JPH11190961A - 複写処理装置 - Google Patents

複写処理装置

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JPH11190961A
JPH11190961A JP9358691A JP35869197A JPH11190961A JP H11190961 A JPH11190961 A JP H11190961A JP 9358691 A JP9358691 A JP 9358691A JP 35869197 A JP35869197 A JP 35869197A JP H11190961 A JPH11190961 A JP H11190961A
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JP9358691A
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Yasuyuki Nakamura
康幸 仲村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写処理終了に同期したタイミングで装置か
ら離れた場所にいる使用者に複写処理の終了を通知する
こと。 【解決手段】 原稿から読み取られる画像情報に所定の
画像処理を施して記録媒体に複写画像を形成する画像出
力部107から取得する画像出力が完了したことを示す
信号109に同期して、CPU111が出力音御制御部
110を制御して複写処理の終了を表す音の出力を制御
する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿から読み取ら
れる画像情報に所定の画像処理を施して記録媒体に複写
画像を形成する複写処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の複写処理装置の構成を説
明するブロック図である。
【0003】図において、201は操作部で、複写処理
動作モードを選択することが可能であり、例えば複数の
キーを有するオペレーションパネル等により構成され
る。202は表示部で、従来の複写処理装置が有する複
写処理動作モード及びその他動作メニューを表示可能
で、例えばLCD等により構成される。203は原稿読
取部で、CCD等により構成され複写処理する原稿の画
像データを読み取る。204はメモリで、原稿読取部2
03が読み取った画像データを一時記憶する。
【0004】205は画像処理部で、メモリ204に記
憶され原稿読取部203により読み取った画像データに
対して画像処理を施す。206はメモリで、画像処理部
205が画像処理する際に使用する。207は画像出力
部で、画像処理部205により画像処理された画像デー
タを順次出力する。なお、画像出力部207の構成は複
写処理装置の機種により異なり、インクジェット方式の
画像出力部を用いて構成する機種、或いは電子写真方式
の画像出力部を用いて構成する機種がある。
【0005】208はメモリで、画像出力部207が使
用する。209は中央演算処理制御装置(以下、CPU
と称する)で、ROM210に格納されたプログラムに
基づいて従来の複写処理装置全体を制御し、画像処理パ
ラメータを原稿読取部203,画像処理部205,画像
出力部207に設定する制御、更には前記各処理部に対
しての起動制御、動作制御を行う。また、211はRA
Mで、CPU209の作業領域であるとともに、内部に
不揮発性のメモリを有し、操作部201での各種設定を
保存する。
【0006】以下、図10のフローチャートを参照し
て、従来の複写処理装置における複写処理制御動作につ
いて説明する。
【0007】図10は、従来の複写処理装置におけるの
複写処理制御手順の一例を示すフローチャートであり、
ROM210に格納されたプログラムに基づいてCPU
209により実行される。なお、(1)〜(4)は各ス
テップを示す。
【0008】まず、原稿台に複写処理する原稿が設定さ
れ、操作部201により複写処理する動作モード及び複
写処理開始指示が設定されると(1)、複写処理装置は
複写動作を開始する。具体的には、CPU209が原稿
読取部203、画像出力部207に選択された動作モー
ドに対応した画像処理パラメータを設定し、各処理部に
対して複写処理動作開始の起動信号を出力する。
【0009】前記複写処理動作開始の起動信号により各
処理部は複写処理動作を開始する(2)。即ち、原稿読
取部203は原稿台に設定された原稿の画像データの読
み取りを開始し、画像処理部205はメモリ206を使
用して、原稿読取部203により読み取られた画像デー
タにフィルタ処理,変倍処理,輝度濃度変換処理,ガン
マ処理,マスキング処理等の画像処理を施す。画像出力
部207は画像処理部205により画像処理された原稿
の画像データをメモリ208に記憶させ、出力可能な容
量分記憶した時点で順次出力し複写処理を行う。
【0010】次に、操作部201に配置した図示しない
複写処理強制終了キー押下等の複写処理終了指示がなさ
れるか(3)、原稿の画像データの複写処理が終了する
(4)までステップ(2)に戻り、前記一連の複写処理
を繰り返し複写処理を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の複写処理装置においては、使用者が複写処理終了す
るまで装置の側に待機していないと複写処理が終了した
タイミングを知ることが出来ないという問題点があっ
た。
【0012】特に画像出力部207をインクジェット方
式等の出力装置で構成した場合、その印字方式が多岐
(後述する図6の(a)に示すシングルパス印字動作モ
ード、後述する図6の(b),(c)に示すマルチパス
印字動作モード)に及ぶため複写処理出力時間も均一で
はなく、搭載するインク濃度の種類が色毎複数存在する
場合まで含めると一番短い印字時間となる印字モードと
一番長い印字時間となる印字モードとの差が一番短い印
字時間となる印字モードの数倍に及ぶ場合がある。
【0013】また、印字する動作モードがカラー複写処
理動作である場合と、白黒複写処理動作である場合に関
してもその印字時間の差は大きなものとなる。
【0014】このような複写処理装置を使用した場合、
使用者が設定する複写処理する動作モードにも関係する
が、複数枚数の複写処理実行時はいうまでもなく、1枚
の複写処理実行時の複写終了時間も決して短くない状況
となり、その間使用者は装置の側で待機していなければ
ならないという問題点があった。
【0015】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の第1の目的は、原稿から読み取られる画像情報に所
定の画像処理を施して記録媒体への複写画像を形成する
画像形成部から取得する画像形成終了情報に同期して、
複写処理の終了を表す音の出力を制御することにより、
複写処理終了に同期したタイミングで装置から離れた場
所にいる使用者に複写処理の終了を報知して、使用者は
装置の側に待機していなくても、席に居ながらにして複
写処理終了のタイミングを知ることができる複写処理装
置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、原稿から読み取られる画像情報に所定の画像処理を
施して記録媒体に複写画像を形成する画像形成手段(図
1に示す画像処理部105,画像出力部107)を有す
る複写処理装置において、前記画像形成手段から取得す
る画像形成終了情報(図1に示す画像出力が完了したこ
とを示す信号109)に同期して、複写処理の終了を表
す音の出力を制御する制御手段(図1に示すCPU11
1がROM112に格納されるプログラムに基づいて出
力音制御部を制御して複写処理の終了を表す音を出力さ
せる)を有するものである。
【0017】本発明に係る第2の発明は、前記画像形成
手段(図1に示す画像処理部105,画像出力部10
7)に対して複写処理動作モードを設定する第1の設定
手段(図1に示す操作部101)を設け、前記制御手段
(図1に示すCPU111)は、前記第1の設定手段に
より設定された複写処理動作モード(複写処理終了まで
の時間が所定時間以上となる複写処理動作モード(複数
枚以上,両面複写,カラー複写等))を判別して、該判
別結果に基づいて複写処理の終了を表す音の出力の有無
を制御するものである。
【0018】本発明に係る第3の発明は、前記第1の設
定手段により設定される複写処理動作モードは複写枚数
を含み、前記制御手段(図1に示すCPU111)は、
前記第1の設定手段により設定された複写枚数に基づい
て、複写処理の終了を表す音の出力の有無を制御するも
のである。
【0019】本発明に係る第4の発明は、複写処理の終
了を表す音の出力の有無を選択設定する第2の設定手段
(図1に示す操作部101)を設け、前記制御手段(図
1に示すCPU111)は、前記第2の設定手段の設定
状態に基づいて複写処理の終了を表す音の出力の有無を
制御するものである。
【0020】本発明に係る第5の発明は、前記制御手段
(図1に示すCPU111)は、前記複写処理の終了を
表す音として一定階調のビープ音を出力制御するもので
ある。
【0021】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
(図1に示すCPU111)は、前記複写処理の終了を
表す音として多階調のビープ音を出力制御するものであ
る。
【0022】本発明に係る第7の発明は、前記制御手段
(図1に示すCPU111)は、前記複写処理の終了を
表す音として音声メッセージを出力制御するものであ
る。
【0023】本発明に係る第8の発明は、前記制御手段
(図1に示すCPU111)は、前記第1の設定手段
(図1に示す操作部101)により設定された複写処理
動作モードがカラー画像の複写処理動作モードと判別し
た場合に、複写処理の終了を表す音を出力制御するもの
である。
【0024】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
(図1に示すCPU111)は、前記第1の設定手段
(図1に示す操作部101)により設定された複写処理
動作モードがマルチパス印字動作処理モード(図6の
(b),(c)に示す)と判別した場合に、複写処理の
終了を表す音を出力制御するものである。
【0025】本発明に係る第10の発明は、前記制御手
段(図1に示すCPU111)は、前記第1の設定手段
(図1に示す操作部101)により設定された複写処理
動作モードが階調性を重視した複写処理動作モード(写
真モード)であると判定した場合に、複写処理の終了を
表す音を出力制御するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す複写処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0027】図において、101は操作部で、複写処理
動作モードを選択することを可能とし、例えば複数のキ
ーを有するオペレーションパネル等により構成される。
102は表示部で、従来の複写処理装置が有する複写処
理動作モード及びその他メニューを表示することを可能
とし、例えばLCD等により構成される。103は原稿
読取部で、CCD等により構成され複写処理する原稿の
画像データを読み取る。
【0028】104はメモリで、原稿読取部103が読
み取った画像データを一時記憶する。105は画像処理
部で、メモリ104に記憶され原稿読取部103により
読み取った画像データに対して画像処理を施す。106
はメモリで、画像処理部105が画像処理する際に使用
する。107は画像出力部で、画像処理部105により
画像処理された画像データを順次出力する。
【0029】また、画像出力部107の構成は複写処理
装置の機種により異なり、インクジェット方式の画像出
力部を用いて構成する機種、或いは電子写真方式の画像
出力部を用いて構成する機種がある。108はメモリ
で、画像出力部107が使用する。109は画像出力が
完了したことを示す信号で、画像出力部107がCPU
111に対して出力する。110は出力音制御部で、画
像出力部107により画像出力が完了した時点で終了音
を出力する。
【0030】111は従来の複写処理装置全体を制御す
る中央演算処理制御装置(以下、CPUと称する)であ
り、ROM112に格納されたプログラムに基づいて、
前記操作部101により選択された複写処理動作モード
を表示部102に表示させる制御及び選択された複写処
理動作モードに対応した画像処理パラメータを原稿読取
部103,画像処理部105,画像出力部107に設定
する制御、出力音制御部110の制御、更には前記各処
理部に対しての起動制御、動作制御を行う。また、11
3はRAMで、CPU111の作業領域であるととも
に、内部に不揮発性のメモリを有し、操作部101での
各種設定を保存する。
【0031】以下、図2のフローチャートを参照して本
発明の複写処理装置の第1の複写処理制御動作について
説明する。
【0032】図2は、本発明の複写処理装置の第1の複
写処理制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0033】まず、使用者により本発明装置の操作部1
01の図示しないキーの押下により複写処理開始指示が
なされると本発明装置は動作を開始する(1)。即ち、
CPU111は前記選択された複写処理動作モードに応
じた画像処理パラメータを原稿読取部103,画像処理
部105,画像出力部107に設定し、前記各処理部に
対して動作開始指示を出力する。前記動作開始指示がC
PU111から出力されると原稿読取部103はメモリ
104を使用して原稿の読取動作を開始する。画像処理
部105は原稿読取部103からの画像データをメモリ
106を使用して順次画像処理を施す。
【0034】具体的には読み取られた画像データに対し
てフィルタ処理,変倍処理,輝度濃度変換処理,ガンマ
変換処理,マスキング処理等の画像処理を施す。画像出
力部107は画像処理部105から送られる画像データ
をメモリ108に記憶させ、画像出力可能な容量の画像
データが記憶され次第、順次出力して原稿の複写処理を
行う(2)。
【0035】使用者により、操作部101の図示しない
複写処理強制終了キーの押下がなされるか(3)、原稿
の複写処理が終了したと判定される(4)までステップ
(2)に戻り、前記一連の複写処理を繰り返し行う
(4)。一方、ステップ(3)で複写処理強制終了キー
の押下がなされたと判定された場合は、処理を終了す
る。
【0036】また、ステップ(4)で画像出力部107
は原稿の複写処理即ち画像出力が終了したと判定された
場合は、信号109によりCPU111にその旨通知す
る。信号109は例えば複写処理終了時に「L」レベル
から「H」レベル或いは「H」レベルから「L」レベル
に変化するような信号でも良いし、一定時間固定レベル
となるパルス信号でも良い。
【0037】更には、CPU111と画像出力部107
がBi−Centronics(IEEEP1284)
のインタフェースを介して接続されている場合において
は、画像出力部107がCPU111に出力するコマン
ドであっても良い。CPU111は前記画像出力部10
7から信号109が出力されると出力音制御部110に
複写処理終了を示す出力音の出力指示を出す。出力音制
御部110は前記出力指示信号を受けると、複写処理終
了音の出力を行い(5)。処理を終了する。
【0038】この場合における出力音は一定階調のビー
プ音でも良いし、音階をつけたビープ音、更には音声メ
ッセージでも良い。また、複写処理終了音を出力する時
間は出力制御部110内部に構成したレジスタ等の記憶
回路により設定可能であり、CPU111による設定で
任意に変更される。以上より、複写処理が終了した時点
で複写処理装置から複写処理終了音が出力されるため、
複写処理が終了するまで複写処理装置の側に待機せずと
も複写処理が終了したタイミングを知ることができる。
【0039】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
画像出力部107の画像出力完了時に複写処理終了音を
出力する構成について説明したが、使用者により複写処
理終了音を出力するように設定されている場合のみ、複
写処理終了音を出力するように構成してもよい。以下、
その実施形態について説明する。なお、第2実施形態に
おいても本発明装置の構成は図1の構成であるため、こ
こでの各処理部の説明は省略する。
【0040】以下、図3のフローチャートを参照して本
発明の複写処理装置の第2の複写処理制御動作について
説明する。
【0041】図3は、本発明の複写処理装置の第2の複
写処理制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0042】まず、使用者は本発明装置の操作部101
の図示しないキーの押下により複写処理動作モードの設
定及び複写処理開始指示、更には複写処理終了時の出力
音の出力の有無の設定を行う。前記設定がなされると本
発明の複写処理装置は動作を開始する(1)。即ち、C
PU111は前記選択された複写処理動作モードに応じ
た画像処理パラメータを原稿読取部103,画像処理部
105,画像出力部107に設定し、前記各処理部に対
して動作開始指示を出力する。
【0043】前記動作開始指示がCPU111から出力
されると原稿読取部103はメモリ104を使用して原
稿の読取動作を開始する。画像処理部105は原稿読取
部103からの画像データをメモリ106を使用して順
次画像処理を施す。具体的には読み取られた画像データ
に対してフィルタ処理,変倍処理,輝度濃度変換処理,
ガンマ変換処理,マスキング処理等の画像処理を施す。
画像出力部107は画像処理部105から送られる画像
データをメモリ108に記憶させ、画像出力可能な容量
の画像データが記憶され次第、順次出力して原稿の複写
処理を行う(2)。
【0044】使用者により、操作部101の図示しない
複写処理強制終了キーの押下がなされるか(3)、原稿
の複写処理が終了したと判定される(4)までステップ
(2)に戻り、前記一連の複写処理を繰り返し行う。一
方、ステップ(3)で複写処理強制終了キーの押下がな
されたと判定された場合は、処理を終了する。
【0045】また、ステップ(4)で画像出力部107
は原稿の複写処理即ち画像出力が終了したと判定された
場合は、信号109によりCPU111にその旨通知す
る。信号109の内容については前記第1実施形態に記
載した内容と同一であるためここでの説明は省略する。
【0046】CPU111は前記画像出力部107から
信号109が出力されると、複写処理開始時に使用者に
より設定された内容が複写処理終了音を出力する設定と
なっているか否か判定し(5)、複写処理終了時、使用
者により複写処理終了音の出力をさせない設定となって
いる場合は、そのまま処理を終了する。
【0047】一方、ステップ(5)で使用者により複写
処理終了音の出力を行うと設定されていると判定された
場合は、CPU111は出力音制御部110に複写処理
終了を示す出力音の出力指示を出す。出力音制御部11
0は前記出力指示信号を受けると、複写処理終了音の出
力を行う(6)。
【0048】この場合における出力音は第1実施形態同
様、一定階調のビープ音でも良いし、音階をつけたビー
プ音、更には音声メッセージでも良い。また、複写処理
終了音を出力する時間は出力制御部110内部に構成し
たレジスタ等の記憶回路により設定可能でありCPU1
11の設定により任意に変更される。
【0049】以上より、使用者により前記複写処理終了
音の出力の有無を選択することが可能となる。
【0050】〔第3実施形態〕上記第2実施形態では、
使用者により複写処理終了音を出力するように設定され
ている場合のみ、複写処理終了音を出力する構成につい
て説明したが、使用者により設定された複写処理動作モ
ードが複写処理終了音を出力する複写処理動作モードで
ある場合のみ、複写処理終了音を出力するように構成し
てもよい。以下、その実施形態について説明する。な
お、第3実施形態においても本発明装置の構成は図1の
構成であるため、ここでの各処理部の説明は省略する。
【0051】以下、図4のフローチャートを参照して本
発明の複写処理装置の第3の複写処理制御動作について
説明する。
【0052】図4は、本発明の複写処理装置の第3の複
写処理制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0053】まず、使用者は本発明装置の操作部101
の図示しないキーの押下により複写処理動作モードの設
定及び複写処理開始指示を行う。前記設定がなされると
本発明装置は動作を開始する(1),(2)。即ち、C
PU111は前記選択された複写処理動作モードに応じ
た画像処理パラメータを原稿読取部103、画像処理部
105,画像出力部107に設定し、前記各処理部に対
して動作開始指示を出力する(3)。
【0054】前記動作開始指示がCPU111から出力
されると原稿読取部103はメモリ104を使用して原
稿の読取動作を開始する。画像処理部105は原稿読取
部103からの画像データをメモリ106を使用して順
次画像処理を施す。具体的には読み取られた画像データ
に対してフィルタ処理,変倍処理,輝度濃度変換処理,
ガンマ変換処理,マスキング処理等の画像処理を施す。
画像出力部107は画像処理部105から送られる画像
データをメモリ108に記憶させ、画像出力可能な容量
の画像データが記憶され次第、順次出力して原稿の複写
処理を行う(4)。
【0055】使用者により、操作部101の図示しない
複写処理強制終了キーの押下がなされるか(5)原稿の
複写処理が終了する(6)までステップ(3)に戻り、
前記一連の複写処理を繰り返し行う。一方、ステップ
(5)で複写処理強制終了キーの押下がなされたと判定
された場合は、処理を終了する。
【0056】また、ステップ(6)で画像出力部107
は原稿の複写処理即ち画像出力が終了したと判定された
場合は、信号109によりCPU111にその旨通知す
る。信号109の内容については第1実施形態に記載し
た内容と同一であるためここでの説明は省略する。
【0057】CPU111は前記画像出力部107から
信号109が出力されると、複写処理開始時に使用者に
より設定された内容が複写処理動作モードが複写処理終
了音を出力する動作モードに該当するか否か判定し
(7)、複写処理終了音を出力しない動作モードに該当
する場合は、そのまま処理を終了する。
【0058】一方、ステップ(7)で使用者により設定
された内容が複写処理動作モードが複写処理終了音を出
力する動作モードに該当すると判定された場合は、CP
U111は出力音制御部110に複写処理終了を示す出
力音の出力指示を出す。出力音制御部110は前記出力
指示信号を受けると、複写処理終了音の出力を行う
(8)。
【0059】なお、この場合における出力音は第1実施
形態及び第2実施形態同様、一定階調のビープ音でも良
いし、音階をつけたビープ音、更には音声メッセージで
も良い。また、複写処理終了音を出力する時間は出力制
御部110内部に構成したレジスタ等の記憶回路により
設定可能でありCPU111の設定により任意に変更さ
れる。
【0060】また、複写処理動作モードと複写処理終了
音の出力有無に関してはCPU111により制御され
る。例えば、複写処理終了までの時間が所定時間以上と
なる複写処理動作モード(複数枚以上,両面複写,カラ
ー複写等)が選択された場合にのみ複写処理終了音を出
力するような設定を行う。なお、上記CPU111によ
る複写処理終了までの時間の判定は、ROM112に格
納されれテーブル等と比較して行われる。
【0061】以上より、複写処理終了までに時間が係る
場合には、複写処理終了音を出力して、使用者に複写処
理終了を通知することが可能となる。
【0062】また、使用者が操作部から所定の複写処理
動作モードに対する複写処理終了音の出力の有無を設定
するように構成してもよい。
【0063】これにより、使用者が設定する複写処理動
作モードと前記複写処理終了音の出力の有無との関係を
設定することが可能となる。
【0064】〔第4実施形態〕上記第3実施形態では、
使用者により設定された複写処理動作モードが複写処理
終了音を出力する所定の複写処理動作モードである場合
のみ、複写処理終了音を出力する構成について説明した
が、使用者により設定された複写処理動作モードがカラ
ー複写処理動作モードである場合のみ、複写処理終了音
を出力するように構成してもよい。以下、その実施形態
について説明する。なお、第4実施形態においても本発
明装置の構成は図1の構成であるため、ここでの各処理
部の説明は省略する。
【0065】以下、図5のフローチャートを参照して本
発明の複写処理装置の第4の複写処理制御動作について
説明する。
【0066】図5は、本発明の複写処理装置の第4の複
写処理制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(6),(8),(9)は各ステップを示
し、図4と同一のステップには、同一のステップ番号を
付してある。
【0067】まず、使用者は本発明装置の操作部101
の図示しないキーの押下により複写処理動作モードの設
定及び複写処理開始指示を行う。前記設定がなされると
本発明装置は動作を開始する(1),(2)。即ち、C
PU111は前記選択された複写処理動作モードに応じ
た画像処理パラメータを原稿読取部103,画像処理部
105,画像出力部107に設定し、前記各処理部に対
して動作開始指示を出力する(3)。
【0068】前記動作開始指示がCPU111から出力
されると原稿読取部103はメモリ104を使用して原
稿の読取動作を開始する。画像処理部105は原稿読取
部103からの画像データをメモリ106を使用して順
次画像処理を施す。具体的には読み取られた画像データ
に対してフィルタ処理,変倍処理,輝度濃度変換処理,
ガンマ変換処理,マスキング処理等の画像処理を施す。
画像出力部107は画像処理部105から送られる画像
データをメモリ108に記憶させ、画像出力可能な容量
の画像データが記憶され次第、順次出力して原稿の複写
処理を行う(4)。
【0069】使用者により、操作部101の図示しない
複写処理強制終了キーの押下がなされるか(5)原稿の
複写処理が終了する(6)までステップ(3)に戻り、
前記一連の複写処理を繰り返し行う。一方、ステップ
(5)で複写処理強制終了キーの押下がなされたと判定
された場合は、処理を終了する。
【0070】また、ステップ(6)で画像出力部107
は原稿の複写処理即ち画像出力が終了したと判定された
場合は、信号109によりCPU111にその旨通知す
る。信号109は例えば複写処理終了時に「L」レベル
から「H」レベル或いは「H」レベルから「L」レベル
に変化するような信号でも良いし、一定時間固定レベル
となるパルス信号でも良い。
【0071】更には、CPU111と画像出力部107
がBi−Centronics(IEEEP1284)
のインタフェースを介して接続されている場合において
は、画像出力部107がCPU111に出力するコマン
ドであっても良い。
【0072】CPU111は前記画像出力部107から
信号109が出力されると、複写処理開始時に使用者に
より設定された内容が複写処理動作モードがカラー複写
動作モードであるか否か判定し(9)、カラー複写動作
モードでない場合は、そのまま処理を終了する。
【0073】一方、ステップ(9)で使用者により設定
された内容が複写処理動作モードがカラー複写動作モー
ドであると判定された場合は、CPU111は出力音制
御部110に複写処理終了を示す出力音の出力指示を出
す。出力音制御部110は前記出力指示信号を受ける
と、複写処理終了音の出力を行う(8)。この場合にお
ける出力音は一定階調のビープ音でも良いし、音階をつ
けたビープ音、更には音声メッセージでも良い。また、
複写処理終了音を出力する時間は出力制御部110内部
に構成したレジスタ等の記憶回路により設定可能であり
CPUlllの設定により任意に変更される。
【0074】以上より、複写処理時間が長くなるカラー
画像の複写処理動作終了時点で複写処理装置から複写処
理終了音が出力されるため、複写処理が終了するまで複
写処理装置の側に待機せずとも複写処理が終了したタイ
ミングを知ることが出来る。
【0075】〔第5実施形態〕上記第4実施形態では、
使用者により設定された複写処理動作モードがカラー複
写処理動作モードである場合のみ、複写処理終了音を出
力する構成について説明したが、使用者により設定され
た複写処理動作モードがマルチパス印字動作モードであ
る場合のみ、複写処理終了音を出力するように構成して
もよい。以下、その実施形態について説明する。なお、
第5実施形態においても本発明装置の構成は図1の構成
であるため、ここでの各処理部の説明は省略する。
【0076】図6は、本発明の複写処理装置の印字動作
モードの一例を示す模式図であり、(a)はシングルパ
ス印字動作モードに対応し、(b),(c)はマルチパ
ス印字動作モードに対応する。
【0077】(a)に示すシングルパス印字動作モード
は、出力させる1ドットに対して1回印字(インク出
力)を行う動作モードであり、印字品質はさほど良くな
いが、1ページの印字時間を短くすることができる。
【0078】(b),(c)に示すマルチパス印字動作
モードには、「4パス印字動作モード」,「2パス印字
動作モード」等があり、出力させる1ドットに対して複
数回印字(インク出力)を行う動作モードであり、1ド
ットを複数回印字するため、印字品質は上がるが、1ペ
ージの印字時間が長くなってしまう。
【0079】なお、(b)に示す2パス印字動作モード
は、1ドットを4分割して対角の領域に2回に分けて印
字(インク出力)を行う動作モードであり、「ムラを防
止する」ための印字動作モードである。
【0080】また、(c)に示す2パス印字動作モード
は、1ドットの領域に2回に分けてほぼ同一領域に印字
(インク出力)を行う動作モードであり、「濃度を取
る」ための印字動作モードである。
【0081】以下、図7のフローチャートを参照して本
発明の複写処理装置の第5の複写処理制御動作について
説明する。
【0082】図7は、本発明の複写処理装置の第5の複
写処理制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(6),(8),(10)は各ステップを
示し、図5と同一のステップには、同一のステップ番号
を付してある。
【0083】ステップ(1)〜(6)の処理の説明は、
図5と同一であるので、ここでは省略する。
【0084】ステップ(10)において、CPU111
は前記画像出力部107から信号109が出力される
と、複写処理開始時に使用者により設定された内容が複
写処理動作モードがマルチ印字動作モードであるか否か
判定し(9)、使用者により設定された内容が複写終了
までの時間が長いマルチ印字動作モードでない場合、即
ちシングル印字動作モードである場合は、そのまま処理
を終了する。
【0085】一方、ステップ(10)で使用者により設
定された内容が複写終了までの時間が長いマルチ印字動
作モードである場合は、CPU111は出力音制御部1
10に複写処理終了を示す出力音の出力指示を出す。出
力音制御部110は前記出力指示信号を受けると、複写
処理終了音の出力を行う(8)。
【0086】この場合における出力音は一定階調のビー
プ音でも良いし、音階をつけたビープ音、更には音声メ
ッセージでも良い。また、複写処理終了音を出力する時
間は出力制御部110内部に構成したレジスタ等の記憶
回路により設定可能でありCPUlllの設定により任
意に変更される。
【0087】以上より、複写処理時間が長くなるマルチ
バス印字モードでの複写処理動作終了時点で複写処理装
置から複写処理終了音が出力されるため、複写処理が終
了するまで複写処理装置の側に待機せずとも複写処理が
終了したタイミングを知ることが出来る。
【0088】〔第6実施形態〕上記第5実施形態では、
使用者により設定された複写処理動作モードがカラー複
写処理動作モードである場合のみ、複写処理終了音を出
力する構成について説明したが、使用者により設定され
た複写処理動作モードがが銀塩写真の階調性を表現する
のに適した動作モード(以下、写真モードと称する)で
ある場合のみ、複写処理終了音を出力するように構成し
てもよい。以下、その実施形態について説明する。な
お、第6実施形態においても本発明装置の構成は図1の
構成であるため、ここでの各処理部の説明は省略する。
【0089】以下、図8のフローチャートを参照して本
発明の複写処理装置の第6の複写処理制御動作について
説明する。
【0090】図8は、本発明の複写処理装置の第6の複
写処理制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(6),(8),(11)は各ステップを
示し、図5と同一のステップには、同一のステップ番号
を付してある。
【0091】ステップ(1)〜(6)の処理はの説明
は、図5と同一であるので、ここでは省略する。
【0092】ステップ(11)において、CPU111
は前記画像出力部107から信号109が出力される
と、複写処理開始時に使用者により設定された複写処理
動作モードが写真モードであるか否か判定し(11)、
使用者により設定された内容が複写終了までの時間が長
い写真動作モードでない、即ち文字を表現するのに適し
た動作モード(以下、文字モードと称する)である場
合、そのまま処理を終了する。
【0093】一方、ステップ(11)で使用者により設
定された内容が複写終了までの時間が長い写真動作モー
ドである場合は、CPU111は出力音制御部110に
複写処理終了を示す出力音の出力指示を出す。出力音制
御部110は前記出力指示信号を受けると、複写処理終
了音の出力を行う(8)。
【0094】この場合における出力音は一定階調のビー
プ音でも良いし、音階をつけたビープ音、更には音声メ
ッセージでも良い。また、複写処理終了音を出力する時
間は出力制御部110内部に構成したレジスタ等の記憶
回路により設定可能でありCPUlllの設定により任
意に変更される。
【0095】以上より、複写処理時間が長くなる写真モ
ードでの複写処理動作終了時点で複写処理装置から複写
処理終了音が出力されるため複写処理が終了するまで複
写処理装置の側に待機せずとも複写処理が終了したタイ
ミングを知ることが出来る。
【0096】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0097】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0098】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0099】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0100】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0101】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0102】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、原稿から読み取られる画像情報に所定
の画像処理を施して記録媒体に複写画像を形成する画像
形成手段から取得する画像形成終了情報に同期して、制
御手段が複写処理の終了を表す音の出力を制御するの
で、複写処理終了に同期したタイミングで装置から離れ
た場所にいる使用者に複写処理の終了を報知することが
可能となる。
【0104】第2の発明によれば、前記画像形成手段に
対して複写処理動作モードを設定する第1の設定手段を
設け、前記制御手段は、前記第1の設定手段により設定
された複写処理動作モードを判別して、該判別結果に基
づいて複写処理の終了を表す音の出力の有無を制御する
ので、短時間に終了する簡単な複写処理を行う場合に
は、複写処理の終了音の出力をキャンセルし、不必要な
報知音の出力を防止することが可能となる。
【0105】第3の発明によれば、前記第1の設定手段
により設定される複写処理動作モードは複写枚数を含
み、前記制御手段は、前記第1の設定手段により設定さ
れた複写枚数に基づいて、複写処理の終了を表す音の出
力の有無を制御するので、複写枚数が多く処理に時間の
かかる場合には、複写処理終了に同期したタイミングで
装置から離れた場所にいる使用者に複写処理の終了を報
知することが可能となる。
【0106】第4の発明によれば、複写処理の終了を表
す音の出力の有無を選択設定する第2の設定手段を設
け、前記制御手段は、前記第2の設定手段の設定状態に
基づいて複写処理の終了を表す音の出力の有無を制御す
るので、必要のない場合には、複写処理の終了音の出力
をキャンセルし、不必要な報知音の出力を防止すること
が可能となる。
【0107】第5の発明によれば、前記制御手段は、前
記複写処理の終了を表す音として一定階調のビープ音を
出力制御するので、使用者が装置から離れた場所にいる
場合でも、使用者に複写処理の終了を通知することが可
能となる。
【0108】第6の発明によれば、前記制御手段は、前
記複写処理の終了を表す音として多階調のビープ音を出
力制御するので、使用者が装置から離れた場所にいる場
合でも、多階調の特徴的なビープ音により、使用者に複
写処理の終了を確実に通知することが可能となる。
【0109】第7の発明によれば、前記制御手段は、前
記複写処理の終了を表す音として音声メッセージを出力
制御するので、使用者が装置から離れた場所にいる場合
でも、音声メッセージにより、使用者に複写処理の終了
をより確実に通知することが可能となる。
【0110】第8の発明によれば、前記制御手段は、前
記第1の設定手段により設定された複写処理動作モード
がカラー画像の複写処理動作モードと判別した場合に、
複写処理の終了を表す音を出力制御するので、処理に時
間のかかるカラー画像複写処理を行う場合には、複写処
理終了に同期したタイミングで装置から離れた場所にい
る使用者に複写処理の終了を報知することが可能とな
る。
【0111】第9の発明によれば、前記制御手段は、前
記第1の設定手段により設定された複写処理動作モード
がマルチパス印字動作処理モードと判別した場合に、複
写処理の終了を表す音を出力制御するので、処理に時間
のかかるマルチパス印字処理を行う場合には、複写処理
終了に同期したタイミングで装置から離れた場所にいる
使用者に複写処理の終了を報知することが可能となる。
【0112】第10の発明によれば、前記制御手段は、
前記第1の設定手段により設定された複写処理動作モー
ドが階調性を重視した複写処理動作モードであると判定
した場合に、複写処理の終了を表す音を出力制御するの
で、処理に時間のかかる写真画像等の複写処理を行う場
合には、複写処理終了に同期したタイミングで装置から
離れた場所にいる使用者に複写処理の終了を報知するこ
とが可能となる。
【0113】従って、複写処理終了に同期したタイミン
グで装置から離れた場所にいる使用者に複写処理の終了
を報知して、使用者は装置の側に待機していなくても、
席に居ながらにして複写処理終了のタイミングを知るこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す複写処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の複写処理装置の第1の複写処理制御手
順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の複写処理装置の第2の複写処理制御手
順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の複写処理装置の第3の複写処理制御手
順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の複写処理装置の第4の複写処理制御手
順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の複写処理装置の印字動作モードの一例
を示す模式図である。
【図7】本発明の複写処理装置の第5の複写処理制御手
順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の複写処理装置の第6の複写処理制御手
順の一例を示すフローチャートである。
【図9】従来の複写処理装置の構成を説明するブロック
図である。
【図10】従来の複写処理装置におけるの複写処理制御
手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 操作部 102 表示部 103 原稿読取部 104 メモリ 105 画像処理部 106 メモリ 107 画像出力部 108 メモリ 109 画像出力が完了したことを示す信号 110 出力音制御部 111 CPU 112 ROM 113 RAM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から読み取られる画像情報に所定の
    画像処理を施して記録媒体に複写画像を形成する画像形
    成手段を有する複写処理装置において、 前記画像形成手段から取得する画像形成終了情報に同期
    して、複写処理の終了を表す音の出力を制御する制御手
    段を有することを特徴とする複写処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段に対して複写処理動作
    モードを設定する第1の設定手段を設け、 前記制御手段は、前記第1の設定手段により設定された
    複写処理動作モードを判別して、該判別結果に基づいて
    複写処理の終了を表す音の出力の有無を制御することを
    特徴とする請求項1記載の複写処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の設定手段により設定される複
    写処理動作モードは複写枚数を含み、 前記制御手段は、前記第1の設定手段により設定された
    複写枚数に基づいて、複写処理の終了を表す音の出力の
    有無を制御することを特徴とする請求項2記載の複写処
    理装置。
  4. 【請求項4】 複写処理の終了を表す音の出力の有無を
    選択設定する第2の設定手段を設け、 前記制御手段は、前記第2の設定手段の設定状態に基づ
    いて複写処理の終了を表す音の出力の有無を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の複写処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記複写処理の終了を
    表す音として一定階調のビープ音を出力制御することを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の複写処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記複写処理の終了を
    表す音として多階調のビープ音を出力制御することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の複写処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記複写処理の終了を
    表す音として音声メッセージを出力制御することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の複写処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記第1の設定手段に
    より設定された複写処理動作モードがカラー画像の複写
    処理動作モードと判別した場合に、複写処理の終了を表
    す音を出力制御することを特徴とする請求項2記載の複
    写処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記第1の設定手段に
    より設定された複写処理動作モードがマルチパス印字動
    作処理モードと判別した場合に、複写処理の終了を表す
    音を出力制御することを特徴とする請求項2記載の複写
    処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記第1の設定手段
    により設定された複写処理動作モードが階調性を重視し
    た複写処理動作モードであると判定した場合に、複写処
    理の終了を表す音を出力制御することを特徴とする請求
    項2記載の複写処理装置。
JP9358691A 1997-12-26 1997-12-26 複写処理装置 Pending JPH11190961A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019129397A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 シャープ株式会社 ジョブ完了通知装置、複合機及びジョブ完了通知方法

Cited By (1)

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