JP2004175394A - スプレー缶システムにおけるスプレー缶 - Google Patents

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Sakae Nakayama
栄 中山
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NAKAYAMA RAININGU KOGYO KK
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NAKAYAMA RAININGU KOGYO KK
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Abstract

【課題】液体の噴射作業中に指先に疲労が生じないスプレー缶を提供する。
【解決手段】キャップ5の一側上部にノズルレバー14の基部16を回動自在に支持し、噴射バルブの上端部に設けた噴射ノズル10の押しボタン11に、ノズルレバー14のアーム部18を当接させ、このアーム部18の先端部に把持部となるレバー部20を形成し、噴射ノズル10に接続されるノズルパイプ21が貫通する長孔22をレバー部20に穿設した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプレー缶システムにおける充填式のスプレー缶に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車整備工場などで使用されるブレーキ洗浄用スプレー缶は、使い捨てであり、空缶の廃棄や放出されるスプレーガスによる環境への悪影響が問題となっている。
そこで、ブレーキ洗浄液を充填式にするとともに、スプレーガスに代えてエアを用いたスプレー缶が提案されている。
このような繰り返し使用可能にしたスプレー缶としては、特開平8−156984号の公報に記載されるものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この公報に記載されるスプレー缶では、噴射ノズルは押しボタン式となっている。スプレー缶を用いた洗浄作業は数十秒に及ぶことがあり、押しボタン式の噴射ノズルによる構造では、作業中の指先の疲労が著しく途中で作業を中断することがあった。
【0004】
本発明は、このような従来の技術が有する課題を解決するために提案されたものであり、作業中に指先に疲労が生じないスプレー缶を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
まず、図6を参照してスプレー缶システムについて説明する。
携帯用のスプレー缶Aは、内部の洗浄液などの液体Bを加圧エアによってスプレーできる。液体Bを使い切ったあとは、スプレー缶AのキャップDを取り外したあとの上部口金の開口より、液体タンクF内の液体Bを液体注入具Hを用いてスプレー缶A内に定量注入する。その後、スプレー缶Aの底部のエア注入バルブCを介して、加圧ボンベ(加圧装置)Eよりエア注入具Gを用いてスプレー缶A内に加圧エアを所定圧注入する。
このように本発明に係るスプレー缶システムでは、液体Bと加圧エアを充填式としたので、スプレー缶Aは繰り返し使用可能となっている。
【0006】
このスプレー缶システムにおける本発明によるスプレー缶は、キャップの一側上部に、ノズルレバーの基部を回動自在に支持し、噴射バルブの上端部に設けた噴射ノズルの押しボタンに、ノズルレバーのアーム部を当接させ、このアーム部の先端部に把持部となるレバー部を形成し、噴射ノズルに接続されるノズルパイプが貫通する長孔をレバー部に穿設したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1に本発明によるスプレー缶の側面図を示し、図2に噴射バルブが設けられるスプレー缶上部の構造の断面図を示す。
これらの図で、スプレー缶本体1の外周底部には、缶本体1を安定に起立させるためのゴム製の台2が取り付けられており、缶本体1の外周上部には、ゴム製の保護バンド3が嵌め込まれている。
【0008】
また、スプレー缶本体1の上部開口部には、口金4がカシメることで固着されている。この口金4には、キャップ5がピン6による結合により、着脱自在に取り付けられている。このキャップ5の内側には、噴射バルブ7を取り付けた筒部8が固着されており、この筒部8が口金4内周部のOリング9に嵌着されることで、缶本体1内の気密性が保持されるようになっている。
【0009】
噴射バルブ7の上部には、噴射ノズル10の押しボタン11が取り付けられている。図中、符号の12は、液体吸い上げ用のチューブである。
このスプレー缶では、キャップ5を外して、口金4の開口部を開き、液体タンクから定量の液体を缶本体1内に注入する。
その後、キャップ5を閉ざし、スプレー缶本体1底部のエア注入バルブ13より加圧装置を用いて缶本体1内に加圧エアを所定圧充填する。
【0010】
つぎに、図3、図4およびアーム部の側面図を参照してノズルレバーの構成を説明する。
キャップ5の一側上部には、回動するノズルレバー14の支点となる突起15が突設されている。このノズルレバー14の後部には、キャップ5側の突起15が嵌まり合う二叉の基部16が形成されており、この基部16と突起15の間に支点ピン17が挿着されている。
また、基部16から延びるアーム部18の下部には、キャップ5側の噴射ノズル10の押しボタン11の頭頂に当接する半球状の突起19が突設されている。
アーム部18の先端部には、把持部となるレバー部20が下方に延びている。このアーム部20には、噴射ノズル10から延びるノズルパイプ21が挿入される長孔22が形成されている。
【0011】
このように構成されるノズルレバー14では、把持部となるレバー部20を把持することにより、図5に示すようにアーム部18がピン17を支点にして回動し、噴射ノズル10の押しボタン11が押下されて、ノズルパイプ21の先端部より、缶内の液体が加圧エアにより噴射される。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、噴射ノズルの押しボタンを、ノズルレバーを把持することで押下せるようにしたので、洗浄液などを疲労感なく長時間噴射できるという利点がある。
これにより、自動車整備工場などで、ブレーキ洗浄作業を効率よく行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスプレー缶の一実施形態を示す側面図である。
【図2】スプレー缶の上部構造を示す断面図である。
【図3】ノズルレバーの正面図である。
【図4】ノズルレバーの背面図である。
【図5】ノズルレバーを把持した状態を示すスプレー缶の側面図である。
【図6】スプレー缶システムを示す説明図である。
【符号の説明】
1 スプレー缶本体
2 ゴム製の台
3 保護バンド
4 口金
5 キャップ
6 ピン
7 噴射バルブ
8 筒部
9 Oリング
10 噴射ノズル
11 押しボタン
12 液体吸い上げ用のチューブ
13 エア注入バルブ
14 ノズルレバー
15 突起
16 基部
17 支点ピン
18 アーム部
19 突起
20 レバー部
21 ノズルパイプ
22 長孔

Claims (1)

  1. スプレー缶本体の上端部に固着した口金の開口部より、液体を定量スプレー缶本体内に注入し、上記口金の開口部を、噴射バルブ付きのキャップで閉ざしたあと、スプレー缶本体の底部に設けたエア注入バルブより、加圧エアを所定圧注入することで、スプレー缶を繰り返し使用可能としたスプレー缶システムにおいて、
    上記キャップの一側上部に、ノズルレバーの基部を回動自在に支持し、上記噴射バルブの上端部に設けた噴射ノズルの押しボタンに、上記ノズルレバーのアーム部を当接させ、このアーム部の先端部に把持部となるレバー部を形成し、上記噴射ノズルに接続されるノズルパイプが貫通する長孔を上記レバー部に穿設したことを特徴とするスプレー缶システムにおけるスプレー缶。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011062524A1 (ru) * 2009-11-20 2011-05-26 Agarkov Andrey Vyacheslavovich Упаковка

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