JPH1119221A - 育毛方法及びその装置 - Google Patents
育毛方法及びその装置Info
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- JPH1119221A JPH1119221A JP9173974A JP17397497A JPH1119221A JP H1119221 A JPH1119221 A JP H1119221A JP 9173974 A JP9173974 A JP 9173974A JP 17397497 A JP17397497 A JP 17397497A JP H1119221 A JPH1119221 A JP H1119221A
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- air
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- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D19/00—Devices for washing the hair or the scalp; Similar devices for colouring the hair
- A45D19/16—Surface treatment of hair by steam, oil, or the like
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
- A61H35/00—Baths for specific parts of the body
- A61H35/008—Baths for specific parts of the body for the head
-
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- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
- A61H33/00—Bathing devices for special therapeutic or hygienic purposes
- A61H33/06—Artificial hot-air or cold-air baths; Steam or gas baths or douches, e.g. sauna or Finnish baths
- A61H2033/068—Steam baths
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- A61H9/00—Pneumatic or hydraulic massage
- A61H9/005—Pneumatic massage
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 育毛剤を毛根部に十分浸透させることのでき
る育毛装置を提供する。 【解決手段】 育毛装置１は、空気が圧入される周縁部
１６が形成され空気機械による空気の噴射、排出口、ス
チームの噴射口、育毛剤の噴射口が設けられるヘルメッ
ト形状のキャップ５と、このキャップ５及びキャップ５
の周縁部１６に配管を介して接続される空気機械と、前
記キャップ５に配管を介して接続されるスチーム発生装
置と、育毛剤を貯留するとともに前記キャップに配管を
介して接続される育毛剤供給装置とを有している。
る育毛装置を提供する。 【解決手段】 育毛装置１は、空気が圧入される周縁部
１６が形成され空気機械による空気の噴射、排出口、ス
チームの噴射口、育毛剤の噴射口が設けられるヘルメッ
ト形状のキャップ５と、このキャップ５及びキャップ５
の周縁部１６に配管を介して接続される空気機械と、前
記キャップ５に配管を介して接続されるスチーム発生装
置と、育毛剤を貯留するとともに前記キャップに配管を
介して接続される育毛剤供給装置とを有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、育毛方法及びその
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の育毛方法としては、育毛剤を頭部
に散布し指でマッサージを行ないつつ毛根部に浸透させ
る方法、あるいは、育毛剤を頭部に散布したのちブラシ
等でたたいて頭皮に刺激を与えつつ毛根部に浸透させる
方法などが知られている。
に散布し指でマッサージを行ないつつ毛根部に浸透させ
る方法、あるいは、育毛剤を頭部に散布したのちブラシ
等でたたいて頭皮に刺激を与えつつ毛根部に浸透させる
方法などが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記の育毛方
法においては、頭部に育毛剤を散布しても頭部に均一に
散布することはむずかしく、しかも毛根部に十分に浸透
させることもむずかしい。したがって、指によるマッサ
ージあるいはブラシ等でたたいて刺激を与えても効果が
十分に発揮できない等の問題があった。
法においては、頭部に育毛剤を散布しても頭部に均一に
散布することはむずかしく、しかも毛根部に十分に浸透
させることもむずかしい。したがって、指によるマッサ
ージあるいはブラシ等でたたいて刺激を与えても効果が
十分に発揮できない等の問題があった。
【０００４】本発明はこれに鑑み、育毛剤を毛根部に十
分に浸透させることのできる育毛方法及びその装置を提
供することを目的としてなされたものである。
分に浸透させることのできる育毛方法及びその装置を提
供することを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術の課題を
解決するため本発明の育毛方法は、洗浄された頭部にキ
ャップを被せ、このキャップの周縁部に空気を圧入して
頭部の周囲とキャップの周縁部とを密接させて頭部とキ
ャップの内側との間に密閉された空間部を形成し、空気
機械を作動させてこの空間部の空気を排出して真空状態
を形成したのち、この真空状態が保持される空間部にス
チームを噴射するとともに前記空気機械で高圧の空気を
噴射して頭部の毛根部の皮膚を広げるとともに老廃物を
除去し、しかるのち、真空状態を保持しつつ育毛剤を噴
射し、育毛剤を広がった皮膚の毛根部に吹き込むととも
に前記空気機械で空間部に高圧の空気を噴射して毛根部
の育毛剤を高圧の空気で加圧することにより毛根部の奥
部に浸透させるようにしており、育毛装置は空気が圧入
される周縁部が形成され空気機械に接続される噴射、排
出口、スチームの噴射口、育毛剤の噴射口が設けられる
ヘルメット形状のキャップと、このキャップ及びキャッ
プの周縁部に配管を介して接続される空気機械と、前記
キャップに配管を介して接続されるスチーム発生装置
と、育毛剤を貯留するとともに前記キャップに配管を介
して接続される育毛剤供給装置とを有する構成となって
いる。
解決するため本発明の育毛方法は、洗浄された頭部にキ
ャップを被せ、このキャップの周縁部に空気を圧入して
頭部の周囲とキャップの周縁部とを密接させて頭部とキ
ャップの内側との間に密閉された空間部を形成し、空気
機械を作動させてこの空間部の空気を排出して真空状態
を形成したのち、この真空状態が保持される空間部にス
チームを噴射するとともに前記空気機械で高圧の空気を
噴射して頭部の毛根部の皮膚を広げるとともに老廃物を
除去し、しかるのち、真空状態を保持しつつ育毛剤を噴
射し、育毛剤を広がった皮膚の毛根部に吹き込むととも
に前記空気機械で空間部に高圧の空気を噴射して毛根部
の育毛剤を高圧の空気で加圧することにより毛根部の奥
部に浸透させるようにしており、育毛装置は空気が圧入
される周縁部が形成され空気機械に接続される噴射、排
出口、スチームの噴射口、育毛剤の噴射口が設けられる
ヘルメット形状のキャップと、このキャップ及びキャッ
プの周縁部に配管を介して接続される空気機械と、前記
キャップに配管を介して接続されるスチーム発生装置
と、育毛剤を貯留するとともに前記キャップに配管を介
して接続される育毛剤供給装置とを有する構成となって
いる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一つの実施の形態
の育毛方法を実施するための育毛装置の一つの実施の形
態を図１〜図５を参照して説明する。
の育毛方法を実施するための育毛装置の一つの実施の形
態を図１〜図５を参照して説明する。
【０００７】育毛装置１は、台車２と、副操作盤３の設
けられる柱部４と、キャップ５と、台車２の内部に設け
られる空気機械としての真空ポンプ６と、スチーム発生
装置７と、育毛剤供給装置８とを有している。
けられる柱部４と、キャップ５と、台車２の内部に設け
られる空気機械としての真空ポンプ６と、スチーム発生
装置７と、育毛剤供給装置８とを有している。
【０００８】台車２は、直方体形状で下部にはキャスタ
ー９が装着され一方の側部の上方には傾斜部１０が設け
られている。そして、この傾斜部１０には主操作盤１１
が設けられている。また、上面の約半分は上方に向かっ
て開放される開放部１２となっており、この開放部１２
にはキャップ５が収納できるようになっている。そし
て、台車２の内部には真空ポンプ６、スチーム発生装置
７及び育毛剤供給装置８が装着されており、台車２の上
面には上部に副操作盤３が設けられるとともにキャップ
５と真空ポンプ６、スチーム発生装置７及び育毛剤供給
装置８との間を接続する配管のうちの鋼管を通す柱部４
が立設されている。
ー９が装着され一方の側部の上方には傾斜部１０が設け
られている。そして、この傾斜部１０には主操作盤１１
が設けられている。また、上面の約半分は上方に向かっ
て開放される開放部１２となっており、この開放部１２
にはキャップ５が収納できるようになっている。そし
て、台車２の内部には真空ポンプ６、スチーム発生装置
７及び育毛剤供給装置８が装着されており、台車２の上
面には上部に副操作盤３が設けられるとともにキャップ
５と真空ポンプ６、スチーム発生装置７及び育毛剤供給
装置８との間を接続する配管のうちの鋼管を通す柱部４
が立設されている。
【０００９】傾斜部１０の主操作盤１１は、真空ポンプ
６の起動、停止、スチーム発生装置７の加熱、停止及び
育毛剤供給装置８の育毛剤としての薬剤と乳化剤の貯留
量の表示、薬剤と乳化剤の供給の起動、停止等が表示さ
れるとともにこれらのスイッチ１３が装着されている。
なお、副操作盤３にも前記の作用を行なうスイッチ１４
が装着されており、主操作盤１１のスイッチ１３と連動
しており、人が立って手をのばした位置での操作が行な
えるようになっている。そして、副操作盤３の上面には
図２に示すようにドーム形状のカバー１５が開閉自在と
して装着されており、副操作盤３を操作しないときはカ
バー１５を閉じるとともにこのカバー１５が閉じた状態
の副操作盤３上にキャップ５を被せて置くことができる
ようになっている。
６の起動、停止、スチーム発生装置７の加熱、停止及び
育毛剤供給装置８の育毛剤としての薬剤と乳化剤の貯留
量の表示、薬剤と乳化剤の供給の起動、停止等が表示さ
れるとともにこれらのスイッチ１３が装着されている。
なお、副操作盤３にも前記の作用を行なうスイッチ１４
が装着されており、主操作盤１１のスイッチ１３と連動
しており、人が立って手をのばした位置での操作が行な
えるようになっている。そして、副操作盤３の上面には
図２に示すようにドーム形状のカバー１５が開閉自在と
して装着されており、副操作盤３を操作しないときはカ
バー１５を閉じるとともにこのカバー１５が閉じた状態
の副操作盤３上にキャップ５を被せて置くことができる
ようになっている。
【００１０】キャップ５は図３に示すようにヘルメット
形状であって下部には周縁部１６が装着されている。こ
の周縁部１６は、断面形状がロ字状であって弾力性を有
し、一側面には真空ポンプ６と接続されるフレキシブル
ホース１７が装着されている。また、頂部には真空ポン
プ６と接続されるフレキシブルホース１８、スチーム発
生装置７と接続されるフレキシブルホース１９及び育毛
剤供給装置８と接続されるフレキシブルホース２０がそ
れぞれ挿着されている。
形状であって下部には周縁部１６が装着されている。こ
の周縁部１６は、断面形状がロ字状であって弾力性を有
し、一側面には真空ポンプ６と接続されるフレキシブル
ホース１７が装着されている。また、頂部には真空ポン
プ６と接続されるフレキシブルホース１８、スチーム発
生装置７と接続されるフレキシブルホース１９及び育毛
剤供給装置８と接続されるフレキシブルホース２０がそ
れぞれ挿着されている。
【００１１】真空ポンプ６は吸引と加圧に使用され、台
車２内に装着されモータ２１で駆動されるようになって
いる。そして、真空ポンプ６は鋼管２２とフレキシブル
ホース１８を介してキャップ５の頂部に接続され真空ポ
ンプ６とフレキシブルホース１８との間の鋼管２２には
バルブ２３が設けられている。そして、真空ポンプ６の
キャップ５の反対側と前述のバルブ２３のキャップ５側
との間には鋼管２４が設けられており、この鋼管２４に
はバルブ２５が設けられている。また、真空ポンプ６の
キャップ５の反対側とキャップ５の周縁部１６との間の
鋼管２６にはバルブ２７が設けられこのバルブ２７には
キャップ５の周縁部１６へのフレキシブルホース１７が
接続されている。
車２内に装着されモータ２１で駆動されるようになって
いる。そして、真空ポンプ６は鋼管２２とフレキシブル
ホース１８を介してキャップ５の頂部に接続され真空ポ
ンプ６とフレキシブルホース１８との間の鋼管２２には
バルブ２３が設けられている。そして、真空ポンプ６の
キャップ５の反対側と前述のバルブ２３のキャップ５側
との間には鋼管２４が設けられており、この鋼管２４に
はバルブ２５が設けられている。また、真空ポンプ６の
キャップ５の反対側とキャップ５の周縁部１６との間の
鋼管２６にはバルブ２７が設けられこのバルブ２７には
キャップ５の周縁部１６へのフレキシブルホース１７が
接続されている。
【００１２】スチーム発生装置７は、タンク２８とヒー
タ２９とを有しており、ヒータ２９はタンク２８内に設
けられタンク２８は台車２内に装着されている。そし
て、タンク２８とキャップ５の頂部との間には鋼管３０
とフレキシブルホース１９が接続されており、この鋼管
３０にはバルブ３１が設けられている。
タ２９とを有しており、ヒータ２９はタンク２８内に設
けられタンク２８は台車２内に装着されている。そし
て、タンク２８とキャップ５の頂部との間には鋼管３０
とフレキシブルホース１９が接続されており、この鋼管
３０にはバルブ３１が設けられている。
【００１３】育毛剤供給装置８は、薬剤（市販のもの）
及び乳化剤を毛根部へ供給するものであって、タンク３
２とポンプ３３とを有しており、共に台車２内に装着さ
れている。そして、タンク３２とポンプ３３及びポンプ
３３とバルブ３４の間は鋼管３５で接続され、バルブ３
４とキャップ５との間はフレキシブルホース２０で接続
されている。
及び乳化剤を毛根部へ供給するものであって、タンク３
２とポンプ３３とを有しており、共に台車２内に装着さ
れている。そして、タンク３２とポンプ３３及びポンプ
３３とバルブ３４の間は鋼管３５で接続され、バルブ３
４とキャップ５との間はフレキシブルホース２０で接続
されている。
【００１４】なお、真空ポンプ６、スチーム発生装置７
及び育毛剤供給装置８の配管のうちの台車２内及び柱部
４内にはすべて鋼管とされ、副操作盤３とキャップ５の
間の配管はすべてフレキシブルホースとされている。
及び育毛剤供給装置８の配管のうちの台車２内及び柱部
４内にはすべて鋼管とされ、副操作盤３とキャップ５の
間の配管はすべてフレキシブルホースとされている。
【００１５】次に、この育毛装置１による育毛方法を説
明する。
明する。
【００１６】界面活性剤等に洗浄した頭部を充分に乾か
したのち、キャップ５を頭部に被せ、バルブ２３，３４
を閉じ、バルブ２７を開として真空ポンプ６を作動させ
ると空気はキャップ５の周縁部１６へ送られて周縁部１
６をふくらませ、頭部に密接させて締付けられ周縁部１
６内の圧力が所定の圧力になるとセンサが作動して真空
ポンプ６は停止する。そして、頭部とキャップ５の内面
との間に密閉された空間部３６が形成される。次いで、
バルブ２５，２７が閉じられバルブ２３が開いて真空ポ
ンプ６が作動するとともにスチーム（約５０℃）が噴射
され、そして、高圧の空気が噴射されて毛根部の皮膚、
脂肪及び界面活性剤等が空間部３６を経由して外部へ排
出される。なお、この作用は５分位の間隔で所定回数が
繰返される。そして、真空度が所定値となると真空ポン
プ６の作動は停止する。これと同時にバルブ３４が開き
育毛剤供給装置８のポンプ３３が駆動して薬剤と乳化剤
が空間部３６へ噴射される。すると、薬剤と乳化剤は微
粒子となって空間部３６に充満し頭部の毛根部に浸透す
る。これと同時にバルブ３４が閉じ、バルブ２５が開い
て真空ポンプ６が駆動され高圧の空気が空間部３６へ噴
射されて薬剤と乳化剤とを所定の圧力で加圧することに
より薬剤と乳化剤とが毛根部の奥部に浸透する。この作
用は２５分位所定回数が繰返される。しかるのち、バル
ブ２５が開いて空間部３６は大気圧となりキャップ５を
頭部から取り外す。以上の作用によりスチームにより毛
根部は広がって薬剤及び乳化剤の浸透をよくし、しかも
高圧の空気で薬剤と乳化剤を毛根部の奥部に向けて加圧
することにより薬剤及び乳化剤は毛根部の奥部に充分に
浸透する。
したのち、キャップ５を頭部に被せ、バルブ２３，３４
を閉じ、バルブ２７を開として真空ポンプ６を作動させ
ると空気はキャップ５の周縁部１６へ送られて周縁部１
６をふくらませ、頭部に密接させて締付けられ周縁部１
６内の圧力が所定の圧力になるとセンサが作動して真空
ポンプ６は停止する。そして、頭部とキャップ５の内面
との間に密閉された空間部３６が形成される。次いで、
バルブ２５，２７が閉じられバルブ２３が開いて真空ポ
ンプ６が作動するとともにスチーム（約５０℃）が噴射
され、そして、高圧の空気が噴射されて毛根部の皮膚、
脂肪及び界面活性剤等が空間部３６を経由して外部へ排
出される。なお、この作用は５分位の間隔で所定回数が
繰返される。そして、真空度が所定値となると真空ポン
プ６の作動は停止する。これと同時にバルブ３４が開き
育毛剤供給装置８のポンプ３３が駆動して薬剤と乳化剤
が空間部３６へ噴射される。すると、薬剤と乳化剤は微
粒子となって空間部３６に充満し頭部の毛根部に浸透す
る。これと同時にバルブ３４が閉じ、バルブ２５が開い
て真空ポンプ６が駆動され高圧の空気が空間部３６へ噴
射されて薬剤と乳化剤とを所定の圧力で加圧することに
より薬剤と乳化剤とが毛根部の奥部に浸透する。この作
用は２５分位所定回数が繰返される。しかるのち、バル
ブ２５が開いて空間部３６は大気圧となりキャップ５を
頭部から取り外す。以上の作用によりスチームにより毛
根部は広がって薬剤及び乳化剤の浸透をよくし、しかも
高圧の空気で薬剤と乳化剤を毛根部の奥部に向けて加圧
することにより薬剤及び乳化剤は毛根部の奥部に充分に
浸透する。
【００１７】なお、以上の作用はコンピュータ制御によ
りすべて自動的に行なわれる。また、バルブは圧力スイ
ッチで自動的に作動する。そして、本発明では空気機械
は真空ポンプとしたが、吸引、排出ができる機械なれば
真空ポンプ以外でも使用することができる。
りすべて自動的に行なわれる。また、バルブは圧力スイ
ッチで自動的に作動する。そして、本発明では空気機械
は真空ポンプとしたが、吸引、排出ができる機械なれば
真空ポンプ以外でも使用することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明による育毛方
法は、頭部とキャップの内側との間に密閉された空間部
を形成して真空状態とし、ここへスチームを噴射すると
ともに高圧の空気を噴射して毛根部の皮膚を広げつつ老
廃物を除去するとともに育毛剤と高圧の空気を噴射する
ようにしたので、育毛剤（薬剤及びクリーム等の乳化
剤）を効率よく毛根部へ浸透させることができる。ま
た、本発明の育毛装置は、空気機械、スチーム発生装置
及び育毛剤供給装置等の通常の装置により構成されてお
り、すべてシンプルな装置なので安価で故障することの
ない装置を提供することができる等の効果を奏する。
法は、頭部とキャップの内側との間に密閉された空間部
を形成して真空状態とし、ここへスチームを噴射すると
ともに高圧の空気を噴射して毛根部の皮膚を広げつつ老
廃物を除去するとともに育毛剤と高圧の空気を噴射する
ようにしたので、育毛剤（薬剤及びクリーム等の乳化
剤）を効率よく毛根部へ浸透させることができる。ま
た、本発明の育毛装置は、空気機械、スチーム発生装置
及び育毛剤供給装置等の通常の装置により構成されてお
り、すべてシンプルな装置なので安価で故障することの
ない装置を提供することができる等の効果を奏する。
【図１】育毛装置の全体斜視図。
【図２】副操作盤部分の側面図。
【図３】キャップの縦断面図。
【図４】育毛装置の台車部分の縦断面図。
【図５】育毛装置の配管線図。
１ 育毛装置 ２ 台車 ５ キャップ ６ 真空ポンプ ７ スチーム発生装置 ８ 育毛剤供給装置 １６ 周縁部 ２８ タンク ２９ ヒータ ３２ タンク ３３ ポンプ ３６ 空間部
Claims (2)
- 【請求項１】洗浄された頭部にキャップを被せ、このキ
ャップの周縁部に空気を圧入して頭部の周囲とキャップ
の周縁部とを密接させて頭部とキャップの内側との間に
密閉された空間部を形成し、空気機械を作動させてこの
空間部の空気を排出して真空状態を形成したのち、この
真空状態が保持される空間部にスチームを噴射するとと
もに前記空気機械で高圧の空気を噴射して頭部の毛根部
の皮膚を広げるとともに老廃物を除去し、しかるのち、
真空状態を保持しつつ育毛剤を噴射し、育毛剤を広がっ
た皮膚の毛根部に吹き込むとともに前記空気機械で空間
部に高圧の空気を噴射して毛根部の育毛剤を高圧の空気
で加圧することにより毛根部の奥部に浸透させるように
したことを特徴とする育毛方法。 - 【請求項２】空気が圧入される周縁部が形成され空気機
械に接続される噴射、排出口、スチームの噴射口、育毛
剤の噴射口が設けられるヘルメット形状のキャップと、
このキャップ及びキャップの周縁部に配管を介して接続
される空気機械と、前記キャップに配管を介して接続さ
れるスチーム発生装置と、育毛剤を貯留するとともに前
記キャップに配管を介して接続される育毛剤供給装置と
を有することを特徴とする育毛装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9173974A JPH1119221A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 育毛方法及びその装置 |
| DE19805074A DE19805074B4 (de) | 1997-06-30 | 1998-02-09 | Haarregenerierverfahren |
| US09/022,298 US6024100A (en) | 1997-06-30 | 1998-02-11 | Hair restoring method and apparatus for carrying out the same |
| CNB981070388A CN1174729C (zh) | 1997-06-30 | 1998-02-14 | 头发修整方法及其实施装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9173974A JPH1119221A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 育毛方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119221A true JPH1119221A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15970479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9173974A Pending JPH1119221A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 育毛方法及びその装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6024100A (ja) |
| JP (1) | JPH1119221A (ja) |
| CN (1) | CN1174729C (ja) |
| DE (1) | DE19805074B4 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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