JPH11195270A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH11195270A
JPH11195270A JP9366795A JP36679597A JPH11195270A JP H11195270 A JPH11195270 A JP H11195270A JP 9366795 A JP9366795 A JP 9366795A JP 36679597 A JP36679597 A JP 36679597A JP H11195270 A JPH11195270 A JP H11195270A
Authority
JP
Japan
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data
recording
unit
predetermined
reproduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP9366795A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Yamazaki
充夫 山崎
Tadashi Kojima
正 小島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9366795A priority Critical patent/JPH11195270A/ja
Priority to US09/216,908 priority patent/US6504801B2/en
Publication of JPH11195270A publication Critical patent/JPH11195270A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B20/1217Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/30Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
    • G11B27/3027Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データの記録及び記録内容の確認が行われつ
つ、高速にデータが記録される光ディスク装置を提供す
ること。 【解決手段】所定の転送速度で転送される記録データを
記憶する記憶手段(106)と、記憶された記録データ
をユニットデータ単位で光ディスクに記録する記録手段
(108)と、光ディスクからデータを再生する再生手
段(108)と、所定ユニットデータの再生データと、
記憶された記録データに含まれる所定ユニットデータと
を比較して、所定ユニットデータの記録内容を確認する
確認手段(110)と、ユニットデータを記憶手段から
記録手段及び確認手段へ所定の転送速度の倍速以上の高
速転送速度で転送し、再生データを再生手段から確認手
段へ高速転送速度で転送する転送制御手段(102、1
02a)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクに対
してデータを記録する光ディスク装置に関し、特に、光
ディスクにデータを記録した後、光ディスクに記録され
たデータを再生して記録内容を確認する光ディスク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量情報記憶媒体として、光デ
ィスクが注目をあびている。光ディスクには、データの
記録を担うスパイラル状のトラックが形成されている。
そして、このトラックに対して、所定の情報量単位(セ
クタ単位)で、データが記録される。また、データ記録
精度の向上のため、記録されたデータの記録内容が確認
されるようになっている。
【0003】ここで、データの記録から記録内容の確認
までを簡単に説明する。例えば、nセクタ分のデータが
記録対象のデータであるとし、1セクタ単位でデータが
記録されるとする。つまり、nセクタ分のデータが、1
セクタづつ、n回に分けて光ディスクに記録される。n
セクタ分のデータの記録が完了すると、次に、記録内容
の確認が行われる。つまり、光ディスクに記録されたn
セクタ分のデータが、1セクタづつ、n回に分けて光デ
ィスクから再生される。再生された再生データは、1セ
クタ単位で、記録前のデータと比較され、記録内容が確
認される。このとき、記録内容に誤りが見つかれば、誤
って記録されたデータが再記録されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、デー
タの記録時には記録内容の確認が行われるため、実際に
データが記録されている時間の約2倍の時間が必要とな
り、データ記録速度の向上に対して大きな問題となって
いた。
【0005】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、データの記録及び記録内容
の確認が行われつつ、高速にデータが記録される光ディ
スク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の光ディスク装置は、以下の
ように構成されている。
【0007】この発明は、所定の転送速度で転送される
記録データを受取り、この受取られた記録データを光デ
ィスク上に形成されたスパイラル状のトラックに対して
記録する光ディスク装置において、前記所定の転送速度
で転送される記録データを記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶された前記記録データを光ディスクに記録
する記録手段と、前記記録データを前記記憶手段から前
記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の高速転送
速度で転送する転送制御手段とを備えている。この発明
は、所定の転送速度で転送される記録データを受取り、
この受取られた記録データを光ディスク上に形成された
スパイラル状のトラックに対して記録する光ディスク装
置において、前記所定の転送速度で転送される記録デー
タを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された前
記記録データを所定の情報量の単位で光ディスクに記録
するものであって、前記記憶手段に記憶された前記記録
データのうちの、前記所定の情報量分のユニットデータ
を順に光ディスクに記録する記録手段と、光ディスクに
記録されているデータを再生する再生手段と、前記記録
手段により光ディスクに対して記録された所定のユニッ
トデータを前記再生手段により再生し、この再生により
得られる所定の再生データと、前記記憶手段に記憶され
ている前記記録データに含まれる前記所定のユニットデ
ータとを比較して、前記記録手段による前記所定のユニ
ットデータの記録内容を確認する確認手段と、前記ユニ
ットデータを含む前記記録データを前記記憶手段から前
記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の高速転送
速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記記録デー
タを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転送速度
で転送し、前記再生手段の再生により得られる再生デー
タを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速転送速度
で転送する転送制御手段とを備えている。
【0008】この発明は、所定の転送速度で転送される
記録データを受取り、この受取られた記録データを光デ
ィスク上に形成されたスパイラル状のトラックに対して
記録する光ディスク装置において、前記所定の転送速度
で転送される記録データを記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報量の単
位で光ディスクに記録するものであって、前記記憶手段
に記憶された前記記録データのうちの、前記所定の情報
量分のユニットデータを順に光ディスクに記録する記録
手段と、光ディスクに記録されているデータを再生する
再生手段と、前記記録手段により光ディスクに対して記
録された所定のユニットデータを前記再生手段により再
生し、この再生により得られる所定の再生データと、前
記記憶手段に記憶されている前記記録データに含まれる
前記所定のユニットデータとを比較して、前記記録手段
による前記所定のユニットデータの記録内容を確認する
確認手段と、前記再生手段による前記所定のユニットデ
ータの再生処理と並行して、この再生処理により得られ
る前記所定の再生データに基づく確認処理を前記確認手
段に実行させる並行処理実行制御手段と、前記ユニット
データを含む前記記録データを前記記憶手段から前記記
録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の高速転送速度
で転送し、前記ユニットデータを含む前記記録データを
前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転送速度で転
送し、前記再生手段の再生により得られる再生データを
前記再生手段から前記確認手段へ前記高速転送速度で転
送する転送制御手段とを備えている。
【0009】この発明は、所定の転送速度で転送される
記録データを受取り、この受取られた記録データを光デ
ィスク上に形成されたスパイラル状のトラックに対して
記録する光ディスク装置において、前記所定の転送速度
で転送される記録データを記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報量の単
位で光ディスクに記録するものであって、前記記憶手段
に記憶された前記記録データのうちの、前記所定の情報
量分のユニットデータを順に光ディスクに記録する記録
手段と、光ディスクに記録されているデータを再生する
再生手段と、前記記録手段により光ディスクに対して記
録された所定のユニットデータを前記再生手段により再
生し、この再生により得られる所定の再生データと、前
記記憶手段に記憶されている前記記録データに含まれる
前記所定のユニットデータとを比較して、前記記録手段
による前記所定のユニットデータの記録内容を確認する
確認手段と、前記確認手段による確認処理の結果、前記
所定のユニットデータの記録内容に誤りがあることが判
明したとき、この所定のユニットデータの再記録を前記
記録手段に実行させる再記録実行制御手段と、前記ユニ
ットデータを含む前記記録データを前記記憶手段から前
記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の高速転送
速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記記録デー
タを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転送速度
で転送し、前記再生手段の再生により得られる再生デー
タを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速転送速度
で転送する転送制御手段とを備えている。
【0010】この発明は、所定の転送速度で転送される
記録データを受取り、この受取られた記録データを光デ
ィスク上に形成されたスパイラル状のトラックに対して
記録する光ディスク装置において、前記所定の転送速度
で転送される記録データを記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報量の単
位で光ディスクに記録するものであって、前記記憶手段
に記憶された前記記録データのうちの、前記所定の情報
量分の第1のユニットデータ、及びこの第1のユニット
データに続いて転送されてきた前記所定の情報量分の第
2のユニットデータを順に光ディスクに記録する記録手
段と、光ディスクに記録されているデータを再生する再
生手段と、前記記録手段により光ディスクに対して記録
された前記第1のユニットデータを前記再生手段により
再生し、この再生により得られる第1の再生データと、
前記記憶手段に記憶されている前記記録データに含まれ
る前記第1のユニットデータとを比較して、前記記録手
段による前記第1のユニットデータの記録内容を確認
し、前記記録手段により光ディスクに対して記録された
前記第2のユニットデータを前記再生手段により再生
し、この再生により得られる第2の再生データと、前記
記憶手段に記憶されている前記記録データに含まれる前
記第2のユニットデータとを比較して、前記記録手段に
よる前記第2のユニットデータの記録内容を確認する確
認手段と、前記記憶手段に対する前記第1のユニットデ
ータの記憶が完了したとき、この第1のユニットデータ
を前記記憶手段から前記記録手段へ前記所定の転送速度
の倍速以上の高速転送速度で転送し、前記第1の再生デ
ータを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速転送速
度で転送するとともに、前記第1のユニットデータを前
記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転送速度で転送
し、前記記憶手段に対する前記第2のユニットデータの
記憶が完了したとき、この第2のユニットデータを前記
記憶手段から前記記録手段へ前記高速転送速度で転送
し、前記第2の再生データを前記再生手段から前記確認
手段へ前記高速転送速度で転送するとともに、前記第2
のユニットデータを前記記憶手段から前記確認手段へ前
記高速転送速度で転送する転送制御手段とを備えてい
る。
【0011】この発明は、所定の転送速度で転送される
データを受取り、この受取られたデータを光ディスク上
に形成されたスパイラル状のトラックに対して記録する
光ディスク装置において、前記所定の転送速度で転送さ
れるデータに対して、エラー訂正符号を付加して記録デ
ータを生成し、この生成された記録データを前記所定の
転送速度で出力する記録データ生成手段と、この記録デ
ータ生成手段から前記所定の転送速度で転送される前記
記録データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
された前記記録データを所定の情報量の単位で光ディス
クに記録するものであって、前記記憶手段に記憶された
前記記録データのうちの、前記所定の情報量分のユニッ
トデータを順に光ディスクに記録する記録手段と、光デ
ィスクに記録されているデータを再生する再生手段と、
前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
生により得られる所定の再生データに含まれるエラー訂
正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前記記録手段
による前記所定のユニットデータの記録内容を確認する
確認手段と、前記ユニットデータを含む前記記録データ
を前記記憶手段から前記記録手段へ前記所定の転送速度
の倍速以上の高速転送速度で転送し、前記ユニットデー
タを含む前記記録データを前記記憶手段から前記確認手
段へ前記高速転送速度で転送し、前記再生手段の再生に
より得られる再生データを前記再生手段から前記確認手
段へ前記高速転送速度で転送する転送制御手段とを備え
ている。
【0012】この発明は、所定の転送速度で転送される
データを受取り、この受取られたデータを光ディスク上
に形成されたスパイラル状のトラックに対して記録する
光ディスク装置において、前記所定の転送速度で転送さ
れるデータに対して、エラー訂正符号を付加して記録デ
ータを生成し、この生成された記録データを前記所定の
転送速度で出力する記録データ生成手段と、この記録デ
ータ生成手段から前記所定の転送速度で転送される前記
記録データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
された前記記録データを所定の情報量の単位で光ディス
クに記録するものであって、前記記憶手段に記憶された
前記記録データのうちの、前記所定の情報量分のユニッ
トデータを順に光ディスクに記録する記録手段と、光デ
ィスクに記録されているデータを再生する再生手段と、
前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
生により得られる所定の再生データに含まれるエラー訂
正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前記記録手段
による前記所定のユニットデータの記録内容を確認する
確認手段と、前記再生手段による前記所定のユニットデ
ータの再生処理と並行して、この再生処理により得られ
る前記所定の再生データに基づく確認処理を前記確認手
段に実行させる並行処理実行制御手段と、前記ユニット
データを含む前記記録データを前記記憶手段から前記記
録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の高速転送速度
で転送し、前記ユニットデータを含む前記記録データを
前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転送速度で転
送し、前記再生手段の再生により得られる再生データを
前記再生手段から前記確認手段へ前記高速転送速度で転
送する転送制御手段とを備えている。
【0013】この発明は、所定の転送速度で転送される
データを受取り、この受取られたデータを光ディスク上
に形成されたスパイラル状のトラックに対して記録する
光ディスク装置において、前記所定の転送速度で転送さ
れるデータに対して、エラー訂正符号を付加して記録デ
ータを生成し、この生成された記録データを前記所定の
転送速度で出力する記録データ生成手段と、この記録デ
ータ生成手段から前記所定の転送速度で転送される前記
記録データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
された前記記録データを所定の情報量の単位で光ディス
クに記録するものであって、前記記憶手段に記憶された
前記記録データのうちの、前記所定の情報量分のユニッ
トデータを順に光ディスクに記録する記録手段と、光デ
ィスクに記録されているデータを再生する再生手段と、
前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
生により得られる所定の再生データに含まれるエラー訂
正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前記記録手段
による前記所定のユニットデータの記録内容を確認する
確認手段と、前記確認手段による確認処理の結果、前記
所定のユニットデータの記録内容に誤りがあることが判
明したとき、この所定のユニットデータの再記録を前記
記録手段に実行させる再記録実行制御手段と、前記ユニ
ットデータを含む前記記録データを前記記憶手段から前
記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の高速転送
速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記記録デー
タを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転送速度
で転送し、前記再生手段の再生により得られる再生デー
タを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速転送速度
で転送する転送制御手段とを備えている。
【0014】この発明は、所定の転送速度で転送される
データを受取り、この受取られたデータを光ディスク上
に形成されたスパイラル状のトラックに対して記録する
光ディスク装置において、前記所定の転送速度で転送さ
れるデータに対して、エラー訂正符号を付加して記録デ
ータを生成し、この生成された記録データを前記所定の
転送速度で出力する記録データ生成手段と、この記録デ
ータ生成手段から前記所定の転送速度で転送される前記
記録データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
された前記記録データを所定の情報量の単位で光ディス
クに記録するものであって、前記記憶手段に記憶された
前記記録データのうちの、前記所定の情報量分の第1の
ユニットデータ、及びこの第1のユニットデータに続い
て転送されてきた前記所定の情報量分の第2のユニット
データを順に光ディスクに記録する記録手段と、光ディ
スクに記録されているデータを再生する再生手段と、前
記記録手段により光ディスクに対して記録された前記第
1のユニットデータを前記再生手段により再生し、この
再生により得られる第1の再生データに含まれるエラー
訂正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前記記録手
段による前記第1のユニットデータの記録内容を確認
し、前記記録手段により光ディスクに対して記録された
前記第2のユニットデータを前記再生手段により再生
し、この再生により得られる第2の再生データに含まれ
るエラー訂正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前
記記録手段による前記第2のユニットデータの記録内容
を確認する確認手段と、前記記憶手段に対する前記第1
のユニットデータの記憶が完了したとき、この第1のユ
ニットデータを前記記憶手段から前記記録手段へ前記所
定の転送速度の倍速以上の高速転送速度で転送し、前記
第1の再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前
記高速転送速度で転送するとともに、前記第1のユニッ
トデータを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転
送速度で転送し、前記記憶手段に対する前記第2のユニ
ットデータの記憶が完了したとき、この第2のユニット
データを前記記憶手段から前記記録手段へ前記高速転送
速度で転送し、前記第2の再生データを前記再生手段か
ら前記確認手段へ前記高速転送速度で転送するととも
に、前記第2のユニットデータを前記記憶手段から前記
確認手段へ前記高速転送速度で転送する転送制御手段と
を備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】最初に、図1〜図11を参照して、この発
明の第1、第2、及び第3の実施形態について説明す
る。因みに、第2及び第3の実施形態は、第1の実施形
態の変形例である。
【0017】まず、図1及び図2を参照して、光ディス
クにおけるゾーンという概念を説明するとともに、光デ
ィスクのデータ構造について説明する。
【0018】光ディスク1には、内周側から順に、リー
ドインエリア2、データエリア3、及びリードアウトエ
リア4が設けられている。これら各エリアには、複数の
ゾーンが含まれる。また、各ゾーンには、複数のトラッ
クが含まれる。さらに、各トラックには、複数のセクタ
が含まれる。なお、トラックは、光ディスクに対してス
パイラル状に形成されている。
【0019】リードインエリア2には、複数(例えば1
896)のトラックから成るエンボスデータゾーン5、
及び複数(例えば1896)のトラックから成る書換え
可能なデータゾーン6が設けられている。エンボスデー
タゾーン5には、ブランクゾーン、リファレンスシグナ
ルゾーン、ブランクゾーン、コントロールデータゾー
ン、ブランクゾーンが順に設けられている。リファレン
スシグナルゾーンには、リファレンスシグナルがプリフ
ォーマットされている。コントロールデータゾーンに
は、コントロールデータがプリフォーマットされてい
る。書換え可能なデータゾーン6には、ガードトラック
用のゾーン、ディスクテスト用のゾーン、ドライブテス
ト用のゾーン、ディスク識別データ用のゾーン、及び交
替管理エリアとしての交替管理ゾーンが設けられてい
る。
【0020】データエリア3には、複数(例えば188
8)のトラックからなる複数のゾーン(例えば、ゾーン
3a、…、3x)が設けられている。但し、ゾーン3a
だけは書換え可能なデータゾーン6を含めて1888ト
ラックとなっている。
【0021】リードアウトエリア4には、書換え可能な
データゾーンが設けられている。この書換え可能なデー
タゾーンには、データゾーン6の記録内容と同じデータ
が記録されるようになっている。
【0022】また、この光ディスク1の内周側と外周側
に設けられた1トラックあたりのセクタ数は、異なるよ
うになっている。外周側の1トラックに含まれるセクタ
数が、内周側の1トラックに含まれるセクタ数より多
い。そのため、光ディスク1の回転数(回転速度)が、
ゾーン毎に変化するようになっている。従って、リード
インエリア2における各ゾーン、データエリア3におけ
る各ゾーン、及びリードアウトエリア4における各ゾー
ンにおいて、光ディスク1の内周側から外周側に向かう
にしたがって回転速度が遅くなる。この各ゾーンに対す
る回転速度データと1トラックに含まれるセクタ数との
関係は、光ディスク1の回転を制御する回転制御プログ
ラムに組込まれる。
【0023】続いて、図3を参照して、セクタのフレー
ム構造について説明する。
【0024】1セクタ分のセクタデータは、第0フレー
ムから第25フレームの26個のフレームにより構成さ
れる。また、各フレームごとに付与される同期コード
(フレーム同期信号)には、フレーム番号を特定するた
めの特定コード(1バイト:16チャネルビット)と、
各フレーム共通の共通コード(1バイト:16チャネル
ビット)が含まれる。
【0025】図3に示すように、第0フレームには同期
コードSY0、第2、第10、第18フレームには同期
コードSY1、第4、第12、第20フレームには同期
コードSY2、第6、第14、第22フレームには同期
コードSY3、第8、第16、第24フレームには同期
コードSY4、第1、第3、第5、第7、第9フレーム
には同期コードSY5、第11、第13、第15、第1
7フレームには同期コードSY6、第9、第21、第2
3、第25フレームには同期コードSY7が付加されて
いる。
【0026】続いて、ヘッダについて説明する。
【0027】データエリア3のゾーン3a、…、3xに
は、図1に示すように、各セクタ毎にヘッダ部7がプリ
フォーマットされている。このヘッダ部7は、光ディス
クにグルーブが形成される際、このグルーブ形成と同時
に形成される。このヘッダ部7には、ピットによりアド
レス情報などが記録されている。
【0028】続いて、図4を参照して、セクタのデータ
構造について説明する。
【0029】図4に示すように、1セクタは、およそ2
697バイトで構成されている。セクタには、8−16
変調により変調されたデータが記録される。8−16変
調は、8ビットの入力符号系列を、16ビットの出力符
号系列に変調する変調方式である。また、入力符号系列
は入力ビットと呼ばれ、出力符号系列はチャネルビット
と呼ばれる。因みに、1バイトは16チャネルビットと
同じ意味である。
【0030】ここで、1セクタの内訳について説明す
る。1セクタは、128バイトのヘッダフィールド、2
バイトのミラーフィールド、2567バイトのレコーデ
ィングフィールドで構成される。
【0031】ヘッダフィールドには、光ディスクの製造
工程において所定のデータが凹凸形状として記録(プリ
フォーマット)される。このヘッダフィールドには、ヘ
ッダの検出精度を向上させるためにセクタアドレスが4
重書きされる。つまり、このヘッダフィールドは、ヘッ
ダ1フィールド、ヘッダ2フィールド、ヘッダ3フィー
ルド、及びヘッダ4フィールドにより構成されている。
ヘッダ1フィールド及びヘッダ3フィールドは46バイ
トで構成されている。ヘッダ2フィールド及びヘッダ4
フィールドは18バイトで構成されている。
【0032】ヘッダ1フィールドは、36バイトの同期
コードVFO(Variable FrequencyOscillator)1フィ
ールド、3バイトのアドレスマークAM(Address Mar
k)フィールド、4バイトのアドレスPID(Physical
ID)1フィールド、2バイトの誤り検出コードIED
(ID Error Detection Code)1フィールド、1バイトの
ポストアンブルPA(Post Ambles)1フィールドによ
り構成されている。
【0033】ヘッダ2フィールドは、8バイトの同期コ
ードVFO2フィールド、3バイトのアドレスマークA
Mフィールド、4バイトのアドレスPID2フィール
ド、2バイトの誤り検出コードIED2フィールド、1
バイトのポストアンブルPA2フィールドにより構成さ
れている。
【0034】ヘッダ3フィールドは、36バイトの同期
コードVFO1フィールド、3バイトのアドレスマーク
AMフィールド、4バイトのアドレスPID3フィール
ド、2バイトの誤り検出コードIED3フィールド、1
バイトのポストアンブルPA1フィールドにより構成さ
れている。
【0035】ヘッダ4フィールドは、8バイトの同期コ
ードVFO2フィールド、3バイトのアドレスマークA
Mフィールド、4バイトのアドレスPID4フィール
ド、2バイトの誤り検出コードIED4フィールド、1
バイトのポストアンブルPA2フィールドにより構成さ
れている。
【0036】PIDフィールドには、物理的なアドレス
情報が記録される。具体的に述べると、1バイトから成
るセクタインフォメーション(PIDナンバー含む)及
び3バイトから成るセクターナンバーが記録される。
【0037】VFOフィールドには、PLL(Phase Lo
cked Loop)の引き込みを行うための連続的な繰返しパ
ターン(000100010001…)が記録される。
具体的に述べると、このVFOフィールドに記録される
パターンは、PIDフィールドに記録されたアドレス情
報を再生するための周波数同期を取るためのものであ
る。
【0038】AMフィールドにはアドレスマークが記録
され、このアドレスマークが固定長ブロック符号の復調
の際にブロックの境界を検出する役割を担う。具体的に
述べると、このAMフィールドに記録されるアドレスマ
ークは、PIDフィールドに記録されたアドレス情報の
位置を示すものである。このAMフィールドに記録され
るアドレスマークには、他には現れない特殊なパターン
(ランレングス制限違反のパターン)が用いられる。
【0039】誤り検出コードIEDフィールドには、セ
クタアドレス(ID番号含む)に対するエラー(誤り)
検出符号が記録され、このエラー検出符号により読み込
まれたPID内のエラーの有無が検出される。
【0040】ポストアンブルPAフィールドには、復調
に必要なステート情報が記録されており、ヘッダフィー
ルドがスペースで終了するよう極性調整の役割も持つ。
【0041】ミラーフィールドは、鏡面のフィールドで
あり、このフィールドは後述する光検出器のゲイン調整
などに利用される。
【0042】レコーディングフィールドは、主に、ユー
ザデータの記録を担うフィールドである。レコーディン
グフィールドは、(10+J/16)バイトのギャップ
フィールド、(20+K)バイトのガード1フィール
ド、35バイトのVFO3フィールド、3バイトのPS
(pre-synchronous code)フィールド、2418バイト
のデータフィールド(ユーザデータフィールド)、1バ
イトのポストアンブルPA3フィールド、(55−K)
バイトのガード2フィールド、および(25−J/1
6)バイトのバッファフィールドにより構成されてい
る。因みに、Jは0〜15、Kは0〜7の整数でランダ
ムな値をとる。これにより、データ書始めの位置がラン
ダムにシフトされる。その結果、オーバーライトによる
記録膜の劣化を低減できる。
【0043】ギャップフィールドは、何も記録されたな
いフィールドである。
【0044】ガード1フィールドは、相変化記録膜特有
の繰返しオーバーライトの始端劣化を吸収するための捨
てデータ領域である。
【0045】VFO3フィールドもPLLロック用のフ
ィールドではあるが、同一パターンの中に同期コードを
挿入し、バイト境界の同期をとることも目的とするフィ
ールドである。
【0046】PSフィールドは、同期コードが記録され
るフィールドであり、ブロック境界を検出するために設
けられている。
【0047】データフィールドは、データID、データ
IDエラー訂正コードIED(DataID Error Detection
Code)、同期コード、ECC(Error Collection Code
)、EDC(Error Detection Code)、2048バイ
トのユーザデータ等から構成されるフィールドである。
データIDは、各セクタの4バイト(32チャネルビッ
ト)構成のセクタID1〜ID16である。データID
エラー訂正コードIEDは、データID用の2バイト
(16ビット)構成のエラー訂正コードである。ポスト
アンブルPA3フィールドは、復調に必要なステート情
報を含んでおり、前のデータフィールドの最終バイトの
終結を示すフィールドである。
【0048】ガード2フィールドは、相変化記録媒体特
有の繰り返し記録時の終端劣化がデータフィールドにま
で及ばないようにするために設けられたフィールドであ
る。バッファフィールドは、データフィールドが次のヘ
ッダフィールドにかからないように、光ディスク1を回
転するモータの回転変動などを吸収するために設けられ
たフィールドである。
【0049】続いて、図5を参照して、この発明の第
1、第2、及び第3の実施形態に係る光ディスク装置の
概略構成について説明する。
【0050】図5に示すように、光ディスク装置100
には、各種制御手段としてのCPU102、記録用デー
タ生成回路104、記憶手段としてのメモリ106、記
録手段及び再生手段としての光ピックアップ108、確
認手段としての記録内容確認部110、トラッキング制
御手段としてのサーボ回路112、及びディスク駆動装
置114が設けられている。
【0051】CPU102は、光ディスク装置100全
体を制御する。つまり、このCPU102は、記録用デ
ータ生成回路104、メモリ106、光ピックアップ1
08、記録内容確認回路110、サーボ回路112、及
びディスク駆動装置114に対して、これら各部を制御
するための制御信号を出力する。
【0052】また、このCPU102には、転送制御手
段としてのクロック生成回路102aが設けられてい
る。このクロック生成回路102aで生成されたクロッ
クは、記録用データ生成回路104、メモリ106、光
ピックアップ108、記録内容確認回路110、サーボ
回路112、及びディスク駆動装置114に供給され
る。つまり、クロック生成回路102aで生成されるク
ロックに従い、各部の動作タイミングが決定される。さ
らに、説明すると、クロック生成回路102aで生成さ
れるクロックに従い、各部間のデータ転送速度が決定さ
れる。
【0053】記録用データ生成回路104は、外部から
送信される画像データ、及び音声データなどの生データ
を受取り、この生データから記録用データを生成する。
記録用データとは、図3に示したような、フレーム構造
を有するセクタデータのことである。因みに、このと
き、外部から送信される画像データの転送速度は転送速
度aである。記録用データ生成回路104で生成された
記録用データは、記録用データ生成回路104からメモ
リ106に対して、転送速度aで転送される。
【0054】メモリ106には、記録用データ生成回路
104から出力される記録用データが記憶される。メモ
リ106に記憶された記録用データは、所定のタイミン
グで、メモリ106から光ピックアップ108に対し
て、転送速度bで転送される。転送速度bは、転送速度
aの2倍以上の転送速度である。
【0055】光ピックアップ108には、照射手段とし
ての半導体レーザ108aが設けられている。この半導
体レーザ108aから記録用の光ビーム及び再生用の光
ビームが照射される。光ディスクに対して記録用データ
が記録されるときには、半導体レーザ108aから記録
用の光ビームが照射される。このとき、照射される記録
用の光ビームには、メモリ106から転送される記録用
データが反映されている。つまり、この記録用の光ビー
ムが光ディスクに対して照射されることにより、光ディ
スクに対して記録用データが記録される。光ディスクに
記録されているデータが再生されるときには、半導体レ
ーザ108aから再生用の光ビームが照射される。この
とき、照射される再生用の光ビームは光ディスクに照射
され、この再生用の光ビームの光ディスクからの反射光
が光ピックアップ108により受光される。この反射光
には、光ディスクに記録されているデータが反映されて
いる。つまり、この反射光に反映されたデータを再生す
ることにより、光ディスクに記録されているデータが再
生される。光ピックアップ108により光ディスクから
再生された再生データは、光ピックアップ108から記
録内容確認部110に対して、転送速度cで転送され
る。転送速度cは、転送速度aの2倍以上の転送速度で
ある。
【0056】記録内容確認部110には、比較回路11
0aが設けられている。この比較回路110aは、光ピ
ックアップ108から転送される再生データと、この再
生データに相当する記録用データとを比較する。再生デ
ータに相当する記録用データは、メモリ106から転送
速度dで転送される。転送速度dは、転送速度aの2倍
以上の転送速度である。つまり、記録内容確認部110
では、再生データと、この再生データに相当する記録用
データとを比較した結果から、記録内容が確認される。
再生データと、この再生データに相当する記録用データ
とが実質的に一致する場合、この記録用データの記録が
正常に行われたことが確認される。再生データと、この
再生データに相当する記録用データとが実質的に一致し
ない場合、この記録用データの記録が正常に行われなか
ったこと(記録エラー)が確認される。
【0057】記録エラーが確認された場合、記録内容確
認部110からCPU102に対して、記録エラーが通
知される。記録エラーの通知を受けたCPU102は、
メモリ106、光ピックアップ108、及びサーボ回路
112に対して、再記録命令を通知する。再記録命令を
受けたメモリ106は、記録エラーとなった記録用デー
タを光ピックアップ108に転送する。再記録命令を受
けた光ピックアップ108及びサーボ回路112は、記
録エラーとなった記録用データが記録されている位置
に、再度、この記録エラーとなった記録用データを記録
する。
【0058】サーボ回路112は、光ピックアップ10
8及びディスク駆動回路114に対して、サーボ制御信
号を出力する。つまり、サーボ回路112は、光ピック
アップ108及びディスク駆動回路114をサーボ制御
する。このサーボ回路112のサーボ制御により、光ピ
ックアップ108から照射される光ビームのフォーカス
制御及びトラッキング制御が実行される。なお、このト
ラッキング制御により、半導体レーザ108aから照射
される光ビームが、トラックの内周から外周に向けて光
ディスク上を走査させられる。つまり、トラックの内周
から外周に向けて、データの記録及び再生が実行され
る。また、このサーボ回路112は、回転制御プログラ
ムに従いディスク駆動回路114を制御する。
【0059】ディスク駆動回路114は、サーボ回路1
12から出力されるサーボ制御信号に従い、光ディスク
を駆動させる。
【0060】続いて、図6及び図7を参照して、この発
明の第1の実施形態について説明する。
【0061】この第1の実施形態では、図6に示すよう
に、データ記録終了後、光ディスク上の記録終了位置か
ら記録開始位置へ光ビームをトラックジャンプさせて、
記録開始位置から直ちにデータ再生が可能であることを
前提とする。また、この第1の実施形態では、データの
記録及び再生は、nトラック単位で実行されるものとす
る。図6は、n=3の場合、つまり3トラック単位でデ
ータの記憶及び再生が実行される場合を示す。さらに、
この第1の実施形態では、メモリ106が、(n×2)
トラック分の記憶容量を有するものとする。
【0062】上記前提の下、第1の実施形態では、図7
に示すように、データ記録処理、データ再生処理、及び
記録内容の確認処理が実行される。
【0063】まず、記録対象となる画像データ及び音声
データなどの生データが、外部から転送速度a1で転送
されてくるとする。外部から転送されてくる生データ
は、記録用データ生成回路104に入力される。記録用
データ生成回路104は、生データから記録用データ
(ユニットデータm、m+1、m+2、…)を生成す
る。記録用データ生成回路104で生成された記録用デ
ータ(ユニットデータm、m+1、m+2、…)は、記
録用データ生成回路104からメモリ106に対して、
転送速度a1で転送される。
【0064】メモリ106にnトラック分の記録用デー
タ(ユニットデータm)が記憶されると(t10〜t1
1)、このnトラック分の記録用データ(ユニットデー
タm)が、メモリ106から光ピックアップ108に対
して転送速度b1で転送される。記録用データ(ユニッ
トデータm)は、光ピックアップ108により光ディス
クに記録される(t11〜t12)。例えば、記録用デ
ータ(ユニットデータm)は、図6に示す記録開始位置
から記録終了位置の間に記録されるとする。
【0065】記録用データ(ユニットデータm)の記録
が完了すると、この記録用データ(ユニットデータm)
が再生される。このとき、図6に示す記録終了位置から
記録開始位置へ光ビームがトラックジャンプされ、記録
開始位置から記録終了位置の間のデータが再生される
(t12〜t13)。記録用データ(ユニットデータ
m)の再生により得られる再生データは、記録用データ
(ユニットデータm)の再生処理と並行して、光ピック
アップ108から記録内容確認部110に対して、転送
速度c1で転送される。
【0066】記録内容確認部110は、光ピックアップ
108から転送速度c1で転送される再生データと、メ
モリ106から転送速度d1で転送される記録用データ
(ユニットデータm)とを比較して、記録内容を確認す
る(t12〜t13)。この記録用データ(ユニットデ
ータm)の記録内容の確認処理は、記録用データ(m)
の再生処理とほぼ並行して実行される。この並行処理
は、CPU102の制御により実現される。
【0067】一方、メモリ106にnトラック分の記録
用データ(ユニットデータm)が記憶された後、続け
て、このメモリ106にはnトラック分の記録用データ
(ユニットデータm+1)が記憶される(t11〜t1
3)。つまり、記録用データ(ユニットデータm)の記
録、再生、及び記録内容の確認が行われている間に、記
録用データ(ユニットデータm+1)がメモリ106に
記憶される。メモリ106にnトラック分の記録用デー
タ(ユニットデータm+1)が記憶されると(t11〜
t13)、このnトラック分の記録用データ(ユニット
データm+1)の記録、再生、及び記録内容の確認が行
われる。
【0068】このように、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認と、記録用デ
ータ(ユニットデータm+1)の記憶とが並行して行わ
れることにより、データの記録速度を向上させることが
できる。また、このような並行処理は、転送速度a1に
対して、転送速度b1、c1、及びd1が、2倍以上の
転送速度に制御されているため実現できるものである。
【0069】続いて、図8及び図9を参照して、この発
明の第2の実施形態について説明する。
【0070】この第2の実施形態では、光ディスクが回
転している状態での光ビームのトラックジャンプを想定
しており、光ビームがトラックジャンプされた際、トラ
ックジャンプ前のビーム照射ポイントと、トラックジャ
ンプ後のビーム照射ポイントの位置関係が、光ディスク
の半径方向に対して所定量だけずれる。このずれ量は、
光ディスクの回転速度に依存する。また、この第2の実
施形態では、トラックジャンプ終了直後の光ビームが不
安定であり、この不安定な状態の光ビームではデータが
再生できないことを前提とする。さらに、この第2の実
施形態では、図8に示すように、データの記録及び再生
は、(nトラック−mセクタ)単位で実行されるものと
する。図8は、n=3、m=1の場合、つまり(3トラ
ック−1セクタ)単位でデータの記憶及び再生が実行さ
れる場合を示す。
【0071】(nトラック−mセクタ)単位でのデータ
の記録は、次のようにして実現される。一つ目は、メモ
リ106の記憶容量を制限して、(nトラック−mセク
タ)単位でのデータの記録を実現する方法である。二つ
目は、メモリ106から光ピックアップ108に転送さ
れるデータ量を制御して、(nトラック−mセクタ)単
位でのデータの記録を実現する方法である。
【0072】前者の場合、メモリ106に、第1及び第
2の記憶領域を持たせる。第1及び第2の記憶領域は、
夫々、(nトラック−mセクタ)分の記憶容量を有す
る。そして、これら第1及び第2の記憶領域を交互に使
用する。つまり、記録用データは、まず、第1の記憶領
域に記憶される。この第1の記憶領域の記憶容量が無く
なった時点で、次に、記録用データは、第2の記憶領域
に記憶される。この第2の記憶領域の記憶容量が無くな
った時点で、次に、記録用データは、第1の記録領域に
記憶される。従って、第1の記憶領域に記憶された記録
用データが光ディスクに記録され、続いて、第2の記憶
領域に記憶された記録用データが光ディスクに記録され
る。さらに、その後、第1の記憶領域に記憶された記録
用データが光ディスクに記録される。
【0073】後者の場合、CPU102が、メモリ10
6から光ピックアップ108に転送されるデータ量を制
御する。つまり、メモリ106に(nトラック−mセク
タ)分の記録用データが記録されると、この(nトラッ
ク−mセクタ)分の記録用データをメモリ106から光
ピックアップ108へ転送させる。
【0074】上記したようにして、(nトラック−mセ
クタ)単位でデータを記録することにより、光ディスク
上の記録開始位置と記録終了位置の位置関係が、図8に
示すような位置関係となる。この位置関係により、光ビ
ームのトラックジャンプによる影響を回避することがで
きる。つまり、この位置関係により、光ビームのトラッ
クジャンプによる照射ポイントのずれ、光ビームの安定
性に問題なく、光ディスクに記録されたデータの再生が
実現される。
【0075】上記前提の下、第2の実施形態では、図9
に示すように、データ記録処理、データ再生処理、及び
記録内容の確認処理が実行される。
【0076】まず、記録対象となる画像データ及び音声
データなどの生データが、外部から転送速度a2で転送
されてくるとする。外部から転送されてくる生データ
は、記録用データ生成回路104に入力される。記録用
データ生成回路104は、生データから記録用データ
(ユニットデータm、m+1、m+2、…)を生成す
る。記録用データ生成回路104で生成された記録用デ
ータ(ユニットデータm、m+1、m+2、…)は、記
録用データ生成回路104からメモリ106に対して、
転送速度a2で転送される。
【0077】メモリ106に(nトラック−mセクタ)
分の記録用データ(ユニットデータm)が記憶されると
(t20〜t21)、この(nトラック−mセクタ)分
の記録用データ(ユニットデータm)が、メモリ106
から光ピックアップ108に対して転送速度b2で転送
される。記録用データ(ユニットデータm)は、光ピッ
クアップ108により光ディスクに記録される(t21
〜t22)。例えば、記録用データ(ユニットデータ
m)は、図8に示す記録開始位置から記録終了位置の間
に記録されるとする。
【0078】記録用データ(ユニットデータm)の記録
が完了すると、この記録用データ(ユニットデータm)
が再生される。このとき、図8に示す記録終了位置から
所定の位置へ光ビームがトラックジャンプされ且つ光ビ
ームが安定した後(t22〜t23)、記録開始位置か
ら記録終了位置の間のデータが再生される(t23〜t
24)。所定の位置とは、記録開始位置から光ビームの
走査方向に対して所定距離後方の位置である。記録用デ
ータ(ユニットデータm)の再生により得られる再生デ
ータは、記録用データ(ユニットデータm)の再生処理
と並行して、光ピックアップ108から記録内容確認部
110に対して、転送速度c2で転送される。
【0079】記録内容確認部110は、光ピックアップ
108から転送速度c2で転送される再生データと、メ
モリ106から転送速度d2で転送される記録用データ
(ユニットデータm)とを比較して、記録内容を確認す
る(t23〜t24)。
【0080】一方、メモリ106に(nトラック−mセ
クタ)分の記録用データ(ユニットデータm)が記憶さ
れた後、続けて、このメモリ106には(nトラック−
mセクタ)分の記録用データ(ユニットデータm+1)
が記憶される(t21〜t24)。つまり、記録用デー
タ(ユニットデータm)の記録、再生、及び記録内容の
確認が行われている間に、記録用データ(ユニットデー
タm+1)がメモリ106に記憶される。メモリ106
に(nトラック−mセクタ)分の記録用データ(ユニッ
トデータm+1)が記憶されると(t21〜t24)、
この(nトラック−mセクタ)分の記録用データ(ユニ
ットデータm+1)の記録、再生、及び記録内容の確認
が行われる。
【0081】このように、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認と、記録用デ
ータ(ユニットデータm+1)の記憶とが並行して行わ
れることにより、データの記録速度を向上させることが
できる。また、このような並行処理は、転送速度a2に
対して、転送速度b2、c2、及びd2が、(2倍+
α)以上の転送速度に制御されているため実現できるも
のである。なお、αの分で、再生準備の時間が稼がれ
る。
【0082】続いて、図10及び図11を参照して、こ
の発明の第3の実施形態について説明する。
【0083】この第3の実施形態では、光ディスクが回
転している状態での光ビームのトラックジャンプを想定
しており、光ビームがトラックジャンプされた際、トラ
ックジャンプ前のビーム照射ポイントと、トラックジャ
ンプ後のビーム照射ポイントの位置関係が、光ディスク
の半径方向に対して所定量だけずれる。このずれ量は、
光ディスクの回転速度に依存する。また、この第3の実
施形態では、トラックジャンプ終了直後の光ビームが不
安定であり、この不安定な状態の光ビームではデータが
再生できないことを前提とする。さらに、この第3の実
施形態では、図8に示すように、データの記録及び再生
は、nトラック単位で実行されるものとする。図8は、
n=3、つまり3トラック単位でデータの記憶及び再生
が実行される場合を示す。
【0084】この第3の実施形態では、光ビームのトラ
ックジャンプによる照射ポイントのずれ、光ビームの安
定性に問題なく光ディスクに記録されたデータの再生を
実現するため、次のようなトラックジャンプ制御(トラ
ッキング制御)が行われる。例えば、図10に示す記録
開始位置から記録終了位置にかけて記録用データが記録
され、この記録開始位置から記録終了位置にかけて記録
された記録用データの再生には、次のようなトラックジ
ャンプ制御が行われる。記録終了位置から、記録開始位
置が存在するトラックに隣接する内周側のトラックに対
して、光ビームがトラックジャンプされ、記録開始位置
から記録終了位置にかけて記録されたデータが再生され
る。このようなトラックジャンプ制御は、サーボ回路1
12により実現される。
【0085】上記前提の下、第3の実施形態では、図1
1に示すように、データ記録処理、データ再生処理、及
び記録内容の確認処理が実行される。
【0086】まず、記録対象となる画像データ及び音声
データなどの生データが、外部から転送速度a3で転送
されてくるとする。外部から転送されてくる生データ
は、記録用データ生成回路104に入力される。記録用
データ生成回路104は、生データから記録用データ
(ユニットデータm、m+1、m+2、…)を生成す
る。記録用データ生成回路104で生成された記録用デ
ータ(ユニットデータm、m+1、m+2、…)は、記
録用データ生成回路104からメモリ106に対して、
転送速度a3で転送される。
【0087】メモリ106にnトラック分の記録用デー
タ(ユニットデータm)が記憶されると(t30〜t3
1)、このnトラック分の記録用データ(ユニットデー
タm)が、メモリ106から光ピックアップ108に対
して転送速度b3で転送される。記録用データ(ユニッ
トデータm)は、光ピックアップ108により光ディス
クに記録される(t31〜t32)。例えば、記録用デ
ータ(ユニットデータm)は、図10に示す記録開始位
置から記録終了位置の間に記録されるとする。記録用デ
ータ(ユニットデータm)の記録が完了すると、この記
録用データ(ユニットデータm)が再生される。このと
き、図10に示す記録終了位置から、記録開始位置が存
在するトラックに隣接する内周側のトラックに対して、
光ビームがトラックジャンプされ、光ビームが記録開始
位置に達すると(t32〜t33)、記録開始位置から
記録終了位置にかけて記録されたデータが再生される
(t33〜t34)。記録用データ(ユニットデータ
m)の再生により得られる再生データは、記録用データ
(ユニットデータm)の再生処理と並行して、光ピック
アップ108から記録内容確認部110に対して、転送
速度c3で転送される。
【0088】記録内容確認部110は、光ピックアップ
108から転送速度c3で転送される再生データと、メ
モリ106から転送速度d3転送される記録用データ
(ユニットデータm)とを比較して、記録内容を確認す
る(t33〜t34)。
【0089】一方、メモリ106にnトラック分の記録
用データ(ユニットデータm)が記憶された後、続け
て、このメモリ106にはnトラック分の記録用データ
(ユニットデータm+1)が記憶される(t31〜t3
5)。つまり、記録用データ(ユニットデータm)の記
録、再生、及び記録内容の確認が行われている間に、記
録用データ(ユニットデータm+1)がメモリ106に
記憶される。メモリ106にnトラック分の記録用デー
タ(ユニットデータm+1)が記憶されると(t31〜
t35)、このnトラック分の記録用データ(ユニット
データm+1)の記録、再生、及び記録内容の確認が行
われる。
【0090】このように、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認と、記録用デ
ータ(ユニットデータm+1)の記憶とが並行して行わ
れることにより、データの記録速度を向上させることが
できる。また、このような並行処理は、転送速度a3に
対して、転送速度b3、c3、及びd3が、(2倍+
β)以上の転送速度に制御されているため実現できるも
のである。なお、βの分で、再生準備の時間が稼がれ
る。
【0091】次に、図12〜図22を参照して、この発
明の第4、第5、及び第6の実施形態について説明す
る。因みに、第5及び第6の実施形態は、第4の実施形
態の変形例である。この発明の第4、第5、及び第6の
実施形態では、ECCブロックというデータ単位で、デ
ータが取扱われることを前提とする。勿論、ECCブロ
ックに関しては、後に詳しく説明する。
【0092】まず、図12及び図13を参照して、光デ
ィスクにおけるゾーンという概念を説明するとともに、
光ディスクのデータ構造について説明する。
【0093】光ディスク11には、内周側から順に、リ
ードインエリア12、データエリア13、及びリードア
ウトエリア14が設けられている。これら各エリアに
は、複数のゾーンが含まれる。また、各ゾーンには、複
数のトラックが含まれる。さらに、各トラックには、複
数のセクタが含まれる。なお、トラックは、光ディスク
に対してスパイラル状に形成されている。
【0094】リードインエリア12には、複数(例えば
1896)のトラックから成るエンボスデータゾーン1
5、及び複数(例えば1896)のトラックから成る書
換え可能なデータゾーン16が設けられている。エンボ
スデータゾーン15には、ブランクゾーン、リファレン
スシグナルゾーン、ブランクゾーン、コントロールデー
タゾーン、ブランクゾーンが順に設けられている。リフ
ァレンスシグナルゾーンには、リファレンスシグナルが
プリフォーマットされている。コントロールデータゾー
ンには、コントロールデータがプリフォーマットされて
いる。書換え可能なデータゾーン16には、ガードトラ
ック用のゾーン、ディスクテスト用のゾーン、ドライブ
テスト用のゾーン、ディスク識別データ用のゾーン、及
び交替管理エリアとしての交替管理ゾーンが設けられて
いる。
【0095】データエリア13には、複数(例えば18
88)のトラックからなる複数のゾーン(例えば、ゾー
ン13a、…、13x)が設けられている。但し、ゾー
ン13aだけは書換え可能なデータゾーン16を含めて
1888トラックとなっている。
【0096】リードアウトエリア14には、書換え可能
なデータゾーンが設けられている。この書換え可能なデ
ータゾーンには、データゾーン16の記録内容と同じデ
ータが記録されるようになっている。
【0097】また、この光ディスク11の内周側と外周
側に設けられた1トラックあたりのセクタ数は、異なる
ようになっている。外周側の1トラックに含まれるセク
タ数が、内周側の1トラックに含まれるセクタ数より多
い。そのため、光ディスク11の回転数(回転速度)
が、ゾーン毎に変化するようになっている。従って、リ
ードインエリア12における各ゾーン、データエリア1
3における各ゾーン、及びリードアウトエリア14にお
ける各ゾーンにおいて、光ディスク11の内周側から外
周側に向かうにしたがって回転速度が遅くなる。この各
ゾーンに対する回転速度データと1トラックに含まれる
セクタ数との関係は、光ディスク11の回転制御プログ
ラムに組込まれる。
【0098】さらに、データエリア13のゾーン13
a、…、13xの各トラックに記録されたデータは、E
CC(error correction code)ブロックというデータ
の単位毎にエラー訂正処理が行われるようになってい
る。
【0099】ここで、図14を参照して、ECCブロッ
クのデータ構造について説明する。一つのECCブロッ
クには、16個のセクタに記録される16セクタ分のユ
ーザデータ、ECC1、及びECC2が含まれる。1個
のセクタに記録される1セクタ分のユーザデータは、1
72バイト×12ラインである。つまり、16セクタ分
のユーザデータは、172バイト×12ライン×16と
なる。ECC1及びECC2は、16セクタ分のユーザ
データに付与されるエラー訂正コードである。具体的に
言うと、ECC1は、16セクタ分のユーザデータの横
方向に対するエラーを訂正するためのものである。EC
C2は、16セクタ分のユーザデータの縦方向に対する
エラーを訂正するためのものである。ECC1は、10
バイト×12ライン(1セクタ相当分のユーザデータの
ライン数)×16(セクタ数)である。ECC2は、1
82バイト×16ライン(セクタ数)である。
【0100】図14に示すECCブロックは、図15に
示す記録用データに変換されてから、光ディスク11に
記録される。つまり、16セクタ分のセクタデータに変
換されてから、光ディスク11の各セクタに記録され
る。1セクタ分のセクタデータは、186バイト×13
ラインである。つまり16セクタ分のセクタデータは、
186バイト×13ライン×16(セクタ数)である。
また、1セクタ分のセクタデータには、1セクタ分のユ
ーザデータ、ECC1の一部(ECC1の1/16のデ
ータ)、ECC2の一部(ECC1の1/16のデー
タ)、及び同期コードが含まれる。同期コードは2バイ
トのデータであり、この同期コードは91バイト毎に挿
入される。
【0101】セクタのフレーム構造は、図3に示すフレ
ーム構造と同じである。従って、ここでは、セクタのフ
レーム構造に関する説明は省略する。また、セクタのデ
ータ構造は、図4に示すデータ構造と同じである。従っ
て、ここでは、セクタのデータ構造に関する説明も省略
する。
【0102】続いて、ヘッダについて説明する。
【0103】データエリア13のゾーン13a、…、1
3xには、図12に示すように、各セクタ毎にヘッダ部
17がプリフォーマットされている。このヘッダ部17
は、光ディスクにグルーブが形成される際、このグルー
ブ形成と同時に形成される。このヘッダ部17には、ピ
ットによりアドレス情報などが記録されている。
【0104】続いて、図16を参照して、この発明の第
4、第5、及び第6の実施形態に係る光ディスク装置の
概略構成について説明する。
【0105】図16に示すように、光ディスク装置20
0には、各種制御手段としてのCPU202、記録用デ
ータ生成手段としての記録用データ生成回路204、記
憶手段としてのメモリ206、記録手段及び再生手段と
しての光ピックアップ208、確認手段としての記録内
容確認回路210、トラッキング制御手段としてのサー
ボ回路212、及びディスク駆動装置214が設けられ
ている。
【0106】CPU202は、光ディスク装置200全
体を制御する。つまり、このCPU202は、記録用デ
ータ生成回路204、メモリ206、光ピックアップ2
08、記録内容確認回路210、サーボ回路212、及
びディスク駆動装置214に対して、これら各部を制御
するための制御信号を出力する。
【0107】また、このCPU202には、転送制御手
段としてのクロック生成回路202aが設けられてい
る。このクロック生成回路202aで生成されたクロッ
クは、記録用データ生成回路204、メモリ206、光
ピックアップ208、記録内容確認回路210、サーボ
回路212、及びディスク駆動装置214に供給され
る。つまり、クロック生成回路202aで生成されるク
ロックに従い、各部の動作タイミングが決定される。さ
らに、説明すると、クロック生成回路202aで生成さ
れるクロックに従い、各部間のデータ転送速度が決定さ
れる。
【0108】記録用データ生成回路204には、エラー
訂正符号化回路204aが設けられている。このエラー
訂正符号化回路204aは、外部から送信される画像デ
ータ、及び音声データなどの生データから、図14に示
すECCブロックデータを生成する。さらに、このEC
Cブロックデータから、記録用データが生成される。つ
まり、記録用データ生成回路204は、外部から送信さ
れる画像データ、及び音声データなどの生データを受取
り、この生データから記録用データを生成する。記録用
データとは、図3に示したような、フレーム構造を有す
るセクタデータのことである。因みに、このとき、外部
から送信される画像データの転送速度は転送速度aであ
る。記録用データ生成回路204で生成された記録用デ
ータは、記録用データ生成回路204からメモリ206
に対して、転送速度aで転送される。
【0109】メモリ206には、記録用データ生成回路
204から出力される記録用データが記憶される。メモ
リ206に記憶された記録用データは、所定のタイミン
グで、メモリ206から光ピックアップ208に対し
て、転送速度bで転送される。転送速度bは、転送速度
aの2倍以上の転送速度である。
【0110】光ピックアップ208には、照射手段とし
ての半導体レーザ208aが設けられている。この半導
体レーザ208aから記録用の光ビーム及び再生用の光
ビームが照射される。光ディスクに対して記録用データ
が記録されるときには、半導体レーザ208aから記録
用の光ビームが照射される。このとき、照射される記録
用の光ビームには、メモリ206から転送される記録用
データが反映されている。つまり、この記録用の光ビー
ムが光ディスクに対して照射されることにより、光ディ
スクに対して記録用データが記録される。光ディスクに
記録されているデータが再生されるときには、半導体レ
ーザ208aから再生用の光ビームが照射される。この
とき、照射される再生用の光ビームは光ディスクに照射
され、この再生用の光ビームの光ディスクからの反射光
が光ピックアップ208により受光される。この反射光
には、光ディスクに記録されているデータが反映されて
いる。つまり、この反射光に反映されたデータを再生す
ることにより、光ディスクに記録されているデータが再
生される。光ピックアップ208により光ディスクから
再生された再生データは、光ピックアップ208から記
録内容確認部210に対して、転送速度cで転送され
る。転送速度cは、転送速度aの2倍以上の転送速度で
ある。
【0111】記録内容確認部210には、エラー訂正回
路210aが設けられている。この比較回路210a
は、光ピックアップ208から転送される再生データに
含まれるユーザデータに対して、同じく再生データに含
まれるECC1及びECC2により、エラー訂正処理を
行う。つまり、記録内容確認部210では、エラー訂正
処理の結果に基づき、記録内容が確認される。エラー訂
正処理の結果、ユーザデータにエラーが含まれていない
ことが判明した場合、記録用データの記録が正常に行わ
れたことが確認される。エラー訂正処理の結果、ユーザ
データにエラーが含まれていることが判明した場合、記
録用データの記録が正常に行われなかったこと(記録エ
ラー)が確認される。
【0112】記録エラーが確認された場合、記録内容確
認部210からCPU202に対して、記録エラーが通
知される。記録エラーの通知を受けたCPU202は、
メモリ206、光ピックアップ208、及びサーボ回路
212に対して、再記録命令を通知する。再記録命令を
受けたメモリ206は、記録エラーとなった記録用デー
タを光ピックアップ208に転送する。再記録命令を受
けた光ピックアップ208及びサーボ回路212は、記
録エラーとなった記録用データが記録されている位置
に、再度、この記録エラーとなった記録用データを記録
する。
【0113】サーボ回路212は、光ピックアップ20
8及びディスク駆動回路214に対して、サーボ制御信
号を出力する。つまり、サーボ回路212は、光ピック
アップ208及びディスク駆動回路214をサーボ制御
する。このサーボ回路212のサーボ制御により、光ピ
ックアップ208から照射される光ビームのフォーカス
制御及びトラッキング制御が実行される。なお、このト
ラッキング制御により、半導体レーザ208aから照射
される光ビームが、トラックの内周から外周に向けて光
ディスク上を走査させられる。つまり、トラックの内周
から外周に向けて、データの記録及び再生が実行され
る。また、このサーボ回路212は、回転制御プログラ
ムに従いディスク駆動回路214を制御する。
【0114】ディスク駆動回路214は、サーボ回路2
12から出力されるサーボ制御信号に従い、光ディスク
を駆動させる。
【0115】続いて、図17及び図18を参照して、こ
の発明の第4の実施形態について説明する。
【0116】この第4の実施形態では、図17に示すよ
うに、データ記録終了後、光ディスク上の記録終了位置
から記録開始位置へ光ビームをトラックジャンプさせ
て、記録開始位置から直ちにデータ再生が可能であるこ
とを前提とする。また、この第4の実施形態では、デー
タの記録及び再生は、nECCブロック単位で実行され
るものとする。さらに、この第1の実施形態では、メモ
リ106が、(nECCブロック×2)分の記憶容量を
有するものとする。
【0117】上記前提の下、第4の実施形態では、図1
8に示すように、データ記録処理、データ再生処理、及
び記録内容の確認処理が実行される。
【0118】まず、記録対象となる画像データ及び音声
データなどの生データが、外部から転送速度a4で転送
されてくるとする。外部から転送されてくる生データ
は、記録用データ生成回路204に入力される。記録用
データ生成回路204は、生データから記録用データ
(ユニットデータm、m+1、m+2、…)を生成す
る。記録用データ生成回路204で生成された記録用デ
ータ(ユニットデータm、m+1、m+2、…)は、記
録用データ生成回路204からメモリ206に対して、
転送速度a4で転送される。
【0119】メモリ206にnECCブロック分の記録
用データ(ユニットデータm)が記憶されると(t40
〜t41)、このnECCブロック分の記録用データ
(ユニットデータm)が、メモリ206から光ピックア
ップ208に対して転送速度b4で転送される。記録用
データ(ユニットデータm)は、光ピックアップ208
により光ディスクに記録される(t41〜t42)。例
えば、記録用データ(ユニットデータm)は、図17に
示す記録開始位置から記録終了位置の間に記録されると
する。
【0120】記録用データ(ユニットデータm)の記録
が完了すると、この記録用データ(ユニットデータm)
が再生される。このとき、図17に示す記録終了位置か
ら記録開始位置へ光ビームがトラックジャンプされ、記
録開始位置から記録終了位置の間のデータが再生される
(t42〜t43)。記録用データ(ユニットデータ
m)の再生により得られる再生データは、記録用データ
(ユニットデータm)の再生処理と並行して、光ピック
アップ208から記録内容確認部210に対して、転送
速度c4で転送される。
【0121】記録内容確認部210は、光ピックアップ
208から転送される再生データに含まれるユーザデー
タに対して、同じく再生データに含まれるECC1及び
ECC2によりエラー訂正処理を行い、記録内容を確認
する(t42〜t43)。この記録用データ(ユニット
データm)の記録内容の確認処理は、記録用データ
(m)の再生処理とほぼ並行して実行される。この並行
処理は、CPU202の制御により実現される。
【0122】一方、メモリ206にnECCブロック分
の記録用データ(ユニットデータm)が記憶された後、
続けて、このメモリ206にはnECCブロック分の記
録用データ(ユニットデータm+1)が記憶される(t
41〜t43)。つまり、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認が行われてい
る間に、記録用データ(ユニットデータm+1)がメモ
リ206に記憶される。メモリ206にnECCブロッ
ク分の記録用データ(ユニットデータm+1)が記憶さ
れると(t41〜t43)、このnECCブロック分の
記録用データ(ユニットデータm+1)の記録、再生、
及び記録内容の確認が行われる。
【0123】このように、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認と、記録用デ
ータ(ユニットデータm+1)の記憶とが並行して行わ
れることにより、データの記録速度を向上させることが
できる。また、このような並行処理は、転送速度a4に
対して、転送速度b4及びc4が、2倍以上の転送速度
に制御されているため実現できるものである。
【0124】続いて、図19及び図20を参照して、こ
の発明の第5の実施形態について説明する。
【0125】この第5の実施形態では、光ディスクが回
転している状態での光ビームのトラックジャンプを想定
しており、光ビームがトラックジャンプされた際、トラ
ックジャンプ前のビーム照射ポイントと、トラックジャ
ンプ後のビーム照射ポイントの位置関係が、光ディスク
の半径方向に対して所定量だけずれる。このずれ量は、
光ディスクの回転速度に依存する。また、この第4の実
施形態では、トラックジャンプ終了直後の光ビームが不
安定であり、この不安定な状態の光ビームではデータが
再生できないことを前提とする。さらに、この第4の実
施形態では、図19に示すように、データの記録及び再
生は、nECCブロック単位で実行されるものとする。
【0126】この第4の実施形態におけるnECCブロ
ック単位でのデータの記録は、次のようにして実現され
る。一つ目は、メモリ206の記憶容量を制限して、n
ECCブロック単位でのデータの記録を実現する方法で
ある。二つ目は、メモリ206から光ピックアップ20
8に転送されるデータ量を制御して、nECCブロック
単位でのデータの記録を実現する方法である。
【0127】前者の場合、メモリ206に、第1及び第
2の記憶領域を持たせる。第1及び第2の記憶領域は、
夫々、nECCブロック分の記憶容量を有する。そし
て、これら第1及び第2の記憶領域を交互に使用する。
つまり、記録用データは、まず、第1の記憶領域に記憶
される。この第1の記憶領域の記憶容量が無くなった時
点で、次に、記録用データは、第2の記憶領域に記憶さ
れる。この第2の記憶領域の記憶容量が無くなった時点
で、次に、記録用データは、第1の記録領域に記憶され
る。従って、第1の記憶領域に記憶された記録用データ
が光ディスクに記録され、続いて、第2の記憶領域に記
憶された記録用データが光ディスクに記録される。さら
に、その後、第1の記憶領域に記憶された記録用データ
が光ディスクに記録される。
【0128】後者の場合、CPU202が、メモリ20
6から光ピックアップ208に転送されるデータ量を制
御する。つまり、メモリ206にnECCブロック分の
記録用データが記録されると、このnECCブロック分
の記録用データをメモリ206から光ピックアップ20
8へ転送させる。
【0129】上記したようにして、nECCブロック単
位でデータを記録することにより、光ディスク上の記録
開始位置と記録終了位置の位置関係が、図19に示すよ
うな位置関係となる。この位置関係により、光ビームの
トラックジャンプによる影響を回避することができる。
つまり、この位置関係により、光ビームのトラックジャ
ンプによる照射ポイントのずれ、光ビームの安定性に問
題なく、光ディスクに記録されたデータの再生が実現さ
れる。
【0130】上記前提の下、第4の実施形態では、図2
0に示すように、データ記録処理、データ再生処理、及
び記録内容の確認処理が実行される。
【0131】まず、記録対象となる画像データ及び音声
データなどの生データが、外部から転送速度a5で転送
されてくるとする。外部から転送されてくる生データ
は、記録用データ生成回路204に入力される。記録用
データ生成回路204は、生データから記録用データ
(ユニットデータm、m+1、m+2、…)を生成す
る。記録用データ生成回路204で生成された記録用デ
ータ(ユニットデータm、m+1、m+2、…)は、記
録用データ生成回路204からメモリ206に対して、
転送速度a5で転送される。
【0132】メモリ206にnECCブロック分の記録
用データ(ユニットデータm)が記憶されると(50〜
t51)、このnECCブロック分の記録用データ(ユ
ニットデータm)が、メモリ206から光ピックアップ
208に対して転送速度b5で転送される。記録用デー
タ(ユニットデータm)は、光ピックアップ208によ
り光ディスクに記録される(t51〜t52)。例え
ば、記録用データ(ユニットデータm)は、図19に示
す記録開始位置から記録終了位置の間に記録されるとす
る。
【0133】記録用データ(ユニットデータm)の記録
が完了すると、この記録用データ(ユニットデータm)
が再生される。このとき、図19に示す記録終了位置か
ら所定の位置へ光ビームがトラックジャンプされ且つ光
ビームが安定した後(t52〜t53)、記録開始位置
から記録終了位置の間のデータが再生される(t53〜
t54)。所定の位置とは、記録開始位置から光ビーム
の走査方向に対して所定距離後方の位置である。記録用
データ(ユニットデータm)の再生により得られる再生
データは、記録用データ(ユニットデータm)の再生処
理と並行して、光ピックアップ208から記録内容確認
部210に対して、転送速度c5で転送される。
【0134】記録内容確認部210は、光ピックアップ
208から転送される再生データに含まれるユーザデー
タに対して、同じく再生データに含まれるECC1及び
ECC2によりエラー訂正処理を行い、記録内容を確認
する(t53〜t54)。
【0135】一方、メモリ206にnECCブロック分
の記録用データ(ユニットデータm)が記憶された後、
続けて、このメモリ206にはnECCブロック分の記
録用データ(ユニットデータm+1)が記憶される(t
51〜t54)。つまり、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認が行われてい
る間に、記録用データ(ユニットデータm+1)がメモ
リ206に記憶される。メモリ206にnECCブロッ
ク分の記録用データ(ユニットデータm+1)が記憶さ
れると(t51〜t54)、このnECCブロック分の
記録用データ(ユニットデータm+1)の記録、再生、
及び記録内容の確認が行われる。
【0136】このように、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認と、記録用デ
ータ(ユニットデータm+1)の記憶とが並行して行わ
れることにより、データの記録速度を向上させることが
できる。また、このような並行処理は、転送速度a5に
対して、転送速度b5及びc5が、(2倍+α)以上の
転送速度に制御されているため実現できるものである。
なお、αの分で、再生準備の時間が稼がれる。
【0137】続いて、図21及び図22を参照して、こ
の発明の第6の実施形態について説明する。
【0138】この第6の実施形態では、光ディスクが回
転している状態での光ビームのトラックジャンプを想定
しており、光ビームがトラックジャンプされた際、トラ
ックジャンプ前のビーム照射ポイントと、トラックジャ
ンプ後のビーム照射ポイントの位置関係が、光ディスク
の半径方向に対して所定量だけずれる。このずれ量は、
光ディスクの回転速度に依存する。また、この第6の実
施形態では、トラックジャンプ終了直後の光ビームが不
安定であり、この不安定な状態の光ビームではデータが
再生できないことを前提とする。さらに、この第6の実
施形態では、図21に示すように、データの記録及び再
生は、nECCブロック単位で実行されるものとする。
【0139】この第6の実施形態では、光ビームのトラ
ックジャンプによる照射ポイントのずれ、光ビームの安
定性に問題なく光ディスクに記録されたデータの再生を
実現するため、次のようなトラックジャンプ制御(トラ
ッキング制御)が行われる。例えば、図21に示す記録
開始位置から記録終了位置にかけて記録用データが記録
され、この記録開始位置から記録終了位置にかけて記録
された記録用データの再生には、次のようなトラックジ
ャンプ制御が行われる。記録終了位置から、記録開始位
置が存在するトラックに隣接する内周側のトラックに対
して、光ビームがトラックジャンプされ、記録開始位置
から記録終了位置にかけて記録されたデータが再生され
る。このようなトラックジャンプ制御は、サーボ回路2
12により実現される。
【0140】上記前提の下、第6の実施形態では、図2
2に示すように、データ記録処理、データ再生処理、及
び記録内容の確認処理が実行される。
【0141】まず、記録対象となる画像データ及び音声
データなどの生データが、外部から転送速度a6で転送
されてくるとする。外部から転送されてくる生データ
は、記録用データ生成回路204に入力される。記録用
データ生成回路204は、生データから記録用データ
(ユニットデータm、m+1、m+2、…)を生成す
る。記録用データ生成回路204で生成された記録用デ
ータ(ユニットデータm、m+1、m+2、…)は、記
録用データ生成回路204からメモリ206に対して、
転送速度a6で転送される。
【0142】メモリ206にnECCブロック分の記録
用データ(ユニットデータm)が記憶されると(t60
〜t61)、このnECCブロック分の記録用データ
(ユニットデータm)が、メモリ206から光ピックア
ップ208に対して転送速度b6で転送される。記録用
データ(ユニットデータm)は、光ピックアップ208
により光ディスクに記録される(t61〜t62)。例
えば、記録用データ(ユニットデータm)は、図21に
示す記録開始位置から記録終了位置の間に記録されると
する。
【0143】記録用データ(ユニットデータm)の記録
が完了すると、この記録用データ(ユニットデータm)
が再生される。このとき、図21に示す記録終了位置か
ら、記録開始位置が存在するトラックに隣接する内周側
のトラックに対して、光ビームがトラックジャンプさ
れ、光ビームが記録開始位置に達すると(t62〜t6
3)、記録開始位置から記録終了位置にかけて記録され
たデータが再生される(t63〜t64)。記録用デー
タ(ユニットデータm)の再生により得られる再生デー
タは、記録用データ(ユニットデータm)の再生処理と
並行して、光ピックアップ208から記録内容確認部2
10に対して、転送速度c6で転送される。
【0144】記録内容確認部210は、光ピックアップ
208から転送される再生データに含まれるユーザデー
タに対して、同じく再生データに含まれるECC1及び
ECC2によりエラー訂正処理を行い、記録内容を確認
する(t63〜t64)。
【0145】一方、メモリ206にnECCブロック分
の記録用データ(ユニットデータm)が記憶された後、
続けて、このメモリ206にはnECCブロック分の記
録用データ(ユニットデータm+1)が記憶される(t
61〜t65)。つまり、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認が行われてい
る間に、記録用データ(ユニットデータm+1)がメモ
リ206に記憶される。メモリ206にnECCブロッ
ク分の記録用データ(ユニットデータm+1)が記憶さ
れると(t61〜t65)、このnECCブロック分の
記録用データ(ユニットデータm+1)の記録、再生、
及び記録内容の確認が行われる。
【0146】このように、記録用データ(ユニットデー
タm)の記録、再生、及び記録内容の確認と、記録用デ
ータ(ユニットデータm+1)の記憶とが並行して行わ
れることにより、データの記録速度を向上させることが
できる。また、このような並行処理は、転送速度a6に
対して、転送速度b6及びc6が、(2倍+β)以上の
転送速度に制御されているため実現できるものである。
なお、βの分で、再生準備の時間が稼がれる。
【0147】
【発明の効果】この発明によれば、データの記録及び記
録内容の確認が行われつつ、高速にデータが記録される
光ディスク装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1、第2、第3の実施形態での光
ディスクにおけるゾーンという概念を説明するための図
である。
【図2】この発明の第1、第2、第3の実施形態での光
ディスクのデータ構造を説明するための図である。
【図3】セクタのフレーム構造の概略を示す図である。
【図4】ヘッダ、及びセクタのデータ構造の概略を示す
図である。
【図5】この発明の第1、第2、及び第3の実施形態に
係る光ディスク装置の概略構成を示す図である。
【図6】この発明の第1の実施形態でのデータの記録開
始位置及び記録終了位置を説明するための図である。
【図7】この発明の第1の実施形態でのデータ記録処
理、データ再生処理、及び記録内容の確認処理の処理タ
イミングを説明するための図である。
【図8】この発明の第2の実施形態でのデータの記録開
始位置及び記録終了位置を説明するための図である。
【図9】この発明の第2の実施形態でのデータ記録処
理、データ再生処理、及び記録内容の確認処理の処理タ
イミングを説明するための図である。
【図10】この発明の第3の実施形態でのデータの記録
開始位置及び記録終了位置を説明するための図である。
【図11】この発明の第3の実施形態でのデータ記録処
理、データ再生処理、及び記録内容の確認処理の処理タ
イミングを説明するための図である。
【図12】この発明の第4、第5、第6の実施形態での
光ディスクにおけるゾーンという概念を説明するための
図である。
【図13】この発明の第4、第5、第6の実施形態での
光ディスクのデータ構造を説明するための図である。
【図14】ECCブロックのデータ構造の概略を示す図
である。
【図15】記録用データに変換されたECCブロックの
データ構造の概略を示す図である。
【図16】この発明の第4、第5、及び第6の実施形態
に係る光ディスク装置の概略構成を示す図である。
【図17】この発明の第4の実施形態でのデータの記録
開始位置及び記録終了位置を説明するための図である。
【図18】この発明の第4の実施形態でのデータ記録処
理、データ再生処理、及び記録内容の確認処理の処理タ
イミングを説明するための図である。
【図19】この発明の第5の実施形態でのデータの記録
開始位置及び記録終了位置を説明するための図である。
【図20】この発明の第5の実施形態でのデータ記録処
理、データ再生処理、及び記録内容の確認処理の処理タ
イミングを説明するための図である。
【図21】この発明の第6の実施形態でのデータの記録
開始位置及び記録終了位置を説明するための図である。
【図22】この発明の第6の実施形態でのデータ記録処
理、データ再生処理、及び記録内容の確認処理の処理タ
イミングを説明するための図である。
【符号の説明】
1、11…光ディスク 100、200…光ディスク装置 102、202…CPU 104、204…記録用データ生成回路 106、206…メモリ 108、208…光ピックアップ 110、210…記録内容確認部 112、212…サーボ回路 114、214…ディスク駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の転送速度で転送される記録データを
    受取り、この受取られた記録データを光ディスク上に形
    成されたスパイラル状のトラックに対して記録する光デ
    ィスク装置において、 前記所定の転送速度で転送される記録データを記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを光ディスク
    に記録する記録手段と、 前記記録データを前記記憶手段から前記記録手段へ前記
    所定の転送速度の倍速以上の高速転送速度で転送する転
    送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】所定の転送速度で転送される記録データを
    受取り、この受取られた記録データを光ディスク上に形
    成されたスパイラル状のトラックに対して記録する光デ
    ィスク装置において、 前記所定の転送速度で転送される記録データを記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報
    量の単位で光ディスクに記録するものであって、前記記
    憶手段に記憶された前記記録データのうちの、前記所定
    の情報量分のユニットデータを順に光ディスクに記録す
    る記録手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
    のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
    生により得られる所定の再生データと、前記記憶手段に
    記憶されている前記記録データに含まれる前記所定のユ
    ニットデータとを比較して、前記記録手段による前記所
    定のユニットデータの記録内容を確認する確認手段と、 前記ユニットデータを含む前記記録データを前記記憶手
    段から前記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の
    高速転送速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記
    記録データを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送し、前記再生手段の再生により得られる
    再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送する転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】所定の転送速度で転送される記録データを
    受取り、この受取られた記録データを光ディスク上に形
    成されたスパイラル状のトラックに対して記録する光デ
    ィスク装置において、 前記所定の転送速度で転送される記録データを記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報
    量の単位で光ディスクに記録するものであって、前記記
    憶手段に記憶された前記記録データのうちの、前記所定
    の情報量分のユニットデータを順に光ディスクに記録す
    る記録手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
    のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
    生により得られる所定の再生データと、前記記憶手段に
    記憶されている前記記録データに含まれる前記所定のユ
    ニットデータとを比較して、前記記録手段による前記所
    定のユニットデータの記録内容を確認する確認手段と、 前記再生手段による前記所定のユニットデータの再生処
    理と並行して、この再生処理により得られる前記所定の
    再生データに基づく確認処理を前記確認手段に実行させ
    る並行処理実行制御手段と、 前記ユニットデータを含む前記記録データを前記記憶手
    段から前記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の
    高速転送速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記
    記録データを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送し、前記再生手段の再生により得られる
    再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送する転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】所定の転送速度で転送される記録データを
    受取り、この受取られた記録データを光ディスク上に形
    成されたスパイラル状のトラックに対して記録する光デ
    ィスク装置において、 前記所定の転送速度で転送される記録データを記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報
    量の単位で光ディスクに記録するものであって、前記記
    憶手段に記憶された前記記録データのうちの、前記所定
    の情報量分のユニットデータを順に光ディスクに記録す
    る記録手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
    のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
    生により得られる所定の再生データと、前記記憶手段に
    記憶されている前記記録データに含まれる前記所定のユ
    ニットデータとを比較して、前記記録手段による前記所
    定のユニットデータの記録内容を確認する確認手段と、 前記確認手段による確認処理の結果、前記所定のユニッ
    トデータの記録内容に誤りがあることが判明したとき、
    この所定のユニットデータの再記録を前記記録手段に実
    行させる再記録実行制御手段と、 前記ユニットデータを含む前記記録データを前記記憶手
    段から前記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の
    高速転送速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記
    記録データを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送し、前記再生手段の再生により得られる
    再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送する転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】所定の転送速度で転送される記録データを
    受取り、この受取られた記録データを光ディスク上に形
    成されたスパイラル状のトラックに対して記録する光デ
    ィスク装置において、 前記所定の転送速度で転送される記録データを記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報
    量の単位で光ディスクに記録するものであって、前記記
    憶手段に記憶された前記記録データのうちの、前記所定
    の情報量分の第1のユニットデータ、及びこの第1のユ
    ニットデータに続いて転送されてきた前記所定の情報量
    分の第2のユニットデータを順に光ディスクに記録する
    記録手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 前記記録手段により光ディスクに対して記録された前記
    第1のユニットデータを前記再生手段により再生し、こ
    の再生により得られる第1の再生データと、前記記憶手
    段に記憶されている前記記録データに含まれる前記第1
    のユニットデータとを比較して、前記記録手段による前
    記第1のユニットデータの記録内容を確認し、前記記録
    手段により光ディスクに対して記録された前記第2のユ
    ニットデータを前記再生手段により再生し、この再生に
    より得られる第2の再生データと、前記記憶手段に記憶
    されている前記記録データに含まれる前記第2のユニッ
    トデータとを比較して、前記記録手段による前記第2の
    ユニットデータの記録内容を確認する確認手段と、 前記記憶手段に対する前記第1のユニットデータの記憶
    が完了したとき、この第1のユニットデータを前記記憶
    手段から前記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上
    の高速転送速度で転送し、前記第1の再生データを前記
    再生手段から前記確認手段へ前記高速転送速度で転送す
    るとともに、前記第1のユニットデータを前記記憶手段
    から前記確認手段へ前記高速転送速度で転送し、前記記
    憶手段に対する前記第2のユニットデータの記憶が完了
    したとき、この第2のユニットデータを前記記憶手段か
    ら前記記録手段へ前記高速転送速度で転送し、前記第2
    の再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前記高
    速転送速度で転送するとともに、前記第2のユニットデ
    ータを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転送速
    度で転送する転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】所定の転送速度で転送されるデータを受取
    り、この受取られたデータを光ディスク上に形成された
    スパイラル状のトラックに対して記録する光ディスク装
    置において、 前記所定の転送速度で転送されるデータに対して、エラ
    ー訂正符号を付加して記録データを生成し、この生成さ
    れた記録データを前記所定の転送速度で出力する記録デ
    ータ生成手段と、 この記録データ生成手段から前記所定の転送速度で転送
    される前記記録データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報
    量の単位で光ディスクに記録するものであって、前記記
    憶手段に記憶された前記記録データのうちの、前記所定
    の情報量分のユニットデータを順に光ディスクに記録す
    る記録手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
    のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
    生により得られる所定の再生データに含まれるエラー訂
    正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前記記録手段
    による前記所定のユニットデータの記録内容を確認する
    確認手段と、 前記ユニットデータを含む前記記録データを前記記憶手
    段から前記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の
    高速転送速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記
    記録データを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送し、前記再生手段の再生により得られる
    再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送する転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】所定の転送速度で転送されるデータを受取
    り、この受取られたデータを光ディスク上に形成された
    スパイラル状のトラックに対して記録する光ディスク装
    置において、 前記所定の転送速度で転送されるデータに対して、エラ
    ー訂正符号を付加して記録データを生成し、この生成さ
    れた記録データを前記所定の転送速度で出力する記録デ
    ータ生成手段と、 この記録データ生成手段から前記所定の転送速度で転送
    される前記記録データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報
    量の単位で光ディスクに記録するものであって、前記記
    憶手段に記憶された前記記録データのうちの、前記所定
    の情報量分のユニットデータを順に光ディスクに記録す
    る記録手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
    のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
    生により得られる所定の再生データに含まれるエラー訂
    正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前記記録手段
    による前記所定のユニットデータの記録内容を確認する
    確認手段と、 前記再生手段による前記所定のユニットデータの再生処
    理と並行して、この再生処理により得られる前記所定の
    再生データに基づく確認処理を前記確認手段に実行させ
    る並行処理実行制御手段と、 前記ユニットデータを含む前記記録データを前記記憶手
    段から前記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の
    高速転送速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記
    記録データを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送し、前記再生手段の再生により得られる
    再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送する転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】所定の転送速度で転送されるデータを受取
    り、この受取られたデータを光ディスク上に形成された
    スパイラル状のトラックに対して記録する光ディスク装
    置において、 前記所定の転送速度で転送されるデータに対して、エラ
    ー訂正符号を付加して記録データを生成し、この生成さ
    れた記録データを前記所定の転送速度で出力する記録デ
    ータ生成手段と、 この記録データ生成手段から前記所定の転送速度で転送
    される前記記録データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報
    量の単位で光ディスクに記録するものであって、前記記
    憶手段に記憶された前記記録データのうちの、前記所定
    の情報量分のユニットデータを順に光ディスクに記録す
    る記録手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 前記記録手段により光ディスクに対して記録された所定
    のユニットデータを前記再生手段により再生し、この再
    生により得られる所定の再生データに含まれるエラー訂
    正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前記記録手段
    による前記所定のユニットデータの記録内容を確認する
    確認手段と、 前記確認手段による確認処理の結果、前記所定のユニッ
    トデータの記録内容に誤りがあることが判明したとき、
    この所定のユニットデータの再記録を前記記録手段に実
    行させる再記録実行制御手段と、 前記ユニットデータを含む前記記録データを前記記憶手
    段から前記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上の
    高速転送速度で転送し、前記ユニットデータを含む前記
    記録データを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送し、前記再生手段の再生により得られる
    再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前記高速
    転送速度で転送する転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】所定の転送速度で転送されるデータを受取
    り、この受取られたデータを光ディスク上に形成された
    スパイラル状のトラックに対して記録する光ディスク装
    置において、 前記所定の転送速度で転送されるデータに対して、エラ
    ー訂正符号を付加して記録データを生成し、この生成さ
    れた記録データを前記所定の転送速度で出力する記録デ
    ータ生成手段と、 この記録データ生成手段から前記所定の転送速度で転送
    される前記記録データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記記録データを所定の情報
    量の単位で光ディスクに記録するものであって、前記記
    憶手段に記憶された前記記録データのうちの、前記所定
    の情報量分の第1のユニットデータ、及びこの第1のユ
    ニットデータに続いて転送されてきた前記所定の情報量
    分の第2のユニットデータを順に光ディスクに記録する
    記録手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 前記記録手段により光ディスクに対して記録された前記
    第1のユニットデータを前記再生手段により再生し、こ
    の再生により得られる第1の再生データに含まれるエラ
    ー訂正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前記記録
    手段による前記第1のユニットデータの記録内容を確認
    し、前記記録手段により光ディスクに対して記録された
    前記第2のユニットデータを前記再生手段により再生
    し、この再生により得られる第2の再生データに含まれ
    るエラー訂正符号に基づきエラー訂正処理を実行し、前
    記記録手段による前記第2のユニットデータの記録内容
    を確認する確認手段と、 前記記憶手段に対する前記第1のユニットデータの記憶
    が完了したとき、この第1のユニットデータを前記記憶
    手段から前記記録手段へ前記所定の転送速度の倍速以上
    の高速転送速度で転送し、前記第1の再生データを前記
    再生手段から前記確認手段へ前記高速転送速度で転送す
    るとともに、前記第1のユニットデータを前記記憶手段
    から前記確認手段へ前記高速転送速度で転送し、前記記
    憶手段に対する前記第2のユニットデータの記憶が完了
    したとき、この第2のユニットデータを前記記憶手段か
    ら前記記録手段へ前記高速転送速度で転送し、前記第2
    の再生データを前記再生手段から前記確認手段へ前記高
    速転送速度で転送するとともに、前記第2のユニットデ
    ータを前記記憶手段から前記確認手段へ前記高速転送速
    度で転送する転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  10. 【請求項10】光ディスク上における前記ユニットデー
    タの記録開始位置及び記録終了位置の位置関係が所定の
    位置関係となるように、前記ユニットデータの情報量を
    制御する情報量制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項2、請求項3、請求項4、請求項6、請求項7、又は
    請求項8に記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】前記再生手段が、 光ディスクに記録されているデータを再生するための光
    ビームを照射する照射手段を有し、 光ディスクに記録されているデータを再生するため、前
    記ユニットデータの記録終了位置からこのユニットデー
    タの記録開始位置が存在するトラックに対して、前記照
    射手段から照射される光ビームがトラックジャンプした
    とき、この光ビームの照射ポイントが前記記録開始位置
    から光ビームの走査方向に対して所定距離後方となるた
    め、前記ユニットデータの記録開始位置及び記録終了位
    置の位置関係が所定の位置関係となるように前記ユニッ
    トデータの情報量を制御する情報量制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    6、請求項7、又は請求項8に記載の光ディスク装置。
  12. 【請求項12】前記記憶手段が、光ディスク上における
    前記ユニットデータの記録開始位置及び記録終了位置の
    位置関係が所定の位置関係となるような記憶領域を有す
    ることを特徴とする請求項2、請求項3、請求項4、請
    求項6、請求項7、又は請求項8に記載の光ディスク装
    置。
  13. 【請求項13】前記再生手段が、 光ディスクに記録されているデータを再生するための光
    ビームを照射する照射手段を有し、 前記記憶手段が、 光ディスクに記録されているデータを再生するため、前
    記ユニットデータの記録終了位置からこのユニットデー
    タの記録開始位置が存在するトラックに対して、前記照
    射手段から照射される光ビームがトラックジャンプした
    とき、この光ビームの照射ポイントが前記記録開始位置
    から光ビームの走査方向に対して所定距離後方となるた
    め、前記ユニットデータの記録開始位置及び記録終了位
    置の位置関係が所定の位置関係となるような記憶領域を
    有することを特徴とする請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項6、請求項7、又は請求項8に記載の光ディ
    スク装置。
  14. 【請求項14】前記再生手段が、 光ディスクに記録されているデータを再生するための光
    ビームを照射する照射手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生するため、前
    記照射手段から照射される光ビームをトラックの内周か
    ら外周に向けて走査させるトラッキング制御手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生するため、前
    記ユニットデータの記録終了位置からこのユニットデー
    タの記録開始位置が存在するトラックに隣接する内周側
    のトラックに対して、前記照射手段から照射される光ビ
    ームをトラックジャンプさせて、前記記録開始位置から
    前記記録終了位置まで前記ユニットデータを再生する再
    生制御手段と、 を有することを特徴とする請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項6、請求項7、又は請求項8に記載の光ディ
    スク装置。
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