JPH11187219A - ジッタ改善機能を有する走査光学装置及びそれを使用する画像形成装置 - Google Patents
ジッタ改善機能を有する走査光学装置及びそれを使用する画像形成装置Info
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- JPH11187219A JPH11187219A JP9350303A JP35030397A JPH11187219A JP H11187219 A JPH11187219 A JP H11187219A JP 9350303 A JP9350303 A JP 9350303A JP 35030397 A JP35030397 A JP 35030397A JP H11187219 A JPH11187219 A JP H11187219A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な回路構成で、安定なジッタ改善機能を有
する走査光学装置及びそれを使用する画像形成装置を提
供する。 【解決手段】このジッタ改善機能を有する走査光学装置
は、半導体レーザ１から発生したレーザ光を集光する手
段２，３と、このレーザ光を偏向する一定速度で高速回
転する回転多面鏡４と、偏向されたレーザ光を結像する
手段５と、画像の書き込み開始位置よりも主走査方向上
流側の領域に到達すべきレーザ光を検出してセンサ出力
信号９を出力する光検出器８とからなるレーザ走査光学
ユニット４０を備える。また、センサ出力信号９の信号
幅をクロックで計数してクロック数Ｎとして出力する同
期信号幅計数回路１０と、クロック数Ｎからセンサ出力
信号９の中心位置を検出する中心位置検出回路２０とか
らなる信号処理部５０とを備える。
する走査光学装置及びそれを使用する画像形成装置を提
供する。 【解決手段】このジッタ改善機能を有する走査光学装置
は、半導体レーザ１から発生したレーザ光を集光する手
段２，３と、このレーザ光を偏向する一定速度で高速回
転する回転多面鏡４と、偏向されたレーザ光を結像する
手段５と、画像の書き込み開始位置よりも主走査方向上
流側の領域に到達すべきレーザ光を検出してセンサ出力
信号９を出力する光検出器８とからなるレーザ走査光学
ユニット４０を備える。また、センサ出力信号９の信号
幅をクロックで計数してクロック数Ｎとして出力する同
期信号幅計数回路１０と、クロック数Ｎからセンサ出力
信号９の中心位置を検出する中心位置検出回路２０とか
らなる信号処理部５０とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はジッタ改善機能を有
する走査光学装置及びそれを使用する画像形成装置に関
し、特に電子写真プリンタ、デジタル複写機、製版機器
等のレーザ光によって像面上に画像を形成する画像形成
装置におけるジッタ改善機能を有する走査光学装置及び
それを使用する画像形成装置に関する。
する走査光学装置及びそれを使用する画像形成装置に関
し、特に電子写真プリンタ、デジタル複写機、製版機器
等のレーザ光によって像面上に画像を形成する画像形成
装置におけるジッタ改善機能を有する走査光学装置及び
それを使用する画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子写真プリンタ、デジタル複写機、製
版機器等レーザ光によって記録面上に光書き込みする画
像形成装置に於いてレーザ光の水平同期信号の検出方法
は、ポリゴンミラーによって反射した光を、スリットを
介した同期センサによって検出し、アナログ波形を方形
波に変換したものを水平同期信号として利用する方法が
一般的である。この検出方法に於いては、ポリゴンミラ
ーの回転むら、レーザダイオードの光量変化等により、
センサによって検出される同期信号に影響し、ジッタと
いう画像不良が発生する。
版機器等レーザ光によって記録面上に光書き込みする画
像形成装置に於いてレーザ光の水平同期信号の検出方法
は、ポリゴンミラーによって反射した光を、スリットを
介した同期センサによって検出し、アナログ波形を方形
波に変換したものを水平同期信号として利用する方法が
一般的である。この検出方法に於いては、ポリゴンミラ
ーの回転むら、レーザダイオードの光量変化等により、
センサによって検出される同期信号に影響し、ジッタと
いう画像不良が発生する。
【０００３】図５は、例えば特開平５−３３６３３０号
公報に示される従来のジッタ改善機能を有する走査光学
装置及びそれを使用する画像形成装置の構成図である。
公報に示される従来のジッタ改善機能を有する走査光学
装置及びそれを使用する画像形成装置の構成図である。
【０００４】図５を参照すると、この従来例は、レーザ
光走査手段と同期信号発生手段とを備え、複数のレーザ
光量を用いても画像の書き出しタイミングを精度よく制
御できる画像形成装置を提供する。
光走査手段と同期信号発生手段とを備え、複数のレーザ
光量を用いても画像の書き出しタイミングを精度よく制
御できる画像形成装置を提供する。
【０００５】この従来例は、感光体に帯電、露光、現像
を繰り返して行うことによりカラー画像を形成する画像
形成装置であって、レーザの光量を検出するレーザ光量
検出回路１１２と、各トナーに応じてレーザ光量を設定
するレーザ光量設定回路１１０と、レーザ光量が前記設
定値になるように制御を行なうレーザ光量制御回路１１
１と、レーザ光を一定角度反復偏向させて画像形成面を
照射させることにより主走査を行なう回転多面鏡４と、
この回転多面鏡４による偏向範囲内でかつ画像書き込み
領域よりも上手側の領域に到達すべきレーザ光を検知し
てアナログ信号を発生する光検出器８と、この光検出器
８により出力されるアナログ信号ｇとレーザ光量検出回
路１１２あるいはレーザ光量設定回路１１０の出力に基
づいて閾値電圧を変化させ、書き出し位置信号ｈを発生
させるタイミングを制御する同期信号発生回路１１３と
を備えて同期検知ずれの発生を防止し、レーザ光の光量
変化による画像上のジッタをなくすことができる。
を繰り返して行うことによりカラー画像を形成する画像
形成装置であって、レーザの光量を検出するレーザ光量
検出回路１１２と、各トナーに応じてレーザ光量を設定
するレーザ光量設定回路１１０と、レーザ光量が前記設
定値になるように制御を行なうレーザ光量制御回路１１
１と、レーザ光を一定角度反復偏向させて画像形成面を
照射させることにより主走査を行なう回転多面鏡４と、
この回転多面鏡４による偏向範囲内でかつ画像書き込み
領域よりも上手側の領域に到達すべきレーザ光を検知し
てアナログ信号を発生する光検出器８と、この光検出器
８により出力されるアナログ信号ｇとレーザ光量検出回
路１１２あるいはレーザ光量設定回路１１０の出力に基
づいて閾値電圧を変化させ、書き出し位置信号ｈを発生
させるタイミングを制御する同期信号発生回路１１３と
を備えて同期検知ずれの発生を防止し、レーザ光の光量
変化による画像上のジッタをなくすことができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】この従来のジッタ改善
機能を有する走査光学装置及びそれを使用する画像形成
装置における第１の問題点は、回路構成が複雑である、
ということである。その理由は、光検出器８により出力
されるアナログ信号ｇのレーザ光量の変化に応じて閾値
電圧を変化させているからである。
機能を有する走査光学装置及びそれを使用する画像形成
装置における第１の問題点は、回路構成が複雑である、
ということである。その理由は、光検出器８により出力
されるアナログ信号ｇのレーザ光量の変化に応じて閾値
電圧を変化させているからである。
【０００７】第２の問題点は、ジッタ改善回路全体が不
安定で、外乱に影響を受けやすい、ということである。
その理由は、アナログ信号を使用していることにある。
安定で、外乱に影響を受けやすい、ということである。
その理由は、アナログ信号を使用していることにある。
【０００８】本発明の目的は、簡単な回路構成で、安定
なジッタ改善機能を有する走査光学装置及びそれを使用
する画像形成装置を提供することにある。
なジッタ改善機能を有する走査光学装置及びそれを使用
する画像形成装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のジッタ改善機能
を有する走査光学装置は、半導体レーザから発生したレ
ーザ光を集光する手段と、このレーザ光を偏向する一定
速度で高速回転する回転多面鏡と、偏向された前記レー
ザ光を結像する手段と、画像の書き込み開始位置よりも
主走査方向上流側の領域に到達すべき前記レーザ光を検
出してセンサ出力信号を出力する光検出器とからなるレ
ーザ走査光学ユニットと、前記センサ出力信号の信号幅
をクロックで計数してクロック数として出力する同期信
号幅計数回路と、クロック数から前記センサ出力信号の
中心位置を検出する中心位置検出回路とからなる信号処
理部と、を備える。
を有する走査光学装置は、半導体レーザから発生したレ
ーザ光を集光する手段と、このレーザ光を偏向する一定
速度で高速回転する回転多面鏡と、偏向された前記レー
ザ光を結像する手段と、画像の書き込み開始位置よりも
主走査方向上流側の領域に到達すべき前記レーザ光を検
出してセンサ出力信号を出力する光検出器とからなるレ
ーザ走査光学ユニットと、前記センサ出力信号の信号幅
をクロックで計数してクロック数として出力する同期信
号幅計数回路と、クロック数から前記センサ出力信号の
中心位置を検出する中心位置検出回路とからなる信号処
理部と、を備える。
【００１０】また、本発明のジッタ改善機能を有する走
査光学装置は、前記同期信号幅計数回路から送出される
前記クロック数から前記同期パルスの立ち下がり位置
（前記同期パルスの初頭位置）の１／２クロックの位置
に対応する時刻を前記センサ出力信号の中心位置とする
前記同期信号を出力する前記中心位置検出回路を備え
る。
査光学装置は、前記同期信号幅計数回路から送出される
前記クロック数から前記同期パルスの立ち下がり位置
（前記同期パルスの初頭位置）の１／２クロックの位置
に対応する時刻を前記センサ出力信号の中心位置とする
前記同期信号を出力する前記中心位置検出回路を備え
る。
【００１１】さらに、本発明のジッタ改善機能を有する
走査光学装置は、レーザ光量を一定にするレーザ光量安
定化回路を有する半導体レーザから発生したレーザ光を
集光する手段と、このレーザ光を偏向する一定速度で高
速回転する回転多面鏡と、偏向された前記レーザ光を結
像する手段と、画像の書き込み開始位置よりも主走査方
向上流側の領域に到達すべき前記レーザ光を検出してセ
ンサ出力信号を出力する光検出器とからなるレーザ走査
光学ユニットと、前記センサ出力信号の信号幅をクロッ
クで計数してクロック数として出力する同期信号幅計数
回路と、前記センサ出力信号を設定されたしきい値でパ
ルス化した同期パルスの幅をクロックで計数したクロッ
ク数を初期設定時に所定時間観測し、その平均値を疑似
同期信号として出力する疑似同期信号発生回路とからな
る信号処理部と、を備える。
走査光学装置は、レーザ光量を一定にするレーザ光量安
定化回路を有する半導体レーザから発生したレーザ光を
集光する手段と、このレーザ光を偏向する一定速度で高
速回転する回転多面鏡と、偏向された前記レーザ光を結
像する手段と、画像の書き込み開始位置よりも主走査方
向上流側の領域に到達すべき前記レーザ光を検出してセ
ンサ出力信号を出力する光検出器とからなるレーザ走査
光学ユニットと、前記センサ出力信号の信号幅をクロッ
クで計数してクロック数として出力する同期信号幅計数
回路と、前記センサ出力信号を設定されたしきい値でパ
ルス化した同期パルスの幅をクロックで計数したクロッ
ク数を初期設定時に所定時間観測し、その平均値を疑似
同期信号として出力する疑似同期信号発生回路とからな
る信号処理部と、を備える。
【００１２】さらに、本発明のジッタ改善機能を有する
走査光学装置は、前記光検出器の出力である前記センサ
出力信号を設定されたしきい値でパルス化した同期パル
スを出力する比較器と、この同期パルスの幅を測定する
ために用いるクロックを出力する発振器と、このクロッ
クを前記同期パルスによりゲートして計数クロックを出
力するゲート回路と、この計数クロックのクロックを計
数してクロック数として出力するカウンタとからなる前
記同期信号幅計数回路を備える。
走査光学装置は、前記光検出器の出力である前記センサ
出力信号を設定されたしきい値でパルス化した同期パル
スを出力する比較器と、この同期パルスの幅を測定する
ために用いるクロックを出力する発振器と、このクロッ
クを前記同期パルスによりゲートして計数クロックを出
力するゲート回路と、この計数クロックのクロックを計
数してクロック数として出力するカウンタとからなる前
記同期信号幅計数回路を備える。
【００１３】さらに、本発明のジッタ改善機能を有する
走査光学装置は、前記同期パルスのクロック数の最大値
をSmax、最小値をSminとしたとき、（Smax＋Smin）／２
を疑似同期信号とすることを特徴とする疑似同期信号発
生回路を備える。
走査光学装置は、前記同期パルスのクロック数の最大値
をSmax、最小値をSminとしたとき、（Smax＋Smin）／２
を疑似同期信号とすることを特徴とする疑似同期信号発
生回路を備える。
【００１４】さらに、本発明の画像形成装置は、前記走
査光学装置を露光手段とし、帯電、現像、転写、定着手
段を備える。
査光学装置を露光手段とし、帯電、現像、転写、定着手
段を備える。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【００１６】本発明の第１の実施の形態をブロックで示
す図１を参照すると、この実施の形態のジッタ改善機能
を有する走査光学装置は、レーザ走査光学ユニット４０
と信号処理部５０とから構成される。
す図１を参照すると、この実施の形態のジッタ改善機能
を有する走査光学装置は、レーザ走査光学ユニット４０
と信号処理部５０とから構成される。
【００１７】レーザ走査光学ユニット４０においては、
半導体レーザ１より発生したレーザ光は、集光レンズ２
により集光され、シリンドリカルレンズ３を介して回転
多面鏡４に入射し、一定速度で高速回転する回転多面鏡
４で偏向される。偏向されたレーザ光は、Ｆθレンズ５
とミラー６とを介して感光体ドラム７の帯電済み表面に
結像される。このレーザ光のスポットが回転多面鏡４の
回転により矢印Ｘ方向に反復して移動する（主走査）と
同時に、感光体ドラム７が矢印Ｙ方向に回転する（副走
査）。感光体ドラム７の書き込み領域よりも上手側の領
域、すなわち画像の書き込み開始位置よりも主走査方向
上流側の領域に到達すべきレーザ光は、ミラー６に入射
せず光検出器８に入射する。光検出器８はレーザ光が入
射すると、センサ出力信号９を出力する。
半導体レーザ１より発生したレーザ光は、集光レンズ２
により集光され、シリンドリカルレンズ３を介して回転
多面鏡４に入射し、一定速度で高速回転する回転多面鏡
４で偏向される。偏向されたレーザ光は、Ｆθレンズ５
とミラー６とを介して感光体ドラム７の帯電済み表面に
結像される。このレーザ光のスポットが回転多面鏡４の
回転により矢印Ｘ方向に反復して移動する（主走査）と
同時に、感光体ドラム７が矢印Ｙ方向に回転する（副走
査）。感光体ドラム７の書き込み領域よりも上手側の領
域、すなわち画像の書き込み開始位置よりも主走査方向
上流側の領域に到達すべきレーザ光は、ミラー６に入射
せず光検出器８に入射する。光検出器８はレーザ光が入
射すると、センサ出力信号９を出力する。
【００１８】信号処理部５０は、レーザ走査光学ユニッ
ト４０の光検出器８から送信されるセンサ出力信号９の
信号幅をクロックで計数してクロック数Ｎとして出力す
る同期信号幅計数回路１０と、クロック数Ｎからセンサ
出力信号９の中心を検出する中心位置検出回路２０とか
ら構成される。
ト４０の光検出器８から送信されるセンサ出力信号９の
信号幅をクロックで計数してクロック数Ｎとして出力す
る同期信号幅計数回路１０と、クロック数Ｎからセンサ
出力信号９の中心を検出する中心位置検出回路２０とか
ら構成される。
【００１９】同期信号幅計数回路１０の構成をブロック
で示す図２及び信号波形図である図３を参照すると、こ
の同期信号幅計数回路１０は、光検出器８の出力である
センサ出力信号９を設定されたしきい値αＶでパルス化
した同期パルス１５を出力する比較器１１と、この同期
パルス１５の幅を測定するために用いるクロック１６を
出力する発振器１２と、このクロック１６を同期パルス
１５によりゲートして計数クロック１７を出力するゲー
ト回路１３と、この計数クロック１７のクロックを計数
してクロック数Ｎとして出力するカウンタ１４とから構
成される。
で示す図２及び信号波形図である図３を参照すると、こ
の同期信号幅計数回路１０は、光検出器８の出力である
センサ出力信号９を設定されたしきい値αＶでパルス化
した同期パルス１５を出力する比較器１１と、この同期
パルス１５の幅を測定するために用いるクロック１６を
出力する発振器１２と、このクロック１６を同期パルス
１５によりゲートして計数クロック１７を出力するゲー
ト回路１３と、この計数クロック１７のクロックを計数
してクロック数Ｎとして出力するカウンタ１４とから構
成される。
【００２０】中心位置検出回路２０は、同期信号幅計数
回路１０から送出されるクロック数Ｎから同期パルス１
５の立ち下がり位置（同期パルス１５の初頭位置）のＮ
／２クロックの位置に対応する時刻をセンサ出力信号９
の中心位置とする同期信号２１を出力する。この同期信
号２１を基準にして、不図示の外部装置から送信される
画像信号に基づいて感光体ドラム７を走査することによ
り、ジッタの無い画像を生成することができる。
回路１０から送出されるクロック数Ｎから同期パルス１
５の立ち下がり位置（同期パルス１５の初頭位置）のＮ
／２クロックの位置に対応する時刻をセンサ出力信号９
の中心位置とする同期信号２１を出力する。この同期信
号２１を基準にして、不図示の外部装置から送信される
画像信号に基づいて感光体ドラム７を走査することによ
り、ジッタの無い画像を生成することができる。
【００２１】本発明の第２の実施の形態をブロックで示
す図４を参照すると、この実施の形態のジッタ改善機能
を有する走査光学装置は、レーザ走査光学ユニット４０
と信号処理部６０とから構成される。
す図４を参照すると、この実施の形態のジッタ改善機能
を有する走査光学装置は、レーザ走査光学ユニット４０
と信号処理部６０とから構成される。
【００２２】レーザ走査光学ユニット４０は、第１の実
施の形態で説明したものと同一の構成であるが、半導体
レーザ１に対してレーザ光量を一定にするレーザ光量安
定化回路７０が付加されている点が異なる。
施の形態で説明したものと同一の構成であるが、半導体
レーザ１に対してレーザ光量を一定にするレーザ光量安
定化回路７０が付加されている点が異なる。
【００２３】信号処理部６０は、第１の実施の形態と同
機能の同期信号幅計数回路１０と、疑似同期信号発生回
路３０とから構成される。
機能の同期信号幅計数回路１０と、疑似同期信号発生回
路３０とから構成される。
【００２４】疑似同期信号発生回路３０は、同期パルス
のクロック数Ｎを初期設定時に所定時間観測し、その平
均値を疑似同期信号３１として出力する。この疑似同期
信号３１を基準にして、不図示の外部装置から送信され
る画像信号に基づいて感光体ドラム７を走査することに
より、ジッタの無い画像を生成することができる。
のクロック数Ｎを初期設定時に所定時間観測し、その平
均値を疑似同期信号３１として出力する。この疑似同期
信号３１を基準にして、不図示の外部装置から送信され
る画像信号に基づいて感光体ドラム７を走査することに
より、ジッタの無い画像を生成することができる。
【００２５】なお、疑似同期信号発生回路３０におい
て、疑似同期信号３１を出力する際、同期パルス１５の
クロック数Ｎの平均値を使用するとしたが、同期パルス
１５のクロック数Ｎの最大値をSmax、最小値をSminとし
たとき、（Smax＋Smin）／２を疑似同期信号３１として
もよい。
て、疑似同期信号３１を出力する際、同期パルス１５の
クロック数Ｎの平均値を使用するとしたが、同期パルス
１５のクロック数Ｎの最大値をSmax、最小値をSminとし
たとき、（Smax＋Smin）／２を疑似同期信号３１として
もよい。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第１の効
果は、回路構成が簡単である、ということである。その
理由は、光検出器により出力されるセンサ出力信号の信
号幅をクロックで計数する回路を採用しているからであ
る。
果は、回路構成が簡単である、ということである。その
理由は、光検出器により出力されるセンサ出力信号の信
号幅をクロックで計数する回路を採用しているからであ
る。
【００２７】第２の効果は、外乱の影響を受けず安定で
ある、ということである。その理由は、光検出器により
出力されるセンサ出力信号の信号幅をクロックで計数す
る回路即ちデジタル化した信号を使用していることにあ
る。
ある、ということである。その理由は、光検出器により
出力されるセンサ出力信号の信号幅をクロックで計数す
る回路即ちデジタル化した信号を使用していることにあ
る。
【図１】本発明の第１の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】この実施の形態おける同期信号幅計数回路の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図３】この実施の形態における信号波形図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図５】従来例の構成を示すブロック図である。
１ 半導体レーザ ２ 集光レンズ ３ シリンドリカルレンズ ４ 回転多面鏡 ５ Ｆθレンズ ６ ミラー ７ 感光体ドラム ８ 光検出器 ９ センサ出力信号 １０ 同期信号幅計数回路 １１ 比較器 １２ 発振器 １３ ゲート回路 １４ カウンタ １５ 同期パルス １６ クロック １７ 計数クロック ２０ 中心位置検出回路 ２１ 同期信号 ３０ 疑似同期信号発生回路 ３１ 疑似同期信号 ４０ レーザ走査光学ユニット ５０ 信号処理部 ６０ 信号処理部 ７０ レーザ光量安定化回路
Claims (6)
- 【請求項１】 半導体レーザから発生したレーザ光を集
光する手段と、このレーザ光を偏向する一定速度で高速
回転する回転多面鏡と、偏向された前記レーザ光を結像
する手段と、画像の書き込み開始位置よりも主走査方向
上流側の領域に到達すべき前記レーザ光を検出してセン
サ出力信号を出力する光検出器とからなるレーザ走査光
学ユニットと、前記センサ出力信号の信号幅をクロック
で計数してクロック数として出力する同期信号幅計数回
路と、クロック数から前記センサ出力信号の中心位置を
検出する中心位置検出回路とからなる信号処理部と、を
備えることを特徴とするジッタ改善機能を有する走査光
学装置。 - 【請求項２】 前記同期信号幅計数回路から送出される
前記クロック数から前記同期パルスの立ち下がり位置
（前記同期パルスの初頭位置）の１／２クロックの位置
に対応する時刻を前記センサ出力信号の中心位置とする
前記同期信号を出力する前記中心位置検出回路を備える
ことを特徴とする請求項１記載のジッタ改善機能を有す
る走査光学装置。 - 【請求項３】 レーザ光量を一定にするレーザ光量安定
化回路を有する半導体レーザから発生したレーザ光を集
光する手段と、このレーザ光を偏向する一定速度で高速
回転する回転多面鏡と、偏向された前記レーザ光を結像
する手段と、画像の書き込み開始位置よりも主走査方向
上流側の領域に到達すべき前記レーザ光を検出してセン
サ出力信号を出力する光検出器とからなるレーザ走査光
学ユニットと、前記センサ出力信号の信号幅をクロック
で計数してクロック数として出力する同期信号幅計数回
路と、前記センサ出力信号を設定されたしきい値でパル
ス化した同期パルスの幅をクロックで計数したクロック
数を初期設定時に所定時間観測し、その平均値を疑似同
期信号として出力する疑似同期信号発生回路とからなる
信号処理部と、を備えることを特徴とするジッタ改善機
能を有する走査光学装置。 - 【請求項４】 前記光検出器の出力である前記センサ出
力信号を設定されたしきい値でパルス化した同期パルス
を出力する比較器と、この同期パルスの幅を測定するた
めに用いるクロックを出力する発振器と、このクロック
を前記同期パルスによりゲートして計数クロックを出力
するゲート回路と、この計数クロックのクロックを計数
してクロック数として出力するカウンタとからなる前記
同期信号幅計数回路を備えることを特徴とする請求項１
または３記載のジッタ改善機能を有する走査光学装置。 - 【請求項５】 前記同期パルスのクロック数の最大値を
Smax、最小値をSminとしたとき、（Smax＋Smin）／２を
疑似同期信号とすることを特徴とする疑似同期信号発生
回路を備えることを特徴とする請求項３記載のジッタ改
善機能を有する走査光学装置。 - 【請求項６】 前記走査光学装置を露光手段とし、帯
電、現像、転写、定着手段を備えることを特徴とする請
求項１または３記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35030397A JP3184141B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ジッタ改善機能を有する走査光学装置及びそれを使用する画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35030397A JP3184141B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ジッタ改善機能を有する走査光学装置及びそれを使用する画像形成装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-12-19 JP JP35030397A patent/JP3184141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100346704B1 (ko) * | 1999-07-29 | 2002-08-01 | 삼성전자 주식회사 | 인쇄기 |
| US9357097B1 (en) | 2014-12-02 | 2016-05-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical scanning device and image forming apparatus |
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| JP3184141B2 (ja) | 2001-07-09 |
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