JPH1119225A - 電位治療器 - Google Patents

電位治療器

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Publication number
JPH1119225A
JPH1119225A JP17457797A JP17457797A JPH1119225A JP H1119225 A JPH1119225 A JP H1119225A JP 17457797 A JP17457797 A JP 17457797A JP 17457797 A JP17457797 A JP 17457797A JP H1119225 A JPH1119225 A JP H1119225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main transformer
high voltage
circuit
case
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP17457797A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Shigemoto
明彦 重本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Electronics Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Electronics Co Ltd filed Critical Otsuka Electronics Co Ltd
Priority to JP17457797A priority Critical patent/JPH1119225A/ja
Publication of JPH1119225A publication Critical patent/JPH1119225A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高電圧が印加される電極を被検体を接触させて
治療する電位治療器において、主変圧器の2次側出力に
設けられる過電流防止回路の絶縁を徹底すること。 【解決手段】高電圧を印加する主変圧器5の2次側に設
けられる過電流防止回路を構成する素子6a〜6dを基
板6eの上に設け、主変圧器5及び前記基板6eを絶縁
ケース5aの中に収納し、ケース5aの中を絶縁性樹脂
で満たしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧が印加され
る電極を被検体に接触させて治療する電位治療器に関す
るものである。なお、この明細書で「接触」とは、電極
の先が触れるような場合の他、電極の上に人が寝たり載
ったり、人の治療部位を電極で巻いたりする場合も含め
るものとする。
【0002】
【従来の技術】電位治療器では、高い電圧(例えば実効
値9000Vの交流)を使用して、治療を行っている
(特開平7−67970号公報参照)。この電位治療器
に用いられる昇圧用の主変圧器は、高電圧を取り扱うた
め絶縁性に注意しなければならず、このため絶縁体から
なるケースにコア本体を入れて真空引きした後、耐熱・
耐燃性樹脂や油脂をケース内に充填することによって、
絶縁を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、主変圧器の2
次側出力に設けられる過電流防止や出力波形の整流をす
るための回路(以下この明細書で「過電流防止回路」と
いう)は、樹脂や油脂で満たされていなかったため、過
電流防止回路を構成する素子や基板に埃が付きやすく、
埃が付いただけで放電し、このため基板の絶縁性が悪化
したり、回路の機能が低下したりすることがあった。
【0004】したがって、過電流防止回路についても、
絶縁を徹底することが求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電位治療器は、
電極に高電圧を印加する高電圧発生回路が、1次巻線及
び2次巻線を有する主変圧器を含むものであり、前記主
変圧器の2次側に設けられる過電流防止回路を構成する
素子が、基板の上に設けられ、主変圧器及び前記基板が
絶縁ケースの中に収納され、ケースの中が絶縁体で満た
されていることを特徴とする(請求項1)。
【0006】前記の構成によれば、過電流防止回路の基
板が、主変圧器とともに絶縁体で満たされているので、
埃が付着せず、高電圧による放電などを防止することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、電極と
して電床マットを使用して、その上に人が載ったりそれ
を巻いたりして治療する電位治療器の電気的構成を示す
ブロック図である。電位治療器は、電位治療器本体1
と、電床マット2とを備える。電位治療器本体1は、電
源回路3、制御回路4、主変圧器5、過電流防止回路
6、単巻変圧器(オートトランス)7、表示部8及び操
作部9を含んでいる。
【0008】制御回路4は、単巻変圧器7のタップを切
り換えるための切換え回路4aを有する。この切換え回
路4aは、フォトトライアックを使用したものである
が、これに限らず、フォトMOSスイッチを使用したも
のでもよく、フォトトライアックとフォトMOSスイッ
チを使い分けたものでもよい。また、ロータリースイッ
チ等の機械接点を使用したものでもよい。切換え回路4
aの切り換え制御は、制御回路4からの電位選択信号に
基づき行われる。
【0009】操作部9は、電源の投入、電位レベルの選
択、治療時間の設定、治療開始/停止などを指示する、
各種のスイッチを備えている。表示部8は、電源の投入
を示す電源表示、治療中である旨の表示、電位レベルの
表示、残時間表示等を行わせる。制御回路4には、単巻
変圧器7及び主変圧器5が接続されている。主変圧器5
の2次側にはさらに過電流防止回路6が接続されてい
る。
【0010】図2は、単巻変圧器7、主変圧器5、過電
流防止回路6及び切換え回路4aを示す回路図である。
この回路によれば、主変圧器5の1次巻線に、単巻変圧
器7を通して100Vの交流電源が印加されるようにな
っている。主変圧器5は、1次巻線及び2次巻線を有
し、1次巻線に交流100Vをかけると、2次巻線から
無負荷時8600Vが取り出せるようになっている。主
変圧器5の重量は約2.7kgである。
【0011】過電流防止回路6は、主変圧器5の2次側
に設けられ、抵抗器6a,6b,6c及び高圧半波整流
用のダイオード6dからなる。図3は、過電流防止回路
路6の詳細図である。過電流防止回路6の抵抗器6a,
6b,6c及びダイオード6dは、図4に示すように、
基板6eに取り付けられている。なお、図4に示される
抵抗器6a,6b,6cの放熱器のようなものは、放熱
器ではなく、抵抗素子の1個1個を示している。
【0012】主変圧器5は、高電圧を取り扱うため絶縁
性に注意しなければならず、このため過電流防止回路6
の基板6eとともに、絶縁樹脂(例えばナイロン)から
なる気密ケースに入れて真空引きした後、耐熱・耐燃性
樹脂(例えばポリブタジエン)をケース内に充填するこ
とによって、絶縁を確保している。図4は、ケース5a
に入った主変圧器5及び基板6eの一部切欠斜視図を示
す。なお、図4ではリード線の図示を省略している。
【0013】図4によれば、主変圧器5の上に過電流防
止回路6の基板6eが載っていて、基板6eごと、ケー
ス5aに入れられている。主変圧器5及び基板6eは耐
熱・耐燃性樹脂で満たされている。以上の電位治療器に
おいて、ユーザが操作部9を操作して、電源を投入し、
電位レベルの選択を行うと、制御回路4に所定の電位選
択信号が発生して、単巻変圧器7の所定のタップがつな
がる。この結果、主変圧器5の1次側に所定の電圧がか
かり、主変圧器5の2次側にユーザの選択に応じた所定
の高電圧が現れる。したがって、単巻変圧器7のタップ
切り換えにより、主変圧器5の2次側の電圧を制御する
ことができる。
【0014】また、主変圧器5のみならず、過電流防止
回路6の基板6eも、熱可塑性、耐熱・耐燃性樹脂で充
填されているため、埃を寄せつけず、基板の絶縁性が悪
化したり、回路の機能が低下したりすることがなくな
る。なお、本発明は前記実施の形態に限定されるもので
はなく、例えば、耐熱・耐燃性樹脂をケースに充填する
のに代えて耐熱・耐燃性樹脂の油脂を充填してもよく、
窒素などの気体を封入することもできる。また、ペン形
の電極を使用して治療する電位治療器にも適用できるこ
とはもちろんである。
【0015】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の電位治療器
によれば、過電流防止回路の基板が、主変圧器とともに
絶縁体で満たされているので、過電流防止回路素子の埃
が付着せず、高電圧による放電などを防止することがで
き、低能の低下を免れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電床マットを使用して治療する電位治療器の電
気的構成を示すブロック図である。
【図2】単巻変圧器7、主変圧器5、過電流防止回路6
及び切換え回路4aの回路図である。
【図3】過電流防止回路6の詳細図である。
【図4】ケース5aに入った主変圧器5及び基板6eの
一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 電位治療器本体 2 電床マット 3 電源回路 4 制御回路 5 主変圧器 5a ケース 6 過電流防止回路 6e 基板 7 単巻変圧器 8 表示部 9 操作部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧が印加される電極を被検体に接触さ
    せて治療する電位治療器において、 前記電極に高電圧を印加する高電圧発生回路が、1次巻
    線及び2次巻線を有する主変圧器を含むものであり、 前記主変圧器の2次側に設けられる過電流防止回路を構
    成する素子が、基板の上に設けられ、 主変圧器及び前記基板が絶縁ケースの中に収納され、ケ
    ースの中が絶縁体で満たされていることを特徴とする電
    位治療器。
JP17457797A 1997-06-30 1997-06-30 電位治療器 Pending JPH1119225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17457797A JPH1119225A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 電位治療器

Applications Claiming Priority (1)

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JP17457797A JPH1119225A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 電位治療器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1119225A true JPH1119225A (ja) 1999-01-26

Family

ID=15980997

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JP17457797A Pending JPH1119225A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 電位治療器

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JP (1) JPH1119225A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008514329A (ja) * 2004-09-29 2008-05-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 体外式除細動器の高電圧モジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008514329A (ja) * 2004-09-29 2008-05-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 体外式除細動器の高電圧モジュール

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