JPH11195450A - コネクタキャップ - Google Patents

コネクタキャップ

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JPH11195450A
JPH11195450A JP116098A JP116098A JPH11195450A JP H11195450 A JPH11195450 A JP H11195450A JP 116098 A JP116098 A JP 116098A JP 116098 A JP116098 A JP 116098A JP H11195450 A JPH11195450 A JP H11195450A
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connector cap
opening
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cap
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース本体から外れて紛失することを防止で
き、コネクタ部の開閉が容易にできるコネクタキャップ
を提供する。 【解決手段】 フロントケース1およびリヤケース2に
切り欠き部1a、2aを形成し、この切り欠き部1a、
2aの近傍にコネクタユニット20を装着してコネクタ
26を配置し、このコネクタ26を開閉するコネクタキ
ャップ10を設ける。このコネクタキャップ10には、
コネクタユニット20に固定される固定部14と、フロ
ントケース1およびリヤケース2の切り欠き部1a、2
aを開閉する薄板形状の板部12と、この板部12と固
定部14とを連結するとともに蝶番のように開閉動作さ
せるために肉厚を薄く形成したヒンジ部13と、板部1
2を閉めた状態にリヤケース2の切り欠き部2aと係合
してロックするツメ部11とを一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタキャップ、
特に例えば携帯電話機の底部開口部や側面等に設けられ
た情報通信用のコネクタに適用するコネクタキャップに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機は、単に通話を行うだ
けでなく、携帯用情報端末の通信手段として利用可能な
ものが開発され、販売されている。このような携帯電話
機は、その底部または側面等に携帯用情報端末と接続さ
れるコネクタが配設され、このコネクタを介して携帯用
情報端末と電子情報等の信号のやりとりを行う。このコ
ネクタにはコネクタキャップが取り付けられ、コネクタ
が未使用時に外部に露出しないようになっている。すな
わち、このコネクタキャップは、例えばゴム等の素材に
より形成されており、コネクタに直接差し込むことでケ
ースの開口部を閉塞し、コネクタを保護するようになっ
ている。
【0003】図13は、このような携帯電話機のコネク
タに装着される従来のコネクタキャップを示す斜視図で
ある。図13に示すように、携帯電話機は、フロントケ
ース91およびリヤケース92とを備えたケースを有
し、このケースに切り欠き部91a、92aを形成し、
この切り欠き部91a、92aにケース内から電子情報
を入出力するコネクタ116を配置する。このコネクタ
116には、外周を囲むように嵌合する嵌合部101を
形成したコネクタキャップ100が装着される。
【0004】ここで、コネクタキャップ100は、薄板
状の板部102と、この板部102の表面には、コネク
タ116と嵌合する嵌合部101とが一体に形成されて
いる。この嵌合部101は、コネクタ116の外周を囲
むように環形状に突出形成されている。
【0005】また、コネクタ116の周囲には、凹状に
形成された凹部112が形成されており、コネクタキャ
ップ100の突出した環形状の嵌合部101が嵌入され
る。このコネクタキャップ100は、ゴム等の素材によ
り形成されている。従って、コネクタキャップ100
は、凹部112の狭い外周に、ゴム性の嵌合部101が
押し込まれることで携帯電話機のケースに固定される。
このように、従来のコネクタキャップ100は、コネク
タ116の使用時および未使用時に応じてコネクタキャ
ップ100を脱着させて開口部112を開閉させてい
た。
【0006】しかし、このようにコネクタに直接嵌入す
るコネクタキャップは、着脱動作を何回も繰り返して行
うと、嵌合強度が弱くなり容易に外れてしまうという問
題があった。また、外した際に紛失してしまう不具合も
あった。
【0007】図14は、他の従来技術における携帯電話
機のコネクタキャップを示す斜視図である。図14に示
す携帯電話機は、フロントケース93およびリヤケース
94とを備えたケースを備え、このケースに一部切り欠
いた切り欠き部93a、94aを形成し、この切り欠き
部93a、94aにケース内から電子情報を送受信する
コネクタ136を配置している。また、フロントケース
93には、係合穴93bが形成されている。また切り欠
き部93a、94aには、係合穴93bに係合する係合
部121を形成したコネクタキャップ120が装着され
る。
【0008】ここで、コネクタキャップ120は、薄板
状の板部122と、この板部122の表面に2つ突出し
た係合部121が一体に形成されている。この係合部1
21は、ケースに設けた係合穴93bに嵌入できるよう
に形成されている。このコネクタキャップ120は、ゴ
ム等の素材により形成されている。また、コネクタ13
6には、凹状に形成された凹部132が設けてあり、こ
の凹部132の略中央にコネクタ136が突出するよう
配置されている。
【0009】このように形成されたコネクタキャップ1
20は、図14に示した矢印の方向に係合部121を移
動してケースの係合穴93bに嵌入させるとともに、横
にスライドさせることでケースにコネクタキャップ12
0が固定される。この際、コネクタキャップ120は、
スライドすることで係合穴93bが狭くなり係合部12
1が引っ掛けられるとともに、板部122がケースの切
り欠き部93a、94a内に嵌合されて固定する。この
ように、コネクタキャップ120は、容易に外れること
を防止するため、スライドすることで携帯電話機のケー
スに係合して固定する係合部を設けていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示したコネクタキャップでは、コネクタを使用する場
合、取り外しが困難であった。これに対して図13に示
したコネクタキャップでは、差し込むだけの取り付け構
造のために、数回の取り付け動作を行うことにより嵌合
強度が弱くなり容易に取れてしまうことがあった。ま
た、このような従来のコネクタキャップでは、取り外し
た際にケースとコネクタキャップとが別々になるため、
紛失してしまうことがあった。本発明は上述の課題点を
解決し、ケース本体から外れて紛失することを防止で
き、コネクタ部の開閉が容易にできる取扱いに優れたコ
ネクタキャップを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、外部装置と信号の入出力を行うコネクタ
をケースの開口部に配設した装置に適用される、コネク
タの露出を防止するコネクタキャップは、ケースの開口
部内に取り付けられる固定部と、ケースの開口部を開口
または閉塞状態にする開閉部と、開閉部に一体に取り付
けられ、この開閉部を閉塞状態に維持するロック部と、
固定部と開閉部とを連結するとともに、この連結した所
定の部分の肉厚を薄く切り欠くことで蝶番状に折り畳み
可能とするヒンジ部とを備える。そして、固定部をケー
スの開口部内に取り付けることで、開閉部は、ケースに
取り付けられた状態でヒンジ部によりケースの開口部を
開閉可能にするとともに、ロック部により閉塞状態に維
持する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるコネクタキャップの実施の形態を詳細に説明す
る。図1は本発明によるコネクタキャップを携帯電話機
に適用したときの第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。図2は図1に示したコネクタキャップの開閉動作を
示すA−A部の断面図であり、図2(a)はコネクタキ
ャップを閉塞した状態を、図2(b)はコネクタキャッ
プを開口した状態を各々示している。
【0013】図1に示すように、第1の実施の形態で適
用される携帯電話機は、フロントケース1およびリヤケ
ース2とを有している。このフロントケース1およびリ
ヤケース2には一部切り欠いた切り欠き部1a、2aが
形成されている。この切り欠き部2aの中央部には、更
に切り欠いた穴部2bが形成されている。またリヤケー
ス2には、ケース内から切り欠き部2aの近傍にコネク
タユニット20が配置されている。更に、リヤケース2
には、コネクタユニット20を接続するプリント基板3
が収納されている。このコネクタユニット20には、フ
ロントケース1およびリヤケース2の切り欠き部1a、
2aを開閉するコネクタキャップ10が装着される。
【0014】ここで、コネクタユニット20は、側面に
凹状に形成された凹部22を有しており、この凹部22
の中央部に突出するコネクタ26を設け、このコネクタ
26を設けた上面に突出するボス24を2箇所設けてあ
る。このとき、ボス24は、必要に応じて1箇所のみ、
または2箇所以上設けてもよい。また、コネクタキャッ
プ10は、コネクタユニット20のボス24と嵌合する
穴15を形成した薄板形状の固定部14と、フロントケ
ース1およびリヤケース2の切り欠き部1a、2aを開
閉する薄板形状の板部12と、この板部12と固定部1
4とを連結するとともに蝶番のように開閉動作させるた
めに肉厚を薄く形成したヒンジ部13と、板部12の一
端から直角に突出するように設けたツメ部11と、この
ツメ部11が突出する方向に板部12の表面から2箇所
平行に突出する突部12aとを一体に形成している。こ
のコネクタキャップ10は、一般に、PP(ポリプロピ
レン)等の樹脂により形成されている。
【0015】このように形成されたコネクタキャップ1
0は、図2(a)に示すように、コネクタユニット20
を覆うように装着される。ここで、コネクタキャップ1
0の固定部14は、ケース内に延長し、コネクタユニッ
ト20のボス24に穴15が取り付けられることで固定
される。また、コネクタキャップ10のツメ部11は、
リアケース2の切り欠き部2aに係合し、ヒンジ部13
を軸として板部12が開かないようにロックする。さら
に、コネクタキャップ10の突部12aは、コネクタユ
ニット20のコネクタ26の上部および下部に嵌合する
ことで板部12を閉塞状態にロックする。
【0016】ここで、コネクタユニット20のコネクタ
26を使用する場合、図2(a)に示したリヤケース2
の穴部2b内に使用者の爪を引っ掛け、フロントケース
1側に押し上げることでツメ部11によるロックが解除
され、コネクタキャップ10の板部12が図2(b)に
示す矢印方向に動作して開口する。これにより、コネク
タ26が露出され、このコネクタ26に、例えば、電子
情報端末を接続することでデータの送受信を実行する。
【0017】このような構成による第1の実施の形態に
よると、コネクタ26を使用する際に、リアケース2の
切り欠き部2aと係合するツメ部11のロックを解除す
ることで容易に開口することができる。また、固定部1
4がコネクタユニット20のボス24と嵌合されている
ため、容易に外れることがなく、コネクタキャップ10
が紛失することがない。
【0018】次に、図3および図4を参照して本発明に
よるコネクタキャップを携帯電話機に適用したときの第
2の実施の形態を詳細に説明する。図3は、本発明によ
るコネクタキャップの第2の実施の形態を示す斜視図で
ある。図4は、図3に示したコネクタキャップの装着動
作を示す断面図であり、図4(a)は装着前の状態を、
図4(b)は装着後の状態を各々示している。また、第
2の実施の形態において、コネクタキャップ以外は全て
第1の実施の形態と同じ構成要素であり、同一構成要素
には同一符号を記載するとともに、重複する説明は省略
する。
【0019】図3に示すように、本発明による第2の実
施の形態が適用される携帯電話機は、第1の実施の形態
と同様に、フロントケース1およびリヤケース2を設
け、このフロントケース1およびリヤケース2に一部切
り欠いた切り欠き部1a、2aを形成している。この切
り欠き部2aの中央部には、更に切り欠いた穴部2bが
形成されている。またリヤケース2には、ケース内から
切り欠き部2aの近傍にコネクタユニット20が配置さ
れている。このコネクタユニット20は、側面に凹状に
形成された凹部22を有しており、この凹部22の中央
部に突出するコネクタ26を設け、このコネクタユニッ
ト20の上面に突出するボス24を2箇所設けてある。
このとき、ボス24は、必要に応じて1箇所のみ、また
は2箇所以上設けてもよい。
【0020】ここで、第2の実施の形態は、第1の実施
の形態とは異なり、コネクタキャップ30の穴35部に
テーパー状の切り欠きを設け、この穴35をコネクタユ
ニット20のボス24の側面から図3に示す矢印方向に
装着できるように形成してある。このコネクタキャップ
30は、コネクタユニット20のボス24の側面から装
着できるようにテーパー状の切り欠きを備えた穴35を
有する薄板形状の固定部34と、フロントケース1およ
びリヤケース2の切り欠き部1a、2aを開閉する薄板
形状の板部32と、この板部32と固定部34とを連結
するとともに蝶番のように開閉動作させるために肉厚を
薄く形成したヒンジ部33と、板部32の一端から直角
に突出するように設けたツメ部31と、このツメ部31
が突出する方向に板部32の表面から2箇所平行に突出
する突部32aとを一体に形成している。このコネクタ
キャップ10は、一般に、PP等の樹脂により形成され
ている。
【0021】このように形成されたコネクタキャップ3
0は、図4(a)に示すように、矢印方向に固定部34
の切り欠きを設けた穴35を挿入することで装着され
る。この際、切り欠きを設けた穴35は、ボス24に側
面から圧入されることで穴35の周囲が変形して切り欠
き部が開いた状態になる。さらに、穴35をボス24に
側面から圧入すると、図4(b)に示すように、穴35
の切り欠き部が開いてボス24の側面に嵌合する。ここ
で、閉塞した板部32内に設置したコネクタユニット2
0のコネクタ26を使用する場合、図3に示したリヤケ
ース2の穴部2b内に使用者の爪を引っ掛け、フロント
ケース1側に押し上げることでツメ部31によるロック
が解除され、コネクタキャップ30の板部32が開口す
る。これにより、コネクタ26が露出され、このコネク
タ26に、例えば、電子情報端末を接続することでデー
タの送受信を実行する。
【0022】このような構成による第2の実施の形態に
よると、コネクタキャップが紛失することなく容易に開
閉することができる。また、携帯電話のフロントケース
1およびリヤケース2を組み立てた後でも外側からコネ
クタキャップを取り付けることが可能となる。このと
き、コネクタキャップは、取り付けるための特別な道具
は不要であり、フロントケースおよびリアケースを分解
しなくてもボスにワンタッチで装着することができる。
【0023】次に、図5および図6を参照して本発明に
よるコネクタキャップの第3の実施の形態を詳細に説明
する。図5は、本発明によるコネクタキャップを携帯電
話機に適用したときの第3の実施の形態を示す斜視図で
ある。図6は、図5に示したB−B部の断面を示す断面
図である。第3の実施の形態において、コネクタキャッ
プ以外は全て第1の実施の形態と同じ構成要素であり、
同一構成要素には同一符号を記載するとともに、重複す
る説明は省略する。
【0024】図5に示すように、本発明による第3の実
施の形態に適用される携帯電話機は、第1の実施の形態
と同様に、フロントケース1およびリヤケース2を設
け、このフロントケース1およびリヤケース2に一部切
り欠いた切り欠き部1a、2aを形成している。この切
り欠き部2aの中央部には、更に切り欠いた穴部2bが
形成されている。またリヤケース2には、ケース内から
切り欠き部2aの近傍にコネクタユニット20が配置さ
れている。このコネクタユニット20は、側面に凹状に
形成された凹部22を有しており、この凹部22の中央
部に突出するコネクタ26を設け、このコネクタユニッ
ト20の上面に突出するボス24を2箇所設けてある。
このとき、ボス24は、必要に応じて1箇所のみ、また
は2箇所以上設けてもよい。
【0025】ここで、第3の実施の形態は、第1の実施
の形態と異なり、携帯電話機のフロントケース1および
リヤケース2を組み立てた後でもコネクタキャップ40
を装着できるように形成している。このコネクタキャッ
プ40は、コネクタユニット20のボス24と嵌合する
穴45を形成した薄板形状の固定部44と、フロントケ
ース1およびリヤケース2の切り欠き部1a、2aを開
閉する薄板形状の板部42と、この板部42と固定部4
4とを連結するとともに蝶番のように開閉動作させるた
めに肉厚を薄く形成したヒンジ部43と、板部42の一
端から直角に突出するように設けたツメ部41と、この
ツメ部41が突出する方向に板部42の表面から2箇所
平行に突出する突部42aとを一体に形成している。こ
のコネクタキャップ40は、一般に、PP等の樹脂によ
り形成されている。ここで、コネクタキャップ40は、
第2の実施の形態のように穴45に切り欠きを設けるの
ではなく、図6に示すように、固定部44の肉厚が先端
に向かい薄くなるように傾斜させて切り欠いた傾斜部4
6を形成している。
【0026】このように形成されたコネクタキャップ4
0は、図6に示した矢印方向に固定部44とツメ部41
とを挿入することで装着される。この際、固定部44
は、傾斜部46により肉厚が薄く形成された先端部位が
ボス24に当接する。固定部44の先端がボスに当接す
ると、ボス24上で傾斜部46が滑り、穴45にボス2
4を嵌合させる。これと同時に、ツメ部41がリヤケー
ス2内に挿入されてリヤケース2の切り欠き部2aに係
合する。さらに、コネクタキャップ40の突部42a
は、コネクタユニット20のコネクタ26の上部および
下部に嵌合することで板部42を閉塞状態にロックす
る。
【0027】ここで、コネクタユニット20のコネクタ
26を使用する場合、図6に示したリヤケース2の穴部
2b内に使用者の爪を引っ掛け、フロントケース1側に
押し上げることでツメ部41によるロックが解除され、
コネクタキャップ40の板部42が動作して開口する。
これにより、コネクタ26が露出され、このコネクタ2
6に、例えば、電子情報端末を接続することでデータの
送受信を実行する。
【0028】このような構成による第3の実施の形態に
よると、第2の実施の形態と同様に、コネクタキャップ
が紛失することなく容易に開閉することができる。ま
た、携帯電話機のフロントケース1およびリヤケース2
を組み立てた後でも外側からコネクタキャップを装着す
ることが可能となる。このとき、コネクタキャップは、
取り付けるための特別な道具は不要であり、ボスにワン
タッチで装着することができる。
【0029】次に、図7および図8を参照して本発明に
よるコネクタキャップを携帯電話機に適用したときの第
4の実施の形態を詳細に説明する。図7は、本発明によ
るコネクタキャップの第4の実施の形態を示す斜視図で
ある。図8は、図7に示したC−C部の断面を示す断面
図である。第4の実施の形態において、コネクタユニッ
ト以外は全て第1の実施の形態と同じ構成要素であり、
同一構成要素には同一符号を記載するとともに、重複す
る説明は省略する。
【0030】図7に示すように、本発明による第4の実
施の形態に適用される携帯電話機は、第1の実施の形態
と同様に、フロントケース1およびリヤケース2を設
け、このフロントケース1およびリヤケース2に一部切
り欠いた切り欠き部1a、2aを形成している。この切
り欠き部2aの中央部には、更に切り欠いた穴部2bが
形成されている。また、切り欠き部1a、2aには、切
り欠き部1a、2aを開閉するコネクタキャップ10が
配設されている。このコネクタキャップ10は、開口す
る穴15を形成した薄板形状の固定部14と、フロント
ケース1およびリヤケース2の切り欠き部1a、2aを
開閉する薄板形状の板部12と、この板部12と固定部
14とを連結するとともに蝶番のように開閉動作させる
ために肉厚を薄く形成したヒンジ部13と、板部12の
一端から直角に突出するように設けたツメ部11と、こ
のツメ部11が突出する方向に板部12の表面から2箇
所平行に突出する突部12aとを一体に形成している。
このコネクタキャップ10は、一般に、PP等の樹脂に
より形成されている。
【0031】ここで、第4の実施の形態は、第1の実施
の形態とは異なり、携帯電話機のフロントケース1およ
びリヤケース2を組み立てた後でもコネクタキャップ1
0を装着できるコネクタユニット50を設けている。こ
のコネクタユニット50は、フロントケース1およびリ
ヤケース2の一部切り欠いた切り欠き部1a、2aをケ
ースの内側から閉鎖するように装着されている。このコ
ネクタユニット50は、側面に凹状に形成された凹部5
2を有しており、この凹部52の中央部に突出するコネ
クタ56を設け、このコネクタ56を設けた上面に突出
するボス54を2箇所設けてある。このとき、ボス54
は、必要に応じて1箇所のみ、または2箇所以上設けて
もよい。ここで、ボス54は、図8に示すように、組み
立てられたケースの外側からコネクタキャップ10を装
着可能に、ボス54の先端近傍を傾斜するように切り欠
いている。
【0032】このようなコネクタユニット50に装着さ
れるコネクタキャップ10は、図8に示した矢印方向に
固定部14とツメ部11とを挿入することで装着され
る。この際、固定部14は、傾斜して切り欠いたボス5
4に当接するとともに、このボス54の傾斜に沿って滑
り始める。さらに、コネクタキャップ10を挿入するこ
と、ボス54の傾斜に沿って滑ることで穴15にボス5
4が嵌合する。これと同時に、ツメ部11がリヤケース
2内に挿入されてリヤケース2の切り欠き部2aに係合
する。さらに、コネクタキャップ10の突部12aは、
コネクタユニット50のコネクタ56の上部および下部
に嵌合することで板部12を閉塞状態にロックする。
【0033】ここで、コネクタユニット50のコネクタ
56を使用する場合、図8に示したリヤケース2の穴部
2b内に使用者の爪を引っ掛け、フロントケース1側に
押し上げることでツメ部11によるロックが解除され、
コネクタキャップ10の板部12が動作して開口する。
これにより、コネクタ56が露出され、このコネクタ5
6に、例えば、電子情報端末を接続することでデータの
送受信を実行する。
【0034】このような構成による第4の実施の形態に
よると、第3の実施の形態と同様に、コネクタキャップ
が紛失することなく容易に開閉することができる。ま
た、携帯電話機のフロントケース1およびリヤケース2
を組み立てた後でも外側からコネクタキャップを装着す
ることが可能となる。このとき、コネクタキャップは、
取り付けるための特別な道具は不要であり、ボスにワン
タッチで装着することができる。
【0035】次に、図9および図10を参照して本発明
によるコネクタキャップの第5の実施の形態を詳細に説
明する。図9は、本発明によるコネクタキャップを携帯
電話機に適用したときの第5の実施の形態を示す斜視図
である。図10は、図9に示したD−D部の断面を示す
断面図である。また、第5の実施の形態において、コネ
クタキャップ以外は全て第1の実施の形態と同じ構成要
素であり、同一構成要素には同一符号を記載するととも
に、重複する説明は省略する。
【0036】図9に示すように、本発明による第5の実
施の形態に適用される携帯電話機は、第1の実施の形態
と同様に、携帯電話機のフロントケース1およびリヤケ
ース2とを有している。このフロントケース1およびリ
ヤケース2には、一部切り欠いた切り欠き部1a、2a
を形成している。この切り欠き部2aの中央部には、更
に切り欠いた穴部2bが形成されている。またリヤケー
ス2には、ケース内から切り欠き部2aの近傍にコネク
タユニット20が配置されている。このコネクタユニッ
ト20は、凹状に形成された凹部22を有しており、こ
の凹部22の中央部に突出するコネクタ26を設けてあ
る。また、図10に示すように、コネクタユニット20
の上面に突出するボス24を2箇所設けてある。このと
き、ボス24は、必要に応じて1箇所のみ、または2箇
所以上設けてもよい。
【0037】ここで、第5の実施の形態は、第1の実施
の形態と異なり、コネクタキャップを閉塞時にツメ部に
よる係合ではなくコネクタと嵌合することで閉塞状態に
ロックするように形成されている。このコネクタキャッ
プ60は、コネクタユニット20のボス24と嵌合する
穴65を形成した薄板形状の固定部64と、フロントケ
ース1およびリヤケース2の切り欠き部1a、2aを開
閉する薄板形状の板部62と、この板部62と固定部6
4とを連結するとともに蝶番のように開閉動作をさせる
ために肉厚を薄く形成したヒンジ部63とを一体に形成
している。ここで、板部62の表面には、図9に示すよ
うに、コネクタ26の外周を囲むように突出する環形状
の嵌合部61が一体に形成されている。このコネクタキ
ャップ60は、一般に、PP等の樹脂、またはゴム等の
軟質素材により形成されている。
【0038】このように形成されたコネクタキャップ6
0は、図10に示すように、コネクタユニット20を覆
うように装着される。ここで、コネクタキャップ60の
固定部64は、ケース内に延長し、コネクタユニット2
0のボス24に穴65が嵌合することで固定される。ま
た、コネクタキャップ60の嵌合部61は、板部62を
閉鎖した際、コネクタ26の外周を覆うように嵌合され
るとともに、コネクタユニット20の凹部22に嵌入さ
れる。ここで、コネクタユニット20のコネクタ26を
使用する場合、リヤケース2の穴部2b内に使用者の爪
を引っ掛け、フロントケース1側に押し上げることで第
1の実施の形態のようにツメ部11のロックを解除しな
くても板部62を図10に示した矢印方向に簡単に嵌合
を解除して開口できる。これにより、コネクタ26が露
出され、このコネクタ26に、例えば、電子情報端末を
接続することでデータの送受信を実行する。
【0039】このような構成による第5の実施の形態に
よると、コネクタキャップ60の嵌合部61により板部
62を第1の実施の形態に比べて容易に開閉することが
可能となる。また、第5の実施の形態によると、固定部
64がコネクタユニット20のボス24と嵌合されてい
るため容易に外れることがなく、コネクタキャップ60
が紛失することがない。
【0040】次に、図11を参照して本発明によるコネ
クタキャップの第6の実施の形態を詳細に説明する。図
11は、本発明によるコネクタキャップを携帯電話機に
適用したときの第6の実施の形態を示す断面図であり、
図11(a)はコネクタキャップを装着した状態を、図
11(b)はコネクタキャップを開いた状態を各々示し
ている。また、第6の実施の形態において、コネクタキ
ャップ以外は全て第1の実施の形態と同じ構成要素であ
り、同一構成要素には同一符号を記載するとともに、重
複する説明は省略する。
【0041】図11(a)に示すように、本発明による
第6の実施の形態に適用される携帯電話機は、第1の実
施の形態と同様に、携帯電話機のフロントケース1およ
びリヤケース2とを有している。このフロントケース1
およびリヤケース2には、一部切り欠いた切り欠き部1
a、2aを形成している。この切り欠き部2aの中央部
には、更に切り欠いた穴部2bが形成されている。また
リヤケース2には、ケース内から切り欠き部1a、2a
の近傍にコネクタユニット20を配置している。このコ
ネクタユニット20は、上面に突出するボス24を2箇
所設けてある。このとき、ボス24は、必要に応じて1
箇所のみ、または2箇所以上設けてもよい。
【0042】ここで、第6の実施の形態は、第1の実施
の形態とは異なり、コネクタキャップに設けたヒンジ部
の切り欠き位置を変えて形成している。このコネクタキ
ャップ70は、コネクタユニット20のボス24と嵌合
する穴75を形成した薄板形状の固定部74と、フロン
トケース1およびリヤケース2の切り欠き部1a、2a
による開口部を開閉する薄板形状の板部72と、この板
部72と固定部74とを連結するとともに蝶番のように
開閉動作をさせるために肉厚を薄く形成したヒンジ部7
3と、板部72の一端から直角に突出するように設けた
ツメ部71と、このツメ部71が突出する方向に板部7
2の表面から2箇所平行に突出する突部72aとを一体
に形成している。このコネクタキャップ70は、一般
に、PP等の樹脂により形成されている。ここで、第6
の実施の形態は、第1の実施の形態とは異なり、ヒンジ
部73の肉厚を薄くする切り欠き部をコネクタキャップ
70の内側に設けてある。
【0043】このように形成されたコネクタキャップ7
0は、第1の実施の形態と同様にコネクタユニット20
を覆うように装着され、固定部74はケース内に延長し
てコネクタユニット20のボス24に穴75が嵌合す
る。また、コネクタキャップ70のツメ部71は、リア
ケース2の切り欠き部2aに係合され、板部72が閉鎖
された状態でロックする。さらに、コネクタキャップ7
0の突部72aは、コネクタユニット20のコネクタ2
6の上部および下部に嵌合することで板部72を閉塞状
態にロックする。ここで、コネクタユニット20を使用
する場合、図11(a)に示したリヤケース2の穴部2
b内に使用者の爪を引っ掛け、フロントケース1側に押
し上げることでツメ部71によるロックが第1の実施の
形態と同様に解除され、コネクタキャップ70の板部7
2が図11(b)に示す矢印方向に動作して開口する。
これにより、コネクタ26が露出され、このコネクタ2
6に、例えば、電子情報端末を接続することでデータの
送受信を実行する。
【0044】このような構成による第6の実施の形態に
よると、第1の実施の形態と同様にコネクタキャップ7
0の板部72を容易に開閉することが可能となる。ま
た、固定部74がコネクタユニット20のボス24と嵌
合されているため、容易に外れることがなく、コネクタ
キャップ70が紛失することがない。さらに、ヒンジ部
73をコネクタキャップ70の内側に設けているため、
板部72の外側にヒンジ部73の切り欠きがなくなり外
観がよくなる。
【0045】次に、図12を参照して本発明によるコネ
クタキャップの第7の実施の形態を詳細に説明する。図
12は、本発明によるコネクタキャップを携帯電話機に
適用したときの第7の実施の形態を示す断面図であり、
図12(a)はコネクタキャップを装着した状態を、図
12(b)はコネクタキャップを開いた状態を各々示し
ている。また、第7の実施の形態において、コネクタキ
ャップ以外は全て第1の実施の形態と同じ構成要素であ
り、同一構成要素には同一符号を記載するとともに、重
複する説明は省略する。
【0046】図12(a)に示すように、本発明による
第7の実施の形態に適用される携帯電話機は、第1の実
施の形態と同様に、携帯電話機のフロントケース1およ
びリヤケース2とを有している。このフロントケース1
およびリヤケース2には、一部切り欠いた切り欠き部1
a、2aを形成している。この切り欠き部2aの中央部
には、更に切り欠いた穴部2bが形成されている。また
リヤケース2には、ケース内から切り欠き部1a、2a
の近傍にコネクタユニット20を配置している。このコ
ネクタユニット20は、上面に突出するボス24を2箇
所設けてある。このとき、ボス24は、必要に応じて1
箇所のみ、または2箇所以上設けてもよい。
【0047】ここで、第7の実施の形態は、第1の実施
の形態と異なり、コネクタキャップに設けたヒンジ部の
切り欠き形状を変えて形成している。このコネクタキャ
ップ80は、コネクタユニット20のボス24と嵌合す
る穴85を形成した薄板形状の固定部84と、フロント
ケース1およびリヤケース2の切り欠き部1a、2aに
よる開口部を開閉する薄板形状の板部82と、この板部
82と固定部84とを連結するとともに蝶番のように開
閉動作をさせるために肉厚を薄く形成したヒンジ部83
と、板部82の一端から直角に突出するように設けたツ
メ部81と、このツメ部81が突出する方向に板部82
の表面から2箇所平行に突出する突部82aとを一体に
形成している。このコネクタキャップ80は、一般に、
PP等の樹脂により形成されている。ここで、ヒンジ部
83は、第1の実施の形態とは異なり、肉厚を薄くする
切り欠き部を板部82と固定部84との一端が連結する
角部に直角の形状で形成している。
【0048】このように形成されたコネクタキャップ8
0は、第1の実施の形態と同様にコネクタユニット20
を覆うように装着され、固定部84はケース内に延長し
てコネクタユニット20のボス24に穴85が嵌合す
る。また、コネクタキャップ80のツメ部81は、リア
ケース2の切り欠き部2aに係合され、板部82が閉鎖
された状態でロックする。さらに、コネクタキャップ8
0の突部82aは、コネクタユニット20のコネクタ2
6の上部および下部を挟むように嵌合して板部82が開
かないようにロックする。ここで、コネクタユニット2
0を使用する場合、図12(a)に示したリヤケース2
の穴部2b内に使用者の爪を引っ掛け、フロントケース
1側に押し上げることでツメ部81によるロックが第1
の実施の形態と同様に解除され、コネクタキャップ80
の板部82が図12(b)に示す矢印方向に動作して開
口する。これにより、コネクタ26が露出され、このコ
ネクタ26に、例えば、電子情報端末を接続することで
データの送受信を実行する。
【0049】このような構成による第7の実施の形態に
よると、第1の実施の形態と同様にコネクタキャップ8
0の板部82を容易に開閉することが可能となる。ま
た、固定部84がコネクタユニット20のボス24と嵌
合されているため、容易に外れることがなく、コネクタ
キャップ80が紛失することがない。
【0050】以上、本発明によるコネクタキャップの実
施の形態を詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で変更可能である。例えば、コネクタキャップを上記
実施の形態ではいずれも携帯電話機に適用したが、特に
携帯電話機に限定されるものではない。また、コネクタ
キャップをPP等の樹脂により形成した実施の形態を説
明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ゴ
ム等の材質でもよい。また、ヒンジ部、固定部、ツメ
部、および嵌合部は、本実施の形態に限定されるもので
はなく、各々組み合わせて形成してもよい。
【0051】
【発明の効果】このように本発明のコネクタキャップに
よれば、ケース本体のコネクタ部を閉鎖した際にコネク
タキャップにツメ等のロック部を設けたことにより、キ
ャップを確実に閉めることができ、容易に開いてしまう
ことがなくなる。また、本発明のコネクタキャップは、
ケース内でコネクタに固定部が固定されているため、ケ
ース本体とコネクタキャップとが別々に外れてしまい紛
失することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタキャップの第1の実施の
形態を示す斜視図。
【図2】図1に示したコネクタキャップの開閉動作を示
すA−A部の断面図。
【図3】本発明によるコネクタキャップの第2の実施の
形態を示す斜視図。
【図4】図3に示したコネクタキャップの装着動作を示
す断面図。
【図5】本発明によるコネクタキャップの第3の実施の
形態を示す斜視図。
【図6】図5に示したB−B部の断面を示す断面図。
【図7】本発明によるコネクタキャップの第4の実施の
形態を示す斜視図。
【図8】図7に示したC−C部の断面を示す断面図。
【図9】本発明によるコネクタキャップの第5の実施の
形態を示す斜視図。
【図10】図9に示したD−D部の断面を示す断面図。
【図11】本発明によるコネクタキャップの第6の実施
の形態を示す断面図。
【図12】本発明によるコネクタキャップの第7の実施
の形態を示す断面図。
【図13】コネクタに装着される従来のコネクタキャッ
プを示す斜視図。
【図14】嵌合とともに固定される従来のコネクタキャ
ップを示す斜視図。
【符号の説明】
1 フロントケース 1a 切り欠き部 2 リアケース 2a 切り欠き部 2b 穴部 3 プリント基板 10 コネクタキャップ 11 ツメ部 12 板部 12a 突部 13 ヒンジ部 14 固定部 15 穴 20 コネクタユニット 22 凹部 24 ボス 26 コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】ここで、コネクタキャップ120は、薄板
状の板部122と、この板部122の表面に2つ突出し
た係合部121が一体に形成されている。この係合部1
21は、ケースに設けた係合穴93bに嵌入できるよう
に形成されている。このコネクタキャップ120は、
P(ポリプロピレン)等の素材により形成されている。
また、コネクタ136には、凹状に形成された凹部13
2が設けてあり、この凹部132の略中央にコネクタ1
36が突出するよう配置されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】このように形成されたコネクタキャップ1
20は、図14に示した矢印の方向に係合部121を移
動してケースの係合穴93bに嵌入させるとともに、横
にスライドさせることでケースにコネクタキャップ12
0が固定される。この際、コネクタキャップ120は、
スライドすることで係合穴93bが狭くなり係合部12
1が引っ掛けられるとともに、板部122がケースの切
り欠き部93a、94a内に嵌合されて固定する。この
ように、コネクタキャップ120は、容易に外れること
を防止すると共に携帯電話機のケースに係合して固定す
る係合部を設けていた。そして、ヒンジ部でコネクタキ
ャップ120の開閉が可能となり、内部コネクタとの接
続を容易とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示したコネクタキャップでは、ケース93に係合穴9
3a,93bを設けるために、金型コストを上げるばか
りか金型自体も複雑となる。また、コネクタキャップの
取り付けもしづらく、メンテナンス時の作業において取
り外しも困難であった。これに対して図13に示したコ
ネクタキャップでは、差し込むだけの取り付け構造のた
めに、数回の取り付け動作を行うことにより嵌合強度が
弱くなり容易に取れてしまうことがあった。また、この
ような従来のコネクタキャップでは、取り外した際にケ
ースとコネクタキャップとが別々になるため、紛失して
しまうことがあった。本発明は上述の課題点を解決し、
ケース本体から外れて紛失することを防止でき、コネク
タ部の開閉が容易にできる取扱いに優れたコネクタキャ
ップを提供することを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置と信号の入出力を行うコネクタ
    をケースの開口部に配設した装置に適用される、前記コ
    ネクタの露出を防止するコネクタキャップにおいて、 前記ケースの開口部内に取り付けられる固定部と、 前記ケースの開口部を開口または閉塞状態にする開閉部
    と、 前記開閉部に一体に取り付けられ、この開閉部を前記閉
    塞状態に維持するロック部と、 前記固定部と開閉部とを連結するとともに、この連結し
    た所定の部分の肉厚を薄く切り欠くことで蝶番状に折り
    畳み可能とするヒンジ部とを備え、 前記固定部を前記ケースの開口部内に取り付けること
    で、前記開閉部は、前記ケースに取り付けられた状態で
    前記ヒンジ部により前記ケースの開口部を開閉可能にす
    るとともに、前記ロック部により閉塞状態に維持するこ
    とを特徴とするコネクタキャップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコネクタキャップにお
    いて、 前記固定部には穴が穿設され、この穴を前記ケースの開
    口部内に形成されたボスに取り付けることで、前記固定
    部をケース内で固定することを特徴とするコネクタキャ
    ップ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコネクタキャップにお
    いて、 前記固定部には先端から前記穴に向かい切り欠かれた切
    り欠き部を設け、この切り欠き部を前記ケースの開口部
    内に形成されたボスの側面に押し込むことで、前記固定
    部をケース内で固定することを特徴とするコネクタキャ
    ップ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のコネクタキャップにお
    いて、 前記穴が穿設された固定部には先端の肉厚が薄く中央に
    向かって厚くなる傾斜部が形成され、この先端部が前記
    ケースの開口部内に形成されたボスに押しつけられる
    と、前記傾斜部が滑り、前記ボスに挿着されることを特
    徴とするコネクタキャップ。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のコネクタキャップが取
    り付けられるコネクタキャップの取付構造において、 前記コネクタキャップの固定部は前記ケースの開口部内
    に形成されたボスに取り付けられ、このボスには前記固
    定部に穿設された穴が当接した後に挿入させるための傾
    斜面が形成されていることを特徴とするコネクタキャッ
    プの取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかに記載のコネ
    クタキャップにおいて、 前記ケースの開口部内に形成されたボスは、前記ケース
    内のコネクタに立設されていることを特徴とするコネク
    タキャップ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のコネクタキャップにお
    いて、 前記ロック部は、前記開閉部の一端にツメ部を形成し、
    前記開閉部の閉塞時にこのツメ部が前記ケースの開口部
    に係合してロックすることを特徴とするコネクタキャッ
    プ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のコネクタキャップにお
    いて、 前記ロック部は、前記開閉部の前記コネクタに対向する
    面に、このコネクタを覆うように嵌合する嵌合部が形成
    され、前記開閉部の閉塞時にこの嵌合部が前記コネクタ
    と嵌合することでロックされることを特徴とするコネク
    タキャップ。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のコネクタキャップにお
    いて、 前記ヒンジ部は、肉厚を薄くする切り欠きを外側に設け
    たことを特徴とするコネクタキャップ。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のコネクタキャップに
    おいて、 前記ヒンジ部は、肉厚を薄くする切り欠きを内側に設け
    たことを特徴とするコネクタキャップ。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のコネクタキャップに
    おいて、このコネクタキャップは携帯電話機の情報通信
    用のコネクタのキャップであることを特徴とするコネク
    タキャップ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002158460A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd コネクタのカバーを有する電子機器
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JP2007116562A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Sanyo Electric Co Ltd 携帯電子装置
JP2008108658A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用コネクタ
US8139148B2 (en) 2009-03-09 2012-03-20 Panasonic Corporation Cap structure

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