JPH09263002A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH09263002A
JPH09263002A JP7272096A JP7272096A JPH09263002A JP H09263002 A JPH09263002 A JP H09263002A JP 7272096 A JP7272096 A JP 7272096A JP 7272096 A JP7272096 A JP 7272096A JP H09263002 A JPH09263002 A JP H09263002A
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JP
Japan
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photoconductor
scanning direction
reflecting surface
reflecting
detecting
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Application number
JP7272096A
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English (en)
Inventor
Koji Muraoka
宏治 村岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の速度検出を可能とし印字品質を一層
良好にできる電子写真装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 感光体ベルト14の表面に各反射面が三
角形の形状を持つ反射面列15と、反射面列15の反射
光を受光するフォトダイオード16と、速度検出信号S
4から感光体の送り速度を検出する速度検出手段17を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの外
部出力装置である電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置は、レーザ光を帯電した感
光体上に照射し、感光体上の電位差として画像を形成
し、電荷を持つトナーを感光体に吸着させ、トナーを印
刷紙に転写する印刷装置である。画像の形成は、レーザ
光が感光体上の横方向(主走査方向)へ走査されるのと
同時に、感光体が一定速度で送られることにより達成さ
れる。
【0003】以下、従来の電子写真装置の感光体送り機
構について、図面を参照しながら説明する。
【0004】図11は、従来の電子写真装置の感光体送
り機構の説明図である。図11において、1は半導体レ
ーザ、2はポリゴンミラー、3は結像レンズ、4は感光
体ベルト、5は光点である。半導体レーザ1から射出さ
れたレーザ光は、回転方向D1に高速回転するポリゴン
ミラー2の表面で反射し、結像レンズ3を介して感光体
ベルト4上に、直径100μm以下の光点5として集光
される。レーザポリゴンミラー2の回転により、光点5
は主走査方向D2に感光体ベルト4の表面を走査する。
【0005】感光体ベルト4には、送りモータ6の駆動
力が減速歯車7を介して伝達され、その結果、感光体ベ
ルト4は、副走査方向D3に送られる。このとき、感光
体ベルト4の送り速度を一定速度にする送り速度制御が
行われる。
【0006】以下、送り速度制御について説明する。ま
ず、フォトカプラ8と感光体ベルト4上に一定ピッチを
介して列状に形成されたスリット9により、送り速度の
速度検出信号S1が検出される。速度検出手段10は、
速度検出信号S1を入力し速度信号S2を出力する。モ
ータ制御手段11は、速度制御手段12と駆動電流供給
手段13によって構成される。速度制御手段12は、感
光体ベルト4の目標送り速度と速度信号S2を比較し、
その速度偏差値を増幅し制御信号S3を出力する。駆動
電流供給手段13は、制御信号S3に比例した駆動電流
Iを送りモータ6へ供給し、感光体ベルト4を一定速度
に駆動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子写真装置で
は、フォトカプラとスリットによって感光体ベルトの送
り速度を検出していた。そのため、スリットのピッチに
よって速度検出精度が限定される。そして、構造上の問
題からスリットのピッチは、数mm以下にすることがで
きず、精密な速度検出ができず、このことから印字品質
を向上することが難しくなっていた。
【0008】そこで本発明は、高精度の速度検出を可能
とし印字品質を一層良好にできる電子写真装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真装置
は、感光体表面にレーザ光を反射する個々の反射面が三
角形の形状を有する反射面列と、前記反射手段の反射光
を受光する受光手段と、受光手段の出力信号を入力し、
レーザ光が反射手段に入射している入射時間を測定する
測定手段と、前記入射時間から感光体の副走査方向の位
置を検出する位置検出手段と、前記位置の時間増分から
感光体の副走査方向送り速度を検出する速度検出手段を
備える。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1では、レーザ光を感光体
の主走査方向へ走査する走査手段と、感光体を副走査方
向へ送り駆動する駆動手段と、感光体の表面にレーザ光
を反射する反射手段を有し、反射手段の反射光を受光す
る受光手段と、受光手段の出力信号を入力し、レーザ光
が反射手段に入射している入射時間を測定する測定手段
と、測定された入射時間から感光体の副走査方向の位置
を検出する位置検出手段と、検出された位置の時間増分
から感光体の副走査方向送り速度を検出する速度検出手
段を備え、反射手段が個々の反射面が三角形の形状を有
する反射面列で構成したため、感光体の表面で直径10
0μm以下に集光されるレーザ光を用いて速度検出を行
うことにより、従来に比べて格段に高精度の速度検出が
行え、これにより感光体ベルトの送り精度を向上して一
層良好な印字品質を得ることができる。
【0011】(第1の実施の形態)以下、本発明の第1
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る感光体送り機構の説明図である。図1において、14
は感光体ベルト、15は感光体ベルト14の表面に形成
された反射面列、16は反射面列で反射したレーザ光を
受光するフォトダイオードである。
【0013】17は、フォトダイオード16が出力する
速度検出信号S4を入力し速度信号S5を出力する速度
検出手段である。
【0014】反射面列15に入射するレーザ光の説明の
ため、図1のA部分の拡大図を図2に示す。光点5は高
速回転するポリゴンミラー2により主走査方向D2に高
速で走査される。主走査方向へ1回走査される時間に、
感光体ベルトは副走査副走査方向D3へほぼ光点5の直
径の長さだけ送られる。従って、光点は各反射面上を数
多く走査することになる。これにより従来のスリットと
フォトカプラによる速度検出より高精度の速度検出が可
能となる。
【0015】図3は、本発明の第1の実施の形態におけ
る速度検出手段の構成図、図4は、本発明の第1の実施
の形態における反射面上の光点の走査についての説明
図、図5は、図3の各ブロックの出力信号の状態の説明
図である。以下、図3から図5を参照しながら第1の実
施の形態における速度検出動作の説明を行う。
【0016】図3の比較手段18は、フォトダイオード
16の出力する速度検出信号S4を基準信号と比較し
て、2値化された速度検出信号S6を出力する。反射面
列上での光点の走査する位置に応じて、速度検出信号S
6は図4のように異なる。
【0017】即ち、図4のL1部を走査するときは、速
度検出信号S6は信号P1のような波形となる。L2〜
L12の場合も同様にP2〜P12の波形となる。な
お、図4は説明のために主走査線の数を少なく表現して
いるが、実際の構成でははるかに多い走査線がある。
【0018】図3において、パルス計数手段19は、速
度検出信号S6のHiレベルの間の基準クロック信号S
7のクロック数をカウントし、パルス計数信号S8を出
力する。パルス数保持手段20は、パルス計数信号S8
をレーザ光の1走査時間保持し、その間下位位置信号S
9を出力する。
【0019】下位位置信号S9は、単一反射面内での主
走査線の位置を表している。なお、速度検出信号S6の
立ち上がりエッジによって新しい下位位置信号S9に更
新する。従って、図5の波線矢印に示すように位置検出
は、1走査時間だけ遅れる。
【0020】下位位置信号S9は、単一の反射面を光点
が走査する場合は、1走査毎に増加していく。そして、
図4のL3からL4に移る反射面の不連続点において、
一旦減少し、再び増加を開始する。不連続点判定手段2
1は、下位位置信号S9の減少時に不連続点信号S10
を出力する。パルス計数手段22は、不連続点信号S1
0をカウントし、パルス計数信号S11を出力する。パ
ルス数保持手段23は、上位位置信号S12を出力し、
図5に示すように次回の不連続点信号S1が発生するま
での間上位位置信号S12を保持する。
【0021】位置情報保持手段24は、上位位置信号S
12を上位ビットに、下位位置信号S9を下位ビットに
もつ位置信号S13を出力する。位置信号S13は図5
に示すように連続した信号となる。このような構成によ
り、連続した感光体ベルトの位置検出が可能となる。
【0022】差分演算手段25は、レーザ光の1走査毎
の位置信号S13の増加率を演算し、速度信号S5とし
て出力する。以上の速度検出手段17の動作により高精
度の感光体送り速度検出が可能となる。
【0023】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0024】図6は、本発明の第2の実施の形態におけ
る光点部分の拡大図である。第1の実施の形態と異なる
のは、反射面の形状である。第2の実施の形態では、反
射面は、副走査方向に平行な反射面26と、個々の反射
面が副走査方向に対して傾きθを持つ反射面列27によ
って構成される。
【0025】図7は、本発明の第2の実施の形態におけ
る速度検出手段の構成図、図8は、本発明の第2の実施
の形態における反射面上の光点の走査についての説明
図、図9は、図7の各ブロックの出力信号の状態の説明
図である。
【0026】以下、図7から図9を参照しながら、第2
の実施の形態における速度検出動作の説明を行う。
【0027】図7の比較手段29は、フォトダイオード
16の出力する速度検出信号S14を基準信号と比較し
て2値化された速度検出信号S16を出力する。反射面
列上での光点の走査する位置に応じて速度検出信号S1
6は、図8のように異なる。図8のL1部を走査すると
きは、速度検出信号S16は、信号P1のような波形と
なる。L2〜L12の場合も同様にP2〜P12の波形
となる。なお、図8は説明のために主走査線の数を少な
く表現しているが、実際の構成でははるかに多い走査線
がある。
【0028】パルス計数手段30は、速度検出信号S1
6の第1のパルスが発生してから第2のパルスまでの間
の基準クロック信号S17のクロック数をカウントし、
パルス計数信号S18を出力する。パルス数保持手段2
0は、パルス計数信号S18をレーザ光の1走査時間保
持し、その間下位位置信号S9を出力する。下位位置信
号S9以降の信号の状態遷移は第1の実施の形態と同様
である。
【0029】(第3の実施の形態)以下、本発明の第3
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0030】図10は、本発明の第3の実施の形態にお
ける光点部分の拡大図である。第1の実施の形態と異な
るのは、第3の実施の形態では、感光体ベルトの表面に
第1の反射面列31と第2の反射面列32をもつ点であ
る。第2の反射面列32は第1の反射面列31に対して
位相をずらして配置されている。
【0031】第1のフォトダイオード33は、第1の反
射面列の反射光を受光し、第1の速度検出信号S18を
出力する。第2のフォトダイオード34は第2の反射面
列の反射光を受光し、第2の速度検出信号S19を出力
する。速度検出手段35は、第1の速度検出信号S18
と第2の速度検出信号S19を入力し速度信号S20を
出力する。
【0032】速度検出手段35は、不連続点36の検出
手段を有し、光点5が第1と第2の反射面列のうち一方
が不連続点に位置している場合は、他方を位置検出信号
に使用する。このことにより、不連続点においても正確
な速度検出が可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、感光体の送り速度を高
精度で検出できる。その結果、高精度の感光体送り速度
制御を行うことができ、印字品質に優れる電子写真装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における感光体送り
機構の説明図
【図2】図1のA部分の拡大図
【図3】本発明の第1の実施の形態における速度検出手
段の構成図
【図4】本発明の第1の実施の形態における反射面上の
光点の走査についての説明図
【図5】図3の各ブロックの出力信号の状態の説明図
【図6】本発明の第2の実施の形態における光点部分の
拡大図
【図7】本発明の第2の実施の形態における速度検出手
段の構成図
【図8】本発明の第2の実施の形態における反射面上の
光点の走査についての説明図
【図9】図7の各ブロックの出力信号の状態の説明図
【図10】本発明の第3の実施の形態における光点部分
の拡大図
【図11】従来の電子写真装置の感光体送り機構の説明
【符号の説明】
14 感光体ベルト 15 反射面列 16 フォトダイオード 17 速度検出手段 36 不連続点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を感光体の主走査方向へ走査する
    走査手段と、前記感光体を副走査方向へ送り駆動する駆
    動手段と、前記感光体の表面にレーザ光を反射する反射
    手段を有し、前記反射手段の反射光を受光する受光手段
    と、前記受光手段の出力信号を入力し、レーザ光が前記
    反射手段に入射している入射時間を測定する測定手段
    と、測定された入射時間から前記感光体の副走査方向の
    位置を検出する位置検出手段と、検出された位置の時間
    増分から前記感光体の副走査方向送り速度を検出する速
    度検出手段を備え、前記反射手段が個々の反射面が三角
    形の形状を有する反射面列であることを特徴とする電子
    写真装置。
  2. 【請求項2】レーザ光を感光体の主走査方向へ走査する
    走査手段と、前記感光体を副走査方向へ送り駆動する駆
    動手段と、前記感光体の表面にレーザ光を反射する反射
    手段を有し、前記反射手段の反射光を受光する受光手段
    と、前記受光手段の出力信号を入力し、レーザ光が前記
    反射手段に入射している入射時間を測定する測定手段
    と、測定された入射時間から前記感光体の副走査方向の
    位置を検出する位置検出手段と、検出された位置の時間
    増分から前記感光体の副走査方向送り速度を検出する速
    度検出手段を備え、前記反射手段が副走査方向に平行な
    反射面と、個々の反射面が副走査方向に対して傾きを持
    つ反射面列であることを特徴とする電子写真装置。
  3. 【請求項3】感光体の表面に第1の反射面列と、第1の
    反射面列と位相の異なる第2の反射面列を有し、レーザ
    光が反射面列の不連続点上を走査している状態を検出す
    る不連続点検出手段と、一方の反射面列の不連続点を検
    出した場合、他方の反射面列により位置検出を行うこと
    を特徴とする請求項1、2記載の電子写真装置。
JP7272096A 1996-03-27 1996-03-27 電子写真装置 Pending JPH09263002A (ja)

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