JPH11187071A - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の制御方法

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JPH11187071A
JPH11187071A JP35541897A JP35541897A JPH11187071A JP H11187071 A JPH11187071 A JP H11187071A JP 35541897 A JP35541897 A JP 35541897A JP 35541897 A JP35541897 A JP 35541897A JP H11187071 A JPH11187071 A JP H11187071A
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timing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信路を確立してデータ転送を行っていない
場合に、検索データを送出したホスト装置が、受信デー
タの処理速度や、受信データバッファの容量不足などの
影響を受けることなく、確実に全ての応答データを受信
できるようにする。 【解決手段】 タイミング生成部34は、検索用パケッ
トデータを受信したタイミングから応答データをネット
ワーク20を介してホストコンピュータ10に対して送
信するまでの時間をデータ送出待機時間として決定す
る。これによりタイミング生成部34は、検索用パケッ
トデータの受信タイミングからデータ送出待機時間が経
過したか否かを判別し、ネットワーク通信処理部21
は、データ送出待機時間が経過したタイミングにおいて
応答パケット生成部35が生成した応答パケットデータ
をホストコンピュータ10、11に送信するので、ホス
トコンピュータ10、11は、同時に複数の応答データ
を受信することがなくなり、確実に応答データを受信す
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置及び
情報処理装置の制御方法に係り、特にネットワークに接
続されている複数の情報処理装置をホスト装置側で確実
に検出することが可能な情報処理装置及び情報処理装置
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスでは、OA化に伴い、各
人がパーソナルコンピュータやワークステーションなど
のホスト装置を扱うようになり、ホスト装置上で文章の
作成や編集を行うようになってきた。
【0003】また、ネットワークが進み、ネットワーク
上に複数のホスト装置やプリンタ装置が接続されるよう
になってきた。ネットワーク上に接続されたプリンタ装
置は、ホスト装置上で作成された文章や、表、グラフな
どをプリントアウトするために用いられる。
【0004】このためネットワークに接続されるホスト
装置においては、TCP/IPやIPX/SPX等の既
存の通信プロトコルを使用して、プリントアウトに必要
な画像データを送信する機能を有している。ところで、
ネットワーク上に複数のホスト装置が接続される場合に
おいて、同一のネットワーク上に複数のプリンタ装置が
接続される場合がある。
【0005】このような場合に、各ホスト装置は、所望
のプリンタ装置に対して画像データを出力するために、
従来においては、各プリンタに対し、ネットワークアド
レスに対応して一意に名称を付与し、この付与された名
称で各プリンタを識別することにより、各ホスト装置の
ユーザが希望するプリンタ装置を選択することができる
ようになっていた。
【0006】従って、所望のプリンタ装置に確実に画像
データを出力するためには、同一のネットワーク上に同
一の名称が付与されたプリンタ装置が複数存在しないよ
うに構成する必要がある。このため、例えば、特開平8
−156371号公報に開示されているように、ネット
ワーク上に同一名称が付与されたプリンタ装置が複数存
在する場合には、プリンタ装置がネットワークを介して
接続されているホスト装置にその旨を通知し、ユーザに
対し新たな名称を付与させることにより、同一の名称が
付与されたプリンタ装置が存在しないようにしていた。
【0007】この結果、ユーザは複数のプリンタ装置に
ついて付与された名称によって、一意にプリンタ装置を
識別することができるようになっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によれば、確実に同一の名称を有するプリンタ
装置が存在するか否かを検索することができることが前
提であり、同一名称が付与されたプリンタ装置を確実に
検索することができないならば、その効果を得ることが
できない。
【0009】ネットワーク上で、同一名称のプリンタ装
置の有無を検索するためには、ホスト装置がネットワー
クを介して各プリンタ装置の名称を問い合わせるための
名称要求データを送出し、各プリンタ装置が送出した名
称要求データに対応する応答データをホスト装置が受信
する方法が考えられる。この場合において、ホスト装置
が送出する名称要求データは、ネットワーク上に接続さ
れている全てのプリンタ装置が受信することができるよ
うに、送信先アドレスデータとして送信先を特定しない
ブロードキャストアドレスデータが使用される。
【0010】ところで、ネットワーク上でデータの送受
信を行う場合の通信方法としては、送受信を行う相手先
を特定して通信路を確立するコネクション型の通信方法
と、不特定の相手先と通信を行ったり、通信路を確立し
ないで通信を行う非コネクション型の通信方法とがあ
る。
【0011】上述した複数の相手先を対象とするブロー
ドキャストアドレスデータを送信する場合には、非コネ
クション型の通信方法を用いることとなる。さらにブロ
ードキャストアドレスデータを用いた通信に対する応答
も非コネクション型の通信方法を用いることとなる。
【0012】非コネクション型の通信方法を使用してイ
ーサネット上のネットワーク上に同一の名称を有するプ
リンタ装置の有無を検索する場合、ネットワーク上のデ
ータを受信可能なプリンタ装置は、同時にブロードキャ
ストアドレスの検索データ(問い合わせデータ)を受信
することになり、検索データに応答するプリンタ装置
は、同時に検索データを送出したホスト装置に応答デー
タを返送することとなる。
【0013】非コネクション型の通信方法の場合、通信
路を確立してデータ転送を行っていないため、同時に複
数の応答データを受信した場合、受信データの処理速度
や、受信データバッファの容量不足などの理由で、検索
データを送出したホスト装置が全ての応答データを確実
に受信することができないという不具合があった。
【0014】このため、ホスト装置側で、確実に検索を
行うことができないため、同一の名称を持つプリンタ装
置が同一ネットワーク上に存在する可能性があり、操作
者が混乱してしまうという問題点があった。また、これ
を解決すべく、受信した応答データの処理速度を向上し
たり、応答データを蓄える受信データバッファの容量不
足を起こさないように、各プリンタ装置を変更する方法
も考えられるが、高性能の部品やメモリが増加すること
などにより装置コストが増大してしまうという問題点が
生じる。
【0015】そこで、本発明の目的は、通信路を確立し
てデータ転送を行っていない場合に、検索データを送出
したホスト装置が、受信データの処理速度や、受信デー
タバッファの容量不足などの影響を受けることなく、確
実に全ての応答データを受信することができる情報処理
装置及び情報処理装置の制御方法を提供スリことにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、自装置がネットワークに存
在することを表す応答データの送信を要求する他の装置
からの検索データを前記ネットワークを介して受信する
受信手段と、前記検索データを受信したタイミングから
前記応答データを前記ネットワークを介して前記他の装
置に対して送信するまでの時間をデータ送出待機時間と
して決定するタイミング決定手段と、
【0017】前記検索データを受信したタイミングから
前記データ送出待機時間が経過したか否かを判別する判
別手段と、前記判別に基づいて、前記検索データを受信
したタイミングから前記データ送出待機時間が経過した
タイミングにおいて前記応答データを送信する送信手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0018】請求項1記載の構成によれば、受信手段
は、自装置がネットワークに存在することを表す応答デ
ータの送信を要求する他の装置からの検索データをネッ
トワークを介して受信し、タイミング決定手段は、検索
データを受信したタイミングから応答データをネットワ
ークを介して他の装置に対して送信するまでの時間をデ
ータ送出待機時間として決定する。
【0019】これにより判別手段は、検索データを受信
したタイミングからデータ送出待機時間が経過したか否
かを判別し、送信手段は、判別に基づいて、検索データ
を受信したタイミングからデータ送出待機時間が経過し
たタイミングにおいて応答データを送信する。
【0020】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記タイミング決定手段は、予め設定した
所定時間の範囲内において、前記データ送出待機時間を
乱数として決定することを特徴としている。請求項2記
載の構成によれば、請求項1記載の構成の作用に加え
て、タイミング決定手段は、予め設定した所定時間の範
囲内において、データ送出待機時間を乱数として決定す
るので、所定時間の範囲内で応答データの送出タイミン
グも重複しないこととなる。
【0021】請求項3記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記タイミング決定手段は、予め設定した
所定時間の範囲内において、当該情報処理装置固有の所
定のデータに基づいて予め設定した所定の演算式を用い
て前記データ送出待機時間を決定することを特徴として
いる。請求項3記載の構成によれば、請求項1記載の構
成の作用に加えて、タイミング決定手段は、予め設定し
た所定時間の範囲内において、当該情報処理装置固有の
所定のデータに基づいて予め設定した所定の演算式を用
いてデータ送出待機時間を決定するので、情報処理装置
毎に固有の応答データ送出タイミングが決定されること
となり、応答データの送出タイミングが重複しなくな
る。
【0022】請求項4記載の構成は、請求項2または請
求項3記載の構成において、前記他の装置からの前記検
索データの送信履歴を記憶する送信履歴記憶手段と、前
記送信履歴記憶手段の記憶内容に基づいて、前記他の装
置が前記応答データを受信できず、所定の規定時間内に
再度前記検索データを送信したか否かを判別する再送判
別手段と、を備え、前記タイミング決定手段は、前記再
送判別手段の判別に基づいて、前記他の装置が前記規定
時間内に再度前記検索データを送信した場合には、前記
所定時間の範囲を大きくすることを特徴としている。
【0023】請求項4記載の構成によれば、請求項2ま
たは請求項3記載の構成の作用に加えて、送信履歴記憶
手段は、他の装置からの検索データの送信履歴を記憶
し、再送判別手段は、送信履歴記憶手段の記憶内容に基
づいて、他の装置が応答データを受信できず、所定の規
定時間内に再度検索データを送信したか否かを判別し、
タイミング決定手段は、再送判別手段の判別に基づい
て、他の装置が規定時間内に再度検索データを送信した
場合には、所定時間の範囲を大きくするので、より確実
に応答データの送出タイミングの重複を防止できる。
【0024】請求項5記載の構成は、請求項2または請
求項3記載の構成において、前記他の装置からの前記検
索データの送信履歴を記憶する送信履歴記憶手段と、前
記送信履歴記憶手段の記憶内容に基づいて、前記他の装
置が前記応答データを受信できず、所定の規定時間内に
再度前記検索データを送信した回数を判別する再送回数
判別手段と、を備え、前記タイミング決定手段は、前記
再送回数判別手段による再送回数に応じて前記所定時間
の範囲を大きくすることを特徴としている。
【0025】請求項5記載の構成によれば、請求項2ま
たは請求項3記載の構成の作用に加えて、送信りれき記
憶手段は、他の装置からの検索データの送信履歴を記憶
し、再送回数判別手段は、送信履歴記憶手段の記憶内容
に基づいて、他の装置が応答データを受信できず、所定
の規定時間内に再度検索データを送信した回数を判別
し、タイミング決定手段は、再送回数判別手段による再
送回数に応じて所定時間の範囲を大きくするので、より
確実に応答データの送出タイミングの重複を防止でき
る。
【0026】請求項6記載の構成は、他の装置ととも
に、ネットワークに接続された情報処理装置の制御方法
において、自装置がネットワークに存在することを表す
応答データの送信を要求する前記他の装置からの検索デ
ータを前記ネットワークを介して受信する受信工程と、
前記検索データを受信したタイミングから前記応答デー
タを前記ネットワークを介して前記他の装置に対して送
信するまでの時間をデータ送出待機時間として決定する
タイミング決定工程と、前記検索データを受信したタイ
ミングから前記データ送出待機時間が経過したか否かを
判別する判別工程と、前記判別に基づいて、前記検索デ
ータを受信したタイミングから前記データ送出待機時間
が経過したタイミングにおいて前記応答データを前記他
の装置に対し送信する送信工程と、を備えたことを特徴
としている。
【0027】請求項6記載の構成によれば、受信工程
は、自装置がネットワークに存在することを表す応答デ
ータの送信を要求する他の装置からの検索データをネッ
トワークを介して受信する。タイミング決定工程は、検
索データを受信したタイミングから応答データをネット
ワークを介して他の装置に対して送信するまでの時間を
データ送出待機時間として決定し、判別工程は、検索デ
ータを受信したタイミングからデータ送出待機時間が経
過したか否かを判別する。この結果、送信工程は、判別
工程の判別に基づいて、検索データを受信したタイミン
グからデータ送出待機時間が経過したタイミングにおい
て応答データを他の装置に対し送信する。
【0028】請求項7記載の構成は、請求項6記載の構
成において、前記タイミング決定工程は、予め設定した
所定時間の範囲内において、前記データ送出待機時間を
乱数として決定することを特徴としている。請求項7記
載の構成によれば、請求項6記載の構成の作用に加え
て、タイミング決定工程は、予め設定した所定時間の範
囲内において、データ送出待機時間を乱数として決定す
るので、所定時間の範囲内で応答データの送出タイミン
グも重複しないこととなる。
【0029】請求項8記載の構成は、請求項6記載の構
成において、前記タイミング決定工程は、対応する情報
処理装置固有の所定のデータに基づいて予め設定した所
定時間の範囲内において、前記データ送出待機時間を予
め設定した所定の演算式により決定することを特徴とし
ている。請求項8記載の構成によれば、請求項6記載の
構成の作用に加えて、タイミング決定工程は、対応する
情報処理装置固有の所定のデータに基づいて予め設定し
た所定時間の範囲内において、データ送出待機時間を予
め設定した所定の演算式により決定するので、情報処理
装置毎に固有の応答データ送出タイミングが決定される
こととなり、応答データの送出タイミングが重複しなく
なる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態について説明する。 [1] 画像処理システムの概要構成 図1に画像処理システムの概要構成ブロック図を示す。
画像処理システム100は、大別すると、他の装置とし
て機能するホストコンピュータ10、11と、情報処理
装置として機能する複数の画像処理装置12-1〜12-n
(n:2以上の整数)と、を備えて構成されている。
【0031】[2] 画像処理装置の概要構成 図2に画像処理装置12-i(1≦i≦n)の概要構成ブ
ロック図を示す。画像処理装置12-iは、ネットワーク
20を介してホストコンピュータ10、11との間でデ
ータの送受信を行い、ホストコンピュータ10、11か
らの画像データを受信して受信データを後述する検索デ
ータ処理部及び画像形成部に引き渡すネットワーク通信
処理部21と、ハードウェア的なエラーの検出処理や、
電源起動時の初期化処理などがぞ処理装置全体の制御を
行うシステム制御部22と、後述の画像展開部29でビ
ットマップ画像に展開する際に使用されるページ単位の
メモリであるページメモリ23上に必要な領域を確保し
て画像展開部29に割り当てたり、ネットワーク通信処
理部21や、図示しないファクシミリ通信部が動作する
際に必要なデータ受信用のリングバッファメモリ24の
管理を行うメモリ管理部25と、を備えて構成されてい
る。
【0032】さらに画像処理装置12はネットワーク通
信処理部から受信した画像データの言語形態を判定し、
判定した言語形態に基づいて画像データをビットマップ
画像データに展開する画像形成部26と、複数のホスト
コンピュータ10,11から順次送られてくる画像デー
タを画像データの受信順にプリントアウトするための制
御などのプリントアウト出力処理に関するジョブの制御
を行うジョブ制御部27と、を備えて構成されている。
【0033】この場合において、画像形成部26は、画
像データを後述の画像展開部29で展開する際に画像デ
ータの言語形態、すなわち、ホストコンピュータ10、
11側で画像データを作成する際にプリンタドライバ等
により定められる言語形態を判定する言語判定部28
と、ネットワーク通信処理部21から受信した画像デー
タを言語判定した言語形態に基づいてビットマップ画像
データに展開する画像展開部29と、を備えて構成され
ている。
【0034】さらにまた、画像処理装置12-iは、展開
されたビットマップ画像を記録出力する処理を行うプリ
ント出力処理部30と、図示しない操作パネルから指示
される情報をジョブ制御部27やシステム制御部22に
メッセージにより通知する処理を行うU/I処理部31
と、ネットワークに接続されたホストコンピュータから
送られてくる検索用パケットデータをネットワーク通信
処理部21から受信して受信した検索用パケットデータ
に対応する応答処理を行う検索データ処理部32と、を
備えて構成されている。
【0035】この場合において、検索データ処理部32
は、ホストコンピュータ10、11から送信される検索
用パケットデータを解析して応答を返すか否かを判定を
行う検索データ判定部33と、応答データを発信するタ
イミング生成するタイミング生成部34と、検索データ
に対して応答を返送する際に応答用のパケットデータを
生成する応答パケット生成部35と、を備えて構成され
ている。
【0036】上記構成において、より具体的には、ネッ
トワーク通信処理部21は、ネットワークインターフェ
ース装置として実現され、システム制御部22、検索デ
ータ処理部32及びジョブ制御部27は、マイクロプロ
セッサ及び制御用プログラムにより実現され、画像形成
部は、画像処理プロセッサ及び対応する制御用プログラ
ムによって実現され、U/I制御部31は、キースイッ
チなどの入力装置と対応するインターフェース装置によ
り実現され、メモリ管理部は、RAMなどのメモリ装置
と、メモリ制御用のDMAコントローラなどにより実現
され、プリント出力処理部30は、レーザビームの静電
記録方式のプリント出力装置と対応する制御ソフトウェ
アにより実現される。
【0037】[3] 画像処理装置の動作 図3にホストコンピュータから画像データを受信した場
合の処理フローチャートを示す。ホストコンピュータ1
0(または、11)からネットワーク通信処理部21を
介して画像データを受信すると(ステップS1)、シス
テム制御部22は、受信したデータが検索用パケットデ
ータか否か(=画像形成用パケットデータか)を判別す
る(ステップS2)。受信したデータが検索用パケット
データではない場合、すなわち、受信したデータが画像
形成用パケットデータである場合には(ステップS2;
No)、受信した画像形成用データを画像形成部26に
引き渡し、画像展開を行い、プリント出力処理部30に
より印刷処理を実行させる(ステップS4)。
【0038】より具体的には、画像形成部26の言語判
定部28は、ホストコンピュータ10、11側で画像デ
ータを作成する際にプリンタドライバ等により定められ
る言語形態を判定する。これにより、画像展開部29
は、ネットワーク通信処理部21から受信した画像デー
タを言語判定した言語形態に基づいてビットマップ画像
データに展開し、プリント出力部30に出力する。
【0039】プリント出力処理部30は、展開されたビ
ットマップ画像に基づいて記録出力する処理を行う。ス
テップS2の判別において、受信したデータが検索用パ
ケットデータである場合には(ステップS2;Ye
s)、当該検索用パケットデータを検索データ処理部3
2に引き渡す。
【0040】これにより検索処理部32の検索データ判
定部33は、引き渡された検索用パケットデータを解析
し(ステップS3)、当該検索用パケットデータが当該
画像処理装置(=自局)宛のデータであるか否かを判別
する(ステップS5)。ステップS5の判別において、
当該検索用パケットデータが当該画像処理装置12-i宛
のデータではない場合には(ステップS5;No)、再
び次に送信されるデータを受信すべく待機状態(受信待
機状態)となり(ステップS12)、処理を終了する。
【0041】ステップS5の判別において、受信した検
索用パケットデータが当該画像処理装置12-i宛のデー
タである場合には(ステップS5;Yes)、検索用パ
ケットデータは応答パケット生成部35に転送され、応
答パケット生成部35は、当該検索用パケットデータに
対応する応答パケットデータを生成する(ステップS
6)。
【0042】次にタイミング生成部34は、受信した送
信元情報とタイミング生成部34自身が保持する送信元
例歴情報を解析して、受信した検索データ送信元が送信
元履歴情報に存在するか否かを調べ、送信元履歴情報に
存在する発信元と同一の発信元であるか否かを判別する
(ステップS7)。
【0043】ここで、送信元履歴情報について図面を参
照して説明する。図4に送信元履歴情報テーブルの一例
を示す。送信元履歴情報テーブル40には、ホストコン
ピュータからの応答パケットデータを受信した際に送信
元のホストコンピュータのMAC(Media Access Contr
ol)アドレスデータ41、受信タイムデータ(=時刻デ
ータ)42及び規定時間内の応答パケット受信回数デー
タ43等の送信元履歴データが記録される。
【0044】より具体的には、応答パケットデータの送
信元のMACアドレスデータ=「080037XXXX
X2」のホストコンピュータからの受信タイムデータ=
「199707011541(19997年7月1日1
5時41分)」であり、規定時間内に受信した応答パケ
ット数、すなわち、応答パケット受信回数データ=「2
(回)」となる。
【0045】送信元履歴情報テーブルに登録された送信
元履歴データのうち、予め定められた時間内に同一の送
信元のホストコンピュータから検索用パケットデータを
受信しなかった場合には、当該送信元のホストコンピュ
ータの送信元履歴データは削除されることとなる。
【0046】ステップS7の判別において、送信元情報
と同一のMACアドレスを有するホストコンピュータの
送信元履歴データが存在しない場合には(ステップS
7;No)、以前の検索用パケットデータに対する応答
パケットデータは当該送信元のホストコンピュータにお
いて受信できたと判断できるので、予め規定した応答パ
ケット規定タイミングを生成し(ステップS10)、応
答パケットデータを当該応答パケット規定タイミングで
送出し(ステップS11)、処理を終了する。
【0047】応答パケット規定タイミングとしては、例
えば、検索用パケットデータを受信してから最大0.2
秒の範囲内で乱数によって発生させたタイミングを用い
る。この場合において、応答パケット規定タイミングを
乱数によって発生させるのは、複数の画像処理装置が存
在する場合に、複数の画像処理装置が同一のタイミング
で応答パケットを送信しないようにするためである。
【0048】ステップS7の判別において、送信元情報
と同一のMACアドレスを有するホストコンピュータの
送信元履歴データが存在する場合には(ステップS7;
Yes)、以前の検索用パケットデータに対する以前の
応答パケット送信タイミングで送信した応答パケットデ
ータは、例えば、複数の画像処理装置の応答パケットデ
ータの送信タイミングが重複する等の理由により当該送
信元のホストコンピュータにおいて受信できなかったと
判断されるので、応答パケット規定タイミングとは異な
る応答パケット送出タイミングを生成し(ステップS
9)、応答パケットデータを当該応答パケット送出タイ
ミングで送出し(ステップS11)、処理を終了する。
【0049】この場合において、応答パケット送出タイ
ミングとしては、例えば、応答パケット規定タイミング
が上述の例の場合(検索用パケットデータを受信してか
ら最大0.2秒)には、検索用パケットデータを受信し
てから0.5秒の範囲内で乱数によって発生されたタイ
ミングを用いる。
【0050】[4] 実施形態の効果 本実施形態によれば、図5に示すように、検索用パケッ
トデータ(図5(a)参照)に対応する複数の画像処理
装置の応答パケットデータの送出タイミングは、図5
(b)〜(d)に示すように、重複しなくなるので、応
答パケットデータの送信が複数の画像処理装置で重複す
ることにより検索用パケットデータを出力したホストコ
ンピュータ装置がそれらの応答パケットデータを受信す
ることができなくなってしまう可能性を低減することが
できる。
【0051】従って、ホストコンピュータはネットワー
ク上に同一の名称を有する画像処理装置が複数存在する
場合でも、確実に検出することができ、同一の名称を有
する画像処理装置が同一ネットワーク上に複数存在する
ことによる操作者の混乱をなくすことができる。
【0052】[5] 実施形態の変形例 以上の実施形態においては、他の装置としてホストコン
ピュータの場合について説明したが、情報処理装置であ
る画像処理装置自身がホスト装置となってホストコンピ
ュータと同様に検索パケットデータを出力するように構
成することも可能である。
【0053】以上の実施形態においては、応答パケット
送出タイミングを規定するために一定時間範囲内で発生
させた乱数時間を用いていたが、時間にMACアドレス
情報を引数として演算式により応答パケット送出までの
時間を生成したり、乱数の発生タイミングの範囲を問い
合わせ回数に応じて増加させるなど他の応答タイミング
を生成する方法によっても、本実施形態と同様の効果を
得ることが可能である。
【0054】また、上記実施形態においては、送信元履
歴データとして送信元MACアドレスデータ、受信タイ
ムデータ及び規定時間内の応答パケット受信回数データ
を用いていたが、送信元を特定するために、MACアド
レスに代えて認証番号などを用いたり、規定時間内の応
答パケット受信回数データを用いなくても応答パケット
送出までの時間を変更することは可能であり、複数の応
答パケットデータ送信装置間で、応答パケットデータの
送信タイミングが異なるように設定できれば、上記実施
形態に限らず、同様の効果を得ることが可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、応答データを必要とす
る問い合わせデータを受信した場合に、応答データを返
送するまでの時間が他の情報処理装置と重複しないよう
に各情報処理装置がデータの問い合わせを行った装置側
で同時に応答データを受信することがなくなり、確実に
応答データを受信することが可能となる。
【0056】従って、ホストコンピュータ等のホスト装
置がネットワークを介して複数の画像処理装置などの情
報処理装置に接続されている場合に、ネットワーク上に
同一の名称を有する情報処理装置が複数存在する場合で
も、確実に検出することができ、同一の名称を有する画
像処理装置が同一ネットワーク上に複数存在することに
よる操作者の混乱をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像処理システムの概要構成ブロック図であ
る。
【図2】 画像処理装置の概要構成ブロック図である。
【図3】 ホストコンピュータから画像データを受信し
た場合の処理フローチャートである。
【図4】 送信元履歴情報テーブルの一例を説明する図
である。
【図5】 実施形態の効果を説明する図である。
【符号の説明】
100 画像処理システム 10、11 ホストコンピュータ 12-1〜12-n 画像処理装置 20 ネットワーク 21 ネットワーク通信処理部 22 システム制御部 23 ページメモリ 24 リングバッファメモリ 25 メモリ管理部 26 画像形成部 27 ジョブ制御部 28 言語判定部 29 画像展開部 30 プリント出力処理部 31 U/I処理部 32 検索データ処理部 33 検索データ判定部 34 タイミング生成部 35 応答パケット生成部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置がネットワークに存在することを
    表す応答データの送信を要求する他の装置からの検索デ
    ータを前記ネットワークを介して受信する受信手段と、 前記検索データを受信したタイミングから前記応答デー
    タを前記ネットワークを介して前記他の装置に対して送
    信するまでの時間をデータ送出待機時間として決定する
    タイミング決定手段と、 前記検索データを受信したタイミングから前記データ送
    出待機時間が経過したか否かを判別する判別手段と、 前記判別に基づいて、前記検索データを受信したタイミ
    ングから前記データ送出待機時間が経過したタイミング
    において前記応答データを送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置において、 前記タイミング決定手段は、予め設定した所定時間の範
    囲内において、前記データ送出待機時間を乱数として決
    定することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報処理装置において、 前記タイミング決定手段は、予め設定した所定時間の範
    囲内において、当該情報処理装置固有の所定のデータに
    基づいて予め設定した所定の演算式により前記データ送
    出待機時間を決定することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の情報処理
    装置において、 前記他の装置からの前記検索データの送信履歴を記憶す
    る送信履歴記憶手段と、 前記送信履歴記憶手段の記憶内容に基づいて、前記他の
    装置が前記応答データを受信できず、所定の規定時間内
    に再度前記検索データを送信したか否かを判別する再送
    判別手段と、を備え、 前記タイミング決定手段は、前記再送判別手段の判別に
    基づいて、前記他の装置が前記規定時間内に再度前記検
    索データを送信した場合には、前記所定時間の範囲を大
    きくすることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3記載の情報処理
    装置において、 前記他の装置からの前記検索データの送信履歴を記憶す
    る送信履歴記憶手段と、 前記送信履歴記憶手段の記憶内容に基づいて、前記他の
    装置が前記応答データを受信できず、所定の規定時間内
    に再度前記検索データを送信した回数を判別する再送回
    数判別手段と、を備え、 前記タイミング決定手段は、前記再送回数判別手段によ
    る再送回数に応じて前記所定時間の範囲を大きくするこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 他の装置とともに、ネットワークに接続
    された情報処理装置の制御方法において、 自装置がネットワークに存在することを表す応答データ
    の送信を要求する前記他の装置からの検索データを前記
    ネットワークを介して受信する受信工程と、 前記検索データを受信したタイミングから前記応答デー
    タを前記ネットワークを介して前記他の装置に対して送
    信するまでの時間をデータ送出待機時間として決定する
    タイミング決定工程と、 前記検索データを受信したタイミングから前記データ送
    出待機時間が経過したか否かを判別する判別工程と、 前記判別に基づいて、前記検索データを受信したタイミ
    ングから前記データ送出待機時間が経過したタイミング
    において前記応答データを前記他の装置に対し送信する
    送信工程と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報処理装置の制御方法
    において、 前記タイミング決定工程は、予め設定した所定時間の範
    囲内において、前記データ送出待機時間を乱数として決
    定することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の情報処理装置の制御方法
    において、 前記タイミング決定工程は、対応する情報処理装置固有
    の所定のデータに基づいて予め設定した所定時間の範囲
    内において、前記データ送出待機時間を予め設定した所
    定の演算式により決定することを特徴とする情報処理装
    置の制御方法。
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