点に
ついて説明する。上述のように、2電極エレクトロガス
アーク溶接では、従来フラックス入りワイヤを用いた場
合、ワイヤから生成するスラグ量が溶接ビード表面に排
出されるスラグ量に比べて過剰となり、溶接の進行によ
りスラグ浴高さが増加する傾向を示す。本発明者らは、
この問題を解決するために、ワイヤのスラグ量を検討し
た。裏当材側電極および摺動銅板側電極にスラグ生成量
が減量されるよう調整した鋼ワイヤやフラックス入りワ
イヤを用いて溶接作業性を調査したが、スラグ跳ねが少
なくなる程度までスラグ発生量を低減したワイヤでは逆
に摺動銅板側電極のアークが不安定となり、また摺動銅
板側電極のビード形状も劣化する等の問題が生じ採用で
きなかった。その結果、裏当側電極ワイヤと摺動銅板側
電極ワイヤのスラグ生成量を適性に制御することが必要
であるとの結論に達した。
いて溶接作業性を調査した結果、裏当材側電極に用いる
ワイヤのスラグ生成率と摺動銅板側電極ワイヤのスラグ
生成率をコントロールし、かつ、ワイヤ成分も適性範囲
に制御する方法により、スパッタおよびスラグ跳ねが少
なくかつビード外観の良好な溶接継手が得られることを
究明した。
満ではスラグによる溶接金属の被包が不充分となること
から、スパッタが多発し、アークが不安定になると共
に、溶接金属性能も劣化する。一方、2.6%を超える
と、裏当材側および両ワイヤ間のスラグ浴高さが過大と
なるため、スラグ跳ね及び融合不良が発生し易くなり、
良好な溶接作業性および良好な溶接金属性能は得られな
い。従って裏当材側電極ワイヤのスラグ生成率は0.5
%以上2.6%以下とする必要がある。
排出することが容易であるため、ワイヤのスラグ生成率
を裏当材側電極ワイヤより多くすることが可能である。
しかし、摺動銅板側のビード形状の確保と、裏当材側部
分とのバランスの関係から適性なスラグ率とする必要が
ある。スラグ発生率が2.7%未満ではアークが不安定
でスパッタが多発すると共に、摺動銅板側のビード形状
が不安定になる。また5.5%を超えると摺動銅板側お
よび両電極間のスラグ被包量が過剰となりスラグ跳ねが
多く発生し、安定な溶接は行えないため、摺動銅板側電
極のスラグ生成率は2.7%以上5.5%以下とする必
要がある。
mのJIS SM490B鋼板を用い、表1に示す条件
で溶接長200mmの1電極のエレクトロガスアーク溶
接を行い、生成した全スラグ重量を測定し、ワイヤの溶
融量量当たりの百分率に換算したものである。
あることを限定した理由は、鋼ワイヤでは2.7%以上
のスラグ生成率が得られず、アーク安定性も劣るためで
ある。
する。2電極エレクトロガスアーク溶接では、ワイヤ突
出し長さが大きい上に高電流で溶接を行うためワイヤの
金属脱酸剤および合金成分の歩留が低くなる傾向にあ
る。さらに溶接入熱も200から500kJ/cmと非
常大きく、溶着金属のフェライト組織が粗大化し易いた
め、ワイヤには充分な量の脱酸剤と合金剤を添加する必
要がある。また、本発明の2電極エレクトロガスアーク
溶接方法における溶融池形状は、本質的には一体化した
いわゆる1プールの形態であるが、その溶融池底部の形
状は電極直下部が深くなった複雑な形状をしており、裏
当側電極ワイヤと摺動銅板側電極ワイヤとの成分バラン
スが必要である。本発明では、特に裏当材側電極のスラ
グ量が必要最小限のレベルであるため、従来のフラック
ス入りワイヤの場合のようなスラグによる精錬作用が非
常に少なく、裏当材側電極ワイヤの脱酸材は充分な量が
必要である。
定理由を詳述する。先ず、C、SiおよびMnである
が、これらの元素は主に溶融金属の脱酸剤として作用す
る成分であり、ワイヤ中のCが0.03%未満では、脱
酸不足となり溶接金属の靭性が不足する。一方Cが0.
15%を超える場合には、溶接金属の強度が過大となる
上に、凝固割れが発生し易くなるため、Cの適性範囲は
0.03%以上0.15%以下の範囲である。Si、M
nも脱酸材として作用し、ワイヤのSiが0.4%未満
の場合には脱酸不足により溶接金属中に非金属介在物が
残留し、靭性が劣化する。一方Siが1.5%を超える
場合には、逆に溶接金属の強度が過大となると共に、ス
パッタの発生が多くなる等、溶接作業を劣化させるた
め、その適性範囲は0.4%以上1.5%以下である。
すると共に、Siとのバランスによりスラグの流動性を
調整し、特に、裏当材側のビード形状に大きく影響す
る。また、溶接金属の靭性向上にも大きく作用する。M
nが1.2%未満では、脱酸不足となり、溶接金属の靭
性が劣化すると共に、裏当材側ビード形状が乱れる。ま
たMnが3.5%を超える場合には溶接金属の強度が過
大となり、良好な低温靭性が得られない。
るとともに、溶接金属組織におけるフェライトの生成核
を形成し、結晶粒微細化の効果を示す。ワイヤ中のTi
が0.06%未満では、結晶粒微細化による靭性向上効
果が認められず、また逆に0.3%を超えると、溶着金
属の強度が過大となり靭性が劣化すると共に、裏当材側
ビード形状も劣化させるため、その適性範囲は0.06
%以上0.3%以下の範囲である。
細化すると共に、2電極エレクトロガスアーク溶接金属
において、特に最終凝固部に形成される粒状晶部の靭性
向上に作用する。ワイヤ中のBが0.004%未満で
は、結晶粒微細化および靭性向上効果が得られず、0.
012%を超えると溶接割れが発生しやすくなるため、
Bの適性範囲は0.004%以上0.012%以下の範
囲である。
あり、本発明では特に大入熱溶接において溶接金属の強
度確保が必要な場合等に添加する。ワイヤ中のMo量が
0.1%未満ではその効果が得られず、逆に0.5%を
超えて添加すると溶接金属の強度が過大となると共に炭
化物の析出による靭性劣化を引き起こす。
の範囲添加することによって、固溶強化により低温域ま
で安定した靭性の得られる溶接継手とする事が可能とな
る。
スアーク溶接において、裏当材側電極の溶接作業性と優
れた溶接金属性能が得られることができるが、さらに、
裏当材側電極と摺動銅板側電極ワイヤ成分のバランスに
ついては、その溶接金属成分ができるだけ均一になるよ
うに組み合わせることが好ましい。しかし、本発明の2
電極エレクトロガスアーク溶接方法では、裏当材側電極
の溶接作業性と溶接金属性能の両立が可能であれば、摺
動銅板側では、スラグの被包が充分であるため、裏当材
側に比べ非金属介在物の残留する可能性も低く、摺動銅
板側ワイヤの成分の適性範囲は比較的広く選択すること
ができる。
ロガスアーク溶接方法をさらに詳細説明する。
の異なるワイヤ径1.6mmのフラックス入りワイヤW
F1〜W17および鋼ワイヤWS1〜WS7を作成し
た。スラグの生成率は、鋼ワイヤについては脱酸元素の
添加量で、フラックス入りワイヤについては、脱酸元素
の添加量および、弗化物を中心としたスラグ剤量で調整
した。
示す溶接条件でそれぞれ立向2電極1パス溶接を行っ
た。何れの試験体も溶接長1000mmの溶接を行い、
溶接作業性は、アーク安定性、開先中央部の溶込み形状
及びビード外観・形状に関して評価を行った。また、融
合不良や割れのなかった試験体につき溶接金属性能を調
査した。試験片の採取位置は摺動銅板側試験板表面から
板厚の1/4の深さ(=17.5mm)の位置および板
厚の3/4の深さ(=52.5mm)の位置における溶
接金属中央部から、JIS Z3111 A1号引張り
試験片とJIS Z3111 4号試験片を採取し室温
引張り試験および−20℃における衝撃試験を行い、引
張り強さおよび最低吸収エネルギー値で評価した。
発明例であるNo.1〜8は良好な溶接作業性と良好な
溶接金属性能が得られた。それに対し、摺動銅板側電極
ワイヤのスラグ生成率が5.5%を超えて過剰な例、N
o.9ではスラグ跳ねおよび融合不良が発生した。一方
摺動銅板側電極ワイヤのスラグ生成率が2.7%未満で
あるNo.10の例では、スラグ量が不足したことによ
るスパッタ発生が顕著でありアーク状態も不安定となっ
た。またスラグ量が不足したことにより摺動銅板側ビー
ド外観も劣るものとなった。
5%未満のNo.17は裏当材側電極ビード形状が不良
となると共にスラグの被包不足により靭性も劣化てい
る。また裏当材側電極ワイヤのスラグ生成率が2.6%
を超えたNo.19の例では、裏当材側および両極間部
でスラグが過剰となり、スラグ跳ねによりアークが不安
定になると共に融合不良が発生した。
9では、溶接金属の脱酸不足により靭性が劣化した。ま
た裏当材側電極のワイヤ中C量が0.15%を超えたN
o.11では溶接金属板厚中央部および裏当材側に一
部、割れが発生した。裏当材側電極ワイヤ中Siが0.
4%未満のNo.12では、脱酸不足により靭性が劣化
した。ワイヤ中Siが1.5%を超えたNo.14はス
パッタの発生が多くなると共に溶接金属の強度が過大と
なり、靭性が劣っている。
満であるNo.18では、裏当材側溶接金属が脱酸不足
気味となり、ビード形状が劣ると共に溶接金属の靭性も
劣化した。また裏当材側電極ワイヤ中のMnが3.5%
を超えた例No.13では、溶接金属の強度が過大とな
ると共に、靭性も劣化した。
o.17では靭性が劣化した。また、ワイヤ中のTi量
が0.30%を超えた例、No.15では裏当材側ビー
ド形状が劣化するとともに、溶接金属の強度が過大とな
り、靭性が劣化した。
o.20は焼入れ性不足により、溶接金属の強度および
靭性が低く、ワイヤ中のB量が0.012%を超えたN
o.16は溶接金属に割れが発生した。
製し、表3の溶接条件で2電極エレクトロガスアーク溶
接を行い、溶接金属の強度と−40℃における衝撃試験
を行った結果を表6に示す。
な靭性が得られているのに対し、ワイヤ中Mo量が0.
5%を超えるNo.26の例では溶接金属の強度が過大
となり、靭性が劣っている。またNiが0.5%未満の
No.27では固溶強化の度合いが不足し良好な靭性が
得られないことがわかる。また、Niの添加量が4.0
%を超える例No.28では、溶接割れが発生した。
ガスアーク溶接方法によれば、極厚鋼を2電極で立向1
パス溶接した際に良好な溶接作業性及び優れた溶接金属
性能を得ることができる。
溶接する場合の状態を模式図で示した図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 2電極エレクトロガスアーク溶接方法に
おいて、裏当材側電極にスラグ生成率がワイヤ溶融量に
対する重量%で、0.5%以上 2.6%以下である鋼
ワイヤまたは、フラックス入りワイヤを用い、摺動銅板
側電極にスラグ生成率がワイヤ溶融量に対する重量%
で、2.7%以上5.5%以下であるフラックス入りワ
イヤを用い、さらに、裏当材側電極および摺動銅板側電
極ワイヤ中のC、Si、Mn、Ti、およびBの成分が
重量%で、C:0.03%以上0.15%以下、Si:
0.4%以上1.5%以下、Mn:1.2%以上3.5
%以下、Ti:0.06%以上0.3%以下、B:0.
004%以上0.012%以下、を含有することを特徴
とする2電極エレクトロガスアーク溶接方法。 - 【請求項2】 裏当材側電極および摺動銅板側電極ワイ
ヤ中のMoの成分が重量%で、0.1%以上 0.5%
以下を含有することを特徴とする請求項1に記載の2電
極エレクトロガスアーク溶接方法。 - 【請求項3】 裏当材側電極および摺動銅板側電極ワイ
ヤ中のNiの成分が重量%で、0.5%以上 4.0%
以下を含有することを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の2電極エレクトロガスアーク溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01316698A JP3523777B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 2電極エレクトロガスア−ク溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01316698A JP3523777B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 2電極エレクトロガスア−ク溶接方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11197884A true JPH11197884A (ja) | 1999-07-27 |
JP3523777B2 JP3523777B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=11825600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01316698A Expired - Lifetime JP3523777B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 2電極エレクトロガスア−ク溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3523777B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087045A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Kobe Steel Ltd | エレクトロガスアーク溶接用フラックス入りワイヤ及び2電極エレクトロガスアーク溶接方法 |
KR100955551B1 (ko) | 2006-11-20 | 2010-05-03 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 일렉트로 가스 아크 용접용 플럭스 코어드 와이어 및일렉트로 가스 아크 용접 금속 |
CN108856970A (zh) * | 2018-08-24 | 2018-11-23 | 南京钢铁股份有限公司 | 适用于高强度超厚钢板的双丝气电立焊的焊接方法 |
EP4011543A4 (en) * | 2019-09-17 | 2022-12-28 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | GAS WELDING WIRE |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP01316698A patent/JP3523777B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100955551B1 (ko) | 2006-11-20 | 2010-05-03 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 일렉트로 가스 아크 용접용 플럭스 코어드 와이어 및일렉트로 가스 아크 용접 금속 |
CN108856970A (zh) * | 2018-08-24 | 2018-11-23 | 南京钢铁股份有限公司 | 适用于高强度超厚钢板的双丝气电立焊的焊接方法 |
EP4011543A4 (en) * | 2019-09-17 | 2022-12-28 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | GAS WELDING WIRE |
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---|---|
JP3523777B2 (ja) | 2004-04-26 |
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---|---|---|---|
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