JPH11193044A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH11193044A
JPH11193044A JP9369572A JP36957297A JPH11193044A JP H11193044 A JPH11193044 A JP H11193044A JP 9369572 A JP9369572 A JP 9369572A JP 36957297 A JP36957297 A JP 36957297A JP H11193044 A JPH11193044 A JP H11193044A
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torsion bar
bar spring
lid
container
wet tissue
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Shinichi Kataoka
信一 片岡
Yoichi Nakada
洋一 仲田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、容器本体から各シート部材を迅速
且つ円滑に取り出すことができる容器を提供することを
目的とする。 【解決手段】 各シート部材が折り曲げられた状態で重
合かつ連続して収容されている容器本体11と、この容
器本体の開口部を覆うベース部12と、上記各シート部
材を取り出すために、このベース部に設けられた取り出
し口16と、このベース部に取り付けられ、この取り出
し口に対して開閉する蓋体14と、このベース部と上記
蓋体との間に配置される弾性部材30と、この蓋体を係
止するために上記ベース部に設けられた係止手段15
と、を有する容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り曲げられた状
態で重合かつ連続して収容されている各シート部材を収
容する容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シート部材、例えばウエットティ
ッシュ等を容器内に収容し、使用に際し、使用者がウエ
ットティッシュを一枚づつ引き出して使用する場合、例
えば図11に示すようなウエットティッシュ用容器を用
いていた。図11において、100はウエットティッシ
ュ用容器である。ウエットティッシュ用容器100は、
ウエットティッシュを収容する容器本体101と、この
容器本体101の開口部を覆うベース部102を有して
いる。また、このベース部102には、ヒンジ105を
介して、開閉可能な蓋体103が設けられている。さら
に、このベース部102には、容器本体101内に収容
されているウエットティッシュを1枚ずつ取り出すため
の取り出し口104が備えられている。
【0003】このヒンジ105は、蓋体103が取り出
し口104に対して開閉するための回動軸を形成してい
る。したがって、使用者が蓋体103を閉める場合に
は、先ず、蓋体の端部103aを保持し、ヒンジ105
の回動軸を中心として、蓋体103を回動させ、取り出
し口104を閉めることになる。また、逆に使用者が蓋
体103を開ける場合には、先ず、蓋体の端部103a
を保持し、ヒンジ105の回動軸を中心として、蓋体1
03を回動させ、取り出し口104を開けることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな例えばウエットティッシュ用容器100のヒンジ1
05では、取り出し口104の開閉のため、使用者がそ
の都度、蓋体の端部103aを保持し蓋体103を回動
させる必要があった。したがって、使用者がウエットテ
ィッシュ用容器100から迅速に、ウエットティッシュ
を取り出すことができないという問題があった。また、
使用者がウエットティッシュを円滑に取り出しにくいと
いう問題もあった。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、容器本体から
各シート部材を迅速且つ円滑にに取り出すことができる
容器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、各シート部材が折り曲げられた状態で重
合かつ連続して収容されている容器本体と、この容器本
体の開口部を覆うベース部と、上記各シート部材を取り
出すために、このベース部に設けられた取り出し口と、
このベース部に取り付けられ、この取り出し口に対して
開閉する蓋体と、このベース部と上記蓋体との間に配置
される弾性部材と、この蓋体を係止するために上記ベー
ス部に設けられた係止手段と、を有する容器により、達
成される。
【0007】このような構成とすると、取り出し口に対
して蓋体が弾性部材により開閉するようになっているの
で、その弾性により、蓋体に十分な付勢力を与えること
になる。また、この蓋体を係止するための係止手段がベ
ース部に設けられているため、使用者が係止手段を操作
するだけで蓋体が早い速度で回動し、速やかに取り出し
口が開の状態になる。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の構成
において、上記弾性部材が樹脂製のトーションバースプ
リングである。
【0009】このような構成とすると、樹脂製のトーシ
ョンバースプリングによりねじれ応力が働き、蓋体に十
分な付勢力を与えるとともに、トーションバースプリン
グは、棒状であるため、上記ベース部と上記蓋体の間に
特別の空間を設ける必要がない。このため、使用者に外
観上もすっきりした印象を与える。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項2の構成
において、上記蓋体に設けられたトーションバースプリ
ング支持部とこのトーションバースプリング支持部に備
えられた上記樹脂製のトーションバースプリングとが、
この蓋体と同一の樹脂材料にて形成されており、且つこ
のトーションバースプリングが棒状の円柱又は角柱であ
って、その長手方向の長さが、その短手方向の長さに比
べ、著しく長い。
【0011】このような構成とすると、比較的硬い樹脂
材料を用いてトーションバースプリング支持部を形成
し、これと同じ材料でトーションバースプリングを形成
しても、トーションバースプリングの長手方向の長さ
が、その短手方向の長さに比べ、著しく長いため、トー
ションバースプリングの長手方向の長さが短い場合に比
べ、ねじれ応力を生じさせ易くなる。これにより、上記
蓋体に十分な付勢力を与えることができる。
【0012】さらに、請求項4の発明は、請求項2の構
成において、上記蓋体に設けられたトーションバースプ
リング支持部がこの蓋体と同一の樹脂材料にて形成され
ており、このトーションバースプリング支持部に備えら
れた上記樹脂製のトーションバースプリングの少なくと
も一部は、このトーションバースプリング支持部と異な
る樹脂材料により二色成形によって形成されている。
【0013】このような構成とすると、容易にトーショ
ンバースプリング支持部に、より弾性のある樹脂材料か
ら成るトーションバースプリングを形成することができ
る。
【0014】さらに、請求項5の発明は、請求項4の構
成において、上記トーションバースプリング支持部がポ
リプロピレン又はポリエチレンにより形成されており、
上記トーションバースプリングがシリコン又はエラスト
マーにより形成されている。
【0015】このような構成とすると、ポリプロピレン
又はポリエチレンより成るトーションバースプリング支
持部に、より弾性のあるシリコン又はエラストマーより
成るトーションバースプリングを容易に形成することが
できる。
【0016】また、請求項6の発明は、請求項1乃至5
の構成において、上記取り出し口には、各シート部材の
重合状態を解除するための解除手段が設けられている。
【0017】このような構成とすると、折り曲げられた
状態で重合かつ連続して収容されている各シート部材
が、解除手段で重合状態が解除され、連続して取り出し
口から出ることがない。
【0018】また、請求項7の発明は、請求項6の構成
において、上記解除手段は、上記取り出し口の一方側に
配置された硬性縁部と、この取り出し口の他方側に配置
された軟性縁部を有し、この軟性縁部には、上記各シー
ト部材を抑えるための抑え部が設けられている。
【0019】このような構成とすると、各シート部材が
取り出し口の一方側に配置された硬性縁部と、この取り
出し口の他方側に配置された軟性縁部との間を通過す
る。その際、この硬性縁部によって各シート部材は位置
決めされると共に、この軟性縁部の設けられた抑え部の
撓みによって、各シート部材間の重合状態が解除され
る。
【0020】また、請求項8の発明は、請求項7の構成
において、上記取り出し口には、使用者が上記各シート
部材の端部を挟持し、この各シート部材を容器から取り
出すための挿入開口部と、この挿入開口部に連接して配
置されている各シート部材を案内するための開口状態の
案内開口部と、が備えられている。
【0021】このような構成とすると、各シート部材の
特定の端部が容易に使用者によって引き上げられると共
に、他の各シート部材の部分は案内開口部に沿って取り
出し口から引き出されることになる。したがって、シー
ト部材が取り出し口において、より正確に位置決めされ
ることになると同時に、シート部材をより広がった状態
で取り出すことができる。
【0022】また、請求項9の発明は、請求項1乃至8
の構成において、上記係止手段は、上記蓋体の端部と対
向して配置され、上記ベース部と一体的に形成されてお
り、この係止手段が弾性により変位することにより、上
記蓋体の端部と係脱する。
【0023】このような構成とすると、上記ベース部と
一体的に形成されているため、係止手段を容易に設ける
ことができる。また、係止手段の弾性変位により蓋体の
ベース部に対する係脱が可能になるため、蓋体を開く使
用者の操作性が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図10を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例で
あるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。
【0025】図1は、本発明を適用した容器の第1の実
施の形態を示している。図1において、容器1は、例え
ばウエットティッシュ用容器である。このウエットティ
ッシュ用容器1は、容器本体11と、この容器本体11
の上部の開口部を覆うように装着されるベース部12と
からなっている。
【0026】上記容器本体11は、その内部に内容物を
収容することができるように、その上部に開口部が設け
られている直方体状の箱型状で形成されている。また、
この容器本体11の上部の周縁部には、嵌合凸部11a
が設けられているため、ベース部12の嵌合部12aと
嵌合することによって、ベース部12が容器本体11に
正確に嵌合するようになっている。なお、この容器本体
11は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(P
E)等の樹脂等で形成されている。
【0027】上記ベース部12は、上記容器本体11の
上部に上述のように嵌合されるようになっており、その
材質は、ポリプロピレン(PP)等のある程度弾力性の
ある素材により形成されている。また、ベース部12
は、全体に薄い板状の部材で成っている。このベース部
12は、蓋体のヒンジ部13a,13a、ベース部のヒ
ンジ部12a,12a及び弾性部材からなるトーション
バースプリング30を介して蓋体14を有している。蓋
体14も、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(P
E)等の樹脂により形成されており、この蓋体14は蓋
体のヒンジ部13a,13a、ベース部のヒンジ部12
a,12a及びトーションバースプリング30を中心軸
として回動するようになっている。
【0028】図3及び図4は、この蓋体14がベース部
12に係合される状態を表した図である。蓋体のヒンジ
部13a,13aは蓋体14の図において下方に突出す
るように形成された2つの回動軸支持部と各々の回動軸
支持部から横方向に突出して形成されている円柱状の回
動軸とから成っている。一方、ベース部12のヒンジ部
12a,12aは、ベース部12に形成された凹部であ
る。この凹部は上記回動軸支持部を収容すべき凹部と上
記円柱状の回動軸を挿入すべき凹部を有している。
【0029】また、蓋体14のヒンジ部13a,13a
の間には、トーションバースプリング30が設けられて
いる。具体的には、トーションバースプリング30は、
蓋体14から下方に突出するように形成されたトーショ
ンバースプリング支持部30aに設けられている。そし
て、トーションバースプリング30の先端部には四角柱
から成るトーションバースプリング嵌合用凸部30bが
備えられている。なお、トーションバースプリング30
は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等
の樹脂又はより弾性があるシリコン、エラストマー等の
樹脂等により形成されている。また、トーションバース
プリング支持部30aは蓋体14と同一の樹脂材料、す
なわち、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(P
E)等の樹脂により形成されている。
【0030】ここにおいて、トーションバースプリング
30がトーションバースプリング支持部30a及び蓋体
14と同一の材料であるポリプロピレン(PP)、ポリ
エチレン(PE)等の比較的硬い樹脂により、これらと
一体に成形されている場合について説明する。この場合
は、図3に示すように、このトーションバースプリング
30が棒状の円柱であって、その長手方向の長さがその
短手方向の長さに比べ、著しく長いため、トーションバ
ースプリング30の長手方向の長さが短い場合に比べ、
ねじれ応力を生じさせ易くなる。これにより、上記蓋体
14に十分な付勢力を与えることができる。このよう
に、トーションバースプリング30をトーションバース
プリング支持部30a及び蓋体14と同一の材料で一体
成形により形成すると、比較的安価にトーションバース
プリング30をトーションバースプリング支持部30a
に設けることができる。また、トーションバースプリン
グ30のみを成形するための特別な装置を付加する必要
なく、成形をすることが可能となる。
【0031】一方、トーションバースプリング30がト
ーションバースプリング支持部30a及び蓋体14と異
なる樹脂材料で形成されており、かつ、このトーション
バースプリング支持部30a及び蓋体14と一体に配置
されている場合について説明する。このような異なる樹
脂を一体に形成するには、蓋体14を成形する際に、蓋
体14及びこれと一体のトーションバースプリング支持
部30aには、ポリプロピレン(PP)又はポリエチレ
ン(PE)等の樹脂を使い、トーションバースプリング
30についてはシリコン、エラストマー等の樹脂を使っ
て、二色成形の手法により、同時に成形される。したが
って、特定の樹脂と、より弾性のある樹脂を容易に一体
成形することができる。このようにすることにより、ト
ーションバースプリング30に、より強いねじれ応力が
働くことになり、蓋体14により強い付勢力が働くこと
になる。また、このように、蓋体14により強い付勢力
が働くため、特定の樹脂と、より弾性のある樹脂を二色
成形した場合は、上述のように同一の樹脂を一体に成形
した場合と異なり、トーションバースプリング30の長
手方向の長さが短手方向の長さに比べ著しく長く設ける
必要はない。
【0032】また、このトーションバースプリング30
とトーションバースプリング支持部30aとを受容する
ための収容凹部12Cが、ベース部12に設けられてい
る。また、この収容凹部12Cには、上記トーションバ
ースプリング嵌合用凸部30bに対応する形状のトーシ
ョンバースプリング嵌合用凹部12bが設けられてい
る。ここで、トーションバースプリング30は、棒状で
あり、蓋体14のヒンジ部13a,13aの円柱状の回
動軸と略同軸であるため、ベース部12に、このトーシ
ョンバースプリング30を収容するための特に大きな空
間を設ける必要がない。また、トーションバースプリン
グ30は、棒状であるため、使用者にも外観上、すっき
りした印象を与えるものである。
【0033】ところで、蓋体14をベース12に取り付
けるには、図4に示すように、蓋体14のヒンジ部13
a,13aを蓋体14が開いた状態で、ベース部12の
ヒンジ部12a,12aに挿入して係合させる。その
際、トーションバースプリング嵌合用凸部30bをトー
ションバースプリング嵌合用凹部12bに挿入する。こ
のようにして、ベース部12に取り付けられた蓋体14
のヒンジ部13a,13aとベース部のヒンジ部12
a,12aは、回動軸を中心に回動する構成となってい
る。そして、回動軸を中心として蓋体14を閉める方向
に回動させた場合、これに対応して、トーションバース
プリング支持部30aも回動し、このトーションバース
プリング支持部30aに配置されているトーションバー
スプリング30も回動しようとする。
【0034】しかし、トーションバースプリング30の
先端部には四角柱から成るトーションバースプリング嵌
合用凸部30bがあり、この部分は、この四角柱に対応
する形状のトーションバースプリング嵌合用凹部12b
と嵌合されている。また、トーションバースプリング3
0は、上述のように、弾性部材で成っている。したがっ
て、回動軸を中心として蓋体14を閉める方向に回動さ
せた場合、トーションバースプリング30はねじれるこ
とになる。このようにトーションバースプリング30が
ねじれると、ねじれ応力が働き、蓋体14がベース部1
2から離反する方向に付勢力が働くこととなる。
【0035】このように蓋体14がベース部12から離
反する方向に付勢力が働く構造となっているため、この
蓋体14をベース部12に係止するための係止手段14
が設けられている。図5は、ベース部12と係止手段1
5との関係を示す図であり、図1のベース部12と係止
手段15の中央縦断面の一部を表した図である。また、
図6は、蓋体14が係止手段15と係止されている状態
を示す中央縦断面の一部を表した図である。図5におい
て係止手段15は、蓋体14の先端部と対向する位置に
設けられている。具体的には、係止手段15は、ベース
部12と一体に形成された部分を図5の右方向に延長
し、ベース部12の右端部26で矢印A方向に折り返し
て重ねたレバー部29を有している。このレバー部29
は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等
の樹脂等の弾性部材より形成されている。
【0036】しかも、この折り返したレバー部29とベ
ース部12の上面との間には、図5に示すように、隙間
28が形成されており、これによって、レバー部29
は、その弾性に基づいてベース部12の右端部26付近
を中心として、内側(左側)が矢印方向に揺動するよう
になっている。図5において、レバー部29の内側(左
側)先端部には、徐々に下降する傾斜面と下向き段部を
有する係止部としての係止爪27が設けられている。こ
れに対して、蓋体14の先端部には、図6に示すよう
に、レバー部29の係止爪27と逆方向に傾斜する傾斜
面と上向き段部とを有する被係止部としての係止爪12
bが設けられている。
【0037】このような係止手段15は、以下のように
作用する。回動軸を中心として蓋体14を閉める方向に
回動させた場合、この蓋体14の係止爪14bの傾斜面
と、レバー部29の係止爪27の傾斜面とが当接して互
いにしゅう動し、それぞれの弾性に基づいて僅かに変形
することによって、係止爪14bの上向き段部とレバー
部29の下向き段部とが噛み合って係止される(図6参
照)。これにより、トーションバースプリング30によ
って蓋体14がベース部12から離反する方向に付勢力
が働くていても、蓋体14は確実にベース部12と係合
され、取り出し口16を塞ぐことができる。
【0038】これとは逆に、図6に示すように、蓋体1
4が閉まっている状態から、レバー29を上から押す
と、レバー部29は、図5の矢印Bの下方向に揺動し、
各係止爪27,14bの段部同士の噛み合いが外れる。
これによって、トーションバースプリング30の付勢力
によって、蓋体14はベース部12から離反する方向に
回動し、使用者は蓋体14を迅速且つ簡単に開くことが
できる。また、レバー部29が図1に示すように、ほぼ
半円状に区画されているため、使用者が蓋体14を開閉
する際、操作すべき箇所が視認し易く、確実に操作する
ことができる。さらに、レバー部29は、ベース部12
と同一の材料により、一体に形成されているから、製造
が容易で、製造コストを低く抑えることができる。
【0039】ところで、上記ベース部12の上面側の中
央付近には、図1に示すように、楕円状の凹部12bが
設けられている。そして、凹部12bは蓋体14が閉状
態になると、蓋体14に設けられているの凸状の壁14
cで塞がれるようになっている。これにより、容器本体
11内を密封状態に保つことができ、収容されたウエッ
トティッシュB1,B2等の水分の発散を防いでいる。
この容器本体11内には、図2に示すように、シート部
材である例えばウエットティッシュB1,B2等が、各
々折り曲げられた状態で、収容されている。ウエットテ
ィッシュB1,B2等は、液体をしみ込ませた略長方形
の紙または不織布であって、使用に適した大きさを1使
用単位として、多数、例えば90枚程度、用意されてい
る。
【0040】これらウエットティッシュB1,B2等の
各々の折り曲げ方法は、図2に示すように、所謂三つ折
りとなっている。すなわち、使用に際し、使用者がウエ
ットティッシュB1を引き出すために指等で挟持する部
分である、ウエットティッシュB1の端部B1aは、一
側の折り曲げ線B1bと他側の折り曲げ線B1cと略平
行に配置されると共に折り曲げ線B1bとB1cの略中
間に位置するように折り曲げられている。また、ウエッ
トティッシュB1の他方の端部B1dは、折り曲げ線B
1bとB1cの略中間に位置するように配置されてい
る。そして、ウエットティッシユB1の下に配置されて
いるウエットティシュB2も、ウエットトティッシュB
1と同様に折り曲げられている。
【0041】以上のように本発明を適用した容器の第1
の実施の形態によれば、使用者がウエットティッシュ用
容器1を以下のように使用することとなる。先ず、使用
者は、係止手段15のレバー部29を上方より押す。こ
れにより、上述のように、レバー部29の係止爪27と
蓋体14の係止爪14aとの噛み合いが外れ、トーショ
ンバースプリング30の付勢力により、蓋体14が開く
ことになる。このとき、蓋体14は、早い速度で回動
し、速やかに取り出し口16が開状態となる。また、係
止手段15のレバー部29の押圧のみで蓋体14が開く
ため、使用者が操作し易くなっている。蓋体14が開い
た後、使用者は、取り出し口16からウエットティシュ
B1の端部B1aを指等で挟持し、引き上げる。
【0042】ここにおいて、ウエットティッシュB1の
端部であるB1dとその近傍部分とウエットティッシュ
B2の端部であるB2aとその近傍部分とは、互いに重
合するようになっている。図2においては、ウエットテ
ィッシュB1とB2の2枚のみの関係を表しているが、
図示しない他の多数のウエットティッシュが、ウエット
ティッシュB1とB2の下に、同様に折り曲げられ、か
つ重合されて配置されていることは、勿論である。この
ように、ウエットティッシュB1とウエットティッシュ
B2とは、互いにその一部が重合されているため、ウエ
ットティツシュB1が、使用者によって上方に引き上げ
られると、それに付着した状態でウエットティッシュB
2も上方に引き上げられることになる。
【0043】このようにして、使用者が必要な数のウエ
ットティッシュを引き抜いた後、蓋体14の端部を保持
して、蓋体14を閉める方向に回動する。そして、蓋体
14の係止爪14bがレバー部29の係止爪27と噛み
合って係止されるまで回動させる。この蓋体14とレバ
ー部29との係止は、蓋体14の一部を保持し回動させ
る動作のみでできるため、使用者の操作性が向上する。
また、本実施の形態では、蓋体14の付勢力を、トーシ
ョンバースプリング支持部30aに二色成形で形成した
トーションバースプリング30により得ている場合は、
製造が容易で、余分なスペースも取らず、且つ外観がす
っきりしたウエットティッシュ用容器1となる。また、
蓋体14の付勢力を、トーションバースプリング支持部
30aに一体成形で形成したトーションバースプリング
30により得ている場合は、比較的安価に製造すること
ができる。また、トーションバースプリング30のみを
成形するための特別な装置を付加する必要なく、成形を
することが可能となる。
【0044】図7及び図8は、本発明を適用した容器の
第2の実施の形態を示している。図7及び図8におい
て、図1及び図2で示したものと同じ構成は、同じ符号
を付して、その説明を省略する。図7及び図8で示され
ているウエットティッシュ20と図1及び図2で示され
ているウエットティッシュ1との相違点は、取り出し口
36である。すなわち、ベース部12の凹部12bの中
心部には、容器本体部11内に収容されているウエット
ティッシュB1,B2等を使用者が取り出すための解除
手段を有する取り出し口36が設けられている。図9
は、蓋体14等を除いたベース部12の平面図である。
図9において、取り出し口36は、挿入開口部である略
円形の挿入穴36bと、この挿入穴36bに連接し、か
つ両側に対称に配置されている案内開口部に相当する、
細長い案内穴36c,36cとを備えている。
【0045】この挿入穴36bは、使用者がウエットテ
ィッシュB1、B2等を引き出す際に、ウエットティッ
シュ用容器20の外部から内部に向かって指等を容易に
挿入するための穴である。また、この挿入穴36bの左
右の両側から八の字を描くように延びている案内穴36
c,36cは、使用者がウエットティッシュB1、B2
等を挿入穴36bから引き出す際に、ウエットティッシ
ュB1、B2等が広がった状態で排出されるために、こ
れらを案内するための穴である。取り出し口36におい
て、八の字を描くように延びている案内穴36c,36
cの、図9において内側には、挿入穴36bに突出する
ように、2つの抑え部である抑え片36a,36aが設
けられている。この抑え片36a,36aは、その外縁
が案内穴36c,36c及び挿入穴36bに接している
ため、容易に可動する自由端部となっており、軟性縁部
を形成している。一方、この抑え片36a,36aの挿
入穴36b及び案内穴36c,36cを介した他方側、
図9において斜線で表した領域は、抑え片36a,36
aとは異なり容易に可動しない固定端部となっており、
硬性縁部を形成している。
【0046】また、上記挿入穴36bは、図8における
折り曲げ線B1bとB1cと平行な線Cと直交する線D
の方向の上方の偏心した位置に配置されている。そし
て、取り出し口36の全体の形状は、線Dを対称線とし
て対称に形成されている。このように構成されているウ
エットティッシュ用容器20を使用者が使用する状態を
以下に説明する。先ず、使用者は、上述のように、ベー
ス部12の係止手段保15を押圧し、蓋体14を上方に
開ける。ここで、使用者は取り出し口36の挿入穴36
bからウエットティッシュB1の端部B1aを挟持し上
方に引き上げる。蓋体14を省略して、この状態を示し
たのが、図10である。
【0047】図10に示すように、ウエットティッシュ
B1を挿入穴36bから引き出した場合、ウエットティ
ッシュB1の他の部分は挿入穴36bと連接している案
内穴36c,36cに案内され上方に排出される。した
がって、ウエットティッシュB1が上方に引き上げられ
る力は、取り出し口36の図9で示す、固定端部(斜線
部分)と自由端部である抑え片36a,36aに加えら
れる。この場合、力はこの自由端部である抑え片36
a,36aに集中するため、抑え片36a,36aは上
方に撓ることになる。この状態で、さらにウエットティ
ッシュB1を上方に引き上げると、このウエットティッ
シュB1の端郡B1dとウエットティッシュB2の端部
B2aが互いに重なり合っている部分が、抑え片36
a,36aに接するようになる。
【0048】ここにおいて、抑え片36a,36aは、
その抑えている対象物をウエットティッシュB1からウ
エットティッシュB2へ変えることになる。したがっ
て、直接的に、抑え片36a,36aによって抑えられ
ていないウエットティッシュB1は、使用者の引き上げ
る力により、取り出し口36から外部に排出されること
になる。このように、これらウエットティッシュB1と
ウエットティッシュB2の重合状態は、解除されること
になる。したがって、ウエットティッシュB1とウエッ
トティッシュB2が連続して取り出し口36から外部に
排出されることはない。すなわち、本実施の形態では、
第1の実施の形態と比べ、ウエットティッシュB1とウ
エットティッシュB2が連続して取り出し口36から外
部に排出されるのを、より防止することができる。
【0049】一方、ウエットティッシュB2は、その端
部B2aが抑え片36a,36aによって抑えられてい
るため、取り出し口36からその端部B2aが僅かに外
部に突出している状態になる。したがって、使用者がウ
エットティッシュB2を引き出す際、その端部B2aを
使用者がつまみ上げる必要がない。すなわち、ウエット
ティッシュB1と同様の動作を行うことで、ウエットテ
ィッシュB2を引き出すことができ、その際にも、さら
にその下に配置されているウエットティッシュが、ウエ
ットティッシュB2と同様の動作をすることになる。
【0050】このように、ウエットティッシュを一枚ず
つ引き出して使用すると、容器本体部11に収容されて
いるのウエットティッシュの量が少なくなり、これがた
め、ウエットティッシュが本体部11の中で移動してし
まうことがある。すなわち、使用者が引き上げようとす
る力に応じて、ウエットティッシュが移動し、それがた
め、ウエットティッシュの端部も、挿入穴36bの直下
付近に向かって移動することになる。そして、この移動
によって、使用者の引き出す力がウエットティッシュを
介して抑え片36a,36aに加わり難くなり、ウエッ
トティッシュの引き出しに支障が生じることも考えられ
る。また、ウエットティッシュの量が少なくなると、使
用者はウエットティッシュを均等の力で引き上げ難くな
りため、ウエットティッシュが取り出し口36のいずれ
か一方に偏ってしまい、ウエットティッシュの引き出し
に支障が生じることも考えられる。
【0051】しかしながら、本実施の形態のウエットテ
ィッシュ用容器201の取り出し口36の挿入穴36b
は、図8における折り曲げ線B1bとB1cと平行な線
Cと直交する線Dの方向の上方の偏心した位置に配置さ
れている。そして、この線Cの位置は、ウエットティッ
シュB1の端部B1aの位置に相当している。したがっ
て、ウエットティッシュB1が、本体部11の内部で挿
入穴36b方向に移動したとしても、未だ、ウエットテ
ィッシュB1の端部B1aは、挿入穴36bの直下付近
ではない。したがって、使用者の引き出す力がウエット
ティッシュB1を介して抑え片36a,36aに加わり
難くなることはない。このため、容器本体部11に収容
されているのウエットティッシュの量が少なくなり、ウ
エットティッシュが本体部11の中で移動してしまって
も、ウエットテッシュの引き出しに支障を生じることな
く、最後のウエットティッシュまで、1枚づつウエット
ティッシュを引き出すことができる。
【0052】一方、取り出し口36の全体の形状は、図
9に示すように、線Dを対称線として対称に形成されて
いる。したがって、ウエットティッシュの量が使用によ
つて減少したとしても、使用者はウエットティッシュを
均等の力で引き上げ易くなるため、ウエットティッシュ
が取り出し口36のいずれか一方に偏り難くなる。この
ため、ウエットティッシュの量が減少しても、ウエット
テッシュの引き出しに支障を生じることなく、最後のウ
エットティッシュまで均等の力で引き上げることができ
る。このように本実施の形態においては、第1の実施の
形態に比べ、取り出し口36の形状が異なるため、より
円滑にウエットテッシュを引き出すことができるウエッ
トテッシュ用容器20と成っている。
【0053】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、容器本体か
ら各シート部材を迅速且つ円滑に取り出すことができる
容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容器の第1の実施形態を示す分解
斜視図である。
【図2】本発明による容器の第1の実施形態を示す他の
分解斜視図である。
【図3】蓋体がベース部に係合される状態を表した斜視
図である。
【図4】蓋体がベース部に係合される状態を表した他の
斜視図である。
【図5】ベース部と係止手段との関係を示す部分断面図
である。
【図6】蓋体が係止手段に係止されている状態を示す部
分断面図である。
【図7】本発明による容器の第2の実施形態を示す分解
斜視図である。
【図8】本発明による容器の第2の実施形態を示す他の
分解斜視図である。
【図9】図8における蓋体等を除いたベース部の平面図
である。
【図10】図8における取り出し口からウエットティッ
シュが引き上げられた状態を示す斜視図である。
【図11】従来の容器の斜視図である。
【符号の説明】
1・・・ウエットティッシュ用容器、11・・・容器本
体、11a・・・嵌合凸部、12・・・ベース部、12
b・・・凹部、13a・・・蓋体のヒンジ部、12a・
・・ベース部のヒンジ部、14・・・蓋体、14・・・
係止爪、14c・・・壁、15・・・係止手段、16、
36・・・取り出し口、16a、36a・・・抑え片、
16b、36b・・・挿入穴、16c、36c・・・案
内穴、30・・・トーションバースプリング、B1・・
・ウエットティッシュ、B1a・・・端部、B1d・・
・端部、B1b・・・折り曲げ線、B1c・・・折り曲
げ線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各シート部材が折り曲げられた状態で重
    合かつ連続して収容されている容器本体と、 この容器本体の開口部を覆うベース部と、 上記各シート部材を取り出すために、このベース部に設
    けられた取り出し口と、 このベース部に取り付けられ、この取り出し口に対して
    開閉する蓋体と、 このベース部と上記蓋体との間に配置される弾性部材
    と、 この蓋体を係止するために上記ベース部に設けられた係
    止手段と、を有する容器。
  2. 【請求項2】 上記弾性部材が樹脂製のトーションバー
    スプリングであることを特徴とする、請求項1に記載の
    容器。
  3. 【請求項3】 上記蓋体に設けられたトーションバース
    プリング支持部とこのトーションバースプリング支持部
    に備えられた上記樹脂製のトーションバースプリングと
    が、この蓋体と同一の樹脂材料にて形成されており、且
    つこのトーションバースプリングが棒状の円柱又は角柱
    であって、その長手方向の長さが、その短手方向の長さ
    に比べ、著しく長いことを特徴とする、請求項2に記載
    の容器。
  4. 【請求項4】 上記トーションバースプリング支持部が
    上記蓋体と同一の樹脂材料にて形成されており、上記樹
    脂製のトーションバースプリングの少なくとも一部は、
    このトーションバースプリング支持部と異なる樹脂材料
    により二色成形によって形成されていることを特徴とす
    る、請求項2に記載の容器。
  5. 【請求項5】 上記トーションバースプリング支持部が
    ポリプロピレン又はポリエチレンにより形成されてお
    り、上記トーションバースプリングがシリコン又はエラ
    ストマーにより形成されていることを特徴とする、請求
    項4に記載の容器。
  6. 【請求項6】 上記取り出し口には、各シート部材の重
    合状態を解除するための解除手段が設けられていること
    を特徴とする、請求項1乃至5に記載の容器。
  7. 【請求項7】 上記解除手段は、上記取り出し口の一方
    側に配置された硬性縁部と、この取り出し口の他方側に
    配置された軟性縁部を有し、この軟性縁部には、上記各
    シート部材を抑えるための抑え部が設けられていること
    を特徴とする、請求項6に記載の容器。
  8. 【請求項8】 上記取り出し口には、使用者が上記各シ
    ート部材の端部を挟持し、この各シート部材を容器から
    取り出すための挿入開口部と、 この挿入開口部に連接して配置されている各シート部材
    を案内するための開口状態の案内開口部と、が備えられ
    ていることを特徴とする、請求項7に記載の容器。
  9. 【請求項9】 上記係止手段は、上記蓋体の端部と対向
    して配置され、上記ベース部と一体的に形成されてお
    り、この係止手段が弾性により変位することにより、上
    記蓋体の端部と係脱することを特徴とする請求項1乃至
    8に記載の容器。
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