JP4010285B2 - ストラップ装着部材の取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯機器の使用又は収納の際に用いられるストラップを装着するストラップ装着部材を携帯機器筐体に取り付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯機器の使用又は収納の際に、携帯機器筐体にストラップが取り付けられていることにより、携帯機器の使用者は、このストラップを用いて手首、肩及び首そして収納空間に設けられたフック等に携帯機器を吊り下げることができるようになっており、ストラップを携帯機器筐体に取り付けることで携帯機器の安全性及び利便性の向上が図られようになっている。
【0003】
このようなストラップを携帯機器筐体に取り付けるためにストラップが装着される装着用孔を有するストラップ装着部材が用いられている。このストラップ装着部材を携帯機器筐体に取り付ける取付構造として、例えば、第一ケースと第二ケースを備える携帯機器筐体の前記第一と第二ケースの互いに重ね合わせられた部分に、ストラップ装着部材を取り付けるため、前記ストラップ装着部材をビスで締着するストラップ装着部材の取付構造が開発されている(例えば、特許文献1)。またストラップ装着部材が回動可能に支持されるストラップ装着部材の取付構造も開発されている。
【0004】
図5は、このようなストラップ装着部材50が回動可能に支持されたものである。このストラップ装着部材50には、ストラップを装着する装着用孔53を有する円筒状のストラップ装着部51が設けられており、ストラップ装着部材50が携帯機器筐体52に取り付けられた状態を示している。
【0005】
このストラップ装着部材50には、ストラップ装着部51よりも小径な円筒状の突起部54が連続して設けられており、携帯機器筐体52には、この突起部54のみが挿通される円形の挿通孔55が形成されている。突起部54の外周面上には、溝56が一周して形成されており、溝56には、前記ストラップ装着部材50を係止するEリング57が取り付けられている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−287240号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特許文献1に記載のストラップ装着部材の取付構造では、ストラップ装着部材を筐体にネジ等で固定する構成のため、ネジを取り付ける工数が必要となるという問題点がある。
【0008】
また図5に示したようなストラップ装着部材50の取付構造においても、Eリング57を取り付ける工数が必要となるという問題点がある。
【0009】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、ストラップ装着部材の取り付けが簡単で、かつ組み付け工数を減らすことができるストラップ装着部材の取付構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載のストラップ装着部材の取付構造は、ストラップを装着するストラップ装着部材を筐体に取り付けるためのストラップ取付構造において、互いに嵌め合わせて接合することにより前記筐体を形成する一対のケースを備え、前記一方のケースに前記ストラップ装着部材が挿通される挿通孔を形成し、前記挿通孔に挿通されることにより前記一方のケースの内側に位置しているストラップ装着部材を係止するための係止部材を前記他方のケースの内側に設け、前記各ケースを接合する際における前記一方のケースと他方のケースとを嵌め合わせるための相対的な移動により、前記ストラップ装着部材が前記係止部材により係止されることを特徴としている。
【0011】
このような構成を有する請求項1に記載の発明においては、一方のケースの内側に位置するストラップ装着部材の係止を行う係止部材が他方のケースに設けられているので、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、前記係止部材は前記ストラップ装着部材を係止するようになっている。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のストラップ装着部材の取付構造において、前記ストラップ装着部材には突起部が設けられており、前記挿通孔は、前記突起部が挿通され、前記係止部材は、前記一方のケースの内側に位置する前記突起部の係止を行うことを特徴としている。
【0013】
このように請求項2に記載の発明は、ストラップ装着部材に突起部が設けられ、前記突起部の係止を行う係止部材が他方のケースに設けられているので、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、前記係止部材は前記突起部を係止するようになっている。
【0014】
また請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のストラップ装着部材の取付構造において、前記突起部には、前記各ケースを接合する際に、嵌め合わせ方向に移動する前記係止部材を受け入れる被係止部が形成されていることを特徴としている。
【0015】
このように、請求項3に記載の発明は、前記突起部に前記係止部材を受け入れる被係止部が形成されているので、他方のケースに設けられた係止部材は、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、前記被係止部に受け入れられ、前記突起部を係止するようになっている。
【0016】
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のストラップ装着部材の取付構造において、前記係止部材は、前記各ケースを接合する際の前記一方のケースに対する前記他方のケースの相対的な移動方向に延設されるとともに、前記被係止部は前記係止部材を受け入れる凹部を備えることを特徴としている。
【0017】
このように、請求項4に記載の発明は、前記係止部材を前記各ケースの接合する際の前記一方のケースに対する前記他方のケースの相対的な移動方向に延設し、前記被係止部に前記係止部材を受け入れる凹部を形成しているので、他方のケースに設けられた前記係止部材は、各ケースを接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、前記凹部に受け入れられ、前記突起部を係止するようになっている。
【0018】
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のストラップ装着部材の取付構造において、前記凹部は溝であることを特徴としている。
【0019】
このように、請求項5に記載の発明は、前記係止部材を前記各ケースの接合する際の前記一方のケースに対する前記他方のケースの相対的な移動方向に延設し、前記被係止部に前記係止部材を受け入れる凹部を有する溝を形成しているので、他方のケースに設けられた前記係止部材は、各ケースを接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、前記溝の凹部に受け入れられ、前記突起部を係止するようになっている。
【0020】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のストラップ装着部材の取付構造において、前記突起部を円筒状に形成するとともに、前記溝は、前記突起部の外周面上を一周して形成されたこと特徴としている。
【0021】
このように、請求項6に記載の発明は、前記係止部材を前記各ケースの接合する際の前記一方のケースに対する前記他方のケースの相対的な移動方向に延設し、前記被係止部に前記係止部材を受け入れる前記突起部の外周面上を一周した溝を形成しているので、前記突起部の回動動作にかかわらず、他方のケースに設けられた前記係止部材は、各ケースを接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、前記溝に受け入れられ、前記突起部を係止するようになっている。
【0022】
また、請求項7に記載の発明は、請求項3から請求項6のいずれかに記載のストラップ装着部材の取付構造において、前記係止部材は、延設方向先端部を二股に形成されるとともに、前記二股部の間で前記被係止部と係合すること特徴としている。
【0023】
このように、請求項7に記載の発明は、前記延設方向の先端部を二股に形成された係止部材が他方のケースに設けられている。そして各ケースを接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、係止部材は二股部の間で被係止部と係合するようになっている。
【0024】
また、請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれかに記載のストラップ装着部材の取付構造において、前記係止部材は、バネ性を有することを特徴としている。
【0025】
このように、請求項8に記載の発明は、前記係止部材にバネ性を持たせたので、前記突起部に負荷が加えられるようになっている。
【0026】
また、請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれかに記載のストラップ装着部材の取付構造において、前記他方のケースの内側に設けられた内側板を備え、前記係止部材は、前記内側板と一体的に成型されていることを特徴としている。
【0027】
このように、請求項9に記載の発明は、他方のケースの内側に内側板を備え、係止部材は内側板と一体的に成型されている。そのため部品点数を減らすようになっている。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、携帯機器であるコンパクトカメラに本発明に係るストラップ装着部材を取り付ける取付構造について図1から図4を参照しながら説明する。
【0029】
図1及び図2は本発明の実施の形態におけるコンパクトカメラ1の正面図及び側面図を示したものである。本実施形態における横長のコンパクトカメラ1には、第一ケース2と第二ケース3とが備えられ、第一ケース2と第二ケース3とが接合することにより、筐体1aが形成されるようになっている。
【0030】
このコンパクトカメラ1の正面一端寄りには、撮影レンズ1bが備えられており、また筐体1aの上面左には、シャッタボタン4が備えられている。
【0031】
筐体1aの左側面中央には、ストラップ装着部材5が取り付けられており、このストラップ装着部材5には、図3に示すようにストラップが装着される装着用孔6aが形成されたストラップ装着部6が設けられている。
【0032】
ストラップ装着部材5には、ストラップ装着部6の底面の幅よりも小径な円筒状の突起部7が設けられており、筐体1aを構成する第一ケース2には、この突起部7が挿通される挿通孔8が形成されている。この突起部7の外周面上には、ストラップ装着部材5を第一ケース2に係止するために、外周を一周する溝9が形成されている。
【0033】
また筐体1aを構成する第二ケース3の内側には、筐体1a内部の部品を外部から見えないようにするための内側板10が、ケースの接合時において第一ケース2の内側に入り込むように第一ケース2側に突出して設けられている。この内側板10には、各ケースを接合する際に、第二ケース3に対する第一ケース1の相対的な嵌め合わせ方向に移動することにより、予め第一ケース2の挿通孔8に挿入された突起部7の溝9に受け入れられ、突起部7の係止を行う係止部材11が一体的に成型されている。
【0034】
この係止部材11は、内側板10の端部から、第二ケース3を第一ケース2側に嵌め合わせる際の嵌め合わせる方向に向って延設され、延設方向の先端部は二股に形成されるとともに、二股部の間で溝9と係合するようになっている。
【0035】
また、係止部材11は、その延設方向の中央部が第一ケース2の内面に近接するように曲成されており、突起部7に対して第一ケース2の内面から離れる方向に付勢するバネ性を有している。
【0036】
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、ストラップ装着部材5に設けられた突起部7を第一ケース2に設けられた挿通孔8に挿通させ、ストラップ装着部6を第一ケース2上に配置する。そして第一ケース2と第二ケース3とを互いに嵌め合わせて接合する。
【0037】
これに伴い、内側板10に一体的に成型された係止部材11は、各ケースを接合する際に、第二ケース3に対する第一ケース2の相対的な接近移動により、第一ケース2の内側に位置する突起部7の溝9に受け入れられ、二股部の間で溝9と係合し、そして突起部7の係止を行う。
【0038】
また係止部材11は、そのバネ性により、突起部7に対して第一ケース2の内面から離れる方向に付勢する。
【0039】
本実施形態によれば、第一ケース2と第二ケース3とを嵌め合わせて接合する際に同時に、係止部材11は、溝9に受け入れられ、ストラップ装着部材5を係止する。これによりストラップ装着部材5の取り付けが簡単で、かつ組み付け工数を減らすという効果を得ることができる。また、本実施形態によれば、ストラップ装着部材5を筐体1aに取り付けるための係止部材11が、第二ケース3に設けられた内側板10と一体的に成型されているので、ビスやEリング等の部品が不要になり、部品点数を減らすことができるという効果を得ることができる。
【0040】
また、係止部材11は、突起部7に対して第一ケース2の内面から離れる方向に付勢するバネ性を有しており、ストラップ装着部材5に適度な負荷をかけることができる。そのためストラップ装着部材5が容易に回動してしまうことを防ぐことができ、筐体1aに振動が加わった場合であっても音の発生を低減することができるという効果を得ることができる。
【0041】
なお、本実施の形態では、コンパクトカメラにストラップ装着部材を備え付ける構成としたが、ストラップ装着部材を取り付ける携帯機器はこれに限られず、例えば、デジタルカメラ、電子辞書、電子学習機、携帯電話、ポケットPC、モバイルPC、電子文具、学習用・教育用電卓、電子レジッター、液晶テレビ、液晶デバイス、ビジネスソリューション、携帯型領収書発行機等であって第一ケースと第二ケースとを接合させて筐体とする携帯機器であればよい。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って係止部材はストラップ装着部材を係止することができる。そのため、ストラップ装着部材を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。
【0043】
また請求項2に記載の発明によれば、ストラップ装着部材に突起部が設けられストラップ装着部材に突起部が設けられ、他方のケースに係止部が設けられているので、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、係止部は突起部を係止することができる。そのため、突起部を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。
【0044】
また、請求項2に記載の発明によれば、突起部に係止部を受け入れる被係止部が形成されているので、他方のケースに設けられた係止部は、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、被係止部に受け入れられ、突起部を係止することができる。そのため、突起部を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。
【0045】
さらに、請求項3に記載の発明によれば、突起部に係止部材を受け入れる被係止部が形成されているので、他方のケースに設けられた係止部材は、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、被係止部に受け入れられ、前記突起部を係止することができる。そのため突起部を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。
【0046】
また、請求項4に記載の発明によれば、係止部材を各ケースの接合する際の一方のケースに対する他方のケースの相対的な移動方向に延設し、被係止部に係止部材を受け入れる凹部を形成しているので、他方のケースに設けられた係止部材は、各ケースを接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、凹部に受け入れられ、突起部を係止することができる。そのため、突起部を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。また簡単に係止部材を突起部に取り付けることができるという効果がある。
【0047】
また、請求項5に記載の発明によれば、係止部材を各ケースの接合する際の一方のケースに対する前記他方のケースの相対的な移動方向に延設し、被係止部に係止部材を受け入れる凹部を有する溝を形成しているので、他方のケースに設けられた係止部材は、各ケースを接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、溝の凹部に受け入れられ、突起部を係止することができる。そのため、突起部を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。また簡単に係止部材を突起部に取り付けることができるという効果がある。
【0048】
また、請求項6に記載の発明によれば、係止部材を各ケースの接合する際の一方のケースに対する前記他方のケースの相対的な移動方向に延設し、被係止部に係止部材を受け入れる突起部の外周面上を一周した溝を形成しているので、突起部の回動動作にかかわらず、他方のケースに設けられた係止部材は、各ケースを接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、溝に受け入れられ、突起部を係止することができる。そのため、突起部を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。また簡単に係止部を突起部に取り付けることができるという効果がある。
【0049】
また、請求項7に記載の発明は、突起部に係止部材を受け入れる被係止部が形成されているので、他方のケースに設けられた係止部材は、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って、被係止部に受け入れられ、前記突起部を係止することができる。そのため突起部を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。特に、係止部材の二股部の間を突起部の溝に係合させることで、ストラップ装着部材を筐体に回動自在に取り付けることができるという効果がある。
【0050】
また、請求項8に記載の発明によれば、突起部に負荷を加えることができる。そのため、ストラップ装着部材が容易に回動してしまうことを防ぐことができ、筐体に振動が加わった場合であっても、ストラップ装着部材と筐体との衝突音等の音の発生を低減することができるという効果がある。
【0051】
また、請求項9に記載の発明は、各ケースを互いに嵌め合わせて接合する際の他方のケースに対する一方のケースへの相対的な移動に伴って係止部材はストラップ装着部材を係止することができる。そのため、ストラップ装着部材を係止する工程と、各ケースを嵌め合わせる工程とを同時に行うことができるという効果がある。また、係止部材は内側板と一体的に形成されているので、部品点数を減らすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態におけるコンパクトカメラを示した正面図である。
【図2】第一実施形態におけるコンパクトカメラを示した側面図である。
【図3】第一実施形態におけるコンパクトカメラ一部を示した断面図である。
【図4】第一実施形態におけるコンパクトカメラの係止部材を示した断面図である。
【図5】従来例におけるコンパクトカメラの一部を示した断面図である。
【符号の説明】
2 第一ケース
3 第二ケース
5 ストラップ装着部材
6 ストラップ装着部
7 突起部
8 挿通孔
9 溝
10 内側板
11 係止部材
Claims (9)
- ストラップを装着するストラップ装着部材を筐体に取り付けるためのストラップ取付構造において、
互いに嵌め合わせて接合することにより前記筐体を形成する一対のケースを備え、
前記一方のケースに前記ストラップ装着部材が挿通される挿通孔を形成し、
前記挿通孔に挿通されることにより前記一方のケースの内側に位置しているストラップ装着部材を係止するための係止部材を前記他方のケースの内側に設け、
前記各ケースを接合する際における前記一方のケースと他方のケースとを嵌め合わせるための相対的な移動により、前記ストラップ装着部材が前記係止部材により係止されることを特徴とするストラップ装着部材の取付構造。 - 前記ストラップ装着部材には突起部が設けられており、
前記挿通孔は、前記突起部が挿通され、
前記係止部材は、前記一方のケースの内側に位置する前記突起部の係止を行うことを特徴とする請求項1に記載のストラップ装着部材の取付構造。 - 前記突起部には、前記各ケースを接合する際に、嵌め合わせ方向に移動する前記係止部材を受け入れる被係止部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のストラップ装着部材の取付構造。
- 前記係止部材は、前記各ケースを接合する際の前記一方のケースに対する前記他方のケースの相対的な移動方向に延設されるとともに、前記被係止部は前記係止部材を受け入れる凹部を備えることを特徴とする請求項3に記載のストラップ装着部材の取付構造。
- 前記凹部は溝であることを特徴とする請求項4に記載のストラップ装着部材の取付構造。
- 前記突起部を円筒状に形成するとともに、前記溝は、前記突起部の外周面上を一周して形成されたこと特徴とする請求項5に記載のストラップ装着部材の取付構造。
- 前記係止部材は、延設方向先端部を二股に形成されるとともに、前記二股部の間で前記被係止部と係合すること特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載のストラップ装着部材の取付構造。
- 前記係止部材は、バネ性を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のストラップ取付構造。
- 前記他方のケースの内側に設けられた内側板を備え、
前記係止部材は、前記内側板と一体的に成型されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のストラップ取付構造。
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