JP2001238722A - 育毛液供給方法及び同装置 - Google Patents

育毛液供給方法及び同装置

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JP2001238722A
JP2001238722A JP2000049952A JP2000049952A JP2001238722A JP 2001238722 A JP2001238722 A JP 2001238722A JP 2000049952 A JP2000049952 A JP 2000049952A JP 2000049952 A JP2000049952 A JP 2000049952A JP 2001238722 A JP2001238722 A JP 2001238722A
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hair growth
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air pipe
valve
air
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Takayoshi Fukuyama
孝喜 福山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭皮への育毛液の浸透を良好にすること。 【解決手段】 キャップ本体1及び該キャップ本体に通
ずるノズル27内を真空にし、次いでこの状態で薬液用
バルブ31を瞬間的に開とし微量の育毛液29をノズル
27に通ずる空気パイプ15内に供給し、次いで上記真
空状態で上記ノズル27に空気パイプ15より急激に加
圧空気を圧送しノズル27付近に滞溜している上記育毛
液29を噴霧状にしてキャップ本体1内に噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は頭髪の育毛方法及
び同装置に関し、とくにそのうち、育毛液供給方法及び
同装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の育毛方法及び同装置における育毛
液の供給方法は、農薬散布器の原理と同様、先に空気の
流れをつくっておき、この空気の流れに滴下した育毛液
を乗せ、毛根部まで運び毛根部に浸透させるというもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方法では、
空気が育毛液の到達前に毛根部に存在するため、育毛液
が毛根部に入り込むには空気を押しのけなければなら
ず、浸透効率が低いという欠点があった。また浸透度を
上げようとして空気の加圧度を大にすると頭皮への圧力
が大となって痛みを感ずるという欠点があった。本願発
明は上記欠点を解消し、頭皮への育毛液の浸透を良好に
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
願発明による育毛液供給方法は、キャップ本体及び該キ
ャップ本体に通ずるノズル内を真空にし、次いでこの状
態で薬液用バルブを瞬間的に開とし微量の育毛液をノズ
ルに通ずる空気パイプ内に供給し、次いで上記真空状態
で上記ノズルに空気パイプより急激に加圧空気を圧送し
ノズル付近に滞溜している上記育毛液を噴霧状にしてキ
ャップ本体内に噴射することを特徴とする。また、請求
項1記載の育毛液供給方法において、上記薬液用バルブ
の開放時間を約100分の3秒とすることを特徴とす
る。また、本願発明による育毛液供給装置は、加圧空気
を供給する空気パイプをキャップ本体の上部に設け、該
空気パイプには先端部にノズルを設けるとともに、上記
ノズルの手前に育毛液を供給する薬液用バルブを設ける
ことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、実施の形態を示す図面に基
づき本願発明による育毛液供給方法及び同装置をさらに
詳しく説明する。キャップ本体1は頭部Hに装着するも
のであって、鉢状に形成されたシリコンゴムからなり、
頂部に金具からなるポート3を有する。このポート3
は、キャップ本体1と頭部Hとの間に、蒸気、育毛液、
加圧空気を注入し、またキャップ本体1内の空気を吸引
するようになっている。上記キャップ本体1の下端開口
縁部には、環状のシール部5が設けられている。該シー
ル部5は、空気が送入される環状の空洞7を有してい
る。該環状空洞7には、他のポート(図示せず)が連結
されており、この他のポートから空気を環状空洞7に導
入するようになっている。そして、この環状空洞7に空
気を入れることによって、シール部5を内方に膨出さ
せ、シール部5と頭部Hとの間をシールするようになっ
ている。空気を送入していない自然状態におけるシール
部5の内径は、頭部Hの外径より若干大きく設定されて
いるから、自然状態でシール部5と頭部Hとの間には間
隙が生ずるようになっている。このようにすることによ
って、キャップ本体1を容易に装着することができる。
また、シール部5を作動させるか否かによって、シール
部5と頭部Hとの間をシールするか、開放状態にするか
選択することができ、このため、後述する洗浄工程、育
毛工程において、最適の動作をさせることができる。即
ち、密閉状態が必要な場合にのみシール部5と頭部Hと
の間をシールし、それ以外は開放とする。よって、頭部
の長時間にわたる締め付け及びこれにより頭が痛くなる
のを防止する。例えば、後述する頭部の蒸気洗浄の際、
他のポートから導入された洗浄用の蒸気をこの間隙を通
って外部へ排出することができる。
【0006】上記ポート3には蒸気用パイプ9が連結さ
れる。該蒸気用パイプ9はバルブ11を介して蒸気発生
器13とポート3とを連通する。上記ポート3の周壁に
は加圧空気を供給する空気パイプ15が連結される。該
空気パイプ15は三方弁からなるバルブ17及び空気パ
イプ16を介してポンプ19に連結される。該ポンプ1
9を経た空気パイプは二叉に分かれ、一方のパイプ20
は三方弁からなるバルブ21を介して空気パイプ23に
て上記シール部5に連結される。他方の空気パイプ25
a、25bは三方弁からなるバルブ26を介して上記空
気パイプ15に連結される。即ち、バルブ17、26及
びポンプ19を介して空気パイプ16、25a、25b
によりループ回路が形成される。28はポート3に開口
する真空用吸込口であり、空気パイプ15に連通する。
【0007】上記空気パイプ15の先端部にはノズル2
7を設け、該ノズル27の手前には育毛液29を供給す
る薬液用バルブ31を設ける。該ノズル27の内径は直
径2mmで、噴霧側の内径は直径1mmとなっている。
また空気パイプ15の内径は直径4mmとなっている。
33は育毛液供給ユニットで、ポンプ35を介して薬液
パイプ37により上記薬液用バルブ31に連結する。
【0008】次に上記構成における動作につき説明す
る。まずキャップ本体1を頭に被せ、蒸気発生器13を
オン(ON)にするとバルブ11が開となり、キャップ
本体1内に蒸気を供給する。次いで蒸気発生器13をオ
フ(OFF)にすると、バルブ11が閉となる。これに
より前処理としてのスチーム工程が終了する。
【0009】次いで真空加圧工程に移行する。即ち、ま
ずポンプ19をオン(ON)とし、加圧モードとする。
すると、これに連動してバルブ21がON(開)とな
り、シール部5に空気が供給されるので、シール部5が
オン(ON)となる。シール部5が頭部Hに密着すると
センサ(図示せず)がこれを感知し、バルブ21がOF
F(閉)となる。これによりキャップ本体1と頭部Hと
の間に密閉された空間39が形成される。次いでポンプ
19を減圧モードとする。するとこれに連動してバルブ
17がON(開)となるから、キャップ本体1の空気が
真空用吸込口28より吸引されキャップ本体1内が減圧
される。次いでバルブ17がOFF(閉)となって真空
状態を維持した状態において、バルブ26がON(開)
となり空気パイプ16及び空気パイプ25a内の加圧さ
れた空気が空気パイプ25bに排気される。バルブ26
が開となると空気パイプ25bが空気パイプ15に連通
されるから、この排気された空気即ち加圧空気が空気パ
イプ25bより空気パイプ15を通ってノズル27より
キャップ本体1内に噴射される。この加圧空気の噴射に
より、前記したスチーム工程において緩めた老廃物や皮
膜層は吹き飛ばされたり吸引される。次いでバルブ26
を大気に連通せしめてキャップ本体1内を常圧に戻し、
またバルブ21を大気に連通せしめてシール部5の空気
を抜く。するとシール部5がオフ(OFF)(開放)と
なる。つまりシール部5は頭部Hより一旦後退する。上
記した洗浄サイクルを適宜回数、例えば17回繰返した
後、ポンプ19はオフ(OFF)となる。
【0010】次いでスチーム工程に移行する。このスチ
ーム工程は1分間である。各部のステップは前記したと
ころ[0008]と同様である。
【0011】次いで薬液工程に移行する。即ち、まずポ
ンプ19をオン(ON)とし、加圧モードとする。する
と、これに連動してバルブ21がON(開)となり、シ
ール部5に空気が供給されるので、シール部5がオン
(ON)となる。シール部5が頭部に密着するとセンサ
(図示せず)がこれを感知し、バルブ21がOFF
(閉)となる。これにより密閉空間39が形成される。
次いでポンプ19を減圧モードとする。するとこれに連
動してバルブ17がON(開)となるから、キャップ本
体1の空気が真空用吸込口28より吸引されキャップ本
体1及びバルブ26内が減圧される。次いでバルブ17
がOFF(閉)となって真空状態を維持した状態におい
て、薬液用のポンプ35がオン(ON)となる。する
と、これに連動して薬液用バルブ31が瞬間的(約10
0分の3秒間)にON(開)となり、育毛液、乳化液等
からなる薬液をバルブ26に通ずる空気パイプ15内に
供給する。
【0012】次いでバルブ26がON(開)となり、空
気パイプ25bが空気パイプ15に連通される。する
と、空気パイプ16及び空気パイプ25a内に排気され
ていた空気が、加圧された状態となって、空気パイプ2
5bより空気パイプ15を通ってノズル27よりキャッ
プ本体1内に噴射される。即ち、前記ステップにより供
給された薬液は、真空状態の密閉空間39内に加圧空気
により噴射されることになる。このため、薬液は加圧空
気に押され加圧空気に先行して毛根部に押し込まれ浸透
することになる。次いでバルブ26を大気に連通せしめ
てキャップ本体1内を常圧に戻し、またバルブ21を大
気に連通せしめてシール部5の空気を抜く。するとシー
ル部5がオフ(OFF)(開放)となる。つまりシール
部5は頭部Hより一旦後退する。上記した育毛サイクル
を適宜回数、例えば17回繰返した後、ポンプ19はオ
フ(OFF)となる。
【0013】上述の作業は、コンピュータ制御の下に自
動的に行われ、各バルブの動作は圧力スイッチにより供
給される信号によって自動的に制御される。なお、送給
される空気の加圧度の調整は当該バルブの開口度の調整
による。
【0014】このように上記実施の形態によれば、まず
微量の育毛液を空気パイプ15内に滴下しておき、その
後に加圧空気により育毛液を毛根部に送り込む。このと
き、ノズル27は真空状態になっているから、育毛液は
何者にも邪魔されずに毛根部にまで到達する。即ち、育
毛液は常に加圧空気に先行し、加圧空気は育毛液を後押
しすることになる。よって、育毛液の毛根部への浸透が
効率良く行なわれる。また過度の圧力をもって空気を加
圧する必要がないから、頭皮に痛みを感ずることもな
い。このため、髪の毛に邪魔されずに浸透することが可
能となり、髪の毛の残存量の多寡にかかわらず、本願発
明を適用することが可能となる(現状維持の人にも適用
可能)のである。
【0015】本願発明は上記実施の形態に限定されな
い。例えば、薬液用バルブ31の開放時間は約100分
の3秒間乃至約1秒間の範囲から適宜に選択可能であ
る。
【0016】また密閉空間から空気を排出するとともに
密閉空間へ加圧空気を供給することができるものであれ
ば、その空圧機械は真空ポンプの替わりに使用されう
る。
【0017】
【発明の効果】このように、本願発明による育毛液供給
方法及び同装置によれば、頭皮への育毛液の浸透を良好
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による育毛液供給装置の一実施の形態
を示す概略断面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】図1の育毛液供給装置を使用した育毛装置の回
路図である。
【符号の説明】
1 キャップ本体 3 ポート 5 シール部 7 空洞 9 蒸気用パイプ 11 バルブ 13 蒸気発生器 15 空気パイプ 16 空気パイプ 17 バルブ 19 ポンプ 20 空気パイプ 21 バルブ 23 空気パイプ 25a 空気パイプ 25b 空気パイプ 26 バルブ 27 ノズル 28 真空用吸込口 29 育毛液 31 薬液用バルブ 33 育毛液供給ユニット 35 ポンプ 37 薬液パイプ 39 密閉空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ本体及び該キャップ本体に通ず
    るノズル内を真空にし、次いでこの状態で薬液用バルブ
    を瞬間的に開とし微量の育毛液をノズルに通ずる空気パ
    イプ内に供給し、次いで上記真空状態で上記ノズルに空
    気パイプより急激に加圧空気を圧送しノズル付近に滞溜
    している上記育毛液を噴霧状にしてキャップ本体内に噴
    射することを特徴とする育毛液供給方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の育毛液供給方法におい
    て、上記薬液用バルブの開放時間を約100分の3秒と
    することを特徴とする育毛液供給方法。
  3. 【請求項3】 加圧空気を供給する空気パイプをキャッ
    プ本体の上部に設け、該空気パイプには先端部にノズル
    を設けるとともに、上記ノズルの手前に育毛液を供給す
    る薬液用バルブを設けることを特徴とする育毛液供給装
    置。
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