JPH11188857A - 素子基板、インクジェットヘッド、および駆動素子 - Google Patents

素子基板、インクジェットヘッド、および駆動素子

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JPH11188857A
JPH11188857A JP35826397A JP35826397A JPH11188857A JP H11188857 A JPH11188857 A JP H11188857A JP 35826397 A JP35826397 A JP 35826397A JP 35826397 A JP35826397 A JP 35826397A JP H11188857 A JPH11188857 A JP H11188857A
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bumps
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Tatsuo Murata
辰雄 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上の検査用バンプにプローブピンを接触
させて電気配線の検査を行う際、プローブピンが電気配
線に接触して電気配線が断線されることがなく、また、
小型化、低コスト化された素子基板を実現する。 【解決手段】 長方形の基板1の表面の、一方の長辺側
に、回路素子2が形成され、回路素子2の、一方の長辺
側とは反対側に、複数の本バンプ4が形成される。複数
の本バンプ4は金属配線3を介して回路素子2と電気的
に接続されている。また、複数の本バンプ4の、回路素
子2側と反対側に、めっきにより本バンプ4と同時に形
成される複数のダミーバンプ5が配置される。特定の数
のダミーバンプ5はそれぞれ、特定の数のダミーバンプ
5がそれぞれ対応する本バンプ4と電気的に接続され、
それら特定の数のダミーバンプ5が、基板1上の配線を
検査するための検査用バンプを兼ねる。従って、ダミー
バンプと検査用バンプとを別々に形成する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の表面に回路
素子や電気配線が形成された素子基板に関し、また、回
路素子としてのエネルギー発生素子が形成されたエネル
ギー発生素子基板を有するインクジェットヘッド、およ
び、前記エネルギー発生素子を駆動する回路素子が基板
の表面に形成されて成る駆動素子に関する。
【0002】
【従来の技術】記録液を被記録媒体に吐出して記録を行
うインクジェットヘッドには、記録液としてのインクを
吐出させるためのエネルギーを発生するエネルギー発生
素子が基板上に形成されて成るエネルギー発生素子基板
が備えられている。また、そのインクジェットヘッドの
エネルギー発生素子を駆動するICなどの回路素子が基
板上に形成された駆動素子がインクジェットヘッドに接
続される。このように、エネルギー発生素子やICなど
の回路素子が形成された素子基板で用いられるワイヤボ
ンディング法においては、従来、基板上に形成された、
隣接する極細金属同士の接触などを避けるために、エネ
ルギー発生素子基板上、または駆動素子の基板上の接続
部のピッチ寸法を、ある程度とらざるを得ない。従っ
て、エネルギー発生素子基板、または駆動素子の基板の
大きさが決まれば、それらの基板の接続部の最大数が必
然的に決定される。ワイヤボンディング法では、基板上
の接続部のピッチ寸法が通常0.2mm程度と大きいの
で、基板上の接続部の数が少なくなってしまう。
【0003】それとは逆に、エネルギー発生素子基板、
または駆動素子の基板の接続部の数が予め決まってい
て、それらの接続部の数が多い場合には、エネルギー発
生素子基板、および駆動素子の基板を大きくしなければ
ならない。
【0004】一方、基板同士を電気的に接続すために接
続部材を用いる場合、接続部材や基板などの小型化およ
びコスト低減の要求が高まっている。エネルギー発生素
子基板や駆動素子の基板などの基板上には、それらの基
板の回路素子に電気信号を供給するための配線が形成さ
れており、上記の要求に応えるために、それぞれの配線
の端部に、接続部としてのバンプ状電極が隆起するよう
に形成されている。このように基板上にバンプ状電極を
形成する方法は、前述したワイヤボンディング法や接続
部材などを用いた方法と比較して、バンプ状電極より成
る接続部の高密度化が極めて容易であり、かつ、小型化
および低コスト化が容易であるなど、優れた特徴を有し
ている。
【0005】上記の方法を用いるインクジェットヘッド
は、エネルギー発生素子と、そのエネルギー発生素子に
電気信号を供給するための配線と、その配線の端部に、
隆起するように設けられるバンプ状電極とが表面に形成
されたエネルギー発生素子基板を備え、エネルギー発生
素子のエネルギー発生部に対応して、インクを吐出する
吐出口に連通する液流路が設けられている。
【0006】また、上記の方法を用いる駆動素子は、前
記インクジェットヘッドのエネルギー発生素子を駆動す
る回路素子としてのICと、そのICに電気信号を供給
するための配線と、その配線の端部に、隆起するように
設けられるバンプ状電極とが基板の表面に形成されたも
のであり、そのバンプ状電極が、エネルギー発生素子基
板のバンプ状電極と接合されることで、ICとエネルギ
ー発生素子とが電気的に接続される。
【0007】エネルギー発生素子基板や、駆動素子の基
板の、パターン配線の保護および絶縁のために、それぞ
れの基板の表面に保護膜を形成する場合は、バンプ状電
極を形成するために必要な面積だけ、それぞれの基板を
露出させる必要がある。
【0008】このようなエネルギー発生素子基板や駆動
素子などの素子基板の表面には、例えばAlなどの導電
性の材料によってパターン配線が形成される。そして、
そのパターン配線には、バンプ状電極より成る接合部が
形成される。バンプ状電極より成る接合部は、他の素子
基板などとの電気的な接続を行うためのものであり、他
の素子基板などの接合部と直接接合されることで、接合
部同士が電気的に接続される。バンプ状電極の材料とし
ては、Cu、Ni、Au、Cr、Rhなどの金属、ある
いはこれらの金属の組み合わせから成る合金が用いられ
ている。
【0009】一般的に、素子基板には、バンプ状電極が
めっきによって形成される。めっきによりバンプ状電極
を形成する際の注意点としては、めっきパターンの外周
部、および外周部に近い部分におけるめっき層の膜厚が
電解集中により厚くなってしまうということが知られて
いる。従って、素子基板同士を電気的に接続するために
本来必要なバンプ状電極よりも基板の外周に近い位置
に、ダミーバンプを形成することが行われている。ま
た、外周に近い位置にダミーバンプを形成することによ
り、バンプの配置の関係上、素子基板の電気配線を検査
するための検査用バンプが、バンプ状電極よりもパター
ンの中央部に近い位置、または、バンプ状電極よりも素
子基板上の回路素子に近い位置に形成されることにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、検査用バンプが、本来必要なバンプ状電極より
も回路素子側に形成されている場合、検査用バンプにプ
ローブピンを接触させて素子基板の配線の検査を行う
際、プローブピンが検査用バンプから外れて電気配線に
接触し、その電気配線が断線してしまうという問題点が
ある。このように、電気配線が断線してしまうと、その
電気配線が形成されていた素子基板が不良品となってし
まう。
【0011】また、検査用バンプは、バンプ状電極と回
路素子とを電気的に接続する配線の途中に形成されてお
り、本来必要なバンプ状電極と検査用バンプとの間の配
線の検査を行うことができないという問題点もある。さ
らに、ダミーバンプの膜厚が厚くなることにより、バン
プ状電極と、異なる別の基板のバンプ状電極との接合性
が悪いという問題点がある。
【0012】本発明の目的は、基板上に形成された検査
用バンプを用いて電気配線の検査を行う際、プローブピ
ンが電気配線に接触して電気配線が断線されることがな
い素子基板や、その素子基板を備えたインクジェットヘ
ッド、および、インクジェットヘッドのエネルギー発生
素子を駆動する回路素子が基板上に形成されて成る駆動
素子を提供することにある。また、上記目的に加えて、
本発明の目的は、基板に形成された電気配線を完全に検
査することができ、その上、バンプ状電極同士の接合性
が高い、エネルギー発生素子基板や駆動素子として用い
られる素子基板を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基板と、基板の表面に形成された回路素
子と、基板の表面に形成され、回路素子と電気的に接続
される複数のバンプ状電極と、基板の表面の、複数のバ
ンプ状電極よりも外周に近い位置に、めっきにより複数
のバンプ状電極と同時に形成される複数のダミーバンプ
とで構成された素子基板において、複数のダミーバンプ
のうちの特定の数のダミーバンプはそれぞれ、特定の数
のダミーバンプのそれぞれが対応するバンプ状電極と電
気的に接続され、特定の数のダミーバンプが、回路素子
とバンプ状電極との電気的な接続を検査するための検査
用バンプを兼ねることを特徴とする。
【0014】上記の発明では、検査用バンプとしての特
定の数のダミーバンプにプローブピンを接触させ、回路
素子とバンプ状電極との電気的な接続を検査する際、ダ
ミーバンプは、基板の表面の、バンプ状電極よりも外周
に近い位置に形成されているので、プローブピンが、回
路素子とバンプ状電極とを電気的に接続する配線に接触
し、その配線が断線されるということがない。また、ダ
ミーバンプと検査バンプとを別々に形成する必要がな
く、素子基板を小型化することができる上に、素子基板
のコストを抑えることができる。
【0015】また、基板の形状が長方形であり、基板の
表面の一方の長辺側に回路素子が配置されると共に、回
路素子の、前記一方の長辺側と反対側に、基板の長手方
向に平行な複数行と、基板の短手方向に平行な複数列と
で構成されるマトリクス状に、複数のバンプ状電極が配
列されており、複数のバンプ状電極の、回路素子側と反
対側に、基板の長手方向に平行な、バンプ状電極の行数
以上の複数行と、基板の短手方向に平行な、バンプ状電
極の列数以上の複数列とで構成されるマトリクス状に、
前記特定の数のダミーバンプを含む複数のダミーバンプ
が配列されていることが好ましい。
【0016】上記のように、複数のバンプ状電極のそれ
ぞれと電気的に接続される特定の数のダミーバンプがマ
トリクス状に配列されることにより、回路素子とバンプ
状電極との電気的な接続の検査を容易に行うことができ
る。
【0017】さらに、基板の表面の一方の短辺と、その
一方の短辺に最も近いバンプ状電極の列との間、また
は、基板の表面の他方の短辺と、その他方の短辺に最も
近いバンプ状電極の列との間に、バンプ状電極の列と平
行なダミーバンプの列が少なくとも1列、さらに配置さ
れていることが好ましい。これにより、バンプ状電極お
よびダミーバンプをめっきにより同時に形成する際に、
基板の表面の一方の短辺に近いバンプ状電極や、他方の
短辺に近いバンプ状電極の膜厚が厚くなることが防止さ
れる。その結果、素子基板のバンプ状電極を、異なる別
の電極に接合する際に、良好に接合することができる。
【0018】さらに、前記特定の数のダミーバンプのそ
れぞれにプローブピンを接触させて回路素子とバンプ状
電極との電気的な接続を検査した後に、複数のダミーバ
ンプを全て除去するように前記基板を切断することが好
ましい。このようにして、複数のダミーバンプを全て除
去することにより、バンプ状電極を異なる別の電極に接
合する際に障害となる、膜厚が厚いバンプが除去される
ことになり、バンプ状電極を、異なる別の電極に良好に
接合することができる。
【0019】あるいは、前記特定の数のダミーバンプの
それぞれにプローブピンを接触させて検査をした後に、
基板の表面の他方の長辺に近いダミーバンプや、基板の
表面の一方の短辺、または他方の短辺に近いダミーバン
プを除去するように基板を切断することが好ましい。こ
れにより、膜厚が厚いバンプのみを素子基板から除去す
ることができる上に、除去されずに素子基板に残ったダ
ミーバンプを、異なる別の素子基板などとの接続に用い
ることで、強度のある、信頼性の高い接続が得られる。
【0020】また、本発明は、基板と、基板の表面に形
成され、記録液を吐出させるためのエネルギーを発生す
るエネルギー発生素子と、基板の表面に形成され、エネ
ルギー発生素子と電気的に接続される複数の第1のバン
プ状電極と、基板の表面の、複数の第1のバンプ状電極
よりも外周に近い位置に、めっきにより複数の第1のバ
ンプ状電極と同時に形成される複数の第1のダミーバン
プとで構成されたエネルギー発生素子基板を有するイン
クジェットヘッドにおいて、エネルギー発生素子基板の
複数の第1のダミーバンプのうち、特定の数の第1のダ
ミーバンプはそれぞれ、特定の数の第1のダミーバンプ
のそれぞれが対応する第1のバンプ状電極と電気的に接
続され、特定の数の第1のダミーバンプが、エネルギー
発生素子と第1のバンプ状電極との電気的な接続を検査
するための検査用バンプを兼ねていることを特徴とす
る。
【0021】上記の発明では、エネルギー発生素子を、
前述した発明の素子基板における回路素子とすると、エ
ネルギー発生素子基板は、前述した素子基板と同じ構成
をしているので、素子基板と同様に、前記特定の数の第
1のダミーバンプにプローブピンを接触させて検査する
際に、プローブピンが、エネルギー発生素子基板と第1
のバンプ状電極とを電気的に接続する配線に接触し、そ
の配線が断線されるということがない。また、ダミーバ
ンプと検査用バンプとを別々に形成する必要がなく、エ
ネルギー発生素子基板を小型化することができる上に、
エネルギー発生素子基板のコストを抑えることができ
る。
【0022】さらに、本発明は、基板と、基板の表面に
形成され、インクジェットヘッドに備えられたエネルギ
ー発生素子を駆動する回路素子と、基板の表面に形成さ
れると共に回路素子と電気的に接続され、前記インクジ
ェットインクジェットヘッドに備えられた複数の第1の
バンプ状電極のそれぞれが対応して電気的に接続される
複数の第2のバンプ状電極と、基板の表面の、複数のバ
ンプ状電極よりも外周に近い位置に、めっきにより複数
の第2のバンプ状電極と同時に形成される複数の第2の
ダミーバンプとで構成された駆動素子において、複数の
第2のダミーバンプのうち、特定の数の第2のダミーバ
ンプはそれぞれ、特定の数の第2のダミーバンプのそれ
ぞれが対応する第2のバンプ状電極と電気的に接続さ
れ、特定の数の第2のダミーバンプが、回路素子と第2
のバンプ状電極との電気的な接続を検査するための検査
用バンプを兼ねていることを特徴とする。
【0023】上記の発明の駆動素子は、前述した発明の
素子基板と同じ構成をしているので、素子基板と同様
に、前記特定の数の第2のダミーバンプにプローブピン
を接触させて検査する際に、プローブピンが、回路素子
と第2のバンプ状電極とを電気的に接続する配線に接触
し、その配線が断線されるということがない。また、ダ
ミーバンプと検査用バンプとを別々に形成する必要がな
く、駆動素子を小型化することができる上に、駆動素子
のコストを抑えることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態の素子基板を示す平面図である。本実施形
態の素子基板では図1に示すように、長方形の基板1の
表面に、回路素子2が形成されている。回路素子2は、
基板1表面の一方の長辺側に配置されている。また、基
板1の表面には、バンプ状電極としての本バンプ4が、
回路素子2の、その一方の長辺側と反対側に配置される
ように複数形成されている。複数の本バンプ4は、3行
8列のマトリクス状に配列されており、本バンプ4の行
が基板1の長手方向と平行となり、本バンプ4の列が基
板1の短手方向と平行となっている。それぞれの本バン
プ4は、基板1の表面に形成された金属配線3によって
回路素子2と電気的に接続されている。
【0026】さらに、基板1の表面には、複数の本バン
プ4の、回路素子2側と反対側、すなわち、複数の本バ
ンプ4と、基板1表面の他方の長辺との間に配置され
る、複数のダミーバンプ5が形成されている。それらの
ダミーバンプ5は、3行10列のマトリクス状に配列さ
れており、ダミーバンプ5の行が基板1の長手方向と平
行となり、ダミーバンプ5の列が基板1の短手方向と平
行となっている。また、ダミーバンプ5のそれぞれの列
と、ダミーバンプ5のそれぞれの列に対応する本バンプ
4の列とが同一直線状に並ぶように、ダミーバンプ5の
それぞれの列が配置されている。そして、3行10列の
マトリクス状に配置された複数のダミーバンプ5のう
ち、特定の数のダミーバンプ5はそれぞれ、特定の数の
ダミーバンプ5のそれぞれが対応する本バンプ4と電気
的に接続されている。
【0027】また、基板1表面の一方の短辺と、その一
方の短辺に最も近い本バンプ4の列との間には、その一
方の短辺と平行な方向に3つ並べられたダミーバンプ5
の列が2列だけ配置されている。
【0028】このような素子基板が、インクジェットヘ
ッドのエネルギー発生素子基板として用いられる場合に
は、回路素子2としてのエネルギー発生素子が基板1の
表面に形成される。また、素子基板1が、インクジェッ
トヘッドのエネルギー発生素子を駆動する駆動素子とし
て用いられる場合には、回路素子2としてのICが基板
1の表面に形成される。
【0029】次に、図1に示した素子基板の製造方法に
ついて説明する。まず、基板1の表面にスパッタリング
法によりAlの金属膜を形成し、フォトリソグラフィー
工程により基板1に表面に配線パターンを形成する。次
に、本バンプ4およびダミーバンプ5をめっきにより形
成するために、基板1の全面に、厚さ2000ÅのCu
膜を形成する。その後、フォトリソグラフィー工程によ
り、基板1の、本バンプ4およびダミーバンプ5に対応
する部分を除いた部分を、フォトレジストでマスクす
る。そして、電解めっきにより、基板1の、Cu膜が露
出している部分に、Cu,Ni,Auをこの順番で積層
する。
【0030】次に、基板1に形成されていたフォトレジ
ストを剥離した後、積層された前記Auの膜をマスクと
して、本バンプ4およびダミーバンプ5に対応する部分
を除く部分のCu膜をウェットエッチングにより除去す
る。この状態で、金属配線3や、本バンプ4とダミーバ
ンプ5との電気的な接続などを含む配線パターンが完成
しており、本バンプ4と電気的に接続されたダミーバン
プ5にプローブピンを接触させて配線パターンのオープ
ン、またはショートの測定を行う。これにより、回路素
子2と本バンプ4との電気的な接続の検査が行われる。
この時、本バンプ4と電気的に接続されたダミーバンプ
5は、本バンプ4の、回路素子2側と反対側に形成され
ているので、プローブピンが金属配線3に接触すること
がなくなり、金属配線3の断線が皆無となる。
【0031】その後、全てのダミーバンプ5を除去する
ように、図1に示す切断ラインAおよびBに沿って基板
1を切断する。このようにして、ダミーバンプ5が除去
された素子基板は、それぞれの本バンプ4が対応して接
合されるバンプを複数有する、異なる別の基板と接続さ
れる。
【0032】図2は、エネルギー発生素子基板と駆動素
子とが接続された状態を示す側面図である。図2に示さ
れるエネルギー発生素子基板11は、インクジェットヘ
ッドに用いられ、基板1aの表面に、回路素子としての
エネルギー発生素子12や、第1のバンプ状電極として
の、複数の本バンプ4aが形成されたものである。エネ
ルギー発生素子12は、インクジェットヘッドから記録
液を吐出させるためのエネルギーを発生するものであ
る。エネルギー発生素子12と複数の本バンプ4aと
が、基板1aの表面に形成された金属配線を介して電気
的に接続されている。
【0033】また、駆動素子13は、基板1bの表面
に、回路素子としての、エネルギー発生素子12を駆動
するIC14や、第2のバンプ状電極としての、複数の
本バンプ4bが形成されたものである。IC14と複数
の本バンプ4bとが、基板1bの表面に形成された金属
配線を介して電気的に接続されている。
【0034】エネルギー発生素子基板11および駆動素
子13には、図1に示した素子基板の製造工程と同じ工
程を経て本バンプが形成される。その際、前述したのと
同様に、基板1aの表面に、めっきによって本バンプ4
aと同時に複数の第1のダミーバンプが形成され、基板
1bの表面に、めっきによって本バンプ4bと同時に複
数の第2のダミーバンプが形成される。それらの第1お
よび第2のダミーバンプは、それぞれの基板上の配線の
検査を行った後、基板1aおよび1bが切断されること
で除去される。
【0035】そして、基板1a表面の、本バンプ4aが
形成された部分と、基板1b表面の、本バンプ4bが形
成された部分とを対向させ、それぞれの本バンプ4a
を、それぞれの本バンプ4aが対応する本バンプ4bと
圧接法により接合させることによって、エネルギー発生
素子基板11と駆動素子13とが接続される。また、こ
のようにして本バンプ4aと本バンプ4bとが電気的に
接続されることで、エネルギー発生素子12とIC14
とが本バンプ4aおよび4bを介して電気的に接続され
る。この本バンプ同士を接合する方法としては、圧接法
の代わりに、合金化する方法を用いてもよい。また、そ
の方法と圧接法とを組み合わせてもよく、それらとは異
なる別の方法を用いてもよい。
【0036】このように、膜厚が厚くなったダミーバン
プを含む全てダミーバンプが除去された後に、エネルギ
ー発生素子基板11の本バンプ4aと、駆動素子13の
本バンプ4bとが接合されるので、本バンプ同士が良好
に接合される。
【0037】以上で説明したように、本実施形態の素子
基板では、本バンプ4と電気的に接続されたダミーバン
プ5が、本バンプ4の、回路素子2側と反対側に形成さ
れているので、金属配線3を検査するためのプローブピ
ンが金属配線3に接触せず、金属配線3の断線がなくな
る。また、ダミーバンプと検査用バンプとを別々に形成
する必要がなくなり、素子基板を小型化することができ
る上に、素子基板のコストを抑えることができる。特
に、金のような高価な金属のめっきにより、バンプを形
成する場合、めっき面積が少なくて済み、大幅なコスト
ダウンにつながる。そして、本バンプを、異なる別の電
極などに接合する際に障害となる、めっきにより膜厚が
厚くなったダミーバンプを除去することで、本バンプの
良好な接合が可能となる。
【0038】さらに、検査用バンプを兼ねるダミーバン
プ5が、本バンプ4の、回路素子2側と反対側に配置さ
れ、金属配線3とは異なる金属配線により、本バンプ4
とダミーバンプ5とが電気的に接続されるので、検査用
バンプを兼ねるダミーバンプ5と、本バンプ4との電気
的な接続の検査が可能になる。
【0039】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施形態の素子基板を示す平面図である。本実施形
態の素子基板では、第1の実施形態の素子基板と比較し
て、素子基板を構成する基板の切断の位置が異なってい
る。図3では、第1の実施形態と同一の構成部品に同一
の符号を付してある。次では、第1の実施形態と異なる
点を中心に説明する。
【0040】本実施形態の素子基板では、本バンプ4と
電気的に接続されたダミーバンプ5にプローブピンを接
触させ、オープンまたはショートの検査を行った後に、
図3に示すような切断線CおよびDに沿って基板1を切
断する。これにより、基板1表面のダミーバンプ5側の
長辺に最も近いダミーバンプ5の行が除去され、基板1
表面の切断線C側の短辺に最も近い本バンプ4の列が除
去される。
【0041】このように、本実施形態の素子基板では、
本バンプ4と電気的に接続されたダミーバンプ5にプロ
ーブピンを接触させて検査を行った後に、ダミーバンプ
5を全て除去せず、基板1の外周に近いダミーバンプ5
を除去する。これにより、本バンプ4およびダミーバン
プ5をめっきにより同時に形成した際に膜厚が厚くなっ
てしまうダミーバンプ5のみが除去される。そして、除
去されずに基板1の表面に残ったダミーバンプ5、およ
び本バンプ4を、異なる別の電極に接合させることで、
強度のある、信頼性の高い接続が得られる。
【0042】以上で説明した第1および第2の実施形態
では、本バンプ4およびダミーバンプ5をめっきにより
形成したが、それらのバンプを、基板1の表面に形成さ
れる電気配線と一体化して形成してもよい。また、マト
リクス状に配列されたダミーバンプ5の行が3行となっ
ているが、ダミーバンプ5の行数を本バンプ4の行数以
上にしてもよい。さらに、基板1表面の一方の短辺と、
その一方の短辺に近い本バンプ4の列との間に、本バン
プ4の列と平行なダミーバンプ5の列が2列配置されて
いるが、この位置にはダミーバンプ5の列が少なくとも
1列だけ配置されていればよい。また、基板1表面の他
方の短辺と、その他方の短辺に近い本バンプ4の列との
間に、本バンプ4の列と平行なダミーバンプ5の列を1
列以上配置してもよい。その際、本バンプ4と電気的に
接続されたダミーバンプ5にプローブピンを接触させて
検査を行った後、全てのダミーバンプ5を除去するよう
に、あるいは、基板1表面の他方の短辺に最も近いダミ
ーバンプ5の列を除去するように、基板1を切断するこ
とが望ましい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エネルギ
ー発生素子基板や駆動素子として用いられる素子基板に
おいて、複数のダミーバンプのうちの特定の数のダミー
バンプがバンプ状電極と電気的に接続されて検査用バン
プを兼ねるので、めっきによりバンプ状電極やダミーバ
ンプを形成する際に、従来の素子基板と比較してめっき
面積が少なくなり、素子基板のコストが大幅に低減され
るという効果がある。また、ダミーバンプと検査用バン
プとを別々に形成する必要がなくなり、素子基板を小型
化することができるという効果がある。
【0044】また、バンプ状電極よりも基板表面の外周
に近い位置に、かつ、バンプ状電極の、回路素子側と反
対側に、ダミーバンプが形成され、回路素子とバンプ状
電極とを電気的に接続する配線には検査用バンプが形成
されないことにより、検査用バンプとしてのダミーバン
プにプローブピンを接触させて検査を行う際に、その配
線にプローブピンが接触して配線が断線することがな
い。従って、エネルギー発生素子基板や駆動素子などと
して用いられる素子基板の歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の素子基板を示す平面
図である。
【図2】エネルギー発生素子基板と駆動素子とが接続さ
れた状態を示す側面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の素子基板を示す平面
図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 基板 2 回路素子 3 金属配線 4、4a、4b 本バンプ 5 ダミーバンプ 6 切断ライン 11 エネルギー発生素子基板 12 エネルギー発生素子 13 駆動素子 14 IC

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板の表面に形成された回路
    素子と、前記基板の表面に形成され、前記回路素子と電
    気的に接続される複数のバンプ状電極と、前記基板の表
    面の、前記複数のバンプ状電極よりも外周に近い位置
    に、めっきにより前記複数のバンプ状電極と同時に形成
    される複数のダミーバンプとで構成された素子基板にお
    いて、 前記複数のダミーバンプのうちの特定の数のダミーバン
    プはそれぞれ、該特定の数のダミーバンプのそれぞれが
    対応する前記バンプ状電極と電気的に接続され、前記特
    定の数のダミーバンプが、前記回路素子と前記バンプ状
    電極との電気的な接続を検査するための検査用バンプを
    兼ねることを特徴とする素子基板。
  2. 【請求項2】 前記基板の形状が長方形であり、前記基
    板の表面の一方の長辺側に前記回路素子が配置されると
    共に、前記回路素子の、前記一方の長辺側と反対側に、
    前記基板の長手方向に平行な複数行と、前記基板の短手
    方向に平行な複数列とで構成されるマトリクス状に、前
    記複数のバンプ状電極が配列されており、前記複数のバ
    ンプ状電極の、前記回路素子側と反対側に、前記基板の
    長手方向に平行な、前記バンプ状電極の行数以上の複数
    行と、前記基板の短手方向に平行な、前記バンプ状電極
    の列数以上の複数列とで構成されるマトリクス状に、前
    記特定の数のダミーバンプを含む複数のダミーバンプが
    配列されている請求項1に記載の素子基板。
  3. 【請求項3】 前記基板の表面の一方の短辺と、該一方
    の短辺に最も近い前記バンプ状電極の列との間に、前記
    バンプ状電極の列と平行な前記ダミーバンプの列が少な
    くとも1列、さらに配置されている請求項2に記載の素
    子基板。
  4. 【請求項4】 前記基板の表面の他方の短辺と、該他方
    の短辺に最も近い前記バンプ状電極の列との間に、前記
    バンプ状電極の列と平行な前記ダミーバンプの列が少な
    くとも1列、さらに配置されている請求項2または3に
    記載の素子基板。
  5. 【請求項5】 前記特定の数のダミーバンプのそれぞれ
    にプローブピンを接触させて前記回路素子と前記バンプ
    状電極との電気的な接続を検査した後に、前記複数のダ
    ミーバンプを全て除去するように前記基板が切断されて
    いる請求項1〜4のいずれか1項に記載の素子基板。
  6. 【請求項6】 前記特定の数のダミーバンプのそれぞれ
    にプローブピンを接触させて前記回路素子と前記バンプ
    状電極との電気的な接続を検査した後に、前記基板の表
    面の他方の長辺に最も近い前記ダミーバンプの行を除去
    するように前記基板が切断されている請求項2に記載の
    素子基板。
  7. 【請求項7】 前記特定の数のダミーバンプのそれぞれ
    にプローブピンを接触させて前記回路素子と前記バンプ
    状電極との電気的な接続を検査した後に、前記基板の表
    面の一方の短辺に最も近い前記ダミーバンプの列を除去
    するように前記基板が切断されている請求項3に記載の
    素子基板。
  8. 【請求項8】 前記特定の数のダミーバンプのそれぞれ
    にプローブピンを接触させて前記回路素子と前記バンプ
    状電極との電気的な接続を検査した後に、前記基板の表
    面の他方の短辺に最も近い前記ダミーバンプの列を除去
    するように前記基板が切断されている請求項4に記載の
    素子基板。
  9. 【請求項9】 基板と、該基板の表面に形成され、記録
    液を吐出させるためのエネルギーを発生するエネルギー
    発生素子と、前記基板の表面に形成され、前記エネルギ
    ー発生素子と電気的に接続される複数の第1のバンプ状
    電極と、前記基板の表面の、前記複数の第1のバンプ状
    電極よりも外周に近い位置に、めっきにより前記複数の
    第1のバンプ状電極と同時に形成される複数の第1のダ
    ミーバンプとで構成されたエネルギー発生素子基板を有
    するインクジェットヘッドにおいて、 前記エネルギー発生素子基板の前記複数の第1のダミー
    バンプのうち、特定の数の第1のダミーバンプはそれぞ
    れ、該特定の数の第1のダミーバンプのそれぞれが対応
    する前記第1のバンプ状電極と電気的に接続され、前記
    特定の数の第1のダミーバンプが、前記エネルギー発生
    素子と前記第1のバンプ状電極との電気的な接続を検査
    するための検査用バンプを兼ねていることを特徴とする
    インクジェットヘッド。
  10. 【請求項10】 前記基板の形状が長方形であり、前記
    基板の表面の一方の長辺側に前記エネルギー発生素子が
    配置されると共に、前記エネルギー発生素子の、前記一
    方の長辺側と反対側に、前記基板の長手方向に平行な複
    数行と、前記基板の短手方向に平行な複数列とで構成さ
    れるマトリクス状に、前記複数の第1のバンプ状電極が
    配列されており、前記複数の第1のバンプ状電極の、前
    記エネルギー発生素子側と反対側に、前記基板の長手方
    向に平行な、前記第1のバンプ状電極の行数以上の複数
    行と、前記基板の短手方向に平行な、前記第1のバンプ
    状電極の列数以上の複数列とで構成されるマトリクス状
    に前記複数の第1のダミーバンプが配列されている請求
    項9に記載のインクジェットヘッド。
  11. 【請求項11】 前記基板の表面の一方の短辺と、該一
    方の短辺に最も近い前記第1のバンプ状電極の列との間
    に、前記第1のバンプ状電極の列と平行な前記第1のダ
    ミーバンプの列が少なくとも1列、さらに配置されてい
    る請求項10に記載のインクジェットヘッド。
  12. 【請求項12】 前記基板の表面の他方の短辺と、該他
    方の短辺に最も近い前記第1のバンプ状電極の列との間
    に、前記第1のバンプ状電極の列と平行な前記第1のダ
    ミーバンプの列が少なくとも1列、さらに配置されてい
    る請求項10または11に記載のインクジェットヘッ
    ド。
  13. 【請求項13】 前記特定の数の第1のダミーバンプの
    それぞれにプローブピンを接触させて前記エネルギー発
    生素子と前記第1のバンプ状電極との電気的な接続を検
    査した後に、前記複数の第1のダミーバンプを全て除去
    するように前記基板が切断されている請求項9〜12の
    いずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
  14. 【請求項14】 前記特定の数の第1のダミーバンプの
    それぞれにプローブピンを接触させて前記エネルギー発
    生素子と前記第1のバンプ状電極との電気的な接続を検
    査した後に、前記基板の表面の他方の長辺に最も近い前
    記第1のダミーバンプの行を除去するように前記基板が
    切断されている請求項10に記載のインクジェットヘッ
    ド。
  15. 【請求項15】 前記特定の数の第1のダミーバンプの
    それぞれにプローブピンを接触させて前記エネルギー発
    生素子と前記第1のバンプ状電極との電気的な接続を検
    査した後に、前記基板の表面の一方の短辺に最も近い前
    記第1のダミーバンプの列を除去するように前記基板が
    切断されている請求項11に記載のインクジェットヘッ
    ド。
  16. 【請求項16】 前記特定の数の第1のダミーバンプの
    それぞれにプローブピンを接触させて前記エネルギー発
    生素子と前記第1のバンプ状電極との電気的な接続を検
    査した後に、前記基板の表面の他方の短辺に最も近い前
    記第1のダミーバンプの列を除去するように前記基板が
    切断されている請求項12に記載のインクジェットヘッ
    ド。
  17. 【請求項17】 基板と、該基板の表面に形成され、イ
    ンクジェットヘッドに備えられたエネルギー発生素子を
    駆動する回路素子と、前記基板の表面に形成されると共
    に前記回路素子と電気的に接続され、前記インクジェッ
    トインクジェットヘッドに備えられた複数の第1のバン
    プ状電極のそれぞれが対応して電気的に接続される複数
    の第2のバンプ状電極と、前記基板の表面の、前記複数
    のバンプ状電極よりも外周に近い位置に、めっきにより
    前記複数の第2のバンプ状電極と同時に形成される複数
    の第2のダミーバンプとで構成された駆動素子におい
    て、 前記複数の第2のダミーバンプのうち、特定の数の第2
    のダミーバンプはそれぞれ、該特定の数の第2のダミー
    バンプのそれぞれが対応する前記第2のバンプ状電極と
    電気的に接続され、前記特定の数の第2のダミーバンプ
    が、前記回路素子と前記第2のバンプ状電極との電気的
    な接続を検査するための検査用バンプを兼ねていること
    を特徴とする駆動素子。
  18. 【請求項18】 前記基板の形状が長方形であり、前記
    基板の表面の一方の長辺側に前記回路素子が配置される
    と共に、前記回路素子の、前記一方の長辺側と反対側
    に、前記基板の長手方向に平行な複数行と、前記基板の
    短手方向に平行な複数列とで構成されるマトリクス状
    に、前記複数の第2のバンプ状電極が配列されており、
    前記複数の第2のバンプ状電極の、前記回路素子側と反
    対側に、前記基板の長手方向に平行な、前記第2のバン
    プ状電極の行数以上の複数行と、前記基板の短手方向に
    平行な、前記第2のバンプ状電極の列数以上の複数列と
    で構成されるマトリクス状に前記複数の第2のダミーバ
    ンプが配列されている請求項17に記載の駆動素子。
  19. 【請求項19】 前記基板の表面の一方の短辺と、該一
    方の短辺に最も近い前記第2のバンプ状電極の列との間
    に、前記第2のバンプ状電極の列と平行な前記第2のダ
    ミーバンプの列が少なくとも1列、さらに配置されてい
    る請求項18に記載の駆動素子。
  20. 【請求項20】 前記基板の表面の他方の短辺と、該他
    方の短辺に最も近い前記第2のバンプ状電極の列との間
    に、前記第2のバンプ状電極の列と平行な前記第2のダ
    ミーバンプの列が少なくとも1列、さらに配置されてい
    る請求項18または19に記載の駆動素子。
  21. 【請求項21】 前記特定の数の第2のダミーバンプの
    それぞれにプローブピンを接触させて前記回路素子と前
    記第2のバンプ状電極との電気的な接続を検査した後
    に、前記複数の第2のダミーバンプを全て除去するよう
    に前記基板が切断されている請求項17〜20のいずれ
    か1項に記載の駆動素子。
  22. 【請求項22】 前記特定の数の第2のダミーバンプの
    それぞれにプローブピンを接触させて前記回路素子と前
    記第2のバンプ状電極との電気的な接続を検査した後
    に、前記基板の表面の他方の長辺に最も近い前記第2の
    ダミーバンプの行を除去するように前記基板が切断され
    ている請求項18に記載の駆動素子。
  23. 【請求項23】 前記特定の数の第2のダミーバンプの
    それぞれにプローブピンを接触させて前記回路素子と前
    記第2のバンプ状電極との電気的な接続を検査した後
    に、前記基板の表面の一方の短辺に最も近い前記第2の
    ダミーバンプの列を除去するように前記基板が切断され
    ている請求項19に記載の駆動素子。
  24. 【請求項24】 前記特定の数の第2のダミーバンプの
    それぞれにプローブピンを接触させて前記回路素子と前
    記第2のバンプ状電極との電気的な接続を検査した後
    に、前記基板の表面の他方の短辺に最も近い前記第2の
    ダミーバンプの列を除去するように前記基板が切断され
    ている請求項20に記載の駆動素子。
JP35826397A 1997-12-25 1997-12-25 素子基板、インクジェットヘッド、および駆動素子 Pending JPH11188857A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7353595B2 (en) 2003-12-19 2008-04-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Method for manufacturing a printed circuit board that mounts an integrated circuit device thereon
JP2019217667A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 セイコーエプソン株式会社 液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び配線基板

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