JPH1119130A - 救急自動車におけるストレッチャの防振装置 - Google Patents

救急自動車におけるストレッチャの防振装置

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JPH1119130A
JPH1119130A JP9190540A JP19054097A JPH1119130A JP H1119130 A JPH1119130 A JP H1119130A JP 9190540 A JP9190540 A JP 9190540A JP 19054097 A JP19054097 A JP 19054097A JP H1119130 A JPH1119130 A JP H1119130A
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浩昭 白井
Tomikazu Yamashita
富和 山下
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SHINMEIWA RIBITETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者の体重に関係なく昇降フレームを最適な
防振位置に正確に位置させることができ、救急自動車の
走行時の振動を確実に吸収することができるようにした
救急自動車におけるストレッチャの防振装置を提供する
こと。 【解決手段】 ベース1上にそれぞれ揺動可能に略V字
形に配設したアーム5,6を介してストレッチャSを搭
載する昇降フレーム4を昇降可能に支持し、各アーム
5,6を支持するばねガイド8及びショックアブソーバ
8Aの先端部をアーム5,6の中間位置に、基端部を車
長方向に摺動可能に配設したスライダー10Sに枢着す
るとともに、各アーム5,6の揺動角度を検知するセン
サを配設し、このセンサの出力信号に基づいてストレッ
チャSを搭載した昇降フレーム4が所定の高さ位置に設
置されるようにスライダー10Sを油圧シリンダ9F,
9Rにより移動するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、救急自動車に搭載
されるストレッチャの防振装置に関し、特に、常に患者
の体重に適した防振を行うことができるとともに、制動
時や下り坂の走行時において、昇降フレームのリヤ側が
フロント側より高くなることを防止できるようにした救
急自動車に搭載されるストレッチャの防振装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】救急自動車に搭載されるストレッチャ
は、患者の搬送に使用されるため、救急自動車が走行し
てもストレッチャに振動を与えないようにすることが求
められる。本件出願人は、この要請に応えるため、先
に、救急自動車におけるストレッチャの防振装置を提案
した(特公平6−24559号公報参照)。この救急自
動車におけるストレッチャの防振装置は、ベース上にそ
れぞれ揺動可能に略V字形に配設したアームを介してス
トレッチャを搭載する昇降フレームを昇降可能に支持
し、各アームをばねガイド及びショックアブソーバによ
り支持したもので、ばねガイド及びショックアブソーバ
の基端部を油圧シリンダにより移動操作することによ
り、昇降フレームの昇降と傾動とを行うようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
救急自動車におけるストレッチャの防振装置において
は、救急自動車が走行してもストレッチャに振動を与え
ないようにすることはできるものの、患者の体重を考慮
していないため、体重の軽い患者の場合は、昇降フレー
ムの位置が高位置となり、反対に体重の重い患者の場合
は、ストレッチャの位置が低位置になり、いずれの場合
も、振動の吸収効率が低下するという問題点を有してい
た。
【0004】また、救急自動車の制動時や下り坂の走行
時に、昇降フレームのリヤ側がフロント側より高くな
り、患者が頭下がりの状態となり、不快感を与えるとい
う問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の救急自動車における
ストレッチャの防振装置の有する問題点に鑑み、簡易な
機構により、患者の体重に関係なく昇降フレームを最適
な防振位置に正確に位置させることができ、救急自動車
の走行時の振動を確実に吸収することができるようにし
た救急自動車におけるストレッチャの防振装置を提供す
ることを第1の目的とする。
【0006】また、本発明は、簡易な機構により、制動
時や下り坂の走行時において、昇降フレームのリヤ側が
フロント側より高くなることを防止し、患者に不快感を
与えることのないようにした救急自動車に搭載されるス
トレッチャの防振装置を提供することを第2の目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明の救急自動車におけるストレッチャの防
振装置は、ベース上にそれぞれ揺動可能に略V字形に配
設したアームを介してストレッチャを搭載する昇降フレ
ームを昇降可能に支持し、前記各アームをばねガイド及
びショックアブソーバにより支持した救急自動車におけ
るストレッチャの防振装置において、前記ばねガイド及
びショックアブソーバの先端部を前記各アームの中間位
置に、基端部を車長方向に摺動可能に配設したスライダ
ーに枢着するとともに、各アームの揺動角度を検知する
センサを配設し、該センサの出力信号に基づいてストレ
ッチャを搭載した昇降フレームが所定の高さ位置に設置
されるように前記スライダーを駆動機構により移動する
ようにしたことを特徴とする。
【0008】この救急自動車におけるストレッチャの防
振装置は、ストレッチャを搭載する昇降フレームを支持
する略V字形に配設したアームの揺動角度を検知するセ
ンサの出力信号に基づいてストレッチャを搭載した昇降
フレームが所定の高さ位置に設置されるようにスライダ
ーを駆動機構により移動することにより、患者の体重に
関係なく昇降フレームを最適な防振位置に正確に位置さ
せることができ、救急自動車の走行時の振動を確実に吸
収することができる。
【0009】さらに、上記第2の目的を達成するため、
本発明の救急自動車におけるストレッチャの防振装置
は、上記の救急自動車におけるストレッチャの防振装置
において、救急自動車が制動時あるいは下り坂の走行時
にあることを検知するためのセンサを配設し、該センサ
の出力信号に基づいて、昇降フレームのリヤ側をフロン
ト側より低くなるように、スライダーの駆動機構を駆動
するようにしたことを特徴とする。
【0010】この救急自動車におけるストレッチャの防
振装置は、救急自動車が制動時あるいは下り坂の走行時
にあることを検知するためのセンサの出力信号に基づい
て、昇降フレームのリヤ側をフロント側より低くなるよ
うに、スライダーの駆動機構を駆動することにより、患
者が頭下がりになることを防止し、患者に不快感を与え
ることのないようにすることができる。
【0011】この場合において、昇降フレームのリヤ側
をフロント側より低くなるように、スライダーの駆動機
構を駆動した際のスライダーの移動量を検知するための
センサを配設し、昇降フレームの復帰時、該センサの出
力信号に基づいてスライダーの駆動機構を駆動すること
ができる。
【0012】これにより、昇降フレームを最適な防振位
置に正確に復帰させることができる。
【0013】また、ばねガイドを、昇降フレームの最上
昇位置において圧縮ロッドとして機能し、昇降フレーム
の最下降位置において引張ロッドとして機能するように
構成することができる。
【0014】これにより、昇降フレームを最上昇位置又
は最下降位置に固定して、患者に対し心臓マッサージな
どの処置を適切に行うことができる。
【0015】また、昇降フレームを支持するベースを、
救急自動車の車幅方向に移動可能に支持することができ
る。
【0016】これにより、昇降フレームを救急自動車の
車幅方向の任意の位置に移動、固定して、患者に対する
適切な側から患者に対し心臓マッサージなどの処置を適
切に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の救急自動車におけ
るストレッチャの防振装置の実施の形態を図面に基づい
て説明する。
【0018】この救急自動車におけるストレッチャの防
振装置Vは、従来より使用されているワンボックスカ
ー、ステーションワゴン等の救急自動車に搭載するスト
レッチャSに、救急自動車の走行時の振動が伝わらない
ようにするために、救急自動車の客室に設置されるもの
で、この防振装置V上にストレッチャSを搭載して使用
するものである。
【0019】ストレッチャSは、所要の大きさを有する
寝台の下部に折り畳み可能なキャスター付の脚を備えた
一般に汎用されているものを使用することができる。
【0020】防振装置Vは、図1〜図4に示すように、
救急自動車の客室の所定位置に固定される固定ベース1
と、固定ベース1にホルダ2を介して救急自動車の車幅
方向に移動可能に支持した可動ベース3と、可動ベース
3上に配設した、ストレッチャSを搭載する昇降フレー
ム4と、可動ベース3と昇降フレーム4間を連結する略
V字形をした2本のアーム5,6と、アーム5,6を下
端の可動ベース上の支軸7を支点として支持するととも
に、振動を吸収するばねガイド8及びショックアブソー
バ8A並びに油圧シリンダ9F,9Rを組み合わせた振
動吸収機構10とで構成する。
【0021】ここで、昇降フレーム4は、その上にスト
レッチャSを搭載することができるように、適当な大き
さ及び形状に形成し、その両側部にガイドレールG,G
を設け、対向するガイドレールG,G間にストレッチャ
Sのキャスターを転動させながらストレッチャSを搭載
できるようにする。この場合、ストレッチャSを容易に
搭載できるように、ガイドレールG,Gの先端を下方に
折り曲げるようにする。
【0022】可動ベース3の長手方向の略中央の両側に
軸受7B,7Bを形成し、この軸受7B,7Bに可動ベ
ース3の中央を横切るように1本の軸7を軸支し、略V
字形をした2本のアーム5,6の基端側のボス部を、ベ
アリング5B,6Bを介して、軸7を支点として各アー
ム5,6が相反する方向に揺動自在に支持するととも
に、この2本のアーム5,6の先端が互いに相反する斜
上方に略V字形に延出するようにする。
【0023】2本のアーム5,6の中間位置の側面に形
成した支軸81と可動ベース3に摺動可能に支持したス
ライダー10Sに形成した支軸82間に、ばねガイド8
とショックアブソーバ8Aとを平行に配設する。これに
より、アーム5,6の先端に掛かる荷重が、アーム5,
6の基端側の軸7を中心として、アーム5,6の略V字
形の角度を拡開するように作用する際、ばねガイド8と
ショックアブソーバ8Aとが同時にその機能を発揮する
ようにする。また、アーム5,6のうち、フロント側
(傷病患者の頭側)Fのアーム5の基端5Aを、図9
(A)に示すように、リヤ側(傷病患者の足側)Rのア
ーム6の基端6Aよりも少し長く延出し、軸7より下方
に突出させるようにする。
【0024】ばねガイド8とショックアブソーバ8Aの
基端側を支軸82を介して支持するスライダー10S
は、可動ベース3にブラケット10Bを介して車長方向
に配設したガイドロッド10Lに摺動可能に支持すると
ともに、可動ベース3に取り付けた油圧シリンダ9F,
9Rのロッドを係着し、油圧シリンダ9F,9Rの操作
にてガイドロッド10Lに沿って移動するようにする。
これにより、ばねガイド8及びショックアブソーバ8A
の基端側を移動させて、アーム5,6に対する振動吸収
能力を調節し、アーム5,6の略V字形の角度を調整す
るようにする。
【0025】また、2本のアーム5,6の先端には、車
幅方向に延びる軸51,61を形成し、軸51,61の
両端にそれぞれガイドローラ52,52及びガイドロー
ラ62,62を取り付け、このガイドローラ52,52
及びガイドローラ62,62を昇降フレーム4の両側に
形成したガイド溝41内に移動自在に嵌挿し、昇降フレ
ーム4を昇降自在に支持するようにする。そして、ガイ
ドローラ52,52及びガイドローラ62,62の移動
を規制することにより昇降フレーム4の許容昇降範囲、
すなわち、昇降フレーム4の最上昇位置と最下降位置を
規定するように、ガイド溝41内には、それぞれ所要の
間隔をおいてストッパ5S,5S及びストッパ6S,6
Sを対向して配設するようにする。
【0026】また、昇降フレーム4が昇降動作をする
際、昇降フレーム4を介してストレッチャSが常に車長
方向の略同位置で昇降するように、いずれか一方のアー
ム5,6、本実施例においてはアーム5と軸7の略鉛直
線上方位置の昇降フレーム4間に1本のロッド11を掛
け渡し、アーム5とロッド11で略二等辺三角形を形成
することにより、昇降フレーム4の車長方向への移動を
規制するようにする。
【0027】昇降フレーム4のフロント側Fとリヤ側R
とにそれぞれ1組ずつ配設する振動吸収機構10は、そ
の構成がセンサ機構を異にするだけであるため、その一
方の振動吸収機構10について説明する。
【0028】可動ベース3の端部に、図4(A)に示す
ように、ブラケット10Bを介してその車長方向に2本
のロッド10L,10Lを平行に配設、固定するととも
に、このロッド10Lにスライダー10Sを摺動可能に
支持し、可動ベース3に基端側を係着した油圧シリンダ
9F(9R)のロッド先端をスライダー10Sに係着す
る。これにより、油圧シリンダ9F(9R)の操作にて
スライダー10Sはロッド10Lに沿って可動ベース3
の車長方向に円滑に移動し、これにより、スライダー1
0Sに係止したばねガイド8及びショックアブソーバ8
Aの基端側を移動させるようにする。
【0029】振動吸収機構10を構成する油圧シリンダ
9F(9R)、ショックアブソーバ8Aは、汎用製品を
採用することができる。
【0030】一方、ばねガイド8は、図12に示すよう
に、端部にブラケット83Bを設けたシリンダ83内
に、先端にピストン84を備えたロッド85を嵌挿し、
このロッド85とシリンダ83にそれぞればね受け座8
3S,84Sを形成し、両ばね受け座83S,84S間
に圧縮ばね86を介在し、ブラケット83Bを支軸82
を介してスライダー10Sに、ロッド85の先端を支軸
81を介してアーム5(6)にそれぞれ係止するように
する。シリンダ83は、その内径を異径に形成し、その
大径部83Aにピストン84を摺動可能に嵌挿して構成
する。なお、図12は、シリンダ83の先端とばね受け
座84Sとが当接したばねガイド8が最も縮んだ状態を
示している。そして、この状態では、ばねガイド8は圧
縮ロッドとして機能する。また、ピストン84がシリン
ダ83の大径部83A内を移動して、小径部との段差部
に達したとき、ピストン84はこの段差部に当接してそ
れ以上の伸張が阻止され、ばねガイド8は引張ロッドと
して機能する。このように、ばねガイド8は、所定の範
囲内では圧縮ばね86の付勢力が作用するようにし、そ
の範囲外では圧縮ロッド又は引張ロッドとして機能する
ようにする。
【0031】図9に示すように、アーム5(6)の基端
側に、突片13a(14a)を形成したセンサ操作板
(遮光板)13(14)を、アーム5(6)を軸支した
可動ベース3の位置にセンサS1(S2)を配設し、こ
のセンサS1(S2)をアーム5(6)に合わせて揺動
するセンサ操作板13(14)の突片13a(14a)
にてON、OFF操作するようにする。これにより、後
述のように、昇降フレーム4を略水平にして防振する場
合に、例えば、昇降フレーム4の最下降位置(アーム5
(6)の揺動位置L)から、センサS1(S2)がセン
サ操作板13(14)の突片13a(14a)を検知す
る位置(センサS1(S2)が突片13a(14a)に
より遮光される位置)までアーム5(6)を上方に揺動
して、昇降フレーム4を一旦所定の防振位置より少し上
方位置に上昇させた後、センサS1(S2)がセンサ操
作板13(14)の突片13a(14a)を検知しない
状態となる位置(センサS1(S2)が突片13a(1
4a)により遮光されない状態となる位置)までアーム
5(6)を下方に揺動して、昇降フレーム4を少し下降
させた所定の防振位置(アーム5(6)の揺動位置M
0)で停止させ、昇降フレーム4を図1に示す最適な略
水平状態の防振位置に設置することができるようにす
る。
【0032】この場合において、アーム6の基端側に配
設したセンサ操作板14には、突片14aに加えて突片
14bを形成し、アーム6を軸支した可動ベース3の位
置にセンサS3を配設し、このセンサS3をアーム6に
合わせて揺動するセンサ操作板14の突片14bにてO
N、OFF操作するようにする。これにより、患者が図
1に示す略水平状態では気分が悪い場合等には、アーム
6を、その揺動位置M0から、センサS3がセンサ操作
板14の突片13bを検知しない状態となる位置(セン
サS3が突片14bにより遮光されない状態となる位
置)まで下方に揺動して、昇降フレーム4のリヤ側Rを
少し下降させた所定の防振位置(アーム6の揺動位置M
0より下方の揺動位置M1)で停止させ、昇降フレーム4
のリヤ側Rを若干低く設定して、昇降フレーム4を図5
に示す若干足下がり状態とした傾斜防振位置に設置する
ことができるようにする。
【0033】また、スライダー10Sの一端側には、図
10に示すように、その摺動方向にセンサ操作板(遮光
板)12を突出するように設け、これに対応するロッド
10Lに沿うスライダー10Sの許容最大移動端の位置
にセンサS7,S8(S4,S5)を配設し、このセン
サS7,S8(S4,S5)をスライダー10Sに合わ
せて移動するセンサ操作板12にてON、OFF操作す
るようにする。これにより、センサS7,S8(S4,
S5)の出力によって、油圧シリンダ9F(9R)の油
圧回路を制御し、油圧シリンダ9F(9R)を操作し
て、ばねガイド8及びショックアブソーバ8Aの基端側
を移動させ、アーム5(6)の揺動により昇降フレーム
4を昇降させる際、昇降フレーム4の最上昇位置と最下
降位置にて昇降フレーム4を停止させるようにする。
【0034】この場合において、リヤ側Rのセンサ操作
板12には、車長方向に所要の間隔をあけて多数のスリ
ット12Aを形成するとともに、センサS4,S5の略
中間位置に、センサS6を配設するようにする。これに
より、後述のように、制動時あるいは下り坂の走行時な
どにおいて、昇降フレーム4のリヤ側Rをフロント側F
より低くなるよう傾斜させる必要がある場合に、その下
降量をスライダー10Sの移動量として計測し、かつ平
常の走行状態に戻れば、このカウント数に応じてスライ
ダー10Sを復帰できるようにする。
【0035】救急自動車の制動時あるいは下り坂の走行
時などにおいて、ストレッチャSを搭載した防振装置V
のリヤ側Rがフロント側Fより高くなる等により、スト
レッチャS上の患者に不快感を与えることがあるため、
このような場合には、昇降フレーム4のリヤ側Rをフロ
ント側Fより低くなるよう傾斜させる必要がある。この
ため、救急自動車が制動時あるいは下り坂の走行時にあ
ることを検知するためのセンサS9とこのセンサS9を
ON、OFF操作する重錘S10とを可動ベース3に配
設する。センサS9は、例えば、シリンダ9Fを取り付
けるブラケット91Fに固定し、救急自動車が制動時あ
るいは下り坂の走行時の場合に、重錘S10が揺動する
ことにより、センサS9を作動させるようにする。
【0036】上記センサS1,S2,S3,・・・,S
9は、本実施例においては、レーザ光を用いた光学式と
し、レーザ光を遮断することにより、ON、OFF操作
するようにしているが、センサの方式はこれに限定され
ず、機械式等の他の任意の方式のセンサを用いることが
できる。
【0037】また、アーム5,6を揺動して、アーム
5,6の略V字形の角度を変化させて昇降フレーム4を
昇降させる場合、昇降フレーム4を最上昇位置(図6)
又は最下降位置(図7)で停止できるように、ロックス
トッパT1,T2を可動ベース3に取り付ける。昇降フ
レーム4を最上昇位置で停止するロックストッパT1
は、アーム5,6の略V字形の角度が最鋭角となる昇降
フレーム4の最上昇位置で、アーム5の下端5Aが当接
し、アーム5のそれ以上の揺動を規制するように、可動
ベース3の中央の軸7の近傍位置に配設する。また、昇
降フレーム4を最下降位置で停止するロックストッパT
2,T2は、アーム5,6の略V字形の角度が最鈍角と
なる昇降フレーム4の最下降位置で、アーム5,6の下
縁が当接し、アーム5,6のそれ以上の揺動を規制する
ように、例えば、シリンダ9F,9Rを取り付けるブラ
ケット91F,91R上に配設する。これにより、昇降
フレーム4が最上昇位置に達した時、図6に示すよう
に、アーム5の下端5AがロックストッパT1に当接
し、昇降フレーム4のそれ以上の上昇が停止され、一
方、昇降フレーム4が最下降位置に達した時、図7に示
すように、アーム5,6の下縁がロックストッパT2,
T2と当接し、昇降フレーム4のそれ以上の下降が停止
されるものとなる。
【0038】ばねガイド8とショックアブソーバ8Aの
基端側を支軸82を介して支持するスライダー10Sを
摺動することにより、アーム5,6を揺動させる油圧シ
リンダ9F,9Rの油圧回路を図13に示す。この油圧
回路は、オイルタンク20より油圧ポンプ21を経てバ
ルブユニット22に作動油を供給するようにする。この
バルブユニット22は各油圧シリンダ9F,9Rのボト
ム側及びトップ側にそれぞれ制御された作動油を送るた
めの逆止弁付の電磁弁SV1,SV2,SV3,SV4を油
圧シリンダ9F,9Rと直列に配列したバルブ回路P
1,P2,P3,P4をそれぞれ接続するとともに、各バル
ブ回路P1,P2,P3,P4にはこの一部より分岐して作
動油をタンク20に戻すためのタンクポート回路P5を
接続する。
【0039】救急自動車に固定された固定ベース1に対
し、車幅方向に移動する可動ベース3は、ロック機構に
より所定位置で固定できるようにし、車幅方向への移動
はロック機構を解除して行うようにする。この可動ベー
ス3のロック機構は、図11に示すように、固定ベース
1に突設したホルダー2に可動ベース3の端部に沿って
配設、固定したロッド31をスライド自在に支持すると
ともに、可動ベース3に固定したブラケット32のガイ
ドロッド33に櫛歯状のロック体34を車長方向に摺動
可能に支持し、このロック体34を、固定ベース1に突
設、固定したロックピン1Pに嵌合、係止するようにす
る。ロック体34の摺動操作は、可動ベース3の設けた
操作部材Pを操作することによりワイヤーWを介して行
うようにする。なお、操作部材Pの操作を解除すること
により、ロック体34が自動的に復帰するように復帰用
ばねを配設する。また、このロック機構は、可動ベース
3の前後に配設することが望ましい。このように、可動
ベース3を、救急自動車に固定された固定ベース1の車
幅方向に移動可能に支持できるようにすることにより、
昇降フレーム4に搭載した患者を乗せたストレッチャS
を救急自動車の車幅方向の任意の位置に移動、固定し
て、患者に対する適切な側から患者に対し心臓マッサー
ジなどの処置を適切に行うことができるものとなる。
【0040】次に、この救急自動車におけるストレッチ
ャの防振装置の動作について説明する。患者を乗せたス
トレッチャSを昇降フレーム4に搭載する。これは、図
7に示すように昇降フレーム4を最下降位置まで降下さ
せた状態で行うか、又は図8に示すようにリヤ側Rを下
降させて昇降フレーム4を傾斜させた状態で行うように
する。
【0041】次に、ストレッチャSを搭載した昇降フレ
ーム4を略水平に保持しつつ防振作用を行わせるには、
油圧ポンプ21により作動油を電磁弁を介して油圧シリ
ンダ9F,9Rに送油して、昇降フレーム4を上昇させ
る。この場合、ストレッチャSを搭載した時のアーム
5,6の状態、すなわち、昇降フレーム4の高さに応じ
て電磁弁SV1〜SV4のいずれかと、電磁弁SV5〜S
V8のいずれかを作動し、これにより両シリンダ9F,
9Rにてアーム5,6を揺動させて昇降フレーム4を略
水平になるようにする。すなわち、この油圧シリンダ9
F,9Rへの送油により、スライダー10S,10Sを
ガイドロッド10Lに沿って摺動させ、ばねガイド8及
びショックアブソーバ8Aを介してアーム5,6を軸7
を中心として揺動させる。このとき、アーム5,6に取
り付けたセンサ操作板13,14は、アーム5,6と共
に揺動し、これにより、昇降フレーム4の所定の防振位
置を通過したことを、センサ操作板13,14に突設し
た突片13a,14aがセンサS1,S2を遮光するこ
とにより検出すると、昇降フレーム4の上昇側から下降
側に電磁弁SV1〜SV8を切り換え、センサ操作板1
3,14に突設した突片13a、14aによるセンサS
1,S2の遮光が解除された位置で、油圧シリンダ9
F,9Rへの送油を停止して、昇降フレーム4の下降を
停止させる。これにより、患者の体重に関係なく昇降フ
レーム4を図1に示すばねガイド8及びショックアブソ
ーバ8Aによる最適な略水平状態の防振位置に正確に位
置させることができ、救急自動車の走行時の振動をばね
ガイド8及びショックアブソーバ8Aによって確実に吸
収し、ストレッチャSに救急自動車の走行時の振動が伝
わらないようにすることができる。
【0042】なお、患者が図1に示す略水平状態では気
分が悪い場合等には、センサS3により昇降フレーム4
のリヤ側Rを若干低く設定して、昇降フレーム4を図5
に示す若干足下がり状態とした傾斜防振位置に設置する
ことができる。
【0043】救急自動車の制動時あるいは下り坂の走行
時などにおいて、ストレッチャSを搭載した防振装置V
のリヤ側Rがフロント側Fより高くなる等により、スト
レッチャS上の患者に不快感を与えることがあるため、
このような場合には、昇降フレーム4のリヤ側Rをフロ
ント側Fより低くなるよう傾斜させる必要がある。この
ため、救急自動車が制動時あるいは下り坂の走行時にあ
ることを可動ベース3に設けた重錘S10がセンサS9
を作動させることにより検知するとともに、このセンサ
S9の検出信号にて電磁弁SV3,SV8を導通するよう
に切り換えて、作動油を油圧シリンダ9Rが伸張するよ
うに送油し、リヤR側のスライダー10Sをガイドロッ
ド10Lに沿って昇降フレーム4のリヤR側が下降する
方向へ移動させ、アーム6を揺動して、昇降フレーム4
のリヤ側Rを所定の防振位置より所定量だけ下降させ
(この下降量は、センサS6によるカウント量として予
め設定することができる。)、昇降フレーム4のリヤ側
Rが下降すると、油圧シリンダ9F,9Rへの送油を停
止して、昇降フレーム4のリヤ側Rの下降を停止させ
る。これにより、昇降フレーム4は、リヤ側Rが下が
り、昇降フレーム4及び昇降フレーム4に搭載したスト
レッチャSは、実質的に略水平もしくは足下がり状態と
なり、頭下がりを防止することができる。
【0044】すなわち、リヤ側Rのスライダー10Sに
配設したセンサ操作板12に形成したスリット12Aを
センサS6にてカウントすることにより、昇降フレーム
4のリヤ側Rの下降量を、リヤ側Rのスライダー10S
に移動量として計測し、平常の走行状態に戻り、可動ベ
ース3に設けた重錘S10によるセンサS9の作動が解
除されると、このカウント数に応じてスライダー10S
を復帰させ、昇降フレーム4をばねガイド8及びショッ
クアブソーバ8Aによる最適な防振位置に正確に復帰さ
せることができる。なお、この復帰動作は、図8に示す
ように、ストレッチャSを昇降フレーム4に搭載した
り、昇降フレーム4から降ろすために、傾動させた昇降
フレーム4を復帰させる場合にも、適用することができ
る。
【0045】また、患者に対し救急自動車内で心臓マッ
サージなどの処置を行う必要が生じた場合には、処置内
容に対応してストレッチャSを搭載した昇降フレーム4
を昇降し、最上昇位置(図6)又は最下降位置(図7)
で停止し、固定するようにする。
【0046】昇降フレーム4を最上昇位置に固定するに
は、油圧シリンダ9F,9Rが収縮するように電磁弁を
切り換え、油圧シリンダ9F,9Rにてスライダー10
Sを移動させてアーム5,6による略V字形の角度を鋭
角となるように揺動する。そして、昇降フレーム4が、
図6に示すように最上昇位置に達すると、アーム5,6
の上端に取り付けたローラ52,62が昇降フレーム4
の内側のストッパ5S,6Sに当接するとともに、アー
ム5の下端5AがロックストッパT1に当接する。この
とき、油圧シリンダ9F,9Rにてガイドロッド10L
の可動ベース3の内側端側へ移動したスライダー10
S,10Sにて、ばねガイド8はシリンダ83内にロッ
ド85が押し込まれたばね86の付勢力が作用しない圧
縮ロッドとして機能し、これにより、アーム5,6は揺
動しないようにロックされ、昇降フレーム4は最上昇位
置で固定される。この昇降フレーム4の最上昇位置に達
したことをスライダー10Sに突設したセンサ操作板1
2が可動ベース3側に設置したセンサS5,S8を操作
することにより検知し、油圧シリンダ9F,9Rへの送
油を停止するようにする。
【0047】また、昇降フレーム4を最下降位置に固定
するには、油圧シリンダ9F,9Rが伸張するように電
磁弁を切り換え、油圧シリンダ9F,9Rにてスライダ
ー10Sを移動させてアーム5,6による略V字形の角
度を鈍角となるように揺動する。そして、昇降フレーム
4が、図7に示すように最下降位置に達すると、アーム
5,6の上端に取り付けたローラ52,62が昇降フレ
ーム4の外側のストッパ5S,6Sに当接するととも
に、アーム5,6の下縁がロックストッパT2,T2に
当接する。このとき、油圧シリンダ9F,9Rにてガイ
ドロッド10Lの可動ベース3の内側端側へ移動したス
ライダー10S,10Sにて、ばねガイド8はピストン
84がシリンダ83の大径部83A内を移動して、小径
部との段差部に達し、伸張が阻止された引張ロッドとし
て機能し、これにより、アーム5,6は揺動しないよう
にロックされ、昇降フレーム4は最下降位置で固定され
る。この昇降フレーム4の最下降位置に達したことをス
ライダー10Sに突設したセンサ操作板12が可動ベー
ス3側に設置したセンサS4,S7を操作することによ
り検知し、油圧シリンダ9F,9Rへの送油を停止する
ようにする。
【0048】また、患者を乗せたストレッチャSを昇降
フレーム4から降ろす場合には、図7に示すように昇降
フレーム4を最下降位置まで降下させた状態で行うか、
又は図8に示すようにリヤ側Rを下降させて昇降フレー
ム4を傾斜させた状態で行うようにする。
【0049】
【発明の効果】本発明の救急自動車におけるストレッチ
ャの防振装置によれば、簡易な機構により、ストレッチ
ャを搭載する昇降フレームを支持する略V字形に配設し
たアームの揺動角度を検知するセンサの出力信号に基づ
いてストレッチャを搭載した昇降フレームが所定の高さ
位置に設置されるようにスライダーを駆動機構により移
動することにより、患者の体重に関係なく昇降フレーム
を最適な防振位置に正確に位置させることができ、救急
自動車の走行時の振動を確実に吸収することができる。
【0050】また、救急自動車が制動時あるいは下り坂
の走行時にあることを検知するためのセンサの出力信号
に基づいて、昇降フレームのリヤ側をフロント側より低
くなるように、スライダーの駆動機構を駆動することに
より、患者が頭下がりになることを防止し、患者に不快
感を与えることのないようにすることができる。
【0051】また、昇降フレームのリヤ側をフロント側
より低くなるように、スライダーの駆動機構を駆動した
際のスライダーの移動量を検知するためのセンサを配設
し、昇降フレームの復帰時、該センサの出力信号に基づ
いてスライダーの駆動機構を駆動することにより、昇降
フレームを最適な防振位置に正確に復帰させることがで
きる。
【0052】また、ばねガイドを、昇降フレームの最上
昇位置において圧縮ロッドとして機能し、昇降フレーム
の最下降位置において引張ロッドとして機能するように
構成することにより、昇降フレームを最上昇位置又は最
下降位置に固定して、患者に対し心臓マッサージなどの
処置を適切に行うことができる。
【0053】また、昇降フレームを支持するベースを、
救急自動車の車幅方向に移動可能に支持することによ
り、昇降フレームを救急自動車の車幅方向の任意の位置
に移動、固定して、患者に対する適切な側から患者に対
し心臓マッサージなどの処置を適切に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の救急自動車におけるストレッチャの防
振装置の一実施例を示し、昇降フレームが略水平状態の
防振位置に設置されているときの正面図である。
【図2】同全体の正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同部分図を示し、(A)は可動ベース部の平面
図を、(B)は昇降フレーム部の平面図である。
【図5】同昇降フレームが足下がり状態の傾斜防振位置
に設置されているときの正面図である。
【図6】同昇降フレームが最上昇位置に設置されている
ときの正面図である。
【図7】同昇降フレームが最下降位置に設置されている
ときの正面図である。
【図8】同昇降フレームが傾斜状態(ストレッチャの搭
載、降ろし位置)に設置されているときの正面図であ
る。
【図9】同アーム下端部を示し、(A)は側面断面図、
(B)はフロント側のアームのセンサの説明図、(C)
はリヤ側のアームのセンサの説明図である。
【図10】同スライダー部を示し、(A)は側面断面
図、(B)はスライダー部のセンサの説明図である。
【図11】可動ベースの車幅方向への移動機構の平面図
である。
【図12】ばねガイドの断面図である。
【図13】油圧回路図である。
【符号の説明】
S ストレッチャ V 防振装置 T1,T2 ロックストッパ S1,S2,S3,・・・,S9 センサ 3 可動ベッド 4 昇降フレーム 5,6 アーム 7 軸 8 ばねガイド 8A ショックアブソーバ 9F,9R 油圧シリンダ 10 振動吸収機構 10S スライダー 12,13,14 センサ操作板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上にそれぞれ揺動可能に略V字形
    に配設したアームを介してストレッチャを搭載する昇降
    フレームを昇降可能に支持し、前記各アームをばねガイ
    ド及びショックアブソーバにより支持した救急自動車に
    おけるストレッチャの防振装置において、前記ばねガイ
    ド及びショックアブソーバの先端部を前記各アームの中
    間位置に、基端部を車長方向に摺動可能に配設したスラ
    イダーに枢着するとともに、各アームの揺動角度を検知
    するセンサを配設し、該センサの出力信号に基づいてス
    トレッチャを搭載した昇降フレームが所定の高さ位置に
    設置されるように前記スライダーを駆動機構により移動
    するようにしたことを特徴とする救急自動車におけるス
    トレッチャの防振装置。
  2. 【請求項2】 救急自動車が制動時あるいは下り坂の走
    行時にあることを検知するためのセンサを配設し、該セ
    ンサの出力信号に基づいて、昇降フレームのリヤ側をフ
    ロント側より低くなるように、スライダーの駆動機構を
    駆動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の救
    急自動車におけるストレッチャの防振装置。
  3. 【請求項3】 昇降フレームのリヤ側をフロント側より
    低くなるように、スライダーの駆動機構を駆動した際の
    スライダーの移動量を検知するためのセンサを配設し、
    昇降フレームの復帰時、該センサの出力信号に基づいて
    スライダーの駆動機構を駆動するようにしたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の救急自動車におけるストレ
    ッチャの防振装置。
  4. 【請求項4】 ばねガイドを、昇降フレームの最上昇位
    置において圧縮ロッドとして機能し、昇降フレームの最
    下降位置において引張ロッドとして機能するように構成
    したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の救急自
    動車におけるストレッチャの防振装置。
  5. 【請求項5】 昇降フレームを支持するベースを、救急
    自動車の車幅方向に移動可能に支持したことを特徴とす
    る請求項1、2、3又は4記載の救急自動車におけるス
    トレッチャの防振装置。
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