JPH11196139A - 送信機及び受信機並びに送受信機 - Google Patents

送信機及び受信機並びに送受信機

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JPH11196139A
JPH11196139A JP9361562A JP36156297A JPH11196139A JP H11196139 A JPH11196139 A JP H11196139A JP 9361562 A JP9361562 A JP 9361562A JP 36156297 A JP36156297 A JP 36156297A JP H11196139 A JPH11196139 A JP H11196139A
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JP
Japan
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oscillator
amplifier
frequency
output signal
chip
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Application number
JP9361562A
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English (en)
Inventor
Yutaka Takada
豊 高田
Norio Ito
紀夫 伊東
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コスト化、低電力消費化、小型化を図れる
通信機の主要構成を1チップに搭載した通信ユニットを
提供する。 【構成】 通信機における主要な回路要素を、CMOS
プロセスで1チップ化し、該チップに、より高い周波数
を利用可能に、任意に選択する周波数倍加手段や、発振
子の温度依存性を補償する温度補償手段を、追加搭載し
たり、該チップと、発振子とを1パッケージ化したし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型軽量な送信機
又は、並びに受信機に関し、これらは、無線情報機器、
特に携帯用情報機器端末に用いられ、例えば、通信機能
を有した腕時計、離れた所からドアを施錠する装置や、
装置を制御する端末機器に最適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線通信技術は、多様な産業分
野や、家庭用に用いられており、各種の多様な提案が行
なわれている。
【0003】特に、例えば、近年、携帯電話やPHS等
が急速に普及して移動体通信分野、活発化しており、こ
の技術的な成果が波及的に、微弱無線を用いた屋内無線
データ伝送や識別装置、各種の遠隔測定や遠隔制御の分
野にも、影響を及ぼしている。
【0004】また、高周波を利用する無線機器におい
て、携帯機器や小型機器に用いるために、GaAs(ガ
リウム、ひ素)等を素材に、バイポーラ・プロセスを用
いて、通信機の主要構成要素を1チップ化したものが提
案されている(例えば、特開平5−122259号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記バイポ
ーラ・タイプの通信チップにおいては、コストが嵩み、
電力消費が比較的に多く、更に、小型化の面で不十分で
あり、さらなる高性能化が望まれている。
【0006】また、GaAsは、さらに高価であり、環
境保護するリサイクル性の面でも、好ましくない。
【0007】そこで、本発明は、低コスト化、低電力消
費化、小型化を図れる通信機の主要構成を1チップに搭
載した通信ユニットを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、SAW発振子と、前記発振子と発振回路を構
成する発振器と、前記発振器の出力信号を変調する変調
器と、前記変調器の出力信号を増幅する増幅器と、増幅
器の出力信号を電波として放出するアンテナを備えた送
信機において、少なくとも、前記発振器、前記変調器、
前記増幅器を、CMOSプロセスで1チップ化した構成
とされている。
【0009】本願第2請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を倍加する周波数倍加手段と、前
記発振器の出力信号を変調する変調器と、変調された出
力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力信号を電波と
して放出するアンテナを備えた送信機において、少なく
とも、前記発振器、前記周波数倍加手段、前記変調器、
前記増幅器を、CMOSプロセスで1チップ化した構成
とされている。
【0010】本願第3請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を変調する変調器と、変調された
出力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力信号を電波
として放出するアンテナと、SAW発振子における周波
数の温度依存特性を補償する温度補償手段を備えた送信
機において、少なくとも、前記発振器、前記変調器、前
記増幅器、前記温度補償手段を、CMOSプロセスで1
チップ化した構成とされている。
【0011】本願第4請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を倍加する周波数倍加手段と、前
記発振器の出力信号を変調する変調器と、変調された出
力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力信号を電波と
して放出するアンテナと、SAW発振子における周波数
の温度依存特性を補償する温度補償手段とを備えた送信
機において、少なくとも、前記発振器、前記周波数倍加
手段、前記変調器、前記増幅器、前記温度補償手段を、
CMOSプロセスで1チップ化した構成とされている。
【0012】本願第5請求項に記載した発明は、前記第
1発明乃至第4発明における変調回路において、振幅シ
フトキーイング、又は周波数シフトキーイング、又は位
相シフトキーイングを用いた構成とされている。
【0013】本願第6請求項に記載した発明は、前記第
1発明乃至第4発明における周波数倍加手段に、周波数
てい倍方式、又は、PLL方式を用いた構成とされてい
る。
【0014】本願第7請求項に記載した発明は、前記第
1発明乃至第4発明におけるCMOSプロセスで1チッ
プ化されたICと、SAW発振子とを1パッケージ化し
た構成とされている。
【0015】本願第8請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を増幅する第1増幅器と、電波を
受信するアンテナと、前記アンテナで受信された微弱信
号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器の出力
と前記第1増幅器の周波数を混合する混合器と、前記混
合器の出力信号を増幅する第2増幅器と、前記第2増幅
器からの出力信号を復調する復調器とを備えた受信機に
おいて、少なくとも、前記発振器、前記第1増幅器、前
記低雑音増幅器、前記混合器、前記第2増幅器、前記復
調器を、CMOSプロセスで1チップ化した構成とされ
ている。
【0016】本願第9請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を倍加する周波数倍加手段と、前
記周波数倍加手段の出力信号を増幅する第1増幅器と、
電波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信された
微弱信号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器
の出力と前記第1増幅器の周波数を混合する混合器と、
前記混合器の出力信号を増幅する第2増幅器と、前記第
2増幅器からの出力信号を復調する復調器とを備えた受
信機において、少なくとも、前記発振器、前記周波数倍
加手段、前記第1増幅器、前記低雑音増幅器、前記混合
器、前記第2増幅器、前記復調器を、CMOSプロセス
で1チップ化した構成とされている。
【0017】本願第10請求項に記載した発明は、SA
W発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器
と、前記発振器の出力信号を増幅する第1増幅器と、電
波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信された微
弱信号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器の
出力と前記第1増幅器の周波数を混合する混合器と、前
記混合器の出力信号を増幅する第2増幅器と、前記第2
増幅器からの出力信号を復調する復調器と、SAW発振
子の周波数に対する温度特性を補償する温度補償手段と
を備えた受信機において、少なくとも、前記発振器、前
記第1増幅器、前記低雑音増幅器、前記混合器、前記第
2増幅器、前記復調器、前記温度補償手段を、CMOS
プロセスで1チップ化した構成とされている。
【0018】本願第11請求項に記載した発明は、SA
W発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器
と、前記発振器の出力信号を倍加する周波数倍加手段
と、前記周波数倍加手段の出力信号を増幅する第1増幅
器と、電波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信
された微弱信号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音
増幅器の出力信号と前記第1増幅器の周波数とを混合す
る混合器と、前記混合器の出力信号を増幅する第2増幅
器と、前記第2増幅器からの出力信号を復調する復調器
と、SAW発振子の周波数に対する温度特性を補償する
温度補償手段とを備えた受信機において、少なくとも、
前記発振器、前記周波数倍加手段、前記第1増幅器、前
記低雑音増幅器、前記混合器、前記第2増幅器、前記復
調器、前記温度補償手段を、CMOSプロセスで1チッ
プ化した構成とされている。
【0019】本願第12請求項に記載した発明は、前記
第8発明乃至第11発明におけるCMOSプロセスで1
チップ化されたICと、SAW発振子とを1パッケージ
化した構成とされている。
【0020】本願第13請求項に記載した発明は、前記
第8発明乃至第11発明における復調回路に、振幅シフ
トキーイング、又は周波数シフトキーイング、又は位相
シフトキーイングを用いた構成とされている。
【0021】本願第14請求項に記載した発明は、前記
第8発明乃至第11発明における周波数倍加手段に、周
波数てい倍方式又はPLL方式を用いた構成とされてい
る。
【0022】本願第15請求項に記載した発明は、送受
信機において、前記第1発明乃至第7発明における送信
機と、前記第8発明乃至第11発明における受信機とを
1パッケージ化した構成とされている。
【0023】本願第16請求項に記載した発明は、送受
信機において、前記第1発明乃至第7発明における送信
機と、前記第8発明乃至第11発明における受信機とを
1チップ化した構成とされている。
【0024】本願第17請求項に記載した発明は、送受
信機において、送信機側の発振周波数を、周波数変換手
段により変換して、受信機側の基準周波数として、用い
た構成とされている。
【0025】本願第18請求項に記載した発明は、送受
信機において、受信機側の発振周波数を、周波数変換手
段により変換して、送信機側の基準周波数として、用い
た構成とされている。
【0026】このように、本発明によれば、CMOSプ
ロセスを用いて、このような通信機の主要な回路を1チ
ップに集約化しているので、従来のGaAs,バイポー
ラ・プロセスを用いた回路構成に比べて、大幅な低コス
ト化及び低電力消費化を図ることができ、更に、より小
型化も達成でき、これらに基づいた、効果を奏すること
ができる。
【0027】また、1チップ化しているので、使用者の
利便性や、高性能化、安定動作化を図ることが可能とな
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる各具体例
を、順次、説明するが、まず、第1具体例から第5具体
例までの送信機の構成を説明し、次に、第6具体例から
第10具体例までの受信機の構成を説明し、更に、第1
1具体例から第13具体例までの送受信機の構成を説明
することにする。
【0029】まず、本発明に係わる無線を用いた送信機
の第1具体例を、図1及び図2に基いて説明する。
【0030】尚、後述する各具体例において、基本的に
共通する回路の構成要素は、説明を簡略化することにす
る。
【0031】すなわち、本第1具体例の送信機は、図1
に示すように、所定の基準周波数を生成する局所発振子
であるSAW発振子11と、この基準周波数を安定化す
る発振回路を備えた発振器12と、この安定化された基
準周波数を、送信する内容を反映した信号に変調する変
調器13と、送信内容を反映して変調された信号を、所
定強度に増幅する増幅器14と、この増幅された送信信
号を、電波として空中に送出する送信アンテナAとから
構成され、発振器12、変調器13、増幅器14を、C
MOSプロセスを用いて、単一チップ10上に形成し、
1チップ化したものである。
【0032】すなわち、図2に示すように、これらの回
路が実際に搭載された小片であるチップ・ダイ10は、
所定素材のパッケージPに封入され、同パッケージPに
埋設され規格化された配列の外部端子と電気的に接続さ
れている。
【0033】再び図1に示すように、このSAW発振子
11とは、表面弾性波(Surface Acoustic Wave)発振子
の略称であり、所定形状に形成された水晶等の圧電基板
に設けたすだれ状の電極と、格子状の反射器とから構成
され、これらの電極に所定電圧を印加すると、電極間で
電気信号が多重反射され、定在波が生起し、この定在波
を用いて、外部に安定した一定周波数を出力する発振子
である。また、このSAW発振子11からは、基本的
に、数百MHz以上の発振周波数を得ることができる。
【0034】尚、変調器13の変調方式としては、適
宜、送信条件に応じて、振幅シフト・キーイング方式、
周波数シフト・キーイング方式、位相シフト・キーイン
グ方式のいずれから選択したものを用いて良い。
【0035】すなわち、一般的に、送信内容が反映され
た符号化されたデータを送信するためには、デジタル変
調を行なう必要があり、このデジタル変調方式として
は、振幅の大小または有無によって符号化を行なう振幅
シフト・キーイング方式(ASK)、異なる2波の周波
数により符号化を行なう周波数シフト・キーイング方式
(FSK)、位相のずれた2波の信号により符号化を行
なう位相シフト・キーイング方式(PSK)等が、代表
的である。そして、それぞれ、送信データの転送レート
や、送受信感度の条件等に応じて、適宜、最適なものを
用いている。
【0036】従って、CMOSプロセスを用いて、この
ような回路を形成しているので、従来のGaAs,バイ
ポーラ・プロセスを用いた回路構成に比べて、大幅な低
コスト化を図ることができる。
【0037】すなわち、GaAs,バイポーラの製造プ
ロセスに比べて、CMOSの製造プロセスは、大幅な簡
略化が可能で、プロセスコストを安価に抑えられる。
【0038】また、このCMOSプロセスによれば、回
路の集積密度を向上することができ、小型化を図ること
ができる。
【0039】すなわち、チップ・ダイ・サイズも、例え
ば、従来の2mm角のものに対して、本例のCMOSタ
イプにすれば、約1mm角未満のものにでき、このチッ
プ・ダイを収納するパッケージP本体のサイズも、外部
の接続端子の配置等の制約に応じた可能な限り、小さな
ものにすることができる。
【0040】これは、近年、各種の情報機器産業で、処
理能力を向上するため、より大規模且つ高密度な集積回
路を製作する必要が有り、このために、回路パターンの
配線幅の微細化が進められたことに他ならない。そし
て、このような大規模且つ高密度化を可能とした微細化
プロセス技術の副産物として、回路内の配線インダクタ
ンスや容量の低減効果をもたらし、結果的に、デバイス
としての高周波特性を向上させることに寄与している。
例えば、最近、一般的になってきたゲート長0.35μ
mレベルの遮断周波数は、数十GHzに到達しており、
この数十GHzの遮断周波数は、高周波デバイスの性能
特性としては、十分であり、少なくとも、1GHz〜2
GHz帯の高周波通信機に、十分に用いることができ
る。
【0041】また、CMOS構造の大きな特徴である低
電力消費化を図れるとともに、電気的な回路の動作に悪
影響を与える回路自体による動作時の発熱量も減少する
ことができる。
【0042】特に、例えば、電池等の内蔵電源を使用す
る携帯機器に、本例を用いた場合には、同一容量の電源
を用いても、その携帯機器における動作可能時間を長時
間化することができ、基本性能を向上できる。また、低
電力消費化している同様な理由から、より小型軽量の内
蔵電源で済み、特に、携帯機器における重量の主要な部
分を占める内蔵電源を軽量化できるので、携帯機器全体
としての小型軽量化を図ることもできる。
【0043】また、このように、送信機の主要な構成要
素を、1チップに集約化したことにより、各種の影響を
受けやすい高周波回路においても、製品バラツキの少な
い良好な品質を確保でき、且つ、安定した十分に設計通
りの性能発揮が期待できる。
【0044】すなわち、構成要素の各回路群を接続する
配線を不要としているので、配線の接続不良や断線等に
よる障害を未然に回避することができるとともに、回路
の動作に悪影響を与える配線による容量性成分や誘導性
成分が低減され、十分に設計通りの安定した性能発揮が
期待できる。
【0045】特に、このような、高い周波数を用いる回
路においては、人的な要因や、様々な外部的な要因によ
って、その回路動作に悪影響を受けやすいが、1チップ
に集約化しているので、人的な要因が介在することを除
去できるとともに、使用者の利便性を向上することがで
きる。
【0046】すなわち、高周波送信機の主要な構成要素
に、別部品を用いて、送信機を形成した場合には、各部
品毎の性能特性や品質バラツキによって、良好な動作を
妨げられたり、各部品の配置による配線長さや、配線同
士の干渉によって、設計通りの性能が発揮できなかった
りして、その回路設計は困難であり、組立て取扱い性等
も劣っている。
【0047】しかし、あらかじめ正常な動作が確保され
ている1チップに集約化していることにより、これらを
未然に回避でき、容易に取扱うことができるとともに、
高い信頼性を確保することができる。
【0048】次に、本発明に係わる第2具体例の送信機
を、図3に基づき説明する。
【0049】本例の送信機は、上述した第1具体例の1
チップ構成に、周波数倍加手段15を追加したものであ
り、固定された周波数による送信のみならず、送信周波
数を可変に構成し、使用者等によって任意の送信周波数
を選択可能にしたものであるとともに、この周波数倍加
手段15により送信周波数を倍加し、第1具体例よりも
高い周波数で、送信できるようにしたものである。
【0050】すなわち、図3に示すように、発振器12
と、増幅器14との間に、周波数倍加手段15を介装し
た構成とされ、これらの発振器12、変調器13、増幅
器14、周波数倍加手段15を、CMOSプロセスを用
いて、単一チップ10上に形成し、1チップ化したもの
である。
【0051】また、この周波数倍加手段15は、図示を
省略したが、使用者等が任意の送信周波数を入力設定す
る外部の入力手段や、予め設定された特定の送信周波数
に自動設定する自動設定手段に、電気的に接続されてい
る。
【0052】尚、周波数倍加手段15の周波数可変方式
としては、適宜、使用条件に応じて、入力された信号に
対して、そのn倍の周波数を出力する周波数てい倍方
式、PLL(フェイズ・ロックト・ループ)方式から選
択したものを用いて良い。
【0053】このPLL方式とは、位相比較器(フェー
ズ・コンパレータ)と、ループ・フィルタと、VCO
(電圧制御発振器)と、分周器とをループ状に接続した
構成とされ、VCOの出力周波数を、位相比較器に入力
された入力周波数に対して、分周器に設定された比率に
応じて、倍加する回路動作を行なう。つまり、例えば、
分周器の分周比が1/2の場合には、入力周波数の2倍
の周波数を、VCOの出力周波数として、取り出すこと
ができる。
【0054】従って、上述した第1具体例に説明したよ
うに、CMOSプロセス用いて1チップ化した効果を奏
するのみならず、本例の送信機によれば、より高い周波
数を任意に選択でき、送信機としての使用範囲を拡大で
きる。
【0055】次に、本発明に係わる第3具体例の送信機
を、図4及び図5に基づき説明する。
【0056】本例は、図4に示すように、上述した第1
具体例の1チップ構成に、温度補償手段16を追加し
て、SAW発振子11の発振周波数を、その動作時にお
ける周囲の温度環境に拘らず、一定に安定化できるよう
にしたものである。
【0057】すなわち、図5のグラフに示すように、一
般に、SAW発振子11においては、その発振周波数
が、20℃から30℃附近を基準の頂点として、温度に
依存した特性を有し、一定の発振周波数を発振するよう
に設定しても、ある程度は温度環境により、周波数が変
動してしまう。
【0058】そこで、本例においては、SAW発振子1
1の温度依存特性を、所定の許容範囲に収めるように、
このSAW発振子11の温度依存特性と逆特性の温度補
償手段16を、追加した構成とされている。
【0059】すなわち、再び図4に示すように、新たな
温度補償手段16を追加して設け、温度補償手段16を
発振器12に接続するとともに、これらの発振器12、
変調器13、増幅器14、温度補償手段16を、CMO
Sプロセスを用いて、単一チップ10上に形成し、1チ
ップ化したものである。
【0060】尚、このような発振子の周波数−温度特性
を、補正する温度補償手段16として、一般的に、1)
直接補償型、2)間接補償型(アナログ)、3)間接補
償型(デジタル)の3タイプが有るが、適宜、使用条件
に応じて、いずれかを用いて良い。
【0061】従って、上述した各具体例に説明したよう
に、CMOSプロセス用いて1チップ化した効果を奏す
るのみならず、SAW発振子11から得られる発振周波
数を、使用時における温度環境の変化に拘らず、所定に
安定化できるので、送信機としての性能や信頼性が向上
できるとともに、使用する温度条件の制約を緩和するこ
とができる。
【0062】次に、本発明に係わる第4具体例の送信機
を図6に基づき、説明する。
【0063】本例は、上述した第1具体例の1チップ構
成に、第2具体例で追加した周波数倍加手段15と、第
3具体例で追加した温度補償手段16とを、両方同時に
追加搭載したものである。
【0064】すなわち、送信機の主要な構成要素である
発振器12、変調器13、周波数倍加手段15、増幅器
14、温度補償手段16を、CMOSプロセスを用い
て、単一チップ10上に形成し、1チップ化したもので
ある。
【0065】従って、第2具体例及び第3具体例の効果
を奏するのみならず、これらの構成要素を1チップ上に
配置しているので、使用者の利便性や、製品部品として
の信頼性を向上することができる。
【0066】次に、本発明に係わる第5具体例の送信機
を、図7乃至図9に基づき説明する。
【0067】本例は、上述した第4具体例と同一な回路
構成を、1チップ上に配置しており、このチップ10を
封入した単一パッケージP内に、新たにSAW発振子1
1も、同時に収納したものである。
【0068】すなわち、図7及び図8に示すように、送
信機の主要な構成要素である発振器12、変調器13、
周波数倍加手段15、増幅器14、温度補償手段16
を、CMOSプロセスを用いて、単一チップ10上に形
成し、1チップ化するとともに、このチップ10と、S
AW発振子11とを同一パッケージP内に封入した構成
とされている。
【0069】従って、このように送信機の主要な回路構
成を搭載した1チップ10と、SAW発振子11とを、
1パッケージ化したものにおいては、温度補償手段16
が、SAW発振子11の近傍箇所で、且つ同一素材で同
一な厚みのパッケージP内に、封入されることにより、
同一に周囲温度環境の影響を受けることになり、温度補
償手段16による補償感度や補償精度を向上することが
でき、周囲の変動する温度環境に対して、より安定した
周波数を確保でき、送信機としての性能向上を図ること
ができる。
【0070】尚、図9に示すように、チップ10上にS
AW発振子11を直接的に実装することによって、より
安定動作化及び高性能化を図るようにしても良い。
【0071】すなわち、図8に示すチップ10とSAW
発振子11とは、一般的なワイヤボンディングの手法を
用いて、結線接続されているが、図9に示すチップ10
とSAW発振子11とは、このワイヤボンディング手法
を用いずに、直接的に接続されている。
【0072】従って、ワイヤボンディングの不良に基づ
く動作不良を防止できるとともに、ワイヤ部分自体を不
要にしているので、このワイヤ部分による容量性成分や
誘導性成分が削除され、回路的な不安定要素を除去でき
るので、より高い高周波性能に対応することができる。
【0073】更に、発振子を含めた送信機における主要
な構成要素を、1パッケージ内に集約して単一部品化し
ているので、使用者等が実装を行なっても、各個人によ
り異なる個性的な特性差が生ぜずに済み、良好な組立て
性や取扱い性を確保でき、組立てコストを減少できると
ともに、安定した取り替え交換性を確保することがで
き、迅速且つ容易に故障対策を行なうことができる。
【0074】また、このように1パッケージに単一部品
化したので、送信機の主要構成を搭載した1チップとS
AW発振子11との間の結線、配線不良や、互いに別部
品の場合に生じる実装上の問題を未然に回避することが
でき、より設計通りの安定した性能発揮を期待すること
ができる。
【0075】尚、温度補償手段16を有無に拘わらず、
上述した第1具体例乃至第3具体例においても、本例と
同様に1パッケージ化することにより、少なくとも、送
信機の主要構成を搭載した1チップとSAW発振子11
と間の信号伝達経路を安定確保したことによる効果を奏
するようにしても良い。
【0076】次に、本発明に係わる第6具体例の受信機
を、図10に基づき説明する。
【0077】本例は、この受信機は、所定の基準周波数
を生成する局所発振子であるSAW発振子21と、この
基準周波数を安定化する発振回路を備えた発振器22
と、この安定化された基準周波数を、所定強度に増幅す
る第1増幅器23と、送信された電波を受信するアンテ
ナA’と、アンテナA’で受信された微弱な受信信号
を、所定強度に増幅する低雑音性能の増幅器24と、こ
の増幅器24の受信信号出力と第1増幅器23の基準周
波数を混合する混合器25と、混合器25の出力信号を
増幅する第2増幅器26、第2増幅器26からの出力信
号を復調する復調器27とから構成され、発振器22、
第1増幅器23、低雑音増幅器24、混合器25、第2
増幅器26、復調器27を、CMOSプロセスを用い
て、単一チップ20上に形成し、1チップ化したもので
ある。
【0078】尚、復調器27の変調方式としては、適
宜、使用条件に応じて、周波数シフト・キーイング方
式、振幅シフト・キーイング方式、位相シフト・キーイ
ング方式から選択したものを用いて良い。
【0079】従って、上述した第1具体例と基本的に同
様に、受信機の主要な構成要素を、CMOSプロセスを
用いて、1チップ化したことによる効果を、奏すること
ができる。
【0080】すなわち、CMOSプロセスを用いて、こ
のような回路を形成しているので、従来のGaAs,バ
イポーラ・プロセスを用いた回路構成に比べて、大幅な
低コスト化及び低電力消費化を図ることができ、更に、
より小型化も達成でき、これらに基づいた、効果を奏す
ることができる。
【0081】また、このように1チップ化しているの
で、使用者の利便性と信頼性が向上を図ることができ
る。
【0082】更に、構成要素の各回路群を接続する配線
を不要としているので、配線の接続不良や断線等による
障害を未然に回避することができるとともに、回路の動
作に悪影響を与える配線による容量性成分や誘導性成分
が低減され、十分に設計通りの安定した性能発揮が期待
できる。
【0083】次に、本発明に係わる第7具体例の受信機
を、図11に基づき説明する。
【0084】本例の受信機は、第6具体例の構成に、周
波数倍加手段を追加したものであり、固定された周波数
による受信のみならず、受信周波数を可変に構成し、使
用者等によって任意の受信周波数を選択可能にしたもの
であるとともに、この周波数倍加手段により受信周波数
を倍加し、第6具体例よりも高い周波数で、受信できる
ようにしたものである。
【0085】すなわち、図11に示すように、第6具体
例と同様な回路構成における発振器22と第1増幅器2
3との間に、周波数倍加手段28を介装した構成とさ
れ、これらの発振器22、周波数倍加手段28、第1増
幅器23、低雑音増幅器24、混合器25、第2増幅器
26、復調器27を、CMOSプロセスを用いて、単一
チップ20上に形成し、1チップ化したものである。
【0086】また、この周波数倍加手段28は、図示を
省略したが、使用者等が任意の受信周波数を入力設定す
る外部の入力手段や、予め設定された特定の受信周波数
に自動設定する自動設定手段に、電気的に接続されてい
る。
【0087】尚、周波数倍加手段28の周波数可変方式
としては、適宜、使用条件に応じて、入力された信号に
対して、そのn倍の周波数を出力する周波数てい倍方
式、PLL(フェイズ・ロックト・ループ)方式から選
択したものを用いて良い。
【0088】従って、上述した第6具体例に説明したよ
うに、CMOSプロセス用いて1チップ化した効果を奏
するのみならず、本例の受信機によれば、より高い周波
数を任意に選択でき、受信機としての使用範囲を拡大で
きる。
【0089】次に、本発明に係わる第8具体例の受信機
を、図12に基づき説明する。
【0090】本例は、上述した第3具体例と同様に、上
記第6具体例の1チップ構成に、温度補償手段29を追
加して、SAW発振子21の発振周波数を、その動作時
における周囲の温度環境に拘らず、一定に安定化できる
ようにしたものである。
【0091】すなわち、図12に示すように、第6具体
例と同様な回路構成における発振器22に、新たな温度
補償手段29を設けて、接続し、これらの発振器22、
温度補償手段29、第1増幅器23、低雑音増幅器2
4、混合器25、第2増幅器26、復調器27を、CM
OSプロセスを用いて、単一チップ20上に形成し、1
チップ化したものである。
【0092】尚、温度補償手段29単体の構成は、基本
的に、第3具体例と同一なので、説明を省略する。
【0093】従って、上述した各具体例に説明したよう
に、CMOSプロセス用いて1チップ化した効果を奏す
るのみならず、SAW発振子21から得られる発振周波
数を、使用時における温度環境の変化に拘らず、所定に
安定化できるので、受信機としての性能や信頼性が向上
できるとともに、使用する温度条件の制約を緩和するこ
とができる。
【0094】次に、本発明に係わる第9具体例の受信機
を、図13に基づき説明する。
【0095】本例は、上述した第6具体例の1チップ構
成に、第7具体例で追加した周波数倍加手段28と、第
8具体例で追加した温度補償手段29とを、両方同時に
追加搭載したものである。
【0096】すなわち、受信機の主要な構成要素である
発振器22、温度補償手段29、周波数倍加手段28、
第1増幅器23、低雑音増幅器24、混合器25、第2
増幅器26、復調器27を、CMOSプロセスを用い
て、単一チップ20上に形成し、1チップ化したもので
ある。
【0097】従って、第7具体例及び第8具体例の効果
を奏するのみならず、これらの構成要素を1チップ上に
配置しているので、使用者の利便性や、製品部品として
の信頼性を向上することができる。
【0098】次に、本発明に係わる第10具体例の受信
機を、図14に基づき説明する。
【0099】上述した第9具体例と同一な回路構成を、
1チップ上に配置しており、このチップを封入した単一
パッケージP内に、新たにSAW発振子21も、同時に
収納したものである。
【0100】すなわち、送信機の主要な構成要素である
受信機の主要な構成要素である発振器22、温度補償手
段29、周波数倍加手段28、第1増幅器23、低雑音
増幅器24、混合器25、第2増幅器26、復調器27
を、CMOSプロセスを用いて、単一チップ20上に形
成し、1チップ化するとともに、このチップと、SAW
発振子21とを同一パッケージP内に封入した構成とさ
れている。
【0101】従って、このように受信機の主要な回路構
成を搭載した1チップと、SAW発振子21とを、1パ
ッケージ化したものにおいては、温度補償手段29が、
SAW発振子21の近傍箇所で、且つ同一素材で同一な
厚みのパッケージ内に、封入されることにより、同一に
周囲温度環境の影響を受けることになり、温度補償手段
29による補償感度や補償精度を向上することができ、
周囲の変動する温度環境に対して、より安定した周波数
を確保でき、受信機としての性能向上を図ることができ
る。
【0102】更に、発振子を含めた受信機における主要
な構成要素を、1パッケージ内に集約して単一部品化し
ているので、使用者等が実装を行なっても、各個人によ
り異なる個性的な特性差が生ぜずに済み、良好な組立て
性や取扱い性を確保でき、組立てコストを減少できると
ともに、安定した取り替え交換性を確保することがで
き、迅速且つ容易に故障対策を行なうことができる。
【0103】また、このように1パッケージの単一部品
化したので、受信機の主要構成を搭載した1チップとS
AW発振子21との間の結線、配線不良や、互いに別部
品の場合に生じる実装上の問題を未然に回避することが
でき、より設計通りの安定した性能発揮を期待すること
ができる。
【0104】尚、温度補償手段29の有無に拘わらず、
上述した第6具体例乃至第8具体例においても、本例と
同様に1パッケージ化することにより、少なくとも、受
信機の主要構成を搭載した1チップとSAW発振子と間
の信号伝達経路を安定確保したことによる効果を奏する
ようにしても良い。
【0105】次に、本発明に係わる第11具体例の送受
信機を、図15に基づき説明する。
【0106】本例は、上述した送信機の主要な構成要素
と、受信機の主要な構成要素とを、CMOSプロセスを
用いて、単一チップ上に形成し、同一なパッケージ内に
収納したものである。
【0107】すなわち、図15に示すように、第1具体
例の送信機と同様な回路構成における発振器12、変調
器13、増幅器14と、第6具体例の受信機と同様な回
路構成における発振器22、第1増幅器23、低雑音増
幅器24、混合器25、第2増幅器26、復調器27
を、CMOSプロセスを用いて、単一チップ30上に形
成し、1チップ化した構成とされるとともに、この1チ
ップに集約化された送受信機チップ30と、各送信機及
び受信機専用の2つのSAW発振子11,21を、同一
のパッケージP内に収納した構成とされている。
【0108】尚、これに限らず、上述した送信機におい
て、周波数倍加手段や温度補償手段29を追加搭載も
の、及び、上述した受信機において、周波数倍加手段2
8や温度補償手段29を追加搭載ものを、更に、これら
を組合せたものを、適宜、使用条件等に応じて、1チッ
プ30上に形成しても良く、これは、後述する第13具
体例及び第14具体例においても、同様である。
【0109】すなわち、送信機においては、上記第1具
体例乃至第4具体例から選択したものと、受信機におい
ては、上記第6具体例乃至第9具体例から選択したもの
とを、適宜、組合せて1チップ化することにより、各具
体例の効果を奏することができる。
【0110】また、本例においては、送信機や受信機の
回路構成を1チップ化したものを、パッケージ内に収納
した構成としたが、送信機及び受信機において、それぞ
れ、個別にチップ化されたものを、同一パッケージ内に
収納した構成としても、ほぼ、同一な効果を奏するのみ
ならず、適宜、使用条件等に応じて、性能特性が異なる
送信機及び受信機を選択して、簡易に組合せることがで
き、コストダウンを図ったり、使用条件に最適化した構
成とすることが可能となる。
【0111】更に、1チップ化された送受信機とSAW
発振子とを、同一のパッケージP内に収納したが、これ
に限らず、別部品としても良い。
【0112】また更に、1チップ化された送受信機とS
AW発振子とを、同一のパッケージP内に収納した構成
の場合にも、第5具体例の送信機における図9に示すよ
うに、チップ10上にSAW発振子11を、ワイヤボン
ディングの手法を用いずに、直接的に実装することによ
って、より安定動作化及び高性能化を図るようにしても
良く、これは、後述する第13具体例及び第14具体例
においても、同様である。
【0113】従って、これらの結果、より送受信機とし
ての信頼性や、使用者の利便性を向上することができ
る。
【0114】次に、本発明に係わる送受信機の第12具
体例を、図16に基づき説明する。
【0115】本例は、送信機側の発振周波数を、周波数
変換手段により変換して、受信機側の基準周波数とし
て、用いることにより、受信機用のSAW発振子を不要
としたものである。
【0116】すなわち、図16に示すように、第1具体
例の送信機と同様な回路構成における発振器12、変調
器13、増幅器14と、この発振器12用のSAW発振
子11からの発振周波数を、所定に変換して、受信機用
の基準周波数とする周波数変換手段31と、第6具体例
の受信機と基本的な同様な回路構成における、周波数変
換手段31からの周波数を用いる発振器22、第1増幅
器23、低雑音増幅器24、混合器25、第2増幅器2
6、復調器27を、CMOSプロセスを用いて、単一チ
ップ30上に形成し、1チップ化した構成とされるとと
もに、この1チップ化された送受信機と、送信機用の単
独のSAW発振子11を、同一のパッケージP内に収納
した構成とされている。
【0117】従って、本例の送受信機によれば、上記第
11具体例と同様な効果を奏するのみならず、受信機用
のSAW発振子を不要として、単一のSAW発振子のみ
を用いるようにしているので、部品コストが削減でき、
低コスト化を図れる。
【0118】次に、本発明に係わる第13具体例の送受
信機を、図17に基づき説明する。
【0119】本例は、受信機側の発振周波数を、周波数
変換手段により変換して、送信機側の基準周波数とし
て、用いることにより、送信機用のSAW発振子を不要
としたものである。
【0120】すなわち、図17に示すように、受信機用
のSAW発振子21からの発振周波数を、所定に変換し
て、送信機用の基準周波数とする周波数変換手段31
と、第1具体例の送信機と同様な回路構成における、周
波数変換手段31からの周波数を用いる変調器13、増
幅器14と、第6具体例の受信機と基本的な同様な回路
構成における発振器22、第1増幅器23、低雑音増幅
器24、混合器25、第2増幅器26、復調器27を、
CMOSプロセスを用いて、単一チップ30上に形成
し、1チップ化した構成とされるとともに、この1チッ
プ化された送受信機と、受信機用の単独のSAW発振子
21を、同一のパッケージP内に収納した構成とされて
いる。
【0121】従って、本例の送受信機によれば、上記第
11具体例と同様な効果を奏するのみならず、送信機用
のSAW発振子を不要として、単一のSAW発振子のみ
を用いるようにしているので、部品コストが削減でき、
低コスト化を図れる。
【0122】
【発明の効果】本願第1請求項に記載した発明は、SA
W発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器
と、前記発振器の出力信号を変調する変調器と、前記変
調器の出力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力信号
を電波として放出するアンテナを備えた送信機におい
て、少なくとも、前記発振器、前記変調器、前記増幅器
を、CMOSプロセスで1チップ化した構成とされてい
る。
【0123】本願第2請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を倍加する周波数倍加手段と、前
記発振器の出力信号を変調する変調器と、変調された出
力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力信号を電波と
して放出するアンテナを備えた送信機において、少なく
とも、前記発振器、前記周波数倍加手段、前記変調器、
前記増幅器を、CMOSプロセスで1チップ化した構成
とされている。
【0124】本願第3請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を変調する変調器と、変調された
出力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力信号を電波
として放出するアンテナと、SAW発振子における周波
数の温度依存特性を補償する温度補償手段を備えた送信
機において、少なくとも、前記発振器、前記変調器、前
記増幅器、前記温度補償手段を、CMOSプロセスで1
チップ化した構成とされている。
【0125】本願第4請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を倍加する周波数倍加手段と、前
記発振器の出力信号を変調する変調器と、変調された出
力信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力信号を電波と
して放出するアンテナと、SAW発振子における周波数
の温度依存特性を補償する温度補償手段とを備えた送信
機において、少なくとも、前記発振器、前記周波数倍加
手段、前記変調器、前記増幅器、前記温度補償手段を、
CMOSプロセスで1チップ化した構成とされている。
【0126】本願第5請求項に記載した発明は、前記第
1発明乃至第4発明における変調回路において、振幅シ
フトキーイング、又は周波数シフトキーイング、又は位
相シフトキーイングを用いた構成とされている。
【0127】本願第6請求項に記載した発明は、前記第
1発明乃至第4発明における周波数倍加手段に、周波数
てい倍方式、又は、PLL方式を用いた構成とされてい
る。
【0128】本願第7請求項に記載した発明は、前記第
1発明乃至第4発明におけるCMOSプロセスで1チッ
プ化されたICと、SAW発振子とを1パッケージ化し
た構成とされている。
【0129】本願第8請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を増幅する第1増幅器と、電波を
受信するアンテナと、前記アンテナで受信された微弱信
号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器の出力
と前記第1増幅器の周波数を混合する混合器と、前記混
合器の出力信号を増幅する第2増幅器と、前記第2増幅
器からの出力信号を復調する復調器とを備えた受信機に
おいて、少なくとも、前記発振器、前記第1増幅器、前
記低雑音増幅器、前記混合器、前記第2増幅器、前記復
調器を、CMOSプロセスで1チップ化した構成とされ
ている。
【0130】本願第9請求項に記載した発明は、SAW
発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器と、
前記発振器の出力信号を倍加する周波数倍加手段と、前
記周波数倍加手段の出力信号を増幅する第1増幅器と、
電波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信された
微弱信号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器
の出力と前記第1増幅器の周波数を混合する混合器と、
前記混合器の出力信号を増幅する第2増幅器と、前記第
2増幅器からの出力信号を復調する復調器とを備えた受
信機において、少なくとも、前記発振器、前記周波数倍
加手段、前記第1増幅器、前記低雑音増幅器、前記混合
器、前記第2増幅器、前記復調器を、CMOSプロセス
で1チップ化した構成とされている。
【0131】本願第10請求項に記載した発明は、SA
W発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器
と、前記発振器の出力信号を増幅する第1増幅器と、電
波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信された微
弱信号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音増幅器の
出力と前記第1増幅器の周波数を混合する混合器と、前
記混合器の出力信号を増幅する第2増幅器と、前記第2
増幅器からの出力信号を復調する復調器と、SAW発振
子の周波数に対する温度特性を補償する温度補償手段と
を備えた受信機において、少なくとも、前記発振器、前
記第1増幅器、前記低雑音増幅器、前記混合器、前記第
2増幅器、前記復調器、前記温度補償手段を、CMOS
プロセスで1チップ化した構成とされている。
【0132】本願第11請求項に記載した発明は、SA
W発振子と、前記発振子と発振回路を構成する発振器
と、前記発振器の出力信号を倍加する周波数倍加手段
と、前記周波数倍加手段の出力信号を増幅する第1増幅
器と、電波を受信するアンテナと、前記アンテナで受信
された微弱信号を増幅する低雑音増幅器と、前記低雑音
増幅器の出力信号と前記第1増幅器の周波数とを混合す
る混合器と、前記混合器の出力信号を増幅する第2増幅
器と、前記第2増幅器からの出力信号を復調する復調器
と、SAW発振子の周波数に対する温度特性を補償する
温度補償手段とを備えた受信機において、少なくとも、
前記発振器、前記周波数倍加手段、前記第1増幅器、前
記低雑音増幅器、前記混合器、前記第2増幅器、前記復
調器、前記温度補償手段を、CMOSプロセスで1チッ
プ化した構成とされている。
【0133】本願第12請求項に記載した発明は、前記
第8発明乃至第11発明におけるCMOSプロセスで1
チップ化されたICと、SAW発振子とを1パッケージ
化した構成とされている。
【0134】本願第13請求項に記載した発明は、前記
第8発明乃至第11発明における復調回路に、振幅シフ
トキーイング、又は周波数シフトキーイング、又は位相
シフトキーイングを用いた構成とされている。
【0135】本願第14請求項に記載した発明は、前記
第8発明乃至第11発明における周波数倍加手段に、周
波数てい倍方式又はPLL方式を用いた構成とされてい
る。
【0136】本願第15請求項に記載した発明は、送受
信機において、前記第1発明乃至第7発明における送信
機と、前記第8発明乃至第11発明における受信機とを
1パッケージ化した構成とされている。
【0137】本願第16請求項に記載した発明は、送受
信機において、前記第1発明乃至第7発明における送信
機と、前記第8発明乃至第11発明における受信機とを
1チップ化した構成とされている。
【0138】本願第17請求項に記載した発明は、送受
信機において、送信機側の発振周波数を、周波数変換手
段により変換して、受信機側の基準周波数として、用い
た構成とされている。
【0139】本願第18請求項に記載した発明は、送受
信機において、受信機側の発振周波数を、周波数変換手
段により変換して、送信機側の基準周波数として、用い
た構成とされている。
【0140】このように、本発明によれば、CMOSプ
ロセスを用いて、このような通信機の主要な回路を1チ
ップに集約化しているので、従来のGaAs,バイポー
ラ・プロセスを用いた回路構成に比べて、大幅な低コス
ト化及び低電力消費化を図ることができ、更に、より小
型化も達成でき、これらに基づいた、効果を奏すること
ができる。
【0141】また、1チップ化しているので、使用者の
利便性や、高性能化、安定動作化を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1具体例に係り、送信機の全体構成
を示す回路ブロック図。
【図2】本具体例に係る送信機ユニットの概略斜視図。
【図3】本発明の第2具体例に係り、送信機の全体構成
を示す回路ブロック図。
【図4】本発明の第3具体例に係り、送信機の全体構成
を示す回路ブロック図。
【図5】本具体例に係り、発振器の温度依存特性を示す
グラフ。
【図6】本発明の第4具体例に係り、送信機の全体構成
を示す回路ブロック図。
【図7】本発明の第5具体例に係り、送信機の全体構成
を示す回路ブロック図。
【図8】本具体例に係る送信機ユニットの概略斜視図。
【図9】本具体例の送信機ユニットに係わる他の例の概
略斜視図。
【図10】本発明の第6具体例に係り、受信機の全体構
成を示す回路ブロック図。
【図11】本発明の第7具体例に係り、受信機の全体構
成を示す回路ブロック図。
【図12】本発明の第8具体例に係り、受信機の全体構
成を示す回路ブロック図。
【図13】本発明の第9具体例に係り、受信機の全体構
成を示す回路ブロック図。
【図14】本発明の第10具体例に係り、受信機の全体
構成を示す回路ブロック図。
【図15】本発明の第11具体例に係り、受信機の全体
構成を示す回路ブロック図。
【図16】本発明の第12具体例に係り、受信機の全体
構成を示す回路ブロック図。
【図17】本発明の第13具体例に係り、受信機の全体
構成を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
10 送信チップ 11 SAW発振子 12 発振器 13 変調器 14 増幅器 15 周波数倍加手段 16 温度補償手段 20 受信チップ 21 SAW発振子 22 発振器 23 第1増幅器 24 低雑音型の増幅器 25 混合器 26 第2増幅器 27 復調器 28 周波数倍加手段 29 温度補償手段 30 送受信チップ 31 周波数変換手段 A アンテナ A’ アンテナ P パッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 27/02 H04L 27/02 Z 27/18 27/18 Z

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SAW発振子と、前記発振子と発振回路
    を構成する発振器と、前記発振器の出力信号を変調する
    変調器と、前記変調器の出力信号を増幅する増幅器と、
    増幅器の出力信号を電波として放出するアンテナを備え
    た送信機において、 少なくとも、前記発振器、前記変調器、前記増幅器を、
    CMOSプロセスで1チップ化したことを特徴とする送
    信機ユニット。
  2. 【請求項2】 SAW発振子と、前記発振子と発振回路
    を構成する発振器と、前記発振器の出力信号を倍加する
    周波数倍加手段と、前記発振器の出力信号を変調する変
    調器と、変調された出力信号を増幅する増幅器と、増幅
    器の出力信号を電波として放出するアンテナを備えた送
    信機において、 少なくとも、前記発振器、前記周波数倍加手段、前記変
    調器、前記増幅器を、CMOSプロセスで1チップ化し
    たことを特徴とする送信機ユニット。
  3. 【請求項3】 SAW発振子と、前記発振子と発振回路
    を構成する発振器と、前記発振器の出力信号を変調する
    変調器と、変調された出力信号を増幅する増幅器と、増
    幅器の出力信号を電波として放出するアンテナと、SA
    W発振子における周波数の温度依存特性を補償する温度
    補償手段を備えた送信機において、 少なくとも、前記発振器、前記変調器、前記増幅器、前
    記温度補償手段を、CMOSプロセスで1チップ化した
    ことを特徴とする送信機ユニット。
  4. 【請求項4】 SAW発振子と、前記発振子と発振回路
    を構成する発振器と、前記発振器の出力信号を倍加する
    周波数倍加手段と、前記発振器の出力信号を変調する変
    調器と、変調された出力信号を増幅する増幅器と、増幅
    器の出力信号を電波として放出するアンテナと、SAW
    発振子における周波数の温度依存特性を補償する温度補
    償手段とを備えた送信機において、 少なくとも、前記発振器、前記周波数倍加手段、前記変
    調器、前記増幅器、前記温度補償手段を、CMOSプロ
    セスで1チップ化したことを特徴とする送信機ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記変調回路に、振幅シフトキーイン
    グ、又は周波数シフトキーイング、又は位相シフトキー
    イングを用いたことを特徴とする請求項1乃至4記載の
    送信機ユニット。
  6. 【請求項6】 前記周波数倍加手段に、周波数てい倍方
    式、又はPLL方式を用いたことを特長とする請求項1
    乃至4記載の送信機ユニット。
  7. 【請求項7】 前記CMOSプロセスで1チップ化され
    たICと、SAW発振子とを1パッケージ化したことを
    特徴とする請求項1乃至4記載の送信機ユニット。
  8. 【請求項8】 SAW発振子と、前記発振子と発振回路
    を構成する発振器と、前記発振器の出力信号を増幅する
    第1増幅器と、電波を受信するアンテナと、前記アンテ
    ナで受信された微弱信号を増幅する低雑音増幅器と、前
    記低雑音増幅器の出力と前記第1増幅器の周波数を混合
    する混合器と、前記混合器の出力信号を増幅する第2増
    幅器と、前記第2増幅器からの出力信号を復調する復調
    器とを備えた受信機において、 少なくとも、前記発振器、前記第1増幅器、前記低雑音
    増幅器、前記混合器、前記第2増幅器、前記復調器を、
    CMOSプロセスで1チップ化したことを特徴とする受
    信機ユニット。
  9. 【請求項9】 SAW発振子と、前記発振子と発振回路
    を構成する発振器と、前記発振器の出力信号を倍加する
    周波数倍加手段と、前記周波数倍加手段の出力信号を増
    幅する第1増幅器と、電波を受信するアンテナと、前記
    アンテナで受信された微弱信号を増幅する低雑音増幅器
    と、前記低雑音増幅器の出力と前記第1増幅器の周波数
    を混合する混合器と、前記混合器の出力信号を増幅する
    第2増幅器と、前記第2増幅器からの出力信号を復調す
    る復調器とを備えた受信機において、 少なくとも、前記発振器、前記周波数倍加手段、前記第
    1増幅器、前記低雑音増幅器、前記混合器、前記第2増
    幅器、前記復調器を、CMOSプロセスで1チップ化し
    たことを特徴とする受信機ユニット。
  10. 【請求項10】 SAW発振子と、前記発振子と発振回
    路を構成する発振器と、前記発振器の出力信号を増幅す
    る第1増幅器と、電波を受信するアンテナと、前記アン
    テナで受信された微弱信号を増幅する低雑音増幅器と、
    前記低雑音増幅器の出力と前記第1増幅器の周波数を混
    合する混合器と、前記混合器の出力信号を増幅する第2
    増幅器と、前記第2増幅器からの出力信号を復調する復
    調器と、SAW発振子の周波数に対する温度特性を補償
    する温度補償手段とを備えた受信機において、 少なくとも、前記発振器、前記第1増幅器、前記低雑音
    増幅器、前記混合器、前記第2増幅器、前記復調器、前
    記温度補償手段を、CMOSプロセスで1チップ化した
    ことを特徴とする受信機ユニット。
  11. 【請求項11】 SAW発振子と、前記発振子と発振回
    路を構成する発振器と、前記発振器の出力信号を倍加す
    る周波数倍加手段と、前記周波数倍加手段の出力信号を
    増幅する第1増幅器と、電波を受信するアンテナと、前
    記アンテナで受信された微弱信号を増幅する低雑音増幅
    器と、前記低雑音増幅器の出力信号と前記第1増幅器の
    周波数とを混合する混合器と、前記混合器の出力信号を
    増幅する第2増幅器と、前記第2増幅器からの出力信号
    を復調する復調器と、SAW発振子の周波数に対する温
    度特性を補償する温度補償手段とを備えた受信機におい
    て、 少なくとも、前記発振器、前記周波数倍加手段、前記第
    1増幅器、前記低雑音増幅器、前記混合器、前記第2増
    幅器、前記復調器、前記温度補償手段を、CMOSプロ
    セスで1チップ化したことを特徴とする受信機ユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】 前記CMOSプロセスで1チップ化さ
    れたICと、SAW発振子とを1パッケージ化したこと
    を特徴とする請求項8乃至11記載の送信機ユニット。
  13. 【請求項13】 前記復調回路には、振幅シフトキーイ
    ング、又は周波数シフトキーイング、又は位相シフトキ
    ーイングを用いたことを特徴とする請求項8乃至11記
    載の受信機ユニット。
  14. 【請求項14】 前記周波数倍加手段には、周波数てい
    倍方式又はPLL方式を用いたことを特長とする請求項
    8乃至11記載の受信機ユニット。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至7記載の送信機及び、請
    求項8乃至14記載の受信機を、1パッケージ化したこ
    とを特徴とする送受信機ユニット。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至7記載の送信機及び、請
    求項8乃至14記載の受信機を、1チップ化したことを
    特徴とする送受信機ユニット。
  17. 【請求項17】 送信機側の発振周波数を、周波数変換
    手段により変換して、受信機側の基準周波数として、用
    いたことを特徴とする送受信機ユニット。
  18. 【請求項18】 受信機側の発振周波数を、周波数変換
    手段により変換して、送信機側の基準周波数として、用
    いたことを特徴とする送受信機ユニット。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004025849A1 (ja) * 2002-09-13 2004-03-25 Renesas Technology Corp. 通信用半導体集積回路および無線通信システム
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JP2007228013A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Seiko Epson Corp Fsk送受信装置
CN101969317A (zh) * 2010-08-18 2011-02-09 中国科学院半导体研究所 一种非对称的高速低功耗收发装置
KR101144379B1 (ko) 2005-12-21 2012-05-10 엘지이노텍 주식회사 다중대역 안테나 스위치 모듈
JP2012239189A (ja) * 2000-09-15 2012-12-06 Qualcomm Atheros Inc 集積されたパワー増幅器を有するcmosトランシーバ

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