JPH1118552A - 自脱型コンバインのキャビン構造 - Google Patents
自脱型コンバインのキャビン構造Info
- Publication number
- JPH1118552A JPH1118552A JP9178139A JP17813997A JPH1118552A JP H1118552 A JPH1118552 A JP H1118552A JP 9178139 A JP9178139 A JP 9178139A JP 17813997 A JP17813997 A JP 17813997A JP H1118552 A JPH1118552 A JP H1118552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- cabin
- handle
- wiper
- transparent plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】 刈取前処理装置3の横側部に運転キャビ
ン5を配置するとともに、該運転キャビン5における前
記刈取前処理装置3側の側面に開閉自在な窓8を設け、
該窓8に備えた透明板10の外面に作用するワイパー1
3を、前記窓8を開閉する把手12によって往復揺動操
作されるよう構成してある自脱型コンバインのキャビン
構造。
ン5を配置するとともに、該運転キャビン5における前
記刈取前処理装置3側の側面に開閉自在な窓8を設け、
該窓8に備えた透明板10の外面に作用するワイパー1
3を、前記窓8を開閉する把手12によって往復揺動操
作されるよう構成してある自脱型コンバインのキャビン
構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈取前処理装置の
横側部に運転キャビンを配置するとともに、該運転キャ
ビンにおける前記刈取前処理装置側の側面に開閉自在な
窓を設けた自脱型コンバインのキャビン構造に関する。
横側部に運転キャビンを配置するとともに、該運転キャ
ビンにおける前記刈取前処理装置側の側面に開閉自在な
窓を設けた自脱型コンバインのキャビン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自脱型コンバインのキャビン構造
にあっては、刈取前処理装置側の側面における窓の透明
板を清掃するための機構を設けていなかった。
にあっては、刈取前処理装置側の側面における窓の透明
板を清掃するための機構を設けていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、浮遊塵埃の
発生し易い刈取前処理装置側に面した運転キャビンの窓
の透明板にはその浮遊塵埃や雨露等が付き易いものであ
って、従来においては、作業者がその付いた塵埃等を直
接拭い取っていた。
発生し易い刈取前処理装置側に面した運転キャビンの窓
の透明板にはその浮遊塵埃や雨露等が付き易いものであ
って、従来においては、作業者がその付いた塵埃等を直
接拭い取っていた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、運転キャビンに付着した塵埃の除去を簡易に
行えるとともに、運転キャビンの側方での視界を広くで
きる自脱型コンバインのキャビン構造の提供を目的とす
る。
であって、運転キャビンに付着した塵埃の除去を簡易に
行えるとともに、運転キャビンの側方での視界を広くで
きる自脱型コンバインのキャビン構造の提供を目的とす
る。
【0005】
(構成) 本発明の請求項1にかかる自脱型コンバイン
のキャビン構造は、刈取前処理装置の横側部に運転キャ
ビンを配置するとともに、該運転キャビンにおける前記
刈取前処理装置側の側面に開閉自在な窓を設け、該窓に
備えた透明板の外面に作用するワイパーを、前記窓を開
閉する把手によって往復揺動操作されるよう構成してあ
ることを特徴構成とする。
のキャビン構造は、刈取前処理装置の横側部に運転キャ
ビンを配置するとともに、該運転キャビンにおける前記
刈取前処理装置側の側面に開閉自在な窓を設け、該窓に
備えた透明板の外面に作用するワイパーを、前記窓を開
閉する把手によって往復揺動操作されるよう構成してあ
ることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、ワイパーが運転キャビンにおける刈取前処理
装置側の側面の窓に設けられているから、そのワイパー
を往復揺動駆動することで窓の外面の清掃を行える。そ
して、窓の開閉用の把手を操作することでこの把手と連
動連結されているワイパーは往復揺動駆動されて、窓の
透明板の外面の清掃が行われる。
によれば、ワイパーが運転キャビンにおける刈取前処理
装置側の側面の窓に設けられているから、そのワイパー
を往復揺動駆動することで窓の外面の清掃を行える。そ
して、窓の開閉用の把手を操作することでこの把手と連
動連結されているワイパーは往復揺動駆動されて、窓の
透明板の外面の清掃が行われる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、ワイパーによって運転キャビンの刈
取前処理装置側の側面の窓を清掃できるので、その窓を
通しての視界を良好にできる利点があるとともに、窓の
開閉操作を行うための把手がワイパーを往復揺動駆動す
るための操作部材に兼用されるため、専用のワイパー操
作部材を設けるよりも部品点数を低減できて、コスト低
下を図ることができる利点がある。
かる構成によれば、ワイパーによって運転キャビンの刈
取前処理装置側の側面の窓を清掃できるので、その窓を
通しての視界を良好にできる利点があるとともに、窓の
開閉操作を行うための把手がワイパーを往復揺動駆動す
るための操作部材に兼用されるため、専用のワイパー操
作部材を設けるよりも部品点数を低減できて、コスト低
下を図ることができる利点がある。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる自脱
型コンバインのキャビン構造は、請求項1記載のものに
おいて、前記窓の上部箇所における前後軸芯周りでの揺
動で前記窓を開閉自在に構成するとともに、前記把手を
前記窓の下辺近くに配置してあることを特徴構成とす
る。
型コンバインのキャビン構造は、請求項1記載のものに
おいて、前記窓の上部箇所における前後軸芯周りでの揺
動で前記窓を開閉自在に構成するとともに、前記把手を
前記窓の下辺近くに配置してあることを特徴構成とす
る。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、窓の上部箇所における前後軸芯周りでの揺動
で前記窓を開閉自在に構成するとともに、前記把手を前
記窓の下辺近くに配置してあるから、把手を持った状態
では比較的小さい回転モーメントで窓の開閉を行えると
ともに、ワイパーを作動させるよう把手を操作する場合
でも、把手の位置が窓が閉じた状態では窓の下部にある
ため、運転キャビン内の作業者にとって操作し易いもの
となっている。
によれば、窓の上部箇所における前後軸芯周りでの揺動
で前記窓を開閉自在に構成するとともに、前記把手を前
記窓の下辺近くに配置してあるから、把手を持った状態
では比較的小さい回転モーメントで窓の開閉を行えると
ともに、ワイパーを作動させるよう把手を操作する場合
でも、把手の位置が窓が閉じた状態では窓の下部にある
ため、運転キャビン内の作業者にとって操作し易いもの
となっている。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、窓の開閉を軽快に行えるとともに、
ワイパーの往復揺動駆動の操作も行い易いという利点が
ある。
かる構成によれば、窓の開閉を軽快に行えるとともに、
ワイパーの往復揺動駆動の操作も行い易いという利点が
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、自脱型コンバインの一例
を示している。このコンバインは、左右一対のクローラ
走行装置1,1に支持された機体2に、刈取前処理装置
3、脱穀装置4、運転キャビン5、原動部6、グレンタ
ンク7等を搭載装備して構成している。
に基づいて説明する。図1に、自脱型コンバインの一例
を示している。このコンバインは、左右一対のクローラ
走行装置1,1に支持された機体2に、刈取前処理装置
3、脱穀装置4、運転キャビン5、原動部6、グレンタ
ンク7等を搭載装備して構成している。
【0012】刈取前処理装置3と、運転キャビン5と
は、機体2の前端部に、左右に並設されている。そし
て、図3に示すように、運転キャビン5の右側面には乗
り降りする箇所を開閉するための扉5Aが設けられてい
るとともに、前面上部は、前方及び前方の下方に対して
視界を確保するように、全面が透明板で構成されてい
る。また、図1及び図2に示すように、刈取前処理装置
3側に面する側面部には、開閉自在な側面視ほぼ矩形を
成す窓8を配設している。この窓8は、窓枠9に硝子製
又は樹脂製の透明板10を嵌め込むように構成したもの
であって、上端の前後軸芯X周りで揺動開閉自在に支持
している。そして、窓8を閉じた状態で固定保持するた
めのロック手段11と、開閉操作用の把手12を窓8の
下辺箇所に設けている。尚、図中、Gは窓8を開放姿勢
で保持するためのガススプリングである。
は、機体2の前端部に、左右に並設されている。そし
て、図3に示すように、運転キャビン5の右側面には乗
り降りする箇所を開閉するための扉5Aが設けられてい
るとともに、前面上部は、前方及び前方の下方に対して
視界を確保するように、全面が透明板で構成されてい
る。また、図1及び図2に示すように、刈取前処理装置
3側に面する側面部には、開閉自在な側面視ほぼ矩形を
成す窓8を配設している。この窓8は、窓枠9に硝子製
又は樹脂製の透明板10を嵌め込むように構成したもの
であって、上端の前後軸芯X周りで揺動開閉自在に支持
している。そして、窓8を閉じた状態で固定保持するた
めのロック手段11と、開閉操作用の把手12を窓8の
下辺箇所に設けている。尚、図中、Gは窓8を開放姿勢
で保持するためのガススプリングである。
【0013】さらに、矩形状を成す透明板10の下辺側
の前後幅でのほぼ中央位置に、左右方向に沿う軸芯Qを
揺動中心に設定したワイパー13を設けている。このワ
イパー13は、透明板10の外側面を清掃するワイパー
本体13Aが、前記軸芯Qを成す支軸13Bに一体に連
設され、透明板10を内外に貫通する支軸13Bに運転
キャビン5内において前記把手12を連設して構成して
いる。
の前後幅でのほぼ中央位置に、左右方向に沿う軸芯Qを
揺動中心に設定したワイパー13を設けている。このワ
イパー13は、透明板10の外側面を清掃するワイパー
本体13Aが、前記軸芯Qを成す支軸13Bに一体に連
設され、透明板10を内外に貫通する支軸13Bに運転
キャビン5内において前記把手12を連設して構成して
いる。
【0014】上記構成によれば、窓8の透明板10の外
面に浮遊塵や雨露等が付着した場合に、運転キャビン5
内の作業者が把手12を持って、人手操作で前記軸芯Q
周りで揺動させることによりワイパー本体13Aも一体
に揺動することによって透明板10の外面をワイパー本
体13Aのスクレーパ部13Cで清掃できるものとなっ
ている。そして、図1に示すように、軸芯Q周りで揺動
操作されるワイパー本体13Aにより透明板10の後端
縁近く及び下端縁近くの清掃もなされるから、運転キャ
ビン5内の作業者が透明板10の後端近くで下端近く箇
所を通して、刈取前処理装置3の縦搬送装置15からフ
ィードチェーン16への穀稈受け渡し箇所を見通すため
の良好な視界を得ることができる。又、窓8を開放する
場合には、ロック手段11のロックを解除してから把手
12を外方へ押すように操作することで、前記前後軸芯
X周りで上方へ窓8が回動することになる。逆に、窓8
を閉じる場合には、把手12を持ってキャビン内への引
き操作する。
面に浮遊塵や雨露等が付着した場合に、運転キャビン5
内の作業者が把手12を持って、人手操作で前記軸芯Q
周りで揺動させることによりワイパー本体13Aも一体
に揺動することによって透明板10の外面をワイパー本
体13Aのスクレーパ部13Cで清掃できるものとなっ
ている。そして、図1に示すように、軸芯Q周りで揺動
操作されるワイパー本体13Aにより透明板10の後端
縁近く及び下端縁近くの清掃もなされるから、運転キャ
ビン5内の作業者が透明板10の後端近くで下端近く箇
所を通して、刈取前処理装置3の縦搬送装置15からフ
ィードチェーン16への穀稈受け渡し箇所を見通すため
の良好な視界を得ることができる。又、窓8を開放する
場合には、ロック手段11のロックを解除してから把手
12を外方へ押すように操作することで、前記前後軸芯
X周りで上方へ窓8が回動することになる。逆に、窓8
を閉じる場合には、把手12を持ってキャビン内への引
き操作する。
【図1】コンバインの前部を示す左側面図
【図2】窓を示す縦断正面図
【図3】コンバインの前部を示す右側面図
3 刈取前処理装置 5 運転キャビン 8 窓 10 透明板 12 把手 13 ワイパー
Claims (2)
- 【請求項1】 刈取前処理装置の横側部に運転キャビン
を配置するとともに、該運転キャビンにおける前記刈取
前処理装置側の側面に開閉自在な窓を設け、該窓に備え
た透明板の外面に作用するワイパーを、前記窓を開閉す
る把手によって往復揺動操作されるよう構成してある自
脱型コンバインのキャビン構造。 - 【請求項2】 前記窓の上部箇所における前後軸芯周り
での揺動で前記窓を開閉自在に構成するとともに、前記
把手を前記窓の下辺近くに配置してある請求項1に記載
の自脱型コンバインのキャビン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9178139A JPH1118552A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 自脱型コンバインのキャビン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9178139A JPH1118552A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 自脱型コンバインのキャビン構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1118552A true JPH1118552A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16043333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9178139A Pending JPH1118552A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 自脱型コンバインのキャビン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1118552A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6252465B1 (en) | 1999-06-25 | 2001-06-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Data phase locked loop circuit |
JP2015153734A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 日立金属株式会社 | ノイズ抑制ケーブル |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP9178139A patent/JPH1118552A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6252465B1 (en) | 1999-06-25 | 2001-06-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Data phase locked loop circuit |
JP2015153734A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | 日立金属株式会社 | ノイズ抑制ケーブル |
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