JPH11192241A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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JPH11192241A
JPH11192241A JP9369218A JP36921897A JPH11192241A JP H11192241 A JPH11192241 A JP H11192241A JP 9369218 A JP9369218 A JP 9369218A JP 36921897 A JP36921897 A JP 36921897A JP H11192241 A JPH11192241 A JP H11192241A
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JP
Japan
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laser
magnetic field
treatment
output
light
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JP9369218A
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Hidehiro Ichikawa
英裕 市川
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Nidek Co Ltd
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Nidek Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用電力の節約をすることができ、装置内の
温度上昇をなるべく抑えて、効率良くレーザ発振を行
う。 【解決手段】 イオンレーザ管に放電を行ってレーザ発
振を得て治療用レーザ光とし、治療用レーザ光を患部に
導光照射して治療を行うレーザ治療装置において、イオ
ンレーザ管内の電子密度を上げるために電流供給により
磁界を印加し、設定したレーザの出力及び治療レーザ光
の波長に対応させて磁界印加のために流す電流量を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光源からの
治療レーザ光を患部に導光照射して治療を行うレーザ治
療装置に関する。
【0002】
【従来技術】治療レーザ光を患者眼眼底に照射して光凝
固等を行うレーザ治療装置が知られている。この種の装
置に使用されるレーザの種類の一つとしてイオンレーザ
がある。イオンレーザはアルゴン(Ar)やクリプトン
(Kr)等のガスをレーザ管(プラズマチューブ)に封
入し、管内のガスがイオン化するように高電流を加えて
放電させることによりレーザ発振を得る。
【0003】また、レーザ発振に際しては、一般的に、
レーザ管の周囲に巻かれたコイルに常時電流を流して軸
方向に磁界を印加し、レーザ管内の電子密度を上げて出
力パワーを増大させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
光源からのレーザ出射が必要でない時にもレーザ管に巻
かれたコイルに常時電流を流していると、消費される電
力が大きくなる。また、その発熱による装置内の温度上
昇により、予め設定してある使用限界温度に達するまで
の時間が早くなりやすいという問題が生じていた。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、使用電力の
節約をすることができ、装置内の温度上昇をなるべく抑
えて、効率良くレーザ発振が行えるレーザ治療装置を提
供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0007】(1) 治療用レーザ光を患部に導光照射
して治療を行うレーザ治療装置において、イオンレーザ
管に放電を行ってレーザ発振を得るための放電手段と、
該放電手段により発振するレーザの出力を設定変更する
出力設定手段と、イオンレーザ管内の電子密度を上げる
ために磁界を印加する磁界印加手段と、前記磁界印加手
段に流す電流量を制御する制御手段であって前記出力設
定手段によって設定した出力及び治療レーザ光の波長に
対応させて前記磁界印加手段に流す電流量を制御する磁
界印加電流制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】(2) (1)のレーザ治療装置におい
て、前記磁界印加電流制御手段はさらに前記放電手段に
流れる電流値が所定の閾値以上になったか否かにより、
前記磁界印加手段に流れる電流の入力開始と入力停止を
制御することを特徴とする。
【0009】(3) 治療用レーザ光を患部に導光照射
して治療を行うレーザ治療装置において、イオンレーザ
管に放電を行ってレーザ発振を得るための放電手段と、
該放電手段により発振するレーザの出力を設定変更する
出力設定手段と、イオンレーザ管内の電子密度を上げる
ために磁界を印加する磁界印加手段と、患部に導光照射
するレーザ光の波長を選択する波長選択手段と、該波長
選択手段によって選択した波長に基づいて前記磁界印加
手段に流す電流値を変更する磁界印加電流変更手段を備
えることを特徴とする。
【0010】(4) 治療用レーザ光を患部に導光照射
して治療を行うレーザ治療装置において、イオンレーザ
管に放電を行ってレーザ発振を得るための放電手段と、
該放電手段により発振するレーザの出力を設定変更する
出力設定手段と、イオンレーザ管内の電子密度を上げる
ために磁界を印加する磁界印加手段と、前記放電手段に
流れる電流値が所定の閾値以上になったか否かを検知し
て前記磁界印加手段に流れる電流の入力開始と入力停止
を制御する制御手段と、を持つことを特徴とする。
【0011】(5) (1)又は(4)のレーザ治療装
置において、前記イオンレーザ管にはクリプトンガスが
封入されていることを特徴とする。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はレーザ光凝固装置の外観構成の概略図であ
る。1は装置本体であり、レーザ光源やレーザ光を光フ
ァイバ2に入射させる光学系が収納されている。3はレ
ーザ出力や照射時間、波長の切替え等の光凝固条件の設
定及び表示、装置の状態等の表示を行うためのコントロ
ールボックスである。コントロールボックス3は装置本
体1とコネクタケーブル3aで接続されており、装置本
体1から取外して使用することが可能で、術者の使いや
すい位置に置くことができる。4は患者眼を観察しなが
らレーザ光を患者眼の患部に照射するスリットランプデ
リバリであり、光ファイバ2に導光されたレーザ光を照
射するレーザ照射部5、患者眼をスリット照明する照明
部6、双眼の顕微鏡部4aを備える。7はレーザ照射の
トリガ信号を送出するフットスイッチである。8は光フ
ァイバ2を保護し、スリットランプデリバリ4へ導くた
めのライトケーブルガイドである。
【0013】図2は装置の光学系を説明する図である。
9は治療用レーザ光源であり、イオンレーザのレーザ管
10、第1全反射ミラー10a、第2全反射ミラー10
b、出力ミラー11を備える。本実施例ではレーザ管1
0として、赤色光(647.1 nm)と黄色光(568.2 nm)、
及び緑色光(530.9 nm、520.8 nm)の発振光を持つクリ
プトンレーザ(Kr)を使用している。第1全反射ミラ
ー10aは黄色光(568.2 nm)及び緑色光(530.9 nm、
520.8 nm)の光を反射する特性を有し、レーザ光軸上に
固定的に配置されている。第2全反射ミラー10bは、
赤色光(647.1nm)を反射する特性を有し、光路上に挿
脱可能に配置される。出力ミラー11は、赤色光、黄色
光、緑色光の全ての波長域の光に対して1〜3%の透過
率を有する。したがって、第2全反射ミラー10bを光
路上に配置したときは、これと出力ミラー11により共
振器が構成されて赤色のレーザ光が発振する。一方、第
2全反射ミラー10bを光路上から退避させると、第1
全反射ミラー10aと出力ミラー11により共振器が構
成されて黄色光(568.2 nm)及び緑色光(530.9 nm、52
0.8 nm)のレーザ光が発振されるようになる。この異な
る波長のレーザ発振に関する事項は、詳しくは特願平 9
-10430号を参照されたい。また、レーザ管の回りには図
示なき管が巻かれており、ポンプによって管内に水が循
環されレーザ管を冷却している。さらにこの管はラジエ
ーターに繋がっており、ラジエーターの上部にはファン
が取り付けられ、ファンからラジエーターに風を送るこ
とにより内部を循環する水を冷やしている。
【0014】14はレーザ光源9からのレーザ光の大部
分を透過し一部を反射するビームスプリッタで、ビーム
スプリッタ14を反射したレーザ光は拡散板15を通過
し、出力センサ16に入射される。出力センサ16はレ
ーザ光源9から出射したレーザ出力を検出する。
【0015】12は緑色(520.8nm・530.9nm)のレーザ
光を選択的に透過する波長選択フィルタ、13は黄色
( 568.2nm)のレーザ光を選択的に透過する波長選択フ
ィルタであり、いずれかを光路に挿入することによりレ
ーザ光源9からの黄色及び緑色の波長のレーザ光をさら
に波長選択できる。波長選択フィルタ12、13はそれ
ぞれフイルタ駆動装置47、48の作動により光路に挿
入され、その挿入状態はフィルタセンサ12a、13a
によってチェックされる。
【0016】17は第1安全シャッタであり、フットス
イッチ7が踏まれ、治療用レーザ光の照射を行う指令が
なされたときは、駆動装置40の駆動により光路から離
脱してレーザ光の通過を可能にし、また、異常発生時等
の所定の場合に光路に挿入されてレーザ光を遮断する。
この第1安全シャッター17の開閉はシャッタセンサ1
7aによって検知される。
【0017】18はダイクロイックミラーで、半導体レ
ーザ19からのエイミング用レーザ光はコリメータレン
ズ20を介して治療用レーザ光と同軸にされる。21は
第2安全シャッタであり、半導体レーザ19からのエイ
ミング用レーザ光が出ていないときに光路に挿入され
る。第2安全シャッター21の開閉はシャッタセンサ2
1aによって検知される。22は集光レンズであり、前
後方向に手動にて移動させ、各レーザ光を光ファイバ2
の入射端面2aに集光、入射させる。
【0018】光ファイバ2の取り付け部23は、集光レ
ンズ22の光軸に直交する平面のXY方向に、手動によ
り移動可能である。これら集光レンズ22、取り付け部
23を使用しての入射端面2aへのアライメント調整
は、スリットランプデリバリ4のレーザ照射口若しくは
光ファイバ2のレーザ光出口に図示無きパワーメータを
設置し、レーザの出力測定を行うことで調整する。
【0019】5はレーザ照射部であり、光ファイバ2に
より導光されたレーザ光はリレーレンズ24、レーザ光
のスポットサイズを変更するために光軸方向に移動可能
なズームレンズ25、対物レンズ26を介した後、ダイ
クロイックミラー27で反射し、コンタクトレンズ28
を経て患者眼の患部に照射される。ダイクロイックミラ
ー27は半導体レーザ19からのエイミング用レーザ光
の一部及びレーザ光源9からの治療用レーザ光を反射
し、観察光を透過する特性を持つ。
【0020】6はスリット光を投影する照明部であり、
照明光源30からの照明光はコンデンサーレンズ31に
より平行光束にされた後、スリット32を照明する。ス
リット32を通過した照明光は投影レンズ33を介した
後、分割ミラー35a、35bで反射され、コンタクト
レンズ28を介して患者眼を照明する。34は分割ミラ
ーで反射される照明光の光路長を補正する補正レンズで
ある。36a、36bは術者保護フィルタであり、レー
ザ光を照射する際、観察光路内へこのフィルタが挿入さ
れていることが検知できないと、レーザ照射ができない
ようになっている。
【0021】図3は装置の制御系とレーザ光源内の構成
を示す図である。レーザ管用電源部53にはアノード5
2とトランス54を介してカソード55が接続され、ア
ノード52に電流が入力されると、レーザ管10に放電
が生じる。レーザ管10にはコイルを巻いたマグネット
58が形成されており、マグネット用電源57からの電
流入力によりレーザ管10の軸方向に磁界が印加され
る。これによりレーザ管10の放電で生じた電子密度が
上げられて出力パワーが増大する。レーザ管用電源部5
3及びマグネット用電源57は電源制御部51により個
別に制御され、電源制御部51は装置全体の制御を行う
制御部50に接続されている。
【0022】以上のような構成を持つ装置の動作を説明
する。装置本体1の電源を投入すると、第1安全シャッ
タの駆動装置40が働き、第1安全シャッタ17が光路
に挿入された状態になる。また、同時にトランス54か
らの電流によりカソード54のフィラメントが加熱を始
める。レーザ発振のためには、レーザ管の温度をある程
度高めておくことが必要であり、フィラメントの発熱に
よってレーザ管10の温度が上がりレーザ発振ができる
状態になる。
【0023】術者は患者を所定位置に座らせ動かないよ
うにした後、スリットランプデリバリ4からのスリット
光が患者眼上にくるようにジョイスティックを操作す
る。スリット光の光量、ピントを図示無き調節部にて調
節した後、患者眼にコンタクトレンズ28をセットして
顕微鏡部4aを覗き込みながら患者眼の患部を観察す
る。
【0024】また、レーザ照射に際しては、コントロー
ルボックス3のスイッチを操作して、レーザ光の波長選
択、レーザ出力、凝固時間等の凝固条件を設定してお
く。レーザ光の波長選択は、カラースイッチ3bを使用
して治療目的に応じたものを(赤、黄、黄緑、緑)を選
択する。レーザの波長選択を行うと制御部50はその選
択した波長が得られるように、波長選択ミラー10bの
光路への挿脱を行うミラー駆動装置46、フィルタ駆動
装置47、48を駆動し、必要な光学系をセットする。
同時に、コントロールボックス3にてエイミング光の光
量調節、スリットデリバリ側のスイッチによるスポット
調節等の必要な準備を行う。
【0025】エイミング光の光量調節が行われ、エイミ
ング光が点燈すると、制御部50は第2安全シャッタ駆
動装置41を駆動させ、第2安全シャッタ21を光路か
ら離脱させてレーザ光の通過を可能にする。半導体レー
ザ18からのエイミング光の照準を図示無きマイクロマ
ニュピレーター等を使用して患者眼患部に合わせる。エ
イミング光の照準を患部に合わせたらコントロールボッ
クス3上のSTATUSスイッチ3cをONにし、装置の動作
モードをSTANDBY 状態からレーザ照射が可能なREADY 状
態にする。
【0026】制御部50は、STATUSスイッチ3cのON
信号により電源制御部51にレーザ発振するための電流
をレーザ管10に流すよう指令を与える。電源制御部5
1はレーザ用電源53を動作させ、最低限必要な放電維
持電流(放電安定用電流値、例えば4A)を流す。これ
により急激な高電流入力によるレーザ管の過負荷の防止
やノイズ(電磁波)の抑制を行う。
【0027】エイミング光による患部への照準ができた
ら、術者はフットスイッチ7を踏み込みレーザ照射のト
リガ信号を制御部50へ送る。制御部50はこれを受け
て設定された出力のレーザ光を出射するために必要な電
流(発振用電流値13〜25A)を流すように電源制御
部51に指令する。電源制御部51はレーザ用電源53
から発振用電流値になるまでアノード52に電流を流し
始める。アノード52に流れる電流値が上がり、所定の
閾値(例えば、10A)を超えたことがレーザ用電源5
3からのフィードバック信号により確認されると、電源
制御部51はマグネット用電源58からマグネット57
に電流を流し始める。このとき電源制御部58は、レー
ザ光の波長選択の種類と出力の設定に基づき、その設定
に対して効率よくレーザ出射する磁界印加用電流値を決
定する。これは、レーザ光の波長や所望するレーザ出力
により、出力パワーを増大させるための磁界印加用電流
値が異なるためである。また、レーザ管によってもレー
ザ光の各波長や所望するレーザ出力に応じた最適な電流
値は若干変わるため、これらを含めて実験的に求めた近
似式よって定めておくことができる。
【0028】マグネット57に電流を流すことによりレ
ーザ管10の軸方向に磁界が印加され、これにより放電
で生じたレーザ管内の電子密度が大きくなって出力ミラ
ー11からレーザ光が出射される。
【0029】出射されたレーザ光は第1安全シャッター
17で一端止められ、出力センサ16にてレーザ光の出
力値が測定される。制御部50は異常な出力が出ていな
いか判定した後、異常が無ければ第1安全シャッター1
7を開放する。第1安全シャッター17が開放されると
レーザ光は導光光学系を通り、患者眼へ照射される。
【0030】トリガ信号により設定された凝固時間のレ
ーザ照射が終了し、アノード52に入力した電流値が所
定の閾値(例えば、10A)を下回るようになると、電
源制御部51はマグネット用電源58からマグネット5
7に流れる電流をカットする。一方、電源制御部51は
READY 状態ではアノード52に放電維持電流を入力した
ままとするが、レーザ出射に寄与しない電流値以下では
マグネット57を完全にOFFするので、この分の電力
が不要になり、装置全体の動作に必要な電力消費を低く
抑えることができる。また、必要時のみマグネット57
を動作することにより、レーザ管10の発熱を減らすこ
とができるようになり、レーザ光源の使用限界温度に達
するまでの時間を早めなくてすむと共に、レーザ光源の
寿命を長くすることができる。
【0031】以上の実施例で示したレーザ治療装置で
は、クリプトン(Kr)を使用したイオンレーザであっ
たが、Ne、Ar、等の希ガスのイオンレーザに使用可
能であることはもちろん放電を利用したレーザ光源であ
ればどのようなガスレーザでも使用可能である。
【0032】また、本実施例では放電安定用電流値を4
A、発振用電流値を13〜25Aとしているがレーザ光
源内で安定して発振できる電流値であれば4Aに限るも
のではないし、光源内から出射し、患部へ治療レーザ光
として使用できる出力であれば13〜25Aに限るもの
ではない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザ発振に寄与しない放電電流以下でマグネットを完
全にオフにし、治療用のレーザ発振時にその発振効率が
最大となる様に、電流を調整することで使用電力を低く
抑えることができる。また、使用電力を抑えることでレ
ーザ治療装置内の温度をなるべく低く保つことができ、
レーザ使用限界温度までに達する時間を長くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の装置の外観略図である。
【図2】装置の光学系を説明する図である。
【図3】装置の制御系とレーザ光源の概略構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 装置本体 3 コントロールボックス 9 治療用レーザ光源 10 レーザ管 10a 第1全反射ミラー 10b 第2全反射ミラー 11 出力ミラー 50 制御部 51 電源制御部 53 レーザ用電源 57 マグネット 58 マグネット用電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療用レーザ光を患部に導光照射して治
    療を行うレーザ治療装置において、イオンレーザ管に放
    電を行ってレーザ発振を得るための放電手段と、該放電
    手段により発振するレーザの出力を設定変更する出力設
    定手段と、イオンレーザ管内の電子密度を上げるために
    磁界を印加する磁界印加手段と、前記磁界印加手段に流
    す電流量を制御する制御手段であって前記出力設定手段
    によって設定した出力及び治療レーザ光の波長に対応さ
    せて前記磁界印加手段に流す電流量を制御する磁界印加
    電流制御手段と、を備えることを特徴とするレーザ治療
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のレーザ治療装置において、前
    記磁界印加電流制御手段はさらに前記放電手段に流れる
    電流値が所定の閾値以上になったか否かにより、前記磁
    界印加手段に流れる電流の入力開始と入力停止を制御す
    ることを特徴とするレーザ治療装置。
  3. 【請求項3】 治療用レーザ光を患部に導光照射して治
    療を行うレーザ治療装置において、イオンレーザ管に放
    電を行ってレーザ発振を得るための放電手段と、該放電
    手段により発振するレーザの出力を設定変更する出力設
    定手段と、イオンレーザ管内の電子密度を上げるために
    磁界を印加する磁界印加手段と、患部に導光照射するレ
    ーザ光の波長を選択する波長選択手段と、該波長選択手
    段によって選択した波長に基づいて前記磁界印加手段に
    流す電流値を変更する磁界印加電流変更手段を備えるこ
    とを特徴とするレーザ治療装置。
  4. 【請求項4】 治療用レーザ光を患部に導光照射して治
    療を行うレーザ治療装置において、イオンレーザ管に放
    電を行ってレーザ発振を得るための放電手段と、該放電
    手段により発振するレーザの出力を設定変更する出力設
    定手段と、イオンレーザ管内の電子密度を上げるために
    磁界を印加する磁界印加手段と、前記放電手段に流れる
    電流値が所定の閾値以上になったか否かを検知して前記
    磁界印加手段に流れる電流の入力開始と入力停止を制御
    する制御手段と、を持つことを特徴とするレーザ治療装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項4のレーザ治療装置
    において、前記イオンレーザ管にはクリプトンガスが封
    入されていることを特徴とするレーザ治療装置。
JP9369218A 1997-12-26 1997-12-26 レーザ治療装置 Withdrawn JPH11192241A (ja)

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