JPH0818921A - ビデオ画像表示装置及びこれを用いた遊戯施設 - Google Patents

ビデオ画像表示装置及びこれを用いた遊戯施設

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JPH0818921A
JPH0818921A JP6153441A JP15344194A JPH0818921A JP H0818921 A JPH0818921 A JP H0818921A JP 6153441 A JP6153441 A JP 6153441A JP 15344194 A JP15344194 A JP 15344194A JP H0818921 A JPH0818921 A JP H0818921A
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JP
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video image
player
traveling
signal
image
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Application number
JP6153441A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Fujimoto
勲 藤本
Chugo Oda
忠吾 織田
Takeshi Aoki
武 青木
Masato Minematsu
真人 峯松
Kazumi Ishii
和美 石井
Hiroshi Uemura
比呂志 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザディスクに記憶されたビデオ画像を表示
する表示装置およびこれを用いた遊戯施設を提供する。 【構成】ビデオ画像が記録された記録媒体からビデオ画
像を再生する第一、第二のビデオ画像再生装置(3、
4)と、プログラムを記憶するROM(8)と、プログ
ラムを実行制御するCPU(1)とを有し、プログラム
に基づき、第一のビデオ画像再生装置によるビデオ画像
の再生出力中の所定時点において、第二のビデオ画像再
生装置に対し所定のアドレスにアクセスするように制御
し、アクセスが完了した時点で、第二のビデオ画像再生
装置からの再生ビデオ画像に切替えて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ画像表示装置およ
びこれを用いた遊戯施設に関する。
【0002】特に本発明は、第一、第二のビデオ画像再
生装置を有し、レーザディスク等の記録媒体に記憶され
たビデオ画像を第一、第二のビデオ画像再生装置により
交互に再生し、スクリーン等のモニタに表示するビデオ
画像表示装置に関し、さらにこのビデオ画像表示装置を
用いた遊戯施設に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、コンピュータの高速化、メモリ容
量の増大化等の技術の進展に伴って、ビデオ画像表示装
置の一種であるビデオゲーム装置が広く普及している。
【0004】更にこれらビデオ画像装置を家庭内で使用
するにとどまらず、テーマパーク等の遊戯施設において
も活用される動向にある。
【0005】一般に家庭内で使用するビデオゲーム装置
はその小型化という一つの要求からビデオ画像およびゲ
ームプログラムを記憶するメモリとして半導体ROMが
用いられる場合が多い。
【0006】このROMを用いたビデオゲーム装置にお
いてはランダムなアクセスが可能であるので、電子的な
アドレス選択により画像の抽出が可能である。更にその
読み出し、書き込みスピードおよびアクセスの融通性に
おいて優れている。
【0007】しかしながら、動画像等を記憶するにはか
なりの容量を有し、記憶装置として高価なものとなる。
【0008】一方、画像にコンピュータグラフィックの
みでなく、実写像を背景とするものも提案されている。
更に遊戯者とゲーム装置との間でインタアクティブな映
像を表示させようとする場合は、ROMメモリでは不充
分である。
【0009】そこでメモリ装置としてレーザディスク、
あるいはCRV、RS−232c付VTR等の記録媒体
を用いたゲーム装置がある。
【0010】しかしながら、レーザディスク等の記憶デ
ータを再生する再生装置では物理的なアクセス機構が必
要である。
【0011】この物理的なアクセス機構によりアクセス
時間が必要になり、アクセス時間中に画像が途絶えると
いう問題がある。
【0012】図12はこの従来におけるレーザディスク
再生装置を用いたビデオ画像の表示装置の1例を示す図
である。
【0013】図12(1)は、かかるレーザディスク再
生装置を用いたビデオ画像表示装置の概略構成を示す図
である。
【0014】図12(1)において、100は制御回路
であり、レーザディスク再生装置101に対し画像を読
みだすために映像が記憶されている当該アドレスを送
り、このアドレス位置に記憶されたビデオ画像をレーザ
再生装置101から読み出し、モニタ102に送り表示
を行うものである。
【0015】このような従来のレーザディスクを用いた
再生装置においては、図12(2)のような映像との間
にアクセス時間が必要となり、したがって映像が途切れ
るという問題が存在する。
【0016】即ち、図12(2)は、1例として同一の
レーザディスクに記憶される映像Aの読み出し再生に続
き、異なるアドレス位置に記憶されている映像Bを読み
出し表示を行う場合について説明している。
【0017】映像Aの表示の後に、映像Bの記憶アドレ
スをアクセスして映像Bを読みだそうとする場合、映像
Aの終了点から映像Bのアクセスを完了するまでの期間
τだけ物理的な時間を要する。
【0018】このため映像Aと映像Bとの間において、
映像が途切れることが不可避となる。
【0019】一方、テーマパーク等の遊戯施設におい
て、アトラクションの一つとしてインタアクティブな映
像を遊戯者に提供する装置が望まれている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の第一の
目的は従来のレーザディスク等の制御可能な記録媒体の
再生装置を用いたビデオ画像表示装置における上記の映
像が途切れるという問題を解決する新規なビデオ画像表
示装置を提供することにある。
【0021】特に本発明の目的は、記録媒体からビデオ
画像を再生する第一、第二のビデオ画像再生装置を設
け、このレーザディスク再生装置を交互に切替えるよう
にして映像の途切れるのを防止するビデオ画像表示装置
を提供することにある。
【0022】さらに本発明の目的は、トリガー信号を入
力する入力手段を有し、この入力手段を遊戯者が操作し
て、画像を変え得るインタアクティブなビデオ画像表示
装置を提供することにある。
【0023】また本発明の目的はビデオ画像再生装置か
ら出力されるビデオ画像が投影されるスクリーンを設け
たビデオ画像表示装置を備えた遊戯施設を提供すること
にある。
【0024】また本発明の目的は、前記のビデオ画像表
示装置を遊戯者が乗車する走行物がコース上を走行する
走行コースに設けた遊戯施設を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記のような本発明の目
的に従う本発明のビデオ画像表示装置の基本的構成は、
ビデオ画像が記録された記録媒体からビデオ画像を再生
する第一、第二のビデオ画像再生装置と、プログラムを
記憶するROMと、このROMに記憶されたプログラム
を実行制御するCPUとを有する。
【0026】このCPUは前記プログラムに基づき前記
第一のビデオ画像再生装置によるビデオ画像の再生出力
中の所定時点において、前記第二のビデオ画像再生装置
に対し所定のアドレスにアクセスするように制御し、前
記アクセスが完了した時点で、前記第二のビデオ画像再
生装置からの再生ビデオ画像に切り換えて出力する。
【0027】また前記第一のビデオ画像再生装置から切
り換えられた前記第二のビデオ画像再生装置よりのビデ
オ画像の再生出力中の所定時点において、前記CPUは
前記プログラムに基づき、前記第一のビデオ画像再生装
置に対し所定のアドレスにアクセスするように制御し、
かつ前記第一のビデオ画像再生装置に対するアクセスが
完了した時点で、前記第一のビデオ画像再生装置からの
再生ビデオ画像に再び切替えて出力するように前記第一
のビデオ画像再生装置と、前記第二のビデオ画像再生装
置からのビデオ画像を交互に切り換えて出力するように
構成する。
【0028】さらに本発明に従う遊戯施設は、遊戯者が
乗車する走行物が走行する走行コースを有する遊戯施設
であって、前記走行コース途中に前記の本発明に従うビ
デオ画像表示装置が配置される。
【0029】前記遊戯者が乗車する走行物には、赤外線
発光素子と赤外線受光素子を有し、かつ前記検知装置は
前記走行物の赤外線発光素子から発生される赤外線を前
記遊戯者の制御により発する信号として受光する赤外線
受光素子と前記CPUの制御により送られる応答信号に
対応して赤外線を発する赤外線発光素子を有するように
構成される。
【0030】
【作用】本発明に従うビデオ画像表示装置は第1、第2
のビデオ画像再生装置を有する。第一のビデオ画像再生
装置からの再生ビデオ画像の所定の時点において第二の
ビデオ画像再生装置に対するアクセスを行う。
【0031】そしてこのアクセスが完了した時点で第一
のビデオ画像再生装置からの再生ビデオ画像にふたたび
画像を切替えて第二のビデオ画像再生装置からの再生ビ
デオ画像に切替え出力するようにしている。
【0032】反対に第二のビデオ画像再生装置からのビ
デオ画像の再生中に所定の時点において第一のビデオ画
像再生装置に対するアクセスを行い、このアクセスが完
了した時点で第一のビデオ画像再生装置からの再生ビデ
オ画像に再び切り換えて出力するように交互に切替え出
力するようにしている。
【0033】これにより従来のビデオ画像表示装置にお
ける問題、すなわち例えば映像Aから映像Bに切り換え
て表示を行う場合、映像Bに対するアクセスのための物
理的な時間分映像が途切れるという問題を解決すること
ができる。
【0034】さらに本発明に従う遊戯施設は、上記のビ
デオ画像表示装置を遊戯者が乗車する走行物の走行コー
ス上に配置している。
【0035】そしてこの走行物に赤外線発光素子を設
け、この赤外線発光素子からの赤外線発光を遊戯者が制
御することにより、スクリーン上に投影されるビデオ画
像の所定の位置とのタイミングの一致により映像場面を
切り換える制御を行うことにより、遊戯者に対するイン
タアクティブな映像と遊戯を提供することが可能であ
る。
【0036】
【実施例】図1は、本発明のビデオ画像表示装置を適応
する構成例ブロック図である。
【0037】図1において、1はCPUであり、ROM
8に記憶されるプログラムを読み出しこれを実行制御す
る。さらにCPU1は共通バス2に接続され、後に説明
する他の構成要素との間で信号の授受を行う。
【0038】本発明のビデオ画像表示装置においては、
実施例として第一および第二のレーザディスク再生装置
3および4を有する。レーザディスク再生装置に代え
て、CRV、RS−232c付VTR等制御可能なビデ
オ画像再生装置を用いることが可能である。
【0039】第一および第二のレーザディスク再生装置
3、4はそれぞれパラレル/シリアル変換回路13、1
4を通して共通バス2に接続されている。さらにレーザ
ディスク再生装置3、4のそれぞれの出力は、セレクタ
ー回路5に入力される。
【0040】セレクター回路5は、I/O回路6を通し
て送られるCPU1からの切替え制御信号に基づきレー
ザディスク再生装置3または4からのビデオ画像信号を
切り替えて出力し、モニタ7に送り表示を行う。
【0041】モニタ7はセレクター回路5から送られる
ビデオ画像信号をCPU1から送られるクロックCLK
に同期して表示を行う。
【0042】一方、図1において、さらに制御回路9お
よび受信回路10、送信回路16および送信回路10お
よび受信回路16にそれぞれ接続される復調回路11お
よび変調回路15を有する。
【0043】復調回路11および変調回路15はそれぞ
れ共通バスに接続され、制御回路9との間で信号の授受
をCPU1の制御の下に行う。
【0044】受信回路10および送信回路16は後に説
明する遊戯者により発信制御されるトリガー信号の受信
およびCPU1からの応答信号の送信を行う回路であ
る。
【0045】図1に示すようなブロック構成のビデオ画
像表示装置において図2は、本発明の実施例としてのビ
デオ画像表示の内容について説明する図である。
【0046】図2は、シューティングゲームの一例であ
り、遊戯者の敵像に向けてのシューティングのタイミン
グが所定時点と一致するごとに敵を倒し、順次下方向の
映像表示へと変化させるものである。
【0047】図2において、A1乃至A6は映像Aを構
成する各シーンのビデオ画像を示している。実施例とし
て、ビデオ画像AのシーンA1乃至A6はそれぞれ敵が
現れる同一の画像であり、シーンA1乃至A6を繰り返
し読み出し表示するように構成される。
【0048】同様にB乃至Mは、それぞれ映像B乃至映
像Mを示す。そして映像B乃至映像Mは基本的に最初の
シーンのみが異なるが、他の継続するシーンは映像Aと
同じシーン内容である。
【0049】これら映像A乃至Mは、図3に示すように
同一のレーザディスクに記録されている。但し映像A乃
至映像Mはそれぞれ異なるアドレスを開始位置として記
録されている。
【0050】さらに図3において(1)は第一のレーザ
ディスク再生装置3により再生されるレーザディスクに
記録されている画像であり、(2)は第二のレーザディ
スク再生装置4により再生されるレーザディスクに記録
されている画像である。
【0051】図3により理解できるように、第一のレー
ザディスク再生装置3および第二のレーザディスク再生
装置4に対応するそれぞれのレーザディスクは、映像A
乃至映像Mを有する全く同一のビデオ画像を記憶してい
る。
【0052】さらに図2に戻り説明すると、映像Aが第
一のレーザディスク再生装置3により再生されていると
考える。
【0053】この場合、映像Aの第一のフレームA1に
おいて所定の時点においてトリガー信号があると、その
時点を契機として第二のレーザディスク再生装置4の映
像BまたはCのアドレスをアクセスする。
【0054】具体的実施例として図2において映像Aの
シーンA1の映像、さらに映像Bの第1のシーンB1お
よび第2のシーンB2の映像、さらに映像Fの第一のシ
ーンF1、さらに映像Kの第一のシーンK1に映像がつ
ながるように第一および第二のレーザディスク装置3、
4が切替え制御される例について考える。
【0055】そして映像Kにおいて、第一のシーンK1
の所定のタイミングでトリガー信号が与えられると最終
的な画像として映像Mが表示される。
【0056】上記のように映像が継続する場合の動作に
ついて再び図3に基づき説明する。
【0057】図3において、先に説明したように(1)
は第一のレーザディスク再生装置3におけるレーザディ
スクの映像A〜Mであり、(2)は第二のレーザディス
ク再生装置4のレーザディスクにおける映像A〜Mを示
す。
【0058】今第一のレーザディスク再生装置3におい
て、映像AのシーンA1を出力再生途中a1のタイミン
グでトリガー信号が入力されると、CPU1からROM
8に記憶されるプログラムに従い次に再生出力すべき映
像Bをアクセスするためにアクセス信号を第二のレーザ
ディスク再生装置4に対し送る。
【0059】そして第二のレーザディスク再生装置4に
おいて、映像Bに対するアクセスが完了した時点におい
てパラレル/シリアル変換回路14を通してCPU1に
アクセス完了信号が送られる。
【0060】そうするとCPU1は、I/O回路6を通
してセレクター回路5に切替え信号を送る。
【0061】従ってセレクター回路5は、第一のレーザ
ディスク再生装置3からの再生出力に替え、第二のレー
ザディスク再生装置4からの再生画像である映像Bを出
力するように制御される。この様子は図3の(3)にお
いて示される。
【0062】すなわち図3(3)において、まず映像A
のシーンA1が表示され、a1のタイミングにおいて発
生されるトリガー信号に基づき、アクセス信号が第二の
レーザディスク再生装置4に送られる。
【0063】この時アクセスが完了するまでのアクセス
期間tsの期間中継続して、第一のレーザディスク再生
装置3から映像Aのシーンが再生出力される。
【0064】そして第二のレーザディスク再生装置4に
おいて、映像Bに対するアクセスが完了するとセレクタ
ー回路5により切替えが行われ、第一のレーザディスク
再生装置3からの映像Aに代わり、第二のレーザディス
ク再生装置4からのビデオ画像Bが出力される。
【0065】ここで第二のレーザディスク再生装置4に
おいて、映像BのシーンB1の再生が終わり、次のシー
ンB2 を再生途中に所定のタイミングb2においてトリ
ガー信号が与えられると、再びCPU1の制御のもとに
アクセス信号がパラレル/シリアル変換回路13を通し
て第一のレーザディスク再生装置3に対し映像Fのアド
レスをアクセスすべくアクセス信号が送られる。
【0066】そしてアクセス期間tsの後にセレクター
回路5により第二のレーザディスク再生装置4からの映
像Bの再生出力に代わり、第一のレーザディスク再生装
置3から映像Fのビデオ画像が再生出力され、モニタ7
に表示される。
【0067】さらに第一の映像レーザディスク再生装置
3において、映像Fを出力する過程で、所定のタイミン
グf1においてトリガー信号が与えられると、再び第二
のレーザディスク再生装置4に対し、ROM8に記憶さ
れるプログラムに基づきCPU1から映像Kの記憶アド
レスに対しアクセスを行うように、アクセス信号をパラ
レル/シリアル変換回路14を介して、第二のレーザデ
ィスク再生装置4に送る。
【0068】そして所定のアクセス期間tsの後に映像
Kに対するアクセスが完了し、第二のレーザディスク再
生装置4からの映像KのシーンK1がセレクター回路5
により切替えモニタ7に出力される。
【0069】さらに同様に、第二のレーザディスク再生
装置4において映像KのシーンK1を再生中の所定の時
点k1においてトリガー信号が与えられると、前記と同
様にして第一のレーザディスク再生装置3の映像Mに対
するアドレス位置をアクセスすべく、アクセス信号がパ
ラレル/シリアル変換回路13を通して第一のレーザデ
ィスク再生装置3に入力される。
【0070】そしてアクセス期間tsの後に映像Mに切
り換えられ第一のレーザディスク再生装置3からセレク
タ−回路5を通してモニタ7に入力する。
【0071】以上説明したように本発明に従うビデオ画
像表示装置においては、第一および第二のレーザディス
ク再生装置3および4を有し、これらを交互に切り換え
て映像信号を出力するようにしている。
【0072】従って、図3(3)に示されるように異な
る映像は、交互に第一および第二のレーザディスク再生
装置3、4から出力されるので、画像が途切れることな
く継続した形でモニタ7に入力することが可能であり表
示が継続できる。
【0073】なお、後に説明するようにシューティング
ゲームにおいて図3(3)に示されるように映像Bにお
ける第一番目の先頭のシーンB1、映像Fの先頭のシー
ンF1、さらに映像Kの先頭シーンK1においては敵を
倒す爆発シーンが重畳されている。この爆発シーンは一
実施例としてB1とF1で同様の爆発シーンであり、K
1においては異なる爆発シーンである。この理由は後に
改めて説明する。
【0074】さらに最終の映像Mは大爆発をシーン全体
として示す図である。この大爆発の映像まで到達するこ
とにより、遊戯者はその遊戯において勝利を納めたこと
になる。
【0075】しかしもし先に説明したように所定のタイ
ミングa1乃至k1において遊戯者がトリガー信号を発
生することができない場合には、爆発シーンのない同一
の映像のみが繰り返し表示されることになる。従って爆
発シーンを表示しうることができない。
【0076】この場合には遊戯者のトリガー信号の入力
タイミングがゲームにおいて設定されている所定のタイ
ミングと一致せず、ゲームにおいて失敗ということで、
爆発シーンを遊戯者は観察することができない。
【0077】図4は、さらに上記した本発明に従うビデ
オ画像表示装置の動作をフローの形に示し理解を容易に
ならしめている。
【0078】図4において、まず画像表示装置をスター
トさせるとCPU1の制御の下にROM8に記憶された
プログラムに従って、第一のレーザディスク再生装置3
が再生を開始する(ステップS1)。
【0079】次いでこの第一のレーザディスク再生装置
3からのビデオ画像の映像がモニタ7に表示される(ス
テップS2)。
【0080】そして所定のタイミングでトリガー信号が
入力されると、このトリガー入力信号のタイミングが表
示している画像の所定時点、あるいは所定座標アドレス
と一致するか否かが判断される(ステップS3)。
【0081】そしてトリガー入力信号のタイミングが所
定時点あるいは所定座標アドレスと一致しない場合に
は、さらに第一のレーザディスク再生装置3の映像が終
了しているか否かを判断する(ステップS4)。
【0082】いまだ映像が終了していない場合には、さ
らにステップS2に戻り、第一のレーザディスク再生装
置3の映像が継続表示される。そしてステップS4にお
いて映像が終了している場合には、この時点でビデオ画
像表示装置の映像表示が終了する。
【0083】さらにステップS3に戻り、トリガー入力
信号が所定時点あるいは所定座標アドレスと一致する場
合には、第二のレーザディスク再生装置4に対するアク
セスが開始される(ステップS5)。
【0084】このアクセスを開始するアドレスは、RO
M8に記憶されるプログラムに従ってCPU1によりパ
ラレル/シリアル変換回路14に対し送られるアドレス
信号に基づきアクセスが行われる。
【0085】このアクセス信号に基づき第二のレーザデ
ィスク再生装置4においてアクセスが完了すると(ステ
ップS6)、アクセス完了信号がCPU1に送られる。
【0086】これに基づきCPU1からの切替え制御信
号がI/O回路6を通してセレクター回路5に入力され
ると、第二のレーザディスク再生装置4からの再生出力
に切り換えられセレクター回路5をとおしてモニタ7に
送られ表示が行われる(ステップS7)。
【0087】同様に第二のレーザディスク再生装置4に
おいて、ビデオ画像を再生出力中にトリガー入力信号が
あると、そのタイミングが所定の時点と一致するかある
いは所定の座標アドレスと一致するかが判断される(ス
テップS8)。
【0088】一致しない場合には、第二のレーザディス
ク再生装置4の映像が終了しているか否かが判断され
(ステップS9)、映像が終了している場合にはその時
点でビデオ画像表示装置の動作は終了する。
【0089】終了していない場合にはステップS7に戻
り、第二のレーザディスク再生装置4からのビデオ画像
の出力が継続しモニター7に表示が行われる。
【0090】またステップS8に戻り、トリガー入力信
号が所定の時点あるいは所定座標アドレスと一致すると
判断される場合には、第一のレーザディスク再生装置3
に対するアクセスが開始される(ステップS10)。
【0091】そして第一のレーザディスク再生装置3に
対するアクセスが完了する(ステップS11)と、ステ
ップS2に戻り第一のレーザディスク再生装置3からの
再生出力がセレクター5を通してモニタ7に送られ表示
が行われる。
【0092】図5は本発明のビデオ画像表示装置を用い
た本発明に従う遊戯施設を説明する図であり、遊戯施設
の一部を示している。
【0093】図5において、40は2本のレールにより
構成される走行路を示し、図5の右側部分に対しさらに
延長された走行路が存在している。
【0094】図5において、エンター部(ENTER)
から矢印に沿って走行路40を走行物が走行し、41の
ターンテーブルに到達すると、ここで向きが反転され、
さらに走行路40を継続して走行する。従ってターンテ
ーブル41以降は、後ろ向きに走行するように構成され
ている。
【0095】そして401は走行物のうしろ向きの進行
に対して、上昇する傾斜を持つ走行路部分である。走行
物は任意の駆動機構により上昇され、この傾斜の頂点に
到った時点から下り坂402を自重で加速しながら降下
走行する。
【0096】さらに再び現れる上昇向き傾斜部分401
において、走行物は同様に任意の駆動機構により上昇さ
れ、その頂点に到った以降、下り坂402を自重により
加速しながら降下走行し、曲部を有する走行路402を
経て出口(EXIT)まで走行する。
【0097】図5において、さらにスクリーン42を有
する。スクリーン42は上昇する坂道401に対向して
2か所設けられている。このスクリーン42は、先に説
明したビデオ画像表示装置のモニタ7の代わりにビデオ
画像がプロジェクタにより投影されるスクリーンであ
る。
【0098】図6は、さらに図5の構成においてターン
テーブル41と上昇走行路401との関係を斜視図とし
て示し理解を容易ならしめている。
【0099】図6において40は走行路であり走行物5
0、例えばトロッコが走行する遊戯施設内に設けられる
走行路である。
【0100】走行物50は矢印の方向に走行路40に前
方に向かい走行し、ターンテーブル41に至ると、矢印
43の向きに90度ターンテーブル41が回転すること
により走行物50はその向きが反転される。
【0101】そして反転されたまま上昇走行路401上
を図示しない任意の駆動機構により図6に示すように逆
向きに上昇し、さらにその頂点に到ると、降下走行路4
02を自重によりスピードを上げて降下走行するように
施設の走行路40が構成されている。
【0102】特にこの図6に示す遊戯施設の構造から理
解されるように、逆向きに遊戯者が走行物50に乗車し
て降下走行路402を下ることによりスピード感と緊張
感を与え、遊戯施設をより楽しむことが可能である。
【0103】本発明は、さらにこの逆向きに上昇する走
行路401の走行期間においてはスピードが緩やかにな
るので、この期間において本発明のビデオ画像表示装置
を用いてインタアクティブなゲームを楽しめるように意
図したものである。
【0104】すなわち遊戯者51が上昇走行路401を
上昇する過程において、前方にスクリーン42と対面す
るような位置にスクリーン42が配置されている。
【0105】図7は、さらにこの上昇走行路401とス
クリーン42および走行物50との関係を模式的に横方
向から観察した図である。
【0106】すなわち走行物50は、矢印方向に、遊戯
者51が後ろ向きとなって走行するように上昇路401
を上昇する。この過程において遊戯者51はスクリーン
42と対面することになる。
【0107】スクリーン42にはプロジェクター52に
よりレーザディスク再生装置3または4から出力される
ビデオ画像が投影表示される。走行物50にはその前部
に赤外線発光素子および受光素子よりなる赤外線素子部
501を有する。
【0108】さらに走行物50の前部には銃を模した銃
部502が備えられている。走行物50には図7には図
示しないスイッチ、即ち遊戯者51に操作されあたかも
銃を操作して弾を発射するごとく押されるスイッチボタ
ンを有する。
【0109】このスイッチボタンを遊戯者51が押下す
ることにより赤外線素子部501の赤外線発光素子から
赤外線が発光される。この赤外線は、スクリーン42の
下部に設けられた同様の赤外線発光素子および赤外線受
光素子よりなる検知装置421により受光される。
【0110】遊戯者51によるスイッチボタン押下によ
り、赤外線素子部501からの赤外線発射およびスクリ
ーン42の下部に設けられた検知装置421の赤外線発
光素子からの赤外線を受光して処理する制御回路500
が走行物50内部に設けられている。
【0111】この制御回路500の構成及び動作は後に
更に詳しく説明する。
【0112】図8は図7における走行物50の構造の1
例を示す概略図である。
【0113】図8において、(1)は走行物50の平面
図であり、(2)は正面図であり、(3)は平面図
(1)の中央線より切断した断面図である。
【0114】尚、これら図8(1)〜(3)において、
本発明と直接関係しない部分については省略して図示し
ている。
【0115】図8(1)〜(3)に共通して501は、
図7において説明した走行物50の前方に備えられる赤
外線発光素子および受光素子を有する赤外線素子部であ
る。
【0116】502は、銃を模した銃部であり、同様に
走行物50の前方に向けて突き出されている。
【0117】図8の例ではこの銃部502は一組の銃と
して2つ備えられている。
【0118】従って、銃部502に対応して二つの銃操
作部503a、503bが備えられている。
【0119】これにより走行物50には二人の遊戯者が
乗車し、それぞれ対応する銃部502の操作部503
a、503bを操作することが可能である。
【0120】操作部503a、503bにはそれぞれ図
示しないスイッチボタンが備えられている。
【0121】505a、505bは表示部であり、操作
部503a、503bのボタンスイッチの操作等の状況
が表示される。
【0122】506はコイルスプリングであり、遊戯者
51が操作部503a、503bのボタンスイッチを押
下することにより銃部502がコイルスプリング506
が図示しない付勢機構により付勢され、コイルスプリン
グ506の弾力性により上下振動が与えられる。する。
この振動により機関銃を操作するごときを感触を遊戯者
に与えることが可能である。
【0123】図8において、40は走行路を構成する平
行レールであり、このレールに対し上下および外側から
ゴムローラ401、402、403が挟み込むように取
り付けられている。従ってゴムローラの回転により走行
路40に沿って走行物50が走行することが可能であ
る。
【0124】404は上部のゴムローラ401と接触す
る車輪であり、その軸は走行物50の本体に接続されて
いる。
【0125】図9は走行路40の途中に置かれるスクリ
ーン42に、TVモニタの走査方式と同様にしてプロジ
ェクター52により走査投影して表示される画像の一例
を説明する図である。
【0126】図9において42はスクリーンであり、こ
のスクリーンには例えば奥行きのある実写ビデオ画像4
20が背景として表示され、それにモンスター421の
像が合成表示されている。このモンスター421がスク
リーン42の各所に移動するようなゲームの内容を有す
る。
【0127】図9において、さらにスクリーン42に表
示される422は爆発像である。図2あるいは図3にお
いて説明したように、第一のレーザディスク再生装置3
または第二のレーザディスク再生装置4から他方のレー
ザーディスク再生装置に切り換えられて表示される際に
初期画面として敵(モンスター421)を倒す印として
爆発画像422が表示される。
【0128】遊戯者51は、レーザディスク再生装置を
切替え得るように銃部502の操作部503a、又は5
03bのボタンスイッチを所定のタイミングに一致する
タイミングで押下すると、切り換えられたビデオ画像に
おいて爆発像422を観察することが可能である。これ
により遊戯者51は、自己の銃操作の好タイミングを認
識して楽しむことができる。
【0129】尚、ここで図2及び図3において説明した
ように、例えば、映像AのシーンA1から映像B又はC
の映像への切り換えは、上記の操作部503a又は50
3bのいずれかのボタンが押下されたかによって決ま
る。これは、二人の遊戯者が51のそれぞれが対応する
操作部503a又は503bを操作し、これを区別する
ためである。
【0130】一方、図9において901、902は後に
説明する画像表示装置本体内に備えられる制御回路9内
のXYカウンターである。90を構成するXカウンター
901、Yカウンター902である。このX及びYカウ
ンター901、912にはスクリーン42に投影される
ビデオ画像の走査座標アドレスに対応してそれぞれの水
平方向および垂直方向のカウンター値が示される。
【0131】例えば、図9においてモンスター421の
目の点の座標アドレスに走査点が位置するとき、水平方
向カウンター901にはXが、垂直方向のカウンター9
02にはYの座標アドレスがカウンター値として示され
る。
【0132】図10は、本発明のビデオ画像表示装置本
体の制御回路9(図1参照)の詳細構成例とCPU1、
他との接続関係を説明するブロック図である。
【0133】図10において、制御回路9はXYカウン
ター90、デコーダー91、92およびアンドゲート9
3、94を有して構成される。
【0134】図10において、CPU1、I/O回路
6、ROM8、復調器11、変調器15および並列/直
列変換回路13、14は図1に示す対応する参照数字の
回路と同一である。
【0135】これらは図1において、共通バス2により
接続されているが図10では共通バスは省略して図示し
ている。
【0136】制御回路9のXYカウンター90は、Xお
よびYカウンター901および902(図9参照)を有
して構成され、同期クロックCLKに基づく水平走査、
垂直走査信号に対応してそれぞれXY値をカウントして
XY座標アドレスとして出力する回路である。
【0137】デコーダー91はこのXYカウンター90
からのXY座標アドレスを入力し、CPU1により予め
セットされている座標アドレス値と比較する。
【0138】XYカウンター90の座標値をデコーダー
91で判断し、これがCPU1により予めセットされて
いるXY座標アドレス値、すなわち図9のスクリーン4
2における、例えばモンスター421の左目に対応する
座標位置(X、Y)の値と一致する場合にはその一致出
力をアンドゲート93、94に出力する。
【0139】一方、復調器11より入力されるトリガー
信号はデコーダ92に入力する。デコーダ92において
入力したトリガー信号をデコードして、そのデコードさ
れた値によりアンドゲート回路93または94にゲート
信号を入力する。
【0140】従ってアンドゲート93および94はデコ
ーダー91および92の出力が双方入力されるときにC
PU1に信号を送る。
【0141】CPU1はアンドゲート93または94か
らの入力がある場合には後に説明するように図1の受信
回路10に入力される入力トリガー信号がスクリーン4
2上のデコーダー91に予めセットした所定座標アドレ
ス位置を走査するタイミングとトリガー信号のタイミン
グが一致していることを認識する。
【0142】従って、この場合CPU1はパラレル/シ
リアル変換回路13または14を通して第一のレーザデ
ィスク再生装置3または第二のレーザディスク再生装置
4に対しアクセス信号を送る。
【0143】そして対応するレーザディスク再生装置3
または4からアクセス完了信号をCPU1が受信すると
I/O回路6を通してこれまで画像を出力していたレー
ザディスク再生装置3または4から切り替えて、アクセ
スが完了したレーザディスク再生装置3または4の出力
を有効とすべくセレクター回路5をとおしてモニタ7に
画像信号を入力するように制御する。
【0144】同時にCPU1は、入力トリガー信号と予
めセットしたデコーダー91の座標アドレス値とが一致
したことを示す応答信号を変調器15を通して出力す
る。図1において、この変調回路15を通してCPU1
から応答信号が入力されると送信回路16により応答信
号が遊戯者51側に送信される。
【0145】先に図5乃至図7において示した本発明の
ビデオ画像表示装置を用いた遊戯施設においては、この
送信回路16をとおしてCPU1から送られる応答信号
は、スクリーン42の下部に設けられた検知器421に
入力される。
【0146】ここで再び図7を参照すると、送信回路1
6より送られた応答信号は検知器421の赤外線発光素
子により赤外線出力に変換され、走行物50の前方に備
えられた赤外線素子部501の赤外線受光素子に検知さ
れるべく放射される。
【0147】図11は、走行物50に備えられる制御回
路500の構成例であり、特に赤外線素子部501にお
ける赤外線発光素子および赤外線受光素子に対する信号
を処理する回路部分を示すものである。
【0148】図11において、505はCPUであり、
501Rは赤外線受光素子、501Tは赤外線発光素子
である。501は復調器であり、赤外線受光素子501
Rにより受信される、検知器421の赤外線発光素子か
ら発射された赤外線信号を復調し、二つの信号a、bの
いずれかの信号を出力し、CPU505に入力する。
【0149】CPU505は、送られた復調器501D
からの信号aまたはbにより対応する表示装置505a
または505bに表示信号を送る。
【0150】ここで復調器501Dからの出力に信号a
またはbが存在する意味は次の理由による。
【0151】図10において復調器11に入力するトリ
ガー信号がデコーダ92において判断され、これに応じ
てゲート93又は94に入力する信号a、bが出力され
る。
【0152】従ってCPU1からの応答信号も、この信
号a、bに対応するものである。
【0153】例えばCPU505に入力する赤外線応答
信号がaである場合には、走行物50の操作部503a
(図8参照)におけるボタンスイッが押下され、これが
所定の座標アドレスタイミングと一致したことを示し、
対応する表示装置505aに表示されることになる。
【0154】一方、CPU505には操作部503aま
たは503bから対応するボタンスイッチが押下された
側の信号が入力される。
【0155】CPU505はこれら入力される操作部5
03aまたは503bからの信号に対応し、変調器50
1Mに対し信号aまたはbを送り、対応した変調信号が
変調器501Mから出力される。
【0156】501Tは赤外線発光素子であり、変調器
501Mにおいて変調されたaまたはbの信号が赤外線
として出力され、スクリーン42の下部に設けられた検
知器421の赤外線受光素子に入力される。
【0157】検知器421の赤外線受光素子により受光
された信号はトリガー信号として本体装置側の受信回路
10、復調器11をとおして制御回路9のデコーダ92
に入力する。従って、デコーダ92において、先に説明
したように信号aまたはbの識別が行われる。
【0158】更に、CPU505は入力される操作部5
03aまたは503bからの信号に対応し、駆動回路5
06aまたは506bに駆動信号を送る。
【0159】駆動回路506aまたは506bはCPU
505から駆動信号があると、対応するコイル506
(図8(2)参照)に対し駆動電力を供給し、対応する
操作部503a、503bのハンドル部分が上下に振動
し、遊戯者の操作に対応して振動応答が与えられる。こ
れにより遊戯者に対し機関銃を操作したごとき感覚を与
えることが可能である。
【0160】
【発明の効果】以上実施例にしたがって説明したように
本発明は2つのレーザーディスク再生装置を有してい
る。
【0161】これによりビデオ画像を交互にレーザーデ
ィスク再生装置から交互に出力することができ、同時に
映像の切れ目をなくすことが可能である。
【0162】さらにかかる本発明のビデオ画像表示装置
を遊戯施設に備えることが可能であり、走行物に乗車す
る遊戯者に退屈感を与えずにインタアクティブをビデオ
画像ゲームを楽しませることが可能である。
【0163】これにより、より遊戯感を与える遊戯施設
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のビデオ画像表示装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明に従うビデオ画像表示制御を説明する図
である。
【図3】ビデオ画像切替えの一例を示す図である。
【図4】本発明に従う表示制御の動作フローである。
【図5】本発明のビデオ画像表示装置を用いる遊戯施設
の一例である。
【図6】本発明の遊戯施設を説明する図である。
【図7】本発明のビデオ画像表示装置と遊戯施設との関
係を説明する図である。
【図8】本発明の遊戯施設の走行物50の一構成例を示
す図である。
【図9】スクリーンに表示される画像を説明する図であ
る。
【図10】制御回路9の構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】走行物50内の制御回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【図12】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 共通バス 3 第一のレーザディスク再生装置 4 第二のレーザディスク再生装置 5 セレクター回路 6 I/O回路 7 モニタ 8 ROM 9 制御回路 10 受信回路 11 復調回路 13、14 パラレル/シリアル変換回路 15 変調回路 16 送信回路 40 走行路 41 ターンテーブル 42 スクリーン 50 走行物 51 遊戯者 401 上昇する走行路 402 下降する走行路 421、501 赤外線素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯松 真人 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・エンタープライゼス内 (72)発明者 石井 和美 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・エンタープライゼス内 (72)発明者 植村 比呂志 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・エンタープライゼス内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ画像が記録された記録媒体から該ビ
    デオ画像を再生する第一、第二のビデオ画像再生装置
    と、 プログラムを記憶するROMと、 該ROMに記憶されたプログラムを実行制御するCPU
    とを有し、 該CPUは、該プログラムに基づき、該第一のビデオ画
    像再生装置によるビデオ画像の再生出力中の所定時点に
    おいて、該第二のビデオ画像再生装置に対し所定のアド
    レスにアクセスするように制御し、 該アクセスが完了した時点で、該第二のビデオ画像再生
    装置からの再生ビデオ画像に切替えて出力し、 該第一のビデオ画像再生装置から切替えられた該第二の
    ビデオ画像再生装置よりのビデオ画像の再生出力中の所
    定時点において、前記CPUは、該プログラムに基づ
    き、該第一のビデオ画像再生装置に対し所定のアドレス
    にアクセスするように制御し、 且つ該第一のビデオ画像再生装置に対するアクセスが完
    了した時点で、該第一のビデオ画像再生装置からの再生
    ビデオ画像に再び切替えて出力するように該第一のビデ
    オ画像再生装置と該第二のビデオ画像再生装置からのビ
    デオ画像を交互に切り換えて出力するように構成された
    ことを特徴とするビデオ画像表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 更にトリガ信号を入力する入力手段を有し、 該入力手段からのトリガ信号の入力タイミングと前記所
    定時点が一致した時に前記第一のビデオ画像再生装置に
    対する所定のアドレスへのアクセス又は、前記第二のビ
    デオ画像再生装置に対する所定のアドレスへのアクセス
    を行うように構成されたことを特徴とするビデオ画像表
    示装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 更に、前記第一、第二のビデオ画像再生装置から出力さ
    れるビデオ画像が投影表示されるスクリーンと、 該スクリーンの近傍に位置する検知装置を有し、 該検知装置は、遊戯者の制御により発する信号を検知
    し、該検知した信号を前記入力手段に送るように構成さ
    れたことを特徴とするビデオ画像表示装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記検知装置は、更に前記遊戯者の制御により発する信
    号に基づき、前記入力手段により入力されるトリガ信号
    の入力タイミングが前記所定時点と一致した時、前記C
    PUの制御により送られる応答信号を前記遊戯者側に発
    信する機能を有することを特徴とするビデオ画像表示装
    置。
  5. 【請求項5】遊戯者が乗車する走行物がコース上を走行
    する走行コースを有する遊戯施設において、 該走行コース途中に請求項4に記載のビデオ画像表示装
    置が配置され、 該遊戯者が乗車する走行物には、赤外線発光素子と赤外
    線受光素子を有し、 且つ前記検知装置は、該走行物の赤外線発光素子から発
    せられる赤外線を該遊戯者の制御により発する信号とし
    て受光する赤外線受光素子と前記CPUの制御により送
    られる応答信号に対応して赤外線を発光する赤外線発光
    素子を有することを特徴とする遊戯施設。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記遊戯者が乗車する走行物は、少なくとも二人の遊戯
    者が乗車可能であって、且つ前記走行物の赤外線発光素
    子から発する赤外線に、該少なくとも二人の遊戯者のい
    ずれの制御により発した信号であるかの情報を含むよう
    に制御する制御回路を備え、 更に該制御回路は、前記走行物の赤外線受光素子が検知
    する前記検知装置の赤外線発光素子が発した赤外線に基
    づき、該少なくとも二人の遊戯者のいずれの制御により
    発した信号に対応する応答信号であるかの識別及び表示
    を行うように構成されたことを特徴とする遊戯施設。
  7. 【請求項7】請求項5または6において、 更に、前記ビデオ画像表示装置が配置される前記走行コ
    ースの位置の直前に回転テーブルを有し、 前記遊戯者が乗車する走行物は、該回転テーブルにより
    その進行方向が逆転され、該走行物は、前記スクリーン
    に前方を向け逆向きに走行するように構成されたことを
    特徴とする遊戯施設。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記遊戯者が乗車する走行物が前記スクリーンに前方を
    向け逆向きに走行する前記走行コースの所定期間は、走
    行方向に対し、該走行物が上昇していくような傾斜を有
    するように構成されたことを特徴とする遊戯施設。
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