JPH1119036A - 内視鏡洗浄装置 - Google Patents

内視鏡洗浄装置

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JPH1119036A
JPH1119036A JP9174739A JP17473997A JPH1119036A JP H1119036 A JPH1119036 A JP H1119036A JP 9174739 A JP9174739 A JP 9174739A JP 17473997 A JP17473997 A JP 17473997A JP H1119036 A JPH1119036 A JP H1119036A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡のコネクターに装着される内視鏡洗浄装
置側の防水キャップに装着の有無を検出する手段を設
け、防水キャップが未装着の状態では洗浄動作を実行不
能にしてコネクターからの浸水による内視鏡の破損を防
止する。 【解決手段】防水キャップ22の外周面に2本の導通部
材30、32が埋設され、これら導通部材30、32は
内視鏡洗浄装置の主電源供給ラインと接続される。一
方、防水キャップ22が装着されるスコープ側の電気信
号コネクター34のリング部36内周には金属板38が
設けられる。電気信号コネクター34に防水キャップ2
2を装着すると、前記導通部材30、32が金属板38
に接触して導通し、主電源がオンする。電気信号コネク
ター34から防水キャップ22を外すと主電源がオフ
し、洗浄を行うことができなくなる。尚、防水キャップ
を離脱後、一定時間経過後(例えば、自己洗浄実行後)
に主電源をオフしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡洗浄装置に係
り、特に内視鏡のコネクターに防水措置が施されないま
ま洗浄が行われることを防止する機能を備えた内視鏡洗
浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子内視鏡装置は、内視鏡、光源
装置内蔵制御ユニット(プロセッサー)、及び観察用モ
ニタから成り、前記内視鏡は電気信号コネクター及びラ
イトガイドコネクター(LGコネクター)を介してプロ
セッサーと着脱自在に接続される。検査に使用された内
視鏡はプロセッサーから取り外され、内視鏡洗浄装置に
よって洗浄・消毒処理される。内視鏡洗浄装置には、内
視鏡のコネクターからの浸水を防止する防水キャップが
設けられ、洗浄時には内視鏡のコネクターに防水キャッ
プを取り付けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡洗浄装置では、誤って防水キャップをコネクター
に取り付けないまま洗浄を行ってしまう場合もあり、コ
ネクターからの浸水により内視鏡の内部部材が損傷して
修復に多大な費用を要することがあった。本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたもので、内視鏡のコネクタ
ーに防水措置が施されないままの洗浄動作を防止し、コ
ネクターからの浸水による内視鏡の破損を防ぐことがで
きる内視鏡洗浄装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、内視鏡を収納する洗浄槽と、前記洗浄槽に
洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、を有し、設定され
た洗浄工程に従って前記洗浄液供給手段を制御して内視
鏡を洗浄する内視鏡洗浄装置において、洗浄槽に収納さ
れた内視鏡のコネクターに着脱可能に配設され前記コネ
クターを防水する防水手段と、前記防水手段に設けら
れ、前記コネクターに前記防水手段が装着されたか否か
を検出する検出手段と、前記検出手段により前記防水手
段の装着が検出されていない場合に洗浄動作を実行不能
にする洗浄禁止手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0005】本発明によれば、内視鏡洗浄装置の防水手
段に設けた検出手段によって、内視鏡側コネクターへの
防水手段の装着の有無を検出し、防水手段が装着されて
いない場合には洗浄禁止手段によって洗浄動作を実行で
きないようにしている。これにより、コネクターに防水
手段を施さないまま、誤って洗浄してしまうことを防止
することができる。
【0006】具体的には、防水手段に主電源スイッチ機
能を持たせる態様がある。即ち、防水手段にスイッチ手
段を設け、防水手段をコネクターに装着するとスイッチ
手段がオンして主電源を供給し、防水手段がコネクター
から外され、防水手段未装着の場合には、スイッチ手段
がオフして主電源の供給を遮断する。かかる態様によれ
ば、内視鏡のコネクターに防水手段を装着しない場合に
はスイッチ手段がオフ状態にあり、主電源はオフしてい
る。従って、この場合、洗浄作業が実行されることはな
く、コネクターからの浸水による破損を防止できる。
【0007】また、スイッチ手段がオフになった時点か
らの経過時間をカウントするタイマー手段を設け、タイ
マー手段のカウント値が所定時間に達した後に主電源を
オフしてもよい。これにより、洗浄処理完了後、内視鏡
を内視鏡洗浄装置から取り出した後に洗浄槽の自己洗浄
等を実行してから主電源をオフするという態様も可能に
なる。
【0008】更に、防水手段の装着の有無に応じて主電
源の供給/遮断を制御するほか、洗浄動作の実行段階で
その動作の許容と禁止を制御してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る内視鏡洗浄装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。図1は、本発明を適用した内視鏡洗浄装置の外観を
示す斜視図である。同図に示す内視鏡洗浄装置10は箱
型に形成され、装置本体12と上蓋14とから構成され
る。装置本体12の上面には内視鏡16を収納する洗浄
槽18が形成され、この洗浄槽18内には、回転型噴射
装置20が設けられる。また、洗浄槽18の内側には、
内視鏡16の電気信号コネクター34(図1中不図示)
に装着される防水キャップ22が設けられている。尚、
内視鏡16のLGコネクターは防水型に形成されている
ので、LGコネクター用の防水キャップは省略されてい
る。
【0010】装置本体12は、操作パネル26及び表示
パネル28を有し、操作パネル26を操作して洗浄作業
の内容に関する各種設定や洗浄開始等の指示を入力する
ことができる。そして、上記表示パネル28には、洗浄
作業の残り時間や、作業終了までの時間、トラブル発生
時の警告等が表示される。また、同図には示されていな
いが、装置本体12は中央処理装置(CPU)を有して
おり、CPUは洗浄プログラムに従って回転型噴射装置
20等の各部の動作を制御し、内視鏡16の洗浄開始か
ら終了までを自動で制御する。
【0011】検査に使用された内視鏡16は図示しない
光源装置内蔵制御ユニット(プロセッサー)から取り外
され、内視鏡洗浄装置10の洗浄槽18に収納される。
そして、電気信号コネクター34に防水キャップ22が
取り付けられ、上蓋14が閉じられる。その後、操作パ
ネル26のスタートボタンが押されると、回転型噴射装
置20の噴射ノズル20Aから洗浄液が噴射され、内視
鏡16の洗浄が行われる。尚、洗浄槽18に溜めた洗浄
液や消毒液に内視鏡16を浸漬して洗浄・消毒すること
も可能である。
【0012】図2は、図1に示した防水キャップ22の
構成例を示す図である。同図に示すように防水キャップ
22の外周面22Aには2本の導通部材30、32か埋
設されており、これら導通部材30、32は内視鏡洗浄
装置10の主電源供給ラインと接続されている。一方、
防水キャップ22が装着される内視鏡16側の電気信号
コネクター34のリング部36内周には、前記2本の導
通部材30、32に対応する位置に金属板38が設けら
れている。
【0013】前記防水キャップ22と電気信号コネクタ
ー34とを図示しないガイドに従って回転方向(周方
向)の係合位置を規制しながら嵌合させると、防水キャ
ップ22の導通部材30、32が内視鏡16側の電気信
号コネクター34の金属板38によって導通するように
なっている。このように、防水キャップ22の装着によ
って導通部材30、32が導通することにより内視鏡洗
浄装置10の主電源がオンする。そして、内視鏡16側
の電気信号コネクター34から防水キャップが外される
と内視鏡洗浄装置10の主電源がオフするように構成さ
れている。
【0014】次に、上記の如く構成された内視鏡洗浄装
置の作用について説明する。検査に使用していた内視鏡
16の電気信号コネクター34及びLGコネクターをプ
ロセッサーの接続部から取り外し、内視鏡洗浄装置10
の洗浄槽18に載置する。そして、電気信号コネクター
34に防水キャップ22を装着すると、防水キャップ2
2に設けた2つの導通部材30、32が電気信号コネク
ター34側の金属板38と接触し導通する。
【0015】前記導通部材30、32の導通によって、
内視鏡洗浄装置10の主電源がオンし、表示パネル28
が点灯するとともに、操作パネル26からの各種入力が
可能になる。その後、上蓋14を閉め、操作パネル26
を操作して洗浄作業の内容に関する各種設定を入力し、
洗浄開始を指示するスタートボタンを押すと、設定され
た洗浄プログラムに従って回転型噴射装置20や排水弁
等が制御され、内視鏡16の洗浄作業が実施される。
【0016】そして、所定の洗浄工程が完了した後、上
蓋14を開け、電気信号コネクター34から防水キャッ
プ22を外す。防水キャップ22が電気信号コネクター
34から離脱すると、電気信号コネクター34の金属板
38が防水キャップ22の2つの導通部材30、32か
ら離れ、主電源がオフされる。このように、防水キャッ
プ22に主電源のスイッチ機能を持たせたので、内視鏡
16の電気信号コネクター34に防水措置を施さないま
ま洗浄が実施されてしまうことを防止することができ
る。
【0017】図3には、防水キャップの他の構成例が示
されている。同図に示す防水キャップ22は、外周部2
2Aに着脱方向(図中左右方向)にスライド自在なピン
44を有し、このピン44は図示しないバネ機構等によ
って防水キャップ22の先端側(図中左側)に向けて付
勢されている。このピン44は内視鏡洗浄装置10の主
電源供給ラインに設けられたスイッチ手段(主電源スイ
ッチ)の可動接片と連動し、ピン44の位置に応じて前
記主電源スイッチのオン/オフが切り替えられるように
なっている。
【0018】即ち、防水キャップ22が電気信号コネク
ター34に未装着の状態では、ピン44は前記バネ機構
によって防水キャップ22の先端側の所定位置(オフ位
置)に在り、主電源スイッチはオフしている。従って、
この状態では、内視鏡洗浄装置10に電源が入らず、洗
浄作業は実行されない。一方、防水キャップ22を電気
信号コネクター34に装着すると、装着時の押し付け力
によって、電気信号コネクター34のリング部材36先
端で防水キャップ22のピン44が押され、ピン44は
前記バネ機構の付勢力に抗して図中左側の位置(オン位
置)に移動する。このピンの移動によって前記主電源ス
イッチの可動接片が閉じ、主電源はオンする。こうして
主電源がオンした後は、操作パネル26からの入力が可
能となり、スタートボタンを押すことによって洗浄動作
を実行することができる。
【0019】所定の洗浄工程が終了した後、防水キャッ
プ22を電気信号コネクター34から取り外すと、防水
キャップ22のピン44はバネ機構の付勢力によって前
記オフ位置に戻り、主電源がオフされる。このように、
図3に示した構成によっても、内視鏡16の電気信号コ
ネクター34に防水措置を施さないまま洗浄が実施され
てしまうことを防止することができる。
【0020】内視鏡16の電気信号コネクター34への
防水キャップ22の着脱に応じてオン/オフが切り替え
られるスイッチ手段の構成は、図2、図3で示した以外
にも種々の態様がある。例えば、防水キャップ側に電気
信号コネクター34の接点ピン46に対応する接点穴を
設け、電気信号コネクター34の接点ピン46の接続に
よる導通を利用することも考えられる。
【0021】上記実施の形態では、防水キャップ22に
設けたスイッチ手段によって主電源のオン/オフを行う
場合を例に説明したが、このスイッチ手段を防水キャッ
プ22の装着の有無を検出する検出手段として利用し、
その検出結果に応じて中央処理装置(CPU)が主電源
のON/OFFを制御してもよい。また、防水キャップ
22の装着の有無の検出に基づいてCPUが洗浄プログ
ラムの実行/不実行を判断し、洗浄動作の許容と禁止を
制御してもよい。
【0022】次に、防水キャップ22に設けたスイッチ
手段を利用して防水キャップ22の装着の有無を検出し
て主電源のON/OFFを制御する態様例を説明する。
図4は、内視鏡洗浄装置の電気的構成の一例を示すブロ
ック図である。同図に示したように、内視鏡洗浄装置
は、主電源回路50、中央制御部52、操作パネル2
6、表示パネル28及び防水手段の装着の有無を検出す
る装置検出部54から構成される。
【0023】主電源回路50は中央制御部52と接続さ
れ、中央制御部52によって主電源のON/OFFが制
御される。また、操作パネル26から入力された入力信
号は中央制御部52に通知され、この中央制御部52に
よって表示パネル28の表示制御が行われる。装置検出
部54は図2、図3で説明した防水キャップ22のスイ
ッチ手段に相当しており、この装置検出部54によって
内視鏡16の電気信号コネクター34に防水キャップ2
2が装着されているか否かを検出する。そして、その検
出結果は中央制御部52に通知される。
【0024】中央制御部42は、中央処理装置(CP
U)及びタイマー部52Aを含み、前記装置検出部54
から入力する検出結果に基づいて主電源回路50のON
/OFFを制御するとともに、内視鏡洗浄装置を総括的
に制御する。図5は、図4に示した内視鏡洗浄装置の動
作手順を示すフローチャートである。内視鏡16の電気
信号コネクター34に防水キャップ22(防水手段)を
装着し(ステップS10)、内視鏡16を洗浄槽18に
セットすると(ステップS12)、内視鏡16の電気信
号コネクター34に防水キャップ22が正しく装着され
ているか否かが判別される(ステップS14)。
【0025】防水キャップ22のスイッチ手段がOFF
の場合には、内視鏡16の電気信号コネクター34に防
水キャップ22が装着されていないと判別され、処理は
ステップS10に戻る。このとき、表示パネル28に防
水キャップ22の装着を促す警告を表示してもよい。ス
テップS14において、防水キャップ22のスイッチ手
段がONの場合には、内視鏡16の電気信号コネクター
34に防水キャップ22が装着されていると判別され、
中央制御部52によって電源がONされる。
【0026】ステップS16において電源がONすると
自動的に洗浄プログラムに従って洗浄作業が開始され
(ステップS18)、所定の洗浄工程を実施した後、洗
浄を終了する(ステップS20)。尚、上記ステップS
14において、防水キャップ22が装着されていると判
別した場合に、中央制御部52が電源投入ボタン又は洗
浄開始のスタートボタンの操作入力を受け付ける待機状
態となり、電源投入ボタン又は洗浄開始のスタートボタ
ンの押圧操作によって洗浄作業を開始するようにしても
よい。
【0027】前記所定の洗浄工程を終了した後(ステッ
プS20)、内視鏡16の電気信号コネクター34から
防水キャップ22を取り外し(ステップS22)、防水
キャップ22が取り外された時点(防水キャップ22の
スイッチ手段がオフになった時点)からの経過時間をタ
イマー部52Aによってカウントする。タイマー部52
Aのカウント値が所定時間に達するまでの期間は、主電
源をON状態のまま維持し、この間に内視鏡洗浄装置1
0の自己洗浄プログラムを実行し、洗浄装置の乾燥を行
う(ステップS24)。そして、タイマー部52Aのカ
ウント値が所定時間に達した後に主電源をオフするよう
になっている(ステップS26)。
【0028】このように、防水キャップ22に設けられ
たスイッチ手段のオン/オフの状態を中央制御部42に
通知し、中央制御部42は、電気信号コネクター34に
防水キャップ22が装着されていることを示す検出信号
が入力している場合に限り、電源をONさせるようにし
たので、内視鏡16の電気信号コネクター34に防水措
置を施さないまま洗浄が実施されてしまうことを防止す
ることができる。
【0029】また、防水キャップ22に設けたスイッチ
手段がオフになった時点からの経過時間をタイマー部5
2Aでカウントし、タイマー部52Aのカウント値が所
定時間に達した後に主電源をオフするようにしたので、
洗浄が終了して内視鏡16を洗浄槽18から取り出した
後も一定時間は主電源のON状態を維持し、この間に内
視鏡洗浄装置10の自己洗浄、及び乾燥を行うことがで
きる。これにより、内視鏡洗浄装置10を清潔に保つこ
とができる。
【0030】上記実施の形態では、電気信号コネクター
34用の防水キャップ22にスイッチ手段を設ける場合
を例に説明したが、LGコネクター用の防水キャップが
設けられている場合には、LGコネクター用の防水キャ
ップに上述した電気信号コネクター34用の防水キャッ
プ22と同様のスイッチ手段を設けてもよい。例えば、
電気信号コネクター用の防水キャップ22とLGコネク
ター用の防水キャップの両方に、上述の如くスイッチ手
段を設け、両方の防水キャップがともにそれぞれのコネ
クターに装着されていることを条件に主電源をオンする
ようにしてもよい。
【0031】また、LGコネクター用の防水キャップに
上述のスイッチ手段を設けることで、電気信号コネクタ
ーを具備しない(LGコネクターのみ有する)内視鏡を
洗浄する内視鏡洗浄装置についても、本発明を適用する
ことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
洗浄装置によれば、内視鏡側のコネクターに装着される
防水手段に装着の有無を検出する検出手段を設け、内視
鏡側コネクターに防水手段が装着されていない場合に
は、洗浄動作を実行できないようにしたので、コネクタ
ーを防水保護せずに誤って内視鏡を洗浄してしまうこと
を防ぐことができる。これにより、コネクターからの浸
水による内視鏡の破損を防止できる。
【0033】また、洗浄が完了して内視鏡側コネクター
から防水キャップが取り外されたことが検出された時点
から、一定時間経過後に主電源をオフする構成を採用す
れば、洗浄が完了した内視鏡を内視鏡洗浄装置から取り
出した後に自己洗浄プログラムを実行させ、洗浄装置の
自己洗浄が終了した後、主電源をオフするという機能を
付加することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した内視鏡洗浄装置の外観を示す
斜視図
【図2】図1に示した防水キャップと電気信号コネクタ
ーの構成を示す外観図
【図3】防水キャップと電気信号コネクターの他の構成
例を示す外観図
【図4】内視鏡洗浄装置の電気的構成の一例を示すブロ
ック図
【図5】内視鏡洗浄装置の動作手順の一例を示すフロー
チャート
【符号の説明】
10…内視鏡洗浄装置 12…装置本体 16…内視鏡 20…回転型噴射装置 22…防水キャップ 30、32…導通部材 34…電気信号コネクター 38…金属板 44…ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森住 雅明 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 近藤 光夫 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を収納する洗浄槽と、前記洗浄槽
    に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、を有し、設定さ
    れた洗浄工程に従って前記洗浄液供給手段を制御して内
    視鏡を洗浄する内視鏡洗浄装置において、 洗浄槽に収納された内視鏡のコネクターに着脱可能に配
    設され前記コネクターを防水する防水手段と、 前記防水手段に設けられ、前記コネクターに前記防水手
    段が装着されたか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段により前記防水手段の装着が検出されてい
    ない場合に洗浄動作を実行不能にする洗浄禁止手段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記コネクターが前記
    防水手段と連結されるとオンし、前記コネクターが前記
    防水手段から離脱するとオフするスイッチ手段で構成さ
    れ、 前記洗浄禁止手段は、前記スイッチ手段がオンすると主
    電源を供給し、前記スイッチ手段がオフすると主電源の
    供給を遮断する主電源供給/遮断切替手段で構成される
    ことを特徴とする請求項1の内視鏡洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記コネクターが前記
    防水手段と連結されるとオンし、前記コネクターが前記
    防水手段から離脱するとオフするスイッチ手段で構成さ
    れ、 前記洗浄禁止手段は、前記スイッチ手段がオフになった
    時点からの経過時間をカウントするタイマー手段を有
    し、前記タイマー手段のカウント値が所定時間に達した
    後に主電源をオフする主電源供給制御手段からなること
    を特徴とする請求項1の内視鏡洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記防水手段の着脱に
    応じてオン/オフが切り替わるスイッチ手段で構成さ
    れ、 前記洗浄禁止手段は、前記検出手段により前記防水手段
    の装着が検出されている場合に洗浄動作を許容し、前記
    検出手段により前記防水手段の装着が検出されなくなっ
    た時又は検出されなくなってから一定時間経過後に、洗
    浄動作を禁止する洗浄制御手段で構成されることを特徴
    とする請求項1の内視鏡洗浄装置。
JP17473997A 1997-06-30 1997-06-30 内視鏡洗浄装置 Expired - Fee Related JP3956378B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272682A (ja) * 2001-03-14 2002-09-24 Olympus Optical Co Ltd 洗浄消毒システム及び医療用具
JP2002301028A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡洗浄装置
JP2006181148A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Pentax Corp 内視鏡システム
JP2009072247A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Fujinon Corp 観察画像形成装置

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