JPH11191396A - エキシマランプおよびエキシマ発光装置 - Google Patents

エキシマランプおよびエキシマ発光装置

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JPH11191396A
JPH11191396A JP36094097A JP36094097A JPH11191396A JP H11191396 A JPH11191396 A JP H11191396A JP 36094097 A JP36094097 A JP 36094097A JP 36094097 A JP36094097 A JP 36094097A JP H11191396 A JPH11191396 A JP H11191396A
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excimer
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excimer lamp
discharge
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Masaru Nakamura
勝 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光効率が高いエキシマランプおよびかかる
エキシマランプを用いたエキシマ発光装置を提供する。 【解決手段】 光透過性に優れた誘電体からなる放電容
器2と、放電容器2の内側に少なくとも一つ配置された
U字型の内部管3と、放電容器2の外側に配置された外
部電極4と、内部管3の内側に配置された内部電極5
と、放電容器2内に充填された放電用の封入ガス6とか
らなり、外部電極4と内部電極5との間に高周波電圧が
印加されることにより、エキシマが形成されるエキシマ
ランプ1によって、上記課題を解決する。特に、前記高
周波電圧を、1〜20MHzの高周波で印加することが
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エキシマランプお
よびかかるエキシマランプを用いたエキシマ発光装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】エキシマランプは、通常、誘電体バリア
放電ランプといわれ、光化学反応用の紫外線光源として
使用される放電ランプの一種である。エキシマランプか
ら発生する紫外線(以下「エキシマ光」という。)は、
エキシマランプ内に充填される放電用の封入ガスの種類
によって172nm、222nm、308nm等の波長
で発光する。これらの波長のエキシマ光のうち、172
nmの波長のエキシマ光は半導体製造工程でのシリコン
ウエハーの精密洗浄に好ましく適用され、また、222
nmの波長のエキシマ光は、塩素系有機化合物の分解に
好ましく適用されている。
【0003】このようなエキシマランプから発生するエ
キシマ光を利用した洗浄は、シリコンウエハー等の素子
にダメージを与えないこと、低温で処理できること、凹
凸部や基板の隅部まで洗浄が可能なこと、等の多くの利
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エキシマランプから発生するエキシマ光では、発光効率
が十分でなく、処理速度に限界があった。
【0005】本発明の目的は、発光効率が高いエキシマ
ランプおよびかかるエキシマランプを用いたエキシマ発
光装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエキシマランプ
は、光透過性に優れた誘電体からなる放電容器と、該放
電容器の内側に少なくとも一つ配置されたU字型の内部
管と、前記放電容器の外側に配置された外部電極と、前
記内部管の内側に配置された内部電極と、前記放電容器
内に充填された放電用の封入ガスとからなり、前記外部
電極と前記内部電極との間に高周波電圧を印加すること
により、エキシマが形成されることを特徴とする。この
とき、前記高周波電圧が、1〜20MHzの高周波で印
加されることが好ましい。
【0007】この発明によれば、内部電極が、U字型の
内部管の内側に配置されているので、放電容器内には少
なくとも2本の内部電極が設けられているのと同様な態
様となり、外部電極との間の誘電体バリア放電の機会が
増して発光効率が向上する。また、外部電極と内部電極
との間に高周波電圧、特に1〜20MHzの高周波電圧
が印加されるので、熱効率がよく、入力電力に対する発
光効率が向上する。
【0008】前記内部電極が、前記U字型の内部管中に
流入された液体金属、特に水銀であることが好ましい。
これにより、U字型の内部管中に液体金属からなる内部
電極を容易に配置することができる。また、前記内部電
極が、前記U字管の内部管中に挿入された網状の金属で
あってもよい。網状の金属は柔軟であるので、U字管中
に容易に挿入することができ、内部電極として作用する
ことができる。これら何れのものであっても、内部電極
となる液体金属または網状の金属が放電用の封入ガスに
直接接触せず、尚且つ、U字型の内部管中に内部電極と
して容易に配置することができる。
【0009】本発明のエキシマ発光装置は、光透過性に
優れた誘電体からなる放電容器と、該放電容器の内側に
少なくとも一つ配置されたU字型の内部管と、前記放電
容器の外側に配置された外部電極と、前記内部管の内側
に配置された内部電極と、前記放電容器内に充填された
放電用の封入ガスとからなるエキシマランプ、および、
前記外部電極と前記内部電極との間に高周波電圧を印加
するための高周波電源から構成されることを特徴とす
る。このとき、前記高周波電源が、1〜20MHzの高
周波電圧を印加する電源であることが好ましい。
【0010】この発明によれば、内部電極がU字型の内
部管の内側に設けられているエキシマランプと、高周波
電圧を印加する高周波電源とから構成されているので、
内部電極と外部電極との間で誘電体バリア放電の機会が
増加する。さらに、この誘電体バリア放電が、コントロ
ールされた高周波電圧の印加によって起こるので、熱効
率がよく、入力電力に対する発光効率を向上させること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図面を参照しながら説明
する。
【0012】先ず、エキシマランプについて説明する。
図1は、本発明のエキシマランプ1の一例を示す断面図
である。エキシマランプ1は、光透過性に優れた誘電体
からなる放電容器2と、放電容器2の内側に少なくとも
一つ配置されたU字型の内部管3と、放電容器2の外側
に配置された外部電極4と、内部管3の内側に配置され
た内部電極5と、放電容器2内に充填された放電用の封
入ガス6とから構成されている。そして、このエキシマ
ランプの外部電極4と内部電極5との間に高周波電圧を
印加することにより、放電容器2内にエキシマが形成さ
れ、エキシマ光が発生する。
【0013】放電容器2は、発生したエキシマ光が透過
し易い誘電体管であればよい。通常、光透過性に優れた
石英管、具体的には合成石英ガラス管が使用される。放
電容器2内には、放電用の封入ガス6が充填される。
【0014】放電用の封入ガス6としては、ヘリウム
(He)ガス、キセノン(Xe)ガス、クリプトン(K
r)ガス、アルゴン(Ar)ガス等の希ガス、ArF、
ArCl、KrF、XeF、XeCl、XeBr等の希
ガスハロゲン化物、またはF2−Kr−Heその他の混
合ガス等が使用される。エキシマランプ1は、封入ガス
6の種類によって、172nm、222nm、308n
m等の波長のエキシマ光を発光させることができる。そ
のため、エキシマランプの使用目的によって、封入ガス
6が選定され、目的に適したエキシマ光を発生させるこ
とができる。例えば、素子や部品に付着した有機化合物
の分解には、172nmまたは222nmの波長のエキ
シマ光が好ましい。この波長のエキシマ光は、大気中ま
たは液体中の酸素から酸化力の強い多くの励起酸素原子
を直接生成できる。そのため、光子のエネルギーが強
く、有機化合物中のC−C、C−O、C−H、C−Cl
等の結合を容易に切断でき、ここに励起酸素原子が反応
して有機化合物を分解することができる。また、放電容
器2中に封入された封入ガス6の圧力は、目的の波長の
エキシマ光を得るためのガスの種類および所望する発光
量に応じて、適宜条件設定して決定することができる。
通常、10〜60KPa程度の圧力で封入される。
【0015】図2は本発明のエキシマランプ1の長手方
向に垂直な断面図を示し、図3は本発明のエキシマラン
プ1に使用される内部管3の断面図を示している。
【0016】U字型の内部管3は、放電容器2の内側に
少なくとも一つ配置される。この内部管3は、通常、誘
電体管である石英管、具体的には合成石英ガラス管が使
用される。内部管3内には、内部電極5が設けられる。
このため、図1および図2からわかるように、放電容器
2内には少なくとも2本の内部電極5が設けられている
のと同様な態様となり、外部電極4との間で誘電体バリ
ア放電の機会が増すという好ましい作用乃至効果を有す
る。こうした誘電体バリア放電の機会の増加は、エキシ
マ光の発光効率の向上に極めて効果的である。
【0017】U字型の内部管3内に設けられた内部電極
5は、図3(a)に示すように、液体金属7であること
が好ましく、特に水銀が好ましいが、良好な金属導電性
を示して内部電極5として作用する液体金属7であれば
従来公知のものを使用してもよく、特に限定されない。
液体金属7は、U字型の内部管3内に流入して設けるこ
とができるので、より細径化した内部管3内にも容易に
流入させることができる。このため、エキシマランプ1
全体の細径化に寄与することができる。
【0018】また、内部電極5を、図3(b)に示すよ
うに、網状の金属8としてもよい。網状の金属8を内部
電極5とする場合には、U字型の内部管3中に挿入する
ことによって設けられるが、網状の金属8は柔軟である
ので、U字管3中に容易に挿入することができる。網状
の金属8としては、銅の細線を網状にしたものを用いる
ことができるが、良好な金属導電性を示して内部電極5
として作用する網状の金属8であれば従来公知の金属の
細線を使用してもよく、特に限定されない。
【0019】このように、液体金属7または網状の金属
8が内部電極5としてU字型の内部管3中に配置される
ので、内部電極5は放電用の封入ガス6に直接接触しな
い。これにより、誘電体バリア放電が内部管3上の各部
分で一様に生ずるという好ましい効果が得られる。
【0020】内部管3は、図2に示すように、概ね放電
容器2の中心部に設けられていることが好ましい。内部
管3a、3bを、放電容器2の内周面からそれぞれ同じ
間隔となるように配置することにより、各々の内部管3
a、3b上でのエキシマ光の発光を同程度にすることが
できるので好ましい。
【0021】外部電極4は、図1に示すように、放電容
器2の外周に設けられる。外部電極4としては、ステン
レス、アルミニウム等の金属線を好ましく用いることが
でき、スパイラル状または網状して放電容器2の外周に
設けることができる。また、これらの金属を棒状または
短冊状にして、放電容器2の長手方向に沿って複数本沿
わせて設けることもできる。スパイラル状または網状の
外部電極4とした場合には、エキシマランプ1から発生
する高周波の電磁波に対するシールド特性、いわゆるE
MIシールド特性に優れている。また、棒状または短冊
状にした外部電極4を放電容器2の長手方向に沿って複
数本沿わせた場合には、エキシマランプ1の外周上に、
エキシマ光が四方に照射される際に妨げとなるものが少
なく、より多くのエキシマ光を被照射体に照射すること
ができるので好ましい。
【0022】図4は本発明のエキシマランプ1の他の一
例の透視斜視図を示し、図5は図4に示したエキシマラ
ンプ1の長手方向に垂直な断面図を示している。
【0023】上述したように、液体金属を内部電極5と
した内部管3を細径化できることは、図4および図5に
示すように、放電容器2内に二つ以上のU字型内部管3
を設けることができるので、外部電極4との間で誘電体
バリア放電の機会を増加させることができ、エキシマ光
の発光効率の向上に極めて効果的である。
【0024】また、内部電極5となる液体金属が直接放
電用の封入ガス6に接触しないので、金属が直接封入ガ
スに接触する場合に比べ、誘電体バリア放電がU字型の
内部管3上の各部分で一様に起こるという好ましい効果
が得られる。さらに、上述と同様に、概ね放電容器2の
中心部に設けられていることが好ましい。内部管3a、
3b、3c、3dを、放電容器2の内周面からそれぞれ
同じ間隔となるように配置することにより、各々の内部
管3a、3b、3c、3d上でのエキシマ光の発光を同
程度にすることができるので好ましい。
【0025】図2および図5に示す断面構造からわかる
ように、エキシマランプ1は、U字型の内部管3を用い
ることにより、少なくとも二本以上の内部電極が設けら
れたのと同様の態様とすることができる。このことは、
図7に示すような従来型のエキシマランプの断面構造と
比べ、放電容器2や内部管3の寸法および内部管3の本
数等を調整することにより、各々の内部管3a、3b、
3c、3d上での誘電体バリア放電の機会を大きくする
ことが可能となるので、エキシマ光の発光効率をより向
上させることができる。
【0026】また、本発明のエキシマランプ1は、外部
電極4と内部電極5との間に高周波電圧を印加して誘電
体バリア放電させ、エキシマを発光させる。エキシマラ
ンプ1に高周波電圧を印加することにより、入力電力に
対するエキシマ光の発光量を増加させることができ、十
分な発光効率を得ることができるとともに、消費電力を
小さくすることができるので、経済的にも好ましい。
【0027】印加される高周波電圧の周波数としては、
1〜20MHz、好ましくは5〜16MHz、更に好ま
しくは11〜15MHzが好ましい。
【0028】また、この時、高周波電源11(図6参
照)から出力される高周波電圧は、0.1〜10Vが好
ましく、更に好ましくは0.1〜5Vである。高周波電
圧が0.1V未満の場合には、外部電極4と内部電極5
との間で十分な放電が起こらないので、十分なエキシマ
光を発光させることができない。また、高周波電圧が1
0Vを超える場合には、発光量が飽和し、入力電力に対
して十分な発光効率を得ることができないとともに、消
費電力が大きくなるので効率が悪くなる。
【0029】また、このエキシマランプ1には、他の部
材またはエキシマ発光装置の架台に固定させるための取
付け部材を設けることができ、その構造、材質等は特に
限定されない。例えば、金属製のフランジ形状のような
取り付け部材(図示しない)を放電容器2や外部電極4
と接合させ、エキシマランプ全体を固定させることがで
きる。
【0030】次に、本発明のエキシマ発光装置20につ
いて説明する。
【0031】図6は、本発明のエキシマ発光装置20の
構成の一例を示す概略図である。本発明のエキシマ発光
装置20は、光透過性に優れた誘電体からなる放電容器
2と、放電容器2の内側に少なくとも一つ配置されたU
字型の内部管3と、放電容器2の外側に配置された外部
電極4と、内部管3の内側に配置された内部電極5と、
放電容器2内に充填された放電用の封入ガス6とからな
るエキシマランプ1、および、外部電極4と内部電極5
との間に高周波電圧を印加するための高周波電源11か
ら構成される。そして、この高周波電源11によって、
エキシマランプ1の外部電極4と内部電極5との間に、
1〜20MHzの高周波電圧を印加することにより放電
容器2内にエキシマが形成され、エキシマ光が発光す
る。
【0032】エキシマ発光装置20を構成するエキシマ
ランプ1の構成、作用、効果については、上述した通り
である。
【0033】エキシマ発光装置20を構成する高周波電
源11は、エキシマランプ1の外部電極4と内部電極5
との間に、1〜20MHzの高周波電圧を印加するため
の電源であればよく、高周波電源11から印加される周
波数および電圧が上述した通りの作用乃至効果を示すも
のであれば、図6に示すような構成に限定されない。す
なわち、図6のエキシマ発光装置20は、高周波電源1
1を電源装置9の主要部として構成する一例を示したも
のであり、電源装置9を構成する他の構成要素、例えば
マッチングコントローラー10や可変コンデンサーC
1、C2などを内蔵する高周波電源11であっても何ら
差し支えなく、図1および図4に示すようにすることも
できる。
【0034】ここで示す電源装置9は、基本構成とし
て、高周波電源11と、マッチングコントローラー10
と、インダクタンスL1、L2と、可変コンデンサーC
1、C2とからなる。電源装置9には、交流電源12か
ら通常約100Vの電力が印加される。この電力は、高
周波電源11によって、上述したような1〜20MHz
のうちの所定の周波数に周波数変換され、高周波電源1
1から出力される。この時の高周波電圧は、上述したよ
うに、0.1〜10Vが好ましく、更に好ましくは0.
1〜5Vである。そして、図6に示した電源装置9内の
回路によって、高周波電源11から出力された出力イン
ピーダンスZ1と、エキシマランプ1に入力される際の
入力インピーダンスZ2とをマッチングさせるために、
マッチングコントローラー10により可変コンデンサー
C1を調整し、エキシマランプ1からエキシマ光が最も
効率よく発光するようにコントロールされる。
【0035】例えば、放電容器2の外周面から、放射照
度が10mW/cm2のエキシマ光を照射するために
は、図1に示す本発明のエキシマランプ1を用いたエキ
シマ発光装置20の場合は、13.56MHzの高周波
を25〜30Wの電力でエキシマランプ1に入力すれば
よい。しかしながら、図7のような断面構造を示す従来
型のエキシマランプの場合は、その誘電体バリア放電が
高周波電圧の印加によっては行なわれておらず、通常1
00〜300KHzの周波数で、1〜10KVの電圧が
エキシマランプに印加されている。そのため、放射照度
が10mW/cm 2のエキシマ光を照射するためには、
約50Wの電力をエキシマランプに入力しなければなら
ず、発光効率が劣り、本発明の約半分程度である。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のエキシマラ
ンプによれば、内部電極が、U字型の内部管の内側に配
置されているので、放電容器内には少なくとも2本の内
部電極が設けられているのと同様な態様となり、外部電
極との間の誘電体バリア放電の機会が増して発光効率が
向上する。また、外部電極と内部電極との間に高周波電
圧、特に1〜20MHzの高周波電圧が印加されるの
で、熱効率がよく、入力電力に対する発光効率が向上す
る。
【0037】また、本発明のエキシマ発光装置によれ
ば、U字型の内部管の内側に配置された内部電極と外部
電極との間の誘電体バリア放電の機会が増加するエキシ
マランプと、外部電極と内部電極との間に高周波電圧を
印加するための高周波電源とで構成されているので、熱
効率がよく、入力電力に対する発光効率の優れた発光装
置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエキシマランプの一例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明のエキシマランプの長手方向に垂直な断
面図である。
【図3】本発明のエキシマランプに使用される内部管の
断面図である。
【図4】本発明のエキシマランプの他の一例を示す透視
斜視図である。
【図5】図4に示したエキシマランプの長手方向に垂直
な断面図である。
【図6】本発明のエキシマ発光装置の構成の一例を示す
概略図である。
【図7】従来型エキシマランプの長手方向に垂直な断面
図である。
【符号の説明】
1 エキシマランプ 2 放電容器 3 内部管 3a、3b、3c、3d 内部管の断面 4 外部電極 5 内部電極 6 封入ガス 7 液体金属 8 網状の金属 9 電源装置 10 マッチングコントローラー 11 高周波電源 12 交流電源 20 エキシマ発光装置 L1、L2 インダクタンス C1、C2 可変コンデンサー Z1 出力インピーダンス Z2 入力インピーダンス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性に優れた誘電体からなる放電容
    器と、該放電容器の内側に少なくとも一つ配置されたU
    字型の内部管と、前記放電容器の外側に配置された外部
    電極と、前記内部管の内側に配置された内部電極と、前
    記放電容器内に充填された放電用の封入ガスとからな
    り、 前記外部電極と前記内部電極との間に高周波電圧が印加
    されることにより、エキシマが形成されることを特徴と
    するエキシマランプ。
  2. 【請求項2】 前記高周波電圧が、1〜20MHzの高
    周波で印加されることを特徴とする請求項1に記載のエ
    キシマランプ。
  3. 【請求項3】 前記内部電極が、前記U字型の内部管中
    に流入された液体金属または前記U字型の内部管中に挿
    入された網状の金属であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のエキシマランプ。
  4. 【請求項4】 前記液体金属が、水銀であることを特徴
    とする請求項3に記載のエキシマランプ。
  5. 【請求項5】 光透過性に優れた誘電体からなる放電容
    器と、該放電容器の内側に少なくとも一つ配置されたU
    字型の内部管と、前記放電容器の外側に配置された外部
    電極と、前記内部管の内側に配置された内部電極と、前
    記放電容器内に充填された放電用の封入ガスとからなる
    エキシマランプと、 前記外部電極と前記内部電極との間に高周波電圧を印加
    するための高周波電源とから構成されることを特徴とす
    るエキシマ発光装置。
  6. 【請求項6】 前記高周波電源が、1〜20MHzの高
    周波電圧を印加することを特徴とする請求項5に記載の
    エキシマ発光装置。
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CN113990735A (zh) * 2021-11-20 2022-01-28 广东星普节能光电有限公司 一种准分子灯及加工方法

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