JP2002100132A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2002100132A
JP2002100132A JP2000288347A JP2000288347A JP2002100132A JP 2002100132 A JP2002100132 A JP 2002100132A JP 2000288347 A JP2000288347 A JP 2000288347A JP 2000288347 A JP2000288347 A JP 2000288347A JP 2002100132 A JP2002100132 A JP 2002100132A
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Japan
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cartridge
head
disk
traverse
spindle motor
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Application number
JP2000288347A
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English (en)
Inventor
Yoshito Saji
義人 佐治
Teruyuki Takizawa
輝之 滝沢
Yukiyoshi Nishino
幸良 西野
Yoshihiro Igawa
喜博 井川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、2種類のメディアカートリッジ
を、高い信頼性で、しかも小型、低コストにて記録再生
を行うことのできるディスク装置を実現することを目的
とする。 【解決手段】 2つのヘッド・トラバース機構を1つの
スピンドルを中心に対称または直角に配置したトラバー
スベースを、挿入されたカートリッジに適したヘッドが
くるよう回転させ、また使用しない方のヘッドをカート
リッジと干渉しない位置までディスク外周側に移送しカ
バーで防塵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つの異なる種類の
ディスクを収納したカートリッジに対し、それぞれ記録
再生を行うことのできるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のDVDに代表されるように、大容
量光ディスクに対しては、次々と新しいディスク規格や
ディスク技術が提案、検討されつつあり、新しい規格に
準拠したディスクドライブを製品化する際は、現行規格
のディスク媒体でも記録再生ができるよう、下位互換性
を有することが必須となりつつある。本来これらの異な
るディスクに対しては1つの光ヘッドで記録再生ができ
ることが理想であるが、技術的、開発期間的にひとつの
ディスク装置に2つのヘッドを搭載せざるを得ない場合
もあり、このような場合は通常、2つのヘッドを合体し
た複合型のヘッド構成とすることが多い。しかしさらに
また、互換対象となる異なるディスクが共にカートリッ
ジに収納されているとなると、複合型のヘッド構成では
ヘッドが大型化しすぎるため、カートリッジ窓のサイズ
に入らないことが多い。こうなると、スピンドル、ヘッ
ド、トラバースを単位とするドライブを、一つのディス
ク装置に2つ設けるしかなかった。しかしこのような構
成ではディスク装置が大型化、高コスト化するうえ、カ
ートリッジの挿入口が2つとなりユーザにとって面倒で
あるという問題点を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決し、異なる種類(規格)のディスクを収納する2種類
のカートリッジを、同一の挿入口から挿入して記録再生
することのできる、小型、低コストで操作性の良いディ
スク装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディスク装置は、第1のカートリッジに収
納された第1のディスクに記録再生を行う第1のヘッド
と、第2のカートリッジに収納された第2のディスクに
記録再生を行う第2のヘッドと、前記第1のヘッドをデ
ィスク半径方向に移送する第1のトラバース機構と、前
記第2のヘッドをディスク半径方向に移送する第2のト
ラバース機構と、第1のディスク、第2のディスクどち
らかを保持して回転駆動するスピンドルモータと、前記
スピンドルモータと前記第1のヘッドおよび前記第1の
トラバース機構と前記第2のヘッドおよび前記第2のト
ラバース機構とを取り付けたトラバースベースと、第1
のカートリッジか第2のカートリッジかを識別するカー
トリッジ識別手段とを具備し、前記第1のヘッドの移送
方向と前記第2のヘッドの移送方向とを前記スピンドル
モータを中心に対称(180度)な方向、または直角
(90度)な方向になるよう前記第1のトラバース機構
および前記第2のトラバース機構を配置し、カートリッ
ジの種類に応じて前記トラバースベースを前記スピンド
ルモータ中心に回転し、ディスクに応じたヘッドをカー
トリッジの開口窓に対向させ、記録再生を行わない方の
ヘッドをカートリッジと干渉しない位置までディスク外
周側に移送させ、また回転するトラバース側と静止した
本体筐体側との間を扇形フレキで配線接続することを特
徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は第1の規格に準
じた記録媒体の全体構成を、図2は第1の規格とは別の
第2の規格に準じた記録媒体の全体構成を示す平面図で
ある。
【0006】図1および図2において、100は第1の
ディスク、110は第1のディスク100を収納する第
1のカートリッジ、110aは第1のカートリッジ11
0に設けた開口窓、110bは開口窓110aを覆うシ
ャッタ、200は第2のディスク、210は第2のディ
スク200を収納する第2のカートリッジ、210aは
第2のカートリッジ210に設けた開口窓、210bは
開口窓210aを覆うシャッタであり、210cは第1
のカートリッジとの識別用切り欠きである。
【0007】(実施の形態1)図3は本発明のディスク
装置の全体構成を示す平面図、図4は図3の側面図であ
る。図3および図4において、4は第1のディスク10
0または第2のディスク200を保持して回転駆動する
スピンドルモータ、8はスピンドルモータ4との間でデ
ィスク100または200を保持するクランパ、10は
第1のカートリッジ開口窓110aから第1のディスク
100に対し記録再生を行う第1のヘッド、11、12
は第1のヘッド10のディスク半径方向への移送をガイ
ドするガイド体であり図示しないヘッド駆動手段ととも
に第1のトラバース機構1を構成している。
【0008】20は第2のカートリッジ開口窓210a
から第2のディスク200に対し記録再生を行う第2の
ヘッド、21、22は第2のヘッド20のディスク半径
方向への移送をガイドするガイド体であり図示しないヘ
ッド駆動手段とともに第2のトラバース機構2を構成し
ている。ここで第1のトラバース機構1と第2のトラバ
ース機構2とはスピンドルモータ4に対して対称な位置
(180度反転した位置)に配置されている。
【0009】3はこれらスピンドルモータ4、第1およ
び第2のヘッド10、20、第1および第2のトラバー
ス機構1、2を取り付け、図示しない手段により、スピ
ンドルモータ4の中心軸と概ね同じ軸0を中心に回転す
るトラバースベース、6はカートリッジの挿入を検出す
るカートリッジ検出手段、5は挿入されたカートリッジ
が第1のカートリッジか第2のカートリッジかを識別す
るカートリッジ識別手段である。また10a、20aは
それぞれ第1のヘッド10および第2のヘッド20のア
クチュエータであり、光学基台10b、20bに対し図
のように突出した形状を呈している。
【0010】7はトラバースベース3に固定され共に回
転するサブ基板であり、フレキ13およびコネクタ17
で第1のヘッド10と、フレキ23およびコネクタ27
で第2のヘッド20と接続しており、図示していないが
スピンドルモータ4やトラバース機構1および2の駆動
手段とも接続している。
【0011】50はディスク装置の本体筐体であり、5
0aは本体筐体50の図示しない(図8,図9には図
示)立ち壁に設けられたカートリッジ挿入口の位置を示
している。30は本体筐体50上の回転軸0と同軸位置
に設けられトラバースベース3を回転可能に支持する回
転支軸、40は本体筐体50に固定されたメイン基板、
9は概ね扇形の展開形状を有する扇形フレキでありU字
型に折り曲げた状態で両端をそれぞれ、回転するサブ基
板7(コネクタ79)と静止したメイン基板40(コネ
クタ49)とに接続している。
【0012】また図5は図3のディスク装置に第1のカ
ートリッジ110が挿入された状態を示す平面図、図6
は図5の側面図である。また図7は図5のディスク装置
においてトラバース3が回転し、使用しない第2のヘッ
ド20をディスク外周側まで移送した状態を示す平面
図、図8は図7の正面図である。
【0013】図7および図8において、51は使用しな
い方のヘッド(この場合第2のヘッド20)の上面を覆
うカバーで上下方向に移動自在に設けられ、バネ52に
より本体筐体のストッパ50bに押しつけられて停止し
ている。この状態でカバー51は本体筐体のカートリッ
ジ挿入口50aからのカートリッジ挿入経路からは下方
に逃げた位置にある。
【0014】また図9は図8のディスク装置において、
第1のカートリッジ110に収納された第1のディスク
100がスピンドルモータ4上に載置されるまでトラバ
ース3を上昇させた状態を示す正面図である。
【0015】上記のような構成のディスク装置の動作
を、図5〜図9を用いて説明する。まず、図5に示すよ
うにディスク装置の本体筐体50内に矢印110A方向
に挿入された第1のカートリッジ110は、図示しない
手段により挿入の過程でシャッター110bがオープン
され開口窓110aが開口した状態になる。そして定位
置まで挿入された第1のカートリッジ110はカートリ
ッジ検出手段6およびカートリッジ識別手段5によって
検出され、第1のカートリッジであることが認識され
る。また図6に示すように挿入から定位置に至るまで、
第1のカートリッジ110はスピンドルモータ4、ヘッ
ド10、20およびクランパ8と干渉しない高さで搬送
される。
【0016】次に第1のカートリッジであることが識別
されると、図7および図8に示すように、第1のディス
クに記録再生を行うことのできる第1のヘッド10が第
1のカートリッジ110の開口窓110aの下に来るま
で、図示しない手段によりトラバースベース3を矢印3
A方向に回転させる。このとき同時に使用しない第2の
ヘッド20をトラバース機構2によりディスク外周側へ
矢印20A方向へと移動させ、第2のヘッド20から突
出しているアクチュエータ20aが、少なくとも上から
見て第1のカートリッジ110と干渉しない位置まで搬
送する。これらの動作の結果、使用しない第2のヘッド
20のアクチュエータ20aはカバー51の真下に位置
する。
【0017】次に図9に示すように、第1のカートリッ
ジ110の内部で第1のディスク100がスピンドルモ
ータ4上に支持されるまで、図示しない駆動手段により
トラバースベース3を矢印3B方向に上昇させる。この
とき第1のヘッド10から突出したアクチュエータ10
aは、カートリッジの開口窓110aの中に入り込み第
1のディスク100と対向している。
【0018】また使用しない第2のヘッド20の矢印3
Bへの上昇で、カバー51は第2のヘッド20のアクチ
ュエータ20aのすぐ上まで接近するが、衝突する前に
トラバースベース3がカバー51をともに押し上げるた
め、トラバースベース3が定位置まで上昇し終わったと
き、カバー51はアクチュエータ20aのすぐ上に覆い
被さった状態となる。アクチュエータ20aはまた最外
周に移送されているため、トラバースベース3が定位置
まで上昇し終わったとき、第1のカートリッジ110に
対して干渉しない位置に存在している。
【0019】またクランパ8も図示しない手段により矢
印8A方向に開口窓110aを通って降下し、定位置に
上昇したスピンドルモータ4と共に第1のディスク10
0を挟み込んで保持する。このような状態でスピンドル
モータ4を回転させ、使用しない第2のヘッド20は停
止させておき、第1のヘッド10を第1のトラバース機
構1で第1のディスク100の内、外周に移送しながら
記録再生動作を行う。
【0020】また、図10は本発明のディスク装置に第
2のカートリッジ210が挿入された状態を示す平面図
である。定位置まで挿入された第2のカートリッジは、
カートリッジ検出手段6によってカートリッジの定位置
にあることは検出されるが、識別用切り欠き210cが
あるためカートリッジ識別手段5が検出できず、これに
より第2のカートリッジであることが認識される。その
後、第2のディスクに記録再生を行うことのできる第2
のヘッド20が第2のカートリッジ210の開口窓21
0aの下に来るまで、トラバースベース3を第1のカー
トリッジの時の矢印3A方向とは逆の方向に回転させ、
同時に使用しない第1のヘッド10をトラバース機構1
によりディスク外周側へカバー51の真下へと移動させ
る。
【0021】次にトラバースベース3を上昇させると、
第2のヘッド20から突出したアクチュエータ20a
は、カートリッジの開口窓210aの中に入り込み第2
のディスク200と対向し、使用しないアクチュエータ
10aは、第2のカートリッジ210に対して干渉しな
い位置でカバー51のすぐ下に覆われた状態となる。ま
たクランパ8も図示しない手段により矢印8A方向に開
口窓210aを通って降下し、定位置に上昇したスピン
ドルモータ4と共に第2のディスク200を挟み込んで
保持する。このような状態でスピンドルモータ4を回転
させ、使用しない第1のヘッド10は停止させておき、
第2のヘッド20を第2のトラバース機構2で第2のデ
ィスク200の内、外周に移送しながら記録再生動作を
行う。
【0022】図11は本発明のディスク装置の扇形フレ
キ9の動作を示す部分斜視図である。トラバースベース
3は図5に示したカートリッジ待ちの中間状態から図7
に示した第1のディスクを記録再生する状態までと、カ
ートリッジ待ちの中間状態から第2のディスクを記録再
生する状態までの、あわせて約180度回転する。これ
に伴い回転するサブ基板(図示せず)上のコネクタ79
も図中79(1)から79(2)まで移動するが、一端
が回転するサブ基板7上のコネクタ79へ、もう一端が
静止しているメイン基板40上のコネクタ49に接続す
る扇形フレキ9は、扇形の展開形状を有し、U字型に折
り曲げられて用いているため、捻られることなくこれら
の回転にスムーズに追従できる。
【0023】以上のように、本実施の形態のディスク装
置においては、第1のカートリッジ110も第2のカー
トリッジ210も同一の挿入口50aから挿入すれば、
ディスク装置の方でカートリッジの種類を識別し、トラ
バースベース3を回転して適したヘッドをカートリッジ
の開口窓に対向させ記録再生動作を行わせるので、ユー
ザにとってカートリッジの種類を意識せずに挿入するこ
とができ操作性がよい。
【0024】また、トラバースベース3にはトラバース
機構が2つ(1と2)含まれているが1つのスピンドル
モータ4を共用しているので低コスト化が可能である。
【0025】また、第1のカートリッジ110も第2の
カートリッジ210も四角形に近い形状に構成され、し
かも開口窓以外の3つの辺は小型化のためできるだけ小
さく構成されるので、使用しないヘッドのカートリッジ
との干渉を回避するためのディスク外周側への移送距離
は、ディスク内外周に記録再生を行うのに必要な移動距
離に僅かな移送ストロークを増すだけで済み、何ら特有
の部品や動作を必要としていない(低コスト)。しか
も、使用しないヘッドはカバー51によりアクチュエー
タ上面(対物レンズ側)を覆われるので、埃による信号
劣化などを防ぐことができる。
【0026】また、上記のような構成により、使用しな
いヘッドは平面的にカートリッジとの干渉を避けること
ができるため、第1および第2のトラバース機構1、2
をスピンドルモータ4に対して独立して上下させる必要
がなく、よってスピンドルモータ4とトラバース機構
1、2との相関位置精度や剛性を損なわずに2種類のデ
ィスクに対して安定な記録再生を行うことできる。
【0027】さらに、回転部と固定部との電気的接続
を、扇形の展開形状を有しU字型に折り曲げられた扇形
フレキ9で行っているため、捻られることなく回転にス
ムーズに追従でき、また扇形を小半径で回転支軸30に
近く構成すれば、僅かなスペースで、しかも配線長さを
短く、低ノイズにすることができ、小型化、安定な記録
再生動作に貢献できる。
【0028】(実施の形態2)図12は本発明のディス
ク装置の全体構成を示す平面図である。実施の形態1と
の違いは、トラバースベース3’上で第1のヘッド10
の移送方向と第2のヘッド20の移送方向とがスピンド
ルモータ4を中心に概ね直角なるようトラバース機構1
およびトラバース機構2を配置した点であり、実施の形
態1と同じ構成部品には同一番号を付して説明を省略す
る。図12の状態は、第1のカートリッジ110が挿入
され識別されて、これに適合した第1のヘッド10がカ
ートリッジの開口窓110aに対向するよう、トラバー
スベース3’が約90度矢印3C方向に回転した状態を
示している。
【0029】以上のように本実施の形態のディスク装置
においては、トラバースベース3’の回転角度がトータ
ルで90度であり、装置を小型化できると共に扇形フレ
キを短くすることができる。
【0030】なお、実施の形態1において、トラバース
ベース3の回転を、カートリッジ挿入待ちの状態から、
第1のカートリッジの場合は右回りに90度、第2のカ
ートリッジの場合は左回りに90度としたが、ディスク
装置の用途により2種類のうちどちらかのカートリッジ
の使用頻度が極端に高い場合は、使用頻度の高いヘッ
ド、トラバース機構の方を最初からカートリッジ開口窓
の下に配しておいてトラバースベース3の回転を不要と
しておき、たまに別のカートリッジが挿入されたときだ
けトラバースベース3を180度回転するとしても、同
様の効果を得ることができる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の応用が可能である。例えば、本実施の形態ではディス
ク、カートリッジの種類を第1および第2の2種類とし
たが、例えば、第3のディスクが収納された第1のカー
トリッジが挿入されたとしても、第1のヘッドが第1の
ディスクだけでなく第3のディスクに対しても記録再生
の互換性があるなら同様の効果が得られることは言うま
でもない。
【0032】また、実施の形態1と2の構成を組み合わ
せた形態、すなわち第1から第4のヘッドを、スピンド
ルモータ中心に放射状に各90度ずつトラバース機構を
設けても、より多くの種類のディスクに対応できるディ
スク装置とすることができる。
【0033】また、実施の形態のようにトラバースを回
転させるのではなくカートリッジの方を回転させる構成
としても、請求項5および6に記載の使用しないヘッド
の待避構成は、小型化低コスト化の効果を何ら損なわな
いものである。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のディスク装
置によれば、2つのヘッド・トラバース機構を1つのス
ピンドルを中心に対称または直角に配置したトラバース
ベースを、挿入されたカートリッジに適したヘッドがく
るよう回転させ、また使用しない方のヘッドはカートリ
ッジと干渉しない位置までディスク外周側に移送されカ
バーで防塵される。従って安全性、信頼性が高く、しか
も小型、低コストにて2種類のメディアに記録再生を行
うディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のディスクを収納する第1のカートリッジ
を示す平面図
【図2】第2のディスクを収納する第2のカートリッジ
を示す平面図
【図3】本発明の実施の形態1のディスク装置の全体構
成を示す平面図
【図4】図3における側面図
【図5】図3において第1のカートリッジが挿入された
状態を示す平面図
【図6】図5における側面図
【図7】図5においてトラバースベースが回転し使用し
ないヘッドをディスク外周側へ移送した状態を示す平面
【図8】図7における正面図
【図9】図8においてトラバースベースが記録再生可能
な状態まで上昇した状態を示す正面図
【図10】図3において第2のカートリッジが挿入され
た状態を示す平面図
【図11】図3における扇形フレキの動作を示す部分斜
視図
【図12】本発明の実施の形態2のディスク装置の全体
構成を示す平面図
【符号の説明】
1 第1のトラバース機構 2 第2のトラバース機構 3,3’ トラバースベース 4 スピンドルモータ 5 カートリッジ識別手段 7 サブ基板 9 扇形フレキ 10 第1のヘッド 20 第2のヘッド 50 本体筐体 51 カバー 100 第1のディスク 110 第1のカートリッジ 110a 第1のカートリッジの開口窓 200 第2のディスク 210 第2のカートリッジ 210a 第2のカートリッジの開口窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 幸良 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井川 喜博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D046 AA11 AA16 GA15 HA05 5D068 AA02 BB01 CC01 GG05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2種類のカートリッジ収納型デ
    ィスクのそれぞれに対し記録再生を行うことのできる少
    なくとも2種類のヘッドを有するディスク装置であっ
    て、前記ヘッド群はその移送方向をスピンドルモータを
    中心とした放射状に設け、ローディングされたカートリ
    ッジの種類に応じて前記ヘッド群および前記スピンドル
    モータを搭載したトラバースベースを前記スピンドルモ
    ータ中心に回転し、ディスクに応じたヘッドをカートリ
    ッジの開口窓に対向させることを特徴とするディスク装
    置。
  2. 【請求項2】第1のカートリッジに収納された第1のデ
    ィスクに対しカートリッジに設けた開口窓から記録再生
    を行う第1のヘッドと、第2のカートリッジに収納され
    た第1のディスクと種類の異なる第2のディスクに対し
    カートリッジに設けた開口窓から記録再生を行う第2の
    ヘッドと、前記第1のヘッドをディスク半径方向に移送
    する第1のトラバース機構と、前記第2のヘッドをディ
    スク半径方向に移送する第2のトラバース機構と、第1
    のディスク、第2のディスクどちらかを保持して回転駆
    動するスピンドルモータと、前記スピンドルモータと前
    記第1のヘッドおよび前記第1のトラバース機構と前記
    第2のヘッドおよび前記第2のトラバース機構とを取り
    付けたトラバースベースと、第1のカートリッジか第2
    のカートリッジかを識別するカートリッジ識別手段とを
    具備し、前記第1のトラバース機構と前記第2のトラバ
    ース機構とを前記スピンドルモータに対して対称位置に
    配置し、カートリッジの種類に応じて前記トラバースベ
    ースを前記スピンドルモータ中心に回転し、ディスクに
    応じたヘッドをカートリッジの開口窓に対向させること
    を特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】第1のカートリッジに収納された第1のデ
    ィスクに対しカートリッジに設けた開口窓から記録再生
    を行う第1のヘッドと、第2のカートリッジに収納され
    た第1のディスクと種類の異なる第2のディスクに対し
    カートリッジに設けた開口窓から記録再生を行う第2の
    ヘッドと、前記第1のヘッドをディスク半径方向に移送
    する第1のトラバース機構と、前記第2のヘッドをディ
    スク半径方向に移送する第2のトラバース機構と、第1
    のディスク、第2のディスクどちらかを保持して回転駆
    動するスピンドルモータと、前記スピンドルモータと前
    記第1のヘッドおよび前記第1のトラバース機構と前記
    第2のヘッドおよび前記第2のトラバース機構とを取り
    付けたトラバースベースと、第1のカートリッジか第2
    のカートリッジかを識別するカートリッジ識別手段とを
    具備し、前記第1のヘッドの移送方向と前記第2のヘッ
    ドの移送方向とが前記スピンドルモータを中心に概ね直
    角になるよう前記第1のトラバース機構および前記第2
    のトラバース機構を配置し、カートリッジの種類に応じ
    て前記トラバースベースを前記スピンドルモータ中心に
    回転し、ディスクに応じたヘッドをカートリッジの開口
    窓に対向させることを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】スピンドルモータ、ヘッドおよびトラバー
    ス機構からの配線をトラバースベースに固定したサブ基
    板に集約し、前記トラバースベースとともに回転する前
    記サブ基板と、本体筐体側に固定されたメイン基板との
    間の配線接続を、概ね扇形の展開形状を有する扇形フレ
    キシブルプリント基板をU字型に折り曲げて両端を接続
    することによりサブ基板の回転動作に追従する配線構成
    としたことを特徴とする請求項1、2または3記載のデ
    ィスク装置。
  5. 【請求項5】第1のカートリッジに収納された第1のデ
    ィスクに対し記録再生を行う第1のヘッドと、第2のカ
    ートリッジに収納された第1のディスクと種類の異なる
    第2のディスクに対し記録再生を行う第2のヘッドと、
    前記第1のヘッドをディスク半径方向に移送する第1の
    トラバース機構と、前記第2のヘッドをディスク半径方
    向に移送する第2のトラバース機構と、前記第1のヘッ
    ドおよび前記第1のトラバース機構と前記第2のヘッド
    および前記第2のトラバース機構とを取り付けたトラバ
    ースベースとを具備し、記録再生時、記録再生を行わな
    い方のヘッドをカートリッジと干渉しない位置までディ
    スク外周側に移送させることを特徴とするディスク装
    置。
  6. 【請求項6】記録再生時、記録再生を行わない方のヘッ
    ドの上面を覆うカバーを備えたことを特徴とする請求項
    5記載のディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525777A (ja) * 2003-04-25 2007-09-06 ブイメディア・リサーチ・インコーポレイテッド メモリカードスロットと適合する光ディスクドライブ

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