JPH11186731A - ブラインドビアホールの形成方法および多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

ブラインドビアホールの形成方法および多層プリント配線板の製造方法

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JPH11186731A
JPH11186731A JP36480397A JP36480397A JPH11186731A JP H11186731 A JPH11186731 A JP H11186731A JP 36480397 A JP36480397 A JP 36480397A JP 36480397 A JP36480397 A JP 36480397A JP H11186731 A JPH11186731 A JP H11186731A
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hole
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small
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Yoshihiko Tozawa
仁彦 戸澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビアホール内に樹脂を充填してビアパッドを
形成する場合に、ビアホール内に気泡が入るのを防ぎ、
配線板の不良発生や耐久性および信頼性の低下を防ぐ。 【解決手段】 隣接する層間の電気接続を行うブライン
ドビアホールを形成する方法において、(a)下層のビ
アパッドに達するビアホール用小孔を形成する;(b)
このビアホール用小孔内を含む上層全面に銅めっきを施
す;(c)ビアホール用小孔内に熱硬化性樹脂用溶剤を
供給する;(d)表面にスキージ法によって熱硬化性樹
脂を直接塗布する;(e)この熱硬化性樹脂の塗布層の
上にスクリーン印刷によって同じ熱硬化性樹脂を塗布す
る;(f)熱硬化性樹脂を熱硬化する;(g)表面の硬
化した樹脂を研磨してビアホール用小孔内の充填樹脂以
外の不要な樹脂を除去する;(h)上層全面に銅めっき
を施す;(i)前記ビアホール用小孔内の充填樹脂を覆
うビアパッドを含む回路パターンを形成する;の各工程
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビアパットを持つ
ブラインドビアホールを形成する方法と、この方法を用
いて多層プリント配線板を製造する方法とに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板の部品実装密度を上げる
ために、層間接続を行うビアホール(VIA HOLE)の小径
化が図られている。例えば直径100μm以下の微小ビ
アホール(μビアホールという)が用いられるようにな
った。
【0003】図6と図7は従来のビアホールの構造を示
す図である。図6(A)、(B)は最外層に形成した部
品実装用パッドをビアホールに接続したものを示す平面
図と側断面図である。なお図6(B)には表面実装部品
としてICが示されている。図6において符号10は多
層プリント配線板、12と14は絶縁板、16は内層回
路パターン、18は外層回路パターンである。両回路パ
ターン16と18とはビアホール20によって接続され
ている。またこの外層回路パターン18には、ビアホー
ル20に接続された部品実装用パッド22が形成されて
いる。このパッド22にはIC24のリード26がはん
だ付けされている。
【0004】図7は複数の内層回路パターン間をビアホ
ールで接続したものを示す断面である。この図で30、
32、34は絶縁板、36、38、40は第1、第2、
第3層回路パターンであり、ここでは第3層40が最外
層となっている。42は第1、第2層間を接続するビア
ホール、44は第2、第3層間を接続するビアホールで
ある。
【0005】ここにビアホール42内には樹脂が充填さ
れ、いわゆるブラインドビアホールとなっている。ビア
ホール42内には、絶縁板32に未硬化の絶縁板34
(プリプレグ)を積層し圧着することにより絶縁板34
の樹脂が流入し充填される。また最外層のビアホール4
4は内層のビアホール42と配置が重ならないように形
成される。
【0006】図6に示した従来のプリント配線板では、
最外層に設けたビアホールを部品実装用パッドに接続し
てこのパッドに部品を実装していたため、最外層にビア
ホールと部品実装用パッドとを形成しなければならな
い。このため部品実装面積が制限され、実装密度を高め
るのが困難になるという問題があった。図7に示したも
のでは内層のビアホール42と外層のビアホール44と
を重ねることができないため、配線板の配線密度を上げ
ることが困難であった。
【0007】そこで外層のビアホールに樹脂を充填し、
この充填した樹脂の上にパッド(ビアパッド)を形成し
て、ここに部品を実装できるようにすることが提案され
た(特開平9−116266号)。すなわちブラインド
ビアホール(パッド・オン・ビア)とするものである。
またこのブラインドビアホールのビアパッドの上に絶縁
板を積層して別のビアホールを重ねて形成することも考
えられる(ストレート・ビア)。
【0008】
【従来技術の問題点】しかしこのようにビアホールに樹
脂を充填する場合には、気泡がビアホール内に入りやす
い。特に小径ビアホール(μビアホール)では中の空気
が排出しにくく、一層気泡が入り易い。ビアホール内に
気泡が混入すると、この気泡が部品実装時に繰り返され
る加熱・冷却により膨張・収縮を繰り返すことになり、
配線板の不良を招いたり、耐久性や信頼性の低下を招く
ことになる。
【0009】
【発明の目的】この発明はこのような事情に鑑みなされ
たものであり、ビアホール内に樹脂を充填してビアパッ
ドを形成する場合に、ビアホール内に気泡が入るのを防
ぎ、配線板の不良発生や耐久性および信頼性の低下を防
ぐことができるブラインドビアホールの形成方法を提供
することを第1の目的とする。またこの方法を用いた多
層プリント配線板の製造方法を提供することを第2の目
的とする。
【0010】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、隣接する層
間の電気接続を行うブラインドビアホールを形成する方
法において、 (a)下層のビアパッドに達するビアホール用小孔を形
成する; (b)このビアホール用小孔内を含む上層全面に銅めっ
きを施す; (c)ビアホール用小孔内に熱硬化性樹脂用溶剤を供給
する; (d)表面にスキージ法によって熱硬化性樹脂を直接塗
布する; (e)この熱硬化性樹脂の塗布層の上にスクリーン印刷
によって同じ熱硬化性樹脂を塗布する; (f)熱硬化性樹脂を熱硬化する; (g)表面の硬化した樹脂を研磨してビアホール用小孔
内の充填樹脂以外の不要な樹脂を除去する; (h)上層全面に銅めっきを施す; (i)前記ビアホール用小孔内の充填樹脂を覆うビアパ
ッドを含む回路パターンを形成する; 以上の各工程を含むことを特徴とするブラインドビアホ
ールの形成方法、により達成される。
【0011】ここに工程(c)〜(g)に代えて感光性
樹脂を用いる次の工程、すなわち (c)表面に感光性樹脂を塗布する; (d)ビアホール用小孔を含みこの小孔より広い領域の
感光性樹脂を硬化させ、他の感光性樹脂を除去する; (e)表面を研磨してビアホール用小孔内の充填樹脂だ
けを残して他の樹脂を除去する; を用いることができる。
【0012】第2の目的は、前記したビアホールの形成
方法を繰り返すことにより達成できる。すなわち、隣接
する複数の層間を電気接続するブラインドビアホールを
有する多層プリント配線板の製造方法において、 (a)下層のビアパッドに達するビアホール用小孔を形
成する; (b)このビアホール用小孔内を含む上層全面に銅めっ
きを施す; (c)ビアホール用小孔内に熱硬化性樹脂用溶剤を供給
する; (d)表面にスキージ法によって熱硬化性樹脂を直接塗
布する; (e)この熱硬化性樹脂の塗布層の上にスクリーン印刷
によって同じ熱硬化性樹脂を塗布する; (f)熱硬化性樹脂を熱硬化する; (g)表面の硬化した樹脂を研磨してビアホール用小孔
内の充填樹脂以外の不要な樹脂を除去する; (h)上層全面に銅めっきを施す; (i)前記ビアホール用小孔内に充填した樹脂を覆う上
層ビアパッドを含む回路パターンを形成する; (j)この回路パターンを覆う絶縁層を積層する; (k)前記上層ビアパッドの真上に位置しこの絶縁層の
表面から前記上層ビアパッドに達するビアホール用小孔
を形成する; (l)前記工程(b)〜(k)を繰り返す; ことによって基板の厚さ方向に複数のビアホールを連続
して形成することを特徴とする多層プリント配線板の製
造方法、により達成できる。ここに工程(c)に代え、
感光性樹脂を用いる前記の方法を用いてもよい。
【0013】
【作用】請求項1および3の発明において、工程(b)
における銅めっきを施したビアホール用小孔内に工程
(c)で溶剤を供給することにより、その後に工程
(d)でスキージ法によりこの小孔内に供給される粘性
の高い熱硬化性樹脂は希釈される。このため小孔内に残
留していた気泡はこの希釈した樹脂と円滑に置換され、
気泡は小孔内から上方へ排出される。
【0014】感光性樹脂を用いる請求項2および4の方
法では、この感光性樹脂自身極めて流動性が良いから、
ビアホール用小孔内に円滑に流入する。このためこの樹
脂が気泡と置換され、小孔内の気泡を容易に排出するこ
とができる。
【0015】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様の前段を示す
図、図2は同じく後段を示す図、図3は多層プリント配
線板に厚さ方向にビアホールを連続して形成しストレー
トビアとする方法を示す図である。
【0016】50は絶縁板であり、その少なくとも一方
の面には内層回路パターン52が形成されている。この
内層回路パターン52は例えば絶縁板50に張り付けた
銅箔にフォトエッチング法により形成することができ
る。この絶縁板50には回路パターン52を覆う絶縁板
54が積層される(図1の(A))。
【0017】この絶縁板54にはビアホール用小孔56
が形成される(図1の(B))。この小孔56はフォト
エッチング法を用いたりレーザーを用いることにより作
ることができる。フォトエッチング法を用いる場合に
は、絶縁板54の材料として感光性樹脂を用い、フォト
マスクを重ねて露光することにより小孔56以外の部分
を硬化させ、小孔56の部分の樹脂を除去すればよい
(フォトビア)。レーザー法の場合は、小径に絞ったレ
ーザーを小孔56の位置に照射することにより加工する
ことができる(レーザービア)。なおこの小孔56は内
層回路パターン52のパッド上に形成される。
【0018】次に絶縁板54の上面に銅めっきを施す
(図1の(C))。この銅めっき層58の形成は、まず
無電解銅めっきを施して小孔56の内面および絶縁層5
4上面に導電性を付与した後、電解銅めっきを施すこと
により行われる。このように銅めっき層58を形成した
小孔すなわちビアホール56A内には、溶剤60が供給
される(図1の(D))。この溶剤60は後工程で塗布
される熱硬化性樹脂の溶剤であり、例えば熱硬化性樹脂
としてエポキシ系樹脂を用いる場合にはトルエン等を溶
剤60とすることができる。
【0019】溶剤60は流動性が良いから、絶縁板54
の上面に塗布することにより、ビアホール56A内に円
滑に流入させ、ビアホール56A内の気泡を追い出して
この溶剤60と置換させることができる。この溶剤60
を塗布し、余分な溶剤60を除去した後、その上に熱硬
化性樹脂62をスキージ法によって直接(スクリーンを
介することなく)塗布する(図1の(E))。すなわち
へら64を用いてこの樹脂62を表面に擦り込むことに
より、ビアホール56A内に樹脂62を確実に押し込
み、かつビアホール56A内の気泡を押し出す。この時
ビアホール56A内の溶剤60が樹脂62を柔軟化させ
るので、気泡の排出が円滑に行われる。
【0020】この樹脂62の塗布層の上に、さらに同じ
樹脂66をスクリーン印刷法によって重ねて塗布する
(図2の(F))。次にこの積層板をヒータ(図示せ
ず)に入れて加熱し、樹脂62、66を硬化させる(図
2の(G))。この時ビアホール56A内の溶剤60が
飛散することにより樹脂66の表面はビアホール56A
の位置で陥没する。前記図2の工程(F)で塗布する樹
脂66の厚さは、この陥没部分68の底が銅めっき層5
8の上面よりも上に位置するように設定される。
【0021】次に表面を研磨し、銅めっき層58を露出
させる。この結果ビアホール56A内の樹脂70だけが
残り、上面全体が平坦になる(図2の(H))。この平
坦な上面に無電解銅めっきを施して樹脂70の表面に導
電性を付与した後、電解銅めっきを施して銅めっき層7
2を形成する(図2の(I))。そして2層に重なった
銅めっき層58、72にフォトエッチング法によりビア
ホール56Aを覆うパッド(ビアパッド)74を含む上
層回路パターンを形成する(図2の(J))。
【0022】このように形成されたビアパッド74には
表面実装部品を直接実装することができる(図6参
照)。またこのビアパッド74の上に別のビアホールを
重ねて形成することも可能である(ストレートビア)。
すなわち図2の(J)に示すようにビアパッド74で塞
いだビアホール(ブラインドビアホール)56Bを覆う
ように絶縁板54に他の絶縁板76を積層し、前記図1
の工程(B)と同様に小孔78を形成する。そして図2
の工程(C)から図2の工程(J)に至る工程を繰り返
すことによりブラインドビアホール80を形成すること
ができる。このようにして3層以上の多層間を垂直に接
続する多数のブラインドビアホールを形成することがで
きる(ストレートビアホール)。なお最外層のビアホー
ルは樹脂を充填せずビアパッドで塞がないものであって
もよい。
【0023】以上の実施態様はビアホール用小孔56A
内に溶剤60を予め供給した後、熱硬化性樹脂を62、
66をスキージ法、スクリーン印刷法を用いて塗布した
ものである。しかしこの発明は流動性が良い感光性樹脂
を用いることも可能である。図4はこの感光性樹脂を用
いる場合の工程前半を示す図、図5は同じく工程後半を
示す図である。
【0024】図4において工程(A)、(B)、(C)
は前記図1と同じであるから、同一部分に同一符号を付
し、その説明は繰り返さない。図1、2に示す方法と異
なるのは図1の工程(D)で感光性樹脂100を塗布し
(図2の(D))、露光・現像によってビアホール56
A内に樹脂を充填する点である(図5の(E))。
【0025】ここに用いる感光性樹脂100としては流
動性が良いネガ型の(光照射部が残る)ものが適し、例
えばエッチングレジスト、めっきレジスト、はんだレジ
ストなどに用いるインキ状の有機化合物系レジストが適
する。この感光性樹脂100を塗布した後、フォトマス
ク(図示せず)を載せて紫外線照射したり、電子ビーム
やレーザービームを走査させることにより露光し、現像
する。この結果ビアホール56A付近の樹脂102を硬
化させて残し、他の樹脂を除去することができる(図5
の(E))。
【0026】その後表面を研磨して、ビアホール56A
内に充填樹脂104を残して樹脂102の表面が銅めっ
き層58と同一平面に位置するようにし(図5の
(F))、前記図1、2に示した方法と同様に銅めっき
(図2の(I)参照)を施し、ビアパッド106を含む
回路パターンを形成する(図2の(J)参照)。この結
果前記図2の(J)に示したものと同様なパッド付きの
ビアすなわちパッドオンビア108が形成される。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、上層に
回路パターンを形成する前の状態すなわち上層全面に銅
めっきを施した状態でビアホールに樹脂を充填するか
ら、樹脂充填作業を容易に行うができる。すなわち上層
に回路パターンを形成した後では表面に凹凸があるため
ビアホールに樹脂を充填しにくいが、この発明によれば
このような不都合がない。
【0028】またビアホールに予め溶剤を供給した後で
熱硬化性樹脂をへらで直接(スクリーンを介さずに)塗
布するから微小径のビアホール内に確実に樹脂を充填で
き、ビアホール内に気泡が残って製品不良を発生させた
り、耐久性・信頼性の低下を招くおそれがなくなる。
【0029】請求項2の発明によれば請求項1の発明と
同様に上層回路パターンを形成する前にビアホールに感
光性樹脂を充填するから作業を容易に行うことができ
る。また感光性樹脂自身が極めて流動性が良いので微小
なビアホール内に円滑に流入してその中の気泡を除去す
ることができる。このため製品不良の発生を防ぎ、耐久
性・信頼性の向上に適する。
【0030】請求項3の発明によれば請求項1の方法を
用いて配線板の厚さ方向にビアホールを重ねたいわゆる
ストレートビアホールを容易に形成できる。請求項4の
発明によれば請求項2の方法を用いて同様にストレート
ビアホールを容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様の工程前半を示す図
【図2】同じく工程後半を示す図
【図3】ストレートビアホールの形成工程を示す図
【図4】他の実施態様の工程前半を示す図
【図5】同じく工程後半を示す図
【図6】従来のビアホール構造を示す図
【図7】従来のビアホール構造を示す図
【符号の説明】
50、54、76 絶縁板 52 内層回路パターン 56、78 ビアホール用小孔 56A ビアホール 56B、80、108 パッドオンビア 58 上層回路パターン 60 溶剤 62、66 熱硬化性樹脂 64 へら 70、104 充填樹脂 74、106 ビアパッド 100 感光性樹脂 102 硬化した感光性樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する層間の電気接続を行うブライン
    ドビアホールを形成する方法において、 (a)下層のビアパッドに達するビアホール用小孔を形
    成する; (b)このビアホール用小孔内を含む上層全面に銅めっ
    きを施す; (c)ビアホール用小孔内に熱硬化性樹脂用溶剤を供給
    する; (d)表面にスキージ法によって熱硬化性樹脂を直接塗
    布する; (e)この熱硬化性樹脂の塗布層の上にスクリーン印刷
    によって同じ熱硬化性樹脂を塗布する; (f)熱硬化性樹脂を熱硬化する; (g)表面の硬化した樹脂を研磨してビアホール用小孔
    内の充填樹脂以外の不要な樹脂を除去する; (h)上層全面に銅めっきを施す; (i)前記ビアホール用小孔内の充填樹脂を覆うビアパ
    ッドを含む回路パターンを形成する; 以上の各工程を含むことを特徴とするブラインドビアホ
    ールの形成方法。
  2. 【請求項2】 隣接する層間の電気接続を行うブライン
    ドビアホールを形成する方法において、 (a)下層のビアパッドに達するビアホール用小孔を形
    成する; (b)このビアホール用小孔内を含む上層全面に銅めっ
    きを施す; (c)表面に感光性樹脂を塗布する; (d)ビアホール用小孔を含みこの小孔より広い領域の
    感光性樹脂を硬化させ、他の感光性樹脂を除去する; (e)表面を研磨してビアホール用小孔内の充填樹脂だ
    けを残して他の樹脂を除去する; (f)上層全面に銅めっきを施す; (g)前記ビアホール用小孔内の充填樹脂を覆うビアパ
    ッドを含む回路パターンを形成する; 以上の各工程を含むことを特徴とするブラインドビアホ
    ールの形成方法。
  3. 【請求項3】 隣接する複数の層間を電気接続するブラ
    インドビアホールを有する多層プリント配線板の製造方
    法において、 (a)下層のビアパッドに達するビアホール用小孔を形
    成する; (b)このビアホール用小孔内を含む上層全面に銅めっ
    きを施す; (c)ビアホール用小孔内に熱硬化性樹脂用溶剤を供給
    する; (d)表面にスキージ法によって熱硬化性樹脂を直接塗
    布する; (e)この熱硬化性樹脂の塗布層の上にスクリーン印刷
    によって同じ熱硬化性樹脂を塗布する; (f)熱硬化性樹脂を熱硬化する; (g)表面の硬化した樹脂を研磨してビアホール用小孔
    内の充填樹脂以外の不要な樹脂を除去する; (h)上層全面に銅めっきを施す; (i)前記ビアホール用小孔内に充填した樹脂を覆う上
    層ビアパッドを含む回路パターンを形成する; (j)この回路パターンを覆う絶縁層を積層する; (k)前記上層ビアパッドの真上に位置しこの絶縁層の
    表面から前記上層ビアパッドに達するビアホール用小孔
    を形成する; (l)前記工程(b)〜(k)を繰り返す; ことによって基板の厚さ方向に複数のビアホールを連続
    して形成することを特徴とする多層プリント配線板の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 隣接する複数の層間を電気接続するブラ
    インドビアホールを有する多層プリント配線板の製造方
    法において、 (a)下層のビアパッドに達するビアホール用小孔を形
    成する; (b)このビアホール用小孔内を含む上層全面に銅めっ
    きを施す; (c)表面に感光性樹脂を塗布する; (d)ビアホール用小孔を含みこの小孔より広い領域の
    感光性樹脂を硬化させ、他の感光性樹脂を除去する; (e)表面を研磨してビアホール用小孔内の充填樹脂だ
    けを残して他の樹脂を除去する; (f)上層全面に銅めっきを施す; (g)前記ビアホール用小孔内に充填した樹脂を覆う上
    層ビアパッドを含む回路パターンを形成する; (h)この回路パターンを覆う絶縁層を積層する; (i)前記上層ビアパッドの真上に位置しこの絶縁層の
    表面から前記上層ビアパッドに達するビアホール用小孔
    を形成する; (j)前記工程(b)〜(i)を繰り返す; ことによって基板の厚さ方向に複数のビアホールを連続
    して形成することを特徴とする多層プリント配線板の製
    造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001144387A (ja) * 1999-11-12 2001-05-25 Ibiden Co Ltd 配線板のシールド配線構造
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