JPH11185431A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

磁気テープカートリッジ

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Publication number
JPH11185431A
JPH11185431A JP34892497A JP34892497A JPH11185431A JP H11185431 A JPH11185431 A JP H11185431A JP 34892497 A JP34892497 A JP 34892497A JP 34892497 A JP34892497 A JP 34892497A JP H11185431 A JPH11185431 A JP H11185431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
cartridge case
cartridge
mic
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP34892497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoo Morita
清夫 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP34892497A priority Critical patent/JPH11185431A/ja
Publication of JPH11185431A publication Critical patent/JPH11185431A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープカートリッジを使用する記録再生
装置等の要求に応じて、磁気テープに記録された情報の
内容等を記録する非接触式メモリ素子(MIC)を、カ
ートリッジケースの底面に対してその上面が45度の角
度をなすように配設する。 【解決手段】 MIC30の上面30Aがカートリッジ
ケースの底面に対して45度の角度をなすように、MI
C30の上端縁30Bおよび下端縁30Cを接着剤によ
り下ケース3に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカート
リッジに関し、とくにカートリッジケース内に磁気テー
プが巻装された単一のリールを回転可能に収容する磁気
テープカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の外部記憶装置に
用いられる記録媒体として使用されている磁気テープカ
ートリッジには、単一のリールに磁気テープを巻装し、
このリールをカートリッジケース内に回転自在に収容し
たタイプのものが知られている。この磁気テープはコン
ピュータ等のデータ保存用として用いられ、重要な情報
が記憶されているため、テープジャミング等のトラブル
が発生しないように、また不用意に磁気テープが引き出
されないように構成されている。
【0003】また、このような磁気テープカートリッジ
には種々の情報が記録されるため、磁気テープから情報
を読み出すことなく記録された情報の内容や磁気テープ
の種類等を特定するために、磁気テープカートリッジに
メモリ素子が設けられる。このようなメモリ素子は半導
体のチップが設けられており、磁気テープに記録された
情報等が電磁誘導等の非接触方式にて記録され、メモリ
素子に記録された内容は同様に非接触方式にて読み出さ
れることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなメモリ素子
は磁気テープカートリッジの表面に取付けられる、ある
いはカートリッジケース内のリールの回転を妨げない部
分に設けられる。この場合、磁気テープカートリッジを
使用する外部記憶装置等の記録再生装置において、メモ
リ素子に対して問題なく情報の読み書きを行うことがで
きるように、装置側の所望とする位置にメモリ素子を取
付ける必要がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑み、磁気テープカー
トリッジを使用する装置からの要望に応じてメモリ素子
を取付けることができる磁気テープカートリッジを提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気テープ
カートリッジは、下ケースおよび該下ケースの上部に重
ね合わせる上ケースにより、磁気テープを巻装した単一
のリールを回転可能に収容するカートリッジケースを備
えた磁気テープカートリッジにおいて、非接触式メモリ
素子を、該メモリ素子の上面が前記カートリッジケース
の底面に対して略45度の角度をなすように、該メモリ
素子の前記カートリッジケースとの接触面の一方を前記
カートリッジケースに接着剤により固定してなることを
特徴とするものである。
【0007】なお、非接触メモリ素子は矩形板状である
ことが好ましい。
【0008】ここで、「メモリ素子の上面」とは、メモ
リ素子に対して情報を書き込む、あるいは情報を読み出
し可能な面のことであり、この上面と反対側の面が下面
となる。
【0009】
【発明の効果】本発明の磁気テープカートリッジによれ
ば、非接触式メモリ素子をカートリッジケースの底面に
対して略45度の角度をなすように接着剤により固定す
るようにしたため、メモリ素子に対する情報の読み書き
を行う装置において、メモリ素子の上面をカートリッジ
ケース底面に対して45度をなすように要求している場
合に対応することができる。また、カートリッジケース
に特別な部材を設けることなくメモリ素子を固定するこ
とができるため、カートリッジケースの構成を簡易なも
のとしてその製造を容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0011】図1は本発明の実施形態による磁気テープ
カートリッジの構成を示す分解斜視図である。図1に示
すように本発明の実施形態による磁気テープカートリッ
ジ1は、下リール5と上リール6とを超音波溶着により
結合した単一のリール4に磁気テープ20を巻装し、上
ケース2と下ケース3とがビス等により締結されてなる
カートリッジケース7内に、リール4を回動自在に収容
して構成されている。
【0012】下リール5は外周に磁気テープ20が巻回
される円筒状のリールハブ23と、リールハブ23の下
端外周から径方向に張り出したフランジ部24とを合成
樹脂により一体成型したもので、リールハブ23の底部
外面にリール4を回転駆動するマグネット式の回転駆動
手段を接合させるためのリールプレート8が取付けられ
る。またリールハブ23の底部内面には、ブレーキボタ
ン9に形成された制止用ギア9Aと係合して不使用時の
回転を拘束する制止用ギア23Aが刻設されている。ま
た、リールハブ23には、磁気テープカートリッジ1を
使用する外部記憶装置等の記録再生装置に設けられたド
ライブ解除スピンドルが挿通されてブレーキボタン9を
上方へ移動させるための開口23Bが形成されている。
【0013】ブレーキボタン9は、リールハブ23と対
向する側に上述した制止用ギア9Aが形成されており、
それとは反対側に上ケース2に形成されたブレーキガイ
ド突起が嵌合される嵌合溝9Bが形成されている。そし
て、ブレーキボタン9はコイルバネ10により図中下方
に付勢された状態でリールハブ23内部に装着されてお
り、ブレーキボタン9とリールハブ23との制止用ギア
9A,23Aが咬み合ってリール4の不使用時における
回転が防止されている。一方、カートリッジ使用時は、
磁気テープを使用する装置のドライブ解除スピンドルが
ブレーキボタン9を押圧すると、ブレーキボタン9がコ
イルバネ10の付勢力に抗して図中上方へ移動し、これ
により制止用ギア9A,23Aの係合が解除され、リー
ル4が回転自在とされる。
【0014】カートリッジケース7の一側壁には、磁気
テープ20を引き出すための開口部26が形成されてい
る。開口部26にはカートリッジケース7の側壁に平行
な矢印A方向に移動可能なスライドドア27が取付けら
れている。スライドドア27は不図示のバネにより、開
口部26を閉じる方向に付勢されている。
【0015】また、磁気テープカートリッジ1はその不
使用時に磁気テープ20が完全にリール4に巻き込まれ
た状態で、磁気テープ20の端部に取付けられたリーダ
ピン21(磁気テープカートリッジ1を使用する記録再
生装置が磁気テープ20を装置内のテープ走行路に導入
するための手段)が開口部26の近傍に形成された凹部
28に係止される。
【0016】そして、磁気テープカートリッジ1が対応
する外部記録装置等の記録再生装置にセットされると、
上述したようにブレーキボタン9とリールハブ23との
制止用ギア9A,23Aの係止が解除されてリール4が
回転自在とされるとともに、マグネット式の回転駆動手
段がリールプレート8と接合してリール4を回転する。
これとともに、スライドドア27が開かれてリーダピン
21がテープ走行路の所定位置に引き込まれ、磁気テー
プ20へのデータの読み書きが可能となる。
【0017】一方、カートリッジケース7内における角
部7Aには、磁気テープ20に記録された情報の内容等
を記録するための非接触式メモリ素子(Memory In Cart
ridge 、以下MICとする)30が取付けられる。ここ
で、MIC30は図2に示すように矩形の板状部材から
なり、その上面30A側から情報の読み書きを電磁誘導
等の手法により非接触で行うことができるものである。
そして、記録再生装置に設けられた読取手段がMIC3
0に対して問題なく情報の読み書きを行うことができる
ように、MIC30はその上面30Aがカートリッジケ
ース7の底面に対して45度の角度をなすようにカート
リッジケース7内に接着剤により固定される。なお、M
IC30において図2の30B,30Cを上端縁、下端
縁、30D,30Eを側端縁とする。
【0018】図3はMIC30をカートリッジケース7
に固定した状態を示す図であり、磁気テープカートリッ
ジ1を組み立てた状態における図1のI−I線断面図、
図4はMIC30をカートリッジケースに固定した状態
を示す斜視図である。図3および図4に示すように、M
IC30は、その上面30Aがカートリッジケース7の
底面、すなわち下ケース3の底面3Bに対して45度の
角度をなすように配設され、その上端縁30Bが下ケー
ス3の側壁3Aに、下端縁30Cが下ケース3の底面3
Bに接着剤33,34により固定されている。この場
合、MIC30に接着剤を塗布してから下ケース3に取
付けてもよく、また下ケース3のMIC30が当接する
位置に接着剤を塗布してからMIC30を取付けるよう
にしてもよい。また、製造時にMIC30を仮支持する
ために、底面3BのMIC30と当接する部分に凹部ま
たは凸部を形成してもよい。
【0019】そしてこれにより、MIC30をカートリ
ッジケース7の底面に対して45度の角度をなすように
保持することができる。また、カートリッジケース7に
特別な部材を設けることなくMIC30を固定すること
ができるため、カートリッジケース7の構成を簡易なも
のとしてその製造を容易に行うことができる。さらに、
MIC30の上面30Aにはみ出さないように接着剤を
塗布することにより、MIC30の上面30Aの端縁に
まで半導体を配設することができる。
【0020】なお、本実施形態においては、MIC30
の上端縁30Bおよび下端縁30Cをケース2,3の側
壁2A,3Aに対して平行に設けているが、図5に示す
ように、カートリッジケース7の角部において側壁2
A,3Aに対して45度の角度をなすように設けてもよ
い。また、MIC30を設ける位置としては、カートリ
ッジケース7の角部7Aに限定されるものではなく、他
の角部に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による磁気テープカートリッ
ジの構成を示す分解斜視図
【図2】MICの構成を示す図
【図3】MICをカートリッジケースに固定した状態を
示す図
【図4】MICをカートリッジケースに固定した状態を
示す斜視図
【図5】本発明の変形例を示す図
【符号の説明】
1 磁気テープカートリッジ 2 上ケース 3 下ケース 4 リール 7 カートリッジケース 30 MIC 33,34 接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下ケースおよび該下ケースの上部に重ね
    合わせる上ケースにより、磁気テープを巻装した単一の
    リールを回転可能に収容するカートリッジケースを備え
    た磁気テープカートリッジにおいて、 非接触式メモリ素子を、該メモリ素子の上面が前記カー
    トリッジケースの底面に対して略45度の角度をなすよ
    うに、該メモリ素子の前記カートリッジケースとの接触
    面の一方を前記カートリッジケースに接着剤により固定
    してなることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
JP34892497A 1997-12-18 1997-12-18 磁気テープカートリッジ Pending JPH11185431A (ja)

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JP34892497A JPH11185431A (ja) 1997-12-18 1997-12-18 磁気テープカートリッジ

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JP34892497A JPH11185431A (ja) 1997-12-18 1997-12-18 磁気テープカートリッジ

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JPH11185431A true JPH11185431A (ja) 1999-07-09

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ID=18400306

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JP34892497A Pending JPH11185431A (ja) 1997-12-18 1997-12-18 磁気テープカートリッジ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021150001A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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