JP2747736B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2747736B2
JP2747736B2 JP2058181A JP5818190A JP2747736B2 JP 2747736 B2 JP2747736 B2 JP 2747736B2 JP 2058181 A JP2058181 A JP 2058181A JP 5818190 A JP5818190 A JP 5818190A JP 2747736 B2 JP2747736 B2 JP 2747736B2
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optical
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勝之 杉田
松根 鶴丸
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンパクトディスク等の光ディスク再生装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来この種の光ディスク再生装置で、ディスクのチェ
ンジ機能を有するものでは、ディスクの半径方向にのみ
移動する光ピックアップの保持部と、ディスクを収納す
る格納装置とを備えていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の構成では、車載機器として使用
する時、装置が、大きくなり、設置場所を限定されると
いう問題があった。本発明は、上記の問題を解決するも
ので、ディスクのチェンジ機能を持ちながら、DIN規格
の内で構成できる装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため、光ピックアップを直線運
動させる機能を有する回動レバーと、この回動レバーを
待機位置から作動位置に回動する機構とを設けるととも
に、ディスクの中心孔を案内する軸に、回動可能な支持
爪を設け、複数枚のディスクを収納可能にしたものを、
上下に対向して設けるものである。
(作用) 上記の構成により、直線運動をする光ピックアップを
設けた回動レバーは、ディスクの移動(チェンジ時)を
妨げない待機位置に回避でき、この間に、出入可能な支
持爪により、収納した複数枚のディスクを順次、上下方
向に供給できるので、特別な格納装置の設置を必要とし
ないコンパクトなCDチェンジャ付き光ディスク再生装置
が可能となる。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図ないし第3図により説明す
る。
第1図および第2図は、本発明による光ディスク再生
装置の平面図および側面図、第3図(a)および(b)
は、下部ストッカの平面図および側面断面図である。
第1図において、光ピックアップ1は、第1図に破線
および一点鎖線で示すように、回動レバー2上にこの回
動レバー2の長手方向に直線移動させる直線移動機構
(図示せず)とともに設置される。回動レバー2の一端
は、光ディスク4の周縁の外側において駆動装置3に保
持されている。駆動装置3により回動レバー2が駆動さ
れると、回動レバー2は光ディスク4の面に平行に移動
する。回動レバー2は第1図においてイで示した作動位
置と、一点鎖線で示したロの待機位置との間を回動す
る。作動位置イは回動レバー2が光ディスク4の面に対
向し、光ディスク4の情報を再生する位置であり、この
再生位置において光ピックアップ1は光ディスク4の半
径方向に移動して光ディスク4の情報を再生する。また
待機位置ロは、回動レバー2が光ディスク4の面に対向
せず、光ディスク4の交換時に待避する位置である。
第2図に移って、光ディスク4は、上部ストッカ5又
は下部ストッカ6のいずれかに装着される。下部ストッ
カ6と同軸に光ディスク4を回転させるスピンドルモー
タ7が設置されている。
次に、下部ストッカ6について、第3図により説明す
る。
下部ストッカ6は、第3図(b)に示すように、光デ
ィスク4を装着する。光ディスク4の中心孔より僅か細
い収納軸8と、第3図(a)に示すように、上記の収納
軸8の上端に対称に配置され、それぞれ水平方向に回動
自在に軸支され、さらに、ばね装置(図示せず)によっ
て中心に向って付勢された2個の支持爪9と、下部スト
ッカ6の内部に設けられた駆動装置(図示せず)の駆動
軸10の上端に固定された舟形カム11とから構成されてい
る。
上部ストッカ5は、上記の下部ストッカ6と同じ構造
寸法を有し、スピンドルモータ7を装備しないだけなの
で、その説明を省略する。なお、下部ストッカ6と区別
するため、符号にサフィックスを付し収納軸8a,支持爪9
aとする。
このように構成された上下部ストッカ5および6の動
作を説明する。
ディスク4を下部ストッカ6の収納軸8に装着する時
は、下部ストッカ6の駆動装置(図示せず)を運転し、
舟形カム11を反時計方向に、図中に破線で示すハの退避
位置まで回動すると、2個の支持爪9はばね装置(図示
せず)によって、図中に破線で示すニの退避位置に収容
され、その外縁の対辺距離が収納軸8の外径寸法より小
さくなる。複数枚の光ディスク4aは、支持爪9の外側を
通って、収納軸8に装着される。
光ディスク4aを再生する時は、搬送装置(図示せず)
を運転し、光ディスク4の位置に持ちあげ、舟形カム11
を駆動し、外側に張り出した支持爪9の上にのせる。
第2図に移り、上部ストッカ5は、下部ストッカ6の
上部に同軸に配置されているので、光ディスク4bは、搬
送装置(図示せず)によって、上部ストッカ5の収納軸
8aに移動させ、待機位置に装着することができる。な
お、光ディスク4は、再生位置で、下部ストッカ6の支
持爪9と上部ストッカ5の支持爪9aとで両側から支持さ
れるので、光ディスク4は安定した回転が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の請求項1に記載の発明
では、駆動装置により回動レバーを再生位置または待機
位置に移動させ、回動レバーが再生位置にある際にこの
回動レバーに設置された光ピックアップを直線駆動機構
で回動レバーの長手方向に直線移動させながら光ディス
クの情報を読み取る構成であるため、回動レバーの駆動
装置の構成および光ピックアップの直線駆動機構の構成
が簡単になる利点を有する。
また本発明の請求項2に記載の発明によれば、回動レ
バー、光ピックアップを上下動させることなく、また光
ディスクを装置外に取り出すことなく、再生する光ディ
スクを交換できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明による光ディスク再生装置
の平面図および側面図、第3図(a)および(b)は下
部ストッカの平面図および側面断面図である。 1……光ピックアップ、2……回動レバー、3……駆動
装置、4,4a,4b……光ディスク、5……上部ストッカ、
6……下部ストッカ、7……スピンドルモータ、8,8a…
…収納軸、9,9a……支持爪、10……駆動軸、11……舟形
カム。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクの中心孔を収納軸に嵌挿させて
    複数の光ディスクを保持するディスク保持手段と、 前記収納軸を回転駆動するモータと、 一端が前記光ディスクの周縁の外側において回動可能に
    支持された回動レバーを、前記光ディスクの周縁の外側
    の待機位置と前記光ディスクに対向する作動位置との間
    で、前記光ディスクの面に対して平行に移動させるレバ
    ー回動手段と、 前記回動レバー上で、回動レバーの長手方向に光ピック
    アップを直線移動させるピックアップ移動手段とを具備
    し、 情報読取時は、前記回動レバーを待機位置から作動位置
    へ回動させ、前記光ピックアップを前記光ディスクの半
    径方向に移動させて情報を読み取ることを特徴とする光
    ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】ディスク保持手段は、先端部にそれぞれ収
    納・突出自在の支持爪を有する一対の収納軸を同軸状に
    突き合わせて構成されており、複数の光ディスクのうち
    情報を読み取る光ディスクを前記突き合わせた一対の収
    納軸の支持爪間に保持することを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク再生装置。
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