JP4559114B2 - プリント受付装置 - Google Patents

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この発明は、プリント受付装置に関し、より特定的には、取得した原画像データに基づく画像のプリント注文を顧客の指示に従って受け付け、プリント装置にプリントを作製させるためのセルフ型のプリント受付装置に関する。
近年、DPE店等では、顧客によって持ち込まれるCD−Rやデジタルカメラ用メディア等の各種メディアから原画像データを取得し、当該原画像データに基づく画像のプリント注文を受け付けるサービスが普及しつつある。メディアから取得した原画像データは、たとえばデジタル露光式プリント装置に入力され、当該原画像データに基づく画像が印画紙等のプリント材料に露光(形成)されることによって、プリントが作製される。プリントの画像特性についてコントラストや色調等の顧客からの要望がある場合、顧客が望むプリントを作製するためにデジタル露光式プリント装置の露光条件等が調整される。
しかし、顧客の要望に応じて露光条件を調整し、プリントの画像特性を補正することでプリント作製の作業負担が大きくなりひいてはプリントのコストが上昇してしまうという問題があった。この種の問題を解決するために、たとえば特許文献1には、顧客毎の画像特性の好みに応じたプロファイルデータを予め登録しておき、取得した原画像データに各顧客のプロファイルデータに基づく補正を施し、補正画像データを生成する技術が開示されている。補正画像データに基づく画像を印画紙に形成することによって、デジタル露光式プリント装置の露光条件を調整せずとも顧客が望むプリントを作製でき、プリント作製の作業負担が大きくなることもなくプリントのコストの上昇を抑えることができる。
特開2001−133911号
しかし、特許文献1の技術では、DPE店において、各顧客毎にプロファイルデータを多数作成する作業が必要となる上に、作成した各顧客毎の多数のプロファイルデータを管理するために労力を要するという問題があった。
また、プロファイルデータに基づく補正を原画像データに施してプリントを作製しても顧客の好みや感覚は一定ではなく、その時々に応じて好みや感覚が変わることもあり、常に顧客が望むプリントを作製することは難しかった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単に顧客が望むプリントをプリント装置に作製させることができる、プリント受付装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載のプリント受付装置は、取得した原画像データに基づく画像のプリント注文を受け付け、プリント装置にプリントを作製させるためのプリント受付装置であって、原画像データに基づく表示用基本画像データと当該表示用基本画像データに所定の補正を施すことによって表示用補正画像データとを生成する画像処理手段、表示用基本画像データに対応する表示用基本画像と表示用補正画像データに対応する表示用補正画像とを表示する表示手段、表示手段に表示される表示用基本画像および表示用補正画像のうち任意の表示用画像を選択する指示を与えるための入力手段、および入力手段からの指示に従って選択された任意の表示用画像が表示用基本画像である場合には原画像データに基づく基本画像のプリントを作製するという設定データを取得し、任意の表示用画像が表示用補正画像である場合には表示用基本画像データに所定の補正を施した表示用補正画像データに基づく補正画像のプリントを作製するという設定データを取得する設定データ取得手段を備え、設定データ取得手段によって取得された設定データはプリント注文を受け付けた全ての原画像データに関連付けられることを特徴とする。
請求項2に記載のプリント受付装置は、請求項1に記載のプリント受付装置において、所定の補正はコントラスト調整、色濃度調整、色調調整の少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項に記載のプリント受付装置は、請求項1または2に記載のプリント受付装置において、表示用基本画像および表示用補正画像を表示手段に表示させるべき任意の原画像データをプリント注文を受け付けた全ての原画像データの中から入力手段からの指示に従って選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項1に記載のプリント受付装置では、顧客自身がプリント受付装置を操作して、表示手段に表示される表示用基本画像と表示用補正画像とを比較しその時々の好みや感覚に応じて画像を選択してプリント注文をすることができ、DPE店において顧客の好みに応じたプロファイルデータを予め作成し登録しておく必要もなく、簡単に顧客が望むプリントをプリント装置に作製させることができる。また、設定データ取得手段によって取得した設定データがプリント注文を受け付けた全ての画像に対応する原画像データにそれぞれ関連付けられる。これによって、プリント注文すべき全ての画像毎に表示用基本画像と表示用補正画像とを確認し好みの画像を選択する必要がなく、顧客に効率よくプリント注文を行わせることができる。
請求項2に記載のプリント受付装置では、表示手段に表示される表示用補正画像は、コントラスト調整、色濃度調整、色調調整のうち少なくとも1つの補正を表示用基本画像に施した画像となる。このように、基本的な画像特性に関する補正が施された表示用補正画像を表示手段に表示することによって、好みの画像を表示用基本画像と表示用補正画像とから選択させる際に、顧客に迷わせることなく、効率よくプリント注文を行わせることができる。
請求項に記載のプリント受付装置では、取得した全ての原画像データの中から入力手段の指示に従って選択手段によって選択された任意の原画像データに基づく表示用基本画像および表示用補正画像を表示手段に表示する。したがって、顧客自身がプリント注文すべき画像の中から最も確認したいと考える画像を自由に選択し、その画像について表示用基本画像および表示用補正画像を表示手段に表示させることができ、顧客の満足度を向上させることができる。
この発明によれば、簡単に顧客が望むプリントをプリント装置に作製させることができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。この発明の一実施形態のプリント受付装置10は、取得した原画像データに基づく画像のプリント注文を顧客の指示に従って受け付け、プリント装置にプリントを作製させるためのセルフ型のプリント受付装置である。プリント受付装置10は、たとえば、プリントの作製サービスを提供するDPE店等に設置される。
図1および図2を参照して、プリント受付装置10は、コントローラ12を含む。
図2に示すように、コントローラ12は、バス14で相互に接続されたCPU12a、ROM12b、RAM12cを含む。コントローラ12には、各種プログラムやデータを記憶するハードディスクドライブ(HDD:ハードディスクを含む)16と画像やテキストを表示するタッチパネル式ディスプレイ18とが接続される。
CPU12aは、ROM12bやHDD16等に記憶された各種のプログラムを実行し、図示しないI/Oインタフェースを介してコントローラ12に接続されるプリント受付装置10の各構成要素に指示を与え、プリント受付装置10の動作を制御する。この実施形態では、CPU12aが画像処理手段、設定データ取得手段、および選択手段としても機能する。
ROM12bは、起動用プログラム等を記憶している。起動用プログラムは、プリント受付装置10の電源投入時にCPU12aによって実行される。これによって、HDD16に記録されているオペレーティングシステム(OS)等のプログラムがRAM12cにロードされ、各種の処理や制御が実行可能となる。
RAM12cには、プリント受付装置10を制御するプログラムが展開され、このプログラムによる処理結果、処理のための一時データ、タッチパネル式ディスプレイ18の画面上に表示するための表示用データ(テキストデータ、画像データ等)等を保持し、CPU12aの作業領域として使用される。RAM12c上に展開された表示用データは、タッチパネル式ディスプレイ18に伝達され、タッチパネル式ディスプレイ18は、その画面上に表示用データに対応する表示内容(テキスト、画像等)を表示し、たとえば図5や図6に示すような画面を表示する。
HDD16は、CPU12aの指示に従って、プログラム、制御用データ、テキストデータ、画像データ等を、ハードディスクに対して書き込みまた読み出す。この実施形態では、HDD16内のハードディスクに、図4に示す動作を行うためのプログラムが格納され、当該プログラムをCPU12aが読み出して実行することにより処理が実行される。
タッチパネル式ディスプレイ18は、たとえば液晶ディスプレイ等によって構成され、画面上に表示されるボタンイメージ等の画像に顧客が触れることによって、データや指示がコントローラ12に与えられる。この実施形態では、タッチパネル式ディスプレイ18が表示手段および入力手段に該当する。
また、コントローラ12には、CD−RWドライブ20、MOドライブ22、メディアリーダ24、受付証プリンタ26およびネットワークインターフェース28が接続される。
CD−RWドライブ20は、CPU12aの指示に従って、CD−R30あるいはCD−RW30aに記録されているデータを読み出しまたCD−RW30aにデータを書き込む。同様に、MOドライブ22は、CPU12aの指示に従って、MO32に記録されているデータを読み出しまたMO32にデータを書き込む。CD−RWドライブ20は、たとえば、顧客によって持ち込まれたCD−R30あるいはCD−RW30aから画像データを読み出すために用いられる。MOドライブ22についても同様である。
なお、CD−RWドライブ20によって、CD−ROMに記憶されるデータを読み出し可能なことは言うまでもない。
メディアリーダ24は、顧客によって持ち込まれたデジタルカメラ用メディア34から画像データを読み出すために用いられる。メディアリーダ24にデジタルカメラ用メディア34がセットされることで、CPU12aはデジタルカメラ用メディア34から画像データを読み出し可能となる。
また、コントローラ12には、携帯電話接続ケーブルを介してカメラ付携帯電話36が接続可能である。カメラ付携帯電話36がコントローラ12に接続されることで、CPU12aはカメラ付携帯電話36に保存されている画像データを読み出し可能となる。
各種メディア(ここでは、CD−R30あるいはCD−RW30a、MO32、デジタルカメラ用メディア34)あるいはカメラ付携帯電話36から読み出された画像データは、RAM12cに原画像データとして保持される。つまり、顧客によって持ち込まれた各種メディアあるいはカメラ付携帯電話36に記録される画像データが原画像データとして取得される。
なお、各種メディアあるいはカメラ付携帯電話36から読み出される画像データのファイル形式は特に限定されず、GIF形式、JPEG形式、BMP形式、TIFF形式等のいずれのファイル形式であっても画像データを読み出すことができる。
さらに、コントローラ12には、フラットベッドスキャナ38が接続可能である。コントローラ12にフラットベッドスキャナ38が接続されることで、たとえばプリント等に形成されるデータ化されていない画像を画像データとして読み取り可能となる。各種メディアあるいはカメラ付携帯電話36から読み出された画像データと同様に、フラットベッドスキャナ38によって読み取られた画像データは、RAM12cに原画像データとして保持される。
取得された原画像データは、たとえば、CPU12aの指示に従って、RAM12c上で画像処理が施された後にプリント受付装置10と一体的に連結されるセルフプリント装置100(図3参照)に入力される。
セルフプリント装置100は、タッチパネル式ディスプレイ18を介して与えられる顧客の指示に従って、プリント受付装置10から出力された画像データに基づく画像を用紙に形成し、プリント(セルフプリント)を作製する。プリント受付装置10にセルフプリント装置100が接続されることによって、その場でプリントを作製し、顧客に提供することができる。セルフプリント装置100としては、たとえば、固形カラーインクを塗布したインクリボンにプリンタヘッドによって熱を加えてカラーインクを昇華させ、ポリエステル系樹脂でコートされた専用の用紙にカラーインクを付着させる昇華型カラープリンタが用いられる。セルフプリント装置100においては、L版など通常のプリントの他にも、シール用紙に画像を形成することでシールプリントを作製することもできる。
受付証プリンタ26は、図示しない用紙供給マガジンを含み、用紙供給マガジンから供給される用紙に種々の情報を印刷し、受付証40を発行するため用いられる。受付証40には、たとえば、端末ID等のプリント受付装置10の装置情報、プリントサイズとプリント枚数とを含むプリント注文情報、プリント料金情報、顧客の氏名および連絡先等の顧客情報、DPE店の名称および連絡先等の店舗情報等が印刷される。受付証40は、顧客およびDPE店の控えとして用いられ、たとえば、顧客にプリントを引き渡す際の照合手段となる。
なお、受付証プリンタ26の印刷方式は特に限定されず、受付証プリンタ26として、たとえば、サーマルプリンタやドットインパクトプリンタ等を用いることができる。
ネットワークインターフェース28は、ネットワーク200に接続されており、ネットワーク200経由で他の装置とのデータの送受信あるいはプログラムやデータのダウンロード(アップロード)をCPU12aの指示に従って行うために用いられる。
具体的に、図3をも参照して、プリント受付装置10は、ネットワーク200を介してデジタル露光式プリント装置300に接続される。プリント受付装置10から送信された画像データは、ネットワーク200を経由してデジタル露光式プリント装置300のコントローラ302に入力される。ネットワーク200の通信プロトコルとしては、たとえばTCP/IP通信プロトコル等が用いられる。
デジタル露光式プリント装置300は、ネットワーク200経由でコントローラ302に入力された画像データに基づく画像を図示しないデジタル露光ヘッドによって銀塩印画紙に露光(形成)し、露光済み銀塩印画紙に現像および乾燥処理を施すことによって銀塩プリントを作製する。デジタル露光式プリント装置300によれば、セルフプリント装置100によって作製されるセルフプリントよりも高品質(高画質)な銀塩プリントを作製することができる。
なお、ネットワーク200は、1つのDPE店内でプリント受付装置10とデジタル露光式プリント装置300とを接続するLAN(Local Area Network)であってもよいし、インターネットを経由して複数のDPE店間でプリント受付装置10とデジタル露光式プリント装置300とを接続するWAN(Wide Area Network)であってもよい。WANによるネットワーク200を構築することによって、デジタル露光式プリント装置300が設置されていないDPE店のプリント受付装置10から他のDPE店のデジタル露光式プリント装置300に画像データを送信することができる。
また、ネットワーク200を介して複数のプリント受付装置10を接続し、複数のプリント受付装置10の間でデータの送受信を行うこともできる。
ついで、図4を参照して、上述のプリント受付装置10のプリント注文受け付け処理の一例について説明する。ここでは、顧客によって持ち込まれたCD−R30(CD−RW30a)から原画像データを取得し、プリント注文を受け付ける場合について説明する。
まず、顧客によって、タッチパネル式ディスプレイ18に表示される図示しないサービス選択画面上でプリント注文ボタンが押されることで、CPU12aが注文番号データを取得し、当該注文番号データをRAM12cに保持する(ステップS1)。
つづいて、顧客によって、プリントサイズが入力された後に、CD−RWドライブ20にCD−R30がセットされることで、CD−R30に記録される複数の画像データが複数の原画像データとしてRAM12cに保持される(ステップS3)。入力されたプリントサイズに対応するプリントサイズデータは、各原画像データと関連付けられ、RAM12cに保持される。
つづいて、CPU12aの指示に従って、HDD16から基本補正プログラムを含む画像処理プログラムが読み出され、RAM12cに保持される複数の原画像データにそれぞれ基づく複数の表示用基本画像データが生成される(ステップS5)。
ステップS5では、CPU12aによって、原画像データにノイズ除去等の基本補正と表示用画像として表示するためのサムネイル化処理とが施され、表示用基本画像データが生成される。
つづいて、複数の表示用基本画像データにそれぞれ対応する複数の表示用基本画像を含む図示しないプリント枚数設定画面がタッチパネル式ディスプレイ18に表示される。顧客によって、プリント枚数設定画面上で各表示用基本画像毎に作製するプリント枚数が設定されることで、各表示用基本画像毎のプリント枚数に対応するプリント枚数設定データが取得される(ステップS7)。プリント枚数設定データは、各表示用基本画像に対応する各原画像データにそれぞれ関連付けられ、RAM12cに保持される。
つづいて、プリント作製すべき画像に補正が必要か否かを顧客に判断させるための図示しない判断要求画面がタッチパネル式ディスプレイ18に表示される。判断要求画面は、たとえば、補正ボタンと補正なしボタンとによって構成される。判断要求画面上で補正ボタンが押された場合(ステップS9でYESの場合)、つづいて、補正後の画像特性を確認したいと考える任意の画像(代表画像)を顧客に選択させるための代表画像選択画面42(図5参照)がタッチパネル式ディスプレイ18に表示される(ステップS11)。
ステップS11において、タッチパネル式ディスプレイ18に表示される代表画像選択画面42には、図5に示すように、表示用基本画像をボタンイメージとして表示する複数(ここでは8個)の選択ボタン44が表示される。
なお、代表画像選択画面42には、関連付けられるプリント枚数が「0」以外の原画像データに対応する表示用基本画像を含む選択ボタン44が表示される。言い換えれば、プリント注文された原画像データに対応する表示用基本画像を含む選択ボタン44が表示される。プリント注文された原画像データが8つ以上、つまり、選択ボタン44を8個以上表示する必要がある場合は、プラスボタン46aあるいはマイナスボタン46bを押すことによって、代表画像選択画面42に表示される選択ボタン44ひいては表示用基本画像が変更される。
つづいて、顧客によって、いずれかの選択ボタン44が押されることで、CPU12aは当該選択ボタン44に対応する表示用基本画像データを選択し、当該表示用基本画像データに所定の補正を施し、表示用補正画像データを生成する(ステップS13)。
ステップS13では、CPU12aの指示に従って、HDD16からコントラスト調整、色濃度調整、色調調整を行うための画像処理(補正)プログラムと当該補正プログラムによる補正量を定めたテーブルデータが読み出される。そして、CPU12aによって、選択された表示用基本画像データに、所定の補正量のコントラスト調整、色濃度調整、色調調整がそれぞれ施され、複数の表示用補正画像データが生成される。
具体的に、コントラスト調整が施された表示用補正画像データとして、表示用基本画像データに対してコントラストが所定量強められたコントラスト(強)データおよびコントラストが所定量弱められたコントラスト(弱)データが生成される。同様に、色濃度調整が施された表示用補正画像データとして、表示用基本画像データに対して赤色、緑色、青色の色濃度が所定量濃く設定された色濃度(大)データおよび赤色、緑色、青色の色濃度が所定量淡く設定された色濃度(小)データが生成される。また、色調調整が施された表示用補正画像データとしては、表示用基本画像データに対して赤色が所定量強められた色調(赤)データ、緑色が所定量強められた色調(緑)データ、および青色が所定量強められた色調(青)データが生成される。
つづいて、選択された表示用基本画像データに対応する表示用基本画像と生成された7つの表示用補正画像データにそれぞれ対応する7つの表示用補正画像とのうち、顧客に好みの画像を選択させるための好み画像選択画面48(図6参照)がタッチパネル式ディスプレイ18に表示される(ステップS15)。図6では、代表画像選択画面42において左上隅の選択ボタン44(表示用基本画像)が押された場合の好み画像選択画面48が示されている。
ステップS15において、タッチパネル式ディスプレイ18に表示される好み画像選択画面48には、図6に示すように、表示用基本画像をボタンイメージとして表示する選択ボタン50aと7つの表示用補正画像をそれぞれボタンイメージとして表示する7つの選択ボタン50bとが表示される。選択ボタン50aには、表示用基本画像に加えて、「補正なし」というテキストが表示される。また、各選択ボタン50bには、表示用補正画像に加えて、それぞれ対応する表示用補正画像データを生成するために表示用基本画像データに施された補正の内容を表すテキストが表示される。
顧客によっていずれかの選択ボタン50bが押された場合、つまり、いずれかの表示用補正画像が選択された場合(ステップS17でYESの場合)、CPU12aは、ステップS13で当該選択ボタン50bに対応する表示用補正画像データを生成するために表示用基本画像データに施した補正の設定データおよびステップS5で表示用基本画像データを生成するために原画像データに施した基本補正の設定データを補正画像プリント設定データとして取得し、RAM12cに保持する(ステップS19)。つまり、原画像データに基づく画像に所定の補正が施された補正画像のプリントを作製するという補正画像プリント設定データがCPU12aによって取得される。補正画像プリント設定データは、プリント注文された全ての原画像データに関連付けられ、RAM12cに保持される。
一方、顧客によって選択ボタン50aが押された場合、つまり、表示用基本画像が選択された場合(ステップS17でNOの場合)、CPU12aは、基本補正の設定データを基本画像プリント設定データとして取得し、RAM12cに保持する(ステップS21)。つまり、原画像データに基づく画像に基本補正のみを施した基本画像のプリントを作製するという基本画像プリント設定データがCPU12aによって取得される。基本画像プリント設定データは、プリント注文された全ての原画像データに関連付けられ、RAM12cに保持される。
ステップS9で判断要求画面上で補正なしボタンが押された場合(NOの場合)についても同様に、ステップS21に移る。
つづいて、顧客情報が入力され、当該顧客情報に対応する顧客データが取得され(ステップS23)、プリント注文を確定してもよいか否かを顧客に判断させるための図示しないプリント注文確認画面がタッチパネル式ディスプレイ18に表示される(ステップS25)。
ステップS25で表示されるプリント注文確認画面は、たとえば、プリントサイズデータとプリント枚数設定データとに基づくプリント注文情報、プリント料金情報、YESボタン、およびNOボタン等によって構成される。プリント注文確認画面上でNOボタンが押された場合(ステップS27でNOの場合)、ステップS7に戻る。
一方、プリント注文確認画面上でYESボタンが押された場合(ステップS27でYESの場合)、注文番号データと予め記憶されるプリント受付装置10の端末IDデータとに関連付けてHDD16内にディレクトリ(フォルダ)が作成され、プリント注文された原画像データ、プリントサイズデータ、プリント枚数設定データ、基本画像プリント設定データあるいは補正画像プリント設定データ、および顧客データ等が当該フォルダ内に保存される(ステップS29)。つづいて、受付証プリンタ26から受付証40が発行され(ステップS31)、プリント注文受け付け処理が終了する。
その後、銀塩プリントを作製する場合、デジタル露光式プリント装置300のコントローラ302の指示に従って、ステップS29で作成されたフォルダ内の各種のデータがネットワーク200経由でデジタル露光式プリント装置300に送信される。そして、コントローラ302によって、基本画像プリント設定データあるいは補正画像プリント設定データに基づく画像処理が全ての原画像データに施され、各画像処理済み画像データに基づく画像が銀塩印画紙にそれぞれ形成されることによって、基本画像銀塩プリントあるいは補正画像銀塩プリントが作製される。
また、セルフプリントを作製する場合、ステップS29で作成されたフォルダ内の各種データがRAM12c上に展開され、基本画像プリント設定データあるいは補正画像プリント設定データに基づく画像処理が全ての原画像データに施され、各画像処理済み画像データがセルフプリント装置100に入力される。そして、セルフプリント装置100において、各画像処理済み画像データに基づく画像が用紙にそれぞれ形成されることによって、基本画像セルフプリントあるいは補正画像セルフプリントが作製される。
なお、MO32あるいはデジタルカメラ用メディア34から原画像データを取得する場合についても、CD−R30(CD−RW30a)から原画像データを取得した場合と同様のプリント注文受け付け処理が行われる。カメラ付携帯電話36から原画像データを取得する場合は、ステップS5でサムネイル化処理を施さないようにしてもよい。
また、ステップS9でYESの場合、所定の画像(たとえばステップS3でRAM12cに最初に保持される原画像データに基づく先頭画像)を自動的に選択し、代表画像としてタッチパネル式ディスプレイ18に表示させるようにしてもよい。そして、表示用基本画像と表示用補正画像との比較に自動的に選択された代表画像が適していないと顧客が判断する場合、代表画像選択画面42をタッチパネル式ディスプレイ18に表示させるようにしてもよい。
このようなプリント受付装置10によれば、顧客に好み画像選択画面48に表示される表示用基本画像と表示用補正画像とを比較させ、その時々の好みや感覚に応じて画像を選択させることによって、簡単に顧客が望むプリントをデジタル露光式プリント装置300あるいはセルフプリント装置100に作製させることができる。
また、コントラスト調整、色濃度調整、色調調整といった基本的な画像特性に関する補正が施された表示用補正画像と表示用基本画像とを好み画像選択画面48に表示することによって、好みの画像を選択させる際に、顧客に迷わせることなく、効率よくプリント注文を行わせることができる。
また、基本画像プリント設定データあるいは補正画像プリント設定データがプリント注文された全ての原画像データに関連付けられるので、プリント注文された各原画像データにそれぞれ対応する表示用基本画像と表示用補正画像とを確認する必要がなく、顧客に効率よくプリント注文を行わせることができる。
さらに、代表画像選択画面42に表示される表示用基本画像の中から最も確認したいと考える表示用基本画像を顧客に自由に選択させ、好み画像選択画面48を表示することができ、顧客の満足度を向上させることができる。
なお、プリント受付装置10では、デジタルカメラ用メディア34に記録される画像データをCD−RW30aあるいはMO32に書き込むといったサービスを提供することもできる。
また、デジタルカメラ用メディア34の種類としては、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の様々な種類が考えられるが、メディアリーダ24にセット可能なデジタルカメラ用メディア34の種類は限定されない。複数種類のデジタルカメラ用メディア34に対応するために、複数のメディアリーダ24を設けてもよい。
また、プリント受付装置10に用いられるメディアドライブは、CD−RWドライブ20およびMOドライブ22に限定されず、DVD−RWドライブやZIP(登録商標)ドライブを用いるようにしてもよい。
また、プリント受付装置10にスピーカを設け、音声案内機能を付加するようにしてもよい。
また、フラットベッドスキャナ38に代えて、現像済みネガフィルムから画像データを読み取るフィルムスキャナをプリント受付装置10に接続してもよい。
さらに、デジタル露光式プリント装置300に代えて、ネットワーク200を介してプリント受付装置10にインクジェット式プリント装置を接続するようにしてもよい。
この発明が適用されるプリント受付装置の一例を示す斜視図解図である。 図1のプリント受付装置のブロック図である。 図1のプリント受付装置が用いられる画像処理システムの一例を示す図解図である。 図1のプリント受付装置の動作の一例を示すフロー図である。 タッチパネル式ディスプレイに表示される代表画像選択画面の一例を示す図解図である。 タッチパネル式ディスプレイに表示される好み画像選択画面の一例を示す図解図である。
符号の説明
10 プリント受付装置
12 コントローラ
12a CPU
16 HDD
18 タッチパネル式ディスプレイ
20 CD−RWドライブ
22 MOドライブ
24 メディアリーダ
28 ネットワークインターフェース
30 CD−R
32 MO
34 デジタルカメラ用メディア
42 代表画像選択画面
44,50a,50b 選択ボタン
48 好み画像選択画面

Claims (3)

  1. 取得した原画像データに基づく画像のプリント注文を受け付け、プリント装置にプリントを作製させるためのプリント受付装置であって、
    前記原画像データに基づく表示用基本画像データと当該表示用基本画像データに所定の補正を施すことによって表示用補正画像データとを生成する画像処理手段、
    前記表示用基本画像データに対応する表示用基本画像と前記表示用補正画像データに対応する表示用補正画像とを表示する表示手段、
    前記表示手段に表示される前記表示用基本画像および前記表示用補正画像のうち任意の表示用画像を選択する指示を与えるための入力手段、および
    前記入力手段からの指示に従って選択された前記任意の表示用画像が前記表示用基本画像である場合には前記原画像データに基づく基本画像のプリントを作製するという設定データを取得し、前記任意の表示用画像が前記表示用補正画像である場合には前記表示用基本画像データに前記所定の補正を施した前記表示用補正画像データに基づく補正画像のプリントを作製するという設定データを取得する設定データ取得手段を備え
    前記設定データ取得手段によって取得された前記設定データはプリント注文を受け付けた全ての原画像データに関連付けられる、プリント受付装置。
  2. 前記所定の補正はコントラスト調整、色濃度調整、色調調整の少なくとも1つである、請求項1に記載のプリント受付装置。
  3. 前記表示用基本画像および前記表示用補正画像を前記表示手段に表示させるべき任意の原画像データをプリント注文を受け付けた全ての原画像データの中から前記入力手段からの指示に従って選択する選択手段をさらに備える、請求項1または2に記載のプリント受付装置。
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