JPH1118898A - 開閉蓋を備える飲食カウンタ - Google Patents
開閉蓋を備える飲食カウンタInfo
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- JPH1118898A JPH1118898A JP19942997A JP19942997A JPH1118898A JP H1118898 A JPH1118898 A JP H1118898A JP 19942997 A JP19942997 A JP 19942997A JP 19942997 A JP19942997 A JP 19942997A JP H1118898 A JPH1118898 A JP H1118898A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover member
- food
- closing
- opening
- counter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一々食器から蓋材を取り除いたり配置したり
する必要や、取り除かれた蓋材が飲食の邪魔になった
り、随時蓋材を洗浄する必要等のない開閉蓋を備える飲
食カウンタを提供すること。 【解決手段】 カバー部材６の閉塞速度が低速に制御さ
れ、開放時間が長くなるため、食品の投入者や飲食者
は、カバー部材６を片手で開放状態に保持したり、適宜
開閉拘束装置等を設けてカバー部材６を所定箇所に保持
しておくことなく容易に、かつカバー部材６が急激に閉
塞されて手をぶつけたりすることなく安全にトンネル部
内に食品８を投入したり、取り出すことが出来る。
する必要や、取り除かれた蓋材が飲食の邪魔になった
り、随時蓋材を洗浄する必要等のない開閉蓋を備える飲
食カウンタを提供すること。 【解決手段】 カバー部材６の閉塞速度が低速に制御さ
れ、開放時間が長くなるため、食品の投入者や飲食者
は、カバー部材６を片手で開放状態に保持したり、適宜
開閉拘束装置等を設けてカバー部材６を所定箇所に保持
しておくことなく容易に、かつカバー部材６が急激に閉
塞されて手をぶつけたりすることなく安全にトンネル部
内に食品８を投入したり、取り出すことが出来る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は飲食物を搬送する循
環型搬送路を有する飲食カウンターにおいて、前記搬送
路上の食品の乾燥や異物の付着等を防止する開閉蓋を有
する飲食カウンターに関する。
環型搬送路を有する飲食カウンターにおいて、前記搬送
路上の食品の乾燥や異物の付着等を防止する開閉蓋を有
する飲食カウンターに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、カウンタ−等に沿って無端状に形
成されている食品搬送用の循環型搬送路を設け、この搬
送路に、商品、例えば寿司等の飲食物を盛り付けた皿等
の容器を載置して搬送する循環搬送型の飲食カウンタ−
は、飲食飲食者や調理人が移動することなく飲食或いは
調理することができ、更に飲食者は席にいながらにして
自分の所望する商品を選びながら飲食できることから広
く使用されている。
成されている食品搬送用の循環型搬送路を設け、この搬
送路に、商品、例えば寿司等の飲食物を盛り付けた皿等
の容器を載置して搬送する循環搬送型の飲食カウンタ−
は、飲食飲食者や調理人が移動することなく飲食或いは
調理することができ、更に飲食者は席にいながらにして
自分の所望する商品を選びながら飲食できることから広
く使用されている。
【０００３】このような飲食カウンタにおいては、商品
である寿司等の食品が投入される厨房から飲食飲食者が
いる場所までは距離があるとともに、搬送路が循環して
いるために食品が循環、搬送される間に乾燥したり、ほ
こりや虫等の異物が付着する恐れがあることから、椀を
伏せた形状の蓋材にて前記皿等の食器を覆って搬送して
おり、飲食飲食者は、食器に載置された食品をこの蓋材
とともに搬送路より取り出して、食器および蓋材をカウ
ンタ上に置いて飲食をするようになっている。
である寿司等の食品が投入される厨房から飲食飲食者が
いる場所までは距離があるとともに、搬送路が循環して
いるために食品が循環、搬送される間に乾燥したり、ほ
こりや虫等の異物が付着する恐れがあることから、椀を
伏せた形状の蓋材にて前記皿等の食器を覆って搬送して
おり、飲食飲食者は、食器に載置された食品をこの蓋材
とともに搬送路より取り出して、食器および蓋材をカウ
ンタ上に置いて飲食をするようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な蓋材を用いる方法では、一々食器から蓋材を取り除く
必要があり、煩雑であるとともに、取り除かれた蓋材が
飲食の邪魔になり、さらに前記蓋材も食器同様に随時洗
浄する必要があり、これらの洗浄には多くの人手と費用
を要するという問題点があった。
な蓋材を用いる方法では、一々食器から蓋材を取り除く
必要があり、煩雑であるとともに、取り除かれた蓋材が
飲食の邪魔になり、さらに前記蓋材も食器同様に随時洗
浄する必要があり、これらの洗浄には多くの人手と費用
を要するという問題点があった。
【０００５】また食品の投入時においては、これら蓋材
を一々食器上に配置する必要があり、煩雑であった。
を一々食器上に配置する必要があり、煩雑であった。
【０００６】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、一々食器から蓋材を取り除いたり配
置したりする必要や、取り除かれた蓋材が飲食の邪魔に
なったり、随時蓋材を洗浄する必要等のない開閉蓋を備
える飲食カウンタを提供することを目的としている。
てなされたもので、一々食器から蓋材を取り除いたり配
置したりする必要や、取り除かれた蓋材が飲食の邪魔に
なったり、随時蓋材を洗浄する必要等のない開閉蓋を備
える飲食カウンタを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の開閉蓋を備える
飲食カウンタは、食事台に沿って設けられた循環型搬送
路の上部にトンネル部を設け、前記トンネル部の少なく
とも一部が透明な部材から成るカバー部材であり、前記
カバー部材が開閉可能とされている飲食カウンタにおい
て、前記カバー部材は、常時所定開放位置より自動的に
閉塞方向に移動するようになっているとともに、トンネ
ル部所定箇所に、カバー部材の閉塞速度を制限する速度
制御装置が設けられていることを特徴としている。この
特徴により、カバー部材の閉塞速度が低速に制御され、
開放時間が長くなるため、食品の投入者や飲食者は、カ
バー部材を片手で開放状態に保持したり、適宜開閉拘束
装置等を設けてカバー部材を所定箇所に保持しておくこ
となく容易に、かつカバー部材が急激に閉塞されて手を
ぶつけたりすることなく安全にトンネル部内に食品を投
入したり、取り出すことが出来る。
飲食カウンタは、食事台に沿って設けられた循環型搬送
路の上部にトンネル部を設け、前記トンネル部の少なく
とも一部が透明な部材から成るカバー部材であり、前記
カバー部材が開閉可能とされている飲食カウンタにおい
て、前記カバー部材は、常時所定開放位置より自動的に
閉塞方向に移動するようになっているとともに、トンネ
ル部所定箇所に、カバー部材の閉塞速度を制限する速度
制御装置が設けられていることを特徴としている。この
特徴により、カバー部材の閉塞速度が低速に制御され、
開放時間が長くなるため、食品の投入者や飲食者は、カ
バー部材を片手で開放状態に保持したり、適宜開閉拘束
装置等を設けてカバー部材を所定箇所に保持しておくこ
となく容易に、かつカバー部材が急激に閉塞されて手を
ぶつけたりすることなく安全にトンネル部内に食品を投
入したり、取り出すことが出来る。
【０００８】本発明の開閉蓋を備える飲食カウンタは、
速度制御装置が、カバー部材の閉塞方向に比較して、開
放方向への移動に対して移動規制力が小さく設定されて
いることが好ましい。このようにすることで、開放作動
持に速度制御装置の抵抗を受けないため、非力な者や子
供等でもカバー部材の開放を楽に行える。
速度制御装置が、カバー部材の閉塞方向に比較して、開
放方向への移動に対して移動規制力が小さく設定されて
いることが好ましい。このようにすることで、開放作動
持に速度制御装置の抵抗を受けないため、非力な者や子
供等でもカバー部材の開放を楽に行える。
【０００９】本発明の開閉蓋を備える飲食カウンタは、
搬送路を挟んで両側から開閉可能なカバー部材を備え、
少なくとも飲食者側に閉塞するカバー部材の閉塞速度が
速度制御装置により制御されていることが好ましい。こ
のようにすることで、カバー部材の開閉操作が不慣れな
飲食者でも、あわてることなく食品をトンネル部内から
容易に取り出すことが出来る。
搬送路を挟んで両側から開閉可能なカバー部材を備え、
少なくとも飲食者側に閉塞するカバー部材の閉塞速度が
速度制御装置により制御されていることが好ましい。こ
のようにすることで、カバー部材の開閉操作が不慣れな
飲食者でも、あわてることなく食品をトンネル部内から
容易に取り出すことが出来る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明すると、まず図１には本発明の第１の実
施形態としての開閉蓋を備える飲食カウンタ１の要部斜
視図が示されており、この開閉蓋を備える飲食カウンタ
１における図中手前側には飲食者用の飲食カウンタ３が
形成されている。２は、例えば寿司等の食品８（図２参
照）が載置される食器５を、図中矢印方向へ搬送する搬
送部としてのフラットトップチェーンコンベアであり、
４、４’は搬送部２の上部に構成されるトンネル部の一
部を構成するハウジングをそれぞれ示している。
に基づいて説明すると、まず図１には本発明の第１の実
施形態としての開閉蓋を備える飲食カウンタ１の要部斜
視図が示されており、この開閉蓋を備える飲食カウンタ
１における図中手前側には飲食者用の飲食カウンタ３が
形成されている。２は、例えば寿司等の食品８（図２参
照）が載置される食器５を、図中矢印方向へ搬送する搬
送部としてのフラットトップチェーンコンベアであり、
４、４’は搬送部２の上部に構成されるトンネル部の一
部を構成するハウジングをそれぞれ示している。
【００１１】なお、本実施形態において、図１中開閉蓋
を備える飲食カウンタ１の奥方は厨房スペースとなって
いるが、奥方にも手前側と同様の飲食カウンタ３が設け
られ、飲食者用のスペースが形成されていてもよい。
を備える飲食カウンタ１の奥方は厨房スペースとなって
いるが、奥方にも手前側と同様の飲食カウンタ３が設け
られ、飲食者用のスペースが形成されていてもよい。
【００１２】図１、図２に示されるように、フラットト
ップチェーンコンベア２の長手方向には、所定間隔おき
に下向きコ字状のガイドハウジング９がハウジング４、
４’間に複数架設されており、これら各々のガイドハウ
ジング９の水平板部９ａの前後方向略中央位置間は、フ
ラットトップチェーンコンベア２の移動方向に沿って設
けられる支持部材１０により連結されている。
ップチェーンコンベア２の長手方向には、所定間隔おき
に下向きコ字状のガイドハウジング９がハウジング４、
４’間に複数架設されており、これら各々のガイドハウ
ジング９の水平板部９ａの前後方向略中央位置間は、フ
ラットトップチェーンコンベア２の移動方向に沿って設
けられる支持部材１０により連結されている。
【００１３】この支持部材１０の長手方向所定箇所に
は、図中前後側に蝶番１１、１１’の一端がそれぞれ１
枚の押さえ板１２により取り付けられており、蝶番１
１、１１’の他端には、飲食者側と厨房側に位置する透
明のカバー部材６、６’がそれぞれ前方に開放可能に取
り付けられている。なお、カバー部材６、６’の下部前
面には、それぞれ取手７、７’が固着されている。
は、図中前後側に蝶番１１、１１’の一端がそれぞれ１
枚の押さえ板１２により取り付けられており、蝶番１
１、１１’の他端には、飲食者側と厨房側に位置する透
明のカバー部材６、６’がそれぞれ前方に開放可能に取
り付けられている。なお、カバー部材６、６’の下部前
面には、それぞれ取手７、７’が固着されている。
【００１４】図３に示されるように、押さえ板１２の下
面略中央位置からは、外周面に雄ネジ部が形成されたネ
ジ棒１２ａと、その周辺に複数の突片１２ｂ、１２ｂ’
が突設されており、この押さえ板１２が、突片１２ｂ、
１２ｂ’の先端が蝶番１１、１１’に穿設された孔を介
して支持部材１０に穿設された孔に挿通されるととも
に、支持部材１０の所定箇所に穿設された孔に挿通され
るネジ棒１２ａの先端に、内周に雌ねじ部が形成された
凹部１３ａを介して固定ノブ１３が下方より螺入され、
支持部材１０に固定されることで、蝶番１１、１１’が
支持部材１０に対して取り付けられるようになってい
る。
面略中央位置からは、外周面に雄ネジ部が形成されたネ
ジ棒１２ａと、その周辺に複数の突片１２ｂ、１２ｂ’
が突設されており、この押さえ板１２が、突片１２ｂ、
１２ｂ’の先端が蝶番１１、１１’に穿設された孔を介
して支持部材１０に穿設された孔に挿通されるととも
に、支持部材１０の所定箇所に穿設された孔に挿通され
るネジ棒１２ａの先端に、内周に雌ねじ部が形成された
凹部１３ａを介して固定ノブ１３が下方より螺入され、
支持部材１０に固定されることで、蝶番１１、１１’が
支持部材１０に対して取り付けられるようになってい
る。
【００１５】よってカバー部材６、６’は、支持部材１
０を挟んで、フラットトップチェーンコンベア２の移動
方向に向かって左右側にそれぞれ蝶番１１、１１’を介
して回動自在に設けられている。なお、２１はフラット
トップチェーンコンベア２を搬送方向に案内するコンベ
アレールである。
０を挟んで、フラットトップチェーンコンベア２の移動
方向に向かって左右側にそれぞれ蝶番１１、１１’を介
して回動自在に設けられている。なお、２１はフラット
トップチェーンコンベア２を搬送方向に案内するコンベ
アレールである。
【００１６】ガイドハウジング９近傍の支持部材１０の
下面には、取付部材２０が固着されており、この取付部
材２０には、軸部材１４を介して速度制御装置としての
オイルダンパー１５の本体部１６の一端が枢支されてい
る。このオイルダンパー１５の本体部１６内には伸縮棒
１７が嵌挿されており、この伸縮棒１７の先端は、各々
のカバー部材６の下部左右内面に固着された取付部材１
８に軸部材１９を介して枢着されている。なお、本実施
形態においては飲食者側のカバー部材６にのみ設けられ
ているが、言うまでもなく厨房側のカバー部材６’にも
設けられていてもよい。
下面には、取付部材２０が固着されており、この取付部
材２０には、軸部材１４を介して速度制御装置としての
オイルダンパー１５の本体部１６の一端が枢支されてい
る。このオイルダンパー１５の本体部１６内には伸縮棒
１７が嵌挿されており、この伸縮棒１７の先端は、各々
のカバー部材６の下部左右内面に固着された取付部材１
８に軸部材１９を介して枢着されている。なお、本実施
形態においては飲食者側のカバー部材６にのみ設けられ
ているが、言うまでもなく厨房側のカバー部材６’にも
設けられていてもよい。
【００１７】オイルダンパー１５の本体部１６内に嵌挿
された伸縮棒１７は、収縮方向への移動時において、本
体部１６内に密封された流体の流通抵抗を受け、収縮方
向への移動速度が、伸長方向への移動速度に比べて低速
となるように制御されている。
された伸縮棒１７は、収縮方向への移動時において、本
体部１６内に密封された流体の流通抵抗を受け、収縮方
向への移動速度が、伸長方向への移動速度に比べて低速
となるように制御されている。
【００１８】よって、飲食者がカバー部材６を図３中実
線で示される閉塞位置から２点鎖線で示される開放位置
まで取手７を介して開放する場合、オイルダンパー１５
の伸縮棒１７は、流体による大きな流通抵抗を受けるこ
となく伸長されるので、容易に開放することが出来る。
線で示される閉塞位置から２点鎖線で示される開放位置
まで取手７を介して開放する場合、オイルダンパー１５
の伸縮棒１７は、流体による大きな流通抵抗を受けるこ
となく伸長されるので、容易に開放することが出来る。
【００１９】そしてカバー部材６が所定開放位置まで開
放された後、飲食者が取手７を離した場合、カバー部材
６の先端、すなわちカバー部材６の下部が自重により蝶
番１１を軸として下降するが、オイルダンパー１５の伸
縮棒１７が流体による大きな流通抵抗を受け、この閉塞
速度が低速に制御されて解放時間が長くなるため、飲食
者はカバー部材６から手を離した状態でもあわてること
なく、確実に食品８を取り出すことが出来る。また、上
部開放位置にあるカバー部材６の先端が急速に下降して
きて飲食者の手に当たったりすること等がなく、安全性
が向上する。
放された後、飲食者が取手７を離した場合、カバー部材
６の先端、すなわちカバー部材６の下部が自重により蝶
番１１を軸として下降するが、オイルダンパー１５の伸
縮棒１７が流体による大きな流通抵抗を受け、この閉塞
速度が低速に制御されて解放時間が長くなるため、飲食
者はカバー部材６から手を離した状態でもあわてること
なく、確実に食品８を取り出すことが出来る。また、上
部開放位置にあるカバー部材６の先端が急速に下降して
きて飲食者の手に当たったりすること等がなく、安全性
が向上する。
【００２０】図４には速度制御装置の他の実施形態とし
てのロータリーダンパー８９が適用された開閉蓋を備え
る飲食カウンタ１の断面図が示されている。このロータ
リーダンパー８９の内部構造は、図５、図６に示される
ように円形のハウジング８３が隔壁８４で中央から区画
され、その両区画室８５内の例えば粘性流体が、回転軸
８１から延びる制動板８２で多少の隙間８６を介して区
画され、制動板８２に開口８７が形成されたチェッキ弁
８８が吊持されている。
てのロータリーダンパー８９が適用された開閉蓋を備え
る飲食カウンタ１の断面図が示されている。このロータ
リーダンパー８９の内部構造は、図５、図６に示される
ように円形のハウジング８３が隔壁８４で中央から区画
され、その両区画室８５内の例えば粘性流体が、回転軸
８１から延びる制動板８２で多少の隙間８６を介して区
画され、制動板８２に開口８７が形成されたチェッキ弁
８８が吊持されている。
【００２１】このように構成されるロータリーダンパー
８９は、図５に示されるように回転軸８１が時計回りに
回転する場合、区画室８５内の流体はチェッキ弁８８を
開放し、区画室８５内へと逃げるようになっているた
め、回転軸８１は小の力で回転できる。
８９は、図５に示されるように回転軸８１が時計回りに
回転する場合、区画室８５内の流体はチェッキ弁８８を
開放し、区画室８５内へと逃げるようになっているた
め、回転軸８１は小の力で回転できる。
【００２２】そして図６に示されるように反時計回りに
回転軸８１が回転する場合は隙間８６のみ流体が流通す
るため、回転軸８１は流通抵抗を受け、ハウジング８３
に対する相対回転速度が低下されるようになっている。
回転軸８１が回転する場合は隙間８６のみ流体が流通す
るため、回転軸８１は流通抵抗を受け、ハウジング８３
に対する相対回転速度が低下されるようになっている。
【００２３】このように構成されるロータリーダンパー
８９のハウジング８３を、例えば図４に示されるように
支持部材１０の左右端部に設け、外部に露出される回転
軸８１をカバー部材６の回転軸部に設けることで、前述
と同様の作用・効果を得ることが出来る。また、このよ
うな形態のロータリーダンパーを使用すれば、カバー部
材のヒンジとして利用できるため、構造が簡素化される
とともに、トンネル部内においてロータリーダンパーの
本体部等が邪魔になることがない。
８９のハウジング８３を、例えば図４に示されるように
支持部材１０の左右端部に設け、外部に露出される回転
軸８１をカバー部材６の回転軸部に設けることで、前述
と同様の作用・効果を得ることが出来る。また、このよ
うな形態のロータリーダンパーを使用すれば、カバー部
材のヒンジとして利用できるため、構造が簡素化される
とともに、トンネル部内においてロータリーダンパーの
本体部等が邪魔になることがない。
【００２４】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更や追加があっても本発明に含まれる。
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更や追加があっても本発明に含まれる。
【００２５】例えば、本実施形態におけるカバー部材の
開放時間は、カバー部材の重量及び速度制御装置の流体
制御の設定を変更することにより任意に変更可能であ
る。
開放時間は、カバー部材の重量及び速度制御装置の流体
制御の設定を変更することにより任意に変更可能であ
る。
【００２６】また、速度制御装置は、特にダンパーやダ
ッシュポット等の流体機器等に限らず、適宜摩擦機器等
種々の装置を用いることが可能である。
ッシュポット等の流体機器等に限らず、適宜摩擦機器等
種々の装置を用いることが可能である。
【００２７】さらにカバー部材は、開放所定箇所から自
動的に閉塞されるように設けられているものであれば、
スライド式のカバー部材等であってもよい。
動的に閉塞されるように設けられているものであれば、
スライド式のカバー部材等であってもよい。
【００２８】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【００２９】（ａ）請求項１の発明によれば、カバー部
材の閉塞速度が低速に制御され、開放時間が長くなるた
め、食品の投入者や飲食者は、カバー部材を片手で開放
状態に保持したり、適宜開閉拘束装置等を設けてカバー
部材を所定箇所に保持しておくことなく容易に、かつカ
バー部材が急激に閉塞されて手をぶつけたりすることな
く安全にトンネル部内に食品を投入したり、取り出すこ
とが出来る。
材の閉塞速度が低速に制御され、開放時間が長くなるた
め、食品の投入者や飲食者は、カバー部材を片手で開放
状態に保持したり、適宜開閉拘束装置等を設けてカバー
部材を所定箇所に保持しておくことなく容易に、かつカ
バー部材が急激に閉塞されて手をぶつけたりすることな
く安全にトンネル部内に食品を投入したり、取り出すこ
とが出来る。
【００３０】（ｂ）請求項２の発明によれば、開放作動
持に速度制御装置の抵抗を受けないため、非力な者や子
供等でもカバー部材の開放を楽に行える。
持に速度制御装置の抵抗を受けないため、非力な者や子
供等でもカバー部材の開放を楽に行える。
【００３１】（ｃ）請求項３の発明によれば、カバー部
材の開閉操作が不慣れな飲食者でも、あわてることなく
食品をトンネル部内から容易に取り出すことが出来る。
材の開閉操作が不慣れな飲食者でも、あわてることなく
食品をトンネル部内から容易に取り出すことが出来る。
【００３２】
【図１】本発明の第１の実施形態としての開閉蓋を備え
る飲食カウンタを示す斜視図である。
る飲食カウンタを示す斜視図である。
【図２】図１の要部正面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】本発明に適用される速度制御装置の他の実施形
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図５】図４の速度制御装置の断面図である。
【図６】図４の速度制御装置の作用を示す断面図であ
る。
る。
１ 開閉蓋を備える飲食カウンタ ２ フラットトップチェーンコンベア ３ 飲食カウンタ ４、４’ ハウジング ５ 食器 ６、６’ カバー部材 ７、７’ 取手 ８ 食品（寿司） ９ ガイドハウジング １０ 支持部材 １１、１１’ 蝶番 １２ 押さえ板 １２ａ ネジ棒 １２ｂ 突片 １３ 固定ノブ １３ａ 凹部 １４、１９ 軸部材 １５ オイルダンパー（速度制御装置） １６ 本体部 １７ 伸縮棒 １８、２０ 取付部材 ２１ コンベアレール ８１ 回転軸 ８３ ハウジング ８４ 隔壁 ８５ 区画室 ８６ 隙間 ８７ 開口 ８８ チェッキ弁 ８９ ロータリーダンパー（速度制御装置）
Claims (3)
- 【請求項１】 食事台に沿って設けられた循環型搬送路
の上部にトンネル部を設け、前記トンネル部の少なくと
も一部が透明な部材から成るカバー部材であり、前記カ
バー部材が開閉可能とされている飲食カウンタにおい
て、 前記カバー部材は、常時所定開放位置より自動的に閉塞
方向に移動するようになっているとともに、トンネル部
所定箇所に、カバー部材の閉塞速度を制限する速度制御
装置が設けられていることを特徴とする開閉蓋を備える
飲食カウンタ。 - 【請求項２】 速度制御装置が、カバー部材の閉塞方向
に比較して、開放方向への移動に対して移動規制力が小
さく設定されている請求項１に記載の開閉蓋を備える飲
食カウンタ。 - 【請求項３】 搬送路を挟んで両側から開閉可能なカバ
ー部材を備え、少なくとも飲食者側に閉塞するカバー部
材の閉塞速度が速度制御装置により制御されている請求
項１または２に記載の開閉蓋を備える飲食カウンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19942997A JPH1118898A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 開閉蓋を備える飲食カウンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19942997A JPH1118898A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 開閉蓋を備える飲食カウンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1118898A true JPH1118898A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16407676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19942997A Pending JPH1118898A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 開閉蓋を備える飲食カウンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1118898A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4457368B1 (ja) * | 2009-04-06 | 2010-04-28 | 邦定 磯 | トレーカバー付き食品用トレー |
| CN111572565A (zh) * | 2020-05-14 | 2020-08-25 | 广东智源机器人科技有限公司 | 送餐箱、智能送餐车及送餐方法 |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP19942997A patent/JPH1118898A/ja active Pending
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