JPH053968A - 映像表示、及びその表示に連動する運動装置 - Google Patents

映像表示、及びその表示に連動する運動装置

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JPH053968A
JPH053968A JP3153382A JP15338291A JPH053968A JP H053968 A JPH053968 A JP H053968A JP 3153382 A JP3153382 A JP 3153382A JP 15338291 A JP15338291 A JP 15338291A JP H053968 A JPH053968 A JP H053968A
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video
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motion
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JP3153382A
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English (en)
Inventor
Akihiro Aoyama
明宏 青山
Kazutsugu Kaneko
一嗣 金子
Akira Tajiri
章 田尻
Iwao Okamura
巌 岡村
Yuzo Tanaka
裕三 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • G09B9/06Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of ships, boats, or other waterborne vehicles
    • G09B9/063Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of ships, boats, or other waterborne vehicles by using visual displays

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像を表示すると共に、その表示された映像
の動きに連動して座席等を運動させる映像表示、及びそ
の表示に連動する運動装置に関し、多種多様な映像ソフ
トが用意でき、その用意された映像ソフトを手軽に選択
できるようにして、臨場感を伴う映像を容易に楽しむこ
とができるようにすることを目的とする。 【構成】 少なくとも映像情報と該映像情報に対応する
運動情報と、該映像情報を識別する識別情報とを含む映
像・運動情報を複数記憶する記憶媒体と、読み出すべき
映像・運動情報の識別情報を指定する情報選択手段と、
前記情報選択手段において指定された識別情報に基づ
き、対応する映像・運動情報を読み出す情報読出し手段
と、映像情報を表示する表示手段と、運動情報により所
定の運動を行う運動手段と、読み出された映像・運動情
報を監視し、指定した識別情報と一致しないとき読み出
しを停止する監視手段とを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像を表示するととも
に、その表示された映像の動きに連動して座席等を運動
させる映像表示、及びその表示に連動する運動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、ジェットコースターに乗
ってそこから撮影した映像ソフトを映写装置に再生表示
して、同時にジェットコースターの上昇・下降に伴う運
動(物理的変位)を座席に疑似的に与えるようにした装
置、すなわち、乗り物に乗った時の状態と同じような状
況をシュミレートして、表示した映像に臨場感を与える
映像表示、及びその表示に連動する運動装置が提供され
てきている。
【0003】このような装置は、例えば、特開昭61−
68074号公報に開示されている。この公報に開示さ
れている装置は、座席と映写設備を備えたドーム状の映
写室に運動機構を設けた装置であり、その運動機構は、
映写室を支える駆動軸と、その駆動軸を駆動制御する油
圧サーボ機構を有する油圧部と、その油圧部と映写設備
とを制御するコントローラと、油圧部を介して駆動軸を
駆動制御するためにあらかじめ作成されたモーション・
データを記憶する記憶部から成るもので、コントローラ
が所定の同期情報に基づいて記憶部から映像情報に対応
するモーション・データを読み出し、その読み出したモ
ーション・データに基づいて油圧部を介して駆動軸を駆
動制御するようにして、映写室を映像に対応させて揺動
駆動することによる臨場感を観客に提供するようにした
映像表示、及びその表示に連動する運動装置である。
【0004】なお、映写室等を揺動駆動する装置に関し
ては、特開昭58−41592号公報、実開昭60−1
92873号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置では、オペレータが操作して映像ソフト
をセットする必要があり、また、観客へはオペレータが
セットした映像ソフトのみが提供され、観客は好みの映
像ソフトを自由に選択することができないために、何度
も搭乗する気にはならない等、多様な娯楽を提供するも
のとはなっていなかった。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みて創案さ
れたもので、多種多様な映像ソフトが用意でき、その用
意された映像ソフトを手軽に選択できるようにして、臨
場感を伴う映像を容易に楽しむことのできる映像表示、
及びその表示に連動する運動装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本ブ
ロック図である。上記目的を達成するための本発明の手
段は、図1に示すように、少なくとも映像情報と該映像
情報に対応する運動情報と、該映像情報を識別する識別
情報とを含む映像・運動情報S1 、…、Snを複数記憶
する記憶媒体Mと、前記複数の映像・運動情報の中から
読み出すべき映像・運動情報の識別情報を指定する情報
選択手段1と、前記情報選択手段1において指定された
識別情報に基づき、対応する映像・運動情報を読み出す
情報読出し手段2と、前記情報読出し手段2により読み
出された映像情報を表示する表示手段3と、前記情報読
出し手段2により読み出された運動情報により所定の運
動を行う運動手段4と、前記情報読出し手段2により読
み出された映像・運動情報の識別情報を監視し、前記情
報選択手段1の指定した識別情報と一致しないときに前
記情報読出し手段2における読出し動作を停止させる監
視手段5とを構成する映像表示、及びその表示に連動す
る運動装置である。
【0008】また、前記記憶媒体Mを複数収納する収納
手段を備え、前記情報読出し手段2は、前記収納手段に
収納されている複数の記憶媒体から、前記情報選択手段
1において指定された識別情報に対応する映像・運動情
報が記憶されている記憶媒体を選択し、前記指定された
識別情報に対応する映像・運動情報を読み出すようにす
ることが好ましい。
【0009】さらに、前記記憶媒体に記憶される映像・
運動情報は、複数に分割されその分割された情報を識別
する分割識別情報を含み、前記情報選択手段1は、前記
複数の映像・運動情報の中から読み出すべき映像・運動
情報の各分割識別情報を順次指定し、前記情報読出し手
段2は、前記情報選択手段1において指定された分割識
別情報に対応する分割映像・運動情報を読み出し、前記
監視手段5は、前記情報読出し手段2により読み出され
た映像・運動情報の分割識別情報を監視し、前記情報選
択手段1の指定した分割識別情報と一致しないときに、
前記情報読出し手段2における読出し動作を停止させる
ようにすることが好ましい。
【0010】また、前記情報選択手段1は、読み出すべ
き映像・運動情報の各分割識別情報の中から所定数の分
割識別情報を順次指定するようにしても良い。また、前
記情報選択手段2は、1の映像・運動情報の分割識別情
報の指定順序を、その映像・運動情報を読み出す毎に異
なる順序にして順次指定するようにすることが好まし
い。
【0011】さらに、前記情報選択手段2は、読み出す
べき映像・運動情報の各分割識別情報の中から指定すべ
き分割識別情報の数を、その映像・運動情報を読み出す
毎に異なる指定数にするようにすることが好ましい。
【0012】
【作用】本発明は、例えば光記録媒体のような映像記憶
容量の大きな記憶媒体に、あらかじめ映像情報と、例え
ばその映像の中の動きに対応する運動情報を、その映像
と運動が対応する状態で同時に読み出せるように記憶さ
せた映像・運動情報を複数記憶させて、所望する映像・
運動情報を随時読み出させるようにして、多種多様な映
像表示とその表示に連動する運動を実現させるものであ
る。
【0013】すなわち、情報選択手段1は記憶媒体に記
憶されている映像・運動情報の中から、読み出すべき映
像・運動情報を選択して、その読み出すべき映像・運動
情報の識別情報を情報読出し手段2に指定する。情報読
出し手段2は、指定された識別情報の映像・運動情報に
記憶されている情報を読み出す。読み出された情報のう
ち、映像情報は表示手段3に送出され、同時に運動情報
は運動手段4に送出される。表示手段3では、映像情報
による映像が表示され、運動手段4では、表示手段3に
表示される映像と連動するように運動情報による所定の
運動がなされる。また、監視手段5は、情報選択手段1
の指定する識別情報を得ると共に、情報読出し手段2か
ら読み出された映像・運動情報の識別情報を得て、両者
を比較することにより読み出すべき映像・運動情報が正
しく読み出されたかどうかを監視し、異なる映像・運動
情報が読み出されたときに、情報読出し手段2における
読出し動作を停止させる。
【0014】また、複数の記憶媒体を収納する収納手段
を備え、情報読出し手段2が複数の記憶媒体から映像・
運動情報を読み出すようにすれば、多様性が増加され
る。また、記憶される映像・運動情報が、複数に分割さ
れその分割情報を識別する分割識別情報を含み、情報選
択手段1および情報読出し手段2における処理が分割映
像・運動情報単位にすることにより、さらに多様性が増
加される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。 第1の実施例 以下に示す実施例では、記憶媒体として光記録媒体であ
るレーザービジョンディスク(以下、「LD」という)
を利用している。LDには音声情報を含む映像情報と、
映像信号の垂直帰線区間中の定められた走査線となる情
報域(垂直ブランキング)に、フレーム番号、チャプタ
番号、制御コード、運動情報などの各種の情報が記録さ
れる。1枚のLDには数分から数十分の映像ソフトが複
数記録され、それぞれの映像ソフトには識別情報として
のチャプタ番号が付されて記録されている。
【0016】それぞれの映像ソフトは、ジェットコース
ターや渓流を下るボートなどの乗り物の上から撮影した
映像や、SFX(特殊撮影)、コンピュータグラフィッ
クス、アニメなどの動画であり、それらの映像内の動き
と同時的に、例えばジェットコースターであれば、上昇
・下降に伴う上下動や加速、前後左右の傾きや動きな
ど、あらかじめ測定または算出された運動情報が、後述
する油圧サーボ機構への油圧制御情報に換算されて、そ
れぞれの映像ソフトの前記垂直帰線区間中となる情報域
に記録され、映像・運動情報を形成している。
【0017】図2は、本発明の一実施例の構成図であ
る。同図において、11はLDプレーヤーであり、LD
に記録されている情報を再生する。12はLDオートチ
ェンジャーであり、複数のLDを収納すると共に、指定
されたLDをLDプレーヤー11へローディイングおよ
びアンローディングを行なう。13は制御装置であり、
LDオートチェンジャー12に収納されている映像ソフ
トの名称とディスク番号およびチャプタ番号があらかじ
め記憶され、映像ソフト選択キー、スタートスイッチ、
繰り返し設定キー、およびランダム選択キー等が配設さ
れている設定入力キー131と、種々の案内情報を表示
する案内表示画面132と、磁気カードおよびICカー
ドの読出しおよび書込みを行うカードリーダー・ライタ
ー133とを前面に備え、各種制御を行なう。14は表
示手段である映像表示装置であり、LDプレーヤー11
から再生された映像情報を表示する。15は音声再生手
段であるオーディオ装置であり、LDプレーヤー11か
ら再生された音声情報を出力する。16は座席、17は
カプセルであり、映像表示装置14、オーディオ装置1
5、および座席16を収容する。18はカプセル17を
揺動する運動手段としてのカプセル揺動装置であり、カ
プセル17を支持する駆動軸(図示せず)と、その駆動
軸を駆動制御する油圧サーボ機構(図示せず)とを有
し、LDプレーヤー11から再生された油圧信号によ
り、カプセル17を一定範囲内で前後・左右・上下に移
動および傾斜させる。上記構成において、LDプレーヤ
ー11、LDオートチェンジャー12、および制御装置
13により本発明の収納手段、情報読出し手段、情報選
択手段、および監視手段が形成される。なお、映像表示
装置13は普通のテレビでもよいが、画面を大型化して
臨場感を増すためにはプロジェクションTVが好適であ
る。
【0018】上記構成では、まず、カプセル17に搭乗
しようとする者は必要があれば磁気カードまたはICカ
ード等のプリペイカードをカードリーダー・ライター1
33にセットして、制御装置13において料金その他の
手続きが行われる。そして、制御装置13の案内表示画
面132には、LDオートチェンジャー12に収納され
ているLDの映像ソフトの一覧表が表示され、搭乗者が
その中から好みの映像ソフトを設定入力キー131から
入力すると、制御装置13では選択された映像ソフトが
記録されているLDのディスク番号をLDオートチェン
ジャー12に送り、LDプレーヤー11へローディイン
グさせる。そして、選択された映像ソフトのチャプタ番
号をLDプレーヤー11に送り、LDプレーヤー11に
おいて選択された映像ソフトの情報を再生させる。再生
された情報は制御装置13においてデコードされ、映像
情報は映像表示装置14へ、音声情報はオーディオ装置
15へ、運動情報はカプセル揺動装置18へ送られる。
これにより、搭乗者は座席16に座って映像表示装置1
4に表示される映像を観賞しながら、カプセル揺動装置
18が作動して映像の中の動きに連動して座席16と共
に揺動し、臨場感のある映像観賞を体験することができ
る。
【0019】図3は、上記構成の制御系のブロック図で
ある。同図に示すように、LDプレーヤー11は、LD
を回転させるスピンドルモータ11aと、そのスピンド
ルモータ11aの回転軸に固着され、LDを担持するタ
ーンテーブル11bと、レーザを発光/受光する光ピッ
クアップや各種のサーボ機構を有し、LDの記録情報を
再生する光学系ピックアップ機構11cと、その光学系
ピックアップ機構11cの再生信号を増幅するアンプ1
1dと、光ピックアップを支持してLDの半径方向に移
動させるスライダ(図示せず)を制御するピックアップ
制御モータ11eと、スピンドルモータ11aおよびピ
ックアップ制御モータ11eを駆動するモータ駆動回路
11fを有する。このモータ駆動回路11fにチャプタ
番号のデータが入力されると、モータ駆動回路11f
は、ピックアップ制御モータ11eを制御して、入力さ
れたチャプタ番号の開始トラック位置に光ピックアップ
を移動させ、入力されたチャプタ番号の記録情報の再生
制御を開始する。これにより増幅された再生信号がアン
プ11dから出力される。
【0020】LDオートチェンジャー12は、複数枚の
LD(D1 、D2 、…、DN-1 、D N )を所定のピッチ
で順に配列収納するマガジン12aと、そのマガジン1
2aに収納されているLDの中から指定された1枚をL
Dプレーヤー11のターンテーブル11b上に搬送して
セットし、さらにそのセットしたLDを収容するディス
ク・チェンジ機構12bと、そのディスク・チェンジ機
構12bの動力源であるディスク・チェンジモータ12
cと、そのディスク・チェンジモータ12cを駆動する
ディスク・チェンジ駆動回路11dを有する。このディ
スク・チェンジモータ12dにLDのディスク番号のデ
ータが入力されると、ディスク・チェンジ駆動回路11
dは、ディスク・チェンジモータ12cを制御して、L
Dプレーヤー11にLDがセットされていればそのLD
を収納した後、入力されディスク番号のLDを選択し
て、そのLDをLDプレーヤー11のターンテーブル1
1b上に搬送してセットする。
【0021】制御装置13は、プロセッサ(MPU)、
ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access
Memory)からなるメモリを有するマイクロコンピュータ
で形成されるコントローラ13aと、FM復調回路、デ
ジタル情報分離回路等を有し、LDプレーヤー11で再
生された信号を入力して映像信号、音声信号、油圧信
号、およびデジタル情報であるチャプタ番号等にデコー
ドし、映像信号を映像表示装置14へ、音声信号をオー
ディオ装置15へ、油圧信号をカプセル揺動装置18へ
出力するデコーダ13bと、設定入力キー131のキー
入力を管理する設定入力回路13cと、案内表示画面1
32への表示を制御する表示制御回路13dと、カード
リーダー・ライター133を制御するカード書込み/読
取り回路13eとを有する。なお、コントローラ13a
のメモリには、LDオートチェンジャー12に収納され
ているLDに記録されている映像ソフトの全てが、その
名称と記録するディスク番号とチャプタ番号とからなる
管理情報として記憶されている。
【0022】カプセル揺動装置18は、カプセル17を
支持する駆動軸(図示せず)を駆動制御する油圧サーボ
機構18aを有し、その油圧サーボ機構18aはデコー
ダ15から出力される油圧信号を入力し、その油圧信号
に従って駆動軸を駆動制御する。
【0023】図4は、上記コントローラ13aの制御フ
ローチャートである。同フローチャートによりコントロ
ーラ13aの制御を説明すると、まず、コントローラ1
3aは、メモリに記憶している映像ソフトの情報を一覧
表にして案内表示画面132に表示して、搭乗者に選択
を促す(S401、S402)。映像ソフトの選択が設
定入力キー131に設けられた映像ソフト選択キーから
入力されると、その選択された映像ソフトを記憶し、ス
タートスイッチまたは繰り返し設定スイッチの入力チェ
ックを行う。繰り返し設定スイッチの入力があると続い
て入力される繰り返し回数を繰り返し設定の旨と共に記
憶する(S403、S404、S405)。
【0024】そして、スタートスイッチの入力がある
と、選択された映像ソフトが記憶されているLDのディ
スク番号をディスク・チェンジ駆動回路12dに出力し
(S406)、そのLDをLDプレーヤー11にロード
させる。LDがLDプレーヤー11にセットされると、
選択された映像ソフトのチャプタ番号をモータ駆動回路
11fに出力し(S407)、選択された映像ソフトの
情報を再生させる。再生された情報の中から再生されて
いる映像のチャプタ番号をデコーダ13bから読み取
り、選択された映像ソフトが再生されているかどうかを
チェックし(S408、S409)、選択された映像ソ
フトと異なる映像ソフトが再生されている場合には、モ
ータ駆動回路11fへの停止処理を行い、続いて案内表
示画面132へ再生エラーの表示を行い(S410、S
411)、終了する。
【0025】選択された映像ソフトが正しく再生されて
いる場合には、そのまま継続してデコーダ13bからチ
ャプタ番号を読み取り、選択された映像ソフトの再生が
終了したかどうかをチェックする(S412、S41
3)。映像ソフトの再生が終了すると、繰り返し設定が
されているかどうかをチェックし(S414)、繰り返
しの設定がされていなければ終了とし、設定されている
場合には実行回数を更新して、設定回数だけの繰り返し
が終了したかどうかをチェックし、終了していればこの
一連の動作を終了とし、設定回数だけ実行されていなけ
ればS407のステップに戻り(S415、S41
6)、再度モータ駆動回路11fにチャプタ番号を出力
して繰り返す。
【0026】このように本実施例では、LDオートチェ
ンジャー12に収納されているLDに記録された多種多
様な映像ソフトの中から、搭乗者が好みの映像ソフトを
選択キーから自由に選択できるようにされていて、その
選択に対してLDオートチェンジャー12およびLDプ
レーヤ11が自動的に作動して、選択された映像ソフト
の選択および再生が自動的に行われる。そして選択され
た映像の表示とそれに連動する運動がカプセル17に加
えられるようにされている。また、その繰り返しも自由
に設定でき、その繰り返し動作も自動的に行われるよう
になされている。そして、LDプレーヤー11から再生
された映像のチャプタ番号が監視され、選択された映像
ソフトと異なる映像が再生されたときには自動的に停止
するようにされている。
【0027】これにより、搭乗者は、多種多様な映像ソ
フトの中から自分の好みの乗り物等から撮影した映像ソ
フトを選択して、映像の中の動きと連動して座席が揺動
することによる臨場感のある疑似的体験を、手軽に繰り
返し楽しむことができる。
【0028】なお、上記実施例では、複数のLDを収納
して指定されたLDを選択するLDオートチェンジャー
を構成して、より多くの映像ソフトを簡便に提供できる
ようにして多様性を増すようにしているが、LDオート
チェンジャーを構成しないで、人の手によりLDを交換
するような構成でも良い。両面2時間の映像記録の可能
なLDに、例えば10分〜20分程度の映像ソフトを記
録するとすると、一枚のLDに5〜10ぐらいの映像ソ
フトが記録でき、一枚のLDでも十分に多様性を発揮す
ることができる。
【0029】第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例を説明する。図5(a)
は、この第2の実施例、および後述する第3、第4の実
施例に使用されるLDに記録された映像ソフトの記録状
態の説明図である。同図に示すように、本実施例に使用
されるLDに記録されているそれぞれの映像ソフトは複
数に分割され、その分割されたそれぞれにチャプタ番号
が付されていて、いずれの分割映像ソフトもランダムア
クセスできるように記録されている。分割されている映
像ソフトは、例えばジェットコースターであれば、上昇
・下降のステージ、ループのステージ、下降・水障害・
上昇のステージ等のステージ別に分割がなされ、その分
割された映像ソフトの再生順序をどのようにしても、場
面の切り換えのみで連続的に一連のストーリとなって楽
しむことのできる映像となるように、分割がなされて記
録されている。
【0030】本実施例の構成は、第1の実施例において
図2、図3に示した構成と同様であり、その説明を援用
する。なお、本実施例の映像ソフトが記録されているL
Dを管理するコントローラ13aには、あらかじめ管理
情報として、図5(b)に示すように、映像ソフト毎に
一連のストーリとして再生すべき複数のチャプタ番号
が、分割識別情報としてメモリに記憶されている。
【0031】図6は、本実施例におけるコントローラ1
3aの制御フローチャートである。同フローチャートに
よりコントローラ13aの制御を説明する。まず、コン
トローラ13aは、メモリに記憶している映像ソフトを
一覧表にして案内表示画面132に表示し、搭乗者に選
択を促す。入力があるとその選択された映像ソフトを記
憶し、スタートスイッチの入力を待つ(S601、S6
02、S603)。
【0032】スタートスイッチが入力されると、乱数を
発生させて、選択された映像ソフトの再生すべき分割映
像ソフト(以下、「ストーリ」という)の再生順序を設
定する(S604、S605)。例えば、0から9まで
の乱数を発生させ、分割に係わる複数のチャプタ番号が
1から4までであれば、乱数として1から4までの数字
が出た順にチャプタ番号を並べる。ストーリ順序を設定
するとその設定したストーリ順序をチャプタ番号の並び
として記憶する。
【0033】次に、選択された映像ソフトが記録されて
いるLDのディスク番号をディスク・チェンジ駆動回路
12dに出力し、そのLDをLDプレーヤー11にロー
ドさせる。指定したLDがLDプレーヤー11にセット
されると、選択された映像ソフトの最初のストーリ(分
割映像ソフト)のチャプタ番号をモータ駆動回路11f
に出力し(S606、S607))、選択された映像ソ
フトの最初のストーリを再生させる。再生された情報の
中から再生されたストーリのチャプタ番号をデコーダ1
3bから読み取り、ストーリの再生をチェックして終了
を待つ(S608、S609)。
【0034】ストーリの再生が終了すると、設定されて
いるストーリ順序と再生していたストーリのチャプタ番
号とを照合して、最後のストーリの再生が終わったかど
うかをチェックし(S610)、終わっていれば終了と
する。終わっていなければ、次のストーリのチャプタ番
号を選択して、そのチャプタ番号をモータ駆動回路11
fに出力して次のストーリを再生させる(S611、S
612)。そして、S608に戻ってそのストーリの再
生が終了するまで待ち、設定したストーリが終了するま
で繰り返す。
【0035】このように本実施例では、1つの映像ソフ
トが複数に分割され、その分割された映像ソフトをラン
ダムアクセスが可能な状態で記録されているLDを使用
し、映像ソフトが選択された時点で、乱数により分割さ
れている映像ソフトのストーリ順序を決定して再生を行
っている。例えば、映像ソフトが4つに分割されている
場合には、図7(a)に示すように、組み合わせは24
通りあり、乱数によりこの中の1つの組み合わせがラン
ダムにその都度決定される。これにより、同じ映像ソフ
トを再度選択しても、連続して同じ映像パターンである
確立は極めて低く、したがって搭乗者は、同じ映像ソフ
トを再度選択したとしても、以前と異なった印象とな
り、飽きることなく繰り返し楽しむことができる。特
に、選択できる映像ソフトが少ない場合、または、搭乗
者の乗り物等の映像の好みが限定されている場合などに
は効果が大きい。
【0036】なお、分割された映像ソフトの再生につい
ては、例えば、4つに分割されている場合にその分割映
像ソフトを全て再生するのではなく、例えば図7(b)
に示すように、4つの中から3つを選択してストーリー
を組み立てるなど、分割映像ソフトの中からあらかじめ
定めた所定数を選択して組み合わせを行って再生するよ
うにすれば、より多くのストーリパターンができるた
め、同じ映像ソフトでもより多様性の効果を増すことが
できる。また、再生された映像ソフトを記憶しておき、
同じ映像ソフトが選択される毎に、その分割映像ソフト
の中から選択する数を以前と異なる数にして組み合わせ
るようにすれば、さらに多様性を増加させることができ
る。また、あらかじめ複数の組み合わせのパターンを作
成して記憶しておき、その中からランダムに選択して再
生するようにしてもよい。
【0037】第3の実施例 次に、本発明の第3の実施例を説明する。本実施例にお
いても上述した第2の実施例と同様に、LDに記録され
るている映像ソフトは複数に分割され、その分割映像ソ
フト毎にチャプタ番号が付されていて、ランダムアクセ
スができるようになされている。
【0038】本実施例の構成は、第1の実施例において
図2、図3に示した構成と同様であり、その説明を援用
する。そして、第2の実施例と同様に、コントローラ1
3aには分割されている映像ソフトの管理情報があらか
じめ記憶されている。
【0039】図8は、本実施例におけるコントローラ1
3aの制御フローチャートである。同フローチャートに
より本実施例おけるコントローラ13aの制御を説明す
る。図8において、S801は、図4に示した第1の実
施例におけるS401〜S406と同じ処理である。す
なわち、コントローラ13aは、メモリに記憶している
映像ソフトの情報を一覧表にして案内表示画面132に
表示して、搭乗者に選択を促し、選択入力があるとその
選択された映像ソフトを記憶すると共に、スタートスイ
ッチまたは繰り返し設定スイッチの入力をチェックし、
繰り返し設定スイッチの入力があると続いて入力される
繰り返し回数を繰り返し設定と共に記憶し、スタートス
イッチの入力があると、選択された映像ソフトが記録さ
れているLDのディスク番号をディスク・チェンジ駆動
回路12dに出力し、そのLDをLDプレーヤー11に
ロードさせる。
【0040】そして次に、選択された映像ソフトについ
て、その分割映像ソフトを再生するストーリ順序を設定
する(802)。このストーリ順序の設定は、あらかじ
め設定した複数の順序を記憶しておいて、それを順次読
み出すか、または乱数を発生させてランダムに選択す
る。
【0041】ストーリ順序が設定されると、その設定さ
れたストーリ順序の最初のストーリ(分割映像ソフト)
のチャプタ番号をモータ駆動回路11fに出力し(S8
03)、選択された映像ソフトの最初のストーリを再生
させる。再生された情報の中から再生されたストーリの
チャプタ番号をデコーダ13bから読み取り、チャプタ
番号を照合してストーリの再生をチェックして終了を待
つ(S803、S804)。
【0042】1つのストーリの再生が終了すると、設定
されているストーリ順序と再生していたストーリのチャ
プタ番号とを照合して、最後のストーリの再生が終わっ
たかどうかをチェックし(S806)、終わっていなけ
れば、次のストーリのチャプタ番号を得て、そのチャプ
タ番号をモータ駆動回路11fに出力して次のストーリ
を再生させる(S807、S808)。そして、ステッ
プS804に戻ってそのストーリの再生が終了するまで
待ち、設定した全てのストーリが終了するまで繰り返
す。
【0043】設定したストーリの全ての再生が終了する
と、繰り返し設定がなされているかどうかをチェックし
(S809)、繰り返し設定がされていなければ終了と
し、設定されている場合には実行回数を更新して、設定
回数の繰り返しが終了したかどうかをチェックし(S8
10、S811)、設定回数だけ実行されていなければ
S804のステップに戻り、再度選択された映像ソフト
についてストーリ順序を設定して処理を繰り返す。そし
て設定回数の繰り返しが終わればこの一連の動作を終了
とする。
【0044】このように本実施例では、繰り返しの設定
がなされることにより、同じ映像ソフトが自動的に繰り
返し実行されると共に、LDに記憶される映像ソフトが
分割されていてそれぞれにチャプタ番号が付されている
ことにより、繰り返しの都度異なるストーリ順序が設定
され、異なるストーリとなって繰り返し再生されるよう
になされている。これにより、搭乗者は繰り返し設定を
することにより、同じ映像ソフトを設定回数だけ繰り返
し楽しむことができるばかりでなく、繰り返しの都度に
映像のストーリ順序が異なるため、同じ映像ソフトでも
繰り返しの都度異なる印象となって、単なる繰り返し以
上に楽しむことができる。
【0045】第4の実施例 次に、本発明の第4の実施例を説明する。本実施例でも
上述した第2、第3の実施例と同様に、LDに記録され
るている映像ソフトは複数に分割され、その分割映像ソ
フト毎にチャプタ番号が付されていて、ランダムアクセ
スができるようになされている。
【0046】また、本実施例の構成も、同様に第1の実
施例において図2、図3に示した構成と同様であり、そ
の説明を援用する。そして、コントローラ13aには分
割されている映像ソフトの管理情報があらかじめ記憶さ
れている。また、本実施例では、プリペイカードとして
ICカードが利用され、そのICカードには発行時に利
用者のIDと利用可能な度数が記録され、さらに実行し
た映像ソフトとそのストーリ順序を記録する記憶域がフ
ォーマッティングされる。
【0047】図9は、本実施例におけるコントローラ1
3aの制御フローチャートである。同フローチャートに
より本実施例におけるコントローラ13aの制御を説明
する。
【0048】まず、コントローラ13aは、カードリー
ダー・ライター133にプリペイカードが挿入される
と、そのプリペイカードから利用者ID、度数、および
過去に利用した記録があれば記録されている過去に実行
した映像ソフトとそのストーリ順序を読み出す(S90
1)。
【0049】次に、メモリに記憶している映像ソフトの
情報を一覧表にして案内表示画面132に表示し、搭乗
者に選択を促し、選択入力があるとその選択された映像
ソフトを記憶し、スタートスイッチの入力を待つ(S9
02〜S903)。
【0050】スタートスイッチの入力があると、今回選
択された映像ソフトと過去に実行した映像ソフトとを比
較し、過去に同じ映像ソフトが選択されていなければ、
選択された映像ソフトのストーリ順序をランダムに設定
する。過去に同じ映像ソフトが選択されていれば、その
過去のストーリ順序を参照して、同じストーリ順序とな
らないように今回選択された映像ソフトのストーリ順序
をランダムに設定する(S905〜S908)。
【0051】ストーリ順序が設定されると、選択された
映像ソフトが記録されているLDのディスク番号をディ
スク・チェンジ駆動回路12dに出力し、そのLDをL
Dプレーヤー11にロードさせる。そして、設定された
ストーリ順序の最初のストーリ(分割映像ソフト)のチ
ャプタ番号をモータ駆動回路11fに出力し(S90
9、S910)、選択された映像ソフトの最初のストー
リを再生させる。再生された情報の中から再生されたス
トーリのチャプタ番号をデコーダ13bから読み取り、
チャプタ番号を照合してストーリの再生をチェックして
終了を待つ(S911、S912)。
【0052】1つのストーリの再生が終了すると、設定
されているストーリ順序と再生していたストーリのチャ
プタ番号とを照合して、最後のストーリの再生が終わっ
たかどうかをチェックし(S913)、終わっていなけ
れば、次のストーリのチャプタ番号を得て、そのチャプ
タ番号をモータ駆動回路11fに出力して次のストーリ
を再生させる(S914、S915)。そして、ステッ
プS911に戻ってそのストーリの再生が終了するまで
待ち、設定した全てのストーリが終了するまで繰り返
す。
【0053】設定したストーリの全ての再生が終了する
と、プリペイカードの度数を更新し、さらにプリペイー
カードに今回実行した映像ソフトとストーリ順序を記録
して終了する(S916)。
【0054】このように本実施例では、利用者のプリペ
イカードへ実行記録を残して、過去に実行した映像ソフ
トと同じ映像ソフトが選択されたかどうかをチェック
し、同じ映像ソフトが選択された場合には、ストーリ順
序が過去に実行したときと同じにならないようにされて
いる。これにより、搭乗者はプリペイカードを使用する
ことにより、過去に実行した映像ソフトと同じ映像ソフ
トを選択したとしても、過去に実行したときとは異なる
ストーリ順序で再生されるため、例えばジェットコース
ターのような乗り物の映像ソフトを再度選択しても、同
じ乗り物による楽しみと前回とは異なった印象となる楽
しみを享受できる。
【0055】第5の実施例 次に、本発明の第5の実施例を説明する。図10は、本
発明第5の実施例の制御系のブロック図である。本実施
例の構成は、第1の実施例において図2に示した構成と
同様であり、その説明を援用する。本実施例の制御系に
おいて図3に示した制御系と異なるところは、図10に
示すように、デコーダ13bがLDプレーヤ11により
再生された油圧制御情報のデコードを油圧データとして
コントローラ13aに出力し、コントローラ13aでは
入力した油圧データに対して所定の処理をして油圧信号
としてカプセル揺動装置17に出力するようにした点で
ある。他の構成は同じである。すなわち、本実施例で
は、あらかじめ搭乗する人の体重、年齢に対応したカプ
セル17の揺動度を決めて揺動度テーブルとしてコント
ローラ13aに記憶させておき、搭乗者の体重、年齢の
入力値に対応して、揺動度を増幅または減衰させるよう
に油圧データを処理してカプセル揺動装置18に出力
し、搭乗する人に対応してカプセル17を揺動するよう
にしたものである。
【0056】図11は、本実施例におけるコントローラ
13aの制御フローチャートである。同フローチャート
により本実施例におけるコントローラ13aの制御を説
明する。
【0057】コントローラ13aは、映像ソフトの一覧
表を表示した後に、映像ソフトを選択する入力がある
と、続いて画面表示により体重、年齢の入力を促し、設
定入力キー131を介して入力された体重、年齢の入力
データを記憶して、スタートスイッチの入力を待つ(S
A01〜SA04)。
【0058】続いて、選択された映像ソフトが記憶され
ているLDのディスク番号をディスク・チェンジ駆動回
路12dに出力し、そのLDをLDプレーヤー11にロ
ードさせ、LDがLDプレーヤー11にセットされる
と、選択された映像ソフトのチャプタ番号をモータ駆動
回路11fに出力し、選択された映像ソフトの情報を再
生させる(SA05、SA06)。
【0059】次に、デコーダ13bから油圧データを読
み、揺動度テーブルから入力さている体重、年齢に対応
した揺動度を選択して、読み込んだ油圧データをその揺
動度に対応した処理を行い油圧サーボ機構18aに出力
する(SA07、SA08)。
【0060】そして、デコーダ13bからチャプタ番号
を読み出して、選択された映像ソフトの再生の終了をチ
ェックし(SA09、SA10)、終了するまでステッ
プSA07からの油圧データ処理を繰り返す。
【0061】このように本実施例では、搭乗する人の体
重、年齢によりLDに記録されている運動情報を処理し
て油圧サーボ機構18aに出力するようにしている。こ
れにより、例えば体重の重い人には揺動度を上げて体重
による揺動の減衰を回避し、体重の軽い人には揺動度を
下げて揺動が激しくなり過ぎることを回避することがで
きる。また、低年齢層の子供や高齢層の搭乗者には揺動
度を下げて穏やかな乗り心地になるようにし、激しい揺
動を好む年齢層には揺動度を上げるようにすることがで
きる。このように揺動感の違いを生む体重と年齢により
揺動を変えるようにしているため、搭乗する人に対応し
て快適な揺動感を提供できる。
【0062】なお、上記実施例では、体重と年齢を設定
入力キー131から入力するようにしているが、第4の
実施例に示したプリペイカードにあらかじめ登録するよ
うにして、そこから読み込むようにしてもよい。また、
搭乗する人が好みにより設定入力キー131から揺動度
を入力するようにするか、プリペイカードにあらかじめ
登録した揺動度を設定するようにすることもできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばLDオートチェンジャーのような収納手段により
多種多様な映像・運動情報を用意することができ、その
用意された映像・運動情報が手軽に選択され、その選択
された映像・運動情報が読み出されて映像の表示と運動
が行われるため、臨場感の伴う多様な映像を容易に楽し
むことのできる映像表示、及びその表示に連動する運動
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明第1〜第4の実施例に係わる制御系のブ
ロック図である。
【図4】本発明第1の実施例に係わる制御フローチャー
トである。
【図5】本発明第2〜第4の実施例に係わるLDの説明
図である。
【図6】本発明第2の実施例に係わる制御フローチャー
トである。
【図7】本発明の実施例におけるストーリ順序の説明図
である。
【図8】本発明第3の実施例に係わる制御フローチャー
トである。
【図9】本発明第4の実施例に係わる制御フローチャー
トである。
【図10】本発明第5の実施例に係わる制御系のブロッ
ク図である。
【図11】本発明第5の実施例に係わる制御フローチャ
ートである。
【符号の説明】
S1〜Sn…映像・運動情報 M…記憶媒体 1…情報選択手段 2…情報読出し手段 3…表示手段 4…運動手段 5…監視手段 11…LDプレーヤ 12…LDオートチェンジャー 13…制御装置 131…設定入力キー 132…案内表示画面 133…カードリーダー・ライター 14…映像表示装置 15…オーディオ装置 16…座席 17…カプセル 18…カプセル揺動装置 11a…スピンドルモータ 11c…光学系ピックアップ機構 11f…モータ駆動回路 12a…マガジン 12b…ディスクチェンジ機構 12d…ディスク・チェンジ駆動回路 13a…コントローラ 13b…デコーダ 18a…油圧サーボ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 巌 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 田中 裕三 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも映像情報と該映像情報に対応
    する運動情報と、該映像情報を識別する識別情報とを含
    む映像・運動情報(S1 、…、Sn)を複数記憶する記
    憶媒体(M)と、前記複数の映像・運動情報の中から読
    み出すべき映像・運動情報の識別情報を指定する情報選
    択手段(1)と、前記情報選択手段(1)において指定
    された識別情報に基づき、対応する映像・運動情報を読
    み出す情報読出し手段(2)と、前記情報読出し手段
    (2)により読み出された映像情報を表示する表示手段
    (3)と、前記情報読出し手段(2)により読み出され
    た運動情報により所定の運動を行う運動手段(4)と、
    前記情報読出し手段(2)により読み出された映像・運
    動情報の識別情報を監視し、前記情報選択手段(1)の
    指定した識別情報と一致しないときに前記情報読出し手
    段(2)における読出し動作を停止させる監視手段
    (5)と、を備えたことを特徴とする映像表示、及びそ
    の表示に連動する運動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の映像表示、及びその表示に連
    動する運動装置において、前記記憶媒体(M)を複数収
    納する収納手段を備え、前記情報読出し手段(2)は、
    前記収納手段に収納されている複数の記憶媒体から、前
    記情報選択手段(1)において指定された識別情報に対
    応する映像・運動情報が記憶されている記憶媒体を選択
    し、前記指定された識別情報に対応する映像・運動情報
    を読み出す、ことを特徴とする映像表示、及びその表示
    に連動する運動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の映像表示、及
    びその表示に連動する運動装置において、前記記憶媒体
    に記憶される映像・運動情報は、複数に分割されその分
    割された情報を識別する分割識別情報を含み、前記情報
    選択手段(1)は、前記複数の映像・運動情報の中から
    読み出すべき映像・運動情報の各分割識別情報を順次指
    定し、前記情報読出し手段(2)は、前記情報選択手段
    (1)において指定された分割識別情報に対応する分割
    映像・運動情報を読み出し、前記監視手段(5)は、前
    記情報読出し手段(2)により読み出された映像・運動
    情報の分割識別情報を監視し、前記情報選択手段(1)
    の指定した分割識別情報と一致しないときに前記情報読
    出し手段(2)における読出し動作を停止させる、こと
    を特徴とする映像表示、及びその表示に連動する運動装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3の映像表示、及びその表示に連
    動する運動装置において、前記情報選択手段(1)は、
    読み出すべき映像・運動情報の各分割識別情報の中から
    所定数の分割識別情報を順次指定する、ことを特徴とす
    る映像表示、及びその表示に連動する運動装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4の映像表示、及
    びその表示に連動する運動装置において、前記情報選択
    手段(2)は、1の映像・運動情報の分割識別情報の指
    定順序を、その映像・運動情報を読み出す毎に異なる順
    序にして順次指定する、ことを特徴とする映像表示、及
    びその表示に連動する運動装置。
  6. 【請求項6】 請求項4の映像表示、及びその表示に連
    動する運動装置において、前記情報選択手段(2)は、
    読み出すべき映像・運動情報の各分割識別情報の中から
    指定すべき分割識別情報の数を、その映像・運動情報を
    読み出す毎に異なる指定数にする、ことを特徴とする映
    像表示、及びその表示に連動する運動装置。
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