JPH11189255A - 注出口とキャップとの組合体、および注出口 - Google Patents
注出口とキャップとの組合体、および注出口Info
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- JPH11189255A JPH11189255A JP9358107A JP35810797A JPH11189255A JP H11189255 A JPH11189255 A JP H11189255A JP 9358107 A JP9358107 A JP 9358107A JP 35810797 A JP35810797 A JP 35810797A JP H11189255 A JPH11189255 A JP H11189255A
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Abstract
ャップ本体とリングとが分離し、かつ注出口を引繰り返
してもリングが注出口の先端側へ落下することのない注
出口とキャップとの組合体を提供する。 【解決手段】 注出口10に、キャップ本体21とリン
グ23とからなるキャップ20が装着される。リング2
0の内面には、その下端に円周突部26が設けられ、そ
の上端には複数のリングラチェット27が設けられてい
る。注出口10の外面には、注出口10をキャップ20
から取外す際、リング23のリングラチェット27と係
合する注出口ラチェット16が設けられている。また注
出口10の外面には、注出口10を引繰り返した場合に
リング20の円周突部26に係合してリング20の落下
を防止する止め部15が設けられている。
Description
の組合体、および注出口に係り、とりわけ注出口からキ
ャップを取外したことを容易に確認することができる注
出口とキャップとの組合体、および注出口に関する。
た柔軟容器に、注出口が取付けられており、この注出口
にはキャップがねじ込まれて装着される。この場合、キ
ャップはキャップ本体と、キャップ本件に薄肉部を介し
て連結されたリングとを有している。
プのリングが注出口に固定され、キャップ本体とリング
とが分離されキャップ本体のみが注出口から取外され
る。
体とリングとが分離されて、外方よりキャップ取外しを
確認することができる。
を注出口から取外す場合、キャップ本体とリングとが分
離してキャップ本体のみが注出口から取外され、リング
は注出口側へ残る。
容器を引繰り返し注出口を使用者の口にあてて飲むこと
になる。この際、注出口に残ったリングが落下して、使
用者の口に当たり飲みにくくなることがある。
ものであり、使用時において容器を引繰り返しても注出
口に残ったリングが使用者の口に当接することのない注
出口とキャップとの組合体、および注出口を提供するこ
とを目的とする。
る円筒状注出口と、注出口のおねじに係合するめねじを
有し、注出口に装着された円筒状キャップとを備え、キ
ャップはキャップ本体と、キャップ本体に薄肉部を介し
て連結されるとともに注出口に沿って摺動可能なリング
とを有し、リング内面の下端に円周突部が設けられると
ともに、その上端に所定間隙をおいて複数のリングラチ
ェットが設けられ、注出口外面には注出口からキャップ
を取外す際、円周方向においてリングラチェットに係合
する複数の注出口ラチェットと、軸方向において円周突
部に係合する止め部が設けられていることを特徴とする
注出口とキャップとの組合体、および円周方向において
キャップのリングラチェットに係合する複数の注出口ラ
チェットと、軸方向においてキャップの円周突部に係合
する止め部とが外面に設けられたことを特徴とする、上
記記載の注出口とキャップとの組合体を構成する注出口
である。
出口に対してキャップのキャップ本体を緩める方向に回
転させる。この場合、注出口側の注出口ラチェットとリ
ング側のリングラチェットとが係合し、リングが注出口
に係止される。更にキャップ本体を回転させると、リン
グとキャップ本体との間に設けられた薄肉部が破断し、
リングとキャップ本体とが分離する。キャップ本体から
分離したリングはその自重で注出口を摺動しながら落下
する。注出口を引繰り返すと、リングの円周突部が注出
口側の止め部に係合し、リングが注出口先端側へ落下す
ることが防止される。
施の形態について説明する。図1乃至図5は本発明の実
施の形態を示す図である。図1乃至図5に示すように、
注出口とキャップとの組合体は、円筒状注出口10と、
この注出口10に装着されるキャップ20とを備えてい
る。
して図示しない容器内側へ延びる内側筒部11と、容器
外側へ延びる外側筒部13とを有している。また外側筒
部13の外面にはおねじ14が設けられている。
ねじ14に係合するめねじ22が内面に設けられたキャ
ップ本体21と、キャップ本体21に薄肉部24を介し
て連結されたリング23とを有している。
23の下端には、内方へ突出する円周突部26が円周状
に設けられており、またリング23の上端には、所定間
隙をおいて複数、例えば4個のリングラチェット27が
設けられている。
ップ本体21とリング23との間に設けられた薄肉部2
4は、薄肉の柱状となっている。本実施の形態において
は図1および図2に示すように、柱状薄肉部24はキャ
ップ本体21とリング23のリングラチェット27の間
に延びるとともに、円周方向に所定間隔をおいて複数
(例えば4個)設けられている。また各柱状薄肉部24
は、キャップ本体21からリングラチェット27側に向
って先細状に形成され、水平断面が略半円形の三日月形
をしている。このため柱状薄肉部24においてキャップ
本体21とリング23とは容易に破断可能となってお
り、このとき薄肉部21の破断箇所はリング23のリン
グラチェット27側に位置するようになっている。
より更に詳述する。図1乃至図4に示すように、注出口
10の外側筒部13の外面には、リング23のリングラ
チェット27と円周方向において係合する注出口ラチェ
ット16が円周方向に所定間隔において複数(例えば4
個)設けられている(図4参照)。すなわち注出口10
の注出口ラチェット16とリング23のリングラチェッ
ト27は、注出口10に装着されたキャップ20を取外
す際互いに係合し、キャップ20のうちリング23を注
出口10に残したままキャップ本体21のみを薄肉部2
4を介してリング23から分離して取外すためのもので
ある。
筒部13の外面には、注出口ラチェット16より下方側
にリング23の円周突部26と軸方向において係合する
止め部15が円周方向に所定間隔をおいて複数(例えば
4個)設けられている。この止め部15は、使用時にキ
ャップ本体21とリング23とを薄肉部24を介して破
断し、容器および注出口10を引繰り返して注出口10
から容器内の内容物を飲む場合、リング23の円周突部
26に係合してリング23の落下を防止するものであ
る。また図4に示すように注出口ラチェット16と止め
部15は、共に円周方向に関して所定間隔において配置
されている。
けられた止め部15の下部には、フランジ12側へ延び
る突起15aが各止め部15に複数(例えば2個)設け
られている。この突起15aはキャップ本体21から分
離したリング23をガタつくことなく、注出口10の外
側筒部13外面に保持するものである。
着されたキャップ20を取外す際に注出口ラチェット1
6とリングラチェット27が係合した場合、リング23
側のリングラチェット27と、注出口10側の止め部1
5とは円周方向に関して互いにずれて配置されている。
このためキャップ本体21とリング23とを分離した場
合、リング23がスムーズに注出口10のフランジ12
側へ落下するようになっている。
キャップ本体21とリング23に、キャップ20を注出
口10にねじ込む際互いに係合する係合突起21a、2
3aが円周方向に関して相対向する位置に各々設けられ
ている。
て、キャップ20を注出口10にねじ込む際、薄肉部2
4が破断することを未然に防止することができる。
の作用について説明する。
10の内側筒部11外面がヒートシールされ、このよう
にして注出口10が容器に取付けられる。
容物が充てんされ、その後注出口10側のおねじ14と
キャップ20側のめねじ22とを係合させて注出口10
にキャップ20がねじ込まれ、キャップ20が注出口1
0のフランジ12側へ接近する。その後注出口10側の
注出口ラチェット16上をキャップ20側のリングラチ
ェット27が乗り越えて、キャップ20が注出口10に
対して確実に装着される。注出口10へキャップ20を
ねじ込む場合、上述のように、キャップ本体21の係合
突起21aとリング23の係合突起23aが係合するの
で、キャップ本体21とリング23との間に設けられた
薄肉部24が破断することはない。
0のキャップ本体21を把持し、キャップ20を注出口
10から緩める方向(ねじ込み方向と逆方向)に回転さ
せる。この場合、注出口10側の注出口ラチェット16
とキャップ20側のリングラチェット27とが円周方向
において係合し、リング23が注出口10側に係止され
る。このため、キャップ本体21のみが注出口10から
緩める方向に回転し、キャップ本体21とリング23と
の間の薄肉部24が破断してキャップ本体21とリング
23とが分離する。
ングラチェット27側へ向って先細状となる柱形状を有
しているので、薄肉部24はリング23のリングラチェ
ット27側において破断する。このためリング23のキ
ャップ本体21側の面に薄肉部24の破断端が残ること
はない。
て緩める方向に回転させることによって、注出口10側
のおねじ14と、キャップ本体21側のめねじ22との
係合が解除してキャップ本体21のみが注出口10から
取外される。
ング23は、その自重により注出口10の外側筒部13
に沿って摺動しながらフランジ12側へ落下する。この
場合、リング23のリングラチェット27は、注出口1
0側の止め部15および注出口ラチェット16のいずれ
とも円周方向に関して所定間隔をおいて配置されている
ため、リング23はその自重によってスムーズにフラン
ジ12側へ落下することができる。また注出口10側に
は止め部15から延びる突起15aが設けられているの
で、リング23がフランジ12側へ落下する際リング2
3内面がこの突起15aにガイドされることになる。こ
のためリング23の落下時にリング23が注出口10外
周においてガタついて外れることはない。
返し、注出口10を口にあてて内容物を注出口10から
飲みほす。この場合、リング23の円周突部26が注出
口10の止め部15に係合するので、容器を引繰り返し
た場合にリング23が注出口10の先端から使用者の口
側へ落下してしまうことはない。また薄肉部24はリン
グ23のリングラチェット27側において破断するの
で、リング23側に薄肉部24の破断端が残ることはな
い。このため使用者が注出口10を口にあてた場合で
も、リング23に残った薄肉部24の破断端が口部に当
接するということはない。
を向く元の状態まで戻し、次に注出口10に対してキャ
ップ本体21を再度装着する。この場合、キャップ20
はキャップ本体21とリング23とが分離した状態とな
っているので、外部からキャップ20を一度取外したこ
とを容易に認識することができる。
のキャップ本体を緩める方向に回転させると、注出側の
注出口ラチェットとリング側のリングラチェットが係合
し、その後薄肉部が破断してリングとキャップ本体とが
分離する。分離したリングは注出口を摺動しながら落下
する。この後キャップ本体を再度注出口に装着した場
合、キャップ本体とリングとが分離しているので、外部
からキャップを一度取外した事実を確認することができ
る。また使用時に注出口を引繰り返した場合、リングの
円周突部は注出口側の止め部に係合するので、リングが
注出口先端側へ落下することはない。このため、使用時
に注出口を引繰り返しても、リングが邪魔になることは
ない。
す側断面図。
キャップ側のキャップラチェットおよび円周突部を示す
拡大側断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】おねじを有する円筒状注出口と、 注出口のおねじに係合するめねじを有し、注出口に装着
された円筒状キャップとを備え、 キャップはキャップ本体と、キャップ本体に薄肉部を介
して連結されるとともに注出口に沿って摺動可能なリン
グとを有し、 リング内面の下端に円周突部が設けられるとともに、そ
の上端に所定間隙をおいて複数のリングラチェットが設
けられ、 注出口外面には注出口からキャップを取外す際、円周方
向においてリングラチェットに係合する複数の注出口ラ
チェットと、軸方向において円周突部に係合する止め部
が設けられていることを特徴とする注出口とキャップと
の組合体。 - 【請求項2】リングに設けられたリングラチェットと注
出口に設けられた止め部とは、円周方向に関して互いに
ずれていることを特徴とする請求項1記載の注出口とキ
ャップとの組合体。 - 【請求項3】円周方向においてキャップのリングラチェ
ットに係合する複数の注出口ラチェットと、軸方向にお
いてキャップの円周突部に係合する止め部とが外面に設
けられたことを特徴とする、請求項1記載の注出口とキ
ャップとの組合体を構成する注出口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35810797A JP4222652B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 注出口とキャップとの組合体、および注出口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35810797A JP4222652B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 注出口とキャップとの組合体、および注出口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11189255A true JPH11189255A (ja) | 1999-07-13 |
JP4222652B2 JP4222652B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=18457586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35810797A Expired - Fee Related JP4222652B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 注出口とキャップとの組合体、および注出口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4222652B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001130608A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-15 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 改ざん防止用クロージャー構造及びバッグインボックス内容器 |
JP2002177388A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-25 | Daikyo Seiko Ltd | 医薬・医療用既充填注射器 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35810797A patent/JP4222652B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001130608A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-15 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 改ざん防止用クロージャー構造及びバッグインボックス内容器 |
JP2002177388A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-25 | Daikyo Seiko Ltd | 医薬・医療用既充填注射器 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4222652B2 (ja) | 2009-02-12 |
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