JPH11197284A - スクリーン透過型映像投球装置 - Google Patents

スクリーン透過型映像投球装置

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JPH11197284A
JPH11197284A JP1509698A JP1509698A JPH11197284A JP H11197284 A JPH11197284 A JP H11197284A JP 1509698 A JP1509698 A JP 1509698A JP 1509698 A JP1509698 A JP 1509698A JP H11197284 A JPH11197284 A JP H11197284A
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JP
Japan
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pitching
screen
image
projector
main controller
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JP1509698A
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English (en)
Inventor
Yutaka Sato
佐藤  裕
Hisaatsu Takahashi
久團 高橋
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NISSHIN SPM KK
SEC KK
SEC Corp
Original Assignee
NISSHIN SPM KK
SEC KK
SEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】投球装置において投球スピードの変動に応じて
投球放映とボールの発射のタイミングを同期させること
が可能な装置の提供。 【解決手段】プロジェクタ3が、メインコントローラか
らの送信信号に基づき投球フォームを静止画像と投球モ
ーションの動画とを投射するように構成され、前記メイ
ンコントローラが、プロジェクタ3に静止画像を投射さ
せた状態で、スピード、球種又はコースに関する命令を
ピッチングマシン4送信し、所定時間内で準備完了の信
号を受信した後にプロジェクタ3に対して投球モーショ
ンの動画を投射させ、予め計測された動画の開始から投
球時までの投球時間Pから前記ピッチングマシン4の発
射時間m秒を差し引いた時間(P−m)においてピッチ
ングマシン4に対して発射命令を送信するように構成さ
れていることを特徴とするスクリーン透過型映像投球装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過式スクリーンに映
し出された投手の投球フォームの動画とピッチングマシ
ーンの投球動作とを同期させた一投写レンズ方式のプロ
ジェクタを利用した映像投球装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バッティングセンターに設置される映像
型投球装置としては、背面透過型映写スクリーンと、該
スクリーンの後ろ少なくても一方の外側に配置され且つ
ボール発射位置をスクリーン端に隣接させたボール発射
手段と、上記スクリーンの後ろ側に配置されて野球又は
ソフトボールのピッチャーや相手側の投球フォームを上
記ボール発射手段に同期して上記スクリーンに後ろ側か
ら投射する映写手段から構成された投球マシンが発明さ
れ知られている(特開平9−276467号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のバッティングセンターに設置するタイプの投球マ
シンでは、投球機がアーム式の投球機にて構成されてい
るために回転ローター式の投球機の場合における投球タ
イミングの同期の仕方について具体的な手段が記述され
ておらず、実際問題投球機のボールの発射のタイミング
と画像のピッチのタイミングとを一致させることが大き
な問題となっている。また、バッティングセンターに設
置される投球機の場合には、一般に投球スピード、投球
方向、球種等を遊技者に選択させるために、その選択指
示命令に基づき投球機の投球構成を変化させなければな
らず、そのためには所定の待ち時間を要する。また映像
装置に投射する投手の画像についても選択的なものが存
在するために、選択された投手の画像の投球タイミング
と投球機のタイミングとを一致させる必要があるが、ま
だそのような要求に答えるよう装置は開発されていな
い。さらに、バッティングセンターにおいては、当該投
球機を一台だけ設置するのではなく左右に隣接して複数
台の投球機を所定間隔にて設置することになり、遊技者
に対して隣接するマシンのスクリーンの映像が見えない
ようにする必要性があるが、これについても充分に考慮
された装置は開発されていない。そこで本発明はかかる
従来技術の欠点及びバッテイングセンターに設置するた
めの要件を満たすものを発明したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、背面
透過式映写スクリーンと、該スクリーンの後方で少なく
ても一方の外側に配置され且つボール発射位置をスクリ
ーン端に隣接させた回転ローター式のピッチングマシン
と、上記スクリーンの後ろ側に配置されて野球又はソフ
トボールのピッチャーや相手側の投球フォームを上記ボ
ール発射手段に同期して上記スクリーンに後ろ側から投
射する一投写レンズ式のプロジェクタと、前記映像装置
及びピッチングマシンの制御を行うメインコントローラ
とからなる装置において、前記ピッチングマシンがメイ
ンコントローラからの指示に従い所定のスピードでロー
ターを回転させると共に投球方向前後及び左右の変更を
数値制御式の第三、第四モータの駆動により変動し、前
記ローターを収納する投球箱が同じく数値制御式の第五
モーターの駆動により変動した後所定時間内にメインコ
ントローラに対して準備完了の信号を送信し、さらにメ
インコントローラからの投球指示に従い命令後m秒後に
ボールを発射するように構成され、前記プロジェクタ
が、メインコントローラからの送信信号に基づき投球フ
ォームを静止画像と投球モーションの動画とを投射する
ように構成され、前記メインコントローラが、プロジェ
クタに静止画像を投射させた状態で、スピード、球種又
はコースに関する命令をピッチングマシン送信し、所定
時間内で準備完了の信号を受信した後にプロジェクタに
対して投球モーションの動画を投射させ、予め計測され
た動画の開始から投球時までの投球時間Pから前記ピッ
チングマシンの発射時間m秒を差し引いた時間(P−
m)においてピッチングマシンに対して発射命令を送信
するようにして同期をとるように構成されたスクリーン
透過型映像投球装置により本目的を達成する。請求項2
の発明は、投球フォームの映像が投球スピードに比例し
て早くなるにょうに構成されたものにおいて、前記メイ
ンコントローラがプロジェクタに対して送信する投球フ
ォームの動画が、投球スピードvに反比例して変動する
ように構成され、ピッチングマシンに対する発射命令の
送信が基本投球スピードv0における投球時間P0を定数と
して算出される投球時間Px(=v0・P0/vx)から発射時間m
秒を減じたタイミングで送信するように構成されたスク
リーン透過型映像投球装置によりスピードに対応した同
期をとるようにしたものである。請求項3の発明は、背
面透過式映写スクリーンが縦長のもので構成され、前記
プロジェクタの投写レンズの前面に投射画像をレンズの
左右両側を閉ざす遮蔽手段を設置することにより透過ス
クリーンの形状に併せて投射できるようにしたものであ
る。請求項4の発明は、背面透過式映写スクリーンが直
方体状のボックスの前面に設置され、プロジェクタがボ
ックスの背面下部に設置されたものからなり、前記プロ
ジェクタの前面に矩形型の反射第1ミラーを映像が天井
部へ向くように設置され、該ボックスの天井部に映像が
背面部へ向けて反射するように第二ミラーを設置し、さ
らにボックス背面部に映像が正面部の透過スクリーンに
向けて反射するように第三ミラーを設置したもので構成
することによりボックスの奥行きが狭くても大きな映像
を投射できるように構成したものである。請求項5の発
明は、透過スクリーンの前面に縦方向及び横方向に凹凸
を有する乱反射防止スクリーンを装着することにより外
光による乱反射を防ぐと共に透過スクリーンの正面以外
の左右又は上下の位置から投射された映像が見にくいよ
うに構成したものである。
【0005】
【作用】
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示された実施例
に従って詳細に説明する。図1は装置の概要を示すもの
であり図において1は、装置全体の制御を司るメインコ
ントローラであり、該メインコントローラ1はケーブル
を介して操作手段2と接続されており、該操作手段2か
らの指令に従いケーブルを介して接続された映像装置
(プロジェクタ)3及びピッチングマシン(投球機)4
に対して命令信号を送信する。このメインコントローラ
1は、図2に示すようにアドレスバス及びデータバス6
を介してそれぞれ接続された中央処理装置(CPU)10
と、単数又は複数の投球映像MPEG規格で画像圧縮さ
れた映像信号を記憶した記憶手段(ROM)12と、記憶
手段12に格納された画像圧縮された映像信号を伸張再生
するためのMPEG再生ボード14と、該再生ボード14で
再生された映像を映像装置(プロジェクタ)3に送信す
るビデオミックスボード16と、前記投球機4のコントロ
ーラとの通信を行うインターフェース(I/Oボード)
18等からなる。上記記憶手段12は任意の記録媒体(EEPRO
M、CD-ROM、ハードディスク、フラッシュメモリー等)
を用いる。この記憶手段12には複数の投手に関する映像
が記憶されており、遊技者は任意の映像(投手像)を選択
できるように構成されている。
【0007】操作手段2は、図3のブロック図に示すよ
うな構成からなり、遊技者が挿入するプリペードカード
等のカードを読み書きするカード読み取り装置20と、読
み取られたカードの価格情報が入力される操作用CPU
22と該操作手段2の操作用のプログラムが記憶されたプ
ログラムメモリー(ROM)24とからなり、CPU22と
ROM24とはバス25で接続されている。26は、投球機4
及び映像装置(プロジェクタ)3に対して投球に対する
要請を行うための操作部であって、該操作部26を操作す
ることにより映像投手の選択、投球スピードの選択、投
球球種の選択、投球方向(内角、外角、高め、低め)の選
択を指示するように構成されている。
【0008】図4及び図5に示すものは映像装置3の概
略図であり、該映像装置3はボックス型の密閉容器30内
の後部底部に設置されたカラーで一投写レンズ方式のプ
ロジェクタ31と、該カラープロジェクタ31の投影方向前
方に設置された容器30の天井部へ向けて反射する第一反
射ミラー32と、該第一反射ミラー32で反射された映像を
容器30の背面部へ向けて反射するために容器30の天井部
に設置されたの第二反射ミラー33と、該第二反射ミラー
で反射された映像をスクリーンに向けて反射するために
容器30の背面側に設置された第三反射ミラー34と、容器
30の正面前方に設置された透過式スクリーン35と、該透
過式スクリーン35より全面に装着された外光を反射しな
いようにするために前面の上下方向及び左右方向に凹凸
を有する乱反射防止スクリーン36とからなり、前記第一
反射ミラー32はプロジェクタ31から投射された映像の中
で有効な映像(縦長画像)だけを反射させるために、反
射ミラー32の形状は幅方向について小さめの縦長矩形状
に設定してあり、該反射ミラー32で反射されなかった映
像は、容器30内前方の壁面で吸収するように壁面は黒く
塗装されている。前記カラープロジェクタ31の外周はプ
ロジェクタ31に塵が付着しないようにさらに密閉容器37
で覆われており、該密閉容器37内の温度上昇を抑えるた
めに冷却装置38と冷却ファン39が配置されている。
【0009】乱反射防止スクリーン36は、図6の部分拡
大図に示すようにその表面に上下及び左右方向に所定間
隔の凹凸面が形成されたものであって、該凹凸を形成す
る突起が存在することにより乱反射ばかりでなく、スク
リーン36正面以外の方向から見にくいように映像に指向
性を持たせている。
【0010】次に図7に示すものはロータ駆動方式のピ
ッチングマシンであって、先端部が回転可能に軸支され
た回転台40と、該回転台40に固定され回転台40下方に施
設されたねじ棒と螺合するねじ41を回転させるための第
四モータ42と、投球方向前方に固定された支柱43,43に
支承された揺動台44と、該揺動台44の後部に設けた軸受
45と螺合する垂直ねじ棒46と、該ねじ棒46と一体に連結
された回転台40に固定された第三モータ47の駆動軸と、
該揺動台44上に揺動自在に支持された投球箱48(図示し
ない揺動台44に固着された前後の支柱に軸方向に回転可
能に支持)とからなり、該投球箱48の外周には半円弧状
のラック49が形成され、該ラック49は前記揺動台44に固
定された第五モータ50の駆動軸51の先端に装着されたピ
ニオン52と噛み合いながら揺動するように構成されてい
る。また投球行為は第一モータ53及び第二モータ54によ
り異方向に回転する一対の回転ロータ55,56からなる。
このピッチングマシン4の各モータ42,47,50,53,54
は、その回転運動を制御する投球機用コントローラ57に
よる制御を受ける。この制御コントローラ57は、図8に
示すように第三モータ47、第四モータ42、第五モータ50
は、NC制御に基づき作動するもので、所定の回転数だ
け回転するように構成されている。また第五モータ53及
び第六モータ54は、インバータ制御により所定回転で駆
動するように構成されており、その結果球種をカーブ、
シュート、フォーク等に投げ分けることが可能となる。
【0011】以上述べた構成において本発明の実施例に
かかる装置では、図1に示すように接続されている関係
から、メインコントローラ1によりピッチングマシン4
の球種、スピード及び投球方向のセッティングならびに
ピッチングマシン4と映像装置3との同期とが、フロー
チャート(図9,図10,図11,図12)及び図13
に示すタイミングチャートに基づき制御される。図9の
フローチャートに示すようにメインコントローラ1のス
イッチをONにすると装置の初期設定が行われる。する
とメインコントローラ1より映像装置3に対して初期映
像(図15)が出力される。遊技者は初期映像を見なが
ら操作手段2を操作することによりまずは投球回数及び
投球映像フォーム(投手)を選択し、命令信号をメインコ
ントローラ1に向けて発信する。発信された命令はメイ
ンコントローラ1で受信し、受信終了信号を操作手段2
に対して受信終了信号を送信する。メインコントローラ
2は、次にピッチングマシン4に対して電源をONする
ように指示すると共に選択された投球フォームの映像情
報を記憶手段12から読み込み再生装置14を介して映像装
置3に対して送信すると共に併せて投球回数の情報等を
送信して遊技者の次の指示を待つ。遊技者は映像装置3
に出力された投球フォーム映像(初期状態でポーズ)及
ぶ投球回数情報を確認した後にピッチングマシン4から
投球されるボールのスピードVx、球種又はコースを選択
し、メインコントローラ1に向けて送信する。するとメ
インコントローラ1は、その命令をピッチングマシン4
のコントローラ57に向けて送信を行い、ピッチングマシ
ン4は該受信した球種、スピードに関する命令に基づき
第一モータ53、第二モータ54を回転させ、定常状態とす
る。次に第三、第四、第五モータ42,47,50を駆動させ
ることにより投球方向(コース)即座に変更し、変更終
了しボールが投球できる状態でメインコントローラ1に
対して終了信号(トリガ信号)を発し、メインコントロ
ーラ1は投球準備完了信号を受信した状態で映像装置3
に対して投球映像をポーズ状態から活動状態に移行させ
(スタート)、スタートした時点から映像画面が投球ま
でにかかる時間(予め測定しておいた数値)を逆算し、
投球活動映像のスタートから所定時間(t秒)後にメイ
ンコントローラ1からピッチングマシン4に対して投球
命令のトリガ信号が送信され映像画面においてボールが
リリース(放たれた)された時点においてピッチングマ
シン4から遊技者に向けて所定の球種とスピードの球が
投球されることになる。投球が終了すると投球回数nの
カウンタが1回分減算され、残数が0以上の場合に再び
投球依頼待ちの状況となり、遊技者はスピードと球種等
を操作部から命令を発することにより所定の球種からな
るスピードのボールの投球を得ることができる。最終的
に投球回数の残数が0になった時点にプレイは終了し、
メインコントローラ1はピッチングマシン4に対して投
球終了命令を発し、ピッチングマシン4の駆動部の電源
がOFFにされ、併せて映像出力装置に対して終了映像
の出力を出力させて終了する。
【0012】尚、本実施例では映像情報は通常の投球モ
ーションで投球した場合の画像をキャプチャーさせたも
のであり、投球スピードの変更に伴って画像の変動速度
をボールのスピードに反比例して変化するように設定さ
れている。かかる場合に投球モーションの開始から球を
リリースするまでの放球時間Pは微妙に変化するので、
基本投球速度V0における投球開始から投球までの時間P0
を予め計測し、その数値を記憶させておき、スピードの
変化に併せて放球時間Pを演算回路にて計算させるよう
にしている。他方ピッチングマシン4における投球にか
かる発射時間m(秒)は一定であり、画像とピッチング
マシン4からの投球を同期させるためには、メインコン
トローラ1からピッチングマシン4に対する投球指示の
タイミングを微妙にずらす必要がある。
【0013】投球スピード、球種又は投球方向を変更す
るのにピッチングマシン4が要するマシン設定時間をx
秒(3秒以内)とした時、少なくともメインコントロー
ラはx時間経過後でなければ投球指示を出してはならな
いことになる。そのため本実施例の装置では、放球時間
P(変化)、発射時間m(一定)、マシン設定時間xを
考慮すると共に投球サイクル時間(7秒乃至10秒)を
考慮してメインコントローラ1は以下のタイミングチャ
ート図13,図14に示すようにピッチングマシン4か
らのトリガ信号を確認しながらプロジェクタ3の投射画
像との同期を行っている。
【0014】すなわち、ピッチングマシン4の電源スイ
ッチがON状態として、プロジェクタ3は投球待ち状態
(静止画像)にあり、メインコントローラ1を介して遊
技者の選択したスピード、球種又は投球コースに関する
指令がピッチングマシン4のコントローラ57に向けて送
信される。送信後ピッチングマシン4のコントローラ57
は各駆動モータ42,50,47,53,54を駆動させることに
より所定のスピード、球種又は投球コースにx秒(例え
ば3秒)内にマシン4をセットし、セット終了後にメイ
ンコントローラ1に対してセット終了信号(トリガ信
号)を送信する。するとメインコントローラ1がピッチ
ングマシン4が投球可能状態になったことを確認し、遊
技者が指定された投球スピードVxに反比例したスピード
にて放球映像をスタートさせ、プロジェクタ3、映写ス
クリーン35を介して投球画像を投射させる。動画投射が
スタートした時点でメインコントローラ1は予め計測さ
れた録画した際の投球スピードV0(例えば80km/sec.)に
おける放球時間P0(例えば3.2秒)を元に投球スピードV
x(90km/sec.)にあわせた放球時間P90を算出し、ピッチ
ングマシン4に対して発射時間を考慮した発射命令を出
すタイミング(P90−m)を計算し、放映開始から(P
90−m)時間経過した時点で、ピッチングマシンに対し
て発射命令のトリガ信号を送信する。すると発射命令を
受信後m秒(例えば0.2秒)後にピッチングマシン4か
ら球が投球されるために最終的にスタート時間からP90
秒後に発射されることになる。
【0015】またスピードが100km/sec.の場合には、前
述同様に発射命令を出すタイミング(P100−m)を計算
し、放映開始から(P100−m)時間経過した時点で、ピ
ッチングマシン4に対して発射命令のトリガ信号を送信
する。すると発射命令を受信後m秒(例えば0.2秒)後
にピッチングマシン4から球が投球されるために最終的
にスタート時間からP100秒後に発射されることになる。
その結果、投球スピードが早くなればなるほどこの(P
−m)時間は短縮されることとなる。本実施例の場合
は、スピードが80km、90km、100kmの場合にそれぞれ3.0
秒、2.6秒、2.4秒となる。その状態をタイミングチャー
トに表したものが図13,図14である。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかる装置で
は、投球毎にスピード、球種、コースを変更できると共
に投球スピードに伴って変動する投球モーション時間の
変動をメインコントローラがピッチングマシンに対する
投球指示の時間を任意に変更させて同期させるように構
成しているために、遊技者は投球スピードに併せて投射
される画像のイメージ通りにバッティング練習を行うこ
とができる。またスクリーンの前面に乱反射防止スクリ
ーン(上下・左右方向に凹凸を形成)を利用すれば、左
右方向に隣接させて該装置を設置しても隣の画像による
影響を受けにくいものとなり、多数設置するのに適す
る。また二階、三階式のバッテイングセンターに設置す
る場合にも上下の画像による影響を受けにくいものとな
る。 さらにプロジェクタを密閉容器内においてさらに
密閉容器で覆ったものでは、プロジェクタの主要なレン
ズに塵などが付着しにくく、メインテナンスの面におい
て優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置全体の概要を示すブロック図である。
【図2】 メインコントローラを示すブロック図である
【図3】 操作部を示すブロック図である。
【図4】 映像装置を示す平面断面図である。
【図5】 映像装置を示す側面断面図である。
【図6】 乱反射防止スクリーンの構造を示す部分拡大
斜視図である。
【図7】 ピッチングマシンの概要を示す斜視図であ
る。
【図8】 ピッチングマシンの制御系を示すブロック図
である。
【図9】 メインコントローラの作用を示すフローチャ
ートである。
【図10】 操作手段の作用を示すフローチャートであ
る。
【図11】 映像出力装置の作用を示すフローチャート
である。
【図12】 ピッチングマシンの作用を示すフローチャ
ートである。
【図13】 装置におけるボール放出のタイミングを示
すタイミングチャートである。
【図14】 異なる投球スピードにてボールを放出する
場合のタイミングチャートである。
【図15】 映像装置とピッチングマシンと配置状況を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 メインコントローラ 2 操作手段 3 映像装置 4 ピッチングマシン 6 バス 10 中央処理装置(CPU) 12 記憶手段 14 MPEG再生ボード 16 ビデオミックスボード 18 インターフェース 20 カード読み取り装置 22 操作用CPU 24 プログラムメモリー 26 操作部 30 密閉容器 31 カラープロジェクタ 32 第一反射ミラー 33 第二反射ミラー 34 第三反射ミラー 35 透過式スクリーン 36 乱反射防止スクリーン 37 密閉容器 38 冷却装置 39 冷却ファン 40 回転台 41 ねじ 42 第四モータ 43 支柱 44 揺動台 46 ねじ棒 47 第三モータ 48 投球箱 49 反円弧状ラック 50 第五モータ 51 駆動軸 52 ピニオン 53 第一モータ 54 第二モータ 55,56 回転ロータ 57 投球機用コントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面透過式映写スクリーンと、該スクリ
    ーンの後方で少なくても一方の外側に配置され且つボー
    ル発射位置をスクリーン端に隣接させた回転ローター式
    のピッチングマシンと、上記スクリーンの後ろ側に配置
    されて野球又はソフトボールのピッチャーや相手側の投
    球フォームを上記ボール発射手段に同期して上記スクリ
    ーンに後ろ側から投射する一投写レンズ式のプロジェク
    タと、前記映像装置及びピッチングマシンの制御を行う
    メインコントローラとからなる装置において、 前記ピッチングマシンがメインコントローラからの指示
    に従い所定のスピードでローターを回転させると共に投
    球方向前後及び左右の変更を数値制御式の第三、第四モ
    ータの駆動により変動し、前記ローターを収納する投球
    箱が同じく数値制御式の第五モーターの駆動により変動
    した後所定時間内にメインコントローラに対して準備完
    了の信号を送信し、さらにメインコントローラからの投
    球指示に従い命令後m秒後にボールを発射するように構
    成され、 前記プロジェクタが、メインコントローラからの送信信
    号に基づき投球フォームを静止画像と投球モーションの
    動画とを投射するように構成され、 前記メインコントローラが、プロジェクタに静止画像を
    投射させた状態で、スピード、球種又はコースに関する
    命令をピッチングマシン送信し、所定時間内で準備完了
    の信号を受信した後にプロジェクタに対して投球モーシ
    ョンの動画を投射させ、予め計測された動画の開始から
    投球時までの投球時間Pから前記ピッチングマシンの発
    射時間m秒を差し引いた時間(P−m)においてピッチ
    ングマシンに対して発射命令を送信するように構成され
    ていることを特徴とするスクリーン透過型映像投球装
    置。
  2. 【請求項2】 前記メインコントローラがプロジェクタ
    に対して送信する投球フォームの動画が、投球スピード
    vに反比例して変動するように構成され、ピッチングマ
    シンに対する発射命令の送信が基本投球スピードv0にお
    ける投球時間P0を定数として算出される投球時間Px(=v0
    ・P0/vx)から発射時間m秒を減じたタイミングで送信す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のスクリーン透過型映像投球装置。
  3. 【請求項3】 背面透過式映写スクリーンが縦長のもの
    で構成され、前記プロジェクタの投写レンズの前面に投
    射画像をレンズの左右両側を閉ざす遮蔽手段を設置した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のスクリーン透過
    型映像投球装置。
  4. 【請求項4】 背面透過式映写スクリーンが直方体状の
    ボックスの前面に設置され、プロジェクタがボックスの
    背面下部に設置されたものからなり、前記プロジェクタ
    の前面に矩形型の反射第1ミラーを映像が天井部へ向く
    ように設置され、該ボックスの天井部に映像が背面部へ
    向けて反射するように第二ミラーを設置し、さらにボッ
    クス背面部に映像が正面部の透過スクリーンに向けて反
    射するように第三ミラーを設置したもので構成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のスクリーン透
    過型映像投球装置。
  5. 【請求項5】 透過スクリーンの前面に縦方向及び横方
    向に凹凸を有する乱反射防止スクリーンを装着したこと
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のスク
    リーン透過型映像投球装置。
JP1509698A 1998-01-10 1998-01-10 スクリーン透過型映像投球装置 Pending JPH11197284A (ja)

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JP1509698A JPH11197284A (ja) 1998-01-10 1998-01-10 スクリーン透過型映像投球装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022016A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 共和技研株式会社 空気圧を用いるボール発射装置

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JP2016022016A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 共和技研株式会社 空気圧を用いるボール発射装置

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