JPH11196240A - イメージスキャナ - Google Patents
イメージスキャナInfo
- Publication number
- JPH11196240A JPH11196240A JP9368649A JP36864997A JPH11196240A JP H11196240 A JPH11196240 A JP H11196240A JP 9368649 A JP9368649 A JP 9368649A JP 36864997 A JP36864997 A JP 36864997A JP H11196240 A JPH11196240 A JP H11196240A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light source
- image scanner
- reflector
- photoelectric conversion
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、原稿面を照射する光源の光量を検
出し、その検出結果に基づき前記光源の光量を一定化す
る制御をすることで、画像ムラの発生を防止できるイメ
ージスキャナを提供する。 【解決手段】 原稿面20を照射する線状光源15と、
この線状光源の端部の光が直接入射する位置に配設され
た反射体18と、前記原稿面からの反射光が入射する原
稿読み取り素子部14Aおよび前記反射体からの反射光
が入射する光量検出用素子部14Bを有する光電変換素
子配列14と、前記光量検出用素子部の出力に対応して
前記光源の光量を一定に制御する光量制御部とを備える
ように、イメージスキャナを構成する。
出し、その検出結果に基づき前記光源の光量を一定化す
る制御をすることで、画像ムラの発生を防止できるイメ
ージスキャナを提供する。 【解決手段】 原稿面20を照射する線状光源15と、
この線状光源の端部の光が直接入射する位置に配設され
た反射体18と、前記原稿面からの反射光が入射する原
稿読み取り素子部14Aおよび前記反射体からの反射光
が入射する光量検出用素子部14Bを有する光電変換素
子配列14と、前記光量検出用素子部の出力に対応して
前記光源の光量を一定に制御する光量制御部とを備える
ように、イメージスキャナを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵する光源から
の光を原稿面に照射してその反射光を光電変換素子配列
で受光するイメージスキャナに関し、特に前記光源の光
量を安定化する機能を有したイメージスキャナに関す
る。
の光を原稿面に照射してその反射光を光電変換素子配列
で受光するイメージスキャナに関し、特に前記光源の光
量を安定化する機能を有したイメージスキャナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】副走査を手動で行うイメージスキャナ
は、例えば図5に背面図を示すように、本体10の把持
部11の上方に横長の窓12が形成され、この窓12か
ら原稿面を摺接して回転するローラ13とCCD14が
露出している。CCD14は、多数の光電変換素子を一
列に配列して原稿面を電子的に走査するためのものであ
って、素子の配列方向が主走査方向となる。ローラ13
は、主走査と直交する方向の副走査を手動で行う際に、
その副走査密度を一定化するためのものである。
は、例えば図5に背面図を示すように、本体10の把持
部11の上方に横長の窓12が形成され、この窓12か
ら原稿面を摺接して回転するローラ13とCCD14が
露出している。CCD14は、多数の光電変換素子を一
列に配列して原稿面を電子的に走査するためのものであ
って、素子の配列方向が主走査方向となる。ローラ13
は、主走査と直交する方向の副走査を手動で行う際に、
その副走査密度を一定化するためのものである。
【0003】図3及び図4は、上記イメージスキャナの
CCD14を含む光学系全体の概略平面図および概略側
面図である。図中、15は原稿面20を照射する線状光
源、16は原稿面20からの反射光を更に反射して光路
変換するミラー、17は光路変換された反射光を集光し
てCCD14に入射するレンズである。
CCD14を含む光学系全体の概略平面図および概略側
面図である。図中、15は原稿面20を照射する線状光
源、16は原稿面20からの反射光を更に反射して光路
変換するミラー、17は光路変換された反射光を集光し
てCCD14に入射するレンズである。
【0004】線状光源15の延長方向とCCD14の素
子配列方向は平行している。原稿面20に対する主走査
は、CCD14を構成する一列の光電変換素子の出力レ
ベルを順番に所定の基準レベルと比較、判別することで
行われる。
子配列方向は平行している。原稿面20に対する主走査
は、CCD14を構成する一列の光電変換素子の出力レ
ベルを順番に所定の基準レベルと比較、判別することで
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CCD14の光電変換
出力レベルを判別する基準レベルが固定されている場合
に、光源15の光量が変化すると、同じ原稿面20から
の反射光でもその強度は変化してしまう。この結果、C
CD14の出力レベルの判別結果に違いが生じ、原稿読
み取り画像にムラが発生する。この点が本発明で解決し
ようとする課題である。
出力レベルを判別する基準レベルが固定されている場合
に、光源15の光量が変化すると、同じ原稿面20から
の反射光でもその強度は変化してしまう。この結果、C
CD14の出力レベルの判別結果に違いが生じ、原稿読
み取り画像にムラが発生する。この点が本発明で解決し
ようとする課題である。
【0006】本発明は、原稿面を照射する光源の光量を
検出し、その検出結果に基づき前記光源の光量を一定化
する制御をすることで、画像ムラの発生を防止できるイ
メージスキャナを提供することを目的としている。
検出し、その検出結果に基づき前記光源の光量を一定化
する制御をすることで、画像ムラの発生を防止できるイ
メージスキャナを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、原
稿面を照射する線状光源と、この線状光源の端部の光が
直接入射する位置に配設された反射体と、前記原稿面か
らの反射光が入射する原稿読み取り素子部および前記反
射体からの反射光が入射する光量検出用素子部を有する
光電変換素子配列と、前記光量検出用素子部の出力に対
応して前記光源の光量を一定に制御する光量制御部とを
備えるイメージスキャナで達成できる。
稿面を照射する線状光源と、この線状光源の端部の光が
直接入射する位置に配設された反射体と、前記原稿面か
らの反射光が入射する原稿読み取り素子部および前記反
射体からの反射光が入射する光量検出用素子部を有する
光電変換素子配列と、前記光量検出用素子部の出力に対
応して前記光源の光量を一定に制御する光量制御部とを
備えるイメージスキャナで達成できる。
【0008】本発明の実施形態では、前記光電変換素子
列の配列方向が主走査方向であり、これと直交する方向
への副走査が手動で行われるイメージスキャナが例示さ
れる。この場合、前記イメージスキャナは、前記光源に
よる前記原稿面および前記反射体からの反射光をそれぞ
れ前記光電変換素子列の前記原稿読み取り素子部および
前記光量検出素子部へ入射する光学系を備えたものであ
る。
列の配列方向が主走査方向であり、これと直交する方向
への副走査が手動で行われるイメージスキャナが例示さ
れる。この場合、前記イメージスキャナは、前記光源に
よる前記原稿面および前記反射体からの反射光をそれぞ
れ前記光電変換素子列の前記原稿読み取り素子部および
前記光量検出素子部へ入射する光学系を備えたものであ
る。
【0009】光量検出素子部は、原稿面からの反射光で
はなく、反射体からの反射光を受光する。反射体の反射
係数は予め判明しているので、光量検出素子部の出力レ
ベルを判別すれば、光源の光量変化を検出できる。光量
制御部は、光量検出素子部の出力レベルの判別結果に応
じて、例えば光源の駆動電圧を制御して、その光量を一
定にする。したがって、原稿読み取り素子部からは画像
ムラの無い鮮明な読み取り画像が出力される。光量検出
素子部は、光電変換素子列の原稿読み取りには使用され
ない端部の余剰な素子を使用するので、コスト増加要因
にはならない。
はなく、反射体からの反射光を受光する。反射体の反射
係数は予め判明しているので、光量検出素子部の出力レ
ベルを判別すれば、光源の光量変化を検出できる。光量
制御部は、光量検出素子部の出力レベルの判別結果に応
じて、例えば光源の駆動電圧を制御して、その光量を一
定にする。したがって、原稿読み取り素子部からは画像
ムラの無い鮮明な読み取り画像が出力される。光量検出
素子部は、光電変換素子列の原稿読み取りには使用され
ない端部の余剰な素子を使用するので、コスト増加要因
にはならない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態を参
照して、本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実
施形態を示す光学系の概略平面図、図2は概略側断面図
である。本例のイメージスキャナも図5と同様の外観構
成をしている。なお、図2は図1の反射体18を通る光
学系の側面図であり、原稿面20を通る光学的側面図は
図4と同じである。
照して、本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実
施形態を示す光学系の概略平面図、図2は概略側断面図
である。本例のイメージスキャナも図5と同様の外観構
成をしている。なお、図2は図1の反射体18を通る光
学系の側面図であり、原稿面20を通る光学的側面図は
図4と同じである。
【0011】図1および図2に示すイメージスキャナ
は、原稿面(図4の20)を照射する線状光源15と、
この線状光源15の端部の光が直接入射する位置に配設
された反射体18と、前記原稿面20からの反射光が入
射する原稿読み取り素子部14Aおよび反射体18から
の反射光が入射する光量検出用素子部14Bを有するC
CD(光電変換素子配列)14と、光量検出用素子部1
4Bの出力に対応して光源15の光量を一定に制御する
光量制御部(図示せず)とを備える。
は、原稿面(図4の20)を照射する線状光源15と、
この線状光源15の端部の光が直接入射する位置に配設
された反射体18と、前記原稿面20からの反射光が入
射する原稿読み取り素子部14Aおよび反射体18から
の反射光が入射する光量検出用素子部14Bを有するC
CD(光電変換素子配列)14と、光量検出用素子部1
4Bの出力に対応して光源15の光量を一定に制御する
光量制御部(図示せず)とを備える。
【0012】更に、光源15による原稿面20および反
射体18からの反射光をそれぞれCCD14の原稿読み
取り素子部14Aおよび光量検出素子部14Bへ入射す
る光学系、即ちミラー16およびレンズ17を備える。
なお、反射体18は図5のイメージスキャナ10のケー
ス内で、原稿面20の横方向に配列される。
射体18からの反射光をそれぞれCCD14の原稿読み
取り素子部14Aおよび光量検出素子部14Bへ入射す
る光学系、即ちミラー16およびレンズ17を備える。
なお、反射体18は図5のイメージスキャナ10のケー
ス内で、原稿面20の横方向に配列される。
【0013】光量検出素子部14Bは、原稿面20から
の反射光ではなく、反射体18からの反射光を受光す
る。反射体18の反射係数は予め判明しているので、光
量検出素子部14Bの出力レベルを判別すれば、光源1
5の光量変化を検出できる。図示せぬ光量制御部は、光
量検出素子部14Bの出力レベルの判別結果に応じて、
例えば光源15の駆動電圧を制御して、その光量を一定
にする。
の反射光ではなく、反射体18からの反射光を受光す
る。反射体18の反射係数は予め判明しているので、光
量検出素子部14Bの出力レベルを判別すれば、光源1
5の光量変化を検出できる。図示せぬ光量制御部は、光
量検出素子部14Bの出力レベルの判別結果に応じて、
例えば光源15の駆動電圧を制御して、その光量を一定
にする。
【0014】したがって、原稿読み取り素子部14Aか
らは、原稿面20を走査した画像ムラの無い鮮明な読み
取り画像が出力される。光量検出素子部14Bは、CC
D14の原稿読み取りには使用されない端部の余剰な素
子を使用するので、コスト増加要因にはならない。
らは、原稿面20を走査した画像ムラの無い鮮明な読み
取り画像が出力される。光量検出素子部14Bは、CC
D14の原稿読み取りには使用されない端部の余剰な素
子を使用するので、コスト増加要因にはならない。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、原稿
面を照射する光源の光量を検出し、その検出結果に基づ
き前記光源の光量を一定化する制御をすることで、画像
ムラの発生を防止できるイメージスキャナを提供するこ
とができる。
面を照射する光源の光量を検出し、その検出結果に基づ
き前記光源の光量を一定化する制御をすることで、画像
ムラの発生を防止できるイメージスキャナを提供するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すイメージスキャナの
光学系の平面図である。
光学系の平面図である。
【図2】図1の光学系の反射体を通る光学的側面図であ
る。
る。
【図3】従来のイメージスキャナの光学系の平面図であ
る。
る。
【図4】図3の光学系の原稿面を通る光学的側面図であ
る。
る。
【図5】手動走査型イメージスキャナの背面図である。
10 イメージスキャナ 14 CCD(光電変換素子配列) 14A 原稿読み取り素子部 14B 光量検出素子部 15 線状光源 16 ミラー 17 レンズ 18 反射体 20 原稿面
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿面を照射する線状光源と、 この線状光源の端部の光が直接入射する位置に配設され
た反射体と、 前記原稿面からの反射光が入射する原稿読み取り素子部
および前記反射体からの反射光が入射する光量検出用素
子部を有する光電変換素子配列と、 前記光量検出用素子部の出力に対応して前記光源の光量
を一定に制御する光量制御部とを備えることを特徴とす
るイメージスキャナ。 - 【請求項2】 前記光電変換素子列の配列方向が主走査
方向であり、これと直交する方向への副走査が手動で行
われることを特徴とする請求項1のイメージスキャナ。 - 【請求項3】 前記光源による前記原稿面および前記反
射体からの反射光をそれぞれ前記光電変換素子列の前記
原稿読み取り素子部および前記光量検出素子部へ入射す
る光学系を更に備えることを特徴とする請求項1または
2のイメージスキャナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9368649A JPH11196240A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | イメージスキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9368649A JPH11196240A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | イメージスキャナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11196240A true JPH11196240A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18492378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9368649A Pending JPH11196240A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | イメージスキャナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11196240A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200076959A1 (en) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image reading device and image forming apparatus |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9368649A patent/JPH11196240A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200076959A1 (en) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image reading device and image forming apparatus |
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