JPH11197468A - スパイラル型膜モジュール - Google Patents
スパイラル型膜モジュールInfo
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- JPH11197468A JPH11197468A JP600998A JP600998A JPH11197468A JP H11197468 A JPH11197468 A JP H11197468A JP 600998 A JP600998 A JP 600998A JP 600998 A JP600998 A JP 600998A JP H11197468 A JPH11197468 A JP H11197468A
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- fluid
- gas
- spiral membrane
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 気体流路内に生じる液滴を容易に除去するこ
とが可能なスパイラル型膜モジュールを提供することで
ある。 【解決手段】 第1流体流路材13および発熱体50の
両側に気液接触膜14を重ね合わせ、第2流体流路材と
ともに第2流体供給管11の周りにスパイラル状に巻回
してスパイラル型膜エレメントを形成する。スパイラル
型膜エレメントは円筒容器の内部に収納され、その外周
端部が封止部により封止される。発熱体50は、第1流
体流路材13により形成される気体の流路内において発
熱し、気液接触膜の表面に発生する液滴を加熱して蒸発
除去する。
とが可能なスパイラル型膜モジュールを提供することで
ある。 【解決手段】 第1流体流路材13および発熱体50の
両側に気液接触膜14を重ね合わせ、第2流体流路材と
ともに第2流体供給管11の周りにスパイラル状に巻回
してスパイラル型膜エレメントを形成する。スパイラル
型膜エレメントは円筒容器の内部に収納され、その外周
端部が封止部により封止される。発熱体50は、第1流
体流路材13により形成される気体の流路内において発
熱し、気液接触膜の表面に発生する液滴を加熱して蒸発
除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体への気体溶解
あるいは液体中からの気体放散といった気液接触操作に
用いられるスパイラル型膜モジュールに関する。
あるいは液体中からの気体放散といった気液接触操作に
用いられるスパイラル型膜モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化学工業等の多くの分野では、液
体へのガス溶解あるいは液体からのガス放散といった気
液接触操作が行われている。例えば、ガス溶解として、
医薬品分野等における微生物培養液への酸素供給、電子
産業における超純水ラインへのオゾン溶解、水産業界に
おける養魚への酸素供給、あるいはNOx (窒素酸化
物)やSOx (硫黄酸化物)等の排ガス処理が挙げら
れ、また、ガス放散としては、純水製造における脱炭酸
処理が挙げられる。
体へのガス溶解あるいは液体からのガス放散といった気
液接触操作が行われている。例えば、ガス溶解として、
医薬品分野等における微生物培養液への酸素供給、電子
産業における超純水ラインへのオゾン溶解、水産業界に
おける養魚への酸素供給、あるいはNOx (窒素酸化
物)やSOx (硫黄酸化物)等の排ガス処理が挙げら
れ、また、ガス放散としては、純水製造における脱炭酸
処理が挙げられる。
【0003】膜を用いた気液接触法に使用される膜モジ
ュールの形態には、従来より充填効率の高さから中空糸
タイプが多く用いられている。しかしながら、中空糸膜
モジュールでは、膜が折れやすいという欠点を有してい
る。
ュールの形態には、従来より充填効率の高さから中空糸
タイプが多く用いられている。しかしながら、中空糸膜
モジュールでは、膜が折れやすいという欠点を有してい
る。
【0004】一方、膜面積を多く取れる膜モジュールの
形態としてスパイラル型膜モジュールがある。スパイラ
ル型膜モジュールは、中空糸膜モジュールと比較すると
信頼性が高いという利点を有している。そこで、気液接
触法にスパイラル型膜モジュールを適用することが検討
されている。
形態としてスパイラル型膜モジュールがある。スパイラ
ル型膜モジュールは、中空糸膜モジュールと比較すると
信頼性が高いという利点を有している。そこで、気液接
触法にスパイラル型膜モジュールを適用することが検討
されている。
【0005】スパイラル型膜モジュールは、例えば流体
流路材の両面に透過膜を重ね合わせ、その外側に気体流
路材を重ねて有孔中空管の外周面にスパイラル状に巻回
することにより形成された膜エレメントを有し、この膜
エレメントを筒型ケース内に収納して形成されている。
流路材の両面に透過膜を重ね合わせ、その外側に気体流
路材を重ねて有孔中空管の外周面にスパイラル状に巻回
することにより形成された膜エレメントを有し、この膜
エレメントを筒型ケース内に収納して形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スパイラル型膜モジュールにおいては、長期間運転した
場合や、流体の温度が変化するような場合には、気体流
路側の透過膜の膜面に液滴が発生するという問題が生じ
る。気体流路側の膜面に液滴が付着すると、この部分に
おいて気体の透過が妨げられ、気液接触効率が低下す
る。
スパイラル型膜モジュールにおいては、長期間運転した
場合や、流体の温度が変化するような場合には、気体流
路側の透過膜の膜面に液滴が発生するという問題が生じ
る。気体流路側の膜面に液滴が付着すると、この部分に
おいて気体の透過が妨げられ、気液接触効率が低下す
る。
【0007】このような状態に対し、従来では気体流路
側に排液口(ドレン)を設けて液滴をスパイラル型膜モ
ジュール外に自然に排出させたり、気体流路内に乾燥ガ
スを送り込んで液滴を蒸発させる等の対策が講じられて
いた。
側に排液口(ドレン)を設けて液滴をスパイラル型膜モ
ジュール外に自然に排出させたり、気体流路内に乾燥ガ
スを送り込んで液滴を蒸発させる等の対策が講じられて
いた。
【0008】しかしながら、前者の方法では排液口の設
置が必要となりスパイラル型膜モジュールの構造が複雑
化する。また、後者の方法では液滴乾燥除去のための工
程が別途必要となり、保守作業が煩雑となる。
置が必要となりスパイラル型膜モジュールの構造が複雑
化する。また、後者の方法では液滴乾燥除去のための工
程が別途必要となり、保守作業が煩雑となる。
【0009】本発明の目的は、気体流路内に生じる液滴
を容易に除去することが可能なスパイラル型膜モジュー
ルを提供することである。
を容易に除去することが可能なスパイラル型膜モジュー
ルを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係るスパイラル型膜モジュールは、連続または独立し
た一対の透過膜を、内側に第1流路材を挟んでかつ外側
に第2流路材を重ねて有孔中空管の外周面にスパイラル
状に巻回することによりスパイラル状膜エレメントが形
成される。スパイラル状膜エレメントは、透過膜間で第
1流路材により形成される第1の流路の内周側の側部お
よび外周側の側部が封止されるとともに、透過膜間で第
2流路材により形成される第2の流路の両端部が封止さ
れる。スパイラル状膜エレメントは筒形容器内に収納さ
れ、筒形容器内でスパイラル状膜エレメントの両端部側
にそれぞれ形成される第1の空間とスパイラル状膜エレ
メントの外周部側に形成される第2の空間とが分離され
る。筒形容器は、両端部にそれぞれ第1流体口を有しか
つ少なくとも一端部および外周部にそれぞれ第2流体口
を有する。第1の空間は第1流体口に連通し、第2の空
間は筒形容器の外周部の第2流体口に連通し、さらに有
孔中空管の内部は筒形容器の少なくとも一端部の第2流
体口に連通している。さらに、第1の流路および第2の
流路の一方に発熱体を配設したものである。
に係るスパイラル型膜モジュールは、連続または独立し
た一対の透過膜を、内側に第1流路材を挟んでかつ外側
に第2流路材を重ねて有孔中空管の外周面にスパイラル
状に巻回することによりスパイラル状膜エレメントが形
成される。スパイラル状膜エレメントは、透過膜間で第
1流路材により形成される第1の流路の内周側の側部お
よび外周側の側部が封止されるとともに、透過膜間で第
2流路材により形成される第2の流路の両端部が封止さ
れる。スパイラル状膜エレメントは筒形容器内に収納さ
れ、筒形容器内でスパイラル状膜エレメントの両端部側
にそれぞれ形成される第1の空間とスパイラル状膜エレ
メントの外周部側に形成される第2の空間とが分離され
る。筒形容器は、両端部にそれぞれ第1流体口を有しか
つ少なくとも一端部および外周部にそれぞれ第2流体口
を有する。第1の空間は第1流体口に連通し、第2の空
間は筒形容器の外周部の第2流体口に連通し、さらに有
孔中空管の内部は筒形容器の少なくとも一端部の第2流
体口に連通している。さらに、第1の流路および第2の
流路の一方に発熱体を配設したものである。
【0011】本発明に係るスパイラル型膜モジュールに
おいて、第1の流体は、筒形容器の一端部の第1流体口
から一方の第1の空間内に供給され、スパイラル状膜エ
レメントの透過膜間に形成された第1の流路を通り他方
の第1の空間に流動し、筒形容器の他端部の第1流体口
から外部に導出される。また、第2の流体は、筒形容器
の少なくとも一端部の第2流体口から有孔中空管の内部
に供給され、スパイラル状膜エレメントの透過膜間に形
成された第2の流路を通り筒形容器内の第2の空間に流
動し、筒形容器の外周部に形成された第2の流体口から
外部に導出される。
おいて、第1の流体は、筒形容器の一端部の第1流体口
から一方の第1の空間内に供給され、スパイラル状膜エ
レメントの透過膜間に形成された第1の流路を通り他方
の第1の空間に流動し、筒形容器の他端部の第1流体口
から外部に導出される。また、第2の流体は、筒形容器
の少なくとも一端部の第2流体口から有孔中空管の内部
に供給され、スパイラル状膜エレメントの透過膜間に形
成された第2の流路を通り筒形容器内の第2の空間に流
動し、筒形容器の外周部に形成された第2の流体口から
外部に導出される。
【0012】筒形容器の内部において、第1の流体は有
孔中空管にほぼ平行に流動し、第2の流体は透過膜を介
して第1の流体とほぼ直交する方向にスパイラル状に流
動する。第1の流体と第2の流体とは透過膜を介して接
触し、目的成分の透過作用が行われる。このような第1
の流路および第2の流路の構造により、第1の流体また
は第2の流体の流動状態を乱流状態として透過膜表面の
境膜抵抗を低減することができる。これにより、第1の
流体と第2の流体の間で目的成分の透過作用を効率的に
行うことができる。
孔中空管にほぼ平行に流動し、第2の流体は透過膜を介
して第1の流体とほぼ直交する方向にスパイラル状に流
動する。第1の流体と第2の流体とは透過膜を介して接
触し、目的成分の透過作用が行われる。このような第1
の流路および第2の流路の構造により、第1の流体また
は第2の流体の流動状態を乱流状態として透過膜表面の
境膜抵抗を低減することができる。これにより、第1の
流体と第2の流体の間で目的成分の透過作用を効率的に
行うことができる。
【0013】また、第1および第2の流路の一方に設け
た発熱体は、発熱することにより流路内に発生した液滴
を蒸発させることができる。これにより、気体流路内の
膜面に液滴が付着して気液接触効率が低下することを防
止することができる。
た発熱体は、発熱することにより流路内に発生した液滴
を蒸発させることができる。これにより、気体流路内の
膜面に液滴が付着して気液接触効率が低下することを防
止することができる。
【0014】特に、発熱体をネット状またはシート状に
形成してもよい。このような発熱体が第1または第2の
流路内に配設されることにより、流路内の全域にわたっ
て液滴を蒸発して除去することができる。
形成してもよい。このような発熱体が第1または第2の
流路内に配設されることにより、流路内の全域にわたっ
て液滴を蒸発して除去することができる。
【0015】第1の流路を通過する流体が気体であり、
第2の流路を通過する流体が液体であり、発熱体が第1
の流路を形成する第1流路材であってもよい。この場合
には、発熱体が第1流路材を兼用することにより、透過
膜間に気体流路を構成するとともに、気体流路内の膜面
に付着した液滴を蒸発して除去することができる。
第2の流路を通過する流体が液体であり、発熱体が第1
の流路を形成する第1流路材であってもよい。この場合
には、発熱体が第1流路材を兼用することにより、透過
膜間に気体流路を構成するとともに、気体流路内の膜面
に付着した液滴を蒸発して除去することができる。
【0016】また、第1の流路を通過する流体が液体で
あり、第2の流路を通過する流体が気体であり、発熱体
が第2の流路を形成する第2流路材であってもよい。こ
の場合には、発熱体が第2流路材を兼用することによ
り、発熱体によって透過膜間に気体流路が構成されると
ともに、気体流路の膜面に付着した液体を蒸発して除去
することができる。
あり、第2の流路を通過する流体が気体であり、発熱体
が第2の流路を形成する第2流路材であってもよい。こ
の場合には、発熱体が第2流路材を兼用することによ
り、発熱体によって透過膜間に気体流路が構成されると
ともに、気体流路の膜面に付着した液体を蒸発して除去
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスパイラル型
膜モジュールの一例を図面を参照して説明する。図1
は、スパイラル型膜モジュールの断面図であり、図2は
図1のスパイラル型膜モジュールの膜エレメントの一部
切欠き斜視図である。さらに、図3は図1中のA−A線
断面図である。
膜モジュールの一例を図面を参照して説明する。図1
は、スパイラル型膜モジュールの断面図であり、図2は
図1のスパイラル型膜モジュールの膜エレメントの一部
切欠き斜視図である。さらに、図3は図1中のA−A線
断面図である。
【0018】図1〜図3に示すスパイラル型膜モジュー
ル1は、円筒容器2および円筒容器2の内部に挿入され
たスパイラル型膜エレメント10を備える。円筒容器2
は円筒状の胴部を有し、胴部の一方端部3に第1流体入
口4が形成され、他方端部5に第1流体出口6が形成さ
れている。また、円筒容器2の胴部には第2流体出口7
が1または複数箇所形成されている。
ル1は、円筒容器2および円筒容器2の内部に挿入され
たスパイラル型膜エレメント10を備える。円筒容器2
は円筒状の胴部を有し、胴部の一方端部3に第1流体入
口4が形成され、他方端部5に第1流体出口6が形成さ
れている。また、円筒容器2の胴部には第2流体出口7
が1または複数箇所形成されている。
【0019】図2において、スパイラル型膜エレメント
10は、第1流体流路材13の両面に気液接触膜14を
重ね合わせ、さらに気液接触膜14の一方の表面に重ね
合わせた第2流体流路材15とともに第2流体供給管
(有孔中空管)11の周りにスパイラル状に巻回するこ
とにより構成されている。スパイラル状に巻回された第
1流体流路材13の両側の気液接触膜14の円周側の側
部(第2流体供給管11に平行な辺)および外周側の側
部は接合または封止されている。
10は、第1流体流路材13の両面に気液接触膜14を
重ね合わせ、さらに気液接触膜14の一方の表面に重ね
合わせた第2流体流路材15とともに第2流体供給管
(有孔中空管)11の周りにスパイラル状に巻回するこ
とにより構成されている。スパイラル状に巻回された第
1流体流路材13の両側の気液接触膜14の円周側の側
部(第2流体供給管11に平行な辺)および外周側の側
部は接合または封止されている。
【0020】第2流体供給管11は、その一方端が円筒
容器2の一方端部3を貫通して第2流体入口11aを構
成し、他方端は樹脂剤16により密封されている。第2
流体供給管11の管壁には供給流体流量に対して圧力損
失を低く抑えることができるように複数の供給孔11b
が形成されている。なお、供給孔11bの代わりにスリ
ットを設けてもよい。
容器2の一方端部3を貫通して第2流体入口11aを構
成し、他方端は樹脂剤16により密封されている。第2
流体供給管11の管壁には供給流体流量に対して圧力損
失を低く抑えることができるように複数の供給孔11b
が形成されている。なお、供給孔11bの代わりにスリ
ットを設けてもよい。
【0021】スパイラル型膜エレメント10は、気液接
触膜14を介して気体と液体とが接触する気液接触部1
0aと、その両端に位置する封止部10b,10cとか
ら構成される。気液接触部10aにおいて、第2流体流
路材15が挿入されたスパイラル状の空間が第2流体流
路(第2の流路)18を構成する。第2流体流路18
は、第2流体供給管11の供給孔11bから第2流体供
給管11の周りにスパイラル状に伸び、円筒容器2の内
壁とスパイラル型膜エレメント10の外周面との間の空
間(第2の空間)18aに達した後、第2流体出口7に
連通する。また、気液接触部10aにおいて第1流体流
路材13が挿入されたスパイラル状の空間が第1流体流
路(第1の流路)19を構成する。
触膜14を介して気体と液体とが接触する気液接触部1
0aと、その両端に位置する封止部10b,10cとか
ら構成される。気液接触部10aにおいて、第2流体流
路材15が挿入されたスパイラル状の空間が第2流体流
路(第2の流路)18を構成する。第2流体流路18
は、第2流体供給管11の供給孔11bから第2流体供
給管11の周りにスパイラル状に伸び、円筒容器2の内
壁とスパイラル型膜エレメント10の外周面との間の空
間(第2の空間)18aに達した後、第2流体出口7に
連通する。また、気液接触部10aにおいて第1流体流
路材13が挿入されたスパイラル状の空間が第1流体流
路(第1の流路)19を構成する。
【0022】図4は、図1中のスパイラル型膜エレメン
トの封止部の拡大断面図である。封止部10b,10c
において、第2流体流路材15により構成された第2流
体流路18の両端部および圧力容器2の内側の空間18
aの両端部は樹脂剤17により封止されている。また、
気液接触膜14の間に第1流体流路材13により構成さ
れた第1流体流路19の両端部は開放されている。
トの封止部の拡大断面図である。封止部10b,10c
において、第2流体流路材15により構成された第2流
体流路18の両端部および圧力容器2の内側の空間18
aの両端部は樹脂剤17により封止されている。また、
気液接触膜14の間に第1流体流路材13により構成さ
れた第1流体流路19の両端部は開放されている。
【0023】上記のスパイラル型膜エレメント10にお
いて、気体の流路には流路材とともに発熱体が設けられ
ている。例えば、第1流体流路19が気体流路の場合に
は、第1流体流路材13に発熱体が積層され、また、第
2流体流路18が気体流路の場合には、第2流体流路材
15に発熱体が積層されている。図2に示すスパイラル
型膜モジュールでは、第1流体流路19が気体流路であ
り、このため第1流体流路材13とともにシート状また
はネット状の発熱体50が一対の気液分離膜14,14
間に積層されている。
いて、気体の流路には流路材とともに発熱体が設けられ
ている。例えば、第1流体流路19が気体流路の場合に
は、第1流体流路材13に発熱体が積層され、また、第
2流体流路18が気体流路の場合には、第2流体流路材
15に発熱体が積層されている。図2に示すスパイラル
型膜モジュールでは、第1流体流路19が気体流路であ
り、このため第1流体流路材13とともにシート状また
はネット状の発熱体50が一対の気液分離膜14,14
間に積層されている。
【0024】発熱体50は、シート状あるいはネット状
の導電性ポリマに電極が取り付けられた構造を有し、電
流が供給されることにより発熱し、気体流路側の気液分
離膜14表面に液滴が付着した際に、液滴を加熱蒸発し
て除去する。これにより、気体流路側の気液分離膜14
の膜面に液滴が付着して気液接触効率が低下することを
防止する。
の導電性ポリマに電極が取り付けられた構造を有し、電
流が供給されることにより発熱し、気体流路側の気液分
離膜14表面に液滴が付着した際に、液滴を加熱蒸発し
て除去する。これにより、気体流路側の気液分離膜14
の膜面に液滴が付着して気液接触効率が低下することを
防止する。
【0025】通常、発熱体50への電流の供給は遮断さ
れている。そして、気体の流路側に液滴が付着した際
に、発熱体50に通電して発熱させ、液滴を蒸発除去す
る。なお、液滴の付着は気体側の圧力損失を測定するこ
とにより検出できる。すなわち、気体側に液滴が生成さ
れると、気体側の流路が狭くなり、気体側の圧力損失が
上昇する。この圧力変動を測定し、一定以上の圧力にな
れば、発熱加熱し、液滴を蒸発除去させる。
れている。そして、気体の流路側に液滴が付着した際
に、発熱体50に通電して発熱させ、液滴を蒸発除去す
る。なお、液滴の付着は気体側の圧力損失を測定するこ
とにより検出できる。すなわち、気体側に液滴が生成さ
れると、気体側の流路が狭くなり、気体側の圧力損失が
上昇する。この圧力変動を測定し、一定以上の圧力にな
れば、発熱加熱し、液滴を蒸発除去させる。
【0026】この発熱体50は、上記のように流路材
(例えば第1流体流路材13)とともに積層してもよ
く、流体流路材自体を発熱体で構成してもよい。これに
より、構成部品の数が少なくなり、製品コストを低減す
ることができる。
(例えば第1流体流路材13)とともに積層してもよ
く、流体流路材自体を発熱体で構成してもよい。これに
より、構成部品の数が少なくなり、製品コストを低減す
ることができる。
【0027】上記のような構造により、第1流体30
は、第1流体入口4から円筒容器2の一方端部3の入口
空間(第1の空間)3aに流入し、スパイラル型膜エレ
メント10の端面で開放された第1流体流路19を通り
円筒容器2の他方端部5の出口空間(第1の空間)5a
に流動し、第1流体出口6から外部へ導出される。
は、第1流体入口4から円筒容器2の一方端部3の入口
空間(第1の空間)3aに流入し、スパイラル型膜エレ
メント10の端面で開放された第1流体流路19を通り
円筒容器2の他方端部5の出口空間(第1の空間)5a
に流動し、第1流体出口6から外部へ導出される。
【0028】また、第2流体25は、第2流体入口11
aから第2流体供給管11の内部に供給され、第2流体
供給管11の管壁の供給孔11bから気液接触膜14間
に形成された第2流体流路18を通って第2流体供給管
11に直交する方向にスパイラル状に流動し、円筒容器
2の第2流体出口7から外方へ導出される。なお、第2
流体出口7を複数設けることによって第2流体流路18
における第2流体の流れを均一にすることができる。
aから第2流体供給管11の内部に供給され、第2流体
供給管11の管壁の供給孔11bから気液接触膜14間
に形成された第2流体流路18を通って第2流体供給管
11に直交する方向にスパイラル状に流動し、円筒容器
2の第2流体出口7から外方へ導出される。なお、第2
流体出口7を複数設けることによって第2流体流路18
における第2流体の流れを均一にすることができる。
【0029】スパイラル型膜エレメント10の気液接触
部10aでは、第2流体供給管11にほぼ直交する方向
にスパイラル状に流動する第2流体と、第2流体供給管
11に平行に流動する第1流体とが気液接触膜14を介
して接触する。これにより、第1流体の目的成分が第2
流体側に透過され、または第2流体の目的成分が第1流
体側へ透過される。
部10aでは、第2流体供給管11にほぼ直交する方向
にスパイラル状に流動する第2流体と、第2流体供給管
11に平行に流動する第1流体とが気液接触膜14を介
して接触する。これにより、第1流体の目的成分が第2
流体側に透過され、または第2流体の目的成分が第1流
体側へ透過される。
【0030】本発明に係るスパイラル型膜モジュールは
気液接触法によるガス溶解またはガス放散に好適に用い
られる。そこで、気液接触膜14としては、疎水性の多
孔質膜や微孔質膜または疎水性の非多孔質膜、あるいは
多孔質膜、微孔質膜、非多孔質膜のうちの複数の膜から
なる複合膜が用いられる。
気液接触法によるガス溶解またはガス放散に好適に用い
られる。そこで、気液接触膜14としては、疎水性の多
孔質膜や微孔質膜または疎水性の非多孔質膜、あるいは
多孔質膜、微孔質膜、非多孔質膜のうちの複数の膜から
なる複合膜が用いられる。
【0031】また、強度を向上させるために、平膜状の
気液接触膜14の片面に、不織布等の支持体を接着ある
いは融着してもよい。このような支持体を用いる場合に
は、液体に比べ物質移動抵抗の小さい気体に接触する面
側に支持体を接着または融着することが好ましい。
気液接触膜14の片面に、不織布等の支持体を接着ある
いは融着してもよい。このような支持体を用いる場合に
は、液体に比べ物質移動抵抗の小さい気体に接触する面
側に支持体を接着または融着することが好ましい。
【0032】さらに、気液接触膜14が表面に緻密層あ
るいはスキン層を有する非対称膜の場合には、上記と同
様の観点から緻密層あるいはスキン層と反対の面が物質
移動抵抗の小さい気体に接触し、緻密層あるいはスキン
層が形成された面が液体と接触するようにスパイラル型
膜エレメント10を構成することが好ましい。
るいはスキン層を有する非対称膜の場合には、上記と同
様の観点から緻密層あるいはスキン層と反対の面が物質
移動抵抗の小さい気体に接触し、緻密層あるいはスキン
層が形成された面が液体と接触するようにスパイラル型
膜エレメント10を構成することが好ましい。
【0033】また、気液接触膜14の膜素材としては、
ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリフッ化ビニリデンまたはポリ−4−フッ化エチ
レン等のフッ素樹脂、ポリスルホン、ポリエーテルスル
ホン、シリコン樹脂からなる膜あるいはポリオレフィ
ン、フッ素樹脂、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ン、シリコン樹脂中の複数の素材からなる複合膜を用い
ることができる。
ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリフッ化ビニリデンまたはポリ−4−フッ化エチ
レン等のフッ素樹脂、ポリスルホン、ポリエーテルスル
ホン、シリコン樹脂からなる膜あるいはポリオレフィ
ン、フッ素樹脂、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ン、シリコン樹脂中の複数の素材からなる複合膜を用い
ることができる。
【0034】さらに、上記の例によるスパイラル型膜エ
レメント10では、気液接触膜14、第1および第2流
体流路材13,15からなる素材群(リーフ)が、1組
用いられているが、複数組用いてもよい。複数組の素材
群を第2流体供給管11の外周に巻回して使用すること
により、第2流体流路(例えば液体)側の圧力損失を低
く抑えることができる。このため、液体供給用のポンプ
として低圧ポンプを使用でき、かつこれによりスパイラ
ル型膜モジュールの容器を耐圧構造とする必要がなくな
る等の利点が生じる。
レメント10では、気液接触膜14、第1および第2流
体流路材13,15からなる素材群(リーフ)が、1組
用いられているが、複数組用いてもよい。複数組の素材
群を第2流体供給管11の外周に巻回して使用すること
により、第2流体流路(例えば液体)側の圧力損失を低
く抑えることができる。このため、液体供給用のポンプ
として低圧ポンプを使用でき、かつこれによりスパイラ
ル型膜モジュールの容器を耐圧構造とする必要がなくな
る等の利点が生じる。
【0035】また、第2流体流路18の両端部を封止す
る樹脂剤17および第2流体供給管11の一端部を封止
する樹脂剤16としては、ポリウレタン樹脂やエポキシ
樹脂等が用いられる。
る樹脂剤17および第2流体供給管11の一端部を封止
する樹脂剤16としては、ポリウレタン樹脂やエポキシ
樹脂等が用いられる。
【0036】このように、スパイラル型膜エレメント1
0の気液接触部10aにおいて、第2流体流路18は第
2流体供給管11の周りにスパイラル状に構成され、さ
らに第2流体出口7に連通している。このため、第2流
体は円筒容器2の内部において滞留することなく流動す
る。したがって、従来の一般的なスパイラル型膜モジュ
ールのように、膜エレメントと円筒容器との隙間に処理
液体の滞留部が構成され、この滞留部において微粒子や
TOC(有機体炭素)が長期的に増加して液質低下を招
くという問題の発生が防止される。
0の気液接触部10aにおいて、第2流体流路18は第
2流体供給管11の周りにスパイラル状に構成され、さ
らに第2流体出口7に連通している。このため、第2流
体は円筒容器2の内部において滞留することなく流動す
る。したがって、従来の一般的なスパイラル型膜モジュ
ールのように、膜エレメントと円筒容器との隙間に処理
液体の滞留部が構成され、この滞留部において微粒子や
TOC(有機体炭素)が長期的に増加して液質低下を招
くという問題の発生が防止される。
【0037】上記のスパイラル型膜モジュール1は、液
体に目的とするガスを溶解するガス溶解または排ガスを
浄化するためのガス吸着等に用いることができる。液相
側に用いる流体(液体)としては、特に限定されるもの
ではないが、気液接触膜14の膜素材に対し接触角が9
0°以上の大きいものが用いられ、例えば水、有機物の
水溶液、無機物の水溶液、水分散体、体液等が用いられ
る。また、気相側に用いる流体(気体)としては、特に
限定されるものではないが、例えば空気、酸素、オゾ
ン、窒素、一酸化炭素、炭酸ガス、水素、アンモニア、
硫化水素、SOx(硫黄酸化物)、NOx (窒素酸化
物)、メルカプタン、ハロゲン、ハロゲン化水素、低級
アルコール、低級炭化水素、ハロゲン化炭化水素または
これらの混合物等が用いられる。
体に目的とするガスを溶解するガス溶解または排ガスを
浄化するためのガス吸着等に用いることができる。液相
側に用いる流体(液体)としては、特に限定されるもの
ではないが、気液接触膜14の膜素材に対し接触角が9
0°以上の大きいものが用いられ、例えば水、有機物の
水溶液、無機物の水溶液、水分散体、体液等が用いられ
る。また、気相側に用いる流体(気体)としては、特に
限定されるものではないが、例えば空気、酸素、オゾ
ン、窒素、一酸化炭素、炭酸ガス、水素、アンモニア、
硫化水素、SOx(硫黄酸化物)、NOx (窒素酸化
物)、メルカプタン、ハロゲン、ハロゲン化水素、低級
アルコール、低級炭化水素、ハロゲン化炭化水素または
これらの混合物等が用いられる。
【0038】本発明に係るスパイラル型膜モジュール
は、以下のような形態で使用することができる。
は、以下のような形態で使用することができる。
【0039】ガス溶解を行う場合、第2流体入口11a
から液体を供給し、第1流体入口4から気体(ガス)を
供給する。そして、気液接触部10aにおいてガスが溶
解したガス溶解液体を第2流体出口7から取り出し、残
余のガスを第1流体出口6から取り出す。
から液体を供給し、第1流体入口4から気体(ガス)を
供給する。そして、気液接触部10aにおいてガスが溶
解したガス溶解液体を第2流体出口7から取り出し、残
余のガスを第1流体出口6から取り出す。
【0040】また、上記と逆の使用方法も可能である。
すなわち、第2流体入口11aから気体(ガス)を供給
し、第1流体入口4から液体を供給する。そして、第2
流体出口7から残余のガスを排出し、第1流体出口6か
らガス溶解液体を取り出すことも可能である。
すなわち、第2流体入口11aから気体(ガス)を供給
し、第1流体入口4から液体を供給する。そして、第2
流体出口7から残余のガスを排出し、第1流体出口6か
らガス溶解液体を取り出すことも可能である。
【0041】さらに、ガス放散を行う場合、第1流体入
口4あるいは第1流体出口6のいずれかを密栓し、片方
を真空ポンプに接続して気体の流路を減圧する。この状
態で被処理液体を第2流体入口11aから供給し、第2
流体出口7から取り出す。これにより、気液接触部10
aにおいて被処理液体中の気体成分が、減圧された気体
流路(第1流体流路19)側に放散される。
口4あるいは第1流体出口6のいずれかを密栓し、片方
を真空ポンプに接続して気体の流路を減圧する。この状
態で被処理液体を第2流体入口11aから供給し、第2
流体出口7から取り出す。これにより、気液接触部10
aにおいて被処理液体中の気体成分が、減圧された気体
流路(第1流体流路19)側に放散される。
【0042】また、逆の使用方法も可能である。すなわ
ち、第2流体入口11aおよび第2流体出口7のいずれ
かを密栓し、片方を真空ポンプに接続して減圧し、さら
に第1流体入口4から被処理液体を供給し、第1流体出
口6から取り出す。これにより、被処理液体から脱気す
ることができる。
ち、第2流体入口11aおよび第2流体出口7のいずれ
かを密栓し、片方を真空ポンプに接続して減圧し、さら
に第1流体入口4から被処理液体を供給し、第1流体出
口6から取り出す。これにより、被処理液体から脱気す
ることができる。
【図1】本発明の実施例によるスパイラル型膜モジュー
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図2】図1のスパイラル型膜モジュールの膜エレメン
トの一部切欠き斜視図である。
トの一部切欠き斜視図である。
【図3】図1中のA−A線断面図である。
【図4】図1中のスパイラル型膜エレメントの封止部の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
1 スパイラル型膜モジュール 2 円筒容器 4 第1流体入口 6 第1流体出口 7 第2流体出口 10 スパイラル型膜エレメント 10a 気液接触部 10b,10c 封止部 11 第2流体供給管 11a 第2流体入口 11b 供給孔 13 第1流体流路材 14 気液接触膜 15 第2流体流路材 16,17 樹脂剤 18 第2流体流路 19 第1流体流路 50 発熱体
Claims (4)
- 【請求項1】 連続または独立した一対の透過膜を、内
側に第1流路材を挟んでかつ外側に第2流路材を重ねて
有孔中空管の外周面にスパイラル状に巻回することによ
りスパイラル状膜エレメントが形成され、前記透過膜間
で前記第1流路材により形成される第1の流路の内周側
の側部および外周側の側部が封止されるとともに、前記
透過膜間で前記第2流路材により形成される第2の流路
の両端部が封止され、前記スパイラル状膜エレメント
は、筒形容器内に収納され、前記筒形容器は、両端部に
それぞれ第1流体口を有しかつ少なくとも一端部および
外周部にそれぞれ第2流体口を有し、前記筒形容器内で
前記スパイラル状膜エレメントの両端部側にそれぞれ形
成される第1の空間と前記スパイラル状膜エレメントの
外周部側に形成される第2の空間とが分離され、前記第
1の空間が前記第1流体口に連通し、前記第2の空間が
前記筒形容器の外周部の前記第2流体口に連通しかつ前
記有孔中空管の内部が前記筒形容器の少なくとも一端部
の前記第2流体口に連通しており、前記第1の流路およ
び前記第2の流路の一方に発熱体を配設したことを特徴
とするスパイラル型膜モジュール。 - 【請求項2】 前記発熱体をネット状またはシート状に
形成したことを特徴とする請求項1記載のスパイラル型
膜モジュール。 - 【請求項3】 前記第1の流路を通過する流体が気体で
あり、前記第2の流路を通過する流体が液体であり、 前記発熱体が前記第1の流路を形成する前記第1流路材
であることを特徴とする請求項1または2記載のスパイ
ラル型膜モジュール。 - 【請求項4】 前記第1の流路を通過する流体が液体で
あり、前記第2の流路を通過する流体が気体であり、 前記発熱体が前記第2の流路を形成する前記第2流路材
であることを特徴とする請求項1または2記載のスパイ
ラル型膜モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP600998A JPH11197468A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | スパイラル型膜モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP600998A JPH11197468A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | スパイラル型膜モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11197468A true JPH11197468A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11626731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP600998A Pending JPH11197468A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | スパイラル型膜モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11197468A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013049058A (ja) * | 2009-02-13 | 2013-03-14 | Emd Millipore Corp | 自立型ろ過装置 |
WO2020261437A1 (ja) * | 2019-06-26 | 2020-12-30 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 結露防止装置及び表示装置 |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP600998A patent/JPH11197468A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013049058A (ja) * | 2009-02-13 | 2013-03-14 | Emd Millipore Corp | 自立型ろ過装置 |
WO2020261437A1 (ja) * | 2019-06-26 | 2020-12-30 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 結露防止装置及び表示装置 |
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