JPH11185355A - ハードディスクチェンジャー装置 - Google Patents

ハードディスクチェンジャー装置

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JPH11185355A
JPH11185355A JP34934897A JP34934897A JPH11185355A JP H11185355 A JPH11185355 A JP H11185355A JP 34934897 A JP34934897 A JP 34934897A JP 34934897 A JP34934897 A JP 34934897A JP H11185355 A JPH11185355 A JP H11185355A
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JP
Japan
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disk
hard disk
cartridge
magazine
changer device
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Application number
JP34934897A
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Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
Toshio Mamiya
敏夫 間宮
Takashi Yamada
孝 山田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置に用いる記憶装置のハードディ
スクチェンジャー装置の大容量化、コストの低減化等を
可能とする。 【解決手段】 外筐32内に、リムーバブルハードディ
スク装置1を昇降装置33に搭載して昇降移動可能に配
置し、このリムーバブルハードディスク装置1に対応し
てハードディスク21を収納した複数のディスクカート
リッジ22を積層状に収容したマガジン39を配置し、
昇降装置33に備えたディスクカートリッジ移動機構3
6により、任意のディスクカートリッジ22をリムーバ
ブルハードディスク装置1に送り込むように構成する。
また、ハードディスク21としてヘッドの位置決め用サ
ーボパターンを立体成形したプラスチックディスクを用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に用
いられる大容量の記憶装置に関し、さらに詳しくは、磁
気ディスク、光ディスクなどの回転円盤型記憶媒体の記
憶装置に用いるディスクチェンジャー装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の回転円盤型記憶媒体の記憶装置
としてのディスク記憶装置のうち、先に、本発明の発明
者らが開発提案したリムーバブルハードディスク装置に
ついて図6〜図9を参照して簡単な説明をする。このリ
ムーバブルハードディスク装置は、サスペンション部を
屈曲して搭載した特殊な形状の回動型アクチュエータで
ある屈曲型ヘッドアクチュエータを用いたことに特徴が
ある。
【0003】すなわち、図6はリムーバブルハードディ
スク装置1の構成を示した構成図である。このリムーバ
ブルハードディスク装置1には屈曲型ヘッドアクチュエ
ータ2、及び矢印a方向に回転可能なスピンドルモータ
3が搭載されている。このスピンドルモータ3にはチャ
ッキングマグネット4が取り付けられている。
【0004】屈曲型ヘッドアクチュエータ2は、図7に
示すように駆動マグネット5と上ヨーク6、下ヨーク7
からなる磁気回路と、コイル8、ピボット軸9、アーム
10、ヘッド(図示せず)の取り付けられた浮上ヘッド
スライダ11(以下スライダという)及びスライダ11
をディスクに押しつけるバネの役割をするサスペンショ
ン12からなる可動部から成立している。ここで、サス
ペンション12が、アーム10に対して略L字型に屈曲
配置されていることに特徴がある。
【0005】そして、コイル8に通電することにより、
屈曲型ヘッドアクチュエータ2の可動部はピボット軸9
を中心に矢印bの方向に往復回動、すなわち、矢印b1
及び矢印b2 方向に回動することができる。
【0006】図8は、サスペンション12の構成を示し
た構成図である。このサスペンション2のほぼ中央部の
腹の部分には、内側に突出するダイナミックロード用デ
ィンプル12aが取り付けられている。また、このサス
ペンション12のアーム10へのマウント部分12bに
はベース板13がディスクと反対側の位置にスポット溶
接により取り付けられている。さらに、サスペンション
12の外側縁部には図示した数ヵ所にヘッド信号線14
を内包した保護用チューブ15を取付け支持するための
カシメ部16が位置している。
【0007】そして、前述した図6において、屈曲型ヘ
ッドアクチュエータ2の可動部が矢印b1 の方向に回動
すると、サスペンション12のディンプル12aはスピ
ンドルモータ3にチャッキングされるディスク21の最
外周において、リムーバブルハードディスク装置1のシ
ャーシ1aに配置されたダイナミックロード/アンロー
ド用ランプ(以下単にランプと記す)17に設けられた
滑り台状の斜面17a上を昇降(斜面を昇ることをリフ
トという)してスライダ11をディスク上に置く(ロー
ド)ことができる。また、屈曲型ヘッドアクチュエータ
2を逆方向、すなわち矢印b2 方向に回動動作すればス
ライダ9をディスク21上から離す(アンロード)こと
ができる。
【0008】また、ランプ17は、シャフト18により
拘束され、矢印b方向(矢印b1 ,b2 方向)にのみ可
動である。このランプ17には、引っ張りコイルバネ1
9が取り付けられており、矢印b1 方向に引っ張られて
いる。また、アーム10には、ランプ17を動作させる
ためのカム20が取り付けられており、ディスク21を
収納した後述するディスクカートリッジをディスク装置
1のシャーシ1aから排出する際には、アーム10が矢
印b2 方向に回動することでカム20がランプ17のカ
ム受け17bを押し出す。このカム受け17bの押し出
しにより、ランプ17は矢印b2 方向に引っ張られ、デ
ィスクカートリッジから遠ざかる方向に直線的に移動さ
れて、ディスクカートリッジはランプ17との干渉を気
にすることなくリムーバブルハードディスク装置1から
排出することができる。
【0009】図9は、このリムーバブルハードディスク
装置1用のディスクカートリッジ22の構成を示した構
成図である。記録再生用ディスク21が収納されるディ
スクカートリッジ22は樹脂製の上ハーフ23と下ハー
フ24を溶着などで貼り合わせたものである。このディ
スクカートリッジ22にはヘッドアクチュエータ挿入用
開口(以下、ヘッド挿入用開口と略す)25およびハブ
用開口26が形成されており、このヘッド用開口25お
よびハブ用開口26から塵埃が進入することを防止する
ために、非使用時にはシャッター27が両開口26,2
7を塞ぐ構造となっている。そして、このディスクカー
トリッジ22の後部両側にはグリップ用凹部28が形成
されている。このように構成されるディスクカートリッ
ジ22の中には、収納される記録再生用ディスク21の
中心に強磁性体で作成されたチャッキング用のハブ29
が接着などの手段により固定されている。
【0010】このディスクカートリッジ22をリムーバ
ブルハードディスク装置1のシャーシ1a上に挿入する
と、シャッタ27が開放されて、ハブ29がハブ用開口
26を通してスピンドルモータ3のチャッキングマグネ
ット4に吸着される(チャッキング)。その後、スピン
ドルモータ3が回転し、一定の角速度となったところで
ヘッドアクチュエータ2のスライダ11がディスク21
上に緩やかに着地(ロード)する。このスライダ11の
着地はディスク21に対しスライダ11は接触せず、空
気力学的な効果により数十nm浮上する状態になる。こ
のようにディスク21上にスライダ11が着地した後、
ヘッドによりディスク21の記録再生が行なわれ、リム
ーバブルハードディスク装置1の使用を終了する際に
は、ヘッドアクチュエータ2のアーム10の回動とラン
プ17の移動により、スライダ11はディスク21から
離間されアンロード動作が行なわれる。
【0011】また、リムーバブルハードディスク装置1
に用いられる記録再生用ディスク21としてのハードデ
ィスクとしては、基板をガラス、アルミニウム等により
形成したものが主として用いられるが、ヘッドの位置決
め用サーボパターンを立体成形したプラスチックディス
クが提案されている。このプラスチックディスクは通
常、PERM(Pre Embosed Rigid
Magnetic)ディスクと呼ばれている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】情報処理装置用の大容
量記憶装置は、一般的には複数のハードディスク装置を
用いて構築されているが、単価が高価であるハードディ
スク装置を複数個の組み合わせにより構築することは非
常にコストがかかるという問題があった。
【0013】また、ハードディスクチェンジャー装置を
構築するとき、ハードディスクとして一般に用いられる
ような、ガラスやアルミニウムを基板とするいわゆるガ
ラスディスク、アルミディスクを用いると、ハードディ
スクの単価が高価であるためコストがかかるという問題
があった。
【0014】さらに、リムーバブルハードディスクの容
量は、例えばカセット式テープの容量には及ばないた
め、長時間に及ぶ動画に記録及び/又は再生等には不向
きという問題があった。
【0015】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、コストの低減を可能とし、また、長時間の記録及び
/又は再生を可能とするハードディスクチェンジャー装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によるハードディスクチェンジャー装置は、ハ
ードディスクを収納した複数のディスクカートリッジ
と、ハードディスクを記録及び/又は再生するリムーバ
ブルハードディスク装置とを内蔵した構成としたもので
ある。
【0017】また、本発明は、上記構成に加えて、ハー
ドディスクとして、ヘッドの位置決め用サーボパターン
を立体成形したプラスチックディスクを用いるようにし
たこと、複数のディスクカートリッジは、マガジンに積
層状に収容して内蔵したこと、このマガジンを複数個内
蔵したこと、この複数個のマガジンをディスクカートリ
ッジを積層する方向に積み重ねるように配置して内蔵し
たこと、複数のリムーバブルハードディスク装置を内蔵
したこと、複数のリムーバブルハードディスク装置を積
層状に移動可能に配置したこと、の各構成も包含するハ
ードディスクチェンジャー装置である。
【0018】このように構成することにより、大容量で
かつ安価なハードディスクチェンジャー装置を提供する
ことが可能となり、家庭用としての使用も可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5を参照して説明する。
【0020】この実施の形態は、回転円盤型記憶媒体と
してハードディスクを用いるディスク記憶装置としての
リムーバブルハードディスク装置に対して複数枚のハー
ドディスクを自動的に交換使用するようにしたものであ
る。
【0021】〔実施の形態例1〕図1は、実施の形態例
1のハードディスクチェンジャー装置を示し、このハー
ドディスクチェンジャー装置(以下、チェンジャー装置
という)31は、外筐32の内部の前半部32a側に、
前述したディスク記憶装置としてのリムーバブルハード
ディスク装置(以下ディスク装置という)1と、このデ
ィスク装置1を搭載し、電動モータ等の駆動機構により
動作される昇降装置33が内蔵され、後半部32b側に
記録再生用ディスクのディスクカートリッジ収納部(以
下カートリッジ収納部という)34を設けて構成されて
いる。
【0022】昇降装置33は、外筐32の前半部32a
の前部に左右2本ずつ立設された支持軸35に沿って昇
降移動され、この4本の支持軸35のうち少なくとも1
本は回動ねじ軸により構成されて、こ回動ねじ軸を電動
モータ等の駆動機構により正逆回動させることにより昇
降動作されるもので、この昇降装置33の昇降動作によ
り、ディスク装置1は昇降装置33と一体に矢印c方向
に移動、すなわち、昇降移動される。
【0023】また、昇降装置33には、ディスクカート
リッジ収納部34に後述するように収納されるディスク
カートリッジをディスク装置1に対して挿入、排出移動
させるディスクカートリッジ移動機構(以下カートリッ
ジ移動機構という)36が備えられている。このカート
リッジ移動機構36は、図2に示すように、昇降装置3
3からディスクカートリッジ収納部34側へ延在する左
右一対のアーム37と、この両アーム37の先端内側部
に互いに対向して装着され、電動モータ等によって動作
する駆動装置(図示せず)により正逆回転される送りロ
ーラー38とにより構成されており、両アーム37は矢
印d方向、すなわち、内外方向に移動可能で、また、送
りローラー38は、例えば摩擦抵抗の大きなゴム等の所
要の弾力性を保有する弾性材により形成されている。
【0024】チェンジャー装置31のカートリッジ収納
部34には、前述した記録再生用ディスク21が収納さ
れたディスクカートリッジ22を複数個、図3に示すよ
うに、マガジン39に積層状に収容して収納している。
マガジン39は、図3及び図4に示すように、複数のデ
ィスクカートリッジ挿入用の溝部40を上下に所定間隔
を置いて形成してあり、この溝部40にディスクカート
リッジ22を後端側から挿入し、前端部を、溝部40の
開口から突出させておく。
【0025】また、このマガジン39は、溝部40の後
部の内側面に図示しない弾性係合爪を配設することによ
り、溝部40に挿入されたディスクカートリッジ22の
後部両側に形成されているグリップ用凹部28に係合さ
せて、ディスクカートリッジ22の不要な脱落を防止す
るようになされている。このグリップ用凹部28と弾性
係合爪の係合強さは、使用者がディスクカートリッジ2
2を容易に着脱できる程度で、後述する送りローラー3
8による挿入、排出動作の妨げにもならないようにする
必要がある。
【0026】このように構成されるマガジン39は、必
要なディスクカートリッジ22を挿入収容した状態でチ
ェンジャー装置31のカートリッジ収納部34に、外筐
32の後面32cに形成したマガジン挿入口41から挿
入して収納する。このマガジン39を収納した状態で前
面側から突出するディスクカートリッジ22の前端部側
面が前述したカートリッジ移動機構36の送りローラー
38に対応される。
【0027】また、外筐32のマガジン挿入口41に
は、開閉扉42が備えられており、この開閉扉42を閉
じることにより外筐32内部は密閉状態になり、塵埃の
侵入が防止される。また、外筐32の後面32cには、
マガジン挿入口41の近傍に位置してマガジン排出用の
釦43が装着されており、この釦43を押圧することに
より、排出用動作機構が動作されて、マガジン39がマ
ガジン挿入口41から排出されるようになっている。
【0028】次に、以上のように構成されるチェンジャ
ー装置31の動作について説明する。
【0029】前述のように、必要なディスクカートリッ
ジ22を挿入収容したマガジン39を、チェンジャー装
置31の外筐32のマガジン挿入口41からカートリッ
ジ収納部34に挿入すると、チェンジャー装置31の内
部のコントローラー(図示せず)の指令により、ディス
ク装置1は昇降装置33により任意の高さまで移動され
る。このディスク装置1の移動時には、昇降装置33に
備えられたカートリッジ移動機構36の両アーム37は
外方へ移動されて、その先端部の送りローラー38はデ
ィスクカートリッジ22の前端部側面から離間した状態
にある。
【0030】そして、ディスク装置1が任意の高さまで
移動した状態で、カートリッジ移動機構36の両アーム
37は内方へ移動されてその先端部の両送りローラー3
8が対応する任意のディスクカートリッジ22の前端部
側面に圧接され、この両送りローラー38によりディス
クカートリッジ22を挟持する。
【0031】この状態で両送りローラー38は駆動装置
により正回転されてディスクカートリッジ22をディス
ク装置1方向に送り、このディスク装置1にその挿入口
から挿入する。このディスクカートリッジ22の挿入完
了後、両送りローラー38をディスクカートリッジ22
の側面から両アーム37の外方への移動により離間させ
る。
【0032】このようにしてディスク装置1に挿入され
たディスクカートリッジ22内の記録再生用ディスク2
1の記録及び/又は再生が行われる。
【0033】このディスク装置1に挿入されたディスク
カートリッジ22内のディスク21の記録及び/又は再
生が終了した後、このディスクカートリッジ22を他の
ディスクカートリッジ22と交換するには、再びカート
リッジ移動機構36の両アーム37を内方へ移動させて
両送りローラー38をディスク装置1の挿入口から突出
されたディスクカートリッジ22の後部両側面に圧接さ
せて、ディスクカートリッジ22を挟持する。この状態
で両送りローラー38を駆動装置により逆回転させるこ
とにより、ディスクカートリッジ22は後方へ送られ
て、マガジン39の溝部40に戻し挿入される。
【0034】このように、ディスクカートリッジ22を
マガジン39に戻した後、ディスク装置1を昇降装置3
3により昇降移動させて他の任意のディスクカートリッ
ジ22に対応させて、前述の場合と同様にこの他のディ
スクカートリッジ22をディスク装置1に挿入させて、
これに収納されるディスク21の記録及び/又は再生を
行う。
【0035】このようにしてマガジン39に収容されて
いるディスクカートリッジ22が自動的に交換されて各
ディスク21の記録及び/又は再生が行われる。
【0036】また、チェンジャー装置31にはバッファ
メモリ(図示せず)が組込まれている。このバッファメ
モリを用いることにより、例えば、マガジン39に収容
されているディスクカートリッジ22のディスクに記録
されている動画像データを先読みしてバッファメモリに
貯蔵し、この先読み分を別のデータカートリッジ22に
交換動作中に再生することで、動画像データが複数のデ
ィスクカートリッジに跨がる場合でも動画像をとぎれる
ことなく再生することが可能となる。
【0037】また、あるディスクカートリッジ22のデ
ィスク21の記録データをバッファメモリに記録するこ
とで、他のディスクカートリッジのディスク21に記録
データをコピー又は移動することも可能となる。
【0038】以上の動作はチェンジャー装置1内のコン
トローラーにより管理されることになる。
【0039】以上のようにしてチェンジャー装置31に
収納したマガジン39に収容されているディスクカート
リッジ22の記録、再生を行った後、このマガジン39
を排出するには、マガジン排出用の釦43を押すとコン
トローラーが作用し、排出用モータ装置によりマガジン
39は開閉扉42が開かれたマガジン挿入口41から排
出される。そこで、チェンジャー装置31には他のディ
スクカートリッジ22を収容したマガジン39を収納す
ることができる。
【0040】〔実施の形態例2〕図5は、実施の形態例
2のハードディスクチェンジャー装置を示し、複数のリ
ムーバブルハードディスク装置と複数のマガジンを用い
た構成となっており、このハードディスクチェンジャー
装置(以下チェンジャー装置という)51は、縦長の外
筐52の内部の前半部52a側に、前述した実施の形態
例1と同様に構成されるリムーバブルハードディスク装
置(以下、ディスク装置という)1と昇降装置33が複
数(図示例では3台)内蔵され、後半部52b側に記録
再生用ディスクのディスクカートリッジ収納部(以下、
カートリッジ収納部という)53を設けて構成されてい
る。
【0041】このチェンジャー装置51の外筐52の前
半部52aの前部には、下面側から上面側に達する左右
2本ずつの支持軸54が立設されている。この支持軸5
4に、それぞれ、ディスク装置1を搭載した複数の昇降
装置33が上下に所定間隔で昇降可能に支持され、この
4本の支持軸54のうち少なくとも1本は回動ねじ軸に
より構成されて、この回動ねじ軸を電動モータ等の駆動
機構により正逆回動させることにより複数の昇降装置3
3はディスク装置1と一体に所定間隔で昇降移動され
る。
【0042】また、この複数の昇降装置33にも前述し
た実施の形態例1と同様に、左右一対のアーム37と送
りローラー38から構成されるディスクカートリッジ移
動機構(以下、カートリッジ移動機構)36が備えられ
ている。
【0043】また、チェンジャー装置51のカートリッ
ジ収納部53には、上下方向に、前述した実施の形態例
1と同様に構成したマガジン39が複数、所定間隔で挿
入支持される複数段の挿入支持部55が形成されてお
り、この挿入支持部55の全段にわたって対応して外筐
52の後面52cにはマガジン挿入口56が形成されて
いる。このマガジン挿入口56には、開閉扉57が備え
られており、この開閉扉57を閉じることにより、外筐
32内部は密閉状態になり、塵埃、特に空気中の浮遊ダ
ストの侵入が防止される。この開閉扉57は、マガジン
39の挿入支持部55に対する挿入、取出し時に手動又
は電動等により開閉する。
【0044】次に、以上のように構成されるチェンジャ
ー装置51の動作について説明する。
【0045】チェンジャー装置51の外筐52の開閉扉
57を開けて、ディスクカートリッジ22を収容した複
数のマガジン39をカートリッジ収納部53の挿入支持
部55にマガジン挿入口56から挿入する。この場合、
マガジン39を挿入支持部55の全段に挿入する必要は
なく、所望するディスク21のディスクカートリッジ2
2が収容されたマガジン39を挿入すればよく、また、
不要と思われるマガジン39を手で引き抜き、その空き
段とした上で他のマガジン39を挿入する。このマガジ
ン39の挿入後、開閉扉57を閉じて外筐52内を密封
状態にする。
【0046】このように、カートリッジ収納部53の挿
入支持部55にマガジン39を挿入すると、前述の実施
の形態例1と同様に、チェンジャー装置41内のコント
ローラーの作用により、各昇降装置33が動作し、ディ
スク装置1を任意の高さまで移動し、前述と同様に送り
ローラー38の駆動により任意のカートリッジ22が任
意のディスク装置1に送り挿入される。
【0047】ここで、この実施の形態例では、複数のデ
ィスク装置1と昇降装置33を用い複数のマガジン39
をカートリッジ22の積層する方向に、積み重ねるよう
に配置することにより、昇降装置33の動作のみにより
任意のカートリッジ22を任意のディスク装置1に挿入
することが可能になる。
【0048】このようにしてディスク装置1に挿入され
たカートリッジ22のディスク21は前述と同様に記録
及び/又は再生が行われる。また、このディスク21の
記録及び/又は再生の終了後、カートリッジ22のディ
スク装置1からの取出し、マガジン39への戻し動作は
前述と同様に行われ、他のカートリッジ22の交換が行
われる。
【0049】また、チェンジャー装置51からのマガジ
ン39の排出時は、外筐52の開閉扉57を開けて、マ
ガジン挿入口56を開放し、任意のマガジン39を手で
掴み取ることで排出する。
【0050】このように構成される実施の形態例2のチ
ェンジャー装置51では、複数のディスク装置1を用い
ることにより、動画像データが複数のカートリッジ22
のディスク21に跨がる場合でも動画像がとぎれずに再
生することが可能となる。また、他のディスク21に記
録データをコピー又は移動することも容易となる。
【0051】以上、説明した実施の形態例1及び2に示
すチェンジャー装置31及び51に用いられる記録再生
用ディスク21としては、前述したPERM(Pre
Embosed Rigid Magnetic)ディ
スクと呼ばれているプラスチックディスクを用いること
が望ましく、このプラスチックディスクは低コストで作
成できるので、大容量で、かつ安価なハードディスクチ
ェンジャー装置を提供することが可能となる。また、こ
の実施の形態例1及び2では、ディスクカートリッジ2
2に対してリムーバブルハードディスク装置1が昇降装
置33により移動されるように構成されているが、リム
ーバブルハードディスク装置1は、固定され、このディ
スク装置1に対して、ディスクカートリッジ22、即
ち、ディスクカートリッジ22を収容したマガジン39
を移動させるように構成することができる。
【0052】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、各
構成部材は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
できるものである。
【0053】例えば、リムーバブルハードディスク装
置、ハードディスクチェンジャー装置の昇降装置、ディ
スクカートリッジ、マガジン等の構成を本発明の趣旨の
範囲内で任意に変更できるものである。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明は、リムーバブルハ
ードディスク装置に対して、ディスクカートリッジに収
納された複数のハードディスクを任意に交換使用できる
ように構成したので、通常のハードディスク装置のみを
用いてハードディスクの記録及び/又は再生を行うもの
に比して低コストのサーバーを構築することが可能にな
ると共に情報データの記録及び/又は再生を複数のハー
ドディスクに跨がって行う場合でもほとんどとぎれるこ
となく行うことができて、情報データ等の処理が迅速に
行える。
【0055】また、ハードディスクとして低コストで作
成されるプラスチックディスクを用いることにより、さ
らに低コストのサーバーを構築することが可能になる。
【0056】さらに、複数のハードディスクを収容した
マガジンを複数用いることにより長時間に及ぶ動画の記
録再生も可能になる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハードディスクチェンジャー装置
の一例の斜視図である。
【図2】図1に示すハードディスクチェンジャー装置の
要部の平面図である。
【図3】本発明によるハードディスクチェンジャー装置
に用いるマガジンのディスクカートリッジを収容した状
態の斜視図である。
【図4】図3に示すマガジンのディスクカートリッジを
取外した状態の斜視図である。
【図5】本発明によるハードディスクチェンジャー装置
の他例の斜視図である。
【図6】ディスク記憶装置の一例の概略平面図である。
【図7】図6に示すディスク記憶装置に用いるヘッドア
クチュエータの一部分解した斜視図である。
【図8】図6に示すヘッドアクチュエータのサスペンシ
ョンの斜視図である。
【図9】ハードディスクカートリッジの分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1‥‥リムーバブルハードディスク装置、21‥‥ハー
ドディスク、22‥‥ディスクカートリッジ、31,5
1‥‥ハードディスクチェンジャー装置、32,52‥
‥外筐、33‥‥昇降装置、36‥‥ディスクカートリ
ッジ移動機構、37‥‥アーム、38‥‥送りローラ、
39‥‥マガジン、41,56‥‥マガジン挿入口、4
2,56‥‥開閉扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスクを収納した複数のディス
    クカートリッジと、 上記ハードディスクを記録及び/又は再生するリムーバ
    ブルハードディスク装置とを内蔵したことを特徴とする
    ハードディスクチェンジャー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハードディスクチェン
    ジャー装置において、 上記ハードディスクは、ヘッドの位置決め用サーボパタ
    ーンを立体成形したプラスチックディスクにより構成さ
    れていることを特徴とするハードディスクチェンジャー
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のハードディスクチェン
    ジャー装置において、上記複数のディスクカートリッジ
    は、 マガジンに積層状に収容されて内蔵したことを特徴とす
    るハードディスクチェンジャー装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のハードディスクチェン
    ジャー装置において、 上記複数のディスクカートリッジを積層状に収容したマ
    ガジンを複数個、内蔵したことを特徴とするハードディ
    スクチェンジャー装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のハードディスクチェン
    ジャー装置において、 上記複数個のマガジンを上記ディスクカートリッジを積
    層する方向に積み重ねるように配置して内蔵したことを
    特徴とするハードディスクチェンジャー装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のハードディスクチェン
    ジャー装置において、 複数の上記リムーバブルハードディスク装置を内蔵した
    ことを特徴とするハードディスクチェンジャー装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のハードディスクチェン
    ジャー装置において、 複数の上記リムーバブルハードディスク装置を内蔵した
    ことを特徴とするハードディスクチェンジャー装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のハードディスクチェン
    ジャー装置において、 上記複数のリムーバブルハードディスク装置を上記ディ
    スクカートリッジを積層する方向に積層状に移動可能に
    配置したことを特徴とするハードディスクチェンジャー
    装置。
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GB2380311A (en) * 2001-08-07 2003-04-02 Hewlett Packard Co Disk cartridge data storage apparatus and method

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