JPH11197136A - データ入力装置およびそれを用いた情報機器保護方法 - Google Patents

データ入力装置およびそれを用いた情報機器保護方法

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JPH11197136A
JPH11197136A JP2028998A JP2028998A JPH11197136A JP H11197136 A JPH11197136 A JP H11197136A JP 2028998 A JP2028998 A JP 2028998A JP 2028998 A JP2028998 A JP 2028998A JP H11197136 A JPH11197136 A JP H11197136A
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創 杉野
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健介 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、パソコンを初めとする種々の情報機
器の正当な利用者以外の者による不正使用を防止し、あ
るいは正当な利用者であるが不用意な使用を防止するこ
とができる情報機器保護方法およびそれを用いたマウス
を提供することを目的とする。 【解決手段】右手でマウスが握られた場合、マウス本体
1の側面に取り付けられたセンサ201は、右手親指の
マウス側面への接触により窓601を介して入射する光
に基づいて生体情報を得るための電気信号を発生させ
る。センサ202は、薬指および小指の接触により窓6
02を介して入射する光に基づいて生体情報を得るため
の電気信号を発生させる。これら電気信号は、マウス本
体1内部にある検出手段により、生体情報に変換され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンを初めと
する種々の情報機器における正当な利用者以外の者によ
る不正使用を防止するための、あるいは正当な利用者で
あるが不用意な使用を防止するための情報機器保護方法
に関し、また、情報機器保護方法を用いたデータ入力装
置、特にポインティングデバイスとしてのマウスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】パソコンを初めとする種々の情報機器に
ついて、正当な利用者以外の者による不正使用を防止す
るため、正当な利用者のIDコードとパスワードを用い
る方法が一般に広く使われている。IDコードとパスワ
ードとを用いて情報機器を不正使用から保護するには、
自分のIDコードとパスワードを盗まれないように正当
な利用者自身による保護管理上の責務が重要となる。従
ってIDコードとパスワードによる情報機器の保護は、
事実上、利用者のモラルに任せれているのが現状であ
る。
【0003】IDコードとパスワードを用いない保護方
法としては、指紋など身体的特徴を利用した不正使用の
防止策がある。例えば、特開平4−311266号公報
では、表示画面の所定位置を指し示すポインティングデ
バイスとしてのマウスに、利用者照合方式として、指紋
等の検出手段を備えさせて照合を行うシステムが開示さ
れている。上記公報ではマウスに検出手段を設けること
で、利用者が特に意識することなく利用者の照合チェッ
クを行うことができることが記述されている。また上記
公報には指紋を照合として使うことが実施例に記載され
ているが、指紋を用いた場合、検出器部分が複雑であ
り、指の汚れやかすれにより照合ができないことがあ
る。
【0004】特にマウスに検出器を取り付けた場合に
は、マウスが卓上で操作されるため検出器が汚れ易く、
読み取り精度を確保することが難しい。また、マウスと
コンピュータ本体の間の通信経路において、データの盗
用や詐称などが行われることが考えられる。このように
マウスに身体的特徴の検出手段を設けることは、利用者
からすると自然な本人照合手段ではあるが、指紋を用い
た場合には、必ずしも本人照合ができるとはかぎらな
い。
【0005】また、人体の身体的特徴である脈拍を検出
する方法として、光学的に血流を検出する方法が運動管
理用および自動車の安全運転用として利用されている。
例えば、特開昭58−165821号公報では、腕時計
に心拍数計を組み込んで運動中の心拍数の測定を可能に
した例が開示されており、特開平6−22914号公報
では自動車のハンドルに心拍センサを取り付ける例が開
示されている。これらの脈拍を読み取る方法としては、
指に光を照射する光源と受光素子からなる構造のものあ
るいは2個の電極間の電位差から脈拍を読みとるものが
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーソ
ナルコンピュータを初めとする種々の情報機器を不正利
用から保護するために正当な利用者の照合を行おうとす
るのであれば、上述の腕時計やハンドルではなく、ポイ
ンティングデバイスとして広く用いられているマウスに
情報機器を保護するための手段を設ける方が現実的であ
る。ところが、上述のように、マウスに検出器を取り付
けた場合には、マウスが卓上で操作されるため検出器が
汚れ易く読み取り精度を確保することが困難であるとい
う問題を有している。また、マウスとコンピュータ本体
の間の通信経路において、データの盗用や詐称などが行
われ得るという問題も有している。
【0007】本発明の目的は、パソコンを初めとする種
々の情報機器の正当な利用者以外の者による不正使用を
防止し、あるいは正当な利用者であるが不用意な使用を
防止することができる情報機器保護方法およびそれを用
いたマウスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、情報機器へ
のデータを入力するデータ入力装置(例えば、マウス)
において、利用者の生体情報を検知するセンサと、セン
サで得られた生体情報を情報機器に通知する通知手段と
を有することを特徴とするデータ入力装置によって達成
される。本発明のデータ入力装置において、センサで得
られた生体情報に基づいて、利用者の情報機器の利用可
否を判断する判断手段をさらに有し、通知手段は、判断
手段で得られた判断結果を情報機器に通知することを特
徴とする。
【0009】また、本発明のデータ入力装置において、
センサは、データ入力装置本体の両側面部の少なくとも
いずれか一方に複数配列した受光素子を有していること
を特徴する。また、センサは、受光素子に隣接して複数
配列した発光素子を有し、発光素子から射出して利用者
の指を介して受光素子に入射した光から利用者の脈拍信
号を検出することを特徴とする。さらに、センサで検出
された脈拍信号の振幅から指の接触圧力を検知すること
を特徴とする。また、本発明のデータ入力装置におい
て、通知手段は、情報機器との間のデータ授受の際、暗
号化手段を用いることを特徴とする。そして、通知手段
は、暗号化手段を用いて判断結果を情報機器に通知する
ことを特徴とする。
【0010】また、上記目的は、利用者が情報機器を使
用するに際し、利用者の生体情報を検出し、生体情報に
基づいて、利用者の情報機器の利用可否を判断する情報
機器保護方法において、利用者が握った上述の本発明に
係るデータ入力装置のセンサからの検出結果を利用者の
生体情報として取得することを特徴とする情報機器保護
方法によて達成される。そして、本発明の情報機器保護
方法において、利用者が握った上述の本発明のデータ入
力装置の側面部に接する指の位置を利用者の生体情報と
して取得することを特徴とする。
【0011】また、上述の本発明のデータ入力装置の側
面部に接する指がデータ入力装置側面に与える接触圧力
を利用者の生体情報として取得することを特徴とする。
また、本発明の情報機器保護方法において、利用者の脈
拍信号から得られる心拍数を生体情報として取得するこ
とを特徴とする。また、本発明の情報機器保護方法にお
いて、利用者の心拍数あるいはその変化に応じて、情報
機器へのアクセスを拒否し、あるいはアクセスを制限す
ることを特徴とする。さらに、利用者の心拍数あるいは
その変化に応じて、データ入力装置の動作を停止させる
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
情報機器保護方法およびそれを用いたデータ入力装置と
してのマウスを図1乃至図6を用いて説明する。まず、
本実施の形態によるマウスの概略の構成を図1を用いて
説明する。
【0013】図1においてマウス本体1の側面に取り付
けられたセンサ201およびセンサ202は、右手でマ
ウスが握られた場合、センサ201は右手親指のマウス
側面への接触により、生体情報を得るための電気信号を
発生させる。センサ202は薬指および小指の接触によ
り、生体情報を得るための電気信号を発生させる。これ
ら電気信号は図2(a)に示すように、マウス本体1内
部にある検出手段30により、生体情報に変換される。
生体情報としては、例えば指にセンサが触れることによ
る指の位置や指の血流により生じる脈拍信号および脈拍
信号の出方によって測定できる指の押し付け圧力と接触
位置である。
【0014】この生体情報はマウスを握る人物を判別す
るために十分な情報を有しており、予め、記憶手段34
に記憶された情報機器(例えば、パーソナルコンピュー
タ、以下、パソコンと略称する)の正当な利用者の生体
情報と検出された生体情報とが判定手段32で比較され
る。比較の結果、記憶手段34に記憶された生体情報と
検出された生体情報が一致したと判定したならば、通知
手段36を用い、第三者による不正なデータの進入を防
止しつつ、確実にパソコン本体のプログラムあるいはハ
ードウェア装置にその判定結果を通知するようになって
いる。
【0015】図3および図4はセンサ201、202の
内部構造を示している。図3に示すセンサ201、20
2は、複数のフォトダイオード3を基板4上にライン状
に配置した構造を有している。基板4の材料としては、
ガラスエポキシでできたプリント配線基板を使うことが
できる。また基板4の材料としてセラミック基板を用い
れば基板上の配線密度が上がり、フォトダイオード3の
実装密度を上げることができる。
【0016】図4では、面実装タイプのフォトダイオー
ド5で構成したセンサ201、202を示す。図3の例
と同じく基板4上に上面に受光面のある面実装タイプの
フォトダイオード5をライン状に実装している。センサ
201、202においてフォトダイオード5をライン状
に並べた全長は指の接触が十分になされる長さを考慮し
て、30mmから50mmが望ましい。センサ201、
202の全長が短いと、十分にセンサ部分に指が接触し
ない可能性があり望ましくない。また、全長が長すぎれ
ば、フォトダイオード5の数が多くなりコストがかかっ
てしまう。
【0017】また、アレイのフォトダイオード3、5を
設置する間隔は、0.1mmから3mm程度が望ましい
範囲である。間隔を長くすると、判定に必要な生体情報
が得られないことがある。また、間隔を短くするとフォ
トダイオード3、5の数が多くなりコストがかかる。フ
ォトダイオード3、5の代わりとして、CdS(硫化カ
ドミューム素子)、フォトトランジスタ、あるいはアモ
ルファスシリコンフォトダイオードなどの光電変換素子
を用いることができる。また、半導体プロセスを用い
て、直接シリコン基板やガラス基板にフォトダイオード
をライン状に形成するセンサーも用いることができる。
また半導体プロセスで製作されたラインCCDセンサを
用いれば、処理手段である検出回路を簡単にできる。
【0018】これらのセンサは図1に示すようにマウス
本体1の筐体内部に収納され、その受光面は透明である
か、あるいは検出光の波長領域を透過させるプラスチッ
ク等で加工されている。受光面は、マウス両側面の窓6
01、602から外部に向けられるように配置してあ
る。マウス側面の窓601、602を透過して入射する
外部の光が各フォトダイオードに到達する前に、指の接
触により遮られることを利用して種々の生体情報が検出
される。
【0019】各フォトダイオードの信号線は検出手段で
ある検出回路に接続し、ここで時系列の信号を得てこれ
を生体情報とする。図5は指の接触、センサおよび検出
回路の構成を示す図である。センサであるフォトダイオ
ードアレー8の受光面が、マウス本体を握った指7によ
り遮光される。検出回路は、指7で一部遮光されたフォ
トダイオードアレー8からの信号を増幅するために、単
一の増幅器14をフォトダイオードアレー8のダイオー
ドの数だけ備えた増幅回路9を有している。また、この
出力信号を時系列信号に変換するアナログマルチプレク
サ回路10、レベル補正回路11およびA/Dコンバー
タ12を有している。
【0020】アナログマルチプレクサ回路10は、フォ
トダイオードアレー8の一端部にあるフォトダイオード
301より、他端部のフォトダイオード302まで、逐
一出力につなぎ換える。このことにより、フォトダイオ
ードアレイ8すべてのフォトダイオードの信号を時系列
信号に変換することができる。アナログマルチプレクサ
回路10の動作は内部のFET(電解効果型トランジス
タ)によるアナログスイッチの各ゲート電圧を順次オン
にすることで行う。アナログマルチプレクサ回路10の
出力信号はレベル補正回路11を通じてA/Dコンバー
タ12によってディジタル信号に変換されるようになっ
ている。
【0021】アナログマルチプレクサ回路10の出力信
号は、レベル補正回路11を通じてA/Dコンバータ1
2に入力される。レベル補正回路11には、フォトダイ
オードアレイ8の近傍で、マウスを握った状態で指7が
光の入射を遮らない位置に取り付けた基準用フォトダイ
オード13からの信号を入力し、これを基準に補正を加
える。図6はレベル補正回路11の入力と出力の関係を
示している。図6(a)はレベル補正回路11に入力す
る入力信号を示している。横軸はフォトダイオードアレ
イ8の各フォトダイオードの位置を表し、横軸は、各フ
ォトダイオードの光電流レベルを示している。図中の矢
印Refで示したレベルは、基準用フォトダイオード1
3の光電流レベルを示す。図6(b)は、レベル補正回
路11からの出力電圧を示している。
【0022】レベル補正回路11では、この図6(b)
に示すように、基準用フォトダイオード13の光電流レ
ベルが必ず図に示す電圧Vrになるように、全体のレベ
ルの増幅あるいは減衰をする。電圧Vrは、A/Dコン
バータ12のフルスケール電圧と同電圧にする。あるい
は、フルスケール電圧に対して90%から95%の範囲
で設定する。この範囲に設定することにより、基準用フ
ォトダイオード13の光電流レベルよりも大きな光電流
レベルであるフォトダイオードがあったとしても、A/
Dコンバータ12の入力にはフルスケール電圧以上の電
圧がかかりにくくなるため、A/Dコンバータ12での
変換不能を避けることができる。以上の一連の基準用フ
ォトダイオード13およびレベル補正回路11の動作に
より、マウスの置かれる位置や照明の関係で変動する各
フォトダイオードからの信号レベルの全体的な変動を補
正する。A/Dコンバータ12の出力はディジタル化さ
れた生体情報として判定回路に渡される。
【0023】図2(a)に示した判定手段32である判
定回路は、生体情報である時系列ディジタル信号と、記
憶回路に記憶されている正当な利用者がマウスを握った
際に同様なセンサおよび検出回路で得た時系列ディジタ
ル信号とを比較して、正当な利用者が握ったものかどう
か判定する。以下に判定方法の一例を示す。検出した時
系列ディジタル信号Xiと、正当な利用者が握った場合
の時系列ディジタル信号Piとの二乗誤差Sの値により
判定を行う。センサアレイの数をNとすると、二乗誤差
Sは、
【0024】
【数1】
【0025】で示される。Sの値がある閾値以下の場合
に、マウスを握った人物が予め記憶回路に記録されてい
る正当な人物と同一であるとし、閾値以上の場合は正当
な人物ではないと判断する。以上の計算および判定をす
るために、プログラムが内蔵できるマイクロプロセッサ
を使うことが設計の上で最も適切な方法である。
【0026】通知手段36は判定結果を確実にパソコン
本体のプログラムあるいはハードウェア装置に通知す
る。図2(a)に示したように判定回路がマウス側に置
かれている構成において、マウスとパソコン本体との接
続間でデータの盗用および盗用したデータによる不正使
用などが生じ得ると考えられる状況があれば、マウス本
体1を図2(b)に示すような構成にしてもよい。図2
(b)におけるマウスは、判定手段32および記憶手段
34が取り除かれており、センサ201、202からの
検出信号は検出手段30に入力した後そのまま通知手段
36により、パソコン本体側に通知される。そして、図
示を省略したがパソコン本体側に判定手段32と記憶手
段34とを持たせるようにしている。
【0027】また、マウス1本体において、通知すべき
データの暗号化、パソコン本体での平文化をもとにした
通知手段36が有効である。暗号化方式はマウスおよび
パソコン本体のICチップに埋め込まれた共通鍵による
共通鍵方式が比較的簡単で有効である。また、公開鍵暗
号方式を用いて、マウスに公開鍵と秘密鍵のペアの設定
をすることで、マウスにID機能を持たせることもでき
る。いずれにせよ、これら暗号方式により、マウスとパ
ソコン本体あるいは内部ソフトウエアの間での判定結果
のやり取りを外部からの不正な使用や詐称から保護する
ことができる。また通知手段36は、マウス本体のハー
ドウェア装置としての機能であるマウスの移動量信号、
あるいはボタンの押し下げ信号のパソコン本体への送出
動作に働きかけて、判定結果が正当な利用者でない場合
はこれら信号の送出動作を停止するようにしてもよい。
【0028】次に本発明の第2の実施の形態による情報
機器保護方法およびそれを用いたマウスを図7乃至図1
1を用いて説明する。まず、本実施の形態によるマウス
の概略の構成を図7を用いて説明する。図7は脈拍セン
サーセル単体を示したものである。このセンサの上に指
7を置くと、直流電源Vsおよび電流調整のための抵抗
器R1によって電流を流す発光ダイオード15により指
7に光が照射され、照射した光のうち指先端部の血液の
脈動により吸収された量を受光素子16により検出する
ようになっている。発光ダイオード15の発光波長は、
800nmから900nmの範囲であると、効率よく脈
拍信号が得られる。
【0029】受光素子16はフォトダイオード、フォト
トランジスタ、CdSおよびアモルファスシリコンフォ
トダイオードなどを用いることができるが、いずれの受
光素子を用いたとしても、発光ダイオード15の発光波
長に波長感度領域が入る受光素子を選択することが必要
である。受光素子16としてフォトダイオードを用いた
場合、逆バイアス電圧を印加するための抵抗器R2、直
流成分を遮断するためのカップリングコンデンサC1お
よび入力抵抗R3を図のように接続し増幅器A1の入力
に導く。また、カップリングコンデンサC1および入力
抵抗R3は、CR型のハイパスフィルタを構成してお
り、T1=C1×R3で決まる時定数T1は2秒から1
0秒に設定することが望ましい。この時定数T1を大き
くすると直流レベルが安定するまで時間がかかり、短く
すると脈拍信号の波形が変わってしまう。
【0030】図7に示す回路により、増幅器A1の出力
端Pで図8に示すような脈拍信号が得られる。この信号
振幅は指の接触状態によりその振幅Aeが変化し、その
周期Teから脈拍数を算出できる。このセンサにおいて
は前例のセンサが生体情報として握ったときの指の位置
を検出するのに加えて、握る圧力および心拍数を生体情
報として得ることができる。これらは、個人により異な
る要素であり、個人識別の確度を前例のものに比べて格
段に向上させることができる。
【0031】図9および図10はいずれも脈拍を検出す
るセンサの例である。図9におけるセンサでは、図3に
示したセンサの例と同様であり、複数のフォトダイオー
ド17が基板4上にライン状に配置されている。フォト
ダイオードアレイの代わりに、直接シリコン基板やガラ
ス基板にフォトダイオードをライン状に形成したセンサ
も用いることができる。また半導体プロセスで製作され
たラインCCDセンサを用いることもできる。また、発
光ダイオード18はフォトダイオード17の近傍に複数
配置されている。フォトダイオード17と発光ダイオー
ド18の数は必ずしも同じでなくてもよい。要するに発
光ダイオード18は、接触する指に光を照射できる位置
に配置されていればよい。図10は、面実装タイプのフ
ォトダイオード19と発光ダイオード20で構成したセ
ンサを示す。図9の例と同じく基板4上に上面に受光面
のある面実装タイプのフォトダイオード19と上面に発
光面がある発光ダイオード20がライン状に実装されて
いる。
【0032】次に、図11は指の接触、センサおよび検
出回路の構成を示している。センサ21は図9あるいは
図10で示したセンサであり、発光ダイオードの発光に
よりマウス本体を握った指7に光を照射する。指の先端
部分の血流により、照射した光の反射量および吸収量が
変化し、この変化をセンサ21にライン状に設けた受光
素子25により検出する。センサ21からの脈拍信号を
検出するため、検出回路22には図7で示した検出回路
部分23がセンサ21の受光素子の数だけ設けられてい
る。
【0033】検出回路22からの信号はアナログマルチ
プレクサ回路24に導かれ、時系列データに変換され
る。このとき、アナログマルチプレクサ回路24が入力
信号を走査する周波数Frは、脈拍信号を十分に再生で
きるように、10Hzから100Hzの範囲で設定す
る。この周波数が低いと、検出する脈拍信号の波形を十
分にとり込めないことがあり、周波数が高いと振幅検出
に関わるデータ量が増大しコストがかかってしまう。ア
ナログマルチプレクサ回路24の信号は、CPUバス5
0に直結したA/Dコンバータ46に入力される。A/
Dコンバータ46の変換周波数Fsはセンサ21の受光
素子の数をNとすると、Fs=Fr・Nとなると共に、
アナログマルチプレクサ回路24の各スイッチング素子
のスイッチングタイミングに同期するさせる。この走査
により、A/Dコンバータ46のディジタル出力には、
センサ21の各受光素子からの信号を一秒間にFr回取
り込むことになる。
【0034】このようにして、ディジタル信号として取
り込まれた脈拍信号は、マウスの本体に組み込まれた、
CPU40、RAM42、ROM44および通信用イン
ターフェイス48が接続されたCPUバス50を通じて
RAM42に一時的に収納される。ROM44に組み込
まれたプログラムによって動作するCPU40により、
脈拍信号の振幅Aeをセンサ21の各受光素子について
求めた値、Aei(i=1,N)を得る。これと同時
に、脈拍信号の周期TeもCPU40による波形解析処
理により求める。Teの波形解析処理としてはピーク点
の間隔を測定しある回数平均化する方法が比較的簡単な
方法である。
【0035】また、FFT(高速フーリエ変換)による
周波数解析の手法を用いることもできる。周期Teを求
めるために用いる脈拍信号はAeiが最大となる受光素
子から得られた信号から求めるのが最も正確である。脈
拍信号に含まれる雑音が影響して正確にこれら脈拍信号
の解析ができない場合がある。そのため、脈拍信号に含
まれる雑音を除去する処理を行うことが正確な解析のた
めに必要である。脈拍信号に含まれる雑音成分でもっと
も大きいものが、照明による電源周波数成分を有する雑
音である。そのため、一般に使われる電源周波数である
50Hzあるいは60Hzの信号成分を除去する処理を
行うこともある。この処理はFIRフィルタを使うこと
が簡単で有効である。
【0036】以上の処理によって求められた各受光素子
の振幅Aeiは、記憶手段であるRAM42あるいはR
OM44に予め記憶されている、正当な利用者がマウス
を握ったときに得られる振幅の値Api(i=1,N)
と比較される。この比較方法は前述と同じよう二乗誤差
Spを用いる。二乗誤差Spは、
【0037】
【数2】
【0038】として表され、Spの値がある閾値以下の
場合に、マウスを握った人物が予め記憶回路に記録され
ている正当な人物と同一であるとし、閾値以上の場合は
正当な人物ではないと判断する。
【0039】また、正当な利用者の安静時の心拍周期T
pを記憶回路に記憶しておき、センサおよび検出回路で
得られた脈拍周期Teを比較する。脈拍周期Teが正当
な利用者の安静時の脈拍周期Tpと大きく異なるとき
は、正当な利用者でないと判定する。正当な利用者であ
るとする判定範囲は、周期が短く心拍が早い方向には1
0%、周期が長く心拍が遅い方向に5%とすることが望
ましい。一般に心拍は、その時の心理状態等により変化
しやすく、正当な利用者と判断するには適さないもので
あるが、補助的な手段としては有効である。
【0040】心拍数は、安静時より早くはなり易いが遅
くすることは難しい。不正な利用者が正当な利用者とな
りすまして、上記の許容範囲の中に心拍数を調整するの
は難しい行為である。特に、心拍数を少ない状態に持っ
ていくことは難しい。また、心拍数が大きく変化する場
合も利用者が何らかの異常な精神状態とみて、不正な利
用者と判断を下すこともある。いずれにしても心拍数や
その変化が許容範囲に収まらなかった場合は、正当な利
用者であるとする判定を利用者が安静状態になる時間で
ある5分程度の間、保留する。その後再度マウスを握っ
たときに振幅の比較と心拍周期より判定を行う。
【0041】次に、本発明の第3の実施の形態による情
報機器保護方法およびそれを用いたマウスを図12を用
いて説明する。まず、本実施の形態によるマウスは、心
拍周期による判定のみを行う点に特徴を有している。こ
れは、脈拍検出用のセンサ26、27を、マウスが右手
で操作されることを前提として、多くの人が親指を接触
する部分と手のひらが当たる部分に設け、脈拍信号のみ
を検出するものである。したがってこのマウスの例にお
いては脈拍信号のみの判定によるものではあるが、構成
が簡単であることが特徴である。この場合、脈拍検出用
のセンサの数は1つでもよい。また、さらに多くの心拍
検出用のセンサをマウスに設ける場合には、図12に示
した場所以外にも設置することができ、確実に利用者の
脈拍信号の検出ができる。
【0042】この例では、脈拍のデータを採取できるこ
とから、利用者がマウスに触れているかどうかのチェッ
クおよび脈拍から判断した利用者の精神状態によるサー
ビス、プログラムあるいはファイルへのアクセス拒否あ
るいは制限に利用できる。心拍数が多い心身的状態にあ
る利用者は、情報機器の扱いを停止あるいは制限してデ
ータ等の安全性を向上させることができる。
【0043】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、パーソナ
ルコンピュータ等のマウスを利用する種々の情報機器に
おいて、それらの情報機器の正当な利用者のみが当該情
報機器を利用できるようになる。また、脈拍が速く冷静
な判断ができない状態にある利用者へのアクセス拒否や
制限ができ、情報機器の利用上の安全性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるマウスの概略
の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるマウスの信号
処理部のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるマウスのセン
サの内部構造を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるマウスのセン
サの内部構造の他の例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるマウスにおけ
る、指の接触、センサおよび検出回路の構成を示す図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施の形態によるマウスのレベ
ル補正回路11の入力と出力の関係を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるマウスにおけ
る脈拍センサーセル単体を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態によるマウスにおけ
る脈拍センサーで検出される脈拍信号を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態によるマウスにおけ
る脈拍センサーを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態によるマウスにお
ける脈拍センサーの他の例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態によるマウスにお
ける、指の接触、センサおよび検出回路の構成を示す図
である。
【図12】本発明の第3の実施の形態によるマウスの概
略の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 マウス本体 3 フォトダイオード 4 基板 5 面実装タイプのフォトダイオード 6 マウス側面の窓 7 マウス本体を握った指 8 フォトダイオードアレイ 9 増幅回路 10 アナログマルチプレクサ回路 11 レベル補正回路 12 A/Dコンバータ 13 基準用フォトダイオード 14 単一の増幅器 15 発光ダイオード 16 受光素子 17 フォトダイオード 18 発光ダイオード 19 フォトダイオー 20 発光ダイオード 21 センサ 22 検出回路 23 検出回路部分 24 アナログマルチプレクサ回路 25 受光素子 26、27 脈拍検出用のセンサ 30 検出手段 32 判定手段 34 記憶手段 36 通知手段 40 CPU 42 RAM 44 ROM 46 A/Dコンバータ 48 通信用インターフェイス 50 CPUバス 201、202 センサ
フロントページの続き (72)発明者 安川 薫 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報機器へデータを入力するデータ入力装
    置において、 利用者の生体情報を検知するセンサと、 前記センサで得られた前記生体情報を前記情報機器に通
    知する通知手段とを有することを特徴とするデータ入力
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ入力装置において、 前記センサで得られた前記生体情報に基づいて、前記利
    用者の前記情報機器の利用可否を判断する判断手段をさ
    らに有し、 前記通知手段は、前記判断手段で得られた判断結果を前
    記情報機器に通知することを特徴とするデータ入力装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のデータ入力装置
    において、 前記センサは、データ入力装置本体の両側面部の少なく
    ともいずれか一方に複数配列した受光素子を有している
    ことを特徴するデータ入力装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ
    入力装置において、 前記センサは、前記受光素子に隣接して複数配列した発
    光素子を有し、前記発光素子から射出して前記利用者の
    指を介して前記受光素子に入射した光から前記利用者の
    脈拍信号を検出することを特徴とするデータ入力装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のデータ入力装置において、 前記センサで検出された前記脈拍信号の振幅から前記指
    の接触圧力を検知することを特徴とするデータ入力装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載のデータ
    入力装置において、 前記通知手段は、前記情報機器との間のデータ授受の
    際、暗号化手段を用いることを特徴とするデータ入力装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のデータ入力装置において、 前記通知手段は、前記暗号化手段を用いて前記判断結果
    を前記情報機器に通知することを特徴とするデータ入力
    装置。
  8. 【請求項8】利用者が情報機器を使用するに際し、前記
    利用者の生体情報を検出し、前記生体情報に基づいて、
    前記利用者の前記情報機器の利用可否を判断する情報機
    器保護方法において、 前記利用者が握った請求項1乃至7のいずれかに記載の
    前記データ入力装置の前記センサからの検出結果を前記
    利用者の前記生体情報として取得することを特徴とする
    情報機器保護方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の情報機器保護方法におい
    て、 前記利用者が握った請求項1乃至7のいずれかに記載の
    データ入力装置の前記側面部に接する指の位置を前記利
    用者の前記生体情報として取得することを特徴とする情
    報機器保護方法。
  10. 【請求項10】請求項8または9に記載の情報機器保護
    方法において、 前記利用者が握った請求項1乃至7のいずれかに記載の
    データ入力装置の前記側面部に接する指がデータ入力装
    置側面に与える接触圧力を前記利用者の前記生体情報と
    して取得することを特徴とする情報機器保護方法。
  11. 【請求項11】請求項8乃至10のいずれかに記載の情
    報機器保護方法において、 前記利用者の脈拍信号から得られる心拍数を前記生体情
    報として取得することを特徴とする情報機器保護方法。
  12. 【請求項12】請求項8乃至11のいずれかに記載の情
    報機器保護方法において、 前記利用者の心拍数あるいはその変化に応じて、前記情
    報機器へのアクセスを拒否し、あるいはアクセスを制限
    することを特徴とする情報機器保護方法。
  13. 【請求項13】請求項8乃至12のいずれかに記載の情
    報機器保護方法において、 前記利用者の心拍数あるいはその変化に応じて、前記デ
    ータ入力装置の動作を停止させることを特徴とする情報
    機器保護方法。
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