JPH11196300A - 報知音を発生させる機能を備えた撮像機器 - Google Patents

報知音を発生させる機能を備えた撮像機器

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JPH11196300A
JPH11196300A JP10000825A JP82598A JPH11196300A JP H11196300 A JPH11196300 A JP H11196300A JP 10000825 A JP10000825 A JP 10000825A JP 82598 A JP82598 A JP 82598A JP H11196300 A JPH11196300 A JP H11196300A
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sound
notification
signal
envelope
notification sound
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Application number
JP10000825A
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English (en)
Inventor
Shunichi Hasegawa
俊一 長谷川
Junichi Nagahara
潤一 永原
Reiko Haneda
玲子 羽太
Tetsuo Nishigaki
哲男 西垣
Ikuko Masuda
郁子 益田
Masaaki Kojima
政昭 小島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音程、メロディ、エンベロープを組み合わせ
て、機器の操作、機能、用途にそれぞれ適応させた心地
良く且つ楽しくなるような報知音を発生させることがで
きる撮像機器を提供する。 【解決手段】録画再生する操作キー及び操作ダイアルを
備えると共に、操作状態又は機能の状態を報知する報知
手段を備えた撮像機器において、操作キーの操作状態や
機器の動作状態に対応させて、音程及びエンベロープ等
を組み合わせて心地良く且つ楽しくなるような固有の報
知音を発生させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、報知音を発生させ
る機能を備えた撮像機器に関するものであり、更に詳し
くは操作キー等の操作状態や機器の動作状態に対応させ
たブザー音やメロディからなる固有の報知音を発生させ
るようにして音で機器の状態を知り且つ操作しやすくす
るようにした撮像機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術におけるビデオカメラ等の撮像
機器には、操作キーの操作状態や機器の状態を電子音等
のブザー音、即ち、報知音を発生させる機能を備えてお
り、音で操作状態を容易に確認できるようにしたり、或
いは機器の状態を報知するようにしている。
【0003】図11及び図12は、ビデオカメラの操作
キーの操作状態や機器の状態により発生する報知音(ブ
ザー音)のイメージを羅列して示したものであり、例え
ば、電源オンの時は音程(周波数)が4KHzでフラ
ットなエンベロープが合成された(又はエンベロープを
合成されていない)単一調の”ぴ”という音を発生させ
る。カメラの録画開始の時は電源オン時の音よりも短
く単一調の”ぴっ”という音を発生させる。カメラ録
画終了であれば、録画開始の音を2度繰り返した”ぴぴ
っ”という音を発生させる。
【0004】このように報知音を発生させる機能を備え
た撮像機器は、機器を操作する機能やその用途に適応さ
せた音を発生させたり、機器に発生した異常状態や誤操
作の時に特定の音を発生させるようにして、機器を使用
するユーザに対し、単に音で報知して機器の操作状態等
を知らせるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した撮像機器から発生する報知音は、ある単一波長且
つ音量が一定であるため表現力が乏しく、単波長の音が
頻繁に発生する。そのため、使用するユーザーの不快
感、例えばうるさく感じたり、しつっこく感じる等につ
ながるため、報知音の使用はある程度限定せざるをえな
いという問題点がある。
【0006】又、年々多機能化がすすむ撮像機器におい
て単一調なブザー音ではその目的を達成させるのに限界
がきているという問題点もある。
【0007】従って、報知音を発生させる機能を備えた
撮像機器において、機器を操作する機能やその用途に適
応させ、且つ操作等が楽しくなるような報知音を発生さ
せることに解決しなければならない課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る報知音を発生させる機能を備えた撮像
機器は、録画再生する操作キー及び操作ダイアルからな
る操作手段を備えると共に、操作状態又は機能の状態を
報知する報知手段を備えた撮像機器であって、前記報知
手段における報知音は、少なくとも2種類以上の音程及
び/又はメロディからなる音を発生させることであり、
又、前記報知手段は、前記報知音にエンベローブを合成
させるようにしたことである。
【0009】このような構成からなる報知音を発生させ
る機能を備えた撮像機器においては、各種の音程やエン
ベローブを合成してデザインすることで、撮像機器の操
作状態や機器の動作状態に適切に対応させた多種類の音
で報知することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る報知音を発生
させる機能を備えた撮像機器に関する実施の形態につい
て図面を参照して説明する。尚、実施例においてはビデ
オカメラを対象にして説明し、その内心地良く楽しくな
るような音程、メロディ、エンベロープを適宜組み合わ
せた固有の報知音は、機器の操作に関して発生する音で
説明し、機器の機能、用途で発生する報知音についての
説明は省略する。
【0011】ビデオカメラ10は、図1に示すように、
被写体を録画再生する操作手段である種々の操作キー及
び操作ダイアルから構成されている外部キーブロック部
11と、操作キーの操作状態や機器の用途・動作状態に
応じた報知音を生成する報知手段を備えた制御部12
と、種々の音程信号を発生させる音程信号出力部13
と、種々のエンベロープ信号を生成するエンベロープ信
号出力部14と、音程信号とエンベロープ信号を合成増
幅した報知音信号を生成する増幅器15と、報知音信号
を出力するスピーカからなる音声出力部16とから構成
されている。尚、録音/再生機構及ビューフアインダー
等については省略してある。
【0012】外部キーブロック部11は、録画の開始と
終了をさせる録画キー20と、種々のメニューを開始及
び終了させるメニューキー21と、メニューキー21で
選択されたメニュー画面におけるカーソルを上下に動か
す操作ダイアル22とから構成され、その他の再生ボタ
ン等は省略してある。
【0013】制御部12は、上記説明した外部キーブロ
ック部11のキー操作に対応したブザー音(メロディ)
の音程信号及びエンベローブ信号を合成した固有の報知
音を発生させるように制御するものである。この報知音
は、1つ1つの音に音程をつけ且つメロディにしたり、
更に心地よい音にするために合成するエンベローブ信号
を合成させたものであり、音に余韻が残るようにするこ
ともできる。又、この制御部12には、ビデオカメラ1
0が録画状態の時には報知音を発生させない機能を有し
ている。具体的には、録画キー20によりビデオカメラ
10が撮像できる録画状態になると、録画信号を音声出
力部16に送り報知音を発生させない構造となってい
る。
【0014】このようにして音程信号やエンベローブ信
号を合成すれば、非常に多種の固有の報知音を作成する
ことができる。多種の報知音が作成できると機器の機能
毎に別々の固有の報知音を出力し、ビデオカメラ10の
操作に対して意思の伝達がより適切に行うことができる
ようになる。例えば、故障と誤操作、操作ダイアルを上
方向と下方向に回転させた時、録画の開始時と終了時、
メニュー画面を開く時と閉じる時とは異なった報知音に
することで音のみで区別することができる。
【0015】又、音程やエンベローブをうまくデザイン
することで使い勝手のよさ、楽しさが向上するうえに、
報知音が頻繁に発生してもユーザに不快感を与えないよ
うにすることが可能である。メニューキー、カーソルを
動かす操作ダイヤル等にも報知音を出すようにして、ビ
デオカメラ10の操作状態をユーザに伝達することがで
きるのである。
【0016】報知音を発生させる制御部12の具体的な
動作は、外部キーブロック部11のキーの操作状態を検
出して、録画の開始した時と終了した時、メニューをオ
ープン(OPEN)した時とクローズ(CLOSE)し
た時、メニュー画面でカーソルをアップ(UP)した時
とダウン(DOWN)した時等を判断し、これらキー2
0、21、22の操作状態に対応した特定の音程信号を
選択して音程信号出力部13に送る。同時に特定のエン
ベロープ信号を選択してエンベロープ信号出力部14に
送る。
【0017】図2は、音程信号、エンベロープ信号及び
報知音信号を略示的に示したものである。制御部12で
選択された信号に基づいて音程信号出力部13から特定
の音程信号を出力し、エンベロープ信号出力部14から
特定のエンベロープ信号を出力する構造となっている。
そして、これらの特定の音程信号及びエンベロープ信号
を増幅器15に入力して合成増幅して固有の報知音信号
を発生させることができる。
【0018】種々の音程信号及び種々のエンベロープ信
号からなる報知音信号の構造は予め決められており、 struct音符 {オクターブ;音程;長さ;エンベ
ロープ} という構造で形成されている。この構造に基づいて、操
作キー20、21、22の操作状態や機器の異常等の際
に発生させる固有の報知音信号が設定されている。下記
の〜は操作キー20、21、22に対応させた報知
音信号の具体例である。
【0019】
【0020】これら〜の報知音信号を構成するメロ
ディは下記に示すメロディテーブルから選択するように
なっており、操作キー20、21、22に対応したテー
ブルを選択できるようになっている。
【0021】 メロディテーブル[]={ 録音開始メロディ, 録音終了メロディ, メニューOPENメロディ, メニューCLOSEメロディ, カーソルUPメロディ, カーソルDOWNメロディ 。 。 }
【0022】又、上記〜に示した報知音信号を構成
するエンベロープは、4種類のエンベロープ信号(エン
ベロープ1〜4)で構成されており、下記に示すエンベ
ロープテーブルとして定義されている。
【0023】 エンベロープテーブル[]={ エンベロープ1, エンベロープ2, エンベロープ3, エンベロープ4, 。 。 }
【0024】これらのエンベロープのパターンは、種々
のものが考えられる。図3は、エンベロープ信号の2種
類のパターンを示したものである。第1のエンベロープ
パターン(エンベロープ1)は、図3(A)に示すよう
に、指定された音程をつないだ傾斜線25を直線状にし
たものである。第2のエンベロープパターン(エンベロ
ープ2)は、図3(B)に示すように、指定された音程
をつないだ傾斜線26を曲線状になるようにしたもので
ある。尚、エンベロープのパターンはこれらに限定され
ない。
【0025】又、上記〜に示した報知音信号を構成
するド、レ、ミ、・・・の各音階の理論的な周波数FO
の設定は、 FO=440×2(T+3)/12×2Oct[Hz] Oct:オクターブ T:音階の順番 で計算することができる。( Oct:オクターブ)
【0026】Oct=0の”ド”は、図4に示すよう
に、オクターブごとに繰り返される音階のうち、中心的
な位置に存在する”ド”であり、下記に示す表1におい
てT=0であり、その理論的な周波数は523Hzとな
る。従って、ド〜シの各音階の理論的な周波数は下記表
1のようになる。
【0027】例えば、2オクターブ上の”ソ”の音階の
理論的な周波数は、 F=440×2(7+3)/12×22 =3136[Hz] となる。
【0028】
【表1】
【0029】図5及び図6は上記〜に示した報知音
信号の構成から実際に発生する、心地良く楽しくなるよ
うな音程、メロディ、エンベロープを適宜組み合わせた
固有の報知音のイメージを表にして示したものである。
例えば、上記の録音開始の際には、一瞬高い”ぴ”と
いうブザー音(メロディ)になる。上記の録画終了の
際には上下に音程が変化する”ぴぽん”というメロディ
になる。上記のメニューオープンの時には音程が肩上
がりに上昇した”ぽろろろ”というメロディになる。上
記のメニュークローズの時には音程が肩下がりに下降
した”ぽろろろ”というメロディになる。上記のカー
ソルアップの時には、一瞬高い”ぽ”というブザー音
(メロディ)になる。上記のカーソルダウンの時に
は、カーソルアップと同様に一瞬高い”ぽ”というブザ
ー音(メロディ)になる。
【0030】このようにしてその操作キー20、21、
22等(図1参照)の機能に対応させた単調でない報知
音を発生させるようにすれば多機能を有する操作キー2
0、21、22の操作の使い勝手がよくなるばかりでな
く楽しくなり、操作性を向上させることができる。又、
この報知音信号は上記〜に示したものに限定される
ことなく、例えば図5及び図6に示すように、カセット
を取り出す時、故障が発生した時、誤操作の時、電源オ
ンの時等にメロディで持って報知するようにすれば極め
て有能な機能を備えたビデオカメラ(撮像機器)とな
る。
【0031】次に、上記の各種の報知音を制御する制御
部12の動作について図7〜図10に示したフローチャ
ート図に基づいて説明する。
【0032】制御部12におけるイニシャル処理は、図
7に示すように、先ず報知するブザー音(メロディ)等
の報知音信号をクリアする(ステップST1)。
【0033】次に、外部キーブロック部11からの入力
か、音程信号出力部13の制御か、エンベロープ信号出
力部14の制御かの判断をする。入力判断の場合には図
8に示すキー検出ルーチンへ、音程信号出力部13の制
御の場合には図9に示す音程信号制御ルーチンへ、エン
ベロープ信号出力部14の制御の場合には図10に示す
エンベロープ信号制御ルーチンにゆく(ステップST2
〜ST4)。
【0034】図8に示すキー検出ルーチンにおいては、
先ず外部キーブロック部11の状態を検出する(ステッ
プST5)。操作ダイアル22が動いてカーソルが移動
することを検出すると、そのカーソルが上向きであれば
の録音開始メロディを選択する(ステップST6〜S
T8)。操作ダイアル22が下向きの場合はのカーソ
ルDOWNメロディを選択する(ステップST9)。
【0035】メニューキー21によりオープン又はクロ
ーズが押された時に、オープンであればのメニューO
PENメロディが選択される(ステップST10〜ST
12)。。メニューキー21がクローズであればのメ
ニューCLOSEメロディが選択される(ステップST
13)。
【0036】操作ダイヤル22が廻されておらず、且つ
メニュー画面が開いていない状態において録画開始/終
了キー20が押された場合には、録画開始のキーであれ
ばの録画開始メロディが選択される(ステップST1
4〜ST16)。この録画開始メロディが選択されて報
知音として出力された後に、ビデオカメラが録画状態と
なると報知音の発生が抑止される。録画終了キー20で
あればの録画終了メロディが選択される(ステップS
T17)。この録画終了メロディは報知音の抑止が解除
された後に発生する。このようにして〜の報知音信
号が選択され、音程信号とエンベロープ信号からなる報
知音信号の処理が行われる(ステップST18)。
【0037】次に、音程信号制御ルーチンについて図9
を参照して説明する。図9に示す音程信号制御ルーチン
においては、〜の報知音信号に従い、音程信号の制
御がなされる。先ず報知音信号が選択されていない場合
には音程信号を停止し、報知音がない状態にする(ステ
ップST20、ST21)。
【0038】何れかの報知音信号が選択されたか又は既
に選択されている場合には、以前の報知音信号と現在の
報知音信号が同じものか否かの判断をする(ステップS
T21、ST22)。
【0039】報知音信号が同じであれば既に選択されて
いる報知音信号と判断して、1つの音の発生時間をカウ
ントするカウンタLCounterがゼロか否かを判断
するようにする(ステップST22、ST23)。
【0040】選択された報知音信号が異なっている場合
には、新しく選択された報知音信号であると判断して以
下のプログラムが実行した後にカウンタLCounte
rがゼロか否かの判断をする(ステップST22、ST
24、ST23)。
【0041】 soundPtr=メロディーテーブル[No−1] 周波数f=(soundPtr−>音程)*2^オクタ
ーブ これは、[音程]×2[オクターブ]の意味である。 LCounter=soundPtr−>長さ エンベローブPtr=soundPtr−>エンベロー
ブ」
【0042】カウンターLCounterの値がゼロで
ない時には1つの音を発生中であると判断して音程信号
の出力を行い、カウンターをマイナスカウントする処理
が行われる(LCounter−−)(ステップST2
3、ST25)。カウンターLCounterの値がゼ
ロであれば1つの音が終了したことを示し、ポインタを
1つ進める処理(soundPtr++)が行われる
(ステップST23、ST26)。
【0043】ポインタ(soundPtr)が指し示す
データがENDコード、即ち、テーブルがそこで終わり
の場合には、発生させる音がなくなったことを意味し、
音程信号をクリアして音程信号の出力を停止する(ステ
ップST27、ST28)。
【0044】ポインタ(soundPtr)が指し示す
データがENDコードでなければ、音程信号の1つの音
を発生させるため、次のプログラムが実行される(ステ
ップST27、ST29)。
【0045】周波数f=(soundPtr−>音程)
*2^オクターブ) LCounter=soundPtr−>長さ エンベローブPtr=soundPtr−>エンベロー
【0046】上記プログラムが実行されると所定周波数
fからなる音程信号が出力される(ステップST3
0)。
【0047】次にエンベロープ信号制御ルーチンについ
て図10を参照して説明する。エンベロープ信号制御ル
ーチンにおいては、先ず図5及び図6に示した〜の
何れかの報知音信号が存在しているか否かを判断する
(ステップST40)。報知音信号がない場合には振幅
をゼロにしてエンベロープ信号は発生しない(ステップ
ST41)。報知音信号が存在する場合には先にセット
したポインタ(soundPtr)が指し示すデータが
ENDコードでなければ、そのデータに相当する振幅
(エンベロープ信号)を発生させる(ステップST4
0、ST41、ST42、ST43、ST44)。
【0048】このようにして操作キーの操作状態に対応
させて音程信号とエンベロープ信号とを発生させ、この
両者の信号を合成させて報知音信号を作成すれば、多種
類の単調でなく且つ余韻の残った音を発生させることが
できるのである。
【0049】又、報知音にはブザー音の音程又はメロデ
ィを付けることができるため、表現力が飛躍的に大くな
り、多くの異なった種類の音を発生させることができ
る。これは機器の機能毎に対応させた音を発生させるよ
うにすることが可能となり、更に、撮像機器の状態をユ
ーザーに伝達すること或いは次に行うべき操作をユーザ
ーに喚起するといった事も可能になる。
【0050】
【発明の効果】上記説明したように本発明に係る報知音
を発生させる機能を備えた撮像機器は、操作キーの操作
状態に対応させて各種の音程やエンベローブによる報知
音にしたことにより、多機能化する操作キーであっても
より使いやすく、且つよりわかりやすい操作を音で表現
することができると云う効果がある。
【0051】また、音程やメロディ、エンベローブをデ
ザインすることにより、うるさい音やしつこい音といっ
た不快感の音を避けることが可能になり、使い心地良
さ、楽しさの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオカメラ(撮像機器)の主要
な部分をブロック図で表した説明図である。
【図2】同制御部で生成される報知音信号を示した説明
図である。
【図3】同制御部におけるエンベロープ信号のパターン
を示した説明図である。
【図4】同オクターブごとに繰り返される音階のうち、
中心的な位置に存在する”ド”をオクターブOct=0
と定義したようすを示したものである。
【図5】同心地良く楽しくなるような報知音の種類とそ
の音のイメージを表にしたものである。
【図6】同図5に続いて、心地良く楽しくなるような報
知音の種類とその音のイメージを表にしたものである。
【図7】同制御部におけるメインルーチンの処理形態を
示したフローチャート図である。
【図8】同制御部におけるキー検出ルーチンの処理形態
を示したフローチャート図である。
【図9】同制御部における音程信号制御ルーチンの処理
形態を示したフローチャート図である。
【図10】同制御部におけるエンベロープ信号制御ルー
チンの処理形態を示したフローチャート図である。
【図11】従来技術における単一調のブザー音等からな
る報知音を表にしたものである。
【図12】図11に続いて、従来技術における単一調の
ブザー音等からなる報知音を表にしたものである。
【符号の説明】
10;ビデオカメラ(撮像機器)、11;外部キーブロ
ック部(操作手段)、12;制御部(報知手段)、1
3;音程信号出力部、14;エンベロープ信号出力部、
15;増幅器、16;音声出力部、20;録画キー、2
1;メニューキー、22;操作ダイアル、25;傾斜
線、26;傾斜線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西垣 哲男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 益田 郁子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小島 政昭 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】録画再生する操作キー及び操作ダイアルか
    らなる操作手段を備えると共に、操作状態又は機能の状
    態を報知する報知手段を備えた撮像機器であって、前記
    報知手段における報知音は、少なくとも2種類以上の音
    程及び/又はメロディからなる音を発生させることを特
    徴とする報知音を発生させる機能を備えた撮像機器。
  2. 【請求項2】前記報知手段は、前記報知音にエンベロー
    ブを合成させるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の報知音を発生させる機能を備えた撮像機器。
  3. 【請求項3】前記報知手段は、機器の操作、機能、用途
    にそれぞれ適応させた音程、メロディ及び/又はエンベ
    ローブを合成した固有の報知音を発生させるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の報知音を発生させる
    機能を備えた撮像機器。
  4. 【請求項4】前記報知手段は、心地良く楽しくなるよう
    な音程、メロディ、エンベローブを適宜組み合わせた固
    有の報知音を発生させるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の報知音を発生させる機能を備えた撮像機
    器。
  5. 【請求項5】前記操作手段における操作キー及び/又は
    操作ダイアルの操作が上向き方向の時と下向き方向の時
    に発生する報知音を変化させるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の報知音を発生させる機能を備えた
    撮像機器。
  6. 【請求項6】前記報知手段は、録画中には前記報知音を
    発生させないようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の報知音を発生させる機能を備えた撮像機器。
  7. 【請求項7】前記撮像機器のメニュー画面を開く時とメ
    ニュー画面を閉じる時に発生する報知音を変化させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の報知音を発
    生させる機能を備えた撮像機器。
  8. 【請求項8】前記報知手段は、録画の開始時と終了時に
    発生する報知音を変化させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の報知音を発生させる機能を備えた撮
    像機器。
JP10000825A 1998-01-06 1998-01-06 報知音を発生させる機能を備えた撮像機器 Pending JPH11196300A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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