JPS6018521B2 - 木材の薬液含浸処理装置 - Google Patents

木材の薬液含浸処理装置

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JPS6018521B2
JPS6018521B2 JP4202277A JP4202277A JPS6018521B2 JP S6018521 B2 JPS6018521 B2 JP S6018521B2 JP 4202277 A JP4202277 A JP 4202277A JP 4202277 A JP4202277 A JP 4202277A JP S6018521 B2 JPS6018521 B2 JP S6018521B2
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valve
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精一 駒形
克己 岩崎
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Nikkiso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は木材に防虫剤、防腐剤、簸燃剤、防徴剤、染
料、プラスチックモノマー等の薬液を含浸処理する装置
に関するものである。
従来、木材に防虫剤、防腐剤等の薬液を含浸させて木材
の改質処理を行う方式として、通常木材を注薬缶に入れ
、缶内を真空状態にして木材中にタ含まれる空気を排気
し、薬液が含浸し易い状態にした後缶内に薬液を注入し
かつ薬液を加圧条件下に木材に浸透させる方式が一般的
に採用されている。
この場合、木材に対し充分な深さまで薬液を含浸させる
には、木材が注薬缶内において薬液含浸前に受ける真空
圧の大きさとその継続時間及び注液時の液圧の大きさと
その継続時間に左右されるが、木材の木質組織上の特質
から単に圧力(減圧と加圧)と時間との関係のみで含浸
効率を向上させることは困難である。
このため、従来においては、薬液を加圧下に含浸処理す
る際に超音波振動子で薬液を加振することが提案され、
比較的低圧短時間の条件で木材に対する薬液の含浸効率
を向上し得ることも実証されている。
しかしながら、この種の鰭気的手段を併用するものでは
、構造が複雑になるばかりでなく、制御操作並びに保守
等が面倒となる難点がある。また、薬液の含浸処理に際
し、注薬缶を一定時間加圧状態にした後一定時間減圧状
態にし、これらの加圧及び減圧操作を交互に行うことに
よって含浸効率を向上させる方式も提案されている。
しかしながら、従釆のこの種の方式を採用する袋直とし
ては、加圧及び減圧操作の切摸擬作を時間調節装置を介
して4方弁の切換えによって注薬缶と薬液槽とを蓮通す
る給液系の制御を行うものであり、この場合に木材に対
し薬液を含浸させる処理時間については明確に規定する
ことができるが、反面木質組織の異なる木材に対し実際
に含浸された薬液量を計測し、かっこの薬液の含浸量と
比例的に注薬缶内の加圧及び減圧制御を行うことは困難
であった。そこで、発明者等は、注薬缶内において薬液
の含侵処理時に缶内の加圧及び減圧操作を交互に行う薬
液含浸処理装置の欠点を全て克服すべ〈鋭意研究を重ね
た結果、木材の出し入れを行う開閉扉を備えた注薬缶の
上方にこの注※缶へ薬液を注入するための薬液槽と計量
槽とを併設し、計量槽と薬液槽とをパイプで蓮通して薬
液が両槽に同一レベルとなるよう供給し得るようにし、
計量槽にレベルスイッチと液面計を設け薬液槽に真空ポ
ンプと蓮適するパイプと大気と蓬適するパイプを後続す
ると共に薬液貯槽とポンプを介して連適するパイプを接
続し、薬液糟と注薬缶とをそれぞれ上部において弁を介
してパイプにより蓬通してこれらを同時に減圧状態にし
得るようにし、さらに注薬缶の底部より薬液排出用パイ
プを導出してこれを前記薬液槽へ薬液を供給するパイプ
に接続して注薬缶の薬液を薬液槽へ返還し得るようにし
、洋薬缶内で薬液含浸処理を行う場合に前記計量槽を薬
タ液槽と遮断した状態で計量槽内に外部圧力を加えて薬
液を注薬缶内へ強制的に圧入するよう構成し、しかも注
薬缶内を繰返し加圧及び減圧状態になるように操作する
ことによって木材に対する薬液含浸処理を効率的に行い
、処理後注薬缶の薬液JOを全部薬液槽を経て計量槽に
返還することによって木材に対する実際の薬液舎浸量を
容易に確認並びに計測することができることを突き止め
た。
従って、本発明の目的は、簡単な構成により、木材を袋
入した注薬缶内部に薬液を加圧及び減圧タ作用下に注入
して木材に対する薬液の含浸処理を効率的に行うと共に
処理後の薬液を全部回収して処理前の薬液量と比較して
実際に木材中に合浸した薬液量を計測し得るようにした
木材の薬液含浸処理菱贋を提供するにある。0 前記の
目的を達成するため、本発明においては、開閉扉を備え
た注薬缶と、この注薬缶の上方に弁を介してパイプ接続
された薬液槽及び計量槽とからなり、計量槽と薬液槽と
を弁を介してパイプにより蓮通して薬液を同一レベルに
保持し得る夕ようにし、計量槽にレベルスイッチと液面
計とを設けると共にその上部に弁を介して大気と蓮適す
るパイプを接続し、薬液槽を真空ポンプ又は大気と選択
的に蓮適するようパイプ接続すると共に薬液貯槽とポン
プを介してパイプ接続し、薬液槽と0注薬缶とをそれぞ
れ上部において弁を介してパイプにより蓮通し、注薬缶
の底部から薬液排出用パイプを導出してこれを前記薬液
槽と薬液貯槽との蓬通パイプに接続し、注薬缶内を加圧
及び減圧状態にして木材に薬液舎浸処理を行った後任薬
缶内の薬液をポンプ作用下に薬液槽を経て計量槽に返還
して薬液含浸量を計測し得るよう構成することを特徴と
する木材の薬液舎浸処理装置を提供するにある。
計量槽の上部に弁を介して接続したパイプにコンブレッ
サを接続し、コンブレッサによる加圧力で減圧された注
薬缶内へ薬液を注入するよう構成すれば好適である。
代案として、注薬缶の一側部より弁を介してパイプを導
出し、このパイプをこ方に分岐して一方の分岐パイプを
第2ポンプ及び弁を介して薬液棺の下方側部に蓮適する
と共に他方の分岐パイプを弁を介して薬液糟の上方側部
に蓮通し、ポンプ作用下に減圧された注薬缶内へ薬液を
注入すると共に減圧時に薬液を薬液槽へ循環するよう騰
成することも可能である。
次に本発明に係る木材の薬液含浸処理装置の実施例につ
き添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図に示す実施例は、比較的浸透し易い樹種の木材に
対する薬液含浸処理装置を示し、参照符号10は洋薬缶
を示し、この注※缶10の長手方向一端部に木材の出し
入れを行うための開閉扉12が設けられると共に缶内の
圧力を計測するための圧力計14及び真空計16が設け
られる。
洋薬缶10の上方には薬液槽18と計量槽20とが隣接
配置され、薬液槽18と計量槽20とはそれぞれ底部に
おいて弁22,24を介してパイプ26,28により洋
薬缶10と蓬適している。また、薬液槽18と計量槽2
0とは上部において弁30を介してパイプ32により相
互に蓬通し、薬液槽18はポンプ34及び弁36を介し
てパイプ38により薬液貯槽40と運通しており、ポン
プ34の作用下に薬液糟18と計量槽20とにそれぞれ
同レベルまで薬液が注入されるよう礎成する。なお、計
量槽201こは、薬液の充填量を検出するためのレベル
スイッチ42と、薬液の使用量を計測するための液面計
44と、計量槽20の給排気を行うため大気と蓮適する
弁46を備えたパイプ48とを接続する。また、薬液槽
18には弁50及び真空ポンプ52を介して大気と蓮適
する減圧操作用パイプ54を接続すると共に薬液槽18
の給排気を行うため大気と連適する弁56を備えたパイ
プ58を接続する。さらに、洋薬缶10の頂部には薬液
槽18の上方と蓮適する弁60を備えたパイプ62が接
続されると共に法薬缶10の底部より弁64を介して薬
液貯槽40と薬液槽18とを運通するパイプ38の薬液
貯槽40とポンプ34との間にパイプ66によって接続
する。
このような構成からなる本発明装置の作用を説明すれば
、まず、注薬缶10の開閉扉12を開放して缶内に木材
を挿入した後洋薬缶10を密閉する。
次いで、弁30,36,56を開放し、他の全ての弁を
閉塞した状態にしてポンプ34を作動することによって
、薬液貯槽40の薬液を薬液槽18及び計量槽20に供
給する。なお、この場合、薬液は技初薬液槽18に流入
し、その後パイプ32を介して計量槽20に溢流し、計
量槽20での液レベルがパイプ32の位置において薬液
槽18の液レベルと平衡した時、この状態をレベルスイ
ッチ42が検知してポンプ34の作動を停止するよう構
成する(この時の液レベルはAで示される)。そこで、
弁60,50を開放し、他の全ての弁を閉塞して真空ポ
ンプ52を作動させることにより、注薬缶10及び薬液
槽18の空間部を同時に減圧する。
この減圧操作では、洋薬缶101こ設けた真空計16に
よって予じめ真空度を設定しておき、缶内が所定の真空
度に達した際弁50を閉じて真空ポンプ52の作動を停
止するよう構成する。この状態において、弁22を開放
すると薬液槽18内の薬液はパイプ26を介して注薬缶
10に流入し、流入完了時において薬液糟18内の液レ
ベルがBとなる。この時、洋薬缶10も薬液槽18も共
に真空条件下にあるから木材中の残存空気は引き抜かれ
るよう作用するが、この過程で真空度が下がるとこの状
態を真空計16が検知して弁50を開き真空ポンプ52
が再起動するようにする。所要時間経過後、弁22,6
0を閉塞して洋薬缶10と薬液槽18とを遮断し、弁4
6,24を開放する。
この場合、計量槽20が大気と蓬適するため、注※缶1
0内に正圧(大気圧)の薬液が注入されて、木材に薬液
が圧入される。所要時間経過後、弁24を閉塞して洋薬
缶10と計量槽20とを遮断し、弁60を開放する。
この場合、薬液槽18は減圧状態であるから、注薬タ缶
10は瞬時に負圧状態となる。そこで、再び弁60を閉
塞すると共に弁24を開放することにより、洋薬缶10
内に薬液が圧入される。
このように、注薬缶10に対する減圧及び加圧操作を繰
り返すことにより、薬液は木材の0内部に加速的に浸透
する。注薬缶101こおける木材への薬液注入が終了す
ると、弁46を閉塞した後弁30を開放して薬液糟18
と計量糟20とを蓮通し、両檀を減圧状態にしてから弁
24,60,64を開放しポンプ34を始動する。そこ
で、まず計量槽20の薬液を全部洋薬缶1川こ排出して
弁24を閉塞し、その後注薬缶10内の薬液をポンプ作
用下に全部薬液糟18に返還する。この結果薬液槽18
に流入する薬液の一部はパイプ32より溢流して計量槽
20内に流入する。この場合、薬液の一部は木材に含浸
されて失われているため、計量槽20内での液レベルは
当初の液レベルAより低下する(この時の液レベルはC
で示される)。従って、このような計量槽2川こおける
液レベルの変位を液面計44で議取れば、木材に含浸し
た薬液量が計測できる。なお、この場合、木材中の余剰
含浸薬液を抽出して、木材の表面を乾燥状態にする必要
があり、この為、前記のように注薬缶10の薬液をポン
プ34を作動して薬液槽18へ給送する状態におし、一
て、弁60を開放し同時に弁50を開いて真空ポンプ5
2を作動し、柱薬缶10と薬液槽18と計量槽20とに
さらに減圧を加えて木材中の余剰含浸薬液を抽出してこ
れを薬液槽18へ返還する。
従って、これらの操作後における計量槽20内の残存薬
液量を測定することにより、実際に木材に含浸された薬
液量を計量することができる。その後、弁56を開放し
て薬液槽18を大気開放して洋薬缶10内を常氏にし、
開閉扉12を開放することにより、薬液含浸処理済の木
材を取出すことができる。このようにして、本発明装置
によれば、木材を密閉収納した洋薬缶10に薬液槽18
と計量槽20とを併設して減圧及び加圧作用下に木材へ
薬液の含浸を行うため、比較的短時間で薬液の含浸処理
を行うことができると共に計量槽によって実際に木材中
に含浸した薬液のそれぞれの含浸処理操作毎に確実に計
測することができる利点を有する。
3第2図は薬液が
比較的浸透し難い樹種の木材に適応するよう構成した本
発明装置の別の実施例を示すものである。すなわち、本
実施例においては、第1図に示す実施例と比較し、計量
糟20の頂部に弁46を介して接続したパイプ48にコ
ン4プレッサ68を接続し、さらに計量槽20の頂部に
安全弁70を薮続配鷹する。このように構成することに
より、注薬缶10に薬液槽18内の薬液を注入した後洋
薬缶10‘こ対し計量槽20内の薬液をコンブレツサ6
8の作用下に加圧注入することができる。従って、この
場合、注薬缶10内における加圧と減圧の圧力差を大き
くして木材に対する薬液含浸処理操作を一層効果的に達
成できる。なお、コンブレッサ68の作動時において、
計量槽20内の圧力が異常に高められた場合には安全弁
70が作動して計量槽20内の圧力を減少させることが
できる。第3図は、薬液がさらに浸透し難い樹種の木材
に適応するよう構成した本発明装置の別の実施例を示す
ものである。
本実施例においては、第1図に示す実施例と比較し、計
量槽20の頂部に大気と蓬通するために設けたパイプ4
8を除去して計量槽20を密閉構造とし、しかも計量槽
20と薬液槽18とを運通するパイプ32に設けた弁3
0を除去して両櫓を常時運適状態とし、さらに注薬缶1
0の一側部より弁72を介してパイプ74を導出し、こ
のパイプ74を二方に分岐して一方の分岐パイプ74a
を弁76を介して薬液槽18の上方側部に蓮適すると共
に他方の分岐パイプ74bをポンプ78及び弁80を介
して薬液槽18の下方側部に蓮適する。このように構成
することにより、弁22,24,60を開放して薬液糟
18及び計量槽20の薬液を洋楽缶10‘こ注入し、次
いで弁22,24,60を閉塞した後弁72,80を開
放すると共にポンプ78を作動してパイプ74bを介し
て薬液槽18の薬液を洋薬缶10内へ強制的に圧入し、
その後弁72を閉塞すると共に弁76を開放して薬液槽
18内の薬液をポンプ78の作用下にパイプ74b,7
4aを介して循環させ(すなわち、この場合注薬缶10
内は加圧状態のため楽液の逆流を防止するためにもポン
プ78の停止を行うことができないため、安全性の上か
らポンプ吐出される薬液を薬液槽18へ戻す必要がある
。)、所定時間経過後弁60を開放すると注薬缶10内
は瞬時に加圧状態から減圧状態になって木材中への薬液
の含浸が有効に達成される。このようにして、本実施例
では弁60,72,76の開閉操作により注薬缶10内
の加圧及び減圧操作を繰返し行って薬液の浸透し難い樹
種の木材に対する薬液含浸処理を効率よく達成すること
ができる。本発明に係る木材の薬液含浸処理装置によれ
ば、注薬缶と薬液槽及び/又は計量槽とを運通するパイ
プに設けた弁の開閉制御によって洋薬缶内を交互に加圧
及び減圧状態とすることにより、注薬缶内は経時的に第
4図及び第5図に示すような圧力変動を受け、殊に圧力
の急激な変換時にはハンマ−リング現象となって薬液が
木材中に効率よく含浸することが了解されよう。
なお、第4図に示す特性は第1図に示す装置を実施した
場合であり、第5図に示す特性は第2図に示す袋直を実
施した場合である。また、実験の結果、含浸効果を高め
るためには、図示の波動ピッチPを徐々に大きくすれば
有効であることが確認された。以上、本発明装置の好適
な実施例について説明したが、本発明の精神を逸脱しな
い範囲内において種々の設計変更をなし得ることは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の一実施例を示す系続図、第
2図は別の実施例を示す系統図、第3図はさらに別の実
施例を示す系統図、第4図及び第5図は本発明装置にお
ける注薬缶内の圧力変動を示す波形図である。 10・・・・・・注薬缶、12・・・・・・開閉扉、1
4・・・・・・圧力計、16・・・・・・真空計、18
・・・・・・薬液槽、20・・・・・・計量槽、22,
24,30,36,46,50,56,60,64,7
2,76,80・・・・・・弁、26,28,32,3
8.48,54,58.62,66,74……パイプ、
34……ポンプ、40……薬液貯槽、42……レベルス
イッチ、44・・・・・・液面計、52・・・・・・真
空ポンプ、68・・・・・・コンブレッサ、70・・・
・・・安全弁、78・…・・ポンプ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開閉扉を備えた注薬缶と、この注薬缶の上方に弁を
    介してパイプ接続された薬液槽及び計量槽とからなり、
    計量槽と薬液槽とを弁を介してパイプにより連通して薬
    液を同一レベルに保持し得るようにし、計量槽にレベル
    スイツチと液面計とを設けると共にその上部に弁を介し
    て大気と連通するパイプを接続し、薬液槽を真空ポンプ
    又は大気と選択的に連通するようパイプ接続すると共に
    薬液貯槽とポンプを介してパイプ接続し、薬液槽と注薬
    缶とをそれぞれ上部において弁を介してパイプにより連
    通し、注薬缶の底部から薬液排出用パイプを導出してこ
    れを前記薬液槽と薬液貯槽との連通パイプに接続し、注
    薬缶内を加圧及び減圧状態にして木材に薬液含浸処理を
    行つた後注薬缶内の薬液をポンプ作用下に薬液槽を経て
    計量槽に返還して薬液含浸量を計測し得るよう構成する
    ことを特徴とする木材の薬液含浸処理装置。 2 計量槽の上部に弁を介して接続したパイプにコンプ
    レツサを接続し、コンプレツサによる加圧力で減圧され
    た注薬缶内へ薬液を注入するよう構成してなる特許請求
    の範囲第1項記載の木材の薬液含浸処理装置。 3 開閉扉を備えた注薬缶と、この注薬缶の上方に弁を
    介してパイプ接続された薬液槽及び計量槽とからなり、
    計量槽と薬液槽とをパイプにより連通して薬液を同一レ
    ベルに保持し得るようにし、計量槽にレベルスイツチと
    液面計とを設けてこれを密閉構造とし、薬液槽を真空ポ
    ンプ又は大気と選択的に連通するようパイプ接続すると
    共に薬液貯槽と第1ポンプを介してパイプ接続し、薬液
    槽と注薬缶とをそれぞれ上部において弁を介してパイプ
    により連通し、注薬缶の底部から薬液排出用パイプを導
    出してこれを前記薬液槽と薬液貯槽との連通パイプに接
    続し、さらに注薬缶の一側部より弁を介してパイプを導
    出しこのパイプを二方に分岐して一方の分岐パイプを第
    2ポンプ及び弁を介して薬液槽の下方側部に連通すると
    共に他方の分岐パイプを弁を介して薬液槽の上方側部に
    連通し、注薬缶内を加圧及び減圧状態にして木材に薬液
    含浸処理を行つた後注薬缶内の薬液をポンプ作用下に薬
    液槽を経て計量槽に返還して薬液含浸量を計測し得るよ
    う構成することを特徴とする木材の薬液含浸処理装置。
JP4202277A 1977-04-14 1977-04-14 木材の薬液含浸処理装置 Expired JPS6018521B2 (ja)

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Cited By (2)

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JP2007320200A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Nisshin Yuatsu Kogyo Kk 薬液濃度調整装置
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