JPH11186872A - 分波器多層基板パッケージ - Google Patents

分波器多層基板パッケージ

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JPH11186872A
JPH11186872A JP35645797A JP35645797A JPH11186872A JP H11186872 A JPH11186872 A JP H11186872A JP 35645797 A JP35645797 A JP 35645797A JP 35645797 A JP35645797 A JP 35645797A JP H11186872 A JPH11186872 A JP H11186872A
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JP
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layer
duplexer
filter
saw
layer substrate
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JP35645797A
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Inventor
Akira Mashita
朗 真下
Satoshi Terada
智 寺田
Hajime Shimamura
一 島村
Yoshiaki Fujita
義昭 藤田
Tomokazu Komazaki
友和 駒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKI BUSINESS CO Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI BUSINESS CO Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各SAWフィルタ、整合用線路及び各LCフ
ィルタ間の結線網を多層基板内に具備することにより、
配線長の短縮及び結線網間の交差を可能な限り少なく、
分波器構成時における挿入損失の増加を可能な限り小さ
くし、分波器の低挿入損失化を図る分波器多層基板パッ
ケージを提供する。 【解決手段】 多層基板の第1層300にはSAW送信
用フィルタ206、SAW受信用フィルタ207及び集
中定数素子(L1,C1,CD1)、(L3,C3,C
D3)、(L4,C4,CD4)が搭載される。また、
多層基板の第2層400には、第1層300に搭載され
たSAW送信用フィルタ206、SAW受信用フィルタ
207及び集中定数素子(L1,C1,CD1)、(L
3,C3,CD3)、(L4,C4,CD4)の接続の
ための配線パターンが設けられている。更に、多層基板
の第3層500には、SAW送信用フィルタ206とS
AW受信用フィルタ207により分波器を構成するため
に必要な線路長がλ/4のストリップラインが設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通過帯域の異なる
二つのSAWフィルタにより構成され、調整可能な集中
定数回路を具備した樹脂基板を用いた分波器多層基板パ
ッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、特公平7−60984号公報、特開平6−31
6979号公報等に開示されるものがあった。図12は
従来の携帯電話のアンテナと送信回路および受信回路に
介在される分波器の回路構成を示す図である。
【0003】この図に示すように、従来の分波器は、送
信用フィルタ(FT )106及び受信用フィルタ
(FR )107をバンドパスフィルタ(BPF)で構成
したものである。なお、Tx端101は送信回路からの
送信信号を入力する入力端、Rx端102は受信信号を
受信回路に出力する出力端、ANT端100は前記送受
信信号をアンテナに入出力する入出力端である。
【0004】また、高性能分波器特性を得るため、送信
用フィルタ(FT )106とANT端100を(1/
4)λ波長伝送線路で接続し、また、受信用フィルタ
(FR )107とANT端100を(1/4)λ波長伝
送線路で接続し、インピーダンス整合回路105を構成
している。この分波器に用いられるTx及びRxとして
は、筒状のセラミック等の内周面、外周面および一方端
面を導電材料で被覆した終端短絡の1/4波長誘電体同
軸共振器を用いた誘電体フィルタが用いられている。
【0005】また、送信用フィルタ(FT )106及び
受信用フィルタ(FR )107に接続されたインピーダ
ンス整合回路105を構成するTx用(1/4)λ波長
伝送線路及びRx用(1/4)λ波長伝送線路は、多層
セラミック基板または多層樹脂基板により実現され、パ
ッケージの底部または別基板に配置されている。しか
し、最近の携帯電話の分波器の小形化に伴い、前記終端
短絡の1/4波長誘電体同軸共振器を用いた誘電体フィ
ルタに代わり、SAWフィルタが多用されるようになっ
ている。したがって、分波器用のTx,Rxとしても、
性能及び形状からはSAWフィルタが最も適している。
SAWフィルタを用いた分波器は、誘電体フィルタを用
いた分波器と比較して、約1/10に小形化されること
が知られている。
【0006】図13は従来のSAWフィルタを用いた分
波器の構成例を示す図であり、図13(A)は蓋1を除
いた分波器の平面図であり、図13(B)は図13
(A)のX−X′線断面図である。即ち、通過帯域の中
心周波数の異なるSAWフィルタチップF1 とF2 を搭
載する部分を持ち、枠体形成層18を上層としてストリ
ップライン形成層19と擂鉢形をとる段階状に形成し、
端子形成層20にパターンが形成されている信号端子と
グランド端子23は、スルーホールによりフットパター
ン形成層21の裏面に設けてあるそれぞれの信号端子と
グランド端子23に回路接続する構造をとる。
【0007】このパッケージにSAWフィルタチップF
1 とF2 を搭載した後、対応する信号端子やグランド端
子とワイヤボンディングを行って回路接続を行い、最後
に半田や導電性接着剤などを用いて蓋(図示なし)を枠
体形成層18に当接して気密封止することにより分波器
を完成している。なお、22はストリップラインであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、最近の携帯電話等のSAWフィルタ
の高性能化〔特に終端短絡の(1/4)λ波長誘電体同
軸共振器を用いた誘電体フィルタと同特性〕に伴い、S
AWフィルタの一層の低挿入損失化が要求されている。
このSAWフィルタを用いた分波器の低挿入損失化の達
成のためには、分波器構成時における挿入損失の増加を
可能な限り小さくする必要がある。
【0009】本発明は、この樹脂基板を用いた分波器構
成において、各SAWフィルタ、整合用線路及び各LC
フィルタ間の結線網を多層基板内に具備することによ
り、配線長の短縮及び結線網間の交差を可能な限り少な
く、分波器構成時における挿入損失の増加を可能な限り
小さくし、分波器の低挿入損失化を図り得る分波器多層
基板パッケージを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕通過帯域の異なる二つのSAWフィルタと集中定
数素子により構成される分波器において、二つのSAW
フィルタと集中定数素子を樹脂基板の表層に、各素子を
接続する配線部と分波回路の線路を樹脂基板の中層に設
定するようにしたものである。
【0011】〔2〕通過帯域の異なる二つのSAWフィ
ルタと集中定数素子により構成される分波器において、
二つのSAWフィルタと集中定数素子を樹脂基板の表層
に、各素子を接続する配線部を第2層に、分波回路の線
路を前記表層及び前記第2層以外の層に設定するように
したものである。 〔3〕通過帯域の異なる二つのSAWフィルタと集中定
数素子により構成される分波器において、二つのSAW
フィルタと集中定数素子を樹脂基板の表層に、各素子を
接続する配線部を第2層に、分波回路の線路を第3層に
設定するようにしたものである。
【0012】〔4〕上記〔3〕記載の分波器多層基板パ
ッケージにおいて、前記第2層の配線部と前記第3層の
分波回路の線路とが交差しないように配置するようにし
たものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す分波器
の構成図である。この図に示すように、ANT端200
のLC素子(L1,C1,CD1),Tx端201のL
C素子(L3,C3,CD3)及びRx端202の素子
(L4,C4,CD4)は、後述する樹脂基板を用いた
多層基板の第1層(表層)に設定されている。
【0014】更に、ANT端200とSAW送信用フィ
ルタ(FT )206間の接続と、Tx端201とSAW
送信用フィルタ(FT )206間の接続、Rx端202
とSAW受信用フィルタ(FR )207間の接続線は、
後述する多層基板の第2層に、線路長Lが(L≒λ/
4)の受信用整合回路220は後述する多層基板の第3
層に設けられている。なお、205及び208〜215
は接続点である。
【0015】このように、樹脂基板を用いた多層基板
で、後述する第1層、第2層及び第3層を用いて図1に
示す分波器を構成した場合の各結線間の結合を少なくし
て、低挿入損失、高減衰化の高性能分波器を実現するこ
とができる。図2は本発明の樹脂基板を用いた分波器多
層基板パッケージの層構成を示す図、図3はその分波器
多層基板パッケージの第1層(表層)パターン層構成を
示す図、図4はその分波器多層基板パッケージの第2層
パターン層構成を示す図、図5はその分波器多層基板パ
ッケージの第3層パターン層構成を示す図である。
【0016】図2に示すように、樹脂基板を用いた分波
器多層基板パッケージの層構成は、第1層(表層)30
0(厚さ51μm)、第1の樹脂基板350(100μ
m)、第2層400(33μm)、第2の樹脂基板45
0(200μm)、第3層500(33μm)、第3の
樹脂基板550(100μm)、パッド/GND層(裏
面)600(51μm)、スルーホール601、第1層
〜第2層間ブラインドビア602、第3層〜パッド/G
ND層間ブラインドビア603を有している。なお、樹
脂基板材料としては、BT樹脂板(比誘電率4.7)を
用いている。また、基板の外形寸法は、12.5mm×
8.0mm×0.7±0.05mm(厚み寸法はレジス
トを含む)である。
【0017】図3に示すように、多層基板の第1層30
0には、第1層パターン301が形成され、SAW送信
用フィルタ(FT )206、SAW受信用フィルタ(F
R )207及び集中定数素子(L1,C1,CD1)、
(L3,C3,CD3)、(L4,C4,CD4)が搭
載される。そして、ANT端200から点線(第2層配
線参照)を介して、集中定数素子(L1,C1,CD
1)が接続され、更に、接続点205,208からワイ
ヤボンディングによりSAW送信用フィルタ(FT )2
06に接続され、もう一方は、接続点210から点線
(第2層配線参照)を介して、集中定数素子(L3,C
3,CD3)から点線(第2層配線参照)を介して出力
端201に接続される。アース側はEパターンによって
接続されている。
【0018】また、SAW受信用フィルタ(FR )20
7の接続は、接続点205,208からストリップライ
ン(第3層配線参照)を介して、接続点212に接続さ
れ、この接続点212からワイヤボンディングによりS
AW送信用フィルタ(FT )206に接続され、もう一
方は、接続点214から点線(第2層配線参照)を介し
て、集中定数素子(L4,C4,CD4、なお、ここ
で、C4は図示されていないが、搭載チップ上に階層的
に実装される)から点線(第2層配線参照)を介して受
信端202に接続される。アース側はEパターンによっ
て接続されている。
【0019】なお、311,312は表層から第3層に
貫通されるスルーホール、321〜327は表層から第
2へのビィアホールである。また、340はパッケージ
の周囲に形成される側面接地ビィアホールである。次
に、図4に示すように、多層基板の第2層400には、
第2層パターン401が形成されている。つまり、第1
層300に搭載されたSAW送信用フィルタ(FT )2
06、SAW受信用フィルタ(FR )207及び集中定
数素子(L1,C1,CD1)、(L3,C3,CD
3)、(L4,C4,CD4)の接続のための配線パタ
ーンが設けられている。
【0020】すなわち、ANT端200から接続点20
5への配線パターン402、送信端201から接続点2
10への配線パターン403,404、接続点214か
ら受信端202への配線パターン405,406が形成
されている。また、図5に示すように、多層基板の第3
層500には、第3層パターン501が形成されてい
る。つまり、SAW送信用フィルタ(FT )206とS
AW受信用フィルタ(FR )207により分波器を構成
するために必要な線路長λ/4のストリップラインが設
けられている。
【0021】すなわち、接続点205から接続点212
まで、細い線路長がλ/4のストリップライン502が
形成されている。このように、この実施例によれば、分
波器を樹脂基板にコンパクトに容易に構成することがで
きる。ところで、この実施例の場合においては、層間の
接続線の交差部分は第2層と第3層における線路長L
が、(L≒λ/4)の受信用整合回路220とSAW送
信用フィルタ(FT )206の出力部210〔A点〕及
びSAW受信用フィルタ(FR )207の出力部214
〔B点〕が交差配線されることになり、電気的に結合し
ている。
【0022】この場合の分波器の構成は、図6に示すよ
うに、容量CTL,CRL,CTR1 及びCTR2 により結合し
た構成になる。この容量Cは誘電率ε、縦W(cm)、
横L(cm)、間隔d(cm)の場合、次式(1)で与
えられる。 C=0.0885×ε×W×L/d(pF) …(1) 図7は本発明の実施例を示す樹脂基板を用いた分波器多
層基板パッケージの結合を考慮したフィルタ構成を示す
図、図8は本発明の実施例を示す樹脂基板の層間結合を
考慮した場合のTxフィルタ側の構成図であり、図8
(a)は本発明の有効性を示すためのTxフィルタ側の
構成図、図8(b)は図8(a)の作用を説明するため
の簡略化したTxフィルタ側の構成図である。
【0023】この結合容量Cによる減衰ATTは次式
(2)で与えられる。 ATT=10×Log〔1+1/(W×C)2 〕 (dB) …(2) ここで、C=jW,W=2πfである。今、f=0.9
E+9(Hz)、C=0.0354(pF)の場合、A
TT=40(dB)である。
【0024】また、f=0.9E+9(Hz),C=
0.00354(pF)の場合、ATT=40(dB)
〔?〕である。図において、ANT端200のLC素子
(L1,C1,CD1),Tx端201のLC素子(L
3,C3,CD3)及びRx端202のLC素子(L
4,C4,CD4)は、上記した多層基板の第1層(表
層)300に設定され、ANT端200とSAW送信用
フィルタ(FT )206間の接続と、Tx端201とS
AW送信用フィルタ(FT )206間の接続、Rx端2
02とSAW受信用フィルタ(FR )207間の接続は
多層基板の第2層400、線路長Lが(L≒λ/4)の
受信用整合回路は多層基板の第3層500に設けられて
いる。
【0025】以下、第2層と第3層の配線が交差するこ
とのない配置を行うことにより、更なる容量の低減を図
り得る分波器について説明する。図9は本発明の他の実
施例を示す分波器多層基板パッケージの第1層(表層)
パターン層構成を示す図、図10はその分波器多層基板
パッケージの第2層パターン層構成を示す図、図11は
その分波器多層基板パッケージの第3層パターン層構成
を示す図である。
【0026】図9に示す分波器多層基板パッケージの第
1層700の第1層パターン701は、図3に示した実
施例のものと略同様である。また、図10に示す分波器
多層基板パッケージの第2層800の第2層パターン8
01は、図4に示した実施例のものと略同様である。そ
して、図11に示す分波器多層基板パッケージの第3層
900の第3層パターン901は、線路長がλ/4のス
トリップライン902の形状は、図5に示されたものと
は異なっている。すなわち、スルーホール311からス
ルーホール312にわたってより右側寄りに配置され、
周回距離は、図5に比べて短くなるので、それをカバー
するために、つまり線路長さを稼ぐために、蛇行部分9
02Aが形成されている。
【0027】したがって、図10における第2層パター
ンと図11における第3層パターンとを重ねた状態にし
ても、層間の接続線の交差部分が生じることはなくな
る。つまり、第2層と第3層における線路長Lが(L≒
λ/4)の受信用整合回路とSAW送信用フィルタ(F
T )206の出力部210〔A点〕及びSAW受信用フ
ィルタ(FR )207の出力部214〔B点〕が交差配
線されることはなくなる。
【0028】このように、この実施例によれば、樹脂基
板を用いた多層基板で、第1層、第2層及び第3層を用
いて分波器を構成した場合の各結線間の結合を少なくし
て、低挿入損失、高減衰化の高性能分波器を実現するこ
とができる。また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1乃至3記載の発明によれば、SAWフィ
ルタを用いて構成される分波器において、従来、多層化
に用いられてAl2 3 基板に代わり、樹脂基板を用い
て、各SAWフィルタ、整合用線路及び各LCフィルタ
間の結線網を多層基板内に具備することにより、配線長
の短縮及び結線網間の交差を可能な限り少なく、分波器
構成時における挿入損失の増加を可能な限り小さくし、
分波器の低挿入損失化を図ることができる。
【0030】(2)請求項4記載の発明によれば、更
に、ANT端、Tx端、Rx端及び各SAWフィルタ間
の接続配線の交差部をなくしたことにより、分波器の一
層の低挿入損失、高減衰化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す分波器の構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す樹脂基板を用いた分波器
多層基板パッケージの層構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例を示す分波器多層基板パッケー
ジの第1層(表層)パターン層構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示す分波器多層基板パッケー
ジの第2層パターン層構成を示す図である。
【図5】本発明の実施例を示す分波器多層基板パッケー
ジの第3層パターン層構成を示す図である。
【図6】本発明の実施例を示す分波器多層基板パッケー
ジの結合を考慮した構成図である。
【図7】本発明の実施例を示す樹脂基板を用いた分波器
多層基板パッケージの結合を考慮したフィルタ構成を示
す図である。
【図8】本発明の実施例を示す樹脂基板の層間結合を考
慮した場合のTxフィルタ側の構成図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す分波器多層基板パッ
ケージの第1層(表層)パターン層構成を示す図であ
る。
【図10】本発明の他の実施例を示す分波器多層基板パ
ッケージの第2層パターン層構成を示す図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す分波器多層基板パ
ッケージの第3層パターン層構成を示す図である。
【図12】従来の携帯電話のアンテナと送信回路および
受信回路に介在される分波器の回路構成を示す図であ
る。
【図13】従来のSAWフィルタを用いた分波器の構成
例を示す図である。
【符号の説明】
200 ANT端 201 Tx端(送信端) 202 Rx端(受信端) 205,208,212,214 接続点 206 SAW送信用フィルタ(FT ) 207 SAW受信用フィルタ(FR ) 210 送信用フィルタの出力部(A) 214 受信用フィルタの出力部(B) 220 受信用整合回路 300,700 第1層(表層) 301,701 第1層パターン 311,312 スルーホール 321〜327,340 ビィアホール 350 第1の樹脂基板 400,800 第2層 401,801 第2層パターン 402,403,404,405,406 配線パタ
ーン 450 第2の樹脂基板 500,900 第3層 501,901 第3層パターン 502,902 ストリップライン 550 第3の樹脂基板 600 パッド/GND層(裏面) 601 スルーホール 602 第1層〜第2層間ブラインドビア 603 第3層〜パッド/GND層間ブラインドビア 902A 蛇行部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島村 一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 藤田 義昭 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 駒崎 友和 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通過帯域の異なる二つのSAWフィルタ
    と集中定数素子により構成される分波器において、 二つのSAWフィルタと集中定数素子を樹脂基板の表層
    に、各素子を接続する配線部と分波回路の線路を樹脂基
    板の中層に設定するようにしたことを特徴とする分波器
    多層基板パッケージ。
  2. 【請求項2】 通過帯域の異なる二つのSAWフィルタ
    と集中定数素子により構成される分波器において、 二つのSAWフィルタと集中定数素子を樹脂基板の表層
    に、各素子を接続する配線部を第2層に、分波回路の線
    路を前記表層及び前記第2層以外の層に設定するように
    したことを特徴とする分波器多層基板パッケージ。
  3. 【請求項3】 通過帯域の異なる二つのSAWフィルタ
    と集中定数素子により構成される分波器において、 二つのSAWフィルタと集中定数素子を樹脂基板の表層
    に、各素子を接続する配線部を第2層に、分波回路の線
    路を第3層に設定するようにしたことを特徴とする分波
    器多層基板パッケージ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の分波器多層基板パッケー
    ジにおいて、前記第2層の配線部と前記第3層の分波回
    路の線路とが交差しないように配置することを特徴とす
    る分波器多層基板パッケージ。
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