JPH11188951A - 記録装置及び記録装置における受信制御方法 - Google Patents

記録装置及び記録装置における受信制御方法

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JPH11188951A
JPH11188951A JP36621497A JP36621497A JPH11188951A JP H11188951 A JPH11188951 A JP H11188951A JP 36621497 A JP36621497 A JP 36621497A JP 36621497 A JP36621497 A JP 36621497A JP H11188951 A JPH11188951 A JP H11188951A
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level device
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phase
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JP36621497A
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Makoto Hibi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のようにスピードダウン制御を実行しつ
つ、ECPモードにおいてホストコンピュータから記録
装置へのデータ転送フェーズ内のホストリカバリフェー
ズの発生を抑制し、全体のスループットを向上させるこ
とを可能とした記録装置及び記録装置における受信制御
方法を提供する。 【解決手段】 記録装置102は、IEEE1284規
格に準ずるECPモードにおけるホストコンピュータ1
01からのデータ転送フェーズ内のnStrobeの発
生からホストリカバリフェーズの発生までの時間を計測
すると共に計測時間をメモリ105に保存する時間計測
手段104と、以降はnStrobeの発生からホスト
リカバリフェーズが発生するまでにはBusyを反応さ
せるインターフェース制御部103とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置及び記録
装置における受信制御方法に係り、特に、IEEE(I
nstitute of Electrical and Electronics Engineer
s:米国電気電子技術者協会)1284規格に準ずるE
CPモードにおいて、ホストコンピュータからのデータ
送信の際に、ホストコンピュータのnStrobeに対
する記録装置のBusy=“L”の期間の長さに対して
ホストコンピュータが「ホストリカバリ」フェーズに入
るタイミングを検知し、以降からはホストコンピュータ
が「ホストリカバリ」フェーズに入る直前にはBusy
=“H”にすることによって「ホストリカバリ」フェー
ズの発生を抑制し、全体のスループットを向上させる場
合に好適な記録装置及び記録装置における受信制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホストコンピュータとデータ
通信可能な記録装置がある。先ず始めに、上記のIEE
E1284規格以前の旧セントロニクスインターフェー
ス(プリンタ用並列8ビットインターフェース、便宜上
旧と呼ぶ)でのホストコンピュータから記録装置へのデ
ータ送信のプロトコルと、IEEE1284規格に定め
られているECPモードでのホストコンピュータから記
録装置へのデータ転送のプロトコルについて説明する。
【0003】旧セントロニクスインターフェースでは、
ホストコンピュータ主導の信号線として、nStrob
e、nlnit、nAutoFd、nSelectln
があり、記録装置が操作する信号線は、nAck、Bu
sy、nFault、Select、PEがあり、この
中でホストコンピュータから記録装置へデータを転送す
るプロトコル上関係するのは、ホストコンピュータ側で
はnStrobe、記録装置側ではBusyである。
【0004】通常、ホストコンピュータはnStrob
eの立ち下げでデータがデータライン上にセットされた
ことを示し、これに対して記録装置側はBusyを立ち
上げデータをラッチする。ホストコンピュータは記録装
置のBusyの立ち上げを見てデータが取り込まれたこ
とを確認し、nStrobeを立ち上げる。記録装置は
このnStrobeの立ち上げによってBusyを立ち
下げ、1バイトのデータ転送ハンドシェイクを終える。
勿論、続いて転送したいデータがある場合はこれを繰り
返す。
【0005】次に、ECPモードにおけるデータ転送プ
ロトコルを説明する。ECPモードでは双方向通信をサ
ポートしているため、ホストコンピュータが記録装置に
対しデータを転送するフォワードフェーズ、逆に記録装
置がホストコンピュータへデータを送信するリバースフ
ェーズ、ホストコンピュータから記録装置へのデータ転
送に異常が発生したときに行われるホストリカバリフェ
ーズ等、幾つかのフェーズに分類されているが、フォワ
ードフェーズにおけるデータ転送のプロトコルは基本的
に旧セントロニクスインターフェースと同じである。
【0006】但し、旧セントロニクスインターフェース
では、エラーが発生した場合や、受信バッファが一杯に
なりデータ受信が不可能になった場合、上記Busyを
立ち上げた後、Busy=“H”の状態を保持し、デー
タを受け付けられないことを示すが、ECPモードで
は、Busyの立ち上げを行わず、Busy=“L”の
まま保つように規定されている。
【0007】従来の記録装置で旧セントロニクスインタ
ーフェースでは受信バッファがフルに近くなった場合、
ホストコンピュータからのnStrobeに対してBu
sy=“H”の期間を数十msから数秒程度保ち、受信
スピードを落とすようにしている(これをスピードダウ
ン制御と呼ぶ)。これは記録装置の処理が間に合わずに
受信バッファフルになってしまった場合、Busy=
“H”の期間が長すぎるとホストコンピュータ側がタイ
ムアウトして印字が中断されてしまうためである。尚、
このBusy=“H”の期間は経験的に決定され、それ
ぞれの機種毎に固定値として決められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては下記の問題があった。即ち、上述した
スピードダウン制御をIEEE1284規格のECPモ
ードに適用すると、ホストコンピュータからのnStr
obeに対して旧セントロニクスインターフェースと同
様にBusy=“L”の期間を長くして受信スピードを
落とすことになるが、ECPモードではBusy=
“L”の期間が長すぎると(IEEE1284規格には
具体的に時間は規定されていない)、ホストコンピュー
タ側が「ホストリカバリ」フェーズに入ってしまう。
【0009】記録装置は印字データの解析、処理が間に
合わずに受信バッファがフルに近くなっているので、少
しでもこれらの処理に時間を割きたいのであるが、「ホ
ストリカバリ」フェーズに対する処理の方が優先順位が
高いので、この処理に時間が取られてしまうと印字処理
が進まなくなってしまうという欠点があった。
【0010】このように旧セントロニクスインターフェ
ースで行われていたスピードダウン制御を、IEEE1
284規格のECPモードにそのまま適用すると、「ホ
ストリカバリ」フェーズの発生頻度によっては全体のス
ループットが落ちるという問題があった。
【0011】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、従来のようにスピードダウン制御を実行しつ
つ、ECPモードにおいてホストコンピュータから記録
装置へのデータ転送フェーズ内のホストリカバリフェー
ズの発生を抑制し、全体のスループットを向上させるこ
とを可能とした記録装置及び記録装置における受信制御
方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、上位装置とデータ通信可能な記
録装置であって、前記上位装置からのデータ送信のプロ
トコルを解析して実行するインターフェース制御手段
と、前記プロトコル上の所定イベントから所定イベント
までの時間を計測する時間計測手段とを有し、上位装置
リカバリフェーズに入る前にBusyを反応させること
が可能であることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記時間計測手段は、前記上位装置からのデータ転
送フェーズ内のnStrobeの発生から上位装置リカ
バリフェーズの発生までの時間を計測すると共に該計測
時間を記憶手段に保存し、前記インターフェース制御手
段は、前記計測時間保存以降はnStrobeの発生か
ら上位装置リカバリフェーズが発生するまでにはBus
yを反応させることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記インターフェース制御手段は、IEEE128
4規格に準ずるECPモードにおける前記上位装置から
のデータ送信のプロトコルを解析して実行し、前記時間
計測手段は、IEEE1284規格に準ずるECPモー
ドにおける前記上位装置からのデータ転送フェーズ内の
nStrobeの発生から上位装置リカバリフェーズの
発生までの時間を計測すると共に該計測時間を記憶手段
に保存することを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記インターフェース制御手段は、前記時間計測手
段で計測された所定時間の間に上位装置リカバリフェー
ズが発生しなかった場合はBusyを立ち上げることを
特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、ラインプリンタ等のプリンタに適用可能であること
を特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、上位装置とデータ通信可能な記録装置における受信
制御方法であって、前記上位装置からのデータ送信のプ
ロトコルを解析して実行するインターフェース制御ステ
ップと、前記プロトコル上の所定イベントから所定イベ
ントまでの時間を計測する時間計測ステップとを有し、
上位装置リカバリフェーズに入る前にBusyを反応さ
せることが可能であることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記時間計測ステップでは、前記上位装置からのデ
ータ転送フェーズ内のnStrobeの発生から上位装
置リカバリフェーズの発生までの時間を計測すると共に
該計測時間を記憶手段に保存し、前記インターフェース
制御ステップでは、前記計測時間保存以降はnStro
beの発生から上位装置リカバリフェーズが発生するま
でにはBusyを反応させることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記インターフェース制御ステップでは、IEEE
1284規格に準ずるECPモードにおける前記上位装
置からのデータ送信のプロトコルを解析して実行し、前
記時間計測ステップでは、IEEE1284規格に準ず
るECPモードにおける前記上位装置からのデータ転送
フェーズ内のnStrobeの発生から上位装置リカバ
リフェーズの発生までの時間を計測すると共に該計測時
間を記憶手段に保存することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、前記インターフェース制御ステップでは、前記時間
計測ステップで計測された所定時間の間に上位装置リカ
バリフェーズが発生しなかった場合はBusyを立ち上
げることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、ラインプリンタ等のプリンタに適用可能であるこ
とを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】図1は本発明の実施の形態に係る記録装置
(ラインプリンタ)及びホストコンピュータからなるシ
ステムの模式的構成を示す概略ブロック図である。本発
明の実施の形態に係るシステムは、ホストコンピュータ
101と記録装置102とを通信媒体106を介して接
続した構成となっている。更に、記録装置102は、イ
ンターフェース制御部103と、時間計測手段104
と、メモリ105とを備える構成となっている。尚、本
発明の実施の形態においては、記録装置としてラインプ
リンタの場合を例に挙げているが、ラインプリンタに限
定されるものではない。
【0024】上記各部の構成を説明すると、ホストコン
ピュータ101は、IEEE1284規格に定められる
ECPモードのプロトコルに基づき、記録装置102へ
通信媒体106を介してデータを転送する。記録装置1
02のインターフェース制御部103は、ホストコンピ
ュータ101からIEEE1284規格に定められるE
CPモードのプロトコルで転送されるデータを解析し実
行する。記録装置102の時間計測手段104は、所定
のイベントからイベントまでの時間を計測し、メモリ1
05へ保存する。記録装置102のメモリ105には、
時間計測手段104で計測された上記時間が保存され
る。
【0025】次に、上記の如く構成してなる本発明の実
施の形態における受信データ制御方式及び記録装置10
2の動作について、図2のフローチャート及び図3のタ
イムチャートを参照しながら説明する。
【0026】先ず、記録装置102のインターフェース
制御部103は、スローダウン制御が必要か否かを判断
する(ステップS201)。スローダウン制御が必要で
ない場合は、本処理を終了する。他方、スローダウン制
御が必要となった場合は、インターフェース制御部10
3は、ホストコンピュータ101からのnStrobe
の立ち下がりを待機する(ステップS202)。ホスト
コンピュータ101からのnStrobeの立ち下がり
が発生した場合は、時間計測手段104は、nStro
beの立ち下がりの発生から「ホストリカバリ」の発生
までの時間の計測を開始する(ステップS203)。時
間計測開始後は、最小時間Tminが経過したか否かを
判断する(ステップS204)。
【0027】nStrobeの立ち下がりの発生から
「ホストリカバリ」の発生までの時間が、もし現在まで
に時間計測手段104で計測した最小時間Tminより
小さかった場合は、最小時間Tminをメモリ105へ
更新登録する(ステップS205)。この後、ホストリ
カバリに対する処理をした後、ステップS201へ戻
る。他方、「ホストリカバリ」が最小時間Tminの間
に発生しなかった場合は、インターフェース制御部10
3は、Busyを立ち上げる(ステップS206)。更
に、ホストコンピュータ101からのnStrobeの
立ち上がりを待機する(ステップS207)。ホストコ
ンピュータ101からのnStrobeが立ち上がりが
発生した場合は、Busyを立ち下げ(ステップS20
8)、1バイトのデータ受信を終了し、上記ステップS
201へ戻る。
【0028】図3は本発明の実施の形態に係るIEEE
1284規格に記述されているECPモードでのデータ
受信及びホストリカバリフェーズのプロトコルを示すタ
イムチャートである。図3は、1284Active
(nSelectln)、nAckReverse(P
Error)、Data(8...1)、HostAck
(nAutoFd)、HostClk(nStrob
e)、PelphAck(Busy)、nRevers
eRequest(nlnit)の各タイムチャートを
示している。特に、図中Event NO 72−75に
示される部分がホストリカバリのフェーズである。
【0029】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、記録装置は、IEEE1284規格に準ずる
ECPモードのプロトコルを解析し実行するインターフ
ェース制御部103と、プロトコル上の所定イベントか
ら所定イベントまでの時間を計測する時間計測手段10
4とを有し、時間計測手段104は、IEEE1284
規格に準ずるECPモードにおけるホストコンピュータ
からのデータ転送フェーズ内のnStrobeの発生か
ら「ホストリカバリ」フェーズの発生までの時間を計測
すると共に計測時間をメモリ105に保存し、インター
フェース制御部103は、以降はnStrobeの発生
から「ホストリカバリ」フェーズが発生するまでにはB
usyを反応させる制御を行うため、下記のような効果
を奏することができる。
【0030】上記の構成により、ホストコンピュータか
ら記録装置に対するデータ送信の際に、ホストコンピュ
ータのnStrobeに対する記録装置のBusy=
“L”の期間の長さに対してホストコンピュータが「ホ
ストリカバリ」フェーズに入るタイミングを検知し、以
降からはホストコンピュータが「ホストリカバリ」フェ
ーズに入る直前にはBusy=“H”とすることが可能
となる。
【0031】これにより、従来のようにスピードダウン
制御を実行しつつ、特にIEEE1284規格に準ずる
ECPモードにおいて、ホストコンピュータから記録装
置へのデータ転送フェーズ内の「ホストリカバリ」フェ
ーズの発生を抑制し、全体のスループットを向上させる
ことができる。
【0032】上述した本発明の実施の形態においては、
記録装置の一例としてラインプリンタの場合を例に挙げ
て説明したが、本発明はラインプリンタに限定されるも
のではなく、他の方式によるプリンタに適用することも
可能である。
【0033】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0034】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0035】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0036】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0037】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、上位装置とデータ通信可能な記録装置であっ
て、前記上位装置からのデータ送信のプロトコルを解析
して実行するインターフェース制御手段と、前記プロト
コル上の所定イベントから所定イベントまでの時間を計
測する時間計測手段とを有し、上位装置リカバリフェー
ズに入る前にBusyを反応させることが可能である。
即ち、上位装置が「上位装置リカバリ」フェーズに入る
前に、記録装置がBusyを反応させる制御を行うこと
で、従来のようにスピードダウン制御を実行しつつ、例
えばIEEE1284規格に準ずるECPモードにおい
て、上位装置から記録装置へのデータ転送フェーズ内の
「上位装置リカバリ」フェーズの発生を抑制し、全体の
スループットを向上させることができる。
【0039】請求項2の発明によれば、記録装置の前記
時間計測手段は、前記上位装置からのデータ転送フェー
ズ内のnStrobeの発生から上位装置リカバリフェ
ーズの発生までの時間を計測すると共に該計測時間を記
憶手段に保存し、前記インターフェース制御手段は、前
記計測時間保存以降はnStrobeの発生から上位装
置リカバリフェーズが発生するまでにはBusyを反応
させる。該制御により、上位装置から記録装置に対する
データ送信の際に、上位装置のnStrobeに対する
記録装置のBusy=“L”の期間の長さに対して上位
装置が「上位装置リカバリ」フェーズに入るタイミング
を検知し、以降からは上位装置が「上位装置リカバリ」
フェーズに入る直前にはBusy=“H”とすることが
可能となる。これにより、従来のようにスピードダウン
制御を実行しつつ、例えばIEEE1284規格に準ず
るECPモードにおいて、上位装置から記録装置へのデ
ータ転送フェーズ内の「上位装置リカバリ」フェーズの
発生を抑制し、全体のスループットを向上させることが
できる。
【0040】請求項3の発明によれば、記録装置の前記
インターフェース制御手段は、IEEE1284規格に
準ずるECPモードにおける前記上位装置からのデータ
送信のプロトコルを解析して実行し、前記時間計測手段
は、IEEE1284規格に準ずるECPモードにおけ
る前記上位装置からのデータ転送フェーズ内のnStr
obeの発生から上位装置リカバリフェーズの発生まで
の時間を計測すると共に該計測時間を記憶手段に保存す
る。従って、前記時間計測手段により、ECPモードに
おける前記上位装置からのデータ転送フェーズ内のnS
trobeの発生から上位装置リカバリフェーズの発生
までの時間を計測し、前記インターフェース制御手段に
より、前記計測時間保存以降はnStrobeの発生か
ら「上位装置リカバリ」フェーズが発生するまでにはB
usyを反応させる制御を行うことで、上位装置から記
録装置に対するデータ送信の際に、上位装置のnStr
obeに対する記録装置のBusy=“L”の期間の長
さに対して上位装置が「上位装置リカバリ」フェーズに
入るタイミングを検知し、以降からは上位装置が「上位
装置リカバリ」フェーズに入る直前にはBusy=
“H”とすることが可能となる。これにより、従来のよ
うにスピードダウン制御を実行しつつ、IEEE128
4規格に準ずるECPモードにおいて、上位装置から記
録装置へのデータ転送フェーズ内の「上位装置リカバ
リ」フェーズの発生を抑制し、全体のスループットを向
上させることができる。
【0041】請求項4の発明によれば、記録装置の前記
インターフェース制御手段は、前記時間計測手段で計測
された所定時間の間に上位装置リカバリフェーズが発生
しなかった場合はBusyを立ち上げる。これにより、
上記と同様に全体のスループットを向上させることがで
きる。
【0042】請求項5の発明によれば、記録装置は、ラ
インプリンタ等のプリンタに適用可能である。従って、
上位装置とデータ通信可能なラインプリンタ等の記録装
置においても、上位装置からラインプリンタ等の記録装
置に対するデータ送信の際に、上位装置のnStrob
eに対する記録装置のBusy=“L”の期間の長さに
対して上位装置が「上位装置リカバリ」フェーズに入る
タイミングを検知し、以降からは上位装置が「上位装置
リカバリ」フェーズに入る直前にはBusy=“H”と
することが可能となる。これにより、従来のようにスピ
ードダウン制御を実行しつつ、IEEE1284規格に
準ずるECPモードにおいて、上位装置から記録装置へ
のデータ転送フェーズ内の「上位装置リカバリ」フェー
ズの発生を抑制し、全体のスループットを向上させるこ
とができる。
【0043】請求項6の発明によれば、上位装置とデー
タ通信可能な記録装置における受信制御方法であって、
前記上位装置からのデータ送信のプロトコルを解析して
実行するインターフェース制御ステップと、前記プロト
コル上の所定イベントから所定イベントまでの時間を計
測する時間計測ステップとを有し、上位装置リカバリフ
ェーズに入る前にBusyを反応させることが可能であ
る。即ち、上位装置が「上位装置リカバリ」フェーズに
入る前に、記録装置がBusyを反応させる制御を行う
ことで、従来のようにスピードダウン制御を実行しつ
つ、例えばIEEE1284規格に準ずるECPモード
において、上位装置から記録装置へのデータ転送フェー
ズ内の「上位装置リカバリ」フェーズの発生を抑制し、
全体のスループットを向上させることができる。
【0044】請求項7の発明によれば、記録装置におけ
る受信制御方法の前記時間計測ステップでは、前記上位
装置からのデータ転送フェーズ内のnStrobeの発
生から上位装置リカバリフェーズの発生までの時間を計
測すると共に該計測時間を記憶手段に保存し、前記イン
ターフェース制御ステップでは、前記計測時間保存以降
はnStrobeの発生から上位装置リカバリフェーズ
が発生するまでにはBusyを反応させる。該制御によ
り、上位装置から記録装置に対するデータ送信の際に、
上位装置のnStrobeに対する記録装置のBusy
=“L”の期間の長さに対して上位装置が「上位装置リ
カバリ」フェーズに入るタイミングを検知し、以降から
は上位装置が「上位装置リカバリ」フェーズに入る直前
にはBusy=“H”とすることが可能となる。これに
より、従来のようにスピードダウン制御を実行しつつ、
例えばIEEE1284規格に準ずるECPモードにお
いて、上位装置から記録装置へのデータ転送フェーズ内
の「上位装置リカバリ」フェーズの発生を抑制し、全体
のスループットを向上させることができる。
【0045】請求項8の発明によれば、記録装置におけ
る受信制御方法の前記インターフェース制御ステップで
は、IEEE1284規格に準ずるECPモードにおけ
る前記上位装置からのデータ送信のプロトコルを解析し
て実行し、前記時間計測ステップでは、IEEE128
4規格に準ずるECPモードにおける前記上位装置から
のデータ転送フェーズ内のnStrobeの発生から上
位装置リカバリフェーズの発生までの時間を計測すると
共に該計測時間を記憶手段に保存する。従って、前記時
間計測ステップにより、ECPモードにおける前記上位
装置からのデータ転送フェーズ内のnStrobeの発
生から上位装置リカバリフェーズの発生までの時間を計
測し、前記インターフェース制御ステップにより、前記
計測時間保存以降はnStrobeの発生から上位装置
リカバリフェーズが発生するまでにはBusyを反応さ
せる制御を行うことで、上位装置から記録装置に対する
データ送信の際に、上位装置のnStrobeに対する
記録装置のBusy=“L”の期間の長さに対して上位
装置が上位装置リカバリフェーズに入るタイミングを検
知し、以降からは上位装置が上位装置リカバリフェーズ
に入る直前にはBusy=“H”とすることが可能とな
る。これにより、従来のようにスピードダウン制御を実
行しつつ、IEEE1284規格に準ずるECPモード
において、上位装置から記録装置へのデータ転送フェー
ズ内の「上位装置リカバリ」フェーズの発生を抑制し、
全体のスループットを向上させることができる。
【0046】請求項9の発明によれば、記録装置におけ
る受信制御方法の前記インターフェース制御ステップで
は、前記時間計測ステップで計測された所定時間の間に
上位装置リカバリフェーズが発生しなかった場合はBu
syを立ち上げる。これにより、上記と同様に全体のス
ループットを向上させることができる。
【0047】請求項10の発明によれば、記録装置にお
ける受信制御方法は、ラインプリンタ等のプリンタに適
用可能である。従って、上位装置とデータ通信可能なラ
インプリンタ等の記録装置においても、上位装置からラ
インプリンタ等の記録装置に対するデータ送信の際に、
上位装置のnStrobeに対する記録装置のBusy
=“L”の期間の長さに対して上位装置が上位装置リカ
バリフェーズに入るタイミングを検知し、以降からは上
位装置が上位装置リカバリフェーズに入る直前にはBu
sy=“H”とすることが可能となる。これにより、従
来のようにスピードダウン制御を実行しつつ、IEEE
1284規格に準ずるECPモードにおいて、上位装置
から記録装置へのデータ転送フェーズ内の「上位装置リ
カバリ」フェーズの発生を抑制し、全体のスループット
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置及びホスト
コンピュータからなるシステムの模式的構成を示す概略
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における受信データ制御方
式及び記録装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態に係るIEEE1284規
格に記述されているECPモードでのデータ受信及びホ
ストリカバリフェーズのプロトコルを示すタイムチャー
トである。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 記録装置 103 インターフェース制御部 104 時間計測手段 105 メモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置とデータ通信可能な記録装置で
    あって、 前記上位装置からのデータ送信のプロトコルを解析して
    実行するインターフェース制御手段と、前記プロトコル
    上の所定イベントから所定イベントまでの時間を計測す
    る時間計測手段とを有し、上位装置リカバリフェーズに
    入る前にBusyを反応させることが可能であることを
    特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記時間計測手段は、前記上位装置から
    のデータ転送フェーズ内のnStrobeの発生から上
    位装置リカバリフェーズの発生までの時間を計測すると
    共に該計測時間を記憶手段に保存し、前記インターフェ
    ース制御手段は、前記計測時間保存以降はnStrob
    eの発生から上位装置リカバリフェーズが発生するまで
    にはBusyを反応させることを特徴とする請求項1記
    載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インターフェース制御手段は、IE
    EE1284規格に準ずるECPモードにおける前記上
    位装置からのデータ送信のプロトコルを解析して実行
    し、前記時間計測手段は、IEEE1284規格に準ず
    るECPモードにおける前記上位装置からのデータ転送
    フェーズ内のnStrobeの発生から上位装置リカバ
    リフェーズの発生までの時間を計測すると共に該計測時
    間を記憶手段に保存することを特徴とする請求項1又は
    2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インターフェース制御手段は、前記
    時間計測手段で計測された所定時間の間に上位装置リカ
    バリフェーズが発生しなかった場合はBusyを立ち上
    げることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の
    記録装置。
  5. 【請求項5】 ラインプリンタ等のプリンタに適用可能
    であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載
    の記録装置。
  6. 【請求項6】 上位装置とデータ通信可能な記録装置に
    おける受信制御方法であって、 前記上位装置からのデータ送信のプロトコルを解析して
    実行するインターフェース制御ステップと、前記プロト
    コル上の所定イベントから所定イベントまでの時間を計
    測する時間計測ステップとを有し、上位装置リカバリフ
    ェーズに入る前にBusyを反応させることが可能であ
    ることを特徴とする記録装置における受信制御方法。
  7. 【請求項7】 前記時間計測ステップでは、前記上位装
    置からのデータ転送フェーズ内のnStrobeの発生
    から上位装置リカバリフェーズの発生までの時間を計測
    すると共に該計測時間を記憶手段に保存し、前記インタ
    ーフェース制御ステップでは、前記計測時間保存以降は
    nStrobeの発生から上位装置リカバリフェーズが
    発生するまでにはBusyを反応させることを特徴とす
    る請求項6記載の記録装置における受信制御方法。
  8. 【請求項8】 前記インターフェース制御ステップで
    は、IEEE1284規格に準ずるECPモードにおけ
    る前記上位装置からのデータ送信のプロトコルを解析し
    て実行し、前記時間計測ステップでは、IEEE128
    4規格に準ずるECPモードにおける前記上位装置から
    のデータ転送フェーズ内のnStrobeの発生から上
    位装置リカバリフェーズの発生までの時間を計測すると
    共に該計測時間を記憶手段に保存することを特徴とする
    請求項6又は7記載の記録装置における受信制御方法。
  9. 【請求項9】 前記インターフェース制御ステップで
    は、前記時間計測ステップで計測された所定時間の間に
    上位装置リカバリフェーズが発生しなかった場合はBu
    syを立ち上げることを特徴とする請求項6乃至8の何
    れかに記載の記録装置における受信制御方法。
  10. 【請求項10】 ラインプリンタ等のプリンタに適用可
    能であることを特徴とする請求項6乃至9の何れかに記
    載の記録装置における受信制御方法。
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