JPH11189197A - 浮体式港湾施設 - Google Patents

浮体式港湾施設

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JPH11189197A
JPH11189197A JP36111697A JP36111697A JPH11189197A JP H11189197 A JPH11189197 A JP H11189197A JP 36111697 A JP36111697 A JP 36111697A JP 36111697 A JP36111697 A JP 36111697A JP H11189197 A JPH11189197 A JP H11189197A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船舶に対する荷役,陸上に対する払い出し及
び集荷を、それぞれ最短の移動距離で行う。 【解決手段】 沖合いに設置した荷役桟橋11と岸壁1
5との間を移動可能な浮体13を設けた。浮体13は、
荷役桟橋11または岸壁15に係留されると貨物集積場
として機能する。また、浮体13は、動力車19に牽引
されて、ガイドウェイ14に沿って最短距離を安定した
状態で移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンテナ船
等の船舶を係留する港湾施設に係わり、特に、物流ター
ミナルとしての運用効率の向上に有効な浮体式港湾施設
に関する。
【0002】
【従来の技術】遠浅な海岸に港湾施設を建設する場合、
岸壁に船舶を接岸させるようにすると、深い吃水を有す
る船舶の入港を可能にするための浚渫量が増大して多額
の費用を要するため、その対策として、浚渫量を低減さ
せるべく、荷役用の桟橋を水深の深い沖合いに設置する
ことが行われている。
【0003】図9は、このような遠浅の海岸に建設され
た港湾施設の従来例(インドのボンベイ港)を示す断面
図であり、同図中、符号1は船舶が係留される桟橋、2
は連絡橋、3は岸壁、4は貨物集積場を示している。
【0004】この港湾施設では、貨物集積場4と約50
0m沖合いに設置された桟橋1とが、杭5によって支持
された連絡橋2によって連絡されており、船舶から荷揚
げされた貨物は、連絡橋2を通って貨物集積場4に移送
されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような遠浅の海
岸に建設された港湾施設では、桟橋1を水深の深い沖合
いに設置しているため、桟橋1と貨物集積場4との距離
が長くなり、荷役作業の効率が低いという問題がある。
【0006】すなわち、船舶入港時を例にとれば、桟橋
1と貨物集積場4との距離が長いと桟橋上に設けられた
荷役設備では貨物を貨物集積場4に直接荷揚げすること
ができず、トラックやフォークリフト等の移送手段に積
載してから貨物集積場に移送しなければならないため、
荷役,払い出しおよび集荷に時間を要し、物流ターミナ
ルとしての運用効率の低下を来たしていた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、船舶に対する荷役,陸上に対する払い出し及び集荷
をそれぞれ最短の移動距離で行え、物流ターミナルとし
ての運用効率を向上させることのできる浮体式港湾施設
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の発明は、上面に貨物集積場を備えてなる浮体
が、沖合いに設置した荷役桟橋と岸壁との間を移動可能
とされ、かつ前記浮体をこれら荷役桟橋および岸壁に係
留する係留手段を備えることを特徴とするものである。
【0009】このような構成の浮体式港湾施設では、船
舶入港時に浮体が荷役桟橋側に移動して係留され、船舶
内の貨物が浮体上に積載される。このとき、貨物は隣接
する浮体上に積載するだけで良いため、荷役作業を最短
距離にて効率的に行うことができる。そして、浮体に貨
物を積載したままの状態で岸壁側に移動させて係留すれ
ば、貨物の払い出し及び集荷についても最短距離にて効
率的に行うことができる。
【0010】また、前記荷役桟橋に代えて、前記浮体を
係留するための浮体係留設備を沖合いに設置し、該浮体
に船舶を係留させる構成とした場合(請求項2)には、
浮体が船舶に対して桟橋としても機能するため、荷役用
の桟橋を不要にすることができる。
【0011】さらに、前記浮体の移動方向を規制するガ
イドウェイ、および該ガイドウェイに沿って前記浮体を
移動させる浮体移動手段を設け(請求項3)、内燃機関
または電動モータの駆動によって牽引または推進する構
成によれば(請求項4)、波浪の影響等を受けても、安
定した状態で、しかも所定の進路から外れることなく最
短距離で浮体を移動させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る浮体式港湾施
設の第一の実施形態について、図1から図4を参照しな
がら説明する。図1は、浮体式港湾施設に船舶が入港し
た状態を示す鳥瞰図であり、同図中、符号11は荷役桟
橋、12は荷役設備、13は浮体、14はガイドウェ
イ、15は岸壁である。
【0013】荷役桟橋11は、船舶16が接岸できる深
水域に立設されており、この荷役桟橋11上には、係留
中の船舶16に対して貨物の荷揚げまたは荷積みを行う
ための荷役設備12が設けられている。
【0014】荷役桟橋11と岸壁15との間には、2条
のガイドウェイ14が杭17によって互いに平行となる
ように配設されている。そして、荷役桟橋11,ガイド
ウェイ14および岸壁15によって囲まれた領域内に
は、浮体13が配されている。
【0015】この浮体13は、前記ガイドウェイ14お
よびその浮体側に1列に配設されたフェンダー18の案
内によって、荷役桟橋11と岸壁15との間を往復移動
できるようになっており、また、これら荷役桟橋11お
よび岸壁15に係留可能とされている。
【0016】フェンダー18は、浮体13の揺動による
該浮体13およびガイドウェイ14の損傷を防止するた
めの衝撃吸収部材であり、ガイドウェイ14の長さ方向
に沿って相互間隔をおいて複数設けられている。なお、
フェンダー18としては、本実施形態のようなローラフ
ェンダー(図4参照)の他、固定式のもの等を用いても
よい。
【0017】符号19は動力車であり、これら動力車1
9は、内燃機関または電気モータを備えた構成とされ、
ガイドウェイ14の上を海中に落下することなく自走す
ることができる。そして、浮体13には、その上面に設
置されたボラード20に動力車19から延びるワイヤ2
1が掛け渡されており、当該浮体13は、動力車19に
牽引されて往復移動させられる。
【0018】なお、荷役桟橋11および岸壁15に浮体
13を係留するための係留手段としては、例えば、荷役
桟橋11および岸壁15に設けられたボラード(図示
略)に、浮体13側に設けられたウィンチ(図示略)か
ら引き出されたワイヤロープを係合させるといった周知
の技術が採用される。
【0019】次に、上述の構成からなる浮体式港湾施設
の使用方法について、船舶入港時における荷揚げ作業の
例により説明する。図1に示すように、浮体式港湾施設
に船舶16が入港している状態では、浮体13は沖合い
に設置された荷役桟橋11に係留されている。
【0020】そして、船舶16内の貨物は、荷役桟橋1
1上に設けられた荷役設備12によって浮体13上に積
載される。すなわち、荷役桟橋11に係留された浮体1
3は、船舶16に対する荷役用の貨物集積場として機能
する。
【0021】このとき、貨物は荷役桟橋11に隣接した
浮体13上に積載するだけで良いため、荷役作業を最短
距離にて効率的に行うことができる。船舶16に対する
荷役作業を終えて船舶16が出港すると、図2に示すよ
うに、浮体13は動力車19によってガイドウェイ14
に沿って牽引され、岸壁15に係留される。
【0022】そして、浮体13上の貨物は、トラック,
フォークリフトおよび陸上側に設けられた荷役設備(図
示略)等によって陸揚げされる。すなわち、岸壁15に
係留された浮体13は、陸上に対する貨物の払い出し及
び集荷のための貨物集積場として機能し、これら払い出
し及び集荷を最短距離にて効率的に行うことができる。
【0023】上述のように、本実施形態の浮体式港湾施
設によれば、浮体13がガイドウェイ14およびその浮
体13側に1列に設けられたフェンダー18に案内され
ながら荷役桟橋11と岸壁15との間を移動するため、
波浪の影響等を受けても、安定した状態で、しかも所定
の進路から外れることなく最短距離で浮体13を移動さ
せることができる。
【0024】そして、移動する浮体13が、船舶16お
よび陸上の双方に対する貨物集積場として機能すること
により、船舶入港時の荷役作業,陸上に対する貨物の払
い出し及び集荷を最短距離にて効率的に行うことがで
き、遠浅の海岸地域であっても物流ターミナルとしての
運用効率を高めることができる。
【0025】次に、本発明に係る浮体式港湾施設の第二
の実施形態について、図5および図6を参照しながら説
明する。
【0026】本実施形態の浮体式港湾施設は、前記荷役
桟橋11に代えて、浮体31を沖合いに係留するための
ドルフィン(浮体係留設備)32が設置されるととも
に、浮体31上に荷役設備33が設けられているという
点で、前述の第一の実施形態における浮体式港湾施設と
構成を異にする。
【0027】すなわち、本実施形態の浮体式港湾施設
は、第一の実施形態における荷役桟橋11を省略し、浮
体31の前側面31aに船舶を直接接岸させることによ
って、荷役桟橋11の役目を浮体31に行わせる構成に
なっている。
【0028】このため、浮体31を沖合いに係留するた
めの設備として、両ガイドウェイ14の延長方向の深水
域にドルフィン32を立設し、深い吃水を有する船舶1
6の停泊を可能にするとともに、荷役設備33を浮体3
1上に直接設けている。
【0029】浮体31をドルフィン32に固定する方法
としては、例えば、これら浮体31及びドルフィン32
のいずれか一方にボラード(図示略)等を設けるととも
に、このボラードに他方から引き出したワイヤーを係合
する等の周知の方法によって行う。
【0030】次に、本実施形態の浮体式港湾施設の使用
方法について、船舶入港時における荷揚げ作業の例によ
り説明する。
【0031】図5に示すように、浮体式港湾施設に船舶
16が入港している状態では、浮体31は沖合いに設置
されたドルフィン32に係留されており、船舶16は浮
体31に係留されている。船舶16内の貨物は、浮体3
1上に設けられた荷役設備33によって浮体31上に積
載される。
【0032】船舶16に対する荷役作業を終えて船舶1
6が出港すると、図6に示すように、浮体31は動力車
19によってガイドウェイ14に沿って牽引され、岸壁
15に係留される。そして、浮体31上の貨物は、トラ
ック,フォークリフトおよび陸上側に設けられた荷役設
備(図示略)等によって陸揚げされる。
【0033】このように、本実施形態の浮体式港湾施設
においても、上述の第一の実施形態と同様の機能を発揮
することができることに加え、浮体31が船舶16に対
して桟橋としても機能するため、荷役用の桟橋を不要に
して、設備費の大幅な低減を図ることができる。
【0034】なお、本実施形態では、浮体31上に荷役
設備33を設けているが、必ずしも浮体31側に荷役設
備33を設けておく必要はない。この場合、船舶16内
の貨物は、該船舶16側に設けられた荷役設備によって
浮体31上に積載されることになる。
【0035】次に、本発明に係わる浮体式港湾施設の第
三の実施形態について、図7および図8を参照しながら
説明する。本実施形態では、浮体41に推進機42が装
備され、浮体41が自ら移動することができるという点
で、前述の第一および第二の実施形態と構成を異にす
る。
【0036】すなわち、本実施形態における浮体41
は、前記動力車19による牽引方式に代えて、スラスタ
ー方式によって移動する。このため、浮体41には、前
側面41aと後側面41bとを連通させる貫通孔43が
形成されており、この貫通孔43の開口部近傍に推進機
42が設けられている。
【0037】この貫通孔42は、浮体41の中央に1列
のみ形成しても、左右に2列または多数列形成しても良
い。また、推進機42は、前記動力車19と同様に内燃
機関または電気モータを備えて構成されている。
【0038】そして、本実施形態では、前述の動力車1
9によって浮体31を牽引する場合と比較して、ガイド
ウェイ14からの動力車落下防止機構や、浮体41の牽
引設備が不要になるため、構造が簡略化される。また、
浮体41の走行も滑らかになって、安定した積載貨物の
海上移送を行うことができる。
【0039】なお、本実施形態では、貫通孔43を形成
してその内部に推進機42を設けた構成について説明し
たが、かかる構成に限るものではなく、貫通孔43を形
成せず、推進機42を浮体41の外部、例えば、底面に
設けるようにしても良い。また、浮体41上に荷役設備
33を設けているが、必ずしも浮体31側に荷役設備3
3を設ける必要がないのは、前述の第二の実施形態の場
合と同様である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の浮体式港湾施設によれば、浮体が荷役桟橋と岸壁との
間を移動することによって、船舶および陸上の双方に対
して貨物集積場として機能するため、船舶入港時の荷役
作業,陸上に対する貨物の払い出し及び集荷を最短距離
にて効率的に行うことができる。よって、遠浅の海岸地
域であっても、物流ターミナルとしての運用効率を高め
ることができる。
【0041】また、荷役桟橋に代えて、浮体を係留する
ための浮体係留設備を沖合いに設置し、該浮体に船舶を
係留させることによって、浮体に船舶接岸用桟橋として
の機能を持たせ、これにより、荷役用の桟橋を不要にし
て設備費の大幅な低減を図ることができる。
【0042】さらに、浮体の移動方向を規制するガイド
ウェイ及びこれに沿って浮体を移動させる浮体移動手段
を設け、さらに内燃機関または電動モータの駆動によっ
て浮体を牽引または推進させれば、波浪の影響等を受け
ても、安定した状態で、しかも所定の進路から外れるこ
となく最短距離で浮体を移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる浮体式港湾施設の第一の実施
形態を示す鳥瞰図である。
【図2】 図1に示す浮体式港湾施設において、船舶出
港後に浮体を岸壁に係留した状態を示す鳥瞰図である。
【図3】 図1に示す浮体式港湾施設の断面図である。
【図4】 図2に示す浮体式港湾施設のA−A線矢視図
である。
【図5】 本発明に係わる浮体式港湾施設の第二の実施
形態を示す鳥瞰図である。
【図6】 図5に示す浮体式港湾施設において、船舶出
港後に浮体を岸壁に係留した状態を示す鳥瞰図である。
【図7】 本発明に係わる浮体式港湾施設の第三の実施
形態を示す鳥瞰図である。
【図8】 図7に示す浮体式港湾施設のB−B線断面図
である。
【図9】 港湾施設の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 荷役桟橋 13、31、41 浮体 14 ガイドウェイ 15 岸壁 19 動力車(浮体移動手段) 32 ドルフィン(浮体係留設備) 33 荷役設備 42 推進機(浮体移動手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の発明は、上面に貨物集積場を備えてなる浮体
が、沖合いに設置した荷役桟橋と岸壁との間を移動可能
とされ、かつ前記浮体をこれら荷役桟橋および岸壁に係
留する係留手段、前記浮体の移動方向を規制するガイド
ウェイならびに該ガイドウェイに沿って前記浮体を移動
させる浮体移動手段を備えることを特徴とするものであ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】このような構成の浮体式港湾施設では、船
舶入港時に浮体が荷役桟橋側に移動して係留され、船舶
内の貨物が浮体上に積載される。このとき、貨物は隣接
する浮体上に積載するだけで良いため、荷役作業を最短
距離にて効率的に行うことができる。そして、浮体に貨
物を積載したままの状態で岸壁側に移動させて係留すれ
ば、貨物の払い出し及び集荷についても最短距離にて効
率的に行うことができる。しかも、前記浮体の移動方向
を規制するガイドウェイならびに該ガイドウェイに沿っ
て前記浮体を移動させる浮体移動手段を備えているの
で、波浪の影響等を受けても、安定した状態で、しかも
所定の進路から外れることなく最短距離で浮体を移動さ
せることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明において、浮体移動手段としては、
内燃機関または電動モータの駆動によって牽引または推
進する構成とすればよい。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に貨物集積場を備えてなる浮体が、
    沖合いに設置した荷役桟橋と岸壁との間を移動可能とさ
    れ、かつ前記浮体をこれら荷役桟橋および岸壁に係留す
    る係留手段を備えることを特徴とする浮体式港湾施設。
  2. 【請求項2】 前記荷役桟橋に代えて、前記浮体を係留
    するための浮体係留設備を沖合いに設置し、該浮体に船
    舶を係留させることを特徴とする請求項1記載の浮体式
    港湾施設。
  3. 【請求項3】 前記浮体の移動方向を規制するガイドウ
    ェイ、および該ガイドウェイに沿って前記浮体を移動さ
    せる浮体移動手段を設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の浮体式港湾施設。
  4. 【請求項4】 前記浮体移動手段は、内燃機関または電
    動モータの駆動により、前記浮体を牽引または推進する
    構成であることを特徴とする請求項3記載の浮体式港湾
    施設。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100650337B1 (ko) 2005-08-03 2006-11-29 한국해양연구원 양현하역용 부유식 안벽
KR100750223B1 (ko) 2006-08-10 2007-08-17 한국해양연구원 이동식 부유안벽
KR101205344B1 (ko) 2010-08-30 2012-11-28 삼성중공업 주식회사 부유식 구조물
KR101441569B1 (ko) * 2014-03-14 2014-09-17 김창운 파시 형성을 위한 해상구조물
CN114655358A (zh) * 2022-04-12 2022-06-24 潍坊新力蒙水产技术有限公司 一种绿色电动牵引港口停泊出航系统

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